JP2008087421A - 積層フィルムおよびインクジェット記録材料 - Google Patents
積層フィルムおよびインクジェット記録材料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008087421A JP2008087421A JP2006273205A JP2006273205A JP2008087421A JP 2008087421 A JP2008087421 A JP 2008087421A JP 2006273205 A JP2006273205 A JP 2006273205A JP 2006273205 A JP2006273205 A JP 2006273205A JP 2008087421 A JP2008087421 A JP 2008087421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- base material
- laminated
- material layer
- laminated film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】基材層、この基材層の上に積層された粘着層、この粘着層の上に積層された仮基材層を有する積層フィルム、この積層フィルムの基材層における粘着層が積層された面とは反対の面に、インク受容層が積層されている積層フィルムからなるインクジェット記録材料、このインクジェット記録材料が別素材にホットメルト接着したディスプレー材料。
【選択図】図1
Description
図1(a)に層構成の模式図を示したように、本発明の積層フィルム100Aは、基材層30、粘着層20、仮基材層10がこの順で積層された構成を有する。なお、積層フィルム100は、積層フィルム100Aおよび積層フィルム100Bを含む上位概念である。
基材層30は、粘着層20および仮基材層10が剥離された後に、薄層フィルムとなるものである。基材層30を構成する樹脂としては、通常フィルム化されている素材を用いることができ、例えば、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(PETG)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリ塩化ビニル(PVC)等を用いることができる。なお、基材層30には、本発明の効果を妨げない程度に、酸化防止剤や帯電防止剤等の添加剤を添加することができる。
仮基材層10は、積層フィルム100Aにおいてフィルムにコシを与える役割を有しており、基材層30を薄膜フィルムとすることができると共に、積層フィルム100Aの取扱い性を良好にすることができる。また、仮基材層10は、表面保護層としての役割を有しており、基材層30の表面を保護し、耐傷性を付与することができる。
粘着層20は、仮基材層10を基材層30に粘着させるための層である。仮基材層10は、積層フィルム100Aの取扱い時においては、粘着層20を介して、基材層30上に粘着されている。そして、仮基材層10は、基材層30を薄膜フィルムとして使用する際には、基材層30から剥離される。よって、粘着層20は、積層フィルム100Aをコーティングやラミネート等の二次加工に付する場合は、仮基材層10と基材層30との粘着性を担保し、かつ、基材層30を薄膜フィルムとして使用する際には、基材層30の表面から剥離できるものである必要がある。
図1(b)に層構成の模式図を示したように、本発明の積層フィルム100Aの基材層30における粘着層20が積層された面と反対の面には、必要に応じて、保護層40を設けた構成100Bとすることができる。
本発明の積層フィルム100Aは、基材層30、粘着層20および仮基材層10を共押出成形することにより製造することができる。共押出成形は、各層を形成する樹脂材料のそれぞれに対応する三台の押出機を使用して、各層を形成する樹脂材料を、一体に組み合わせてなる押出ダイに導いて、ダイ内部またはダイ開口部にて接触させて単一押出製品である積層フィルムとする成形方法である。
図2(a)に層構成の模式図を示したように、本発明のインクジェット記録材料200Aは、上記の積層フィルム100Aの基材層30における粘着層20が積層された面とは反対の面に、インク受容層50が積層されている。なお、インクジェット記録材料200は、インクジェット記録材料200Aおよびインクジェット記録材料200Bを含む上位概念である。つまり、本発明のインクジェット記録材料200Aは、インク受容層50、基材層30、粘着層20、および仮基材層10がこの順で積層された構成を有する。
ホットメルト接着性を有するインク受容層50としては、ホットメルト接着性およびインク受容性の両方の性質を併せ持つ親水性樹脂を主成分とする単一成分系として構成することもできるし、ホットメルト接着性を有する樹脂に、インク受容性を持たせるための親水性樹脂および/または添加剤を混合して複合成分系として構成することもできる。
図2(b)に層構成の模式図を示したように、本発明のインクジェット記録材料200Aのインク受容層50における基材層30が積層された面と反対の面には、必要に応じて、耐熱支持層60を設けた構成200Bとすることができる。耐熱性支持層60は、耐熱性の低いインク受容層50を保護するための層である。耐熱性支持層60は、インクジェット記録材料200Bを共押出して成形後、冷却した後に剥離してもよいし、後に説明するように、インクジェット記録材料200Bを別素材70にホットメルト接着してディスプレー材料を製造する前に剥離してもよい。耐熱性支持層60を構成する樹脂としては、積層フィルム100Bにおいて記載したものと同様のものを使用することができる。
本発明のインクジェット記録材料200A、200Bは、上記の積層フィルム100A、100Bと同様の方法で製造することができる。インクジェット記録材料200Aは、インク受容層50、基材層30、粘着層20および仮基材層10を四台の押出機を使用して、共押出性成形することにより製造することができる。また、インクジェット記録材料200Bは、耐熱性支持層60、インク受容層50、基材層30、粘着層20および仮基材層10を五台の押出機を使用して、共押出性成形することにより製造することができる。
