JP2008100716A - サンドイッチ等の食品包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封性のよいサンドイッチ等の食品包装材を提供する。
【解決手段】 裏シート2の内面には、破断用の内シートSが重ね合わされ、該内シートSと表シート1と裏シート2は、上辺部3の下方の位置に左右方向に設定される中間シール部8でヒートシールされると共に、裏シート2を内シートSと共に上下方向に切り裂くための起点となる開封端7が、中間シール部8と上辺部3の間に略逆U字状に切り込み形成され、かつ、開封端7の両下端に対応する上開き状のノッチN,Nが内シートSの中間シール部8以上の部位に切り込み形成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、三角形状(直角三角形が多い)をなす食品類、例えば、サンドイッチ、調理パン、カステラ、菓子パン等を容易に取り出すことができるように包装するためのサンドイッチ等の食品包装材に関する。
サンドイッチ等の食品包装袋は、例えば、図6に示すように、平面視略台形状をなす表シート1と裏シート2からなり、これらを重ね合わせてその斜辺部4をシール(溶断シール)し、下辺部5は、食品(図示省略)を内部に収納できるように開放状態とされ、かつ、その裏シート2の内側には、開封用のカットテープ6が貼着されている。その裏シート2は、ヘッド部9まで延びたカットテープ6の上端を囲むように、開封端7で半円弧状乃至は逆U字状等にカットされるため、その下方が中間シール部8によってシールされることで、下辺部5を封緘した際には、食品収納部が密封状態に保持されるように構成される(例えば、特許文献1〜3参照)。なお、上辺部3はシールされることもある。
このように構成される食品包装袋は、内部に食品を収納して下辺部5が封緘された状態でスーパーやコンビニ等に搬入され店頭に陳列される。そして、消費者によって購入された後、食品を食する際には、一方の手で表シート1側又は上辺部3あたりを持ち、他方の手で開封端7を持って下方に引っ張ることで、そのカットテープ6の両側に沿って引き裂き、裏シート2を左右に分割した状態に開封して、食品を取り出すことができる。
実開平7−4349号公報 登録実用新案第3072028号公報 特開2003−160142号公報
上述のような従来のサンドイッチ等の食品包装材では、開封時には、通常は、前述したように、開封端7からカットテープ6の両側に沿って裏シート2が引き裂かれるが、開封端7の引っ張り具合によっては、裏シート2の引き裂き方向が中間シール部8から横方向にずれ込み、カットテープ6から外れた方向に引き裂かれてしまうような事態が発生する。このような場合には、食品が型崩れしたり、食品を取り出せなくなったり、食品の一部を取り落して衣服を汚したりするようなトラブルが発生することが懸念される。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、常に良好な開封状態が得られる開封作業性のよいサンドイッチ等の食品包装材を提供することを目的とする。
(1)本発明のサンドイッチ等の食品包装材は、例えば図1(a)(b)に示すように、表シート1と裏シート2を重ね合わせ、その両シート1,2の両側辺部4,4をシールして下辺部5を開放し、該開放された下辺部5から食品を内部に収納した後、前記下辺部5が封緘されるようにしたサンドイッチ等の食品包装材において、
前記裏シート2の内面には、破断用の内シートSが重ね合わされ、該内シートSと前記表シート1と裏シート2は、前記上辺部3の下方の位置に左右方向に設定される中間シール部8でヒートシールされると共に、前記裏シート2を前記内シートSと共に上下方向に切り裂くための起点となる開封端7が、前記中間シール部8よりも上方の部位に形成され、かつ、前記開封端7の両下端に対応する上開き状のノッチN,Nが前記内シートSの前記中間シール部8以上の部位に切り込み形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、開封端7の下端に対応する上開き状のノッチN,Nの上開き幅を充分に設定しておくことによって、開封時に、開封端7を引っ張ると、開封端7の下端から生じる亀裂を上開き状のノッチN,Nに確実に導入することができ、そのノッチN,Nに対応する箇所の中間シール部8を破断して、内シートSと共に裏シート2を開封性よく破断することができる。また、製作誤差等によって、ノッチN,Nに対する開封端7の対応位置が多少ずれるようなことがあっても、開封端7の両下端から生じる亀裂を確実にノッチN,N内にそれぞれ導入することができ、常に良好な開封性を確保することができる。
