JP2008102402A - ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハーフトーン型位相シフトマスクの残留欠陥をAFM型修正機を用いて除去する際、残留欠陥の修正カスを残さないハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】透明基板11上に半透明位相シフト層21及びクロム層31を形成する工程と、クロム層21をパターニング処理してクロムパターン31aを形成する工程と、クロムパターン31aをマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングし、マスクパターン30aを形成する工程と、外観検査機にてパターン検査を行い、残留欠陥を検出する工程と、AFM(Atomic Force Microscope)型修正機を用いて残留欠陥を修正する工程と、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去する工程と、クロムパターン31aを除去する工程とからなるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、AFM(Atomic Force Microscope)型修正機を用いたハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法に関する。
従来のフォトマスクでは微細なパターンの投影露光に際し近接したパターンはマスクの光透過部を通過した光が回折し、干渉することによってパターン境界部での光強度を強め合いフォトレジストが感光するため、ウェハー上に転写された微細パターンが分離解像しないという問題が起きていた。この現象は露光波長に近い微細なパターンほどその傾向が強く、原理的には従来のフォトマスクと露光光学系では光の波長以下の微細なパターンを分離解像することは不可能であった。
そこで、隣接するパターンを透過する投影光の位相差を互いに180度にすることによって微細なパターンの解像力を向上させるという、位相シフト技術を用いた位相シフトマスクが開発されている。
半導体集積回路装置の製造技術におけるフォトマスク分野においては、ウェハー転写時の解像力を高めるために位相シフトマスク技術が重要視されている。
その位相シフトマスクには、比較的プロセスが容易なハーフトーン型位相シフトマスクとガラス基板を掘り込んで位相差形成を行うレベンソン型位相シフトマスク等があるが、レベンソン型位相シフトマスクに比較して製作難易度が高くないハーフトーン型位相シフトマスクが依然として多く使用されている。
図4(f)に、ハーフトーン型位相シフトマスクの一例を示す。
ハーフトーン型位相シフトマスク300は、透明基板111上に半透明位相シフトパターン121aが形成された単層ハーフトーン型位相シフトマスクである。
以下、ハーフトーン型位相シフトマスク300の製造方法について説明する。
図4(a)〜(f)は、位相シフトマスク300の製造方法を工程順に示す模式構成部分断面図である。
まず、石英ガラス基板等からなる透明基板111上にタンタル、タンタル酸化物等からなる半透明位相シフト層121と、Cr膜等からなる遮光層131とが形成された位相シフトマスク用ブランクス110を作製する(図4(a)参照)。
次に、位相シフトマスク用ブランクス110上にレジスト層141を形成し(図4(b)参照)、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン141aを形成する(図4(c)参照)。
次に、レジストパターン141aをマスクにして遮光層131をエッチングし、レジストパターン141aを剥離処理して、遮光パターン131aを形成する(図4(d)参照)。
次に、遮光パターン131aをエッチングマスクにして半透明位相シフト層121をエッチングし(図4(e)参照)、遮光パターン131aを剥離処理して、半透明位相シフトパターン121aを形成し、欠陥検査を行って、もし欠陥があれば修正して単層ハーフトーン型位相シフトマスク300を得る(図4(f)参照)。
ハーフトーン型位相シフトマスクに発生した残留欠陥の修正は、一般的に、レーザの集
光照射により蒸発除去したり、集束イオンビームスパッタリングによる修正が行われている。
レーザの集光照射による蒸発除去の修正法では、レーザ照射の結果、加工エッジ部にめくれやラフネスを生じ、加工後の形状が良くない場合がある。
また、集束イオンビームスパッタリングによる修正法では、イオンビーム照射領域に、イオン源であるガリウムがマスク基板である石英に打ち込まれ、ガリウムステインが生じることにより透過率低下を引き起こすこと、修正された残留欠陥周辺部の石英基板に対しても必要のないスパッタリングをしてしまうこと等により、基板の透過率変動を引き起こすことが知られており、問題とされている。
上記の問題を解消するために、走査プローブ顕微鏡を用いたフォトマスクの欠陥修正方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、フォトマスク上に設計とは異なった残留欠陥の除去に用いられ、効果を上げている。
