JP2008092453A - 盗撮検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最適な品質の映像を出力する盗撮検出装置の提供。
【解決手段】 所定周波数範囲内の受信周波数にて電波信号を受信する受信部と、受信部が受信した電波信号から映像信号を検出する検波部と、電波信号又は映像信号の信号強度を検出する強度検出部と、盗撮機から送信される映像信号を出力する制御部とからなる盗撮検出装置であって、制御部は、検波部による映像信号の検出に基づいて盗撮電波の有無を判定する盗撮判定手段と、受信周波数を所定周波数範囲内で順次繰り返して変化させるとともに、盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数付近の周波数の中で受信周波数を変化させる周波数制御手段と、前記受信周波数付近の受信周波数の中で最も信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する盗撮電波判定手段と、盗撮電波周波数にて検出された映像信号を外部に出力する出力手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CD/ATMコーナーやトイレ、更衣室などに設置された無線式の盗撮機を発見するための盗撮検出装置に関する。
近年、CD/ATMコーナーやトイレなどでの盗撮行為が社会問題となっている。盗撮行為の手口としては、電波送信機が内蔵された盗撮機(盗撮カメラ)を盗撮場所にしかけておき、盗撮場所付近で盗撮者が所持する電波受信機にて盗撮カメラの映像を受信する方法が多く用いられている。このような手口で用いられる盗撮カメラは、マッチ箱程度のサイズにまで小型化されており、目視のみによって発見するのは困難である。
そこで、このような問題を解決するために、特許文献1に記載されている盗撮検知装置が知られている。特許文献1の盗撮検知装置は、受信する電波の周波数を順次変化させ、予め記憶したテレビ放送の電波強度より強い強度の電波を受信すると、盗撮されていると報知する。そして、この電波信号に含まれた映像を警備室のモニターに表示し、警備員が映像を確認して、実際に盗撮が行われているか否か、及び盗撮カメラの設置位置などを判別することが記載されている。
この、従来の盗撮検知装置は、盗撮行為による映像か否かを実際に映像を見て確認することができ、また、盗撮カメラの設置位置までも確認できるという点で効果的である。
特開2002−142235号公報
一般に、盗撮カメラによる電波信号(盗撮電波)の送信周波数は、予めチャネル毎に周波数が規定されているテレビ放送波などと異なり不定である。また通常、テレビ放送波では電波信号が1チャネル辺り6MHzの帯域幅で送信されるが、盗撮カメラの場合にはこの帯域幅も機体によって異なり一定ではない。図7にテレビ放送波の電波信号と盗撮カメラによる電波信号を比較した図を示す。盗撮カメラは、テレビ放送波と異なり安価な送信機を用いているために、図示したように帯域幅が6MHzではなく、テレビ放送波と比較して広がっていることが多い。
このため、テレビ用のチューナにて盗撮電波を探索すると、複数の受信周波数にて同じ盗撮電波を検出してしまうのである。
例えば、盗撮電波の送信周波数が1400MHz、帯域幅が図7に図示したように14MHzである場合を例に説明すると、盗撮電波は、1393MHz〜1407MHzにおいて検出される。このため、通常のテレビ用チューナのように、6MHzごとに電波信号を探索すると、2回又は3回に渡り同じ盗撮電波を検出してしまうのである。即ち、受信周波数が6MHzおきに1395MHz、1401MHz、1407MHzと遷移する場合においては同じ盗撮電波が3回検出されることとなる。
ここで、盗撮電波を復調して映像出力する場合に最も画質が良くなるのは、電界強度が安定的に高い周波数の電波信号を受信する、例えば、送信周波数と受信周波数とを一致させた場合である。しかし、上述したように、盗撮電波の送信周波数は、テレビ放送波と異なり不定であるため、これを判別することは困難である。例えば、上述の例では、チューナにて低域側から電波信号を探索した場合に最初に検出される受信周波数1395MHzの電波信号は、電界強度が低く、また盗撮電波の映像信号成分を殆ど含まず、ノイズの多い映像となる。
このような問題への対応として、電界強度の高い電波だけを検出するために、チューナの感度を低く(受信する電波の電界強度閾値を高く)した場合には、近傍に設置された盗撮カメラからの電波信号は受信できるものの、設置箇所が離れた盗撮カメラ(例えば異なるフロアに設置された、もしくは設置箇所との中途に配電設備などが存在するような場合)からの減衰した電波信号が受信できなくなるという問題が発生する。
このように、盗撮電波はテレビ放送波と異なるために、その検出に特有の課題を有しているのである。
これに対し、従来の盗撮検知装置は、この特有の課題を解決する手段を何ら有しておらず、単にTVチューナにより受信周波数を順次に変化させて電波信号を探索するものであるために、本来検出すべき盗撮カメラの送信周波数において盗撮電波を検出する前に、当該送信周波数よりも低域側(又は高域側)において電波信号を検出して映像出力してしまうという問題がある。
このため、従来の盗撮検知装置では、表示出力する映像の品質を担保することができず、映像観察により盗撮行為やカメラ位置を判別するのが困難となるおそれがあり、映像観察する警備員などの負担が増大してしまう。
また更に、従来の盗撮検知装置は、予め記憶したテレビ放送の電波強度より強い電波信号を受信すると、盗撮されていると報知するものであるために、一時的な外来電波を受信した場合であっても、単にテレビ放送波より強度が強いということに基づいて盗撮ありと誤判定してしまうおそれがある。例えば、今日では車内のカーナビゲーション装置に情報端末から映像トランスミッターにて映像信号を送出するようなものが利用されている。従来の盗撮検知装置では、このように近隣を走行する車内から送信されて一時的に受信されるような無線信号を、盗撮電波の検出と誤判定するおそれがある。
このように、従来の盗撮検知装置は、盗撮行為による映像か否かを警備員などが実際に映像を見て確認するものであるにも拘らず、盗撮電波の検出にかかる特有の課題について何ら考慮されておらず、ノイズによる映像品質低下や誤判定などを生じさせて映像観察する警備員などの負担が著しく増大するという問題があった。
