JP2008086380A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 入浴者の背側の内壁面が、前記入浴者が背中を接触させた時に仰臥姿勢をとれるよう垂直方向に対して外壁面側に傾斜した第１壁面と、前記第１壁面の下方に前記第１壁面と連続して配置され前記第１壁面よりも垂直に近い第２壁面と、
   前記第1および第２壁面に対向し、前記入浴者の足側に位置する第３壁面と、
   前記入浴者の臀部を受ける底面と、を有する浴槽と、
   前記第１壁面に設けられ、表面が標準状態と前記標準状態よりも前記浴槽の内部に向けて進出した進出状態との間で変位可能な第１進出部と、
   前記第１進出部を駆動する駆動手段と、を備え、
   前記第1進出部の前記表面は、前記標準状態において前記入浴者の腰部に位置し、前記進出状態において、前記入浴者の前記臀部が前記底面から離れるように前記入浴者の腰部を斜め上方に持ち上げるよう構成されたことを特徴とする浴槽装置。
2. 前記第３壁面は、前記入浴者が前記第1壁面に背中を接触させ、仰臥姿勢をとった際に、前記入浴者の足裏が当接可能なように配置されており、
   前記第1進出部は、前記進出状態において、前記入浴者の前記臀部が前記底面から離れるとともに、前記入浴者の前記足裏が前記第３の壁面に当接するように、前記入浴者の腰部を斜め上方に持ち上げるよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の浴槽装置。
3. 前記第１壁面から前記第２壁面に向かう方向において、前記第１壁面の長さは前記第２壁面の長さよりも長いことを特徴とする請求項１または２に記載の浴槽装置。
4. 前記第１進出部は、前記入浴者の腰椎付近に位置するように、前記第１壁面の下部であって、前記第２壁面との境界の近傍に配置されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１つに記載の浴槽装置。
5. 前記第１壁面における前記第１進出部よりも上方の領域に設けられ、前記入浴者の肩甲骨に位置する第２進出部をさらに備え、
   前記第１進出部の進出量は、前記入浴者の前記臀部が前記底面から離れるよう前記第２進出部の進出量よりも大きくなるよう構成されたことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１つに記載の浴槽装置。
6. 前記第１壁面における前記第２進出部よりも上方の領域に設けられ、前記入浴者の肩に位置する第３進出部をさらに備えたことを特徴とする請求項５記載の浴槽装置。
7. 前記第３進出部の進出量は、前記入浴者の姿勢が安定するよう前記第２進出部の進出量よりも大きくなるよう構成されたことを特徴とする請求項６記載の浴槽装置。
8. 前記第３進出部の進出方向は、上記入浴者の肩を上方から押圧するよう前記第１壁面に垂直な方向に対して下方に傾斜していることを特徴とする請求項６または７に記載の浴槽装置。
9. 前記第１壁面と前記浴槽の底面とのなす角度は、１１０乃至１５０度であることを特徴とする請求項１〜８のいずれか１つに記載の浴槽装置。
10. 前記第１進出部の進出方向は、前記入浴者の前記臀部が前記底面から離れるよう前記第１壁面に垂直な方向に対して上方に傾斜していることを特徴とする請求項１〜９のいずれか１つに記載の浴槽装置。