JP2008097658A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな衝撃を受けて記録媒体が変形した場合でも、記録媒体のデータ記録領域とベースとの接触による情報の消失を防止し、信頼性の向上したディスク装置を提供する。
【解決手段】 ディスク装置は、底壁11を有したベース10と、ベースに設けられたモータ13と、モータに支持されベースの底壁と対向したディスク12と、ヘッドと、ベース上に回動自在に設けられ、ヘッドをディスクに対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ14と、を備えている。ベースの底壁は、前記ヘッドアクチュエータの移動領域に対向して設けられた凹部52と、それぞれモータ近傍からディスクの外周縁近傍まで延び凹部を規定している第1および第2段部54a、53bと、を有している。ヘッドアクチュエータの回動中心側に設けられた第1段部の少なくとも一部は、第1段部の外端部55とディスクの回転中心とを結ぶ線Lに対し、ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ディスク状の記録媒体を備えたディスク装置に関する。
近年、コンピュータの外部記録装置や画像記録装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置などのディスク装置が広く用いられている。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、一般に、上面の開口した矩形箱状のベースと、複数のねじによりベースにねじ止めされてベースの上面開口を閉塞したトップカバーと、を有している。ベース内には、記録媒体としての磁気ディスク、この磁気ディスクを支持および回転させるスピンドルモータ、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ、ヘッドIC等を有する基板ユニット等が設けられている。
ベースの底壁外面には、基板ユニットを介してスピンドルモータ、ボイスコイルモータ、および磁気ヘッドの動作を制御するプリント回路基板(以下、PCBと称する)がねじ止めされている。PCB上には、種々の半導体素子、ショックセンサ、I/Fコネクタ等が実装されている。
磁気ディスク装置の小型化、薄型化に伴い、ベースも薄型化が図られている。また、磁気ディスクの回転に伴う乱流の発生を防止するため、ベースの底壁の内、磁気ディスクと対向する領域は磁気ディスク側に凸となる凸部として形成され、磁気ディスク表面と僅かな隙間を置いて対向している。この場合、ベース底壁の裏面側は凹所となり、PCB上に実装された電子部品を収納する収納部として機能可能となっている。更に、ベース底壁に形成された上記凸部の内、ヘッドアクチュエータの移動範囲に相当する領域には凹部が形成され、ヘッドアクチュエータの可動スペースを確保している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−126445号公報
上述した磁気ディスク装置において、ベース底壁に設けられた凹部は、ヘッドアクチュエータの移動範囲に対応したほぼ扇形状に形成され、その円周方向の両端部は、それぞれ磁気ディスクの中心部からほぼ半径方向に沿って延びた一対の段部によって規定されている。一対の段部の内、磁気ディスクの回転方向に関して上流側に位置した段部は、ヘッドアクチュエータがディスクの最内周に移動した時のヘッドアクチュエータの位置に沿って形成されている。これにより、この段部は、段部の径方向外端とディスク中心とを通る直線によりも、ヘッドアクチュエータ側に設けられている。
上記のように磁気ディスク装置において、非動作時に大きな衝撃が加えられた場合、まず、磁気ディスクが撓みディスクの外周縁がベース底壁の凸部周縁部に接触する。ヘッドアクチュエータの可動範囲は凹部となっているため、磁気ディスクの内、この凹部と対向した部分は更に凹部の底に向かって変形を生じる。上記のように凹部を規定している段部がアクチュエータ側に位置している場合、変形した磁気ディスクのデータ記憶領域がベースの段部に接触する可能性がある。接触した場合、磁気ディスクのデータ記録領域が破損し、記録されていた情報が消えてしまう可能性がある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、大きな衝撃を受けて記録媒体が変形した場合でも、記録媒体のデータ記録領域とベースとの接触による情報の消失を防止し、信頼性の向上したディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係るディスク装置は、底壁を有したベースと、前記ベースに設けられたモータと、前記モータに回転自在に支持され、前記ベースの底壁と対向したディスク状の記録媒体と、前記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、前記ベース上に回動自在に設けられ、前記ヘッドを前記記録媒体に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータと、を備え、
