JP2000149493A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000149493A
JP2000149493A JP10311061A JP31106198A JP2000149493A JP 2000149493 A JP2000149493 A JP 2000149493A JP 10311061 A JP10311061 A JP 10311061A JP 31106198 A JP31106198 A JP 31106198A JP 2000149493 A JP2000149493 A JP 2000149493A
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JP
Japan
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magnetic disk
hard disk
recording medium
disk
information recording
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JP10311061A
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English (en)
Inventor
Osami Morita
修身 森田
Hiroshi Takino
浩 瀧野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃が加えられても情報記録媒体の信号記録
面が損傷することなく、衝撃が加えられた後にも安定し
て情報を記録及び/又は再生できるディスク装置を提供
すること。 【解決手段】 ディスク状の情報記録媒体5の情報を記
録及び/又は再生するためのディスク装置1であって、
衝撃が加えられた際の前記情報記録媒体5の振動によっ
て前記情報記録媒体5の外周端部5aが当接すること
で、前記情報記録媒体5の振動を抑制するための振動抑
制部材31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の情報
記録媒体に情報を記録及び/又はその情報記録媒体に記
録された情報を再生するディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報産業の発達により例えば画像
情報や音声情報等の情報(以下、一例として映像情報を
取り上げる)がデジタル化され、コンピュータを用いた
動画の記録や再生が頻繁に行われている。このようなデ
ジタル化された情報を記録するためには、例えば磁気抵
抗効果を利用して記録/再生する外部記憶装置としての
磁気ディスク装置(以下、ハードディスクドライブ(ハ
ードディスク)と呼ぶ)が使用されており、ハードディ
スクドライブは、大容量化、高密度化の一途をたどって
いる。磁気ディスクは、例えば磁気テープのように巻き
戻しや早送りをせずに見たい画像が瞬時に見られるとい
うランダムアクセス性を有する。このため、磁気ディス
クは、磁気テープに代わってビデオ等のAV(Audi
o−Visual)機器へも応用されている。
【0003】今日、ビデオカメラ等で撮影された映像情
報は、容易にコンピュータに取り込まれており、パーソ
ナルコンピュータ(Personal Compute
r:以下、PCともいう)上で取り扱うデジタルデータ
と映像情報のデジタルデータとの垣根が消滅しつつあ
る。これは、様々なデジタルデータを統合するいわゆる
「PC−AV統合」の開始であり、この「PC−AV統
合」をさらに推進するためには、誰もが入手しやすい価
格で、かつ大容量のデータ記録が可能な磁気ディスク装
置の誕生が望まれている。このような要望の鍵を握るの
が、例えばプラスティック・ハードディスク(以下、プ
ラスティック製基板の磁気ディスクを有するハードディ
スクを略してこのように呼ぶ)である。
【0004】プラスティック・ハードディスクには、例
えば2種類存在する。第1のプラスティック・ハードデ
ィスクは、従来の基板材料をプラスティックに置き換え
ただけのプラスティック・ハードディスクである。この
プラスティック・ハードディスクは、従来のハードディ
スクの製造方法とは異なり、基板の研磨工程が省略され
樹脂を射出成型して作成されるので、安価に製造するこ
とができる。また、このプラスティック・ハードディス
クは、高精度な射出成型法を用いるので、良好な基板形
状を達成することができ、大容量で低価格のハードディ
スクを実現することができる。
【0005】一方、第2のプラスティック・ハードディ
スクは、基板製造時に予め情報が記録(以下、プリフォ
ーマットと呼ぶ)されているプラスティック・ハードデ
ィスクである。プリフォーマットは、光ディスクのマス
