JP2022126538A - ベースプレート、スピンドルモータおよびディスク駆動装置 - Google Patents

ベースプレート、スピンドルモータおよびディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ピボットポストに引け巣が生じることに起因する品質低下を抑制するベースプレート、スピンドルモータおよびディスク駆動装置を提供する。【解決手段】ディスク駆動装置において、ベースプレートは、ベース本体10と、ベース本体の表面の少なくとも一部を覆う電着塗装膜を有する。ベース本体は、底板部11と、ピボットポスト13を有する。底板部は、ディスクの回転軸となる第1軸と、ヘッドの揺動軸となる第2軸とに対して垂直に広がり、軸方向から見て、第1方向を短辺が延びる短辺方向とし、第2方向を長辺が延びる長辺方向とする矩形状である。ピボットポストは、第2軸と重なる位置において、底板部の上面から上方に突出する。底板部は、薄底部110を有し、ピボットポストの第2軸と直交する径方向外方に配置され、底板部の下面から上方に凹む下側凹部及び底板部の上面から下方に凹む上側凹部の少なくとも一方を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ベースプレート、スピンドルモータおよびディスク駆動装置に関する。
従来、ハードディスクドライブなどのディスク駆動装置が知られている。ディスク駆動装置は、ディスクを回転させるスピンドルモータ、および、ディスクに対して情報の読み取りおよび書き込みを行うヘッド、などを備える。スピンドルモータおよびヘッドなどのディスク駆動装置の構成要素は、ベースプレートにより支持される(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1のベースプレートは、アクチュエータ取付部を有する。アクチュエータ取付部には、ヘッドを移動させるアクチュエータが取り付けられる。たとえば、アクチュエータ取付部は、ピボットポストと呼ばれる。
特開2015-127064
特許文献1のベースプレートは、鍛造によって形成される。しかし、従来では、ベースプレートを鋳造によって形成することが一般的である。ベースプレートの鋳造工程では、ピボットポストに対応する空洞を有する金型が用いられる。そして、金型に溶湯が流し込まれる。
ここで、ピボットポストに対応する空洞は、略円柱状の細長い空洞である。このため、ピボットポストに対応する空洞に十分に溶湯が充填されない場合がある。この場合には、ピボットポストに引け巣が生じ、ベースプレートの品質が低下する可能性がある。
本発明は、ピボットポストに引け巣が生じることに起因する品質低下を抑制することを目的とする。
本発明の例示的なベースプレートは、ディスク駆動装置の筐体の一部となる鋳造品のベースプレートであって、ベース本体と、ベース本体の表面の少なくとも一部を覆う電着塗装膜と、を有する。ベース本体は、底板部と、ピボットポストと、を有する。底板部は、上下に延び、ディスクの回転軸となる第1軸と、第1軸と異なる位置において上下に延び、ディスクに対して情報の読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行うヘッドの揺動軸となる第2軸と、に対して垂直に広がり、軸方向から見て、第1方向を短辺が延びる短辺方向とし、第2方向を長辺が延びる長辺方向とする矩形状である。ピボットポストは、第2軸と重なる位置において、底板部の上面から上方に突出する。底板部は、薄底部を有する。薄底部は、ピボットポストの第2軸と直交する径方向外方に配置され、底板部の下面から上方に凹む下側凹部、および、底板部の上面から下方に凹む上側凹部、の少なくとも一方を有する。
本発明の例示的なスピンドルモータは、上記ベースプレートを備える。
本発明の例示的なディスク駆動装置は、上記スピンドルモータを備える。
本発明の例示的なベースプレート、スピンドルモータおよびディスク駆動装置によれば、ピボットポストに引け巣が生じることに起因する品質低下を抑制できる。