そこで、本発明は、盗撮電波の検出にかかる特有の課題を解決し、誤判定を防止するとともに、最適な品質の映像を出力する盗撮検出装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために本発明による盗撮検出装置は、盗撮機が映像信号を送信する可能性のある周波数範囲内の受信周波数にて電波信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した電波信号から映像信号を検出する検波部と、前記電波信号又は前記映像信号の信号強度を検出する強度検出部と、前記盗撮機から送信される映像信号を出力する制御部からなる盗撮検出装置であって、前記制御部は、前記検波部による前記映像信号の検出に基づいて盗撮電波の有無を判定する盗撮判定手段と、前記受信部の受信周波数を前記周波数範囲内で順次繰り返して変化させるとともに、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数付近の周波数の中で受信周波数を変化させる周波数制御手段と、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数付近の受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する盗撮電波判定手段と、前記盗撮電波周波数にて前記検波部が検出した映像信号を外部に出力する出力手段と、を有することを特徴としている。
かかる構成の盗撮検出装置は、所定の周波数範囲で受信周波数を繰り返し変化させて、この繰り返しの受信において映像信号を検出したことに基づいて盗撮電波有りと判定する。この盗撮電波の存在を判定した時点では、この判定された電波信号が、盗撮機からの送信周波数の電波信号ではない可能性がある。そこで、本発明では、盗撮有りと判定したときの受信周波数の付近となる周波数において最も信号強度が強くなる受信周波数を盗撮機の送信周波数と判定して、かかる周波数にて受信された映像信号を外部に出力するよう作用する。
これにより、盗撮行為の存在を判定した後にこの盗撮行為による電波信号のなかで最も強度の強い電波信号を受信して、かかる電波信号の映像を出力することで、品質の高い映像を外部に出力でき、映像観察する警備員などの負担を軽減することができる。
また、本発明による盗撮検出装置において、好ましくは、前記周波数制御手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数から映像信号が検出されなくなるまで順次受信周波数を変化させて、前記盗撮電波判定手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数から映像信号が検出されなくなるまでの受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する。
かかる構成の盗撮検出装置は、盗撮有りと判定したときの受信周波数から映像信号が検出されなくなるまで順次受信周波数を変化させて、この受信周波数から連続する周波数の中で、最も強度が強い電波信号の映像信号を外部に出力するよう作用する。
これにより、盗撮電波の存在を判定した後に、この盗撮電波による映像信号が複数の受信周波数に渡り連続して検出されるような状況において、最も品質の高い映像を外部に出力でき、映像観察する警備員などの負担を軽減することができる。
また、本発明による盗撮検出装置において、好ましくは、前記周波数制御手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数の前後各々について映像電波の帯域幅として十分な所定の範囲内で前記受信周波数を変化させて、 前記盗撮電波判定手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数を含む前記前後所定の範囲内の受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する。
かかる構成の盗撮検出装置は、盗撮有りと判定したときの受信周波数の前後となる付近の周波数の信号強度を検出し、その結果、最も信号強度が強い映像信号を外部に出力するよう作用する。これにより、盗撮電波の存在を判定した後に、この盗撮電波による映像信号がこの盗撮電波判定時の受信周波数の前後の帯域に渡り存在するような状況において、最も品質の高い映像を外部に出力でき、映像観察する警備員などの負担を軽減することができる。
また、本発明による盗撮検出装置において、好ましくは、前記盗撮判定手段は、前記検波部が映像信号を検出すると映像信号の検出回数を加算し、該検出回数が映像信号を含む電波信号の存在を判定するに十分な所定値以上になると盗撮電波が存在すると判定する手段であって、前記映像信号の検出回数を加算すると、前記周波数制御手段が前記受信周波数を複数回変化させるに十分な時間となる計数禁止時間のあいだ前記検波部が映像信号を検出しても該検出回数の加算を禁止する。
上述したように、盗撮機などから送信される電波信号は帯域幅が不定であり、TV放送波と比較して広帯域の電波として検出されることがある。この場合には、所定周波数範囲のサーチにおいて、連続する複数の受信周波数にわたり、複数回連続して同じ映像信号が検出されることとなる。そこで、本発明のかかる態様では、映像信号が検出されたときに直前回に映像信号の検出回数を加算してからの経過時間を判別して、直前回の加算から所定時間経過していない場合に、検出回数の加算を禁止する。そして、検出回数が所定値に達すると盗撮有りと判定する。
これにより、一時的に発生するノイズによる誤判定を防止して盗撮電波が確実に存在すること判定可能とし、更に、複数帯域にわたる同じ映像信号の電波を、連続的に検出して検知回数を計数することを防止できる。
さらに、本発明による盗撮検出装置において、好ましくは、前記盗撮判定手段は、前記映像信号の検出回数を加算した後に、映像信号を含む電波信号の存在を判定するに十分な判定時間が経過すると該検出回数をリセットする。
かかる態様よれば、映像信号の検出回数の計数値は、計数が行われてから所定の判定時間内だけ有効となる。これにより、映像信号の検出回数が判定時間内に所定値以上となる場合にだけ盗撮ありと判定されることとなり、一時的に発生するノイズによる電波信号の誤判定を防止することが可能となる。