(2)前記開封端7は、前記裏シート2を前記内シートSと共に半円弧状乃至は逆U字状に切り込んで形成されてもよい。
(3)前記開封端7は、前記裏シート2と内シートSの上辺部3を切り込み形成した一対の切り込みK,Kの間に形成されてもよい。
(4)前記内シートSは上下方向に延伸されたフィルムからなるものであってもよい。このようにすれば、ノッチN,Nに対応する箇所で破断された中間シール部8から、内シートSを下方に向けて容易に切り裂くことができ、開封性が向上する。
(5)前記ノッチN,Nの下端が、前記中間シール部8に近接した状態に臨むようにしてもよい。このようにすれば、ノッチN,Nの下端に近接する箇所の中間シール部8を確実に破断することができるため、中間シール部8の切断位置が(横方向に)ずれないようにすることができる。
(6)前記ノッチN,Nの下端の一部が、前記中間シール部8の一部に進入していてもよい。このようにすれば、中間シール部8に進入したノッチN,Nの下端から中間シール部8が確実に切断されるので、ノッチN,Nからの切断位置がずれるのをより効果的に防ぐことができる。
(7)前記内シートSの上下方向の両側及び中央部には、例えば図4(a)(b)に示すように、前記裏シート2に対してヒートシールされるシールラインL1,L2,L3が形成され、該シールラインL1,L2間及びL2,L3間の内シートSには、上下方向の分割予定線D1,D2が形成され、該分割予定線D1,D2の上端が、前記ノッチN,Nの下端に対応するようにしてもよい。このようにすれば、シールラインL1,L2間、L2,L3間の上下方向の分割予定線D1,D2に沿って内シートSと共に裏シート2を切り裂くことができるが、たとえ、ノッチN,Nからの切断位置が、分割予定線D1,D2から多少ずれたとしても、シールラインL1,L2間、L2,L3間内で内シートSと裏シート2を切り裂くことができ(亀裂をシールラインL1とL3の間に納めることができ)、亀裂のずれ込みを防止することができる。
(8)前記ノッチN,Nの下端が、前記分割予定線D1,D2の上端に連続していてもよい。このようにすれば、ノッチN,Nの形成と分割予定線D1,D2の形成を一工程で行うことができるため、製作工程を簡略化することができる。また、ノッチN,Nの下端から分割予定線D1,D2に連続的に亀裂を伝達することができるため、開封性がさらに向上する。
(9)例えば図5(a)(b)に示すように、前記ノッチN,Nの下端に対応する前記内シートSの上下方向に分割予定線D4,D5が形成され、該分割予定線D4,D5よりも外側位置における裏シート2の上下方向に横ずれ防止線D6,D7が形成され、隣り合う前記分割予定線D4と横ずれ防止線D6及び分割予定線D5と横ずれ防止線D7をそれぞれ含む上下方向のシールラインL4,L5によって前記内シートSと裏シート2がヒートシールされるようにしてもよい。このようにすれば、シールラインL4,L5によって、内シートSと裏シート2にそれぞれ形成される分割予定線D4と横ずれ防止線D6及び分割予定線D5と横ずれ防止線D7がそれぞれシールされ、食品包装材のシール性が確保される。そして、開封時には、ノッチN,Nからの亀裂が分割予定線D4,D5からずれるようなことがあっても横ずれ防止線D6,D7よりも外側にずれるのが防止される(亀裂が横ずれ防止線D6,D7よりも内側に納まる)ため、体裁よく開封することができる。
(10)前記ノッチN,Nの下端が、前記分割予定線D4,D5の上端に連続していてもよい。このようにすれば、ノッチN,Nの形成と分割予定線D4,D5の形成を一工程で行うことができるため、製作工程を簡略化することができる。また、ノッチN,Nの下端から分割予定線D4,D5に連続的に亀裂を伝達することができるため、開封性がさらに向上する。
(11)前記内シートSに形成される分割予定線D1,D2又はD4,D5は、切断又は焼き切りであってもよい。このように、予め分割予定線D1,D2又はD4,D5を全通状態に切り通しておけば、開封時に、より確実に分割予定線D1,D2又はD4,D5で分割することができ、開封性が向上する。