図1は、実施形態に係るディスク駆動装置の内部構造を示す模式図である。 図2は、実施形態に係るベースプレートを上方から見た斜視図である。 図3は、実施形態に係るベースプレートの加工面の位置を示す模式図である。 図4は、実施形態に係るベース本体の底板部を下方から見た平面図である。 図5は、実施形態に係るピボットポストおよびその周辺の断面図である。 図6は、実施形態に係るベースプレートの鋳造工程で用いられる金型の断面図である。 図7は、基幹部のみで構成された薄底部の平面形状を示す図である。 図8は、基幹部と第1端部とで構成された薄底部の平面形状を示す図である。 図9は、第1変形例に係る底板部の薄底部およびその周辺の断面図である。 図10は、第2変形例に係る底板部を下方から見た平面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本明細書では、ディスク30の回転軸を第1軸A1と呼び、ヘッド40の揺動軸を第2軸A2と呼ぶ。第1軸A1および第2軸A2は互いに平行であり、第1軸A1および第2軸A2のそれぞれに平行な方向を「軸方向」と呼び、軸方向を上下方向とする。すなわち、第1軸A1および第2軸A2は、それぞれ、上下に延びる。また、軸方向の一方の向きを「上方」と呼び、軸方向の他方の向きを「下方」と呼ぶ。さらに、各々の構成要素において、上方を向く面を「上面」と呼び、下方を向く面を「下面」と呼ぶ。なお、この上下方向の定義は、各構成要素の実際の向きおよび位置関係を限定するものではない。
また、本明細書では、第2軸A2と直交する方向を「径方向」と呼ぶ。また、第2軸A2から離れる向きを「径方向外方」と呼び、第2軸A2に近づく向きを「径方向内方」と呼ぶ。
また、本明細書では、軸方向から見て、互いに直交する一方の向きおよび他方の向きをそれぞれ「第1方向」および「第2方向」と呼ぶ。本明細書では、第1方向に符号D1を付し、第2方向に符号D2を付す。
<1.ディスク駆動装置の全体構成>
図1は、実施形態に係るディスク駆動装置3の内部構造を示す模式図である。
ディスク駆動装置3は、ハードディスクドライブである。ディスク駆動装置3は、記憶媒体としてのディスク30を有する。ディスク30は、ディスク駆動装置3の筐体31の内部に配置される。ディスク駆動装置3は、第1軸A1を中心としてディスク30を回転させながら、ディスク30に対して情報の読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行う。
筐体31は、ベースプレート1とカバー310とによって構成される。ベースプレート1は、開口を有する箱状である。カバー310は、ベースプレート1の開口を塞ぐ。ここで、筐体31の内部には、空気よりも低密度の気体が充填される。筐体31の内部に充填される気体は、たとえば、ヘリウムガスである。
また、ディスク駆動装置3は、スピンドルモータ2を備える。ディスク30は、スピンドルモータ2に固定される。スピンドルモータ2は、ディスク30を第1軸A1回りに回転させる。スピンドルモータ2は、回転部21および静止部22を有する。
回転部21は、第1軸A1回りに回転可能である。回転部21は、ハブおよびシャフトを有する。シャフトは、第1軸A1と重なる位置に配置され、第1軸A1に沿って軸方向に延びる。また、シャフトは、第1軸A1回りに回転可能に支持される。ハブは、シャフトに固定され、シャフトと共に回転する。ディスク30は、ハブに固定される。
静止部22は、回転部21を第1軸A1回りに回転可能に支持する。静止部22は、ベアリングおよびステータを有する。ベアリングは、回転部21を回転可能に支持する。ステータは、回転部21を第1軸A1回りに回転させる。
スピンドルモータ2は、ベース部23をさらに有する。静止部22は、ベース部23に固定される。ここで、ベース部23は、ベースプレート1の一部である。すなわち、スピンドルモータ2は、ベースプレート1を備える。
ディスク駆動装置3は、ヘッド40を備える。また、ディスク駆動装置3は、アーム41および揺動機構42を備える。ヘッド40は、アーム41の先端に固定される。アーム41は、第2軸A2を中心として揺動可能に支持される。揺動機構42は、アーム41を揺動させる。ヘッド40は、第2軸A2を中心として揺動することにより、ディスク30に対して相対的に移動する。ヘッド40は、ディスク30に対して情報の読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行う。
<2.ベースプレート>
図2は、実施形態に係るベースプレート1を上方から見た斜視図である。図3は、実施形態に係るベースプレート1の加工面10Aの位置を示す模式図である。図3は、壁部12、ピボットポスト13、および、それらの周辺の断面構造を模式的に示した図である。
ベースプレート1は、ディスク駆動装置3の筐体31の一部となる。ベースプレート1は、鋳造品である。ベースプレート1の材料となる金属には、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられる。