本発明に係る盗撮検出装置によれば、盗撮行為の存在を判定した後にこの盗撮行為による映像信号のなかで最も品質の高い映像を外部に出力でき、映像観察する警備員などの負担を軽減することができる。
また、本発明に係る盗撮検出装置によれば、複数帯域にわたる同じ電波信号を、連続的に検出して検知回数を計数することを防止して、誤判定を防止することを可能としている。
さらに、本発明に係る盗撮検出装置によれば、一時的に発生するノイズによる電波信号を受けた誤判定を防止して、盗撮検出の精度を向上させることが可能となる。
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の盗撮検出装置を用いた盗撮検出システムを示す構成図である。
盗撮検出システムは、盗撮監視領域4に設置される盗撮検出装置1と、遠隔の監視センタ2とを通信網3を介して接続して構成される。本実施形態では、盗撮監視領域4として金融機関のCD/ATMコーナーを例に説明する。なお、盗撮監視領域4はこれに限られず、盗撮されるおそれのある状況に応じて、トイレや更衣室、また住居内などが盗撮監視領域となる。
ここで、盗撮行為に用いられる盗撮カメラ5は、所定周波数の搬送波をCCD素子で撮影した映像信号により変調して、電波信号として送信する。送信周波数は不定であるが、UHF域の周波数、特に1.2GHz〜2GHzの周波数を用いるものが広く知られている。盗撮者は、所持する受像機で盗撮カメラ5が送信している電波信号を受信し、受信した電波信号を復調して盗撮映像を見ているのである。
盗撮検出装置1は、受信アンテナにより受信する周波数を順次切り換えながら盗撮カメラ5からの電波信号を探索する。そして、受信した電波信号から映像信号を検出すると、盗撮カメラ5の映像である可能性があると判定する。そして、受信した映像信号を含む通報信号を監視センタ2に送信する。
監視センタ2は、警備会社が運営するサーバシステムを備えた施設であり、盗撮検出装置1と通信する通信部21と、各種情報を表示するディスプレイ22とを有して、ディスプレイ22を見ながら監視員が盗撮監視領域4を監視している。また、監視センタ2は、盗撮監視領域4となる施設の情報、盗撮監視領域4の管理者の情報、盗撮監視領域4に設置された盗撮検出装置1の情報など、すなわち、盗撮監視領域4となる施設の名称、住所、電話番号、監視領域管理者の氏名、管理者の住所、管理者の電話番号、盗撮検出装置1の管理番号、過去の対処履歴などを記憶管理するデータベースを具備している。
監視センタ2では、盗撮検出装置1から受信した通報信号に基づいて対処すべき盗撮監視領域4の情報、及び受信した映像がディスプレイ22に表示される。そして、監視員は表示された盗撮監視領域4の情報と映像を見て、当該映像が盗撮された映像であるか否かを判別する。
ここで、監視センタ2の監視員は、盗撮検出装置1から受信する映像を盗撮監視領域4の情報と見比べ、盗撮監視領域4に関係する映像(即ち盗撮された映像)か否かの確認を行う。具体的には、監視員は、盗撮監視領域4となる施設の情報である盗撮監視領域4の見取り図や設置状況を示す図、CCTVなどにより盗撮監視領域4を撮影した映像などを参照し、受信した映像と見比べ、盗撮監視領域4に関係する映像か否かを判断する。なお、このとき、盗撮検出装置1が映像信号を検出した時刻における当該盗撮監視領域4でのTV放送の内容などを参照すれば、盗撮検出装置1がTV放送波を検出してしまった場合であっても誤判断することがない。
そして、監視員は、盗撮された映像と判断すれば、盗撮監視領域4の管理者に対する確認処理や、盗撮監視領域4への警備員の対処指示などの必要な措置をとる。他方、盗撮された映像でないと判断すれば、サーバシステムを操作して通信部21を介し盗撮検出装置1に停止信号を送信して、映像の送信を停止させる。
<盗撮検出装置>
次に、図1を用いて盗撮検出装置1について説明する。図1に、盗撮検出装置1の構成を示すブロック図を示している。
盗撮検出装置1は、電波を受信する受信アンテナ11と、検出部12と、記憶部13と、映像処理部14と、通信部15と、各部を制御する制御部17から概略構成される。これら各部には図示しない電源部より電源が供給される。
制御部17は、CPU、メモリ等により実現され、メモリに記憶されている各種プログラムにしたがって盗撮検出装置1の各部を制御する。また、制御部17は、周波数制御手段170と盗撮判定手段171と計時手段172とカウンタ173と盗撮電波判定手段174と出力手段175とを含んで構成される。
また、記憶部13は、メモリ等により実現され、周波数−強度テーブル131を記憶している。なお、記憶部13は、本実施形態では説明のため制御部17と独立に記載しているが、これに限定されるものでなく、制御部17が備えるメモリにて実現されてもよい。
検出部12は、チューナ121と、IF検波部122と、強度検出部123とを含んでなり、受信アンテナ11で受信した電波の入力を受け、受信した電波を変換して映像信号を検出する。制御部17の周波数制御手段170は、1.2GHz〜2GHzの周波数範囲を所定帯域幅ごと(例えば、5MHz間隔)に受信周波数として順次指定してチューニング信号を出力することにより、チューナ121に電波信号をオートサーチさせる。そして、チューナ121によるオートサーチが2GHzまで終了すると、再度1.2GHzからサーチさせて、1.2GHz〜2GHzの周波数範囲を繰り返しサーチさせる。
チューナ121には、受信アンテナ11で受信した電波が入力される。このチューナ121と受信アンテナ11とが盗撮検出装置1の受信部として機能する。チューナ121は、周波数制御手段170からのチューニング信号に従って指定の受信周波数の電波を選択し、中間周波数信号に変換してIF検波部122に出力する。IF検波部122は、中間周波数信号の入力を受けると、この中間周波数信号を増幅し、検波して映像信号を検出する。映像信号を検出すると、その映像信号を制御部17と強度検出部123とに出力する。強度検出部123は、入力された映像信号の信号レベル(強度)を検出して制御部17に出力する。
なお、チューナ121によりオートサーチする周波数範囲は上述の1.2GHz〜2GHzに限定されるものではなく、検出対象とする盗撮カメラ5が送信可能な周波数に応じて適宜設定すればよい。
制御部17において盗撮判定手段171は、盗撮電波の有無を判定する手段として機能する。盗撮判定手段171は、IF検波部122から映像信号が出力されるとカウンタ173に1加算する。カウンタ173は、検出部12にて繰り返し実行されるオートサーチにおける映像信号の検出回数を計数するための手段である。