(12)前記内シートSに形成される分割予定線D1,D2,D4,D5又は前記裏シート2に形成される横ずれ防止線D6,D7は、ハーフカットであってもよい。
(13)前記内シートSに形成される分割予定線D1,D2,D4,D5又は前記裏シート2に形成される横ずれ防止線D6,D7は、ミシン目であってもよい。
(14)前記内シートSに形成される分割予定線D1,D2,D4,D5又は前記裏シート2に形成される横ずれ防止線D6,D7は、ミシン目状の焼き切りであってもよい。
本発明のサンドイッチ等の食品包装材は、半円弧状乃至は略逆U字状の開封端の下端に対応する上開き状のノッチの上開き幅を充分に設定しておくことによって、開封時に、開封端を引っ張ると、開封端の下端から生じる亀裂をノッチに確実に導入することができ、そのノッチに対応する箇所の中間シール部を破断して、内シートと共に裏シートを開封性よく破断することができる。また、製作誤差等によって、ノッチに対する開封端の対応位置が多少ずれるようなことがあっても、内開封端の両下端から生じる亀裂を確実にノッチ内にそれぞれ導入することができ、常に良好な開封性を確保することができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係るサンドイッチ等の食品包装材について図面を参照しつつ詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1(a)はサンドイッチ等の食品包装材の背面図、(b)はその断面図、図2(a)は前方側から見た食品袋の斜視図、(b)は背面側から見た食品袋の斜視図である。これらの図に示すように、この食品包装材は、表シート1と裏シート2を重ね合わせ、その両シート1,2の上辺部3及び両側辺部4,4をヒートシール(例えば溶断シール)によってシールして下辺部5を開放し、該開放された下辺部5からサンドイッチ等の食品(図示省略)を内部に収納した後、下辺部5を封緘するようにしたものである。なお、上辺部3はヒートシールされる場合とされない場合がある。
裏シート2の内面には、上下方向に延伸されたフィルムからなる破断用の内シートSが重ね合わされ、その内シートSと表シート1と裏シート2は、上辺部3の下方の位置に左右方向に設定される中間シール部8でヒートシールされると共に、裏シート2を内シートSと共に上下方向に切り裂くための起点となる開封端7が、中間シール部8と上辺部3の間のヘッド部9に略逆U字状(又は半円弧状)等に切り込み形成されており、かつ、その開封端7の両下端に対応する上開き状(例えば略V字状又は略U字状)のノッチN,Nが内シートSの中間シール部8に近接する部位に切り込み形成されている。そして、内シートSの上下方向の両側及び中央部には、前記裏シート2に対してヒートシールされる3本のシールラインL1,L2,L3が内シートSの上下両端に至るまで形成され、上述のノッチN,Nの下端が、シールラインL1,L2間及びL2,L3間に対応している。
このような構成によれば、半円弧状乃至は略逆U字状の開封端7の下端に対応する上開き状のノッチN,Nの上開き幅を充分に設定しておくことによって、開封時に開封端7を引っ張ると、その下端から生じる亀裂を上開き状のノッチN,Nに確実に導入することができるため、そのノッチN,Nに対応する箇所の中間シール部8を破断してシールラインL1,L2間とL2,L3間で、上下方向に延伸されたフィルムからなる内シートSと共に裏シート2を開封性よく確実に破断することができる。そのノッチN,Nの上開き幅については、開封端7の製作誤差による位置ずれ等を勘案して充分な幅に設定するのが好ましい。また、このようなシールラインL1,L2,L3を形成することによって、食品袋の背面側の保形剛性が向上するため、食品袋が型崩れしにくくなる。また、内シートSを中間シール部8よりも上方の開封端7まで延長しているため、ヘッド9の保形剛性が向上しその部分が撓みにくくなる。なお、ノッチN,Nの下端が、前記中間シール部8に近接した状態に臨むようにしてもよく、下端の一部が、中間シール部8の一部に進入していてもよい。