ベースプレート1は、ベース本体10と、電着塗装膜20と、を有する。電着塗装膜20は、ベース本体10の表面の少なくとも一部を覆う(図3参照)。ただし、電着塗装膜20は、ベース本体10の表面の全面を覆っているわけではない。ベース本体10の表面の一部は、電着塗装膜20から露出する。言い換えると、ベース本体10は、電着塗装膜20が未形成の面を一部に有する。詳細は後述する。電着塗装膜20は、たとえば、エポキシ系樹脂を用いた絶縁膜である。
<2-1.ベース本体>
ベース本体10は、底板部11を有する。底板部11は、第1軸A1と第2軸A2とに対して垂直に広がる。第1軸A1は、上下に延び、ディスク30の回転軸となる。第2軸A2は、第1軸A1と異なる位置において、上下に延び、ディスク30に対して情報の読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行うヘッド40の揺動軸となる。
底板部11は、軸方向から見て、矩形状である。具体的には、底板部11は、軸方向から見て、第1方向D1を短辺が延びる短辺方向とし、第2方向D2を長辺が延びる長辺方向とする。
また、ベース本体10は、壁部12を有する。壁部12は、底板部11の外縁から上方に延びる。本明細書では、軸方向から見て、壁部12で囲まれた領域内を内側と定義し、壁部12で囲まれた領域外を外側と定義する。そして、壁部12のうち外側に向く側面を「外側面」と呼ぶ。
壁部12は、第1長辺壁部121と、第2長辺壁部122と、第1短辺壁部123と、第2短辺壁部124と、を有する。第1長辺壁部121は、第1方向D1の一方側に位置する。第2長辺壁部122は、第1方向D1の他方側に位置する。また、第1短辺壁部123は、第2方向D2の一方側に位置する。第2短辺壁部124は、第2方向の他方側に位置する。なお、第1軸A1は、第2軸A2よりも第2方向D2の一方側に位置する。言い換えると、第2軸A2は、第1軸A1よりも第2方向D2の他方側に位置する。したがって、ディスク駆動装置3は、ディスク30の回転軸を第1短辺壁部123側に有し、ヘッド40の揺動軸を第2短辺壁部124側に有する。
また、ベース本体10は、ピボットポスト13を有する。ピボットポスト13は、第2軸A2と重なる位置において、底板部11の上面から上方に突出する。言い換えると、ピボットポスト13は、第2軸A2に沿って軸方向の一方側に延びる。たとえば、ピボットポスト13は、軸方向から見て、円形状である。なお、後述するが、鋳造後、ピボットポスト13は、加工される。加工前の時点では、ピボットポスト13は、下方から上方に向かって先細りの形状を有する。すなわち、加工前の時点では、ピボットポスト13は、抜き勾配を有する。
ヘッド40のアーム41は、ピボットポスト13に取り付けられ、第2軸A2回りに揺動する。たとえば、アーム41は、ピボットポスト13に対し、ベアリングを介して取り付けられる。
なお、第1軸A1は、第2軸A2よりも第2方向D2の一方側に位置する。言い換えると、第1軸A1は、ピボットポスト13よりも第2方向D2の一方側に位置する。さらに言い換えると、ピボットポスト13は、第1軸A1よりも第2方向D2の他方側に位置する。
<2-2-1.底板部>
図4は、実施形態に係るベース本体10の底板部11を下方から見た平面図である。図5は、実施形態に係るピボットポスト13およびその周辺の断面図である。図5では、第2軸A2を含む平面で切断した断面構造を模式的に示す。図6は、実施形態に係るベースプレート1の鋳造工程で用いられる金型50の断面図である。図6では、金型50の断面構造を模式的に示す。また、図6では、溶湯が流れる方向を矢印FDで示す。図7は、基幹部100のみで構成された薄底部110の平面形状を示す図である。図8は、基幹部100と第1端部101とで構成された薄底部110の平面形状を示す図である。
底板部11は、薄底部110を有する。薄底部110は、ピボットポスト13の第2軸A2と直交する径方向外方に配置される。また、薄底部110は、底板部11の下面から上方に凹む下側凹部111を有する。すなわち、薄底部110は、底板部11の下面が上方に凹んだ部分であり、底板部11のうち板厚が薄い部分である。たとえば、薄底部110は、溝状に延びる。この構成では、ピボットポスト13に引け巣が生じることを抑制できる。以下に、具体的に説明する。
底板部11が薄底部110を有するベースプレート1の鋳造工程では、図6に示すような金型50が用いられる。金型50は、少なくとも、第1空洞51および第2空洞52を有する。第1空洞51は、ピボットポスト13に対応する空洞であり、第2空洞52は、薄底部110に対応する空洞である。すなわち、第1空洞51に充填された溶湯が凝固するとピボットポスト13となり、第2空洞52に充填された溶湯が凝固すると薄底部110となる。
