JP5090755B2 - テレビ信号送受信システム及び監視装置 - Google Patents
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Description
テレビ信号をミリ波帯へアップコンバートして建造物内に無線送信する送信装置と、
前記建造物内に設置され、前記送信装置からの送信電波を受信してダウンコンバートすることにより、前記テレビ信号を復元する受信装置と、
前記送信装置からの送信電波を受信し、該受信信号のレベル変化から前記建造物内での物体の移動を検知して報知する監視装置と、
を備え、
前記送信装置は、前記テレビ信号と一定周波数のパイロット信号とをアップコンバートして無線送信するよう構成され、
前記監視装置は、前記受信信号をダウンコンバートすることにより、前記パイロット信号を抽出し、該パイロット信号のレベル変化から前記建造物内での物体の移動を検知することを特徴とする。
前記監視装置は、
前記受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、該サンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、該平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定し、その後、前記受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルが、前記上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、前記建造物内での物体の移動を検知することを特徴とする。
テレビ信号をミリ波帯へアップコンバートして建造物内に無線送信する送信装置からの送信電波に基づき、前記建造物内への不正侵入を監視する監視装置であって、
前記送信装置からの送信電波を受信し、該受信信号の信号レベルを検出するミリ波受信手段と、
該ミリ波受信手段にて検出された受信信号の信号レベルに基づき、前記建造物内で物体が移動した否かを判定する判定手段と、
該判定手段にて物体の移動が判定されると、その旨を報知する報知手段と、
を備え、
前記ミリ波受信手段は、前記受信信号をダウンコンバートすることにより、一定周波数のパイロット信号を抽出し、該パイロット信号の信号レベルを検出することを特徴とする。
前記判定手段は、
前記ミリ波受信手段にて検出されたパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、該サンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、該平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定する設定手段を備え、
前記ミリ波受信手段にて検出された受信信号の信号レベルが、前記設定手段にて設定された上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、前記建造物内で物体が移動したと判定することを特徴とする。
ところで、送信装置から監視装置に至る電波の伝送経路には、送信装置からの送信電波が直接監視装置に入射する経路の他に、その電波が部屋の壁や部屋に置かれた物体で反射して間接的に監視装置に入射する経路が多数存在し、しかも、その経路は、建造物内に置かれた物体の位置によって変化する。
そして、このように電波の経路が変化すると、監視装置側で得られるパイロット信号の信号レベルも変化する。
そこで、監視装置は、請求項2に記載のように、受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、そのサンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、その平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定し、その後、受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルが、移動判定用の信号レベルとして設定した上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、建造物内での物体の移動を検知するように構成するとよい。
次に、請求項4に記載の監視装置においては、判定手段が、ミリ波受信手段にて検出されたパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、そのサンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、その平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定する設定手段を備える。
そして、判定手段は、ミリ波受信手段にて検出された受信信号の信号レベルが、設定手段にて設定された上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、建造物内で物体が移動したと判定する。従って、本発明の監視装置によれば、請求項2に記載のテレビ信号送受信システムを構築して、請求項2と同様の効果を得ることができる。
図1は、本発明が適用されたテレビ信号送受信システム全体の構成を表すブロック図である。
まず図2は、送信装置10の構成を表すブロック図である。
図2に示すように、送信装置10には、上記各アンテナ2、4からの受信信号よりも周波数が低い一定周波数(例えば300MHz)のパイロット信号を発生する発振器(パイロット発振器)12が設けられている。そして、このパイロット発振器12が発生したパイロット信号は、混合回路14により、同軸ケーブルを介してアンテナ2、4側から伝送されてきた受信信号と混合され、増幅回路16にて所定レベルまで増幅される。
図3に示すように、受信装置30には、送信装置10の送信アンテナ26から放射されたミリ波帯の電波を受信するための受信アンテナ32が設けられている。そして、この受信アンテナ32からの受信信号は、送信装置10にてミリ波帯にアップコンバートされた受信信号のみを選択的に通過させるBPF34を介して、増幅回路36に入力され、この増幅回路36で所定レベルまで増幅された後、ダウンコンバート用のミキサ40に入力される。