タリング技術を用いてスタンパを作成し、基板上に情報
信号に対応した凹凸を転写することにより行う。この技
術を用いると、精度の良いサーボ情報をディスク面に形
成することができるので、磁気ディスクを25000T
PI(Track Per Inch)以上の狭いトラ
ックに忠実にトレースさせることができる高精度なトラ
ッキングを実現することができる可能性がある。このた
め、プラスティック・ハードディスクは、次世代の高密
度記録メディア(以下メディアと略す)としても注目を
集めている。
【0006】従来の磁気ディスクでは、磁気ヘッドによ
りディスク1枚1枚にサーボ情報を書き込んでいたのに
対して(この工程をサーボライトと呼ぶ)、前述のよう
にプラスティック・ハードディスクでは、プリフォーマ
ットにより簡便にサーボ情報を形成することができる。
このため、プラスティック・ハードディスクは、リムー
バブル・ハードディスク・メディアとしての需要も見い
だされている。さらに、光ディスクと同様のピットを基
板上に形成できる利点及び、基板上を50nm以下の浮
上量でスライダが浮上できる利点を生かして、ハードデ
ィスクの装置構成に光磁気ディスクの記録再生方式を組
み込んだ外部記憶装置、いわゆるOAW(Optica
lly Assisted Winchester)方
式ドライブ用メディアへの応用も検討されている。以上
のように、プラスティック・ハードディスクを用いるこ
とによって、安価な情報記録媒体の実現や、より高密度
な情報記録装置の実現が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のプラ
スティック・ハードディスクは、以下に述べるような課
題を抱えている。それは、プラスティック・ハードディ
スクが従来から用いられていたアルミニウム製基板の磁
気ディスク(以下、アルミディスクとも呼ぶ)やガラス
製基板の磁気ディスク(以下、ガラスディスクとも呼
ぶ)と比較して柔らかいため、衝撃に対する耐性が弱い
ことである。
【0008】例えば、直径3.5インチのプラスティッ
ク・ハードディスクを磁気ディスク装置に装填し、磁気
ディスク装置のスピンドル軸方向に例えば300Gの加
速度の衝撃を与えるとする。プラスティック・ハードデ
ィスクの場合には、磁気ディスクの外周端部で2.0m
m程度の振幅を持つ振動(以下、振動振幅と呼ぶ)をす
る。一方、アルミディスクの場合には、同じ条件で0.
6mm程度の振動振幅となる。従って、プラスティック
・ハードディスクの方が振動振幅が大きい。具体的なこ
とは、後述する。
【0009】磁気ディスク装置は、非動作時には、情報
の記録及び/又は再生素子(以下、記録再生素子とも呼
ぶ)を搭載した浮上スライダは、磁気ディスクの最内周
に設けられたコンタクトスタートストップ(Conta
ct Start Stop、以下CSSと呼ぶ)ゾー
ン上に停止している。
【0010】従って、浮上スライダが磁気ディスクの内
外周のどこにでも移動できるように、ボイスコイルモー
タとスライダとの間に設けられているサスペンションや
アーム等の部品は、非動作時には、磁気ディスクを挟み
込むような形で設けられている。通常、情報の記録再生
素子を搭載した浮上スライダは、磁気ディスクの両面に
配置されるので、例えば複数枚の磁気ディスクの間にそ
れぞれ配置されていることになる。
【0011】磁気ディスクの表面とアームとの磁気ディ
スク面に対向する距離は、ヘッドジンバルアセンブリー
(Head Ginbal Assembly、以下H
GAと呼ぶ)の取り付け面高さ(以下、Zハイトと呼
ぶ)と同じであるのが通常である。従って、その距離
は、0.5〜0.7mm程度が一般的な値となる。
【0012】磁気ディスク装置の非動作時には、アーム
やサスペンション等の部品がディスク上空に配置された
ままの状態である。この時、例えば磁気ディスク装置を
落下させてしまうと、例えば250〜300G程度の加
速度が磁気ディスク装置に衝撃として加わる。250〜
300G程度の衝撃とは、例えば高さ30cm程度から
ゴム球の上に落下した際における加速度である。従っ
て、この程度の衝撃は、一般的な生活の場面でも磁気デ
ィスク装置に加わる可能性がある。磁気ディスクとして
プラスティック・ハードディスクを採用した場合には前
述のように2.0mmの振動振幅、アルミディスクを採
用した場合でも0.6mmの振動振幅がある。
【0013】ところが、アームと磁気ディスクとの隙間
は前述したとおり、一般的には0.5〜0.7mmであ
るので、この隙間の中でアルミディスクの場合でもアー
ムと磁気ディスクが接触する恐れが十分あり、プラステ
ィック・ハードディスクの場合では振幅が2.0mmも
の振動をするので、アームと磁気ディスクが接触するの
は明確である。さらに、この接触状態が過酷な場合には
衝突となり、磁気ディスクの信号記録面に傷が生じて磁
気ディスクに情報を記録したり、磁気ディスクの情報の