ここで、底板部11のうち第2方向D2の一方側の領域は第1軸A1を含む領域であるため、底板部11のうち第2方向D2の一方側の領域は高い精度で形成する必要がある。このため、ベースプレート1の鋳造工程では、金型50のうち第2方向D2の一方側に対応する側から溶湯が流し込まれる。すなわち、第1空洞51に対して第2空洞52側とは反対側から溶湯が流し込まれる。
したがって、金型50に流し込まれる溶湯の一部は、第1空洞51を経由して第2空洞52に向かう。このとき、第2空洞52の型開き方向Dの幅は狭いので、第2空洞52への溶湯の流れが抑制される。すなわち、第1空洞51から離れる方向への溶湯の流れが抑制される。このため、第1空洞51に溶湯が充填され易くなる。これにより、第1空洞51に十分に溶湯を充填できる。その結果、ピボットポスト13に引け巣が生じることに起因するベースプレート1の品質低下を抑制できる。また、ベースプレート1の品質低下を抑制できるので、ディスク駆動装置3の信頼性を高めることができる。
また、薄底部110は、基幹部100を有する。基幹部100は、第1方向D1の一方側から他方側に向かって延びる。たとえば、基幹部100は、第1方向D1と平行に延びる。なお、基幹部100は、第1方向D1と平行でなくてもよい。すなわち、基幹部100は、第1方向D1に対して傾いてもよい。また、基幹部100は、ピボットポスト13よりも第2方向D2の他方側に位置する。言い換えると、ピボットポスト13は、基幹部100よりも第2方向D2の一方側に位置する。この構成では、ベースプレート1の鋳造工程において、金型50のうち第2方向D2の一方側に対応する側から溶湯が流し込まれる場合、確実に、第1空洞51から離れる方向への溶湯の流れを抑制できる。
また、基幹部100のうち第1方向D1の一方側の端E1は、ピボットポスト13よりも第1方向D1の一方側に位置する。基幹部100のうち第1方向D1の他方側の端E2は、ピボットポスト13よりも第1方向D1の他方側に位置する。言い換えると、基幹部100の第1方向D1の長さは、ピボットポスト13の第1方向D1の長さ、すなわち、ピボットポスト13の軸方向から見た場合の直径、よりも大きい。この構成では、ベースプレート1の鋳造工程において、第1空洞51およびその周辺を通過する溶湯の第1空洞51から離れる方向への流れをより抑制できる。これにより、第1空洞51への溶湯の充填がより促進されるので、ピボットポスト13に引け巣が生じることをより抑制できる。
また、薄底部110は、基幹部100の第1方向D1の一方側の端E1から延びる第1端部101を有する。第1端部101の少なくとも一部は、ピボットポスト13の第1方向D1の一方側に配置される。薄底部110が第1端部101を有する場合のベースプレート1の鋳造工程では、第1空洞51を通過した溶湯の第1空洞51から離れる方向への流れをより抑制できる。これにより、第1空洞51に溶湯がより充填され易くなる。すなわち、ピボットポスト13に引け巣が生じることをより抑制できる。
また、薄底部110は、基幹部100の第1方向D1の他方側の端E2から延びる第2端部102を有する。第2端部102の少なくとも一部は、ピボットポスト13の第1方向D1の他方側に配置される。薄底部110が第2端部102を有する場合のベースプレート1の鋳造工程では、第1空洞51を通過した溶湯の第1空洞51から離れる方向への流れをより抑制できる。これにより、第1空洞51に溶湯がより充填され易くなる。すなわち、ピボットポスト13に引け巣が生じることをより抑制できる。
第1端部101および第2端部102は、それぞれ、第2方向D2の一方側に向かって延びる。ただし、第1端部101は、第2方向D2に対して略平行に延びるが、第2端部102は、第1方向D1の他方側に傾斜する。
なお、図7に示すように、薄底部110は、基幹部100のみで構成されてもよい。また、図8に示すように、薄底部110は、基幹部100と第1端部101とで構成されてもよい。図示しないが、薄底部110は、基幹部100と第2端部102とで構成されてもよい。
また、下側凹部111は、第2軸A2と直交する径方向外方を向く少なくとも一部の面に下側テーパ部111Aを有する。下側テーパ部111Aは、下方から上方に向かって、第2軸A2と直交する径方向外方に傾くテーパ形状を有する。
