JP2008080284A - 粉砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動側壁と回転刃との干渉を防止するとともに、揺動側壁の開口部を従来よりも一層広くして、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止することができる粉砕機を提供する。
【解決手段】揺動側壁3を開く場合、揺動側壁3は、軸体21の回りに回転し、切欠面32が連係板23の上側側面に当接する。切欠面32が連係板23の上側側面に当接した状態で、さらに揺動側壁3を開く場合、揺動側壁3は、連係板23と連動して軸体22の回りに回転する。すなわち、揺動側壁3を開く途中で揺動側壁3の揺動軸は、軸体21から軸体22に移行する。揺動側壁3が、軸体21よりも外側に配置された軸体22の回りに回転することにより、揺動側壁3を粗砕刃4、粉砕刃6からさらに離隔して開き、揺動側壁3の開口部を広くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、粉砕片の清掃を容易にして、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止することができる粉砕機に関する。
環境汚染あるいは産業廃棄物の増加などの問題を解決するため、循環型社会の形成が益々重要になってきている。例えば、プラスチックに代表される合成樹脂を用いて成形品又は成形部品を製造する成形工場では、成形時に発生するスプルランナと称される不要部分あるいは成形不良品などを回収して樹脂素材の資源再利用率を向上させることが行われている。
樹脂素材のリサイクルには、回収したスプルランナを粉砕機で所定の大きさの粉砕片にしてリサイクル原資としている。このような粉砕機は、投入ホッパーから投入されたスプルランナを粉砕刃に食い込み易くするため、まず粗砕刃で粗砕し、粗砕された材料を粉砕刃で所定の粒形状の粉砕片に粉砕している。粗砕刃と粉砕刃とを1つの回転軸に固定した1軸式の粉砕機は、回転軸を駆動する駆動部品が少なく構造もシンプルであるため、工場内リサイクルを目指す多くの事業所で利用されている。
一方、粉砕する材料を変更する場合、異なる材料が混在しないように、材料が変更される都度、粉砕機に残留した粉砕片を清掃する必要がある。粉砕片は、刃先が複雑な形状をした粉砕刃の隙間、粗砕刃の周囲、粗砕刃で粗砕された材料が排出されることを防止する粗砕刃カバーの内側などの様々な箇所に残留するため、粉砕機の内部を清掃するためには、粗砕刃及び粉砕刃などを取り外して分解清掃する必要があり、清掃作業に時間を要するとともに清掃作業が困難であった。そこで、清掃時間を短縮するとともに、清掃作業を容易にするために、粗砕刃及び粉砕刃を覆うケーシング本体の一対の面を両開き構造にする粉砕機が製品化されている。
図12は従来の粉砕機の側面から見た要部模式図である。粉砕機は、略箱体構造をなし、略箱体の一方の対向する位置には、1対の固定側壁52、52を離隔して配置し、各固定側壁52の略中央部に回転軸60が軸架されている。回転軸60には、所定の間隔及び配置で複数の粗砕刃54、…が嵌装され、固定側壁52と粗砕刃54との間、及び粗砕刃54同士の間に粉砕刃56、…が複数嵌装されている。なお、図中、粗砕刃54、粉砕刃56の先端部の軌道を破線で示している。略箱体の他方の対向する位置には、1対の揺動側壁53、53が回転軸60に平行な揺動軸62、62の回りに揺動可能に配置してある。各固定側壁52、及び各揺動側壁53によりケーシングを構成している。
一方の揺動側壁53の内側には、複数の第1固定刃57a、…及び第2固定刃57bで構成される固定刃57が所定位置に固定されている。第1固定刃57aは主に粉砕刃56との協働によりスプルランナを所定の粒形状の粉砕片に粉砕し、第2固定刃57bは粗砕刃54との協働によりスプルランナを粉砕刃56に食い込み易くする。また、揺動側壁53の内側には、粗砕刃54で粗砕された材料が排出されることを防止する粗砕刃カバー61が設けられている。粗砕刃カバー61は、粗砕刃54の回転軌道を覆うように内側に円弧状の空間を形成している。他方の揺動側壁53の内側には、粉砕刃56で粉砕された粉砕片を掻き落として排出すべくスクレーパ55が所定位置に固定されているとともに、粗砕刃カバー61が設けられている。
ハンドル64を持って揺動側壁53を揺動軸62の回りに回転させて閉じることにより、各粗砕刃カバー61の当接面61a同士が当接し、粗砕刃54で粗砕された材料が排出されることを防止する。また、揺動側壁53を揺動軸62の回りに回転させ、揺動側壁53を支持部材63で支持させることにより、ケーシング本体が両開き構造となる。これにより、粗砕刃54及び粉砕刃56などを取り外して分解することなく清掃を行うことができる。
また、粗砕刃カバーを、揺動側壁に固定された粗砕刃カバーと揺動側壁から着脱可能な粗砕刃ケーシングとに分離し、着脱可能な粗砕刃ケーシング(粗砕刃カバーの中間部材)を回転軸の下側に配置して、粗砕刃ケーシングをクランプカムで支持する構成とすることにより、メンテナンスを容易に行うことができる細断機(粉砕機)が製品化されている(特許文献1参照)。
特開2004−105863号公報
しかしながら、従来の粉砕機にあっては、揺動側壁を開く場合、刃先の回転径が大きい粗砕刃の停止位置によっては、粗砕刃の刃先と粗砕刃カバーとが干渉するため、粗砕刃を手で回しながら揺動側壁を開く必要があり、作業性が良くなかった。また、揺動側壁を開いた状態でも、粗砕刃の刃先と粗砕刃カバーとが干渉するため粗砕刃及び粉砕刃を360度回転して清掃することができず、さらに、回転軸の下側では粗砕刃及び粉砕刃と粗砕刃カバーとの隙間が小さいため、清掃が困難な箇所があった。