盗撮判定手段171は、最初に映像信号が検出されたとき(即ち、カウンタ173が「0」から「1」になると)、計時手段172による判定時間T1(例えば180秒)の計時を開始する。そして、判定時間T1以内にカウンタ173の値が所定値(例えば3)以上になると盗撮電波(盗撮カメラ5による送信電波)の検出、即ち盗撮ありと判定する。他方、カウンタ173が所定値になる前に判定時間T1が経過するとカウンタ173は0にリセットされる。かかる処理の具体的な説明は後述する。
なお、判定時間T1は、カウンタによる計数値を保持する時間であり、判定時間T1が経過するとカウンタの計数値はリセットされる。このため、判定時間T1は、映像信号を含む電波、即ち盗撮電波が存在することを確認するに十分な時間として設定される。
また、カウンタ173の値と比較される所定値は、検出部12にて繰り返し実行されるオートサーチにより映像信号が複数回検出されたことを判定するための閾値であり、一時的なノイズではなく映像信号を含む電波が確実に存在していると判定するに十分な値として設定される。
ここで、盗撮カメラ5やその他安価な映像トランスミッターから送信される電波信号はTV放送波と比較して帯域幅が広く、特に盗撮検出装置1の近傍から送信されている場合には盗撮検出装置1にて比較的広帯域にわたり電波信号が検出される。例えば、10MHzの帯域幅をもって電波信号が送信されている場合、盗撮検出装置1ではこの10MHzの帯域にわたり電波信号を受信する。この場合には、検出部12のサーチにおいて同じ電波信号を複数の受信周波数にわたり略連続して検出することとなる。
このとき、同じ電波信号を略連続して計数しカウンタ値を加算してしまうと、繰り返しのサーチを経ることなく、1回のサーチで当該映像信号による電波を盗撮電波と判定していまい、近隣を通過する車両内で送信されるような一時的な外来ノイズに起因した誤判定を招くおそれがある。
そこで、本実施形態において、盗撮判定手段171は、検出部12によるサーチで映像信号が検出され、カウンタ173を加算すると、以後所定の計数禁止時間T2(例えば1秒)の間はカウンタの加算を禁止するよう制御している。この計数禁止時間T2は、連続する複数の受信周波数にわたり連続して同じ電波信号が検出された場合に、カウンタ173を加算しないようにするための時間であり、検出部12によるサーチにおいて所定数以上の受信周波数をサーチする(受信周波数を所定回数以上変化させる)のに必要とする時間であればよい。
制御部17において盗撮電波判定手段174は、盗撮電波の送信周波数を判定する手段として機能する。盗撮電波判定手段174は、盗撮判定手段171が盗撮電波の存在を判定したときの受信周波数と、強度検出部123が出力する当該受信周波数における映像信号レベルとを記憶部13の周波数−強度テーブル131に記憶する。周波数−強度テーブル131は、受信周波数fとこの受信周波数fにおける映像信号レベルLとを対応させて記憶するテーブルである。
そして、盗撮電波判定手段174は、盗撮判定手段171が盗撮電波の存在を判定した後、検出部12によるオートサーチの結果を監視して、受信周波数が変化する毎に受信周波数fと映像信号レベルLとを周波数−強度テーブル131に記憶する。そして、検出部12によるオートサーチにおいて、映像信号が検出されなくなると、周波数−強度テーブル131において映像信号レベルLが最も高い(強度が最も強い)周波数を盗撮電波の周波数(盗撮周波数)として判定する。
図4に周波数−強度テーブル131の例を示す。図4では受信周波数fとして1390MHz〜1400MHzが記憶され、これら複数の受信周波数fにおける映像信号レベルLが各々対応して記憶されている。つまり、同図においては、受信周波数1390MHzにて盗撮電波の存在が判定され、その後のオートサーチにおいて1400MHzまで映像信号が検出された(次にサーチした1405MHzでは映像信号が検出されなかった)場合を示している。この場合、映像信号レベルLは受信周波数1395MHzの場合に最も高い値を示しており、この1395MHzが盗撮周波数として判定されることとなる。
周波数制御手段170は、盗撮電波判定手段174にて盗撮周波数が判定されると、次の周波数を指定するチューニング信号によるオートサーチを所定時間(例えば30秒間)停止させる。そして、盗撮周波数を受信周波数として指定してチューナ121にチューニング信号を出力し、検出部12に当該盗撮周波数の電波信号を継続的に受信させる。そして、制御部17は、検出部12から入力された映像信号を映像処理部14に出力する。
映像処理部14は、圧縮部141と映像出力部142とを含んで構成される。
圧縮部141は、検出部12にて検出され制御部17から入力された映像信号を、所定のサンプリング密度にてデジタル映像に変換する。そして、デジタル化された映像データを所定のコーデックで圧縮して映像出力部142に出力する。
映像出力部142は、圧縮部141から入力される映像データを制御部17に出力する。また、圧縮部141からの入力がないときは、予め設定されたブルーバック映像を制御部17に出力している。制御部17の出力手段175は、映像出力部から入力された映像データを、通信部15を介して外部に出力する。
通信部15は、盗撮映像の出力部として機能し、通信網3を介して監視センタ2と通信を行う手段である。出力手段175は、盗撮電波判定手段174にて盗撮周波数が判定されると、映像出力部142から入力されている映像データと所定の通報データとを含む通報信号を通信部15より監視センタ2に送信する。
また、通信部15を介して監視センタ2から映像要求信号を受信すると、出力手段175は、映像出力部142から入力されている映像データを監視センタ2に送信する。この場合、盗撮電波判定手段174にて盗撮周波数が判定されていれば、検出部12にて検出された映像を監視センタ2に送信し、盗撮電波と判定されていないときはブルーバック映像が送信される。この処理は、例えば監視センタ2から盗撮検出装置1にアクセスして、盗撮検出装置1や盗撮監視領域4を個別に監視する場合や、盗撮検出装置1の動作を点検する場合などに行われる。
<動作の説明>
次に、上述した第一の実施形態における盗撮検出装置1の動作について説明する。
図2および図3は、盗撮検出装置1による盗撮判定及び盗撮映像の出力処理を示すフローチャートである。