下側凹部111のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面が傾斜していない場合の鋳造工程では、図示しないが、ピボットポスト13に対応する空洞から薄底部110に対応する空洞への溶湯の流れが急峻な壁面によって妨げられ、ピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への湯流れが悪くなり過ぎる場合がある。一方で、下側凹部111のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面が下側テーパ部111Aを有する場合の鋳造工程では、図6に示すように、第1空洞51と第2空洞52との間の壁面が傾斜しているため、第1空洞51から離れる方向への湯流れが悪くなり過ぎることを抑制できる。また、金型50からの鋳造品の離型性が良くなり、ベースプレート1の品質が向上する。
たとえば、下側凹部111は、第2軸A2と直交する径方向外方を向く全ての面に下側テーパ部111Aを有する。また、たとえば、下側凹部111のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面は、全面にわたって傾斜しており、軸方向と平行に延びる部分を有しない。
なお、下側凹部111のうち第2軸A2と直交する径方向内方を向く面は、下方から上方に向かって、第2軸A2と直交する径方向内方に傾く。したがって、下側凹部111は、第2軸A2を含む平面で切断した断面で見て、下方から上方に向かって先細りの形状を有する。
また、底板部11は、ピボットポスト凹部120を有する。ピボットポスト凹部120は、第2軸A2と重なる位置において、底板部11の下面から上方に凹む。底板部11がピボットポスト凹部120を有する構成では、ベースプレート1の鋳造工程において、第1空洞51に向かう溶湯が第1空洞51に達する直前で段差に乗り上げるように流れる。すなわち、第1空洞51に達する直前で溶湯が上方に向かう。これにより、第1空洞51への溶湯の充填がより促進される。
<2-2-2.底板部の第1変形例>
図9は、第1変形例に係る底板部11の薄底部110およびその周辺の断面図である。
第1変形例では、図9に示すように、底板部11の薄底部110は、底板部11の上面から下方に凹む上側凹部112を有する。第1変形例では、底板部11の上面の一部が下方に凹むことにより、薄底部110の板厚が薄くなる。
薄底部110が上側凹部112を有するベースプレート1の鋳造工程では、図示しないが、薄底部110が下側凹部111を有するベースプレート1の鋳造工程と同様、鋳造工程で用いられる金型のうち薄底部110に対応する空洞の型開き方向の幅が狭くなる。これにより、金型のうちピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への溶湯の流れが抑制されるので、ピボットポスト13に対応する空洞に溶湯が充填され易くなる。その結果、薄底部110が下側凹部111を有する場合と同様の効果が得られる。すなわち、ピボットポスト13に引け巣が生じることを抑制できる。
また、上側凹部112は、第2軸A2と直交する径方向外方を向く少なくとも一部の面に上側テーパ部112Aを有する。上側テーパ部112Aは、上方から下方に向かって、第2軸A2と直交する径方向外方に傾くテーパ形状を有する。
図示しないが、上側凹部112のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面が傾斜していない場合の鋳造工程では、ピボットポスト13に対応する空洞から薄底部110に対応する空洞への溶湯の流れが急峻な壁面によって妨げられ、ピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への湯流れが悪くなり過ぎる場合がある。一方で、上側凹部112のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面が上側テーパ部112Aを有する場合の鋳造工程では、ピボットポスト13に対応する空洞と薄底部110に対応する空洞との間の壁面が傾斜しているため、ピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への湯流れが悪くなり過ぎることを抑制できる。また、金型からの鋳造品の離型性が良くなり、ベースプレート1の品質が向上する。
たとえば、上側凹部112は、第2軸A2と直交する径方向外方を向く全ての面に上側テーパ部112Aを有する。また、たとえば、上側凹部112のうち第2軸A2と直交する径方向外方を向く面は、全面にわたって傾斜しており、軸方向と平行に延びる部分を有しない。