再生が不可能となることもある。
【0014】アームとアルミディスクとの接触の場合
は、アルミディスクの外周端部のみが接触するにとどま
るが、アームとプラスティック・ハードディスクの接触
の場合には、振動振幅が大きいため外周端部のみにとど
まらず、半径30mm付近から外周端部までの部分が接
触する場合がある。つまり、磁気ディスク装置が300
G程度の加速度を受けた場合にアームと磁気ディスク面
との接触を回避しなければ、磁気ディスクの信号記録面
が傷つき、磁気ディスクに記憶された情報の再生等が不
能となる。
【0015】衝撃試験 ここで、磁気ディスク装置は、落下等によって衝撃を受
けた際にどの程度の影響があるかについて具体的に検討
する。衝撃試験条件 この衝撃試験では、一般的な衝撃試験機を用いる。今回
の試験に用いた衝撃試験機は、検査対象物を落下させる
落下型のもので、落下地点にゴム等の弾性体を配置し
て、その弾性体の硬さや形状を変えることにより、加え
る加速度の波形を変化させることができる。また、衝撃
試験機は、落下高さを変化させることにより、加速度の
大きさを変化させることができる。今回の実施において
は、例えば100〜300Gの加速度を2msのハーフ
サインの波形で加えることとした。磁気ディスクの表面
における傷の存在の有無の確認は、例えば顕微鏡を用い
て行う。
【0016】今回使用した磁気ディスクは、最も顕著に
効果が現れやすい柔らかい材質のプラスティック・ハー
ドディスクを採用した。磁気ディスクは、直径が3.5
インチで、厚さが1.27mmである。磁気ディスクの
両ディスク面には、それぞれ順に下地層、磁性層保護層
がそれぞれ例えばスパッタ法により被着されている。さ
らに、磁気ディスクの表面には、潤滑剤が例えばディッ
ピング法により被着されている。
【0017】上述のプラスティック・ハードディスクを
ハードディスクドライブ1に搭載すると、アームと磁気
ディスクとの間のディスク面垂直方向における磁気ディ
スクの外周端部近傍以外におけるアームから磁気ディス
クまでの距離は例えば0.6mm、磁気ディスクの外周
端部近傍におけるアームから磁気ディスクまでの距離は
例えば0.35mmとなる。
【0018】図16(A)及び図16(B)は、それぞ
れ従来のハードディスクドライブにおけるアーム115
及び磁気ディスク5の構成例を示す部分拡大図である。
図16(A)は、従来ハードディスクドライブに衝撃が
加えられた際に磁気ディスク5が振動して変形し、アー
ム115に接触し始めた状態を示しており、図16
(B)は、図16(A)の状態から微少時間経過して磁
気ディスク5がさらに変形し、アーム115に接触して
いる状態を示している。
【0019】衝撃試験結果 図17は、従来のハードディスクドライブにおける衝撃
試験結果を示す図である。図17における用語や記号
は、それぞれ以下のような意味を有する。「up面」と
は、磁気ディスク5の表面を示している。「down
面」とは、磁気ディスク5の裏面を示している。 「○」:傷有り 「×」:傷無し 「?」:傷の存在確認困難 また、図17における半径とは、磁気ディスク5の中心
から径方向におけるディスク面上の位置(中心から径方
向に35mm、41mm、44mm等の信号記録面上の
位置)を示している。
【0020】従来のハードディスクドライブでは、衝撃
が小さい(100G程度)場合には磁気ディスク5に傷
が存在しないが、衝撃が大きい(200G程度)場合に
は外周端部5aのみならず半径40mm付近(信号記録
面をも含む位置)にも多数の傷が認められた。これは、
従来のハードディスクドライブの場合では、加えられた
衝撃の加速度により磁気ディスク5の外周端部5aがア
ーム115にまず接触し、それに引き続き内周部に向か
って接触領域が広がっていくためである。従って、従来
のハードディスクドライブは、衝撃に対して弱いことが
わかる。従来のハードディスクドライブは、磁気ディス
ク5の信号記録面が損傷しているので、情報の記録及び
/又は再生を行うことができない。
【0021】そこで本発明は上記課題を解消し、衝撃が
加えられても情報記録媒体の信号記録面が損傷すること
なく、衝撃が加えられた後にも安定して情報を記録及び
/又は再生できるディスク装置を提供することを目的と
している。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、ディスク状の情報記録媒体の情報を記録及び/
又は再生するためのディスク装置であって、衝撃が加え
られた際の前記情報記録媒体の振動によって前記情報記
録媒体の外周端部が当接することで、前記情報記録媒体
の振動を抑制するための振動抑制部材を備えることを特
徴とするディスク装置により、達成される。
【0023】上記構成によれば、ディスク装置は、衝撃
が加えられた際の情報記録媒体の振動によって情報記録
