JP2008098331A - コイル装置及び電磁スイッチ - Google Patents

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Aofumi Kitagawa
青文 北川
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Abstract

【課題】コイルボビン3の胴体部2を径小化しても胴体部2に対するコイル10の回転を抑制できるコイル装置1を提供することを目的とする。
【解決手段】コイル装置1は、胴体部2の外周面4の少なくとも一部が平面状に設けられている。これによれば、コイル10の内周面16が胴体部2の外周面4に沿うので、平面状に設けられた部分(平坦面15)がコイル10に対する回り止めとして機能する。この結果、胴体部2を径小化しても胴体部2に対するコイル10の回転を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイルボビンに導線を巻きつけてなるコイル装置、及びこのコイル装置を備える電磁スイッチに関する。
図4に示すように、従来のコイル装置100は、円筒形状の胴体部101を有するコイルボビン102を備え、胴体部101の外周面に沿って導線103を巻きつけてなるものである。以下、導線103を胴体部101に沿って巻きつけて形成されたものをコイル104とする。コイル104は、主として胴体部101の外周面との摩擦力により胴体部101に固定される(例えば、特許文献1参照)。
そして、コイル装置100は、例えばスタータの電磁スイッチに組み込まれ、接点を開閉させる駆動力を得るために用いられている。
近年、スタータに対する小型軽量化の要求に応じて、コイル装置100に対しても小型化の要求が高まっている。そして、コイル装置100を小型化するには、例えば、胴体部101の直径を縮小する必要があるが、直径を小さくすると、胴体部101の外周面とコイル104の内周面との摩擦力が低下する。
このため、従来のコイル装置100では、この摩擦力の低下により、スタータの作動時の衝撃や車両走行中の振動で胴体部101に対してコイル104が回転する虞がある。
特開平5−126018号公報
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、胴体部を径小化しても胴体部に対するコイルの回転を抑制できるコイル装置を提供することを目的とする。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のコイル装置は、筒状の胴体部を有するコイルボビンを備え、胴体部の外周面に沿って導線を巻きつけてなるコイル装置であって、胴体部は、外周面の少なくとも一部が平面状に設けられている。
これによれば、導線により形成されるコイルの内周面が胴体部の外周面に沿うので、平面状に設けられた部分がコイルに対する回り止めとして機能する。この結果、胴体部を径小化しても胴体部に対するコイルの回転を抑制できる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のコイル装置では、胴体部は、外周面の少なくとも一部が軸方向に平行な平面状に設けられている。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のコイル装置では、胴体部は、少なくとも軸方向の一部で、軸方向に垂直な切断面の形状が多角形である。
これによれば、胴体部の回り止めとしての機能が向上するので、胴体部を径小化しても胴体部に対するコイルの回転をさらに確実に抑制できる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の電磁スイッチは、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のコイル装置を備える。
これによれば、電磁スイッチは、胴体部を径小化しても胴体部に対するコイルの回転を抑制できるコイル装置を備えているので、電磁スイッチを小型化できる。このため、この電磁スイッチを組み込んだスタータを小型軽量化できる。
本発明を実施するための最良の形態は、胴体部を径小化しても胴体部に対するコイルの回転を抑制できるコイル装置を提供するという目的を、「コイルボビンの胴体部の、外周面の少なくとも一部を平面状に設ける」ことにより実現した。
〔実施例1の構成〕
図1及び図2は、実施例1を示したものである。