図3に層構成の模式図を示したように、本発明のディスプレー材料300は、上記したインクジェット記録材料200A、および、このインクジェット記録材料200Aにおけるインク受容層50側がホットメルト接着した別素材70を有する。つまり、本発明のディスプレー材料300は、別素材70上に、インク受容層50、基材層30、粘着層20、および仮基材層10がこの順に積層された構造を有する。
別素材70としては、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ABS等の樹脂からなるシート、プレート、発泡成形体等を用いることができる。
本発明のディスプレー材料300は、インクジェット記録材料200Aのインク受容層50における基材層30が積層された面とは反対の面に画像、文字等を印刷して、この印刷した面側を、別素材70にホットメルト接着することによって製造することができる。また、耐熱性支持層60を設けたインクジェット記録材料200Bの場合は、この耐熱性支持層60を剥離してから、上記と同様にしてホットメルト接着して、ディスプレー材料300とすることができる。
<積層フィルム>
実施例1
3種3層マルチマニホールドダイにて共押出成形を行い、以下の層構成を有する積層フィルムを得た。
仮基材層(ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)70質量部とタルク(日本タルク社製マイクロエースK−1)30質量部との混合物)100μm、
粘着層(ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)50質量部と軟質ポリプロピレン樹脂(住友化学社製、T3712)50質量部との混合物)10μm、
基材層(PETG6763、イーストマンケミカル社製)10μm。
実施例1において、仮基材層の厚みを200μmにした以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
実施例1において、粘着層として、T3712(住友化学社製)を用い、基材層としてポリカーボネート(三菱エンジニアリングプラスチック社製、ノバレックス7020AD2)を用いた以外は、実施例1と同様にして積層フィルムを得た。
実施例1において、粘着層として、T3712(住友化学社製)を用い、仮基材層としてポリプロピレン(日本ポリプロ社製、FY6HA)に結晶核剤(荒川化学工業社製パインクリスタルKM−1500)を仮基材層の全質量に対し5質量%の割合で添加したものを用いた以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
実施例1において、粘着層として、ボンドファースト(住友化学社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
実施例1において、粘着層として、モディック(三菱化学社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
実施例1において、仮基材層としてポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)を用いて、タルクを添加しなかった以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
実施例1において、粘着層として(三菱エンジニアリングプラスチック社製、FH3315)を用いた以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを得た。
仮基材層として、ポリプロピレン(日本ポリプロ社製、FY6HA)70質量部とタルク(日本タルク社製マイクロエースK−1)30質量部との混合物を用いて、100μmの単層フィルムを成形した。この仮基材層に粘着剤としてタケラック(三井武田ケミカル社製)を塗布し、基材層である二軸延伸PETフィルム(東レ社製、ルミラーU94、厚さ12.5μm)を貼り付けて、積層フィルムを得た。
PETG6763(イーストマンケミカル社製)を用いて、単層成形により10μmのフィルムを得た。
二軸延伸PETフィルム(東レ社製、ルミラーU94、厚さ12.5μm)をそのまま使用した。
各積層フィルムの基材層側(一部の単層フィルムの表面)に接着剤(三井武田ケミカル社製、デュミラン D251S)を、グラビアコーターにて60m/分のライン速度で、1.5g/m2(乾燥時)の塗布量にて塗布・乾燥して、フィルムを巻き取った。この巻き取ったフィルムを巻き出して、ホットラミネータを用いて、二軸延伸PETフィルム(帝人デュポンフィルム社製、メリネックス 705#100)と、60℃で、5m/分でラミネートした。
そして、このラミネートの際の適性について以下の基準により評価した。
○:ラミネートの際に、ムラ、シワがまったく生じず、かつ、積層フィルムが層間剥離を生じない場合。
×:ラミネートの際に、ムラ、シワが一部において生じた場合、または、積層フィルムが層間剥離を生じた場合。
各フィルムを製造する際におけるフィルムキャスティング時の引取安定性、およびフィルムを巻物とする際のシワ入りや折れ等、ならびに、フィルムを製造する際における作業性および製造コストを以下の基準により評価した。
○:フィルム作製の際に、シワや折れが生じず、製造コストが低く、作業性が良い。
×:フィルム作製の際に、シワや折れが生じ、または、製造コストが高く、作業性が悪い。
各フィルムを1×1.5mに切り出し、10m間隔で配されたテーブル間を行き来させたときにおける取扱性を以下の基準により評価した。
○:持ち運びに際して、フィルムに折れ、シワが生じなかった。
×:持ち運びに際して、フィルムに折れ、シワが生じた。
各フィルムを巻物として、40℃で、30日間保管した際に、フラット性が維持できているかどうかを以下の基準により評価した。また、経時保管性と同条件に保管した際に、フィルムの巻き取り方向に沿って10cm間隔の標線が何%収縮したかを測定した経時収縮率を、括弧内に併せて示した。
○:仮基材層の経時収縮率が0.1%以下であり、フラット性が維持できていた。
×:仮基材層の経時収縮率が0.1%より大きく、フレアが生じてフラット性が維持できなかった。
NTカッターA300の新しい刃先を用いて、フィルムの巻き取り方向と直角な方向に、切込みをいれた際において、以下の基準により評価した。
○:切断面にまったく層剥離が見られず、指先で5回揉んでも層剥離が見られなかった。