媒体の外周端部が当接し、情報記録媒体の振動を抑制す
るための振動抑制部材を備える。このため、ディスク装
置に衝撃が加えられて情報記録媒体が振動しても、その
振動は情報記録媒体の外周端部が振動抑制部材に当接し
て振動が抑制される。従って、ディスク装置は、情報記
録媒体の損傷を受けることがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0025】第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態としてのハードディスク
ドライブ1の内部構造例の概略を示す斜視図である。図
2は、図1の磁気ヘッド装置の実施形態の内部構造例を
示す分解斜視図である。このハードディスクドライブ1
(ディスク装置、磁気ディスク装置)のシャーシ2内に
は、スピンドルモータ3、磁気ヘッド装置10の回動型
アクチュエータ11及びスピンドルモータ3の軸上でク
ランパ4により挟み込まれている磁気ディスク5が配設
されている。磁気ディスク5の外周端部には、振動抑制
部材31が包含するように設けられている。この振動抑
制部材31についての詳細は、後述する。
【0026】磁気ヘッド装置10の回動型アクチュエー
タ11は、回転軸12を挟んで一方の側にアクチュエー
タを回動するためのコイル13及びマグネット14が配
設され、他方の側にアクチュエータ長を規定の長さとす
るためのアーム15が配設されている。このアーム15
の開放端にはサスペンション16が取り付けられてい
る。このサスペンション16の開放端には磁気ヘッドが
装着されたヘッドスライダ17が取り付けられている。
【0027】このような構成において、その動作例を説
明する。スピンドルモータ3を駆動させて、磁気ディス
ク5(ディスク状の情報記録媒体)を図示矢印R1方向
に回転させる。すると、ヘッドスライダ17は、高速回
転している磁気ディスク5の表面に発生する空気定常流
により、磁気ディスク5の表面上を微小間隔で浮上走行
する。そして、回動型アクチュエータ11を駆動させ
て、磁気ヘッドを磁気ディスク5上の任意のトラックに
位置決めさせる。即ち、コイル13とマグネット14と
の間で電磁力を発生させ、コイル13を図示矢印R2方
向に回転させ、一体となっているアーム15、サスペン
ション16及びヘッドスライダ17も連動させて図示矢
印R3方向に回転させる。そして、磁気ディスク5上の
任意のトラックに位置決めされた磁気ヘッド(磁気ディ
スク5の情報を記録及び/又は再生する素子)により、
信号を読み出させる。
【0028】図3は、図1のハードディスクドライブ1
におけるアーム15の停止位置の一例を示す平面図であ
る。図4は、図3のアーム15の構成例を示す拡大図で
あり、図5は、図4のアーム15をV方向から見た場合
の概略を示す側面図である。尚、図5は概略を示してお
り、部分Wについての詳細は後述する。
【0029】ハードディスクドライブ1は、磁気ディス
ク5に情報を記録したり、磁気ディスク5の情報を再生
したりする場合には、前述のようにヘッドスライダ17
が、磁気ディスク5の表面(磁気ディスクの信号記録
面)を浮上走行して、アーム15がR4方向に回動して
所定の位置に図2のヘッドスライダ17を配置させる。
このハードディスクドライブ1において磁気ディスク5
に対して情報の記録及び/又は再生しない状態でのアー
ム15の停止位置は、例えば図3のように磁気ディスク
5の中心5d寄りのクランパ4付近(以下、図3の位置
Aを示す)である。
【0030】図6は、図1のハードディスクドライブ1
をV方向から見た場合の様子を示す平面図である。図8
は、図6等の振動抑制部材31のD−D’断面図であ
る。第1実施形態としてのハードディスクドライブ1に
おいて特徴的なのは、振動抑制部材31が設けられてい
ることである。
【0031】振動抑制部材31は、例えば図6のように
磁気ディスク5の外周端部5aを包含するように設けら
れている。振動抑制部材31は、アーム15(支持手
段)が回動可能な程度に、その他の外周端部5aを包含
するような形状をしている。振動抑制部材31は、また
図7のように磁気ディスク5の外周端部5aの一部分を
包含するような形状でも良い。振動抑制部材31の材質
には、弾性体やディスク5の材質よりも剛性の低い材
質、例えば樹脂、POM(ポリアセタール(アセタール
樹脂))、テフロン(登録商標)等を採用することがで
きる。
【0032】振動抑制部材31は、図8のように溝状の
開口部31dが形成された断面がU字型の部材である。
この開口部31dには、磁気ディスク5の外周端部5a
が所定の間隔を保持して配置されている。つまり、磁気
ディスク5は、その外周端部5aが開口部31dと対向
した状態でこの間隔を保持しつつ、前述のように回転す
る。
【0033】図9(A)及び(B)は、それぞれ図8の
振動抑制部材31及びその周辺の構成例を示す部分断面