図4に示すように、監視装置60は、送信装置10の送信アンテナ26から放射されたミリ波帯の電波を受信するための受信アンテナ62と、この受信アンテナ62からの受信信号をダウンコンバートすることにより、パイロット信号を抽出し、そのパイロット信号の信号レベルを検出するミリ波受信部70と、ミリ波受信部70にて検出されたパイロット信号の信号レベルに基づき、当該監視装置60が設置された室内で物体が移動したかどうかを監視する、マイクロコンピュータからなる制御部64と、この制御部64が室内で物体が移動したと判断したとき(つまり、室内に侵入者がいると判断したとき)に警報音を発生するための警報機66と、制御部64が室内に侵入者がいると判断したときその旨を外部機器に無線で通報したり、外部機器からの指令信号を受信するための送受信機68と、制御部64を動作させて室内を監視するか否かを手動で設定するための操作部80と、から構成されている。
図5に示すように、この処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、情報取得手段としての指紋センサ84から指紋情報が入力されたか否かを判断する。そして、指紋情報が入力されていなければ、S120にて、送受信機68が、外部装置から当該監視装置60に対して送信された動作指令を受信したか否かを判断し、送受信機68が動作指令を受信していなければ、再度S110に移行する。
一方、S110にて、指紋センサ84から指紋情報が入力されたと判断されると、S180に移行して、その入力された指紋情報と予めメモリに登録されている使用者の指紋情報とを比較することにより、現在操作部80を操作している操作者は当該監視装置の操作が許可された使用者であるか否かを判断する、指紋認証処理を実行する。
図6に示すように、この処理が起動されると、まずS310にて、ミリ波受信部70(詳しくは検波回路76)からの検波電圧を所定回数サンプリングし、続くS320にて、そのサンプリングした検波電圧の平均値を求め、この平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を侵入判定電圧として算出する。
例えば、上記実施形態では、操作部80の操作者を識別するのに必要な情報を取得する情報取得手段として、指紋センサ84を使用するものとして説明したが、この情報取得手段としては、例えば、操作者の声紋情報を取得するためのマイクロフォンであっても、操作者の顔面等、所定部位の画像情報を取得するためのカメラであっても、或いは、操作者からパスワードを取得するためのキーボードであってもよい。
Claims (7)
- テレビ信号をミリ波帯へアップコンバートして建造物内に無線送信する送信装置と、
前記建造物内に設置され、前記送信装置からの送信電波を受信してダウンコンバートすることにより、前記テレビ信号を復元する受信装置と、
前記送信装置からの送信電波を受信し、該受信信号のレベル変化から前記建造物内での物体の移動を検知して報知する監視装置と、
を備え、
前記送信装置は、前記テレビ信号と一定周波数のパイロット信号とをアップコンバートして無線送信するよう構成され、
前記監視装置は、前記受信信号をダウンコンバートすることにより、前記パイロット信号を抽出し、該パイロット信号のレベル変化から前記建造物内での物体の移動を検知することを特徴とするテレビ信号送受信システム。 - 前記監視装置は、
前記受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、該サンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、該平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定し、その後、前記受信信号をダウンコンバートすることにより得られるパイロット信号の信号レベルが、前記上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、前記建造物内での物体の移動を検知することを特徴とする請求項1に記載のテレビ信号送受信システム。 - テレビ信号をミリ波帯へアップコンバートして建造物内に無線送信する送信装置からの送信電波に基づき、前記建造物内への不正侵入を監視する監視装置であって、
前記送信装置からの送信電波を受信し、該受信信号の信号レベルを検出するミリ波受信手段と、
該ミリ波受信手段にて検出された受信信号の信号レベルに基づき、前記建造物内で物体が移動した否かを判定する判定手段と、
該判定手段にて物体の移動が判定されると、その旨を報知する報知手段と、
を備え、
前記ミリ波受信手段は、前記受信信号をダウンコンバートすることにより、一定周波数のパイロット信号を抽出し、該パイロット信号の信号レベルを検出することを特徴とする監視装置。 - 前記判定手段は、
前記ミリ波受信手段にて検出されたパイロット信号の信号レベルを複数回サンプリングし、該サンプリングした複数の信号レベルの平均値に基づき、該平均値を中心とする所定範囲内の上下限値を移動判定用の信号レベルとして設定する設定手段を備え、
前記ミリ波受信手段にて検出された受信信号の信号レベルが、前記設定手段にて設定された上下限値で決まる正常範囲内から外れた場合に、前記建造物内で物体が移動したと判定することを特徴とする請求項3に記載の監視装置。 - 前記ミリ波受信手段、前記判定手段、及び、前記報知手段を備え、前記建造物内の監視対象領域に設置されて該監視対象領域での物体の移動を検知する装置本体と、
前記監視対象領域の外に配置されて、前記装置本体を遠隔操作によって起動/停止させる操作部と、
を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の監視装置。 - 前記操作部は、操作者から識別用の情報を取得する情報取得手段を備え、
前記装置本体は、該情報取得手段にて取得された情報が予め登録された使用者固有の情報であるとき、前記操作部からの指令に従い起動/停止することを特徴とする請求項5に記載の監視装置。 - 前記報知手段は、前記判定手段にて物体の移動が判定されると、該判定結果を、報知用の外部機器に無線にて送信することを特徴とする請求項3〜請求項6の何れかに記載の監視装置。
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