図3(a)(b)は開封時の開口幅を広くしてサンドイッチ等の食品を取り出しやすくした例を示し、図3(a)では、中間シール部8のシールラインL1,L3間の上縁部(上半部)をギザギザ状に形成すると共に、シールラインL2を幅広に形成し、かつ、そのシールラインL2を跨ぐように、開封端7も幅広に形成し、その両端下端を、中間シール部8のギザギザ状の部分の最外側に対応させて形成した上開き状のノッチN,Nに臨ませている。このような構成によれば、開封時には、幅広に形成したシールラインL2を含めて、広い開口幅を確保できるため、食品を取り出しやすくなる。また、中間シール部8の上縁部がギザギザ状に形成されているため、シールラインL2を幅広に形成しても容易に破断することができ、開封性が良好となる。なお、上辺部3はヒートシールされてもよく、されなくてもよい。
図3(b)では、上辺部3をヒートシールすることなく、内シートSと裏シート2のシールラインL2を跨ぐ位置に、一対の切り込みK,Kを形成し、その切り込みK,K間に開封端7を形成し、その下端を、中間シール部8のギザギザ状の部分の最外側に対応させて形成した上開き状のノッチN,Nに臨ませている。このように構成しても、開封時には、幅広に形成したシールラインL2を含めた広い開口幅を確保できるため、食品を取り出しやすくなる。また、中間シール部8の上縁部がギザギザ状に形成されているため、シールラインL2を幅広に形成しても容易に破断することができ、開封性が良好となる。
〔実施の形態2〕
図4(a)は食品包装材の背面図、(b)はその断面図で、これらの図に示すように、この食品包装材は、内シートSの上下方向の両側及び中央部には、裏シート2に対してヒートシールされるシールラインL1,L2,L3が形成され、該シールラインL1,L2間及びL2,L3間の内シートSには、上下方向の分割予定線D1,D2が形成され、該分割予定線D1,D2の上端がノッチN,Nの下端に対応している。なお、ノッチN,Nの下端を分割予定線D1,D2の上端と連続させて同一工程で一体的に形成すれば開封性をより一層向上することができる。
その分割予定線D1,D2は、切断工具による切断や加熱工具による焼き切りによって全通状態に切り通すのが好ましい。このようにすれば、開封時に、より確実に分割予定線D1,D2で分割することができ、開封性が向上する。また、ミシン目やハーフカット、ミシン目状の焼き切り等により断続的に切断してもよい。そして、この実施の形態では、内シートSの上端と下端が折り返されており、これにより、上述のように分割予定線D1,D2を形成しても、製作工程において内シートSの端縁が捲くれにくくなり作業性が向上する。なお、このように内シートSに上下方向の分割予定線D1,D2を形成する場合には、内シートSの素材は二軸延伸フィルムであってもよい。
このような構成によれば、シールラインL1,L2間、L2,L3間の上下方向の分割予定線D1,D2に沿って内シートSと共に裏シート2を切り裂くことができるが、たとえ中間シール部8の切断位置が、分割予定線D1,D2から(横方向に)多少ずれたとしても、シールラインL1,L2間及びL2,L3間で内シートSと裏シート2を切り裂くことができるため、切り裂き方向の横ずれを防止することができる。なお、この場合にも、食品袋の背面側の保形剛性が向上するため、食品袋が型崩れしにくくなる。また、中間シール部8よりも上方の開封端7まで延長した内シートSの上端と下端が折り返されているため、ヘッド部9の保形剛性が向上しその部分が撓みにくくなり起立状態が保持されるため見映えが向上する。
〔実施の形態3〕
図5(a)は食品包装材の背面図、(b)はその断面図、図6(a)は前方側から見た食品袋の斜視図、(b)は背面側から見た食品袋の斜視図である。これらの図に示すように、この食品包装材は、ノッチN,Nの下端に対応する内シートSの上下方向に分割予定線D4,D5が形成され、該分割予定線D4,D5よりも外側の裏シート2の上下方向に横ずれ防止線D6,D7が形成され、これら隣り合う分割予定線D4と横ずれ防止線D6及び分割予定線D5と横ずれ防止線D7をそれぞれ含む上下方向のシールラインL4,L5によって前記内シートSと裏シート2がヒートシールされる。なお、この場合においても、ノッチN,Nの下端を分割予定線D4,D5の上端と連続させて同一工程で一体的に形成してもよい。また、分割予定線D4,D5は、前実施の形態と同様に、切断工具による切断や加熱工具による焼き切りによって全通状態に切り通してもよく、また、ミシン目やハーフカット、ミシン目状の焼き切り等により断続的に切断してもよい。