また、特許文献1の細断機(粉砕機)にあっては、粗砕刃カバーの一部(粗砕刃ケーシング)を着脱可能にしてあるので、清掃の作業性は向上するものの、粉砕機の出力が大きいタイプでは、粗砕刃ケーシングも大きくなり、重量も増加するため、粗砕刃ケーシングの着脱が困難となる場合があった。また、清掃時に粗砕刃ケーシングを取り外すため、誤って粗砕刃ケーシングの取り付けを忘れて装置を稼動させた場合には、粗砕刃で粗砕され所定の大きさに粉砕されていない材料が排出されてしまうという可能性もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、揺動側壁を開く場合、該揺動側壁の揺動軸を、回転軸の下方に配置され該回転軸に平行な第1揺動軸から該第1揺動軸より外側に配置され該第1揺動軸に平行な第2揺動軸に移行するように構成し、揺動側壁を閉じる場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第2揺動軸から第1揺動軸へ移行するように構成することにより、揺動側壁と回転刃との干渉を防止するとともに、揺動側壁の下部の開口部を従来よりも一層広くして、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止することができる粉砕機を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、揺動側壁を開閉する場合、第1揺動軸は、第2揺動軸の回りに揺動するように構成することにより、回転動作のみで揺動側壁を開閉して、揺動側壁の開閉を容易にすることができる粉砕機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、揺動側壁は、該揺動側壁を開く場合、第1揺動軸の回りの揺動の途中で前記第1揺動軸と第2揺動軸とを連係する連係部材に係止する係止部を有し、該係止部が前記連係部材に係止した場合、該連係部材と連動して前記第2揺動軸の回りに回転するように構成することにより、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成する必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる粉砕機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、揺動側壁の固定側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設し、固定側壁の前記揺動側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第2揺動軸の回りに揺動する前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることにより、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成する必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる粉砕機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、固定側壁の揺動側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設し、揺動側壁の前記固定側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることにより、回転刃カバーが必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる粉砕機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、揺動側壁は、両揺動側壁を閉じた状態で該揺動側壁の上下方向の位置決め用の第1嵌合部材を備え、固定側壁は、前記第1嵌合部材に嵌合する第2嵌合部材を備えることにより、揺動側壁を閉じる際の揺動側壁の上下方向のぶれを防止して回転刃及び固定刃の刃先の損傷を防止することができる粉砕機を提供することにある。
第1発明に係る粉砕機は、揺動開閉可能であって上向きに開口する1対の揺動側壁と、両揺動側壁で囲まれる空間に回転刃を有する回転軸とを備え、揺動側壁の内側に設けられた固定刃と前記回転刃との協働により被処理物を粉砕する粉砕機において、前記回転軸の下方に配置され、該回転軸に平行であって各揺動側壁を揺動するための第1揺動軸と、前記第1揺動軸より外側に配置され、該第1揺動軸に平行であって各揺動側壁を揺動するための第2揺動軸とを備え、揺動側壁を開く場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第1揺動軸から第2揺動軸へ移行するように構成してあり、揺動側壁を閉じる場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第2揺動軸から第1揺動軸へ移行するように構成してあることを特徴とする。
第2発明に係る粉砕機は、第1発明において、前記第1揺動軸は、揺動側壁を開閉する場合、前記第2揺動軸の回りに揺動するように構成してあることを特徴とする。
