JP2008086380A - 浴槽装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴槽装置11において、浴槽2の背側の内壁面を、垂直方向に対して傾斜した傾斜面2bと、この傾斜面2bよりも垂直に近い垂直面2cとから構成する。垂直面2cは、傾斜面2bの下方に傾斜面2bと連続して配置する。これにより、底面2a及び垂直面2cにより凹部2dが形成される。また、浴槽装置11の傾斜面2bに進出部3を設ける。進出部3は、その表面が傾斜面2bと略同一平面をなす標準状態と、この標準状態よりも浴槽2の内部に向けて進出した進出状態との間で変位可能とする。また、進出部3を駆動する駆動手段4を設ける。
【選択図】図2
Description
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る浴槽装置を例示する模式的断面図であり、図1は、進出部が標準状態にある場合を示し、図2は、進出部が進出状態にある場合を示す。
先ず、図1に示すように、浴槽2内に湯Wを溜め、また、進出部3を標準状態とする。そして、入浴者Mが浴槽2内に入り、臀部を底面2aに乗せ、背中を傾斜面2bに接触させ、足を水平面2fに乗せて、入浴姿勢をとる。このとき、入浴者Mの姿勢は仰臥姿勢となり、頭部、頸部及び肩は湯Wの外部に位置し、これらの部分の重みは、主として背中における傾斜面2bに接触した領域によって支えられる。また、進出部3の表面は、入浴者Mの腰部に相当する位置に位置する。更に、このとき、入浴者の足裏が垂直面2gに当接してもよい。
本実施形態においては、図2に示すように、進出部3が進出状態となったときに、入浴者Mの腰部が進出部3によって斜め上方に持ち上げられる。これにより、臀部が底面2aから浮き、入浴者Mの背中における進出部3に当接した部分に、頭部、頸部及び肩などの重みが集中的にかかる。このため、入浴者Mの背中は、進出部3に強く押圧される。この結果、進出部3により、十分な押圧感を伴うマッサージが可能となり、強いマッサージ効果を得ることができる。
更に、進出部3が進出状態となったときには、臀部が浮いた浮遊浴となるため、入浴による温熱効果と合わせて、臀部付近の血行を促進することもできる。
図3は、本実施形態に係る浴槽装置を例示する模式的断面図であり、進出部が進出状態にある場合を示す。
なお、図3において、前述の第1の実施形態における図1及び図2と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。後述する他の図において同様である。
図4は、本実施形態に係る浴槽装置を例示する模式的断面図であり、進出部が進出状態にある場合を示す。
図4に示すように、本実施形態に係る浴槽装置31においては、下段の進出部3の進出方向が、傾斜面2bに垂直な方向に対して上方に傾斜している。すなわち、進出部3の根元から傾斜面2bに沿って上方に向かう方向と、進出部3の進出方向とのなす角度が、90度未満である。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第2の実施形態と同様である。
図5は、本実施形態に係る浴槽装置を例示する模式的断面図であり、進出部が進出状態にある場合を示す。
図5に示すように、本実施形態に係る浴槽装置41においては、浴槽2の傾斜面2bにおいて、進出部5よりも上方の領域に、第3の進出部7が設けられている。すなわち、本実施形態においては、傾斜面2bに進出部が3段設けられている。そして、上段の進出部7は、浴槽2のリムの近傍に配置されており、入浴者Mが入浴姿勢をとったときに、入浴者Mの肩に相当する位置に配置されている。これにより、進出部7は、通常の条件で浴槽2内に湯Wを溜めたときに、湯Wの外に出る。また、進出部7の進出方向は、例えば、傾斜面2bに対して略垂直な方向である。更に、進出部7の進出量は、例えば、中段の進出部5の進出量よりも大きく、例えば、下段の進出部3の進出量よりも小さい。更にまた、駆動手段4は、進出部3及び5と共に進出部7も駆動する。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第2の実施形態と同様である。すなわち、中段の進出部5は入浴者の肩胛骨に相当する位置に配置されており、下段の進出部3は入浴者の腰部に相当する位置に配置されている。
図6は、本実施形態に係る浴槽装置を例示する模式的断面図であり、進出部が進出状態にある場合を示す。
図6に示すように、本実施形態に係る浴槽装置51おいては、上段の進出部7の進出方向が、傾斜面2bに垂直な方向に対して下方に傾斜している。すなわち、進出部7の根元から傾斜面2bに沿って下方に向かう方向と、進出部7の進出方向とのなす角度が、90度未満である。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第4の実施形態と同様である。
先ず、第1の具体例について説明する。
図7は、本具体例に係る浴槽装置を例示する図であり、
図8は、本具体例に係る浴槽装置を例示する斜視断面図であり、各進出部が標準状態にある場合を示し、
図9は、本具体例に係る浴槽装置を例示する断面図であり、各進出部が標準状態にある場合を示し、
図10は、本具体例に係る浴槽装置を例示する斜視断面図であり、各進出部が進出状態にある場合を示し、
図11は、本具体例に係る浴槽装置を例示する断面図であり、各進出部が進出状態にある場合を示す。
図12は、本具体例の進出部を例示する斜視図であり、進出状態を示し、
図13は、この進出部を例示する斜視分解図であり、
図14は、この進出部を例示する斜視断面分解図であり、
図15は、この進出部を例示する断面図であり、標準状態を示し、
図16は、この進出部を例示する断面図であり、進出状態を示す。
なお、上述の説明は進出部13についての説明であるが、進出部15及び17の構成も進出部13と同様である。
ポンプ141が作動していないときは、図15に示すように、エアバック132のバック部136は水圧により潰されて、縮んだ状態にある。これにより、進出部13は標準状態にある。進出部15及び17も同様である。そして、入浴者が浴槽2の傾斜面2bに凭れ、背中を進出部13、15、17の各バック部136の表面に当接させた状態で、制御手段19がポンプ141を作動させることにより、ポンプ141がエアチューブ142に対して空気を供給する。そして、制御手段19が切替弁143を操作して、ポンプ141と各進出部とを連通させることにより、進出部13、15、17に空気を供給する。これにより、図16に示すように、エアバック132のストロー部137を介してバック部136内に空気が流入し、この空気の圧力によってバック部136が膨張する。この結果、進出部13、15、17は進出状態になる。その後、制御手段19が切替弁143を切替えて、各進出部を外部に連通させると、バック部136は水圧により縮み、標準状態に戻る。この動作を繰り返すことにより、各進出部が標準状態と進出状態とを繰り返す。