盗撮検出装置1が盗撮監視領域4に設置され、電源ONされると、まず、制御部17は、カウンタ173を0にリセットするとともに周波数−強度テーブル131をクリアする(ステップST1)。次に、周波数制御手段170は、受信周波数を指定したチューニング信号をチューナ121に出力する(ステップST2)。本実施形態では、受信周波数は1.2GHz〜2GHzの周波数範囲において、1.2GHzから5MHz間隔で指定される。
検出部12は、周波数制御手段170からのチューニング信号で指定された周波数を選択し受信した電波信号を中間周波数信号に変換、増幅して、映像検波する(ステップST3)。ここで、検出部12により映像信号が検出されると(ステップST4−Yes)、計数禁止時間T2の計時中であるか否かが判定される(ステップST5)。計数禁止時間T2は、カウンタ173に値が加算されたときに計時開始される時間であり、カウンタ値が連続して加算されないようにするための時間である。本実施形態では、計数禁止時間T2を1秒として設定している。盗撮判定手段171は、ステップST5において、T2の計時中でなければ(ステップST5−No)、ステップST6に進みカウンタ173に1加算する。
即ち、上述したように、盗撮カメラ5やその他安価な映像トランスミッターから送信される電波信号は盗撮検出装置1にて広帯域にわたり検出されることがある。この場合には、検出部12のサーチにおいて同じ電波信号を複数の受信周波数にわたり略連続して検出することとなる。そこで、本実施形態では、ステップST5にて、直前回にカウンタ173を加算してからの経過時間を判別して、計数禁止時間T2を経過している場合にのみカウンタ173の値をインクリメントするよう制御している。
これにより、複数の受信周波数にわたる同じ電波信号を、連続的に検出して検知回数を計数することを防止して、誤判定を抑制することを可能としている。
ステップST6において盗撮判定手段171がカウンタ173に1を加算すると、計時手段172により計数禁止時間T2の計時が開始される(ステップST7)。次に、盗撮判定するための最初の映像信号検出か否か、即ちカウンタの値が1であるかどうかが判定され(ステップST8)、カウンタ値が1であれば(ステップST8−Yes)、計時手段172により判定時間T1の計時が開始される(ステップST9)。判定時間T1は、カウンタによる計数値を保持する時間であり、本実施形態では180秒としている。
ステップST9で判定時間T1の計時が開始されると、制御部17は処理をステップST2に戻し、周波数制御手段170が次の受信周波数を指定してチューニング信号を出力する。制御部17は、このように、チューニング信号にて1.2GHz〜2GHzの周波数範囲を順次に指定することで、検出部12にこれら周波数範囲をオートサーチさせて、盗撮カメラ5からの電波を探索する。そして、オートサーチが2GHzまで終了すると、再度1.2GHzからサーチさせて、1.2GHz〜2GHzの周波数範囲を繰り返しサーチさせる。
ここで、ステップST4において、検出部12により映像信号が検出されなければ(ステップST4−No)、判定時間T1の計時中であるか否かが判定される(ステップST10)。判定時間T1(180秒)の計時中であれば(ステップST10−Yes)、制御部17は処理をステップST2に戻し、周波数制御手段170が次の受信周波数を指定してチューニング信号を出力する。他方、判定時間T1(180秒)の計時中でなければ、即ち判定時間T1の計時が開始されていない又は既に判定時間T1の計時が終了していれば(ステップST10−No)、ステップST1に処理を戻してカウンタ173を0にリセットし、ステップST2にて周波数制御手段170が次の受信周波数を指定してチューニング信号を出力する。
他方、ステップST4において、検出部12により映像信号が検出され(ステップST4−Yes)、計数禁止時間T2(1秒)の計時中でない場合、即ち計数禁止時間T2の計時が開始されていない又は既に計数禁止時間T2の計時が終了していれば(ステップST5−No)、上述のように、カウンタ173に1加算して(ステップST6)、計数禁止時間T2の計時を開始する(ステップST7)。この結果、カウンタ173の値が1を超えた場合(ステップST8−No)、カウンタ173の値が所定値以上か否かが判定される(ステップST11)。この所定値は、判定時間T1内での映像信号の検出回数を判別する値であり、本実施形態では3と設定している。
そして、カウンタ173の値が所定値未満であれば(ステップST11−No)、ステップST10へと進み、判定時間T1(180秒)の計時中であるか否かを判定する。
他方、繰り返しのオートサーチにより映像信号が繰り返し検出されて、カウンタの値が所定値以上になると(ステップST11−Yes)、盗撮判定手段171は、盗撮電波が存在すると判定する(ステップST12)。そして、カウンタ173の値を0にリセットする。またこのとき、判定時間T1の計時中であれば計時を終了する。
このように、1.2GHz〜2GHzの周波数範囲を繰り返しオートサーチして判定時間T1以内における映像信号の複数回検出を盗撮判定の条件とすることにより、瞬時的なノイズとして受信された映像信号による誤判定を抑制することを可能としている。
盗撮電波判定手段174は、盗撮電波の存在が判定されると、強度検出部123により検出された映像信号レベル(強度)を取得する(ステップST13)。そして、盗撮電波判定手段174は、現在の受信周波数fと映像信号レベルLとを対応させて周波数−強度テーブル131に記憶する(ステップST14)。そして、周波数制御手段170は、次の受信周波数を指定してチューニング信号を出力する(ステップST15)。
なお、ステップST15で指定される受信周波数の間隔は、盗撮電波の存在を判定するまで(ステップST12に至るまで)のオートサーチ時よりも細密化した周波数間隔、例えば1MHz間隔で指定するようにしてもよい。
検出部12は、周波数制御手段170からのチューニング信号で指定された受信周波数を選択して受信する電波信号を中間周波数信号に変換、増幅して、映像検波する(ステップST16)。ここで、当該受信周波数においても検出部12により映像信号が検出されると(ステップST17−Yes)、ステップST13へと処理を戻して、映像信号レベルの検出(ステップST13)と周波数−強度テーブル131への記憶(ステップST14)を行う。