第3発明に係る粉砕機は、第2発明において、両揺動側壁を挟んで1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、前記第1揺動軸を揺動側壁に設け、前記第2揺動軸を固定側壁に設けてあり、前記第1揺動軸と第2揺動軸とを連係する連係部材を備え、揺動側壁は、該揺動側壁を開く場合、前記第1揺動軸の回りの回転の途中で前記連係部材に係止する係止部を有し、該係止部が前記連係部材に係止した場合、該連係部材と連動して前記第2揺動軸の回りに回転するように構成してあることを特徴とする。
第4発明に係る粉砕機は、第1発明において、両揺動側壁を挟み、該揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、前記第1揺動軸は、揺動側壁の固定側壁との摺動面に垂設してあり、前記固定側壁の前記揺動側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて前記第2揺動軸の回りに揺動する前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることを特徴とする。
第5発明に係る粉砕機は、第1発明において、両揺動側壁を挟み、該揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、前記第1揺動軸は、固定側壁の揺動側壁との摺動面に垂設してあり、前記揺動側壁の前記固定側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることを特徴とする。
第6発明に係る粉砕機は、第1発明乃至第5発明のいずれかにおいて、揺動側壁は、両揺動側壁を閉じた状態で該揺動側壁の上下方向の位置決め用の第1嵌合部材を備え、固定側壁は、前記第1嵌合部材に嵌合する第2嵌合部材を備えることを特徴とする。
第1発明にあっては、揺動側壁を閉じた状態から開く場合、まず、揺動側壁は、回転刃の回転軸に平行であって回転軸の下方に配置された第1揺動軸の軸回りに回転する。揺動側壁の揺動軸が回転軸の下方に配置されているため、揺動側壁の回転刃との近接部分は、揺動軸を中心として円弧状に移動する際、揺動側壁の回転に伴って、回転刃から離れるように移動し、回転刃と干渉することなく揺動側壁を開くことができる。揺動側壁を開く途中で揺動側壁の揺動軸は、第1揺動軸に平行であって第1揺動軸よりも外側に配置された第2揺動軸に移行し、揺動側壁は第2揺動軸の回りに回転して開く。揺動側壁が外側の第2揺動軸を中心として回転することで、揺動側壁を回転刃からさらに離隔して開き、揺動側壁の開口部を広くする。また、揺動側壁を閉じる場合、まず、揺動側壁は、第2揺動軸の軸回りに回転し、揺動側壁を閉じる途中で揺動側壁の揺動軸は、第2揺動軸から第1揺動軸へ移行する。
第2発明にあっては、揺動側壁を開閉する場合、第1揺動軸は、第2揺動軸の回りに揺動する。例えば、揺動側壁を開く場合は、まず、揺動側壁は、第1揺動軸の回りに回転し、回転の途中で揺動側壁は第2揺動軸の回りで回転するとともに、第1揺動軸は第2揺動軸の回りに回転する。これにより、揺動側壁は、第2揺動軸の回りに回転するとともに、第1揺動軸が第2揺動軸の回りに円弧状に移動するため、第1揺動軸が揺動側壁の回転の途中で固定されてしまうことがなく、揺動側壁の回転を滑らかに移行させることができるとともに、回転動作のみで揺動側壁を開くことができる。逆に、揺動側壁を閉じる場合は、まず、揺動側壁は、第2揺動軸の回りに回転するとともに、第1揺動軸は第2揺動軸の回りに回転する。回転の途中で揺動側壁は第1揺動軸の回りで回転する。これにより、揺動側壁は、第2揺動軸の回りに回転するとともに、第1揺動軸が第2揺動軸の回りに円弧状に移動するため、第1揺動軸が固定されてしまうことがなく、揺動側壁の揺動軸が第2揺動軸から第1揺動軸に移行しても揺動側壁の回転を滑らかに移行させることができるとともに、回転動作のみで揺動側壁を閉じることができる。
第3発明にあっては、両揺動側壁を挟んで1対の固定側壁を回転軸の両端部に配置し、第1揺動軸を揺動側壁に設け、第2揺動軸を固定側壁に設けてある。連係部材は、例えば、揺動側壁の揺動に伴う第1揺動軸の移動を第2揺動軸の回りに規制すべく第1揺動軸と第2揺動軸とを連係する。揺動側壁は、該揺動側壁を開く場合、まず、第1揺動軸の回りで回転し、回転の途中で連係部材に係止する係止部を有する。揺動側壁が第1揺動軸の回りで回転する途中で、係止部が連係部材に係止した場合、揺動側壁は、連係部材と連動して第2揺動軸の回りに回転する。この場合、第1揺動軸は、連係部材により揺動側壁の回転に伴って第2揺動軸の回りに回転する。これにより、揺動側壁の揺動軸が第2揺動軸から第1揺動軸に移行しても揺動側壁の回転を滑らかに移行させることができ、また、回転刃カバーを設けることなく、簡便な構成で揺動側壁と回転刃との干渉を防止し、揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第4発明にあっては、両揺動側壁を挟み、揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を回転軸の両端部に配置し、揺動側壁の固定側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設してある。固定側壁の前記揺動側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第2揺動軸の回りに揺動する第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を設けている。