図である。振動抑制部材31は、図1のヘッドスライダ
17が磁気ディスク5に情報を記録したり、磁気ディス
ク5の情報を再生する際に、図2の磁気ヘッド装置10
がR3方向に回動可能となるような場所に設けられてい
る。
【0034】この振動抑制部材31において特徴的なこ
とは、図8の開口部31における内周面31eと内周面
31fとの距離W4(図9(A)の距離W4を示す)
が、アーム15と隣り合うアーム15との距離W5(以
下、アーム間距離W5と呼ぶ)より小さく、かつ、衝撃
が加えられていない状態の磁気ディスク5のディスク面
から内周面31eや31fまでの距離は、それぞれディ
スク面から両アーム15、15までの距離よりも短い。
つまり、磁気ディスク5のディスク面垂直方向における
磁気ディスク5の外周端部5aから振動抑制部材31の
内周面31e及び内周面31fの距離(第1距離)は、
この状態ではそれぞれ外周端部5aから常にアーム1
5、15までの距離(第2距離)よりも短いことを示し
ている。
【0035】具体的な寸法の一例としては、アーム1
5、15間の距離W5は2.47mmであり、内周面3
1eと内周面31f間の距離W4は例えば1.97mm
である。磁気ディスク5と振動抑制部材31とのX方向
におけるオーバーラップ(磁気ディスクの外周端部5a
付近)は、例えば2.0mmである。このようにオーバ
ーラップが2.0mmとしたのは、磁気ディスク5の外
周端部5aが振動抑制部材31と接触しても、信号記録
面に影響がないからである。磁気ディスク5は、例えば
直径3.5インチのものであり、厚さが1.27mmで
ある。磁気ディスク5は、基板の両方の表面には、順に
下地層、磁性層、保護層がスパッタ法により被着されて
いる。さらに、ディスク表面には、潤滑材がディッピン
グ法によって被着されている。この磁気ディスク5の形
状は、他の実施形態でも同様である。
【0036】また、上述の磁気ディスク5をハードディ
スクドライブ1に搭載すると、次期のディスク面垂直方
向におけるアーム15から磁気ディスク5のディスク面
までの距離は例えば0.6mmであり、振動抑制部材3
1からディスク面までの距離は0.35mmとなる。
【0037】衝撃試験 ハードディスクドライブ1は以上のような構成であり、
次にハードディスクドライブ1に衝撃が与えられた際の
影響を試験する。
【0038】衝撃試験条件 以下の衝撃試験では、従来のハードディスクドライブの
衝撃試験時と同様の以下の条件によって行われる。この
衝撃試験では、一般的な衝撃試験機を用いる。今回の試
験に用いた衝撃試験機は、検査対象物を落下させる落下
型のもので、落下地点にゴム等の弾性体を配置して、そ
の弾性体の硬さや形状を変えることにより、加える加速
度の波形を変化させることができる。また、衝撃試験機
は、落下高さを変化させることにより、加速度の大きさ
を変化させることができる。今回の実施においては、例
えば100〜300Gの加速度を2msのハーフサイン
の波形で加えることとした。磁気ディスク5の表面にお
ける傷の存在の有無の確認は、例えば顕微鏡を用いて行
う。
【0039】今回使用した磁気ディスク5は、最も顕著
に効果が現れやすい柔らかい材質のプラスティック・ハ
ードディスクを採用した。磁気ディスク5は、直径が
3.5インチで、厚さが1.27mmである。磁気ディ
スク5の両ディスク面には、それぞれ順に下地層、磁性
層保護層がそれぞれ例えばスパッタ法により被着されて
いる。さらに、磁気ディスク5の表面には、潤滑材が例
えばディッピング法により被着されている。
【0040】以下、第1実施形態及び他の実施形態にお
いて参照する図9、11及び13における(A)及び
(B)は、上述のような時間差を有する磁気ディスク5
の変形状態を示しているものとする。
【0041】衝撃試験結果 図10は、図6(A)のような構成のアーム15を搭載
するハードディスクドライブの衝撃試験結果を示す図で
ある。ここで、図7及び12それぞれにおける用語や記
号は、それぞれ以下のような意味を有する。尚、以下の
用語や記号の意味は、後述する第2実施形態や第3実施
形態(図12、14及び15)でも同様の意味を有す
る。
【0042】「up面」とは、磁気ディスク5の表面を
示している。「down面」とは、磁気ディスク5の裏
面を示している。 「○」:傷有り 「×」:傷無し 「?」:傷の存在確認困難 また、図10における半径とは、図3の磁気ディスク5
の中心5dから径方向におけるディスク面上の位置(中
心5dから径方向に35mm、41mm、44mm等の
位置(この部分は信号記録面に包含される))を示して
いる。
【0043】図10を参照すると、ハードディスクドラ
イブ1では、外周端部5aが振動抑制部材31に接触し
た際に生じた傷が、外周端部5aにのみ認められるだけ
であり、信号記録面には認められない。従って、ハード