図17は、本具体例の進出部及び駆動手段を例示する斜視断面分解図であり、
図18(a)及び(b)は、この進出部及び駆動手段を例示する斜視断面図であり、(a)は標準状態を示し、(b)は進出状態を示す。
本具体例は、前述の第1の具体例と比較して、進出部及び駆動手段の構成が異なっている。本具体例における浴槽の形状、並びに進出部の配置、進出方向及び進出量は、前述の第1の具体例と同様である。
図18(a)及び(b)に示すように、制御手段がリニアアクチュエータ241を作動させることにより、本体部242がアーム部243に往復運動させ、押当板231をその表面に垂直な方向に往復運動させる。これにより、図18(a)に示す標準状態と(b)に示す進出状態とを繰り返し実現する。本具体例によれば、制御手段の制御を変更することにより、押当板231の速度及び変異量を容易且つ自由に変更することができる。本具体例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第4の実施形態と同様である。
図19は、本具体例の進出部及び駆動手段を例示する斜視断面図であり、標準状態を示し、
図20は、この進出部及び駆動手段を例示する斜視断面図であり、進出状態を示す。
本具体例は、前述の第1及び第2の具体例と比較して、進出部及び駆動手段の構成が異なっている。本具体例における浴槽の形状、並びに進出部の配置、進出方向及び進出量は、前述の第1の具体例と同様である。
図19に示すように、カム当て板336は、常にバネ339によりカム341に向けて付勢されているため、カム341の短軸側がカム当て板336に当接しているときには、押当板331は浴槽2の傾斜面2bに近づいており、進出部33は標準状態にある。一方、図20に示すように、カム341の長軸側がカム当て板336に当接しているときには、押当板331は浴槽2の傾斜面2bから離隔しており、進出部33は進出状態にある。そして、制御手段がモータを駆動することにより、モータがカム341を回転させ、押当板331を往復運動させる。これにより、進出部33は標準状態と進出状態とを繰り返し実現する。そして、このとき、各進出部に対応するカムの位相を同位相とすれば、各進出部の動作も同位相となる。
Claims (9)
- 背側の内壁面が、垂直方向に対して傾斜した第1壁面と、前記第1壁面の下方に前記第1壁面と連続して配置され前記第1壁面よりも垂直に近い第2壁面と、を有する浴槽と、
前記第1壁面に設けられ、表面が標準状態と前記標準状態よりも前記浴槽の内部に向けて進出した進出状態との間で変位可能な第1進出部と、
前記第1進出部を駆動する駆動手段と、
を備えたことを特徴とする浴槽装置。 - 前記第1壁面から前記第2壁面に向かう方向において、前記第1壁面の長さは前記第2壁面の長さよりも長いことを特徴とする請求項1記載の浴槽装置。
- 前記第1進出部は、前記第1壁面の下部であって、前記第2壁面との境界の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の浴槽装置。
- 前記第1壁面における前記第1進出部よりも上方の領域に設けられた第2進出部をさらに備え、
前記第1進出部の進出量は、前記第2進出部の進出量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴槽装置。 - 前記第1壁面における前記第2進出部よりも上方の領域に設けられた第3進出部をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の浴槽装置。
- 前記第3進出部の進出量は、前記第2進出部の進出量よりも大きいことを特徴とする請求項5記載の浴槽装置。
- 前記第3進出部の進出方向は、前記第1壁面に垂直な方向に対して下方に傾斜していることを特徴とする請求項5または6に記載の浴槽装置。
- 前記第1壁面と前記浴槽の底面とのなす角度は、110乃至150度であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の浴槽装置。
- 前記第1進出部の進出方向は、前記第1壁面に垂直な方向に対して上方に傾斜していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の浴槽装置。
Priority Applications (1)
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JP2006267740A JP2008086380A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 浴槽装置 |
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JP2010284398A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sekisui Home Techno Kk | 浴槽 |
CN110301844A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | Toto株式会社 | 浴缸 |
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JPS6097131U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-02 | 東陶機器株式会社 | 健康湯槽 |
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2006
- 2006-09-29 JP JP2006267740A patent/JP2008086380A/ja active Pending
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