例えば、揺動側壁を開く場合、まず、揺動側壁は第1揺動軸の回りに回転し、回転の途中で第2揺動軸の回りに回転するとともに、第1揺動軸は固定されずに案内溝に沿って第2揺動軸の回りを円弧状に回転する。これにより、揺動側壁の揺動軸が第2揺動軸から第1揺動軸に移行しても揺動側壁の回転を滑らかに移行させることができ、また、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成することなく、簡便な構成で揺動側壁と回転刃との干渉を防止し、揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第5発明にあっては、両揺動側壁を挟み、揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を回転軸の両端部に配置し、固定側壁の揺動側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設してある。揺動側壁の前記固定側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を設けている。例えば、揺動側壁を開く場合、まず、揺動側壁は第1揺動軸の回りに回転し、回転の途中で第2揺動軸の回りに回転するとともに、揺動側壁の回転に伴って案内溝が第1揺動軸を案内するように移動する。これにより、揺動側壁の揺動軸が第2揺動軸から第1揺動軸に移行しても揺動側壁の回転を滑らかに移行させることができ、また、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成することなく、簡便な構成で揺動側壁と回転刃との干渉を防止し、揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第6発明にあっては、揺動側壁は、両揺動側壁を閉じた状態で該揺動側壁の上下方向の位置決め用の第1嵌合部材を備え、固定側壁は、第1嵌合部材に嵌合する第2嵌合部材を備える。これにより、揺動側壁を閉じる際の揺動側壁の上下方向のぶれを防止して開閉時の回転刃及び固定刃の刃先の損傷を防止する。
第1発明にあっては、揺動側壁を開く場合、該揺動側壁の揺動軸を、回転軸の下方に配置され、該回転軸に平行な第1揺動軸から該第1揺動軸より外側に配置され、該第1揺動軸に平行な第2揺動軸に移行するように構成し、揺動側壁を閉じる場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第2揺動軸から第1揺動軸へ移行するように構成することにより、揺動側壁と回転刃との干渉を防止するとともに、揺動側壁の開口部を従来よりも一層広くして、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止することができる。
第2発明にあっては、揺動側壁を開閉する場合、第1揺動軸は、第2揺動軸の回りに揺動するように構成することにより、回転動作のみで揺動側壁を開閉して、揺動側壁の開閉を容易にすることができる。
第3発明にあっては、揺動側壁は、該揺動側壁を開く場合、第1揺動軸の回りの揺動の途中で前記第1揺動軸と第2揺動軸とを連係する連係部材に係止する係止部を有し、該係止部が前記連係部材に係止した場合、該連係部材と連動して前記第2揺動軸の回りに回転するように構成することにより、回転刃カバーが必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第4発明にあっては、揺動側壁の固定側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設し、固定側壁の前記揺動側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第2揺動軸の回りに揺動する前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることにより、回転刃カバーが必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第5発明にあっては、固定側壁の揺動側壁との摺動面に第1揺動軸を垂設し、揺動側壁の前記固定側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることにより、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成する必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる。
第6発明にあっては、揺動側壁は、両揺動側壁を閉じた状態で該揺動側壁の上下方向の位置決め用の第1嵌合部材を備え、固定側壁は、前記第1嵌合部材に嵌合する第2嵌合部材を備えることにより、揺動側壁を閉じる際の揺動側壁の上下方向のぶれを防止して開閉時の回転刃及び固定刃の刃先の損傷を防止することができる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る粉砕機の上面から見た要部模式図である。図中、1は中央部が開口した金属製の支持台である。支持台1の上面には、適長離隔した1対の金属製の固定側壁2、2を対設してあり、固定側壁2、2の両側部には、1対の金属製の揺動側壁3、3が固定側壁2、2で挟まれるように配置してあり、固定側壁2、2、及び揺動側壁3、3によりケーシングを構成している。