ディスクドライブ1における磁気ディスク5は、衝撃が
加えられた際にも信号記録面が損傷することはない。
【0044】本発明の第1実施形態によれば、例えば落
下等によって衝撃が加えられた際にも、簡単な構成によ
って、磁気ディスクの材質にかわらず磁気ディスクの信
号記録面の損傷を防止し、衝撃が加えられた後も安定し
て情報の記録及び/又は再生を行うことができるディス
ク装置を提供することができる。
【0045】第2実施形態 図11は、本発明の第2実施形態としてのハードディス
クドライブ1aの図5の部分Wの構成例を示す部分拡大
図である。第2実施形態では、図1〜図8において第1
実施形態と同一の符号を付した箇所は同じ構成であるか
ら、異なる点についてのみ説明する。
【0046】この振動抑制部材31において特徴的なこ
とは、ハードディスクドライブ1aには、衝撃が加えら
れた際に磁気ディスク5が振動して変形した場合に、振
動抑制部材31において外周端部5aが接触する接触部
に、弾性体32が設けられている。ハードディスクドラ
イブ1aは、図11(A)のように弾性体32が図8の
開口部31dの内周面31eや内周面31fに設けられ
ている。弾性体32には、例えば厚さがそれぞれ125
μmの粘弾性体及びPET(Polyethylene
Terephthalate)フィルムの2層で構成
されたものを採用する。この粘弾性体は、それぞれハー
ドディスクドライブ1aに使用することを考慮して、例
えばアウトガスのないものを使用した。ここで、「アウ
トガス」とは、以下のようなことを示す。ハードディス
クドライブ1a内は密閉空間であり、ハードディスクド
ライブ1a内で使用される部品においては、経時的であ
っても反応性のガスを出すようなものであってはならな
い。この反応性ガスを出す現象を「アウトガス」と呼
ぶ。もし、アウトガスがハードディスクドライブ1a内
に存在すると、磁気ディスク5が錆びたり、磁気ヘッド
と磁気ディスク5が停止時に張り付くといったとバブル
に見舞われることもあるからである。弾性体32は、ま
た例えばゴム、POM、テフロン等の弾性体又は、PE
T、PEN(Polyethylene Naphth
alate)、ポリイミド等を材質とする樹脂を採用す
ることができる。
【0047】このハードディスクドライブ1aでは、弾
性体32、32間の距離は、アーム根元部15aから先
端まで一定としている。弾性体32と磁気ディスク5と
のX方向におけるオーバーラップは、例えば2.0mm
とし、その理由は第1実施形態とほぼ同様である。
【0048】衝撃試験 ハードディスクドライブ1aは以上のような構成であ
り、次にハードディスクドライブ1aに衝撃が与えられ
た際の影響を試験する。衝撃試験は、第1実施形態と同
様の条件によって行われる。
【0049】衝撃試験結果 図12は、図11(A)のような構成のアーム15を搭
載するハードディスクドライブ1aの衝撃試験結果を示
す図である。ハードディスクドライブ1aは、250G
未満の衝撃では磁気ディスク5の信号記録面には傷は認
められなかった。上述のハードディスクドライブ1a
は、衝撃試験後さらに磁気ディスク5の情報を記録及び
/又は再生を行っても、良好な記録/再生特性を発揮す
ることができた。
【0050】本発明の第2実施形態によれば、第1実施
形態の効果を発揮できるとともに、これに加えて、振動
抑制部材31が弾性体である故に、磁気ディスク5が衝
突した際にその振動エネルギーが弾性体に吸収されるた
め、振動が急激に制止される(つまり、はねかえり係数
が非常に小さい)。また、振動抑制部材31は、振動抑
制部材31が弾性体であり、一般的に磁気ディスク5よ
りも柔らかい。このため、ハードディスクドライブ1a
は、磁気ディスク5が振動抑制部材31と当接した際
に、磁気ディスク5に傷が付きにくい構成とすることが
できる。
【0051】第3実施形態 図13は、本発明の第3実施形態としてのハードディス
クドライブ1bの図5の部分Wの構成例を示す部分拡大
図である。第3実施形態では、図1〜図8において第1
実施形態と同一の符号を付した箇所は同じ構成であるか
ら、異なる点についてのみ説明する。
【0052】ハードディスクドライブ1bには、磁気デ
ィスク5に情報を記録したり、磁気ディスク5の情報を
再生する際に図2の磁気ヘッド装置10がR3方向に回
動可能なように、振動抑制部材31が設けられている。
【0053】この振動抑制部材31において特徴的なこ
とは、弾性体32が図8の開口部31dの内周面31e
や内周面31fに設けられていることである。弾性体3
2の材質等については、第2実施形態と同様である。
【0054】また、振動抑制部材31においては、ディ
スク面から衝撃を受けていない状態では、磁気ディスク
5のディスク面垂直方向における磁気ディスク5の外周
部5aから図8の開口部31に設けられた弾性体32ま
での距離(第1距離)は、磁気ディスク5の外周端部5