前記ベースは、前記ヘッドアクチュエータの移動領域に対向して設けられた凹部と、それぞれ前記モータ近傍から前記記録媒体の外周縁近傍まで延び前記凹部を規定している第1および第2段部と、を有し、前記ヘッドアクチュエータの回動中心側に設けられた前記第1段部の少なくとも一部は、この第1段部の前記記録媒体の外周縁側に位置した外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている。
この発明の態様によれば、大きな衝撃が加えられた際、記録媒体の外周端がベースに接触した後、ベースの凹部に沿って記録媒体が変形しても、記録媒体のデータ記録領域とベースとの接触による情報の消失を防止し、信頼性の向上したディスク装置を提供することができる。
以下図面を参照しながら、この発明をディスク装置としてのハードディスクドライブ(以下HDDと称する)に適用した第1の実施形態について詳細に説明する。
図1および図2に示すように、HDDは、上面の開口した矩形箱状のベース10と、複数のねじによりベースにねじ止めされベースの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーと、を有している。
ベース10内には、記録媒体としての磁気ディスク12、磁気ディスクを支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスク12に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16が設けられている。また、ベース10内には、磁気ヘッドが磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した位置に保持するランプロード機構18、ヘッドクチュエータ14を退避位置に保持するイナーシャラッチ機構20、およびプリアンプ等の回路部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板ユニット(以下、FPCユニットと称する)17が収納されている。ベース10は矩形状の底壁11を有し、スピンドルモータ13、ヘッドアクチュエータ14、VCM16等は底壁11の内面上に設けられている。
図2に示すように、スピンドルモータ13は、ベース10の中心部に固定された図示しないステータ、およびステータに対して回転自在なロータとして機能する円柱形状のハブ13aを有している。
磁気ディスク12は、例えば、直径65mm(2.5インチ)に形成され、内孔12aを有している。磁気ディスク12は、例えば、ガラスあるいはアルミニウムで形成されたベース基板と、ベース基板の上面および下面に形成された磁気記録層とを有している。磁気記録層は、磁気ディスク12の外周縁部および内周縁部を除いて設けられ、データ記録領域を形成している。
磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブ13aに同軸的に嵌合され、クランプばね21によりクランプされている。これにより、磁気ディスク12は、ハブ13aの外周に固定され、ハブと一体的に回転可能に支持されている。磁気ディスク12は、駆動部としてのスピンドルモータ13により所定の速度で回転される。
図1ないし図3に示すように、ヘッドアクチュエータ14は、ベース10の底壁上に立設された軸受組立体24と、この軸受組立体に支持された2本のアーム27と、各アームに支持された磁気ヘッド組立体30と、を備えている。各磁気ヘッド組立体30は、板ばねによって形成された細長いサスペンション32と、サスペンションの延出端に固定された磁気ヘッド33と、を備えている。
VCM16は、ヘッドアクチュエータ14に設けられたボイスコイル15と、底壁11上に固定されボイスコイルと対向したヨーク34、およびこのヨークに固定された図示しない磁石とを有している。
FPCユニット17は、ベース10の底壁11上に固定された基板本体36を有し、この基板本体上には、複数の電子部品およびコネクタ等が実装されている。FPCユニット17は、基板本体36とヘッドアクチュエータ14とを電気的に接続した帯状のメインフレキシブルプリント回路基板38を有している。ヘッドアクチュエータ14に支持された各磁気ヘッド33は、アーム27上に設けられた図示しない中継FPCおよびメインフレキシブルプリント回路基板38を介してFPCユニット17に電気的に接続されている。磁気ディスク12の近傍で、ベース10の周縁部には、呼吸フィルタ26および循環フィルタ28が設けられている。