本実施例のコイル装置1は、筒状の胴体部2を有するコイルボビン3を備え、胴体部2の外周面4に沿って導線5を巻きつけてなり、例えばスタータ8の電磁スイッチ9に組み込まれ、接点を閉成する駆動力を得るために用いられる(以下、導線5を胴体部2に沿って巻きつけて形成されたものをコイル10とする)。
なお、スタータ8は、周知の直流モータ11によりエンジン(図示せず)を始動するものであり、電磁スイッチ9は、コイル装置1のコイル10への通電により発生する駆動力を利用して、直流モータ11と電源との接点を開閉させるものである。
コイルボビン3は、胴体部2と、胴体部2の両端に設けられた2つの鍔状部14とからなる。
胴体部2は、外周面4の少なくとも一部が軸方向に平行な平面状に設けられている(以下、平面状に設けられた部分を平坦面15とする)。本実施例の平坦面15は、胴体部2の周方向において周縁の一部を占めるとともに(図1(b)参照)、胴体部2の軸方向において一方の鍔状部14と他方の鍔状部14との間の全区間を占めるように設けられている(図1(a)参照)。そして、この胴体部2に沿って導線5が巻きつけられることにより、コイル10の内周面16は胴体部2の外周面4に沿った形状となる。
〔実施例1の効果〕
本実施例のコイル装置1によれば、コイル10の内周面16が胴体部2の外周面4に沿うので、平坦面15が胴体部2に対するコイル10の回り止めとして機能する。この結果、胴体部2の径小化により胴体部2の外周面4とコイル10の内周面16との摩擦力が低下しても、振動や衝撃などによってコイル10が胴体部2に対して回転するのを抑制できる。
また、胴体部2の径小化によりコイル装置1を小型化できるので、電磁スイッチ9を小型化でき、さらにスタータ8をも小型軽量化できる。
また、胴体部2に平坦面15を設けることにより、導線5を巻きつける際のテンションを低減してもコイル10が胴体部2に対して十分に固定される。このため、巻きつけ時に生じる導線5の断面積減少を抑えることができるので、コイル装置1の性能を向上することができる。
図3は、実施例2を示したものである。
本実施例のコイル装置1では、胴体部2の平坦面15は軸方向において一方の鍔状部14と他方の鍔状部14との間の全区間ではなく、一部の区間に設けられている。
これによっても、実施例1と同様の効果を奏することができる。
〔変形例〕
実施例1及び2のコイル装置1によれば、平坦面15は軸方向に平行に設けられているが、平坦面15を軸方向に対して傾斜させて設けてもよい。
また、実施例1及び2のコイル装置1によれば、平坦面15は胴体部2の周方向において周縁の一部を占めるように設けられているが、平坦面15を周方向において2箇所以上設けてもよい。また、胴体部2の外周面4全てが平面状になるように(つまり、胴体部2の軸方向に垂直な切断面の形状が多角形となるように)平坦面15を三箇所以上設けてもよい。これによれば、胴体部2の回り止めとしての機能が向上するので、コイル10に対する回転防止の確実性が増す。
(a)はコイル装置の要部を示す説明図であり、(b)は軸方向に垂直なコイル装置の切断面を示した図である(実施例1)。 スタータの全体図である(実施例1)。 コイル装置の要部を示す説明図である(実施例2)。 (a)はコイル装置の要部を示す説明図であり、(b)は軸方向に垂直なコイル装置の切断面を示した図である(従来例)。
符号の説明
1 コイル装置
2 胴体部
3 コイルボビン
4 外周面
5 導線
9 電磁スイッチ
10 コイル
15 平坦面

Claims (4)

  1. 筒状の胴体部を有するコイルボビンを備え、
    前記胴体部の外周面に沿って導線を巻きつけてなるコイル装置であって、
    前記胴体部は、前記外周面の少なくとも一部が平面状に設けられていることを特徴とするコイル装置。
  2. 請求項1に記載のコイル装置において、
    前記胴体部は、前記外周面の少なくとも一部が軸方向に平行な平面状に設けられていることを特徴とするコイル装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコイル装置において、
    前記胴体部は、少なくとも軸方向の一部で、軸方向に垂直な切断面の形状が多角形であることを特徴とするコイル装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のコイル装置を備える電磁スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016147890A1 (ja) * 2015-03-18 2016-09-22 オムロン株式会社 電磁石装置およびこれを備えた電磁継電器

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