aからアーム15までの距離(第2距離)よりも短い。
【0055】このハードディスクドライブ1aでは、ア
ーム15、15間(振動抑制部材20同士間も同様)の
距離W5は2.47mm一定とし、アーム根元部15a
から先端まで一定としている。弾性体32と磁気ディス
ク5とのX方向におけるオーバーラップは、第2実施形
態と同様である。
【0056】衝撃試験 ハードディスクドライブ1bは以上のような構成であ
り、次にハードディスクドライブ1bに衝撃が与えられ
た際の影響を試験する。衝撃試験は、第1実施形態と同
様の条件によって行われる。
【0057】衝撃試験結果 図14は、図12(A)のような構成のアーム15を搭
載するハードディスクドライブ1bの衝撃試験結果を示
す図である。ハードディスクドライブ1bは、磁気ディ
スク5の外周端部5aにも傷は認められなかった。ハー
ドディスクドライブ1は、さらに衝撃が大きくなっても
ほとんど傷は認められない。このようにハードディスク
ドライブ1bが衝撃を受けた場合にも、ディスク面に傷
が少ないのは第2実施形態と同様の理由によるものであ
ることが考えられる。
【0058】上述のハードディスクドライブ1bは、衝
撃試験後さらに磁気ディスク5の情報を記録及び/又は
再生を行っても、良好な記録/再生特性を発揮すること
ができた。
【0059】本発明の第3実施形態によれば、第1実施
形態や第2実施形態の相乗的な効果を発揮できる。
【0060】追加衝撃試験 図15は、第1実施形態〜第3実施形態において衝撃試
験の衝撃をさらに大きくした場合の試験結果を示す図で
ある。図10、図12及び図14では、それぞれ例えば
100G〜300Gの衝撃をハードディスクドライブに
与えている(以下、300G試験と呼ぶ)が、図15で
は、例えば500Gの加速度の衝撃をハードディスクド
ライブに与えている(以下、500G試験と呼ぶ)。
【0061】図15を参照すると、第1実施形態及び第
2実施形態では、それぞれ300G試験では磁気ディス
ク5の外周端部5a以外に傷がほぼ見られなかったが、
500G試験では半径40mm付近のディスク面に傷が
見られた。第3実施形態では、500G試験であっても
外周端部5a以外のディスク面に傷は見られない。従っ
て、第3実施形態は、第1実施形態や第2実施形態と比
較して傷が付きにくく最も効果が大きいことがわかる。
これは、第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形
態を組み合わせており、相乗的に両実施形態の効果が現
れているためである。
【0062】上述のハードディスクドライブ1bは、追
加衝撃試験後さらに磁気ディスク5の情報を記録及び/
又は再生を行っても、良好な記録/再生特性を発揮する
ことができた。
【0063】従って、本発明の各実施形態によれば、そ
れぞれ磁気ディスク装置が落下等によって、内蔵する磁
気ディスク5に衝撃が加えられた場合にも磁気ディスク
5が損傷することが無く、衝撃を加えられた後も安定的
に情報の記録/再生を行うことができる。
【0064】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。磁気ディスク5の基板の材質は、
上述のようなプラスティックに限られず、衝撃に弱いよ
うな他の材質や、アルミニウムを使用した磁気ディスク
であっても同様の効果を発揮することができる。本発明
は、磁気ディスク装置にのみ適用されるものでなく、光
ディスク装置や他の情報記録及び/又は再生装置にも適
用することができる。上述のような衝撃に対して弱いと
いわれるプラスティック・ハードディスクを搭載した情
報の記録及び/又は再生装置には、特に効果がある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衝撃が加えられても情報記録媒体の信号記録面が損傷す
ることなく、衝撃が加えられた後にも安定して情報を記
録及び/又は再生できるディスク装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのハードディスク
ドライブの内部構造例の概略を示す斜視図。
【図2】図1の磁気ヘッド装置の実施形態の内部構造例
を示す分解斜視図。
【図3】図1のハードディスクドライブにおけるアーム
の停止位置の一例を示す平面図。
【図4】図3のアームの構成例を示す拡大図。
【図5】図4のアームをV方向から見た場合の概略を示
す側面図。
【図6】図1のハードディスクドライブ1をV方向から
見た場合の様子を示す平面図。
【図7】図6の振動抑制部材の変形例を示す平面図。
【図8】図6等の振動抑制部材のD−D’側面断面図。
【図9】図5のハードディスクドライブの部分Wの構成
例を示す部分拡大図。
【図10】図9(A)のような構成のアームを搭載する
ハードディスクドライブの衝撃試験結果を示す図。