ベース10の底壁11外面には、FPCユニット17を介して、スピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッドの動作を制御する図示しないプリント回路基板がねじ止めされ、ベースの底壁11と対向している。このプリント回路基板上には、コネクタ40を含む多数の電子部品が実装されている。プリント回路基板は、電子部品が実装されている面がベース10の底壁11外面と対向した状態で配置されている。
図2ないし図4に示すように、ベース10の底壁11において、磁気ディスク12と対向する領域は、磁気ディスク側に凸となる円形の凸部50として形成され、磁気ディスク表面と僅かな隙間を置いて対向している。凸部50の外径は、磁気ディスク12の外径よりも僅かに大きく形成されている。凸部50を設けた場合、ベース10の底壁11の裏面側は凹所となり、前述したプリント回路基板上に実装された電子部品を収納可能な収納部を形成している。
ベース10の底壁11に形成された凸部50の内、ヘッドアクチュエータ14の移動範囲、つまり、アーム27および磁気ヘッド組立体30の移動範囲に相当する領域には凹部52が形成され、ヘッドアクチュエータの可動スペースを確保している。凹部52は、ヘッドアクチュエータ14の移動範囲に対応したほぼ扇形状に形成され、その円周方向の両端部は、第1段部54aおよび第2段部54bによって規定されている。第1段部54aおよび第2段部54bは、それぞれ磁気ディスク12の中心部、ここでは、スピンドルモータ13からほぼ半径方向に沿って凸部50の外周縁まで延びている。
第1段部54aは、ヘッドアクチュエータ14の回動中心である軸受組立体24側に設けられ、磁気ディスク12の回転方向に関して上流側に位置している。第2段部54bは、磁気ディスク12の回転方向に関して、第1段部54aの下流側で、ランプロード機構18側に位置し、サスペンション32先端の移動路に沿って形成されている。
第1段部54aは外端部55を有し、この外端部は、凸部50の外周縁に位置し磁気ディスク12の外周縁と対向している。第1段部54aの少なくとも一部は、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対し、ヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
本実施形態において、第1段部54aは、スピンドルモータ13近傍の端と外端部55との中途部から外端部まで延びた外周部54cを有している。この外周部54cは、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対し、ヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。図2、図3および図7に示すように、第1段部54aの外周部54cは、上段部54dおよび中段部56を有している。上段部54dは、凸部50と同一高さを有し、外周部54cによって形成されている。中段部56は、上段部54dよりも低くかつ凹部52の底よりも高く形成され、例えば、凸部50の約半分の高さに形成されている。上段部54dは、第1段部54aの外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対し、ヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
なお、図7に示すように、第1段部54aの中段部56に対応して、底壁11の裏面側には、凸部57が形成されている。これにより、中段部56を設けた場合でも、底壁11の壁厚が極端に薄くなる部分がなく、ベース10を容易にかつ確実に成形することができる。第1段部54aは、上段部と中段部との2段としたが、3段以上の複数段として形成してもよい。
上記のように構成されたHDDにおいて、非動作時に大きな衝撃が加えられると、磁気ディスク12の外周部分が変形する。この場合、図5に示すように、まず、磁気ディスク12の外周縁が底壁11に形成された凸部50の外周縁部および第1段部54aの外端部55に接触する。磁気ディスク12の外周縁にはデータ記録領域が設けられていないため、底壁11に接触してもデータ消失の問題は生じない。
凸部50において、ヘッドアクチュエータ14の可動範囲は凹部52となっている。そのため、図6に示すように、磁気ディスク12の内、凹部52と対向した部分は更に凹部の底に向かって3次元的に変形を生じる。この際、磁気ディスク12のデータ記録領域は、第1段部54aの外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lを境として、凹部52側へ変形する。ここで、凹部52を規定している第1段部54aは、線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に位置した外周部54c、上段部54dおよび上段部54dよりも一段低い中段部56を有している。そのため、図7に示すように、磁気ディスク12のデータ記憶領域が変形した場合でも、変形したデータ記憶領域が第1段部54aおよび底壁11の他の領域に接触することはない。