他方、ステップST17において、映像信号が検出されなければ(ステップST17−No)、制御部17は処理をステップST18へと進める。このように、制御部17は、盗撮電波の存在が判定されると、以降映像信号が連続して検出される間検出部12によるオートサーチを継続し、受信周波数fとこの受信周波数fにおける映像信号レベルLとを周波数−強度テーブル131に記憶する。このとき、周波数−強度テーブル131には、図4に示すように受信周波数fと信号レベルLとが対応付けられて複数記憶されることとなる。
ステップST18において、盗撮電波判定手段174は、周波数−強度テーブル131内に記憶された受信周波数fと映像信号レベルLとの対応関係を参照して、最も映像信号レベルLが高い受信周波数fを判別する。例えば、図4の例では、周波数1395MHzが受信周波数fとして判定される。そして、盗撮電波判定手段174は、この受信周波数fを盗撮周波数として判定する。
周波数制御手段170は、判定された盗撮周波数(受信周波数f)を受信周波数として指定して、検出部12にチューニング信号を出力する(ステップST19)。そして、検出部12は、周波数制御手段170からのチューニング信号で指定された受信周波数を選択して受信電波を中間周波数信号に変換、増幅して、映像検波する(ステップST20)。
このように、盗撮検出装置1は、盗撮電波の存在が判定された後に、連続する受信周波数間で連続して映像信号が検出された場合、最も映像信号レベルの高い受信周波数を選別して映像受信を行う。これにより、最適な品質の映像を出力することが可能となる。
次に、制御部17は、計時手段172により映像送出時間T3の計時を開始する(ステップST21)。ここで、映像送出時間T3は、次の周波数を指定するオートサーチを一時的に停止して現周波数による映像信号を継続的に受信し、監視センタ2に映像を通報する時間であって、本実施形態では30秒に設定される。
そして、制御部17は、検出部12より入力される映像信号を映像処理部14に出力する。映像処理部14は、入力される映像信号をデジタル映像に変換し、圧縮処理を実行する(ステップST22)。出力手段175は、映像処理部14より得られる映像データを、通信部15により通報信号として順次監視センタ2に送信する(ステップST23)。
これにより、盗撮監視領域4で検出された映像信号は監視センタ2に送信される。監視センタ2では、監視員がこの映像を参照して、盗撮映像であるか否か、即ち盗撮監視領域4における盗撮行為の有無、及び、盗撮カメラ5が盗撮監視領域4のどの辺りに設置されているのかを判定する。
ここで、計時手段172による計時が映像送出時間T3(30秒)を経過していれば(ステップST24−Yes)、出力手段175は通信部15による映像データの送信を停止する(ステップST26)。そして、制御部17はステップST1に処理を戻し、カウンタ173のリセット処理を実行して周波数−強度テーブル131をクリアし、検出部12によるオートサーチを再開させる。
他方、ステップST24で計時手段172による計時が映像送出時間T3(30秒)に達していなければ(ステップST24−No)、制御部17は監視センタ2から停止信号を受信したか否かを判定する(ステップST25)。監視センタ2から停止信号を受信していなければ(ステップST25―No)、出力手段175は、引き続き検出部12にて受信、出力される映像信号を圧縮して映像データを監視センタ2に送出する。
他方、監視センタ2から停止信号を受信すると(ステップST25−Yes)、出力手段175は通信部15による映像データの送信を停止する(ステップST26)。そして、ステップST1に処理を戻し、カウンタのリセット処理を実行して周波数−強度テーブル131をクリアし、検出部12によるオートサーチを再開させる。
以上説明した実施形態の盗撮検出装置1によれば、盗撮電波の存在を判定した後に、映像信号が検出されなくなるまでオートサーチを継続し、受信周波数と映像信号レベルとを記憶することにより、複数の受信周波数にわたり電波信号が連続して検出された場合であっても盗撮カメラ5からの本来の送信周波数(盗撮周波数)を判定することが可能となる。
これにより、盗撮カメラ5からの盗撮電波を広帯域にわたり受信した場合であっても最も品質の高い受信周波数を選出して通報、映像出力することが可能となり、出力映像の視認性向上、監視員の負担軽減を図ることが可能となる。
また、本実施形態の盗撮検出装置1によれば、盗撮カメラ5から送信された可能性のある電波信号を、繰り返しのオートサーチにて複数回検出したことに基づいて、盗撮行為の存在を判定することができ、瞬時的なノイズとして受信された電波信号による誤判定を抑制することができる。
次に、本発明の盗撮検出装置の第二の実施形態について説明する。
以下、上述した第一の実施形態と異なる部分を中心に説明し、第一の実施形態と同様の部分については第一の実施形態に関する記載を援用し説明を省略する。
図5は、第二の実施形態において上述の第一の実施形態との変更点となる処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、上述した第一の実施形態の制御処理(図2)にかかるステップST1からST12に続く処理(ステップST13以降に相当する処理)として実行される。即ち、本実施形態において、制御部17は、図2のステップST12において盗撮判定手段171により盗撮電波の存在が判定されると図5のステップST51へと処理を進める。
本実施形態では、盗撮判定手段171にて盗撮電波の存在が判定されると、周波数制御手段170が、チューナ121にこの盗撮電波の存在が判定されたときの受信周波数(判定時周波数f)の周辺所定範囲をオートサーチさせるよう制御する点で上述した第一の実施形態と処理が異なっている。
かかる第二の実施形態特有の処理は、判定時周波数fの低域側及び高域側をサーチすることで、その周辺で最も映像信号レベルが高い周波数を検出しようとするものである。ここで判定時周波数fの周辺となる所定範囲は、同じ電波信号が存在する可能性がある周波数範囲であり、本実施形態では低域側および高域側に通常のテレビ放送波の帯域幅(6MHz)ずつとった範囲とする。
更に、本実施形態では、盗撮判定手段171にて盗撮電波の存在が判定されると、上述した判定時周波数fの周辺所定範囲のサーチにおいて、周波数制御手段170がチューニング信号による受信周波数の指定間隔を細密化する点において、上述した第一の実施形態と処理が異なっている。