特に、ハーフトーン型位相シフトマスクの修正においては、修正の精度が要求され、高精度のAFM型修正機が用いられることが多くなってきている。
AFM型修正機を用いた残留欠陥の修正法ついて説明する。
図2(a)は、透明基板111上にフォトマスク又は位相シフターパターン等のパターン211と残留欠陥211cが形成されたフォトマスク200の部分模式平面図を、図3(b)は、図2(a)をA−A’線で切断したフォトマスク200の模式構成部分断面図を示す。図3(a)〜(f)は、AFM型走査プローブ顕微鏡を用いたフォトマスクの残留欠陥修正方法の一例を示す説明図である。
まず、AFM型走査ブローブ顕微鏡に残留欠陥211cが形成されたフォトマスク200をセットし、残留欠陥211cの直上にAFMプローブ310がくるように顕微鏡ステージを移動させる(図3(a)参照)。
次に、AFMプローブ310の先端を残留欠陥211cに接する位置まで接近させる(図3(b)参照)。
次に、残留欠陥211cの領域のみでAFMプローブ210をX、Y方向に走査させながら、AFMプローブ310を押し下げて、残留欠陥211cに荷重を加えスクラッチすることにより残留欠陥211cを削り取る(図3(c)参照)。
ここで、AFMプローブ310の荷重値は50nN以上500mN以下の範囲で制御される。
次に、AFMプローブ310の先端が透明基板111に達したところで、AFMプローブ310の押し込み及びX、Y方向への走査を停止する(図3(d)参照)。
この際、通常測定による三次元イメージを最初に取得することで、エンドポイントを検出することが可能である。
次に、AFMプローブ310をマスクパターンから大きく距離を取り(図3(e)参照)、最後に、クリーンエアーガン320によって清浄エアーを吹き付け、削りカスをマスクから除去することで、フォトマスクの残留欠陥を修正する(図3(f)参照)。
しかしながら、AFM型修正機では、残留欠陥をAFMプローブで削りながら除去するため、微小な修正カスが発生しやすい。
この微小な修正カスはパターンとパターンとの間(ガラス上)に入り込みやすく、熱や静電気の影響で容易に除去できない。現在ではドライアイスを用いたドライ洗浄や硫酸などのウェット洗浄を行なっているが、なかなか除去できない場合がある。
アルカリ洗浄などの強い洗浄を行なえば、除去できる可能性は高くなるが、ハーフトーン型位相シフトマスクではアルカリ洗浄は使用できないため、この方法は使えない。
この微小な修正カスが除去できないと、ウェハーへパターン転写する際に透過率低下を起こし、所望のパターンが得られないという問題が発生する。
特表2003−043669号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、ハーフトーン型位相シフトマスクの残留欠陥をAFM型修正機を用いて除去する際、残留欠陥の修正カスを残さないハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に於いて上記問題を解決するために、本発明では、少なくとも以下の工程を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法としたものである。
(a)透明基板上に半透明位相シフト層及びクロム層を形成する工程。
(b)前記クロム層をパターニング処理してクロムパターンを形成する工程。
(c)前記クロムパターンをマスクにして半透明位相シフト層をエッチングする工程。
(d)外観検査機にてパターン検査を行い、残留欠陥を検出する工程。
(e)AFM(Atomic Force Microscope)型修正機を用いて前記残留欠陥を修正する工程。
(f)前記欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去する工程。
(g)前記クロムパターンを除去する工程。
本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法では、残留欠陥をAFM型修正機にて除去した後、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去するため、AFM型修正機を使っても、残留欠陥の修正カスを完全に除去できる。
以下、本発明の実施形態につき説明する。
図1(a)〜(j)は、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法の製造工程の一実施例を示す模式構成断面図である。
本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法は、透明基板11上に半透明位相シフト層21及びクロム層31を形成する工程と、クロム層21をパターニング処理してクロムパターン31aを形成する工程と、クロムパターン31aをマスクにして半透明位相シフト層21をエッチングし、マスクパターン30aを形成する工程と、外観検査機にてパターン検査を行い、残留欠陥を検出する工程と、AFM(Atomic Force Microscope)型修正機を用いて残留欠陥を修正する工程と、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去する工程と、クロムパターン31aを除去する工程とからなる。