なお、第2段部54b側において、磁気ディスク12の外周縁部は、ランプロード機構18のランプ間に位置している。そのため、衝撃印加時、磁気ディスク12が変形した場合、磁気ディスク12の外周縁部は、ランプに当接し、ベース10側への大きな変形が規制される。そのため、第2段部54b側においても、磁気ディスクのデータ記録領域とベース底壁との接触を防止することができる。
以上のことから、大きな衝撃を受けて磁気ディスクが変形した場合でも、磁気ディスクのデータ記録領域とベースとの接触および情報の消失を防止し、信頼性の向上したディスク装置が得られる。
次に、この発明の第2の実施形態に係るHDDについて説明する。
図8および図9に示すように、第2の実施形態によれば、ベース10の底壁11に形成された凹部52を規定している第1段部54aは、その外端部55からスピンドルモータ13近傍まで直線状に延びている。また、第1段部54aはその全体が、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
第2の実施形態において、HDDの他の構成は、前述した第1の実施形態と同一あり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
上記のように構成されたHDDにおいて、非動作時に大きな衝撃が加えられると、磁気ディスク12の外周部分が変形する。この場合、図10に示すように、まず、磁気ディスク12の外周縁が底壁11に形成された凸部50の外周縁部および第1段部54aの外端部55に接触する。図11に示すように、磁気ディスク12の内、凹部52と対向した部分は更に凹部の底に向かって3次元的に変形を生じる。この際、磁気ディスク12のデータ記録領域は、第1段部54aの外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lを境として、凹部52側へ変形する。凹部52を規定している第1段部54aは、線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に位置している。そのため、図12に示すように、磁気ディスク12のデータ記憶領域が変形した場合でも、変形したデータ記憶領域が第1段部54aおよび底壁11の他の領域に接触することはない。
従って、第2の実施形態によれば、大きな衝撃を受けて磁気ディスクが変形した場合でも、磁気ディスクのデータ記録領域とベースとの接触および情報の消失を防止し、信頼性の向上したディスク装置が得られる。
凹部52を規定している第1段部54aは、直線状に限らず、複数の直線を組合わせた屈曲形状、あるいは、湾曲した曲線状に形成してもよい。また、第1段部54aは、高さの異なる複数の段部を組合わせて形成してもよい。
図13に示すように、この発明の第3の実施形態に係るHDDによれば、ベース10の底壁11に形成された凹部52を規定している第1段部54aは、複数の直線を組合わせて形成され、その外端部55からスピンドルモータ13近傍まで屈曲して延びている。第1段部54aは、その全体が、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
図14に示すように、この発明の第4の実施形態に係るHDDによれば、ベース10の底壁11に形成された凹部52を規定している第1段部54aは、湾曲して形成され、その外端部55からスピンドルモータ13近傍まで曲線状に延びている。第1段部54aは、その全体が、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
図15および図16に示すように、この発明の第5の実施形態に係るHDDによれば、ベース10の底壁11に形成された凹部52を規定している第1段部54aは、その外端部55からスピンドルモータ13近傍まで直線的に延びている。第1段部54aは、それぞれ直線状に延びた上段部54dと、この上段部よりも低い中段部56とを有している。第1段部54aの内、少なくとも上段部54dの一部、ここでは、その全体が、外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている。
第3、第4、第5の実施形態において、HDDの他の構成は、前述した第1の実施形態と同一あり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。そして、第3、第4、第5の実施形態においも、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。第5の実施形態によれば、中段部を設けることにより、ベース底壁の薄肉部を減らし、ベースの剛性を高めることができる。