△:切断しただけでは剥離が見られないが、指先で5回揉むと層剥離がわずかでも生じた。
×:切断するだけで層剥離がわずかでも生じた。
粘着層について、23℃、周波数1Hzで貯蔵弾性率を測定した。
実施例7
4種4層マルチマニホールドダイにて共押出成形を行い、以下の層構成を有するインクジェット記録材料を得た。
仮基材層(ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)70質量部とタルク(日本タルク社製マイクロエースK−1)30質量部との混合物)100μm、
粘着層(ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)50質量部とT3712(住友化学社製)50質量部との混合物)10μm、
基材層(PETG6763、イーストマンケミカル社製)12μm、
インク受容層(樹脂A)20μm。
実施例7において、基材層として、ポリカーボネート(三菱エンジニアリングプラスチック社製、ノバレックス7020AD2)を用いた以外は、実施例7と同様にして、インクジェット記録材料を得た。
基材層として二軸延伸PETフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製、T600、厚さ12μm)を用いて、この基材層の片面に、樹脂Aを押出ラミネートして厚さ20μmのインク受容層を形成した。仮基材層として、ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、FY6HA)70質量部とタルク(日本タルク社製マイクロエースK−1)30質量部との混合物を単層成形して、厚さ100μmのフィルムを作製し、これに粘着剤(デュミランD251S、三井武田ケミカル社製)を塗布した。そして、基材層におけるインク受容層を形成した面とは反対の面に仮基材層を粘着剤を介して張り付けてインクジェット記録材料を得た。
実施例7において、仮基材層として、(三菱エンジニアリングプラスチック社製、FH3315)を用い、タルクを添加しなかった以外は、実施例7と同様にして、インクジェット記録材料を得た。
基材層として二軸延伸PETフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製、T600、厚さ12μm)を用いて、この基材層の片面に、樹脂Aを押出ラミネートして厚さ20μmのインク受容層を形成し、インクジェット記録材料を得た。
2種2層マルチマニホールドダイにて共押出成形を行い、以下の層構成を有するインクジェット記録材料を得た。
基材層(PETG6763、イーストマンケミカル社製)12μm、
インク受容層(樹脂A)20μm。
基材層として二軸延伸PETフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製、T600、厚さ12μm)を用いて、この基材層の片面に、ポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製ゴーセファイマーZ200)とシリカ(水澤化学工業社製ミズカシルP78A)の混合物(質量比1:2(PVA:シリカ))を水に分散溶解した分散溶液(固形分が10.5質量%となるように濃度調整したもの)をコンマコーターにて塗布して厚さ20μmのインク受容層を形成し、インクジェット記録材料を得た。
各インクジェット記録材料にHP社製インクジェットプリンター「デザインジェット5500」で印字を行い、印字した文字の精細性、プリンターでの搬送性を以下の基準により評価した。
○:文字が鮮明に視認でき、かつ、問題なくプリンターで搬送される。
×:文字の少なくとも一部分が不鮮明となり、また、プリンター内での搬送の際に問題が生じる。
また、比較例3、4および5のインクジェット記録材料は、仮基材層を有していないので、取扱性が劣っていた。また、比較例5のインクジェット記録材料は、インク受容層をシリカ含有PVAの水分散液のコーティングにより形成しているので、インク受容層の形成に多数回のコートが必要であり、フィルム製造の際の作業性が悪かった。また、印字適性が劣っていた。この理由としては、インク受容層の単位体積当りのインクの吸収能力が低く、十分な発色が得られないため、および、プリンター内での搬送時にインクが擦れて視認性が悪化するため、であると考えられる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う積層フィルム、インクジェット記録材料、ディスプレー材料の製造方法、および、ディスプレー材料もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
20 粘着層
30 基材層
40 保護層
50 インク受容層
60 耐熱層
70 別素材
100A、100B 積層フィルム
200A、200B インクジェット記録材料
300 ディスプレー材料
Claims (19)
- 基材層、この基材層の上に積層された粘着層、この粘着層の上に積層された仮基材層を有する積層フィルムであって、この粘着層の測定温度23℃、周波数1Hzで測定した貯蔵弾性率G’が1.0×109Pa以下である積層フィルム。
- 基材層、この基材層の上に積層された粘着層、この粘着層の上に積層された仮基材層を有する積層フィルムであって、この仮基材層の経時収縮率が30日間で0.1%以下である積層フィルム。
- 基材層、この基材層の上に積層された粘着層、この粘着層の上に積層された仮基材層を有する積層フィルムであって、この粘着層の測定温度23℃、周波数1Hzで測定した貯蔵弾性率G’が1.0×109Pa以下であり、この仮基材層の経時収縮率が30日間で0.1%以下である積層フィルム。
- 前記基材層における前記粘着層が積層された面とは反対の面に、保護層が積層されている請求項1〜3のいずれかに記載の積層フィルム。
- 前記基材層が、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)からなる群から選ばれる1種以上の樹脂からなる層である請求項1〜4のいずれかに記載の積層フィルム。
- 前記仮基材層がポリプロピレン(PP)を主体とする層である、請求項1〜5のいずれかに記載の積層フィルム。
- 前記仮基材層が結晶核剤を含有している層である、請求項1〜6のいずれかに記載の積層フィルム。
