JP2020123415A - ディスク装置 - Google Patents

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Kenji Mizuochi
健二 水落
丈雄 林
Takeo Hayashi
丈雄 林
功一 東海林
Koichi Shoji
功一 東海林
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Abstract

【課題】電子部品の耐圧限界を越えずに放熱効率を上げることが可能なディスク装置を提供する。【解決手段】ディスク装置は、第1当接面70aを有するボス70が底壁12aに設けられた筐体と、筐体内に収容された記録媒体と、底壁に取付けられたプリント回路基板50と、プリント回路基板に実装され、第1当接面に対向した第2当接面64aを有する電子部品64と、第1当接面に当接する第3当接面及び第2当接面に当接する第4当接面を有する放熱シートHS1と、を備えている。第1当接面の面積は、第3当接面の面積より小さいか、あるいは、第2当接面の面積は、第4当接面の面積より小さい。【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスクドライブ(HDD)は、一般に、ディスク状の記録媒体、磁気ヘッド、および磁気ヘッドを移動させるアクチュエータ等を収納した筐体と、筐体の底面に対向して配置されたプリント回路基板(PCB)と、を備えている。プリント回路基板上には、複数の半導体素子、コネクタ等の電子部品が実装されている。半導体素子の内、発熱量の多いCPU(大規模集積回路:LSI)と筐体の底壁との間に、放熱シートが設けられている。LSIの熱を放熱シートを介して筐体に放熱する構造としている。
放熱効率を上げるためには、筐体とLSIとで放熱シートを挟んで圧縮し、放熱シートを密着させることが有効となる。しかし、この場合、LSIに負荷を掛けることになり、LSIなどの電子部品の半田接合部にクラックが生じる懸念がある。
また、放熱効率を上げるために、放熱性能の高い放熱シートを使うことが有効である。しかし、放熱性能が高い放熱シートは比較的硬く、圧縮量を上げるとLSIの耐圧限界を超えるため圧縮量を増加させることが困難となる。そのため、放熱シートの厚みのバラツキ、あるいは、LSIと筐体との隙間のバラツキによって、放熱シートの一部または全面がLSIあるいは筐体に接触せず、放熱性能が低下する可能性がある。
特開2003−101270号公報 特許第3952184号公報 特開2004−326967号公報
この発明の実施形態の課題は、電子部品の耐圧限界を越えずに放熱効率を上げることが可能なディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ディスク装置は、第1面を有する凸部が底壁に設けられた筐体と、前記筐体内に収容された記録媒体と、前記底壁に取付けられたプリント回路基板と、前記プリント回路基板に実装され、前記第1面に対向した第2面を有する電子部品と、前記第1面に当接する第3面と前記第2面に当接する第4面とを有する放熱シートと、を備えている。前記第1面の面積は前記放熱シートの前記第3面の面積より小さいか、あるいは、前記第2面の面積は前記放熱シートの前記第4面の面積より小さい。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)の分解斜視図。 図2は、第1の実施形態に係るHDDの底壁側およびプリント回路基板を示す分解斜視図。 図3は、電子部品、筐体の当接部、および放熱シートの当接状態を示すHDDの断面図。 図4は、2種類の放熱シートについて、放熱シートの圧縮量と面圧との関係を比較して示す図。 図5は、筐体側の2種類の接触面の面積について、放熱シートの圧縮量と面圧との関係を比較して示す図。 図6は、第2の実施形態に係るHDDにおいて、電子部品、筐体の当接部、および放熱シートの当接状態を示すHDDの断面図。
以下図面を参照しながら、実施形態に係るディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
以下、ディスク装置として、実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るHDDの分解斜視図、図2は、HDDの底壁側およびプリント回路基板を示す分解斜視図である。
図1に示すように、HDDは、ほぼ矩形状の筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、複数のねじ13によりベース12にねじ止めされベース12の上端開口を閉塞する内カバー14と、内カバー14に重ねて配置され、周縁部がベース12に溶接される外カバー(トップカバー)16と、を有している。ベース12は、内カバー14と隙間を置いて対向する矩形状の底壁12aと、底壁12aの周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。側壁12bは、互いに対向する一対の長辺壁と互いに対向する一対の短辺壁とを含んでいる。側壁12bの上端面に、ほぼ矩形枠状の固定リブ12cが突設されている。
内カバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。内カバー14は、その周縁部がねじ13によりベース12の側壁12bの上面にねじ止めされ、固定リブ12cの内側に固定されている。外カバー16は、例えば、アルミニウムにより矩形板状に形成されている。外カバー16は、内カバー14よりも僅かに大きな平面寸法に形成されている。外カバー16は、その周縁部が全周に亘って、ベース12の固定リブ12cに溶接され、気密に固定される。
内カバー14および外カバー16のそれぞれには、筐体10内と外部とを連通する通気孔36、38が形成されている。筐体10内の空気は、通気孔36、38を通して排気され、更に、これらの通気孔46、48を通して、筐体10内に空気よりも密度の低い低密度ガス(不活性ガス)、例えば、ヘリウムが封入される。外カバー16の外面には、通気孔38を塞ぐように例えばシール(封止体)40が貼付される。
筐体10内には、記録媒体としての複数、例えば、5〜9枚の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ20が設けられている。スピンドルモータ20は、底壁12a上に配設されている。各磁気ディスク18は、例えば、直径95mm(3.5インチ)に形成され、その上面および/または下面に磁気記録層を有している。各磁気ディスク18は、スピンドルモータ20の図示しないハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにクランプばねによりクランプされ、ハブに固定されている。これにより、各磁気ディスク18は、ベース12の底壁12aと平行に位置した状態に支持されている。磁気ディスク18は、スピンドルモータ20により所定の回転数で回転される。
なお、本実施形態において、5〜9枚の磁気ディスク18が筐体10内に収容されるが、磁気ディスク18の枚数はこれに限られない。また、単一の磁気ディスク18が筐体10内に収容されても良い。
筐体10内には、磁気ディスク18に対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド32、これらの磁気ヘッド32を磁気ディスク18に対して移動自在に支持したヘッドスタックアッセンブリ(アクチュエータ)22が設けられている。また、筐体10内には、ヘッドスタックアッセンブリ22を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)24、磁気ヘッド32が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド32を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、および変換コネクタ等の電子部品が実装された基板ユニット(配線部材)21が設けられている。基板ユニット21は、フレキシブルプリント配線基板(FPC)で構成されている。このFPCは、ヘッドスタックアッセンブリ22上の中継FPCを介して磁気ヘッド32およびVCM24のボイスコイルに電気的に接続されている。
ヘッドスタックアッセンブリ22は、回転自在な軸受ユニット28と、軸受ユニット28から延出した複数のアーム30と、各アーム30から延出したサスペンション34と、を有している。各サスペンション34の先端部に磁気ヘッド32が支持されている。
図1および図2に示すように、制御回路基板(プリント回路基板)50がベース12の底壁12aの外面に対向して配置されている。制御回路基板50は、複数のねじ52により底壁12aにねじ止めされ、底壁12aの外面と隙間を置いて対向している。制御回路基板50は、ほぼ矩形板状に形成され、底壁12aに対向する第1主面S1および反対側の第2主面S2を有している。
制御回路基板50の第1主面S1上に複数の電子部品が実装されている。例えば、複数の半導体チップ60a、2つの半導体素子(例えば、大規模集積回路:LSI)64、66、基板ユニット21に接続可能な中継コネクタ56が実装されている。LSI64、66は、それぞれ矩形状に形成され、底壁12aと対向する平坦な第2当接面(第2面)64a、66aを有している。第1主面S1上に、スピンドルモータ15用の接続端子60bが設けられている。更に、制御回路基板50の一側縁に、外部機器を接続可能なインターフェースコネクタ54が実装されている。
一方、ベース12の底壁12aの外面に、第1当接部として機能する2つのボス(凸部)70、72が突設されている。2つのボス70、72は、制御回路基板50のLSI64、66と対向する位置に設けられている。各ボス70、72は、底壁12aの外面とほぼ平行で平坦な第1当接面(第1面)70a、72aをそれぞれ有している。本実施形態において、ボス70、72および第1当接面70a、72aは、例えば、円形に形成されている。なお、ボスおよび第1当接面は、円形に限らず、矩形状、多角形状等の種々の形状を選択可能である。