一方の固定側壁2の略中央部には、軸受10が取り付けられてあり、他方の固定側壁2には、減速機を有する電動モータ11が取り付けられてあり、電動モータ11のモータ軸に連動する回転軸(不図示)が固定側壁2、2の間に軸架されている。
固定側壁2、2、及び揺動側壁3、3で囲まれる空間には、回転軸(不図示)に嵌装された粗砕刃4、4、粉砕刃6、6、6が収容される。粗砕刃4、4は回転方向に向かって先端部(刃先部)が湾曲したアーム状をなし回転軸の軸方向に適長離隔して配置されている。粉砕刃6、6、6は、固定側壁2と粗砕刃4との間、及び粗砕刃4、4の間に配置され、回転軸方向に所定の間隔で環状溝が形成され、隣接する環状溝間の環状突起部の外周面を鋸歯状に形成している。
揺動側壁3、3は、後述するように回転軸に平行な揺動軸の回りに揺動可能であり、揺動側壁3、3を開くことにより、ケーシングは上向きに開口される。一方の揺動側壁3の内側には、各粗砕刃4、及び各粉砕刃6との協働により被処理物(スプルランナ)を粉砕するための矩形の板状の第1固定刃7a、…、及び第2固定刃7bで構成される固定刃7が、内側に向かって下方向に傾斜するように固定されている。
第1固定刃7aは、長手方向の寸法が粉砕刃6の軸方向の寸法と略同一であり、長辺側の一方の縁部は、粉砕刃6の刃先と噛み合うように凹凸状に形成された歯部を有し、ボルト9、…で揺動側壁3の内側に固定されている。また、第1固定刃7aの短辺側であって粗砕刃4と近接する縁部には、粗砕刃4との協働により被処理物を粉砕する歯部を形成している。
第2固定刃7bは、長手方向の寸法が揺動側壁3の軸方向の寸法と略同一であり、長辺側の一方の縁部であって、粗砕刃4と近接する箇所には、粗砕刃4との協働により被処理物を粉砕する歯部を形成している。第2固定刃7bは、ボルト(不図示)により第1固定刃7a、…の長辺側の他方の縁部に当接するように揺動側壁3の内側に固定されている。
揺動側壁3の内側であって固定刃7の下側には、粗砕刃4、4で粗砕され、所定の大きさに粉砕されていない被処理物が排出されることを防止するため、後述する粗砕刃カバーが設けられている。粗砕刃カバーは、粗砕刃4、4の回転軌道を覆うように内側に円弧状の溝加工が施されている。
他方の揺動側壁3の内側には、粉砕刃6、6、6で所定の大きさ(粒形状)に粉砕された粉砕片を掻き落とし、ケーシングの下側の排出口(不図示)へ排出するための略矩形の板状のスクレーパ5が、ボルト8、8、8により内側に向かって下方向に傾斜するように固定されている。
スクレーパ5は、粗砕刃4、4が回転する部分に矩形状の切り込みを形成してあり、長辺側の一方の縁部であって、粉砕刃6、6、6と近接する箇所には、粉砕刃6の刃先と噛み合うように凹凸状に形成された掻き落とし部を形成している。
揺動側壁3の内側であってスクレーパ5の下側には、粗砕刃4、4で粗砕され、未だ所定の大きさに粉砕されていない被処理物が排出されることを防止するため、粗砕刃カバーが設けられている。粗砕刃カバーは、粗砕刃4、4の回転軌道を覆うように内側に円弧状の溝加工が施されている。両方の揺動側壁3、3を閉じた場合、各粗砕刃カバーは、一端部でお互いに当接して、粗砕刃4、4の回転軌道を覆う空間を形成し、未粉砕の被処理物が排出されることを防止する。
各固定側壁2、及び各揺動側壁3で構成されるケーシンングの4隅には、揺動側壁3、3を固定側壁2、2に固定するため一面がテーパ状のロック部材13、…が取り付けられるようになっており、テーパ状の一面で固定側壁2、揺動側壁3の端部を挟み込み、ロック部材13に螺合したレバー12を締め付けることにより、揺動側壁3、3を固定側壁2、2に固定する。各揺動側壁3は、揺動側壁3に固定されたハンドル14を持って開閉することができる。
被処理物を粉砕する場合、レバー12を締め付けることにより、揺動側壁3、3を固定側壁2、2に固定する。ケーシングの上部に配置された投入ホッパー(不図示)に被処理物を投入し、電動モータ11の電源をオンにすると、回転軸が所定の回転数で回転し、粗砕刃4、粉砕刃6が回転する。回転方向は、粗砕刃4、及び粉砕刃6が上側から下側に向かって固定刃7と噛み合うとともに、下側から上側に向かってスクレーパ5と噛み合う方向である。
これにより、被処理物は、まず粗砕刃4と固定刃7との協働により粗砕され、粉砕刃6に食い込み易い大きさに細断される。粗砕された被処理物は、粉砕刃6と第1固定刃7aとの協働により所定の大きさの粉砕片に粉砕され、粉砕刃6の回転に伴ってケーシングの下側に送られ、排出口(不図示)から排出される。また、所定の大きさに粉砕された粉砕片のうち、静電気で粉砕刃6の側面に付着したものは、粉砕刃6とスクレーパ5との協働によりスクレーパ5の下面で掻き落とされ、排出口(不図示)から排出される。
粗砕刃4により粗砕された被処理物の一部は、粗砕刃4の回転により固定刃7の下側に送られるが、後述する粗砕刃カバーで受け止められ、再び各粉砕刃6の上側に送られるとともに、排出口から誤って排出されることを防止する。
また、被処理物を粉砕した後には、粉砕片の一部が各粗砕刃4、各粉砕刃6、固定刃7などの周り又は刃先、スクレーパ5の周り、粗砕刃カバーの内側、固定側壁2、2の内部、揺動側壁3、3の内部などに残留する。