- 各層が共押出により積層されている、請求項1〜7のいずれかに記載の積層フィルム。
- 前記基材層および前記仮基材層の厚み比が、「1:8」〜「1:50」である、請求項1〜8のいずれかに記載の積層フィルム。
- 前記基材層における前記粘着層が積層された面とは反対の面に、インク受容層が積層されており、前記基材層および前記仮基材層の厚み比が、「1:1.5」〜「1:10」である、請求項1〜8のいずれかに記載の積層フィルムからなるインクジェット記録材料。
- 前記インク受容層が、無機微粒子を含有している層である、請求項10に記載のインクジェット記録材料。
- 前記インク受容層の融点が、60℃以下である、請求項10または11に記載のインクジェット記録材料。
- 前記インク受容層が、下記一般式(1)で表されるポリアルキレンオキシド系樹脂を主成分とする層である、請求項10〜12のいずれかに記載のインクジェット記録材料。
- 前記インク受容層における、前記基材層を積層した面とは反対の面に、耐熱性支持層が積層されている、請求項10〜13のいずれかに記載のインクジェット記録材料。
- 各層が共押出により積層されている、請求項10〜14のいずれかに記載のインクジェット用記録材料。
- 前記基材層における前記粘着層を形成した面のJIS B 0601:1994に基づく十点平均粗さ(Rz)が、0.5μm以上3.0μm以下である、請求項10〜15のいずれかに記載のインクジェット記録材料。
- 請求項10〜13、15、16のいずれかに記載のインクジェット記録材料の前記インク受容層に画像を記録する工程、
画像を記録した前記インク受容層側を、別素材にホットメルト接着する工程、
を有するディスプレー材料の製造方法。 - 請求項10〜13、15、16のいずれかに記載のインクジェット記録材料、および、このインクジェット記録材料における前記インク受容層側がホットメルト接着した別素材を有する、ディスプレー材料。
- 前記インク受容層および前記別素材の溶解性パラメーター(SP値)の差が、4以内である、請求項18に記載のディスプレー材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006273205A JP2008087421A (ja) | 2006-10-04 | 2006-10-04 | 積層フィルムおよびインクジェット記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006273205A JP2008087421A (ja) | 2006-10-04 | 2006-10-04 | 積層フィルムおよびインクジェット記録材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008087421A true JP2008087421A (ja) | 2008-04-17 |
Family
ID=39372053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006273205A Pending JP2008087421A (ja) | 2006-10-04 | 2006-10-04 | 積層フィルムおよびインクジェット記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008087421A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509799A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 複合材料構造体の表面フィルム |
JP2015027757A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 三菱樹脂株式会社 | 二軸配向積層ポリエステルフィルム |
US10538068B2 (en) | 2014-10-31 | 2020-01-21 | Yasui Seiki Co., Ltd. | Method for producing functional-substance thin film material, functional-substance thin film material, and laminate thereof |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06287364A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-11 | Tonen Chem Corp | ポリプロピレン樹脂組成物 |
JPH10119067A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩性を有するトリアセチルセルロースフィルムの製造方法 |
JPH10217398A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-18 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 吸水性多層シート |
JP2001287450A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | インクジェット用記録材 |
JP2002241714A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Keiwa Inc | インクジェット記録用粘着シート |
JP2003147300A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-21 | Lintec Corp | ウエハ裏面研削時の表面保護シートおよび半導体チップの製造方法 |
WO2006019134A1 (ja) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Mitsubishi Plastics, Inc. | インクジェット記録材料 |
JP2006103152A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 可逆性感熱記録媒体およびその製造方法並びに製造用転写セット |