なお、上側凹部112のうち第2軸A2と直交する径方向内方を向く面は、上方から下方に向かって、第2軸A2と直交する径方向内方に傾く。したがって、上側凹部112は、第2軸A2を含む平面で切断した断面で見て、上方から下方に向かって先細る形状を有する。
薄底部110は、下側凹部111および上側凹部112の一方だけを有してもよいし、図示しないが、下側凹部111および上側凹部112の両方を有してもよい。すなわち、薄底部110は、底板部11の下面から上方に凹む下側凹部111、および、底板部11の上面から下方に凹む上側凹部112、の少なくとも一方を有する。薄底部110が下側凹部111および上側凹部112の両方を有するベースプレート1の鋳造工程では、図示しないが、鋳造工程で用いられる金型のうち薄底部110に対応する空洞の型開き方向の幅がより狭くなる。これにより、金型のうちピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への溶湯の流れがより抑制されるので、ピボットポスト13に対応する空洞に溶湯がより充填され易くなる。その結果、ピボットポスト13に引け巣が生じることをより抑制できる。
<2-2-3.底板部の第2変形例>
図10は、第2変形例に係る底板部11を下方から見た平面図である。
第2変形例では、図10に示すように、薄底部110は、ピボットポスト13よりも第2方向D2の他方側において、第2軸A2と直交する径方向外方に広がり、底板部11の第2方向D2の他方側の外縁に達する。すなわち、第2変形例の薄底部110は、細長い溝状ではない。
第2変形例の構成では、薄底部110が細長い溝状である場合と異なり、ベースプレート1の鋳造工程で用いる金型の合わせ面に細長い溝を形成する必要がない。これにより、ベースプレート1の鋳造工程で用いる金型の製造が容易になる。
また、第2変形例では、薄底部110は、第2方向D2の一方側に突出する突出部110Aを有する。突出部110Aは、ピボットポスト13の第1方向D1の一方側および他方側の少なくとも一方に配置される。たとえば、突出部110Aは、ピボットポスト13の第1方向D1の一方側および他方側の両方に配置される。
ピボットポスト13の第1方向D1の一方側および他方側の少なくとも一方に突出部110Aが配置される構成では、ベースプレート1の鋳造工程において、ピボットポスト13に対応する空洞から離れる方向への溶湯の流れをより抑制できる。すなわち、ピボットポスト13に対応する空洞に溶湯がより充填され易くなる。これにより、ピボットポスト13に引け巣が生じることをより抑制できる。
<2-3.ベースプレートの加工面>
ベースプレート1の鋳造を含む製造工程では、ベースプレート1となる鋳造品の全面に対して電着塗装膜20が被覆される。そして、電着塗装膜20の被覆後、鋳造品のゲート跡およびオーバーフロー跡などが切削される。電着塗装膜20で覆われた鋳造品の一部が切削されることにより、電着塗装膜20から露出した加工面10Aが形成される。このため、ベース本体10は、電着塗装膜20から露出した加工面10Aを少なくとも一部に有する。
ベース本体10は、壁部12の外側面に加工面10Aを有する(図3参照)。ベース本体10は、第1短辺壁部123の外側面に少なくとも、電着塗装膜20から露出した加工面10Aを有する。以下、壁部12の加工面10Aに符号12Aを付して説明する。
ここで、ベースプレート1の鋳造工程では、底板部11のうち第1軸A1を含む領域を精度良く仕上げるため、鋳造工程で用いる金型のうち第2方向D2の一方側に対応する側にゲートが設けられ、溶湯が流し込まれる。すなわち、ベースプレート1となる鋳造品のうち第2方向D2の一方側に対応する側に少なくともゲート跡が残る。この鋳造品のゲート跡を切削することにより、第1短辺壁部123の外側面に加工面12Aを有するベースプレート1が得られる。すなわち、第1短辺壁部123の外側面に加工面12Aを有するベースプレート1にはゲート跡が無い。
また、たとえば、ベース本体10は、第2短辺壁部124の外側面、第1長辺壁部121の外側面、および、第2長辺壁部122の外側面、の少なくとも一部に、電着塗装膜20から露出した加工面12Aをさらに有する。すなわち、第1短辺壁部123の外側面から連続する外側面が加工面12Aを有する。たとえば、第1短辺壁部123に加え、第2短辺壁部124、第1長辺壁部121および第2長辺壁部122の全ての外側面が加工面12Aを有してもよい。