このような構成によれば、シールラインL4,L5によって、内シートSと裏シート2にそれぞれ形成されるミシン目やミシン目状の焼き切り等の分割予定線D4と横ずれ防止線D6及び分割予定線D5と横ずれ防止線D7がシールされる。そして、開封時には、ノッチN,Nからの亀裂が分割予定線D4,D5から横に多少ずれるようなことがあっても横ずれ防止線D6,D7よりも外側にずれるのが防止される(開封時の亀裂が横ずれ防止線D6,D7よりも内側に納まる)ため、体裁よく開封することができる。また、本実施の形態においても、中間シール部8よりも上方の開封端7まで延長した内シートSの上端と下端が折り返されているため、ヘッド部9の保形剛性が向上しその部分が撓みにくくなり起立状態が保持され見映えが向上する。なお、分割予定線D4,D5及び横ずれ防止線D6,D7はハーフカットであってもよい。
なお、本発明のサンドイッチ等の食品包装材は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜必要に応じて、設計変更や改良等は自由であり、各実施の形態間での構成の組み合わせも自由である。例えば、内シートSに形成されるノッチN,Nは、上開き状であればよく形状の如何は問わない。また、表シート1と裏シート2は、単一のシート材で形成されてもよく、複数のシート材を繋ぎ合わせてもよく貼り合わせてもよい。また、シールラインL1,L2,L3は必ずしも必須ではなく、例えば内シートSに分割予定線D1,D2を形成する場合等には省略してもよい。また、シールラインL1,L2,L3は、必ずしも内シートSの上下両端まで延びている必要はなく上下両端の近くまで延びていればよい。
また、中間シール部8の上縁部は、図3(a)(b)に示すギザギザ状に代えて凹凸状や波形状等に形成されてもよい。開封端7を切り込みK,Kの間に形成する構成は、全ての実施の形態に適用できるが、その場合、表シート1と裏シート2の上辺部3はヒートシールすることなく、裏シート2と内シートSにのみ切り込みK,Kを形成すればよい。また、本発明は、食品包装材の製造方法を特定するものではなく、結果として得られる食品包装材が実施の形態等に記載されたように構成されればよい。また、内部に収納する食品は、サンドイッチに限らず、調理パン、カステラ、菓子パン等のその他の食品であってもよい。
(a)は本発明の実施の形態1に係るサンドイッチ等の食品包装材の背面図、(b)はその断面図である。 (a)は同前方側から見た食品袋の斜視図、(b)は同背面側から見た食品袋の斜視図である。 (a)は同異なるサンドイッチ等の食品包装材の背面図、(b)は同別のサンドイッチ等の食品包装材の背面図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係るサンドイッチ等の食品包装材の背面図、(b)はその断面図である。 (a)は本発明の実施の形態3に係るサンドイッチ等の食品包装材の背面図、(b)はその断面図である。 (a)は同前方側から見た食品袋の斜視図、(b)は同背面側から見た食品袋の斜視図である。 従来の食品包装袋の平面図である。
符号の説明
1…表シート、2…裏シート、3…上辺部、4…側辺部、5…下辺部、S…内シート、7…開封端、8…中間シール部8、N…ノッチ、L1,L2,L3,L4,L5…シールライン、D1,D2,D4,D5…分割予定線、D6,D7…横ずれ防止線

Claims (14)

  1. 表シート(1)と裏シート(2)を重ね合わせ、その両シート(1)(2)の両側辺部(4)(4)をシールして下辺部(5)を開放し、該開放された下辺部(5)から食品を内部に収納した後、前記下辺部(5)が封緘されるようにしたサンドイッチ等の食品包装材において、
    前記裏シート(2)の内面には、破断用の内シート(S)が重ね合わされ、該内シート(S)と前記表シート(1)と裏シート(2)は、前記上辺部(3)の下方の位置に左右方向に設定される中間シール部(8)でヒートシールされると共に、前記裏シート(2)を前記内シート(S)と共に上下方向に切り裂くための起点となる開封端(7)が、前記中間シール部(8)よりも上方の部位に形成され、かつ、前記開封端(7)の両下端に対応する上開き状のノッチ(N)(N)が前記内シート(S)の前記中間シール部(8)以上の部位に切り込み形成されることを特徴とするサンドイッチ等の食品包装材。