JP2006255929A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | インクジェット印刷シート |
-
2006
- 2006-10-04 JP JP2006273205A patent/JP2008087421A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06287364A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-11 | Tonen Chem Corp | ポリプロピレン樹脂組成物 |
JPH10119067A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩性を有するトリアセチルセルロースフィルムの製造方法 |
JPH10217398A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-18 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 吸水性多層シート |
JP2001287450A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | インクジェット用記録材 |
JP2002241714A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Keiwa Inc | インクジェット記録用粘着シート |
JP2003147300A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-21 | Lintec Corp | ウエハ裏面研削時の表面保護シートおよび半導体チップの製造方法 |
WO2006019134A1 (ja) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Mitsubishi Plastics, Inc. | インクジェット記録材料 |
JP2006103152A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 可逆性感熱記録媒体およびその製造方法並びに製造用転写セット |
JP2006255929A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | インクジェット印刷シート |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509799A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 複合材料構造体の表面フィルム |
JP2015027757A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 三菱樹脂株式会社 | 二軸配向積層ポリエステルフィルム |
US10538068B2 (en) | 2014-10-31 | 2020-01-21 | Yasui Seiki Co., Ltd. | Method for producing functional-substance thin film material, functional-substance thin film material, and laminate thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5223196B2 (ja) | ポリエステル積層フィルムおよび転写箔 | |
EP2473357B1 (en) | Laser marking process and articles | |
EP2558292A1 (en) | Labels | |
JPWO2007063995A1 (ja) | 記録材料および印刷物の製造方法 | |
JP5034193B2 (ja) | 転写箔用積層フィルム | |
WO2022059580A1 (ja) | 空洞含有ポリエステル系フィルム | |
JP2008087421A (ja) | 積層フィルムおよびインクジェット記録材料 | |
AU2017293206B2 (en) | Electrostatic adsorbable laminated sheet and display material | |
JPWO2007007547A1 (ja) | インクジェット記録材料およびそれを用いたディスプレー材料 | |
JP2004160868A (ja) | シートおよび記録物 | |
JP4560258B2 (ja) | Icラベル | |
JPH05318948A (ja) | 熱転写インク用受像体 | |
JP2004231915A (ja) | 接着シート | |
JP3707885B2 (ja) | 感圧粘着ラベル | |
JP2000255173A (ja) | 熱転写受像用紙 | |
JP6835550B2 (ja) | インクジェット被印刷材料、積層体ロール、及び印刷物 | |
JP2007038506A (ja) | インクジェット記録材料およびディスプレー材料 | |
JP3907381B2 (ja) | インクジェット用記録材の製造方法 | |
JP2008007637A (ja) | 接着性材料 | |
JP2003066850A (ja) | ステッカー用粘着シート及びこれを用いたステッカー | |
JP5712647B2 (ja) | 熱転写受像シート | |
JP2000037949A (ja) | 広告、看板製作のためのインクジェット用記録フィルム | |
JP2003181969A (ja) | 易剥離性積層フィルム | |
JP2006142640A (ja) | 複合フィルム及び複合フィルムの製造方法 | |
JP2019077149A (ja) | ポリオレフィン系樹脂積層フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090728 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20101101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111101 |