制御回路基板50をベース12の所定位置に取り付けた状態において、中継コネクタ56は底壁12aに設けられたコネクタ57に接続される。コネクタ57は、基板ユニット21の変換コネクタに接続されている。また、接続端子60bは、スピンドルモータ20の接続端子に接続される。制御回路基板50の制御部は、基板ユニット26を介してVCM20、および磁気ヘッド32の動作を制御するとともに、接続端子60bを介してスピンドルモータ20の動作を制御する。2つのLSI64、66の第2当接面64a、64bは、ボス70、72の第1当接面70a、72aとそれぞれ対向して位置する。
本実施形態において、ボス70とLSI64との間に放熱シートHS1が配置され、ボス72とLSI66との間に放熱シートHS2が配置されている。図3は、LSI64、放熱シートHS1、およびボス70の当接状態を示す底壁および制御回路基板の断面図である。図示のように、放熱シートHS1は、上面(第3面)および下面(第4面)を有し、ボス70とLSI64との間に挟まれ、上面がボス70の第1当接面70aに当接し、下面がLSI64の第2当接面64aに当接している。また、制御回路基板50を所定の押圧力で底壁12a側に押圧した状態で底壁12aにねじ止めすることにより、放熱シートHS1は、ボス70およびLSI64によって所定の面圧で押圧され所定の圧縮量だけ圧縮された状態で配置されている。LSI64の発熱は、放熱シートHS1、ボス70を介して底壁12aに伝わり、底壁12aから機外に放熱される。これにより、LSI64が冷却され、過度の温度上昇が抑制される。
放熱シートHS1は、一例として、シート厚が0.7mm、放熱性能が2W程度の比較的柔らかい放熱シート、例えば、面圧10Kg/cmに対して圧縮量が0.2〜0.4mmの放熱シートを用いている。放熱シートの硬さは、種々の要素により変化するが、一例では、ガラス繊維、カーボン繊維の含有量に応じて変化する。
本実施形態において、ボス70の第1当接面70aの面積は、放熱シートHS1の面積(第3面および第4面の面積)およびLSI64の第2当接面64aの面積よりも小さく形成され、第1当接面70aの全面が放熱シートHS1に当接し放熱シートHS1を圧縮している。第1当接面70aの面積は、一例では、放熱シートHSIの面積の30〜70%に設定されている。放熱シートHS1は、例えば、矩形状を有し、LSI64の第2当接面64aの面積よりも大きい面積を有している。第2当接面64aは、その全面が放熱シートHS1に当接している。
図4は、放熱シートの圧縮特性を示す図であり、本実施例に係る放熱シート(放熱性能低)と比較例に係る放熱シート(放熱性能高)の圧縮特性を比較して示している。
図5は、当接部の第1当接面の面積に応じた放熱シートの圧縮特性を示す図であり、本実施形態(第1当接面の面積が放熱シートの面積の40%に形成されている)と比較例(第1当接面の面積が放熱シートの面積よりも大きい)と比較して示している。
図4に示すように、比較例に係る放熱性能の高い放熱シートは、比較的硬いため、LSIに密着させるために圧縮量を多くすると、LSIに作用する面圧が増大する。例えば、圧縮量0.2mmの場合、面圧が18Kg/cmとなる。これに対して、本実施形態のように比較的柔らかい放射性能の低い放熱シートHS1では、圧縮量0.2mmの場合、LSIに作用する面圧は6Kg/cm程度であり、比較例の約1/3となる。すなわち、比較的柔らかい放熱性能の低い放熱シートの方が、低い面圧で圧縮量を大きくし、LSIおよび当接部との密着性を上げられることが解る。
また、図5に示すように、比較例のように第1当接面の面積、放熱シートの面積、およびLSIの第2当接面の面積を同じ大きさとした場合、例えば、圧縮量0.3mmを得るために面圧13Kg/cm2が必要となる。これに対して、本実施形態のように、第1当接面の面積を放熱シートの面積よりも小さくした場合、ここでは、放熱シートの面積の40%程度とした場合、圧縮量0.3mmの時の面圧は10Kg/cm程度であり、比較例よりもー3Kg/cm程度、面圧を下げることができる。
以上のように、本実施形態によれば、ベース12の第1当接面70aの面積を放熱シートHS1の面積よりも小さく設定することにより、LSI64に作用する面圧を低く抑えた状態で放熱シートHS1の圧縮量を増大させ、第1当接面70aおよび第2当接面64aに対する放熱シートHS1の密着性を向上させることができる。これにより、LSI64を損傷することなく、すなわち、LSI64の耐圧限界を越えることなく、LSI64の放熱効率を上げることが可能となる。更に、放熱シートHS1として、例えば、面圧10Kg/cmに対して圧縮量が0.2〜0.4mmとなる比較的柔らかい放熱シートを用いることにより、一層低い面圧で、所望の圧縮量を得ることが可能となる。
なお、図示していないが、もう一方のLSI66、放熱シートHS2、およびボス72は、図3に示したLSI64、放熱シートHS1、およびボス72と同一の構成、および同一の面積の大小関係を有して構成されている。従って、LSI66に作用する面圧を低く抑えた状態で放熱シートHS2の圧縮量を増大させ、放熱シートHS2の密着性および放熱性能を向上させることができる。
以上のことから、本実施形態によれば、電子部品の耐圧限界を越えずに放熱効率を上げることが可能なディスク装置が得られる。
