JP4918279B2 - 回転電機のステータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータコイルの磁極にコイルを巻回して形成する回転電機のステータ構造に関する。
ステータコイルの磁極にコイルを巻回して形成する回転電機のステータ構造では、従来、ステータコアの磁極にコイル支持体を介してコイルを巻回している技術が知られている(特許文献1参照)。
この先行技術のステータ100は、図7ないし図12に示すように、ステータコア101の内面に、コイル102を巻回する一対の磁極103が形成されており、ステータコア101の磁極103の背面側には凹所104が形成されている。コイル102を支持するコイル支持体105は、ステータコア101の凹所103に係合部106を挿入して係合保持されている。
ステータ100の組立は、ステータコア101に絶縁シート107を挿入して、コイル支持体105の係合部106をステータコア101の凹所104に係合させてコイル支持体105をステータコア101に保持させる。このとき、ステータコア101の端面101aとコイル支持体105とにより、コイル成形治具108のラグ端子109が挿入されるラグ窓110が、ステータコア101の凹所104の中心部近傍に形成される。すなわち、コイル支持体105がステータコア101に保持されたとき、ステータコア101の端面と、コイル支持体105のリブ部111および支持板112の底板112aとでラグ窓110が形成されるようになっている。
そして、ラグ窓110にコイル成形治具108のラグ端子109を挿入し、このラグ端子109を固定腕113で引っ張って固定し、この状態で、コイル102を巻回する。コイル巻回作業が終了すると、固定腕113、コイル成形治具108を取り除き、コイル端子をコイル支持体105の端子台に固定して、ステータ100を形成する。
実開昭58−37746号公報
しかしながら、上記従来技術によると、コイル102を巻回するために、複雑な形状のコイル支持体105が必要である。また、コイル支持体105を組付けるために、ステータコア101に凹所104を形成する必要があり、作業性が悪くなる課題がある。
本発明は、上記課題を解決し、コイルを巻回する間隙を形成するカバー面を有するステータカバーを用いることにより、コイルの巻回作業の効率を向上し、かつコイルがバラける虞がない回転電機のステータ構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、コイルが巻回される複数の磁極を内面に突出形成したステータコアの両側端面に、絶縁材料で形成されたステータカバーを装着し、このステータカバーを介してステータコイルを巻回した回転電機のステータ構造において、前記ステータコアの磁極に対応する前記ステータカバーの内周面に、軸方向の内周壁を立設し、該内周壁から前記ステータカバーの片側端面に一定の間隙を置いて対向するカバー面を延出させ、該カバー面の外周縁を円弧状に形成するとともに、該カバー面によって前記ステータコイルを覆い、前記ステータコアに前記ステータカバーを介してステータコイルを巻回する開口を、前記ステータカバーと前記カバー面の外周側相互間に形成したことにある。
また、本発明は、前記カバー面の外周縁を円弧状に形成し、巻線時のガイド機能を持たせるとともに、前記カバー面の両端部を円弧状のR面に形成したことにある。
請求項1によれば、ステータカバーにカバー面を設けただけで、コイルがバラける虞がなく、作業性の向上を図ることができる。また、成形時にステータカバーにカバー面を一体成形することができるので、作業性の向上を図ることができる。
請求項2によれば、カバー面の外周縁をガイドにしてコイルを巻回することができることから、作業性の向上を図ることができる。
以下、図示の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、ステータ1を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図である。図3は図1の一部を切り欠いてステータカバーを示す斜視図、図4および図5はステータカバーを示す図、図6は、図5のカバー面を外して示すステータカバーの平面図である。
図1および図2において、このステータ1は、積層鉄心からなるステータコア10と、ステータコア10の両側端面に組み付けられたステータカバー201,202と、このステータカバー201,202の片側端面に一定の間隙を置いて一体的に設けられたカバー面30と、ステータカバー201,202とカバー面30の外周側開口からステータコア10に巻回されたステータコイル40とで構成されている。
ステータコア10は、コイルが巻回される複数の磁極11を内面に突出形成したもので、このステータコア10の磁極11を含む端面およびコイルが巻回される磁極11内側の側壁面12を覆うようにステータカバー201,202が組み付けられている。