  2. 前記開封端(7)は、前記裏シート(2)を前記内シート(S)と共に半円弧状乃至は逆U字状に切り込んで形成されることを特徴とする請求項1に記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  3. 前記開封端(7)は、前記裏シート(2)と内シート(S)の上辺部(3)を切り込み形成した一対の切り込み(K)(K)の間に形成されることを特徴とする請求項1に記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  4. 前記内シート(S)は上下方向に延伸されたフィルムからなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  5. 前記ノッチ(N)(N)の下端が、前記中間シール部(8)に近接した状態に臨むことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  6. 前記ノッチ(N)(N)の下端の一部が、前記中間シール部(8)の一部に進入していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  7. 前記内シート(S)の上下方向の両側及び中央部には、前記裏シート(2)に対してヒートシールされるシールライン(L1)(L2)(L3)が形成され、該シールライン間(L1)(L2),(L2)(L3)の内シート(S)には、上下方向の分割予定線(D1)(D2)が形成され、該分割予定線(D1)(D2)の上端が、前記ノッチ(N)(N)の下端に対応することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  8. 前記ノッチ(N)(N)の下端が、前記分割予定線(D1)(D2)の上端に連続していることを特徴とする請求項7に記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  9. 前記ノッチ(N)(N)の下端に対応する前記内シート(S)の上下方向に分割予定線(D4)(D5)が形成され、該分割予定線(D4)(D5)よりも外側位置における裏シート(2)の上下方向に横ずれ防止線(D6)(D7)が形成され、隣り合う前記分割予定線(D4)と横ずれ防止線(D6)及び分割予定線(D5)と横ずれ防止線(D7)をそれぞれ含む上下方向のシールライン(L4)(L5)によって前記内シート(S)と裏シート(2)がヒートシールされることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  10. 前記ノッチ(N)(N)の下端が、前記分割予定線(D4)(D5)の上端に連続していることを特徴とする請求項9に記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  11. 前記内シート(S)に形成される分割予定線(D1)(D2)又は(D4)(D5)は、切断又は焼き切りであることを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  12. 前記内シート(S)に形成される分割予定線(D1)(D2)(D4)(D5)又は前記裏シート(2)に形成される横ずれ防止線(D6)(D7)は、ハーフカットであることを特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  13. 前記内シート(S)に形成される分割予定線(D1)(D2)(D4)(D5)又は前記裏シート(2)に形成される横ずれ防止線(D6)(D7)は、ミシン目であることを特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
  14. 前記内シート(S)に形成される分割予定線(D1)(D2)(D4)(D5)又は前記裏シート(2)に形成される横ずれ防止線(D6)(D7)は、ミシン目状の焼き切りであることを特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載のサンドイッチ等の食品包装材。
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