図2は本発明に係る粉砕機の側面から見た要部模式図である。なお、図2は揺動側壁3、3を閉じた状態を示す。また、図では要部のみを示す。図に示すように、固定側壁2の略中央部に回転軸60が軸架されてあり、回転軸60には、粗砕刃4、粉砕刃6が所定の位置で嵌装されている。なお、粗砕刃4、粉砕刃6は複数嵌装されているが、図では1つのみ示している。一方の揺動側壁3の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜して固定刃7(第1固定刃7a、第2固定刃7b)が固定されてあり、固定刃7の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー31を設けている。
他方の揺動側壁3の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜してスクレーパ5が固定されてあり、スクレーパ5の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー31を設けている。
各粗砕刃カバー31は、所定の厚みを有する劣弧状の円環形状をなし、内側は粗砕刃4の回転軌道に沿って溝加工が施された空間を形成してある。揺動側壁3、3が閉じられた状態では、粗砕刃カバー31の一端部同士が当接し、粗砕刃4の回転に伴って固定刃7及びスクレーパ5の下側に回りこんだ未処理の粉砕片を受け止める。
回転軸60の略鉛直下であって揺動側壁3の固定側壁2と近接する面には、回転軸60の軸方向と平行に軸体21、21(第1揺動軸)を垂設している。各軸体21と略水平であって、軸体21より外側には、軸体21の軸方向と平行に軸体22、22(第2揺動軸)を固定側壁2の揺動側壁3と近接する面に垂設している。
軸体21、22には、軸体21、22を挿通する挿通孔を有し、略楕円形状の連係板23が、固定側壁2及び揺動側壁3の間に軸体21、22の回りに回動可能に取り付けられている。揺動側壁3の連係板23の上方には、外側から内側に向かって下方向に傾斜した切欠面32を形成している。なお、切欠面32は、揺動側壁3を開く場合に、連係板23の上側側面に当接することにより、揺動側壁3と連係板23とを係止させ、連動して回転させるものであり、面に限定されるものではなく、係止することができる形状であれば、湾曲した面、凹凸状の形状など適宜設定することができる。
回転軸60の下側であって、固定側壁2の揺動側壁3との摺動面には、円柱状の固定ピン24を適長離隔して垂設してあり、揺動側壁3の固定側壁2との摺動面には、揺動側壁3が閉じられた状態で、固定ピン24に嵌合する半円弧状の嵌合面34を形成している。これにより、揺動側壁3を閉じる際の揺動側壁3の上下方向のぶれを防止し、揺動側壁3の開閉時に粗砕刃4、粉砕刃6などの刃先が、固定刃7の刃先、スクレーパ5などと干渉して刃先が損傷することを防止する。
次に揺動側壁3の開閉時の状態について説明する。図3乃至図5は揺動側壁3の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。図3に示すように、揺動側壁3を開いた初期の段階では、揺動側壁3は、軸体21の回りに回転し、揺動側壁3に形成された切欠面32が連係板23の上側側面に当接するまで回転する。
この場合、揺動側壁3の回転中心が回転軸60の略鉛直下の軸体21であるため、揺動側壁3の内部に設けられた粗砕刃カバー31の粗砕刃4又は粉砕刃6との近接部分である端部あるいは縁部は、軸体21を中心として円弧状に移動する。これにより、粗砕刃カバー31の端部あるいは縁部は、揺動側壁3の回転に伴って、粗砕刃4又は粉砕刃6から離れるように移動するため、揺動側壁3の内部(特に、粗砕刃カバー31)が粗砕刃4又は粉砕刃6と干渉することなく揺動側壁3を開くことができる。
図4に示すように、揺動側壁3に形成された切欠面32が連係板23の上側側面に当接した状態で、さらに揺動側壁3を開いた場合、揺動側壁3は、連係板23と連動して軸体22の回りに回転する。すなわち、揺動側壁3を開く途中で揺動側壁3の揺動軸は、軸体21から軸体22に移行する。揺動側壁3が、軸体21よりも外側に配置された軸体22の回りに回転することにより、揺動側壁3を粗砕刃4、粉砕刃6からさらに離隔して開き、揺動側壁3の開口部を広くする。
また、揺動側壁3の揺動軸が軸体21から軸体22に移行した後、揺動側壁3が軸体22の回りで回転する際に、揺動側壁3に設けられた軸体21が連係板23の働きにより軸体22の回りを円弧状に回転する。これにより、揺動側壁3は、軸体22の回りに回転するとともに、軸体21が軸体22の回りに円弧状に移動するため、軸体21が揺動側壁3の回転の途中で固定されてしまうことがなく、揺動側壁3の回転を滑らかに移行させることができるとともに、揺動側壁3を水平方向にスライドさせる必要もなく、回転動作のみで揺動側壁3を開くことができる。
揺動側壁を開く場合に、粗砕刃、粉砕刃との干渉を避けるために、揺動側壁を外側に向かって水平方向に所定の距離スライド(平行移動)させ、その後、揺動側壁を回転して開口部を広くすることも考えられるが、揺動側壁自体の重量は重く、粉砕機の出力が大きくなるにつれて揺動側壁も大きくなり重量が一層重くなる。このため、揺動側壁を平行移動して引き出す構造の場合、作業者は、かなり力を入れて引き出す必要がある。一方で、揺動側壁の固定側壁との隙間、あるいは揺動側壁の下面には、微粉材が残留するため、これが摩擦力を高める原因となって一層作業性が悪くなり、力任せに引き出した場合、思わぬ怪我をする恐れもある。