即ち、盗撮電波の存在を判定するまでのオートサーチでは、サーチする周波数範囲が1.2GHz〜2GHzと広いために、受信周波数を細かく変更していると盗撮ありと判定するまでに時間がかかり時間効率が悪化する。そこで、本実施形態では、盗撮電波の存在が判定された後にサーチする周波数間隔を細密(例えば1MHz間隔)とすることで、判定にかかる時間効率を低下させることなく盗撮周波数を高精度に検出できるようにしている。
なお、これに限らず、盗撮電波の存在を判定した後も、それまでと同様の周波数間隔(本実施形態では5MHz)でサーチを行うようにしてもよい。
制御部17は、盗撮電波の存在が判定されるとステップST51からST55において、盗撮電波の存在を判定したときの受信周波数(判定時周波数f)の周辺となる周波数範囲をサーチする。まず、盗撮電波判定手段174は、盗撮電波の存在が判定されると、強度検出部123により検出された判定時周波数fの映像信号レベルを取得する(ステップST51)。そして、盗撮電波判定手段174は、現在の受信周波数f(判定時周波数f)と映像信号レベルLとを対応させて周波数−強度テーブル131に記憶する(ステップST52)。
次に、周波数制御手段170は、判定時周波数fの周辺所定範囲(低域側高域側各6MHz)から受信周波数を指定してチューニング信号を出力する(ステップST53)。このとき、チューニング信号で指定する受信周波数間隔は、盗撮電波の存在を判定するまでのオートサーチ時よりも細密化(1MHz間隔)したものとなる。
検出部12は、周波数制御手段170からのチューニング信号で指定された受信周波数を選択して受信する電波信号を中間周波数信号に変換、増幅して、映像検波する(ステップST54)。そして、制御部17は判定時周波数fの周辺周波数(低域側高域側各6MHz)のサーチが終了したか否かを判定する(ステップST55)。
周辺周波数のサーチが終了していなければ(ステップST55−No)、ステップST51に処理を戻して現在の受信周波数における映像信号レベルの検出(ステップST51)と周波数−強度テーブル131に受信周波数fと映像信号レベルLとを記憶(ステップST52)して、次の受信周波数を指定したチューニング信号を出力する(ステップST53)。なお、検出部12による映像検波により映像信号が検出されないときには当然ステップST54にて映像信号レベルが検出されず、この場合にはステップST51にて周波数−強度テーブル131に受信周波数に対応する映像信号が検出されない旨(例えば値なし)が記憶される。
このように、ステップST51からST55の処理を繰り返して判定時周波数fの周辺周波数をサーチする。例えば、周波数1390MHzが判定時周波数fとして検出された場合には、図6に示すように、周波数1384MHz〜1396MHzがサーチされて、信号レベルLとともに記憶されることとなる。
そして周辺周波数のサーチが終了すると(ステップST55−Yes)、盗撮電波判定手段174は、現在受信している受信周波数fにて検出された映像信号レベルLを取得して(ステップST56)、現在の受信周波数fと映像信号レベルLとを対応させて周波数−強度テーブル131に記憶する(ステップST57)。
この結果、周波数−強度テーブル131には、判定時周波数fとその周辺の周波数について、周波数1MHz間隔で受信周波数fと映像信号レベルLとの対応関係が記憶されることとなる。
そして、盗撮電波判定手段174は、周波数−強度テーブル131内に記憶された受信周波数fと映像信号レベルLとの対応関係を参照して、最も映像信号レベルLが高い受信周波数fを判別する。例えば、図6の例では、周波数1393MHzが受信周波数fとして判定される。そして、盗撮電波判定手段174は、この受信周波数fを盗撮周波数として判定する(ステップST58)。
次に、周波数制御手段170は、上述した第一の実施形態と同様に、判定された盗撮周波数(受信周波数f)を受信周波数として指定して、検出部12にチューニング信号を出力する(ステップST59)。検出部12は、周波数制御手段170からのチューニング信号で指定された受信周波数を選択して受信電波を中間周波数信号に変換、増幅して、映像検波する(ステップST60)。
このように、盗撮検出装置1は、盗撮電波の存在が判定された後に、この判定されたときの受信周波数(判定周波数f)の周辺となる所定周波数範囲をサーチして、最も映像信号レベルの高い受信周波数を選別して映像受信を行う。これにより、最適な品質の映像を出力することが可能となる。
そして、制御部17は、ステップST61〜ST66にわたり、受信する映像信号の出力処理を行う。かかる処理は上述した第一の実施形態におけるステップST21〜ST26と同様の処理であり重複した説明は省略する。
以上説明した第二の実施形態の盗撮検出装置1によれば、盗撮電波の存在を判定した後に、この盗撮電波の存在を判定したときの受信周波数の周辺周波数をサーチし、周波数と映像信号レベルとを記憶することにより、複数の受信周波数にわたり電波信号が連続して検出された場合であっても盗撮カメラ5からの本来の送信周波数(盗撮周波数)を判定することが可能となる。
これにより、盗撮カメラ5からの盗撮電波を広帯域にわたり受信した場合であっても最も品質の高い受信周波数を選出して通報、映像出力することが可能となり、出力映像の視認性向上、監視員の負担軽減を図ることが可能となる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明した。
しかし、本発明は上述の実施形態に限定されず、次に示すような変形例を適宜に組み合わせて上述の実施形態を変形することが可能である。以下に実施形態の変形例を説明する。
上述した各実施形態では、盗撮電波の存在が判定された後、映像信号が検出されなくなるまでサーチを継続し、又は、周辺の所定周波数範囲をサーチし、検出された映像信号レベルに基づいて盗撮周波数を判定する例について説明したが、これに限定されず、受信周波数ごとに電波信号の受信電界強度を検出してこの受信電界強度に基づいて盗撮周波数を判定するよう構成してもよい。
この場合、強度検出部123にて受信電界強度を検出して制御部17に出力するよう構成し、盗撮電波判定手段174は、映像信号レベルに代えて受信電界強度を受信周波数と対応させて周波数−強度テーブル131に記憶するよう構成する。そして、盗撮電波判定手段174は、周波数−強度テーブル131に記憶された受信周波数fの中で、受信電界強度が最も強い周波数を盗撮電波の周波数として判定する。