次に、他の実施形態に係るHDDについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を簡略化あるいは省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係るHDDのベース底壁および制御回路基板の断面図である。図示のように、第2の実施形態によれば、ベース12の底壁12aのボス(当接部)70と制御回路基板50上のLSI(電子部品)64との間に放熱シートHS1が配置されている。放熱シートHS1は、ボス70とLSI64との間に挟まれ、ボス70の第1当接面70aおよびLSI64の第2当接面64aに当接している。制御回路基板50を所定の押圧力で底壁12a側に押圧した状態で底壁12aにねじ止めすることにより、放熱シートHS1は、ボス70およびLSI64によって所定の面圧で押圧され所定の圧縮量だけ圧縮された状態で配置されている。
放熱シートHS1は、一例として、シート厚が0.7mm、放熱性能が3W程度の比較的柔らかい放熱シート、例えば、面圧10Kg/cmに対して圧縮量が0.2〜0.4mmの放熱シートを用いている。
第2の実施形態では、放熱シートHS1の面積は、LSI64の第2当接面64aの面積よりも大きく形成され、同様に、ボス70の第1当接面70aの面積は、LSI64の第2当接面64aの面積よりも大きく放熱シートHSIの面積とほぼ同一に形成されている。言い換えると、LSI64の第2当接面64aの面積は、放熱シートHS1の面積およびボス70の第1当接面70aの面積よりも小さく形成され、第2当接面64aの全面が放熱シートHS1に当接し放熱シートHS1を圧縮している。放熱シートHS1および第1当接面70aは、例えば、矩形状を有し、第1当接面70aは、その全面が放熱シートHS1に当接している。
第2の実施形態において、HDDの他の構成は、前述した第1の実施形態に係るHDDと同一である。
以上のように、本実施形態によれば、LSI64の第2当接面64aの面積を放熱シートHS1の面積よりも小さく設定することにより、LSI64に作用する面圧を低く抑えた状態で放熱シートHS1の圧縮量を増大させ、第1当接面70aおよび第2当接面64aに対する放熱シートHS1の密着性を向上させることができる。これにより、LSI64を損傷することなく、すなわち、LSI64の耐圧限界を越えることなく、LSI64の放熱効率を上げることが可能となる。更に、放熱シートHS1として、例えば、面圧10Kg/cmに対して圧縮量が0.2〜0.4mmとなる比較的柔らかい放熱シートを用いることにより、一層低い面圧で、所望の圧縮量を得ることが可能となる。
よって、第2の実施形態においても、電子部品の耐圧限界を越えずに放熱効率を上げることが可能なディスク装置が得られる。
本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、放熱シートにより放熱する電子部品は、LSIに限定されることなく、発熱量の高い他の電子部品を適用してもよい。放熱シート、第1当接面、第2当接面の形状、大きさ等は、上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて種々変更可能である。
10…筐体、12…ベース、12a…底壁、14…内カバー、16…外カバー、
18…磁気ディスク、21…基板ユニット、22…ヘッドスタックアッセンブリ、
32…磁気ヘッド、50…制御回路基板(プリント回路基板)、
64、66…電子部品(LSI)、64a、66a…第2当接面、
70、72…ボス(当接部)、70a、72a…第1当接面、
HS1、HS2…放熱シート

Claims (5)

  1. 第1面を有する凸部が底壁に設けられた筐体と、
    前記筐体内に収容された記録媒体と、
    前記底壁に取付けられたプリント回路基板と、
    前記プリント回路基板に実装され、前記第1面に対向した第2面を有する電子部品と、
    前記第1面に当接する第3面と前記第2面に当接する第4面とを有する放熱シートと、を備え、
    前記第1面の面積は前記放熱シートの前記第3面の面積より小さいか、あるいは、前記第2面の面積は前記放熱シートの前記第4面の面積より小さい、
    ディスク装置。
  2. 前記放熱シートの前記第3面の面積及び前記第4面の面積は、前記凸部の前記第1面の面積および前記電子部品の前記第2面の面積よりも大きい請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記電子部品の前記第2面の面積は、前記凸部の前記第1面の面積よりも大きい請求項1に記載のディスク装置。
  4. 前記電子部品の前記第2面は、前記放熱シートの前記第4面の面積および前記凸部の前記第1面の面積よりも小さい面積を有し、前記第2面の全面が前記放熱シートに当接している請求項1に記載のディスク装置。
  5. 前記放熱シートは、面圧10Kg/cmに対して圧縮量が0.2〜0.4mmとなる放熱シートである請求項1から4のいずれか1項に記載のディスク装置。
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