また、揺動側壁は両固定側壁に挟まれるように配置されるとともに、揺動側壁と固定側壁との間の摺動面は近接しているため、揺動側壁を平行移動させる際に揺動側壁の荷重中心が揺動側壁の中央部から左右方向あるいは上下方向にずれた場合、揺動側壁に偏荷重が加わり、揺動側壁を固定側壁に対して平行に移動することができず、揺動側壁の摺動面の一部が固定側壁に着接してしまい、揺動側壁を移動させることができなくなるという問題もある。さらに、揺動側壁を水平移動した後に回転移動させる場合、揺動側壁の操作荷重の方向が揺動側壁の移動の途中で水平方向から回転方向へ大きく変化するため、揺動側壁の移動方向を注意深く確認する必要があり作業性がよくない。
本発明の場合には、揺動側壁3の開閉動作を回転移動のみで行えるため、揺動側壁3を滑らかに開閉することができる。また、平行移動する場合に比べて摩擦による影響、偏荷重の影響がなく、装置が大型化して揺動側壁3の重量が増加した場合でも、作業者が大きな力をかけることなく容易に揺動側壁3の開閉を行うことができ、揺動側壁を平行移動する場合の上述の問題を解決することができる。
図5に示すように、さらに揺動側壁3を開いた場合、揺動側壁3は軸体22の回りに回転し、連係板23の軸体22側の端部に設けられた係止面23aが支持台1の上面に当接することにより、揺動側壁3が、それ以上回転しないように規制される。なお、揺動側壁3を閉める場合には、上述と逆の動作が行われるので説明は省略する。
図5に示すように、揺動側壁3を開いた状態では、揺動側壁3の内部が従来よりも広く開口する。特に、粗砕刃カバー31の端面31aは、粗砕刃4、粉砕刃6から離れて外側に位置しているため、従来のように粗砕刃カバーを着脱方式にする必要がなく、簡便な構成で揺動側壁3の開口部を広くすることができる。これにより、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止する。特に、成形工場において、成形工程、粉砕工程、リサイクル工程等を一貫体制で行っている場合において、多品種少量生産を行う時には、生産する部品が変更される都度、粉砕機に残留した粉砕片を完全に除去する必要があり、残留した粉砕片を短時間に完全に清掃することができる本発明は、生産工程全体の生産能力を高めることができ、優れた効果を奏するものである。さらに、着脱方式の粗砕刃カバーが不要になることで、粗砕刃カバーを支持するためのクランプカムが不要となり、部品点数を削減することができる。また、装置が大型化した場合であっても、重量の重い粗砕刃カバーを取り外す作業が不要になり、作業性が向上する。
上述の実施の形態では、連係板23は略楕円形の板状であったが、連係板23の形状は、これに限定されるものではなく、棒体、複数の部材を組み合わせたものなど、各揺動軸を連係することができる形状であれば、どのようなものであってもよい。特に、固定側壁2、揺動側壁3の形状に応じて適宜形状を決定することができる。
実施の形態2
上述の実施の形態1では、連係板23を用いる構成であったが、これに限定されるものではなく、他の構成でも揺動側壁の開閉を回転移動のみで行うことで、開口部を広くすることができる。
図6は実施の形態2の粉砕機の側面から見た要部模式図である。なお、図6は揺動側壁103、103を閉じた状態を示す。図に示すように、固定側壁102の略中央部に回転軸60が軸架されてあり、回転軸60には、粗砕刃4、粉砕刃6が所定の位置で嵌装されている。一方の揺動側壁103の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜して固定刃7(第1固定刃7a、第2固定刃7b)が固定されてあり、固定刃7の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー131を設けている。
他方の揺動側壁103の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜してスクレーパ5が固定されてあり、スクレーパ5の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー131を設けている。
各粗砕刃カバー131は、所定の厚みを有する劣弧状の円環形状をなし、内側は粗砕刃4の回転軌道に沿って溝加工が施されている。揺動側壁103、103が閉じられた状態では、粗砕刃カバー131の一端部同士が当接し、粗砕刃4の回転に伴って固定刃7及びスクレーパ5の下側に回りこんだ未処理の粉砕片を受け止める。
回転軸60の略鉛直下であって揺動側壁103の固定側壁102との摺動面には、回転軸60の軸方向と平行に軸体121、121(第1揺動軸)を垂設している。各軸体121と略水平であって、軸体121より外側には、軸体121の軸方向と平行に軸体122、122(第2揺動軸)が固定側壁102の揺動側壁103との摺動面に垂設している。
固定側壁102の揺動側壁103との摺動面には、揺動側壁103の揺動に応じて軸体122の回りに揺動する軸体121を案内する劣弧状の案内溝125を形成している。揺動側壁103の軸体122の上方には、軸体122と嵌合する半円弧状の嵌合面132を形成している。
次に揺動側壁103の開閉時の状態について説明する。図7及び図8は揺動側壁103の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。図7に示すように、揺動側壁103を開いた初期の段階では、揺動側壁103は、軸体121の回りに回転し、揺動側壁103に形成された嵌合面132が軸体122に嵌合するまで回転する。