また、上述した各実施形態では、監視センタで映像を表示、確認する構成となっていたが、盗撮検出装置に液晶モニタなどの表示部を備え、出力制御手段175がかかる表示部に映像を出力する構成としてもよく、この場合には表示部が盗撮映像の出力部として機能する。また、出力制御手段175が盗撮検出装置から警備員が所持する携帯端末に映像を出力する構成としてもよい。これにより、盗撮監視領域に常駐する警備員が表示部や端末に表示される映像をみて、監視センタからの対処指示を待つことなく、盗撮監視領域となる現地にて盗撮行為に対処することが可能となる。
さらに、上述した各実施形態では、連続する複数の周波数帯域にわたり連続して同じ映像信号が検出された場合にカウンタを加算しないようにするため、カウンタを加算した後所定時間T2の間はカウンタの加算を禁止する例について説明したが、これに限定されるものではない。
即ち、検出部が映像信号を検出したときの受信周波数を記憶して、当該映像信号を検出した受信周波数と、直前回に映像信号を検出した受信周波数とが同一でなく、かつ、連続してサーチされた周波数又は互いに近傍となる(差が所定以内となる)周波数であれば、前記カウンタへの計数値加算を禁止するよう制御してもよい。これによっても、検出部により複数の周波数帯域を順次サーチしているときに、連続する又は近傍となる周波数帯域で連続して同じ映像信号が検出された場合にカウンタを加算しないようにすることができる。
また、上述の各実施形態で説明した、カウンタを加算した後計数禁止時間T2の間カウンタの加算を禁止する例に加えて、検出部が映像信号を検出したときの受信周波数を記憶して、当該映像信号を検出した受信周波数と、直前回に映像信号を検出した受信周波数とが同一でなく、かつ、連続してサーチされた周波数又は近傍となる周波数となる場合にも前記カウンタへの計数値加算を禁止するよう制御してもよい。これによって、より厳格に、連続する周波数帯域で検出されるノイズなどの影響を除外することができる。
本発明の盗撮検出装置を用いた盗撮検出システムを示す概略図 第一実施形態の盗撮検出装置の盗撮判定及び映像出力処理を示すフローチャート 第一実施形態の盗撮検出装置の盗撮判定及び映像出力処理を示すフローチャート 第一実施形態の周波数−強度テーブルを示す図 第二実施形態の盗撮検出装置の盗撮判定及び映像出力処理を示すフローチャート 第二実施形態の周波数−強度テーブルを示す図 テレビ放送波と盗撮電波とを比較した図
符号の説明
1 盗撮検出装置
2 監視センタ
3 通信網
4 盗撮監視領域
5 盗撮カメラ
11 受信アンテナ
12 検出部
121 チューナ
122 IF検波部
123 強度検出部
13 記憶部
131 周波数−強度テーブル
14 映像処理部
15 通信部
17 制御部
170 周波数制御手段
171 盗撮判定手段
172 計時手段
173 カウンタ
174 盗撮電波判定手段
175 出力手段
21 監視センタの通信部
22 ディスプレイ

Claims (5)

  1. 盗撮機が映像信号を送信する可能性のある周波数範囲内の受信周波数にて電波信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した電波信号から映像信号を検出する検波部と、前記電波信号又は前記映像信号の信号強度を検出する強度検出部と、前記盗撮機から送信される映像信号を出力する制御部からなる盗撮検出装置であって、
    前記制御部は、
    前記検波部による前記映像信号の検出に基づいて盗撮電波の有無を判定する盗撮判定手段と、
    前記受信部の受信周波数を前記周波数範囲内で順次繰り返して変化させるとともに、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数付近の周波数の中で受信周波数を変化させる周波数制御手段と、
    前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数付近の受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する盗撮電波判定手段と、
    前記盗撮電波周波数にて前記検波部が検出した映像信号を外部に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とした盗撮検出装置。
  2. 前記周波数制御手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数から映像信号が検出されなくなるまで順次受信周波数を変化させて、
    前記盗撮電波判定手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数から映像信号が検出されなくなるまでの受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する、請求項1記載の盗撮検出装置
  3. 前記周波数制御手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されると当該判定したときの受信周波数の前後各々について映像電波の帯域幅として十分な所定の範囲内で前記受信周波数を変化させて、
    前記盗撮電波判定手段は、前記盗撮判定手段にて前記盗撮電波有りと判定されたときの受信周波数を含む前記前後所定の範囲内の受信周波数の中で最も前記信号強度が強い受信周波数を盗撮電波周波数と判定する、請求項1記載の盗撮検出装置
  4. 前記盗撮判定手段は、
    前記検波部が映像信号を検出すると映像信号の検出回数を加算し、該検出回数が映像信号を含む電波信号の存在を判定するに十分な所定値以上になると盗撮電波が存在すると判定する手段であって、
    前記映像信号の検出回数を加算すると、前記周波数制御手段が前記受信周波数を複数回変化させるに十分な時間となる計数禁止時間のあいだ前記検波部が映像信号を検出しても該検出回数の加算を禁止する、請求項1から3の何れかに記載の盗撮検出装置。
  5. 前記盗撮判定手段は、前記映像信号の検出回数を加算した後に、映像信号を含む電波信号の存在を判定するに十分な判定時間が経過すると該検出回数をリセットする、請求項4に記載の盗撮検出装置。


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