【図11】本発明の第2実施形態としてのハードディス
クドライブの図5の部分Wの構成例を示す部分拡大図。
【図12】図11(A)のような構成のアームを搭載す
るハードディスクドライブの衝撃試験結果を示す図。
【図13】本発明の第3実施形態としてのハードディス
クドライブの図5の部分Wの構成例を示す部分拡大図。
【図14】図13(A)のような構成のアームを搭載す
るハードディスクドライブの衝撃試験結果を示す図。
【図15】第1実施形態〜第3実施形態において衝撃試
験の衝撃をさらに大きくした場合の試験結果を示す図。
【図16】従来のハードディスクドライブにおけるアー
ム及び磁気ディスクの構成例を示す部分拡大図。
【図17】従来のハードディスクドライブにおける衝撃
試験結果を示す図。
【符号の説明】
1・・・ハードディスクドライブ(ディスク装置、磁気
ディスク装置)、5・・・磁気ディスク(ディスク状の
情報記録媒体)、5a・・・外周端部、15・・・アー
ム(支持手段)、17・・・ヘッドスライダ、31・・
・振動抑制部材、31e・・・内周面、31f・・・内
周面、32・・・弾性体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の情報記録媒体の情報を記録
    及び/又は再生するためのディスク装置であって、 衝撃が加えられた際の前記情報記録媒体の振動によって
    前記情報記録媒体の外周端部が当接することで、前記情
    報記録媒体の振動を抑制するための振動抑制部材を備え
    ることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記振動抑制部材は、開口部が形成され
    た部材であり、前記開口部内には前記情報記録媒体の外
    周端部が間隔を保持して配置されている請求項1に記載
    のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記振動抑制部材は、弾性体である請求
    項2に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部の内周面における前記外周端
    部の接触部には、弾性体が設けられている請求項2に記
    載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記情報記録媒体の情報を記録及び/又
    は再生するための素子を搭載する支持手段を有してお
    り、 前記情報記録媒体のディスク面垂直方向における前記情
    報記録媒体の外周端部から前記弾性体までの第1距離
    は、前記情報記録媒体の外周端部から前記支持手段まで
    の第2距離より短い請求項4に記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記情報記録媒体の情報を記録及び/又
    は再生するための素子を搭載する支持手段を有してお
    り、 前記情報記録媒体のディスク面垂直方向における前記情
    報記録媒体の外周端部から前記振動抑制部材までの第1
    距離は、前記情報記録媒体の外周端部から前記支持手段
    までの第2距離より短い請求項1に記載のディスク装
    置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7327530B2 (en) 2004-07-03 2008-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Hard disk drive having disk damper and disk protector
KR100833193B1 (ko) * 2005-12-07 2008-05-28 삼성전자주식회사 디스크 보호 장치와 이를 구비한 하드 디스크 드라이브
US7961426B2 (en) 2006-10-05 2011-06-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk device
US8446688B1 (en) 2010-06-29 2013-05-21 Western Digital Technologies, Inc. Drive with circumferential disk limiter
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US8797677B2 (en) 2011-12-15 2014-08-05 Western Digital Technologies, Inc. Disk deflection damper for disk drive

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