ハーフトーン型位相シフトマスクの製造工程では、クロムパターン31aをマスクにして半透明位相シフト層をエッチングして半透明位相シフトパターン21aを形成し、半透明位相シフトパターン21a上にクロムパターン31aが形成された2層構成のマスクパターン30aの状態で、パターン検査を行って残留欠陥を検出し、AFM型修正機を用いて欠陥修正を行って、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去するため、残留欠陥の修正カスを完全に除去でき、高精度、低欠陥のハーフトーン型位相シフトマスクを得ることができる。
以下、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法について説明する。
まず、透明基板11上に、モリブデン・シリサイド系の材料を反応性スパッタリング等にて成膜し、半透明位相シフト層21を形成し、さらに、クロム金属をスパッタリング、もしくは蒸着してクロム層31を形成してハーフトーン型位相シフトマスク用ブランクス10を作製する(図1(a)参照)。
透明基板11は、フォトマスク用として一般的に使用されている合成石英ガラス等の光学的に透明な材料からなり、通常1.5〜1.7mm範囲のものが用いられる。
半透明位相シフト層21としては、モリフデン、シリコン、酸素、窒素を主たる構成要素とするモリブデン・シリサイド系の半透光膜が用いられる。
クロム層31は、クロムを主成分とする膜で構成されている。クロム層31は、アルカリおよび酸に耐性を有する膜としている。それは、半透明位相シフトパターン上にクロムパターンが覆われている状態で、アルカリ洗浄を行って修正カス除去する際の半透明位相シフトパターンを保護する保護層の役目を果たしているからである。
次に、ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランクス10上に電子ビームレジストをスピンナー等で塗布してレジスト層41を形成する(図1(b)参照)。
次に、レジスト層41を電子ビーム露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン41aを形成する(図1(c)参照)。
次に、レジストパターン41aをマスクにして、所定のエッチング液にてクロム層31をエッチングし、レジストパターン41aを専用の剥離液にて除去し、クロムパターン31aを形成する(図1(d)参照)。
次に、クロムパターン31aをマスクにして、ドライエッチングにて半透明位相シフト層21をエッチングし、半透明位相シフトパターン21aを形成し、半透明位相シフトパターン21a上にクロムパターン31aが形成された2層構成のマスクパターン30aを形成する(図1(e)参照)。
次に、クロムパターン31aと半透明位相シフトパターン21aとの2層構成からなるマスクパターン30aを外観検査機にて検査し、残留欠陥(特に、図示せず)を検出する(図1(f)参照)。
次に、上記したようなAFM型走査ブローブ顕微鏡に残留欠陥が検出されたハーフトーン型位相シフトマスクをセットし、AFMプローブにて残留欠陥に荷重をかけ、AFMプローブをX、Y方向に走査させながらスクラッチすることにより残留欠陥を削り取る(図1(g)参照)。
ここで、AFMプローブの荷重値は50nN以上500mN以下の範囲で制御される。
次に、アンモニア水、過酸化水素水、水からなるアルカリ洗浄液にてAFM型修正機にて残留欠陥が修正されたハーフトーン型位相シフトマスクを洗浄し、残留欠陥修正部の修正カスを完全に除去する(図1(h)参照)。
次に、クロムパターン31aを硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸からなるエッチング液を用いてエッチングして除去し(図1(i)参照)、透明基板11上に半透明位相シフトパターン21aが形成されたハーフトーン型位相シフトマスク100を得る(図1(j)参照)。
上記したように、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造工程では、クロムパ
ターン31aをマスクにして半透明位相シフト層をエッチングして半透明位相シフトパターン21aを形成し、位相シフトパターン21a上にクロムパターン31aが形成された2層構成のマスクパターン30aの状態で、パターン検査を行って残留欠陥を検出し、AFM型修正機を用いて欠陥修正を行って、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去するため、残留欠陥の修正カスを完全に除去でき、高精度、低欠陥のハーフトーン型位相シフトマスクを得ることができる。
以下に、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法の具体的実施例について説明する。
まず、0.25インチ厚の石英ガラス基板からなる透明基板11上にモリブデン・シリサイド系の材料を反応性スパッタリングにて成膜し、160nm厚の半透明位相シフト層21を形成し、さらに、クロム金属をスパッタリングにて成膜して100nm厚のクロム層31を形成してハーフトーン型位相シフトマスク用ブランクス10を作製した(図1(a)参照)。