たとえば、ベースプレート1の鋳造工程において、鋳造品の或る外側面およびその外側面から連続する外側面にゲート跡およびオーバーフロー跡などが残るような金型を用いれば、その金型を用いて製造された鋳造品を切削装置にセットした後、鋳造品の切削すべき個所を一度で切削できる。このため、ベースプレート1の工数を低減できる。
また、ベース本体10は、ピボットポスト13の外周面に加工面10Aを有する(図3参照)。すなわち、ピボットポスト13は、電着塗装膜20から露出した加工面10Aを外周面に有する。以下、ピボットポスト13の加工面10Aに符号13Aを付して説明する。
ピボットポスト13には、ヘッド40のアーム41が揺動可能に取り付けられる。この構成において、ピボットポスト13の同軸度および円筒度の精度が低ければ、アーム41の揺動が精度良く行われず、ヘッド40によるディスク30に対する情報の読み取りおよび書き込みに不具合が発生する場合がある。そこで、ピボットポスト13の外周面、すなわち、アーム41を揺動可能に支持する面が加工面13Aとされる。これにより、ピボットポスト13の同軸度および円筒度の精度を向上させることができる。その結果、ヘッド40によるディスク30に対する情報の読み取りおよび書き込みに不具合が発生することを抑制できる。
なお、ベースプレート1の鋳造工程後、鋳造品のゲート跡およびオーバーフロー跡などを切削する切削工程が行われることにより、加工面10Aが形成される。ここで、鋳造工程で用いられる金型のうち、ゲート部では、溶湯が流し込まれるために空気を巻き込む。オーバーフロー部では、空気が排出される。したがって、鋳造品のうちゲート跡およびオーバーフロー跡が残る個所は金属密度が低い。また、鋳造品の表面にはチル層が出現するが、チル層は切削工程で除去される。したがって、切削工程では、鋳造品のうち金属密度の低い個所が露出した面が加工面10Aとして形成される。
このため、加工面10Aを封止する必要がある。そこで、ベースプレート1の製造工程は、ベース本体10の加工面10Aに対する含浸剤の塗布工程を含む。すなわち、ベース本体10は、加工面10Aの少なくとも一部に浸潤された含浸剤を有する。加工面10Aに含浸剤を浸潤させることにより、ベース本体10に生じる微細な空洞を含浸剤で封止できる。これにより、ディスク駆動装置3の筐体31の一部となるベースプレート1からヘリウムガスが漏れることを抑制できる。
たとえば、含浸剤は、エポキシ系樹脂である。あるいは、含浸剤は、アクリル系樹脂である。エポキシ系樹脂あるいはアクリル系樹脂を含浸剤として用いることにより、容易に、ベース本体10に生じる微細な空洞を含浸剤で封止できる。なお、含浸剤は、電着塗装膜20となる硬化前の電着塗装材料よりも粘度が低い。このため、ベース本体10に生じる微細な空洞に含浸剤を含浸させることができる。
<3.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態は適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、たとえば、ハードディスクドライブなどのディスク駆動装置に利用可能である。
1 ベースプレート
2 スピンドルモータ
3 ディスク駆動装置
10 ベース本体
10A 加工面
11 底板部
12 壁部
13 ピボットポスト
20 電着塗装膜
30 ディスク
31 筐体
40 ヘッド
100 基幹部
101 第1端部
102 第2端部
110 薄底部
110A 突出部
111 下側凹部
111A 下側テーパ部
112 上側凹部
112A 上側テーパ部
120 ピボットポスト凹部
121 第1長辺壁部
122 第2長辺壁部
123 第1短辺壁部
124 第2短辺壁部
A1 第1軸
A2 第2軸
D1 第1方向
D2 第2方向
E1 端
E2 端

Claims (18)

  1. ディスク駆動装置の筐体の一部となる鋳造品のベースプレートであって、
    ベース本体と、
    前記ベース本体の表面の少なくとも一部を覆う電着塗装膜と、を有し、
    前記ベース本体は、
    底板部と、
    ピボットポストと、を有し、
    前記底板部は、
    上下に延び、ディスクの回転軸となる第1軸と、前記第1軸と異なる位置において上下に延び、前記ディスクに対して情報の読み取りおよび書き込みの少なくとも一方を行うヘッドの揺動軸となる第2軸と、に対して垂直に広がり、
    軸方向から見て、第1方向を短辺が延びる短辺方向とし、第2方向を長辺が延びる長辺方向とする矩形状であり、
    前記ピボットポストは、前記第2軸と重なる位置において、前記底板部の上面から上方に突出し、
    前記底板部は、薄底部を有し、