ステータカバー201,202は、合成樹脂等の絶縁材料で形成されており、図3ないし図6にしたがって説明する。
ステータカバー201,202は、ステータコア10の端面に対応するリング状の板面21に、ステータコイル40を巻回する一対の開口部22と、これら開口部22に連通するスリット23がそれぞれ形成されている。リング状の板面21の内周縁21aと開口部22の周縁22aには、ステータコア10の内周面を覆う内壁部24と、磁極11内側の側壁面12を覆う壁部25が突設されている。一方、リング状の板面21の内周縁21aには、内壁部24と反対側に突設する一対の壁面26が立設されており、この壁面26から板面21に対向する円弧状のカバー面30が外周方向に向けて延設されている。27は隈取コイル(逃げ)である。ステータコイル40の始端および終端は外部に引き出されている(図1参照)。
前記ステータカバー201,202の円弧状のカバー面30は、図5に示すように両側の開口部22のステータコイル40が巻回される端部を同時に覆うように形成されており、カバー面30相互間には、ステータコイル40を通す開口部41が形成されている。カバー面30の両端部30aは、ステータコイル40の通過をスムーズに行うために円弧状のR面が形成されている。
ステータコイル40は、ステータコア10の両面にステータカバー201,202を組付けて、図2に示すように巻線治具50にセットし、ステータコア10の軸線上を回転操作される回転軸に設けられた巻線機のノズル51から巻線を引き出し、カバー面30の外周からカバー面30とリング状の板面21との開口から巻き付けていく。巻線は開口部22から磁極11相互間の端部間に巻き付けられて、板面21とカバー面30との間隙に、内周側から順次外周側に向けて巻回する。
こうして、本発明によるステータ構造によれば、ステータカバー201,202のリング状の板面21と、円弧状のカバー面30との間隙に、巻線治具を利用して内周側から順次外周側に向けて巻線を巻回して、ステータコイル40をセットするので、巻線が板面21とカバー面30との間隙に収まることから、巻線がバラけたり、浮き上がる虞がない。巻線を内周側から順次外周側に向けて巻きつけていくので、厚みを減らすために、巻き付け後のコイルを潰す必要がなく、作業性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、ステータカバー201,202には、一対の円弧状のカバー面30を設けたが、ステータコア10の磁極11の数に併せて複数箇所設ければよい。また、カバー面30はステータカバー201,202に、樹脂によって一体成形したが、別体に成形して後から接着剤等によってステータカバー201,202に組付けるようにしてもよい。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で、適宜、変更して実施し得ることはいうまでもない。
本発明による回転電機のステータ構造の実施の形態を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のステータカバーを一部を切り欠いて示す斜視図である。 図5のB−B線断面図である。 カバー面を透視図で表した図4の平面図である。 図5のカバー面を外して示す平面図である。 従来の回転電機のステータ構造を示す平面図である。 図7の側面図である。 図7のC−C線断面図である。 ステータコアにコイル支持体を係合させたときの平面図である。 図7のステータコアとコイル支持体との係合構造を示す分解斜視図である。 ステータコアにコイル支持体を係合させたときの平面図である。
符号の説明
1 ステータ
10 ステータコア
201,202 ステータカバー
21 板面
22 開口部
23 スリット
24 内壁部
25 壁部
26 壁面
30 カバー面
40 ステータコイル

Claims (2)

  1. コイルが巻回される複数の磁極を内面に突出形成したステータコアの両側端面に、絶縁材料で形成されたステータカバーを装着し、このステータカバーを介してステータコイルを巻回した回転電機のステータ構造において、
    前記ステータコアの磁極に対応する前記ステータカバーの内周面に、軸方向の内周壁を立設し、該内周壁から前記ステータカバーの片側端面に一定の間隙を置いて対向するカバー面を延出させ、
    該カバー面の外周縁を円弧状に形成するとともに、該カバー面によって前記ステータコイルを覆い、
    前記ステータコアに前記ステータカバーを介してステータコイルを巻回する開口を、前記ステータカバーと前記カバー面の外周側相互間に形成したことを特徴とする回転電機のステータ構造。
  2. 前記カバー面の外周縁を円弧状に形成し、巻線時のガイド機能を持たせるとともに、前記カバー面の両端部を円弧状のR面に形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ構造。
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