次に、ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランクス10上にポジ型電子線レジスト(EBR-9:東レ社製)をスピンコートにて塗布し、膜厚500nmのレジスト層41を形成した(図1(b)参照)。
次に、レジスト層41を電子ビーム露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン41aを形成した(図1(c)参照)。
次に、レジストパターン41aをマスクにして、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸からなるエッチング液を用いてクロム層31をエッチングし、レジストパターン41aを専用の剥離液にて除去し、クロムパターン31aを形成した(図1(d)参照)。
次に、クロムパターン31aをマスクにして、CF4/O2の混合ガスを用いて圧力0.4Torr、RFパワー100Wの条件で半透明位相シフト層21をドライエッチングし、半透明位相シフトパターン21aを形成し、半透明位相シフトパターン21a上にクロムパターン31aが形成された2層構成のマスクパターン30aを形成した(図1(e)参照)。
次に、透明位相シフトパターン21a上にクロムパターン31aが形成された2層構成のマスクパターン30aを外観検査機(SL×7:KLATencor社製)にて検査し、残留欠陥を検出した(図1(f)参照)。
次に、AFM型走査ブローブ修正機(nm650:RAVE社製)に残留欠陥が検出されたハーフトーン型位相シフトマスクをセットし、AFMプローブにて残留欠陥に荷重をかけ、AFMプローブをX、Y方向に走査させながらスクラッチすることにより残留欠陥を削り取った(図1(g)参照)。
ここで、AFMプローブの荷重値は50nN以上500mN以下の範囲で制御した。
次に、アンモニア水:過酸化水素水:水=1:1:5の混合水溶液にてAFM型修正機にて残留欠陥が修正されたハーフトーン型位相シフトマスクを5分間洗浄し、残留欠陥修正部の修正カスを完全に除去した(図1(h)参照)。
次に、クロムパターン31aを硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸からなるエッチング液を用いてエッチングして除去し(図1(i)参照)、透明基板11上に半透明位
相シフトパターン21aが形成されたハーフトーン型位相シフトマスク100を得た(図1(j)参照)。
上記したように、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法によると、AFM型修正機を用いて欠陥修正を行って、欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去しているため、残留欠陥の修正カスを完全に除去でき、高精度、低欠陥のハーフトーン型位相シフトマスクを得ることができた。
(a)〜(j)は、本発明のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法の一実施例を工程順に示す説明図である。 (a)は、マスクパターンに残留欠陥が検出されたフォトマスクの一例を示す模式図である。(b)は、(a)をA−A’線で切断したフォトマスクの模式図である。 (a)〜(f)は、AFM型修正機を用いた欠陥修正のプロセスの一例を示す説明図である。 従来のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法の一例を工程順に示す説明図である。
符号の説明
10、110……ハーフトーン型位相シフトマスク用ブランクス
11、111……透明基板
21、121……半透明位相シフト層
21a、121a……位相シフトパターン
30a……マスクパターン
31……クロム層
31a……クロムパターン
41、141……レジスト層
41a、141a……レジストパターン
100、200、300……ハーフトーン型位相シフトマスク
131……遮光層
131a……遮光パターン
211……パターン
211c……残留欠陥
310……AFMプローブ
320……エアーガン

Claims (1)

  1. 少なくとも以下の工程を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
    (a)透明基板上に半透明位相シフト層及びクロム層を形成する工程。
    (b)前記クロム層をパターニング処理してクロムパターンを形成する工程。
    (c)前記クロムパターンをマスクにして半透明位相シフト層をエッチングする工程。
    (d)外観検査機にてパターン検査を行い、残留欠陥を検出する工程。
    (e)AFM(Atomic Force Microscope)型修正機を用いて前記残留欠陥を修正する工程。
    (f)前記欠陥修正で発生した修正カスをアルカリ洗浄にて除去する工程。
    (g)前記クロムパターンを除去する工程。
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