    前記薄底部は、
    前記ピボットポストの前記第2軸と直交する径方向外方に配置され、
    前記底板部の下面から上方に凹む下側凹部、および、前記底板部の上面から下方に凹む上側凹部、の少なくとも一方を有する、ベースプレート。
  2. 前記薄底部は、前記第1方向の一方側から他方側に向かって延びる基幹部を有し、
    前記基幹部のうち前記第1方向の一方側の端は、前記ピボットポストよりも前記第1方向の一方側に位置し、
    前記基幹部のうち前記第1方向の他方側の端は、前記ピボットポストよりも前記第1方向の他方側に位置する、請求項1に記載のベースプレート。
  3. 前記薄底部は、前記基幹部の前記第1方向の一方側の端から延びる第1端部を有し、
    前記第1端部の少なくとも一部は、前記ピボットポストの前記第1方向の一方側に配置される、請求項2に記載のベースプレート。
  4. 前記薄底部は、前記基幹部の前記第1方向の他方側の端から延びる第2端部を有し、
    前記第2端部の少なくとも一部は、前記ピボットポストの前記第1方向の他方側に配置される、請求項2または3に記載のベースプレート。
  5. 前記第1軸は、前記ピボットポストよりも前記第2方向の一方側に位置し、
    前記基幹部は、前記ピボットポストよりも前記第2方向の他方側に位置する、請求項2~4のいずれか1項に記載のベースプレート。
  6. 前記第1軸は、前記ピボットポストよりも前記第2方向の一方側に位置し、
    前記薄底部は、前記ピボットポストよりも前記第2方向の他方側において、前記第2軸と直交する径方向外方に広がり、前記底板部の前記第2方向の他方側の外縁に達する、請求項1に記載のベースプレート。
  7. 前記薄底部は、前記第2方向の一方側に突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記ピボットポストの前記第1方向の一方側および他方側の少なくとも一方に配置される、請求項6に記載のベースプレート。
  8. 前記下側凹部は、前記第2軸と直交する径方向外方を向く少なくとも一部の面に下側テーパ部を有し、
    前記下側テーパ部は、下方から上方に向かって、前記第2軸と直交する径方向外方に傾くテーパ形状を有し、
    前記上側凹部は、前記第2軸と直交する径方向外方を向く少なくとも一部の面に上側テーパ部を有し、
    前記上側テーパ部は、上方から下方に向かって、前記第2軸と直交する径方向外方に傾くテーパ形状を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載のベースプレート。
  9. 前記底板部は、ピボットポスト凹部を有し、
    前記ピボットポスト凹部は、前記第2軸と重なる位置において、前記底板部の下面から上方に凹む、請求項1~8のいずれか1項に記載のベースプレート。
  10. 前記ベース本体は、前記底板部の外縁から上方に延びる壁部を有し、
    前記壁部は、前記第1方向の一方側に位置する第1長辺壁部と、前記第1方向の他方側に位置する第2長辺壁部と、前記第2方向の一方側に位置する第1短辺壁部と、前記第2方向の他方側に位置する第2短辺壁部と、を有し、
    前記ベース本体は、前記第1短辺壁部の外側面に少なくとも、前記電着塗装膜から露出した加工面を有する、請求項1~9のいずれか1項に記載のベースプレート。
  11. 前記ベース本体は、前記第2短辺壁部の外側面、前記第1長辺壁部の外側面、および、前記第2長辺壁部の外側面、の少なくとも一部に、前記電着塗装膜から露出した加工面をさらに有する、請求項10に記載のベースプレート。
  12. 前記ピボットポストは、前記電着塗装膜から露出した加工面を外周面に有する、請求項1~11のいずれか1項に記載のベースプレート。
  13. 前記ベース本体は、前記加工面の少なくとも一部に浸潤された含浸剤を有する、請求項10~12のいずれか1項に記載のベースプレート。
  14. 前記含浸剤は、エポキシ系樹脂である、請求項13に記載のベースプレート。
  15. 前記含浸剤は、アクリル系樹脂である、請求項13に記載のベースプレート。
  16. 請求項1~15のいずれか1項に記載のベースプレートを備える、スピンドルモータ。
  17. 請求項16に記載のスピンドルモータを備える、ディスク駆動装置。
  18. 前記筐体の内部には、空気よりも低密度の気体が充填される、請求項17に記載のディスク駆動装置。
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