第3、第4、第5の実施形態において、第1段部54a、あるいは、上段部の全体が外端部55と磁気ディスク12の回転中心とを結ぶ線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている構成としたが、第1段部54a、あるいは、上段部の少なくとも一部、望ましくは、磁気ディスクの外周側と対向する部分が、上記線Lに対してヘッドアクチュエータ14と反対側に設けられている構成とすることにより、ディスクとベースとの接触を防止することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、HDDにおいて、磁気ディスクの枚数は1枚に限らず、必要に応じて増加可能である。この発明は、磁気ディスク装置に限らず、光ディスク装置等の他のディスク装置にも適用することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係るHDDを示す斜視図。 図2は、前記HDDを示す分解斜視図。 図3は、前記HDDを示す平面図。 図4は、図3の線A−Aに沿った前記HDDの断面図。 図5は、磁気ディスクが変形した状態を示す、図4に対応の断面図。 図6は、図3の線B−Bに沿った前記HDDの断面図。 図4は、図3の線C−Cに沿った前記HDDの断面図。 図8は、この発明の第2の実施形態に係るHDDを示す平面図。 図9は、図8の線D−Dに沿った前記HDDの断面図。 図10は、磁気ディスクが変形した状態を示す、図9に対応の断面図。 図11は、図8の線E−Eに沿った前記HDDの断面図。 図12は、図8の線F−Fに沿った前記HDDの断面図。 図13は、この発明の第3の実施形態に係るHDDを示す平面図。 図14は、この発明の第4の実施形態に係るHDDを示す平面図。 図15は、この発明の第5の実施形態に係るHDDを示す平面図。 図16は、図15の線G−Gに沿った前記HDDの断面図。
符号の説明
10…ベース、 11…底壁、 12…磁気ディスク、 13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、 16…VCM、 24…軸受組立体、
27…アーム、 33…磁気ヘッド、 50…凸部、 52…凹部、
54a…第1段部、 54b…第2段部、 54c…外周部、 54d…上段部、
55…外端部、 56…中段部、

Claims (8)

  1. 底壁を有したベースと、
    前記ベースに設けられたモータと、
    前記モータに回転自在に支持され、前記ベースの底壁と対向したディスク状の記録媒体と、
    前記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、
    前記ベース上に回動自在に設けられ、前記ヘッドを前記記録媒体に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータと、を備え
    前記ベースの底壁は、前記ヘッドアクチュエータの移動領域に対向して設けられた凹部と、それぞれ前記モータ近傍から前記記録媒体の外周縁近傍まで延び前記凹部を規定している第1段部および第2段部と、を有し、
    前記ヘッドアクチュエータの回動中心側に設けられた前記第1段部の少なくとも一部は、この第1段部の前記記録媒体の外周縁側に位置した外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられているディスク装置。
  2. 前記第1段部は、前記外端部から前記モータ近傍まで直線的に延びている請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記第1段部は、前記外端部から前記モータ近傍まで複数の直線を組合わせて延びている請求項1に記載のディスク装置。
  4. 前記第1段部は、前記外端部から前記モータ近傍まで曲線状に延びている請求項1に記載のディスク装置。
  5. 前記第1段部は、その全体が、前記第1段部の外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている請求項2ないし4のいずれか1項に記載のディスク装置。
  6. 前記第1段部は、上段部と、この上段部よりも低い中段部とを有し、前記上段部は、前記第1段部の外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている請求項1に記載のディスク装置。
  7. 前記第1段部は、前記モータ近傍の端と前記外端部との中途部から前記外端部まで延びた外周部を有し、前記外周部は、前記第1段部の外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている請求項1に記載のディスク装置。
  8. 前記第1段部の外周部は、上段部と、この上段部よりも低い中段部とを有し、前記上段部は、前記第1段部の外端部と前記記録媒体の回転中心とを結ぶ線に対し、前記ヘッドアクチュエータと反対側に設けられている請求項7に記載のディスク装置。
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