この場合も実施の形態1と同様に、揺動側壁103の回転中心が回転軸60の略鉛直下の軸体121であるため、揺動側壁103の内部に設けられた粗砕刃カバー131の粗砕刃4又は粉砕刃6との近接部分である端部あるいは縁部は、軸体121を中心として円弧状に移動する。これにより、粗砕刃カバー131の端部あるいは縁部は、揺動側壁103の回転に伴って、粗砕刃4又は粉砕刃6から離れるように移動するため、揺動側壁103の内部(特に、粗砕刃カバー131)が粗砕刃4又は粉砕刃6と干渉することなく揺動側壁103を開くことができる。
図8に示すように、揺動側壁103に形成された嵌合面132が軸体122に嵌合した状態で、さらに揺動側壁103を開いた場合、揺動側壁103は、軸体122の回りに回転する。すなわち、揺動側壁103を開く途中で揺動側壁103の揺動軸は、軸体121から軸体122に移行する。揺動側壁103が、軸体121よりも外側に配置された軸体122の回りに回転することにより、揺動側壁103を粗砕刃4、粉砕刃6からさらに離隔して開き、揺動側壁103の開口部を広くすることができる。
図8に示すように、揺動側壁103を開いた状態では、揺動側壁103の内部が従来よりも広く開口する。特に、粗砕刃カバー131の端面131aは、粗砕刃4、粉砕刃6から離れて外側に位置しているため、従来のように粗砕刃カバーを着脱方式にする必要がなく、簡便な構成で揺動側壁103の開口部を広くすることができる。これにより、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止する。
実施の形態3
実施の形態2では、案内溝を固定側壁側に形成する構成であったが、これに限定されるものではなく、揺動側壁側に形成することもできる。
図9は実施の形態3の粉砕機の側面から見た要部模式図である。なお、図9は揺動側壁203、203を閉じた状態を示す。図に示すように、固定側壁202の略中央部に回転軸60が軸架されてあり、回転軸60には、粗砕刃4、粉砕刃6が所定の位置で嵌装されている。一方の揺動側壁203の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜して固定刃7(第1固定刃7a、第2固定刃7b)が固定されてあり、固定刃7の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー231を設けている。
他方の揺動側壁203の内側上面には、回転軸60の方向に向かって下方向に傾斜してスクレーパ5が固定されてあり、スクレーパ5の下側であって粗砕刃4の回転軌道には、粗砕刃カバー231を設けている。
各粗砕刃カバー231は、所定の厚みを有する劣弧状の円環形状をなし、内側は粗砕刃4の回転軌道に沿って溝加工が施されている。揺動側壁203、203が閉じられた状態では、粗砕刃カバー231の一端部同士が当接し、粗砕刃4の回転に伴って固定刃7及びスクレーパ5の下側に回りこんだ未処理の粉砕片を受け止める。
回転軸60の略鉛直下であって固定側壁202の揺動側壁203との摺動面には、回転軸60の軸方向と平行に軸体221、221(第1揺動軸)を垂設している。各軸体221と略水平であって、軸体221より外側には、軸体221の軸方向と平行に軸体222、222(第2揺動軸)を固定側壁202の揺動側壁203との摺動面に垂設している。
揺動側壁203の固定側壁202との摺動面には、揺動側壁203の揺動に応じて軸体221を案内する劣弧状の案内溝225を形成している。揺動側壁203の軸体222の上方には、軸体222と嵌合する半円弧状の嵌合面232を形成している。
次に揺動側壁203の開閉時の状態について説明する。図10及び図11は揺動側壁203の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。図10に示すように、揺動側壁203を開いた初期の段階では、揺動側壁203は、軸体221の回りに回転し、揺動側壁203に形成された嵌合面232が軸体222に嵌合するまで回転する。
この場合も実施の形態2と同様に、揺動側壁203の回転中心が回転軸60の略鉛直下の軸体221であるため、揺動側壁203の内部に設けられた粗砕刃カバー231の粗砕刃4又は粉砕刃6との近接部分である端部あるいは縁部は、軸体221を中心として円弧状に移動する。これにより、粗砕刃カバー231の端部あるいは縁部は、揺動側壁203の回転に伴って、粗砕刃4又は粉砕刃6から離れるように移動するため、揺動側壁203の内部(特に、粗砕刃カバー231)が粗砕刃4又は粉砕刃6と干渉することなく揺動側壁203を開くことができる。
図11に示すように、揺動側壁203に形成された嵌合面232が軸体222に嵌合した状態で、さらに揺動側壁203を開いた場合、揺動側壁203は、軸体222の回りに回転する。すなわち、揺動側壁203を開く途中で揺動側壁203の揺動軸は、軸体221から軸体222に移行する。揺動側壁203が、軸体221よりも外側に配置された軸体222の回りに回転することにより、揺動側壁203を粗砕刃4、粉砕刃6からさらに離隔して開き、揺動側壁203の開口部を広くすることができる。
図11に示すように、揺動側壁203を開いた状態では、揺動側壁203の内部が従来よりも広く開口する。特に、粗砕刃カバー231の端面231aは、粗砕刃4、粉砕刃6から離れて外側に位置しているため、従来のように粗砕刃カバーを着脱方式にする必要がなく、簡便な構成で揺動側壁203の開口部を広くすることができる。これにより、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止する。
以上説明したように、本発明にあっては、揺動側壁と回転刃(粗砕刃、粉砕刃)との干渉を防止するとともに、揺動側壁の下部の開口部を従来よりも一層広くして、粉砕片の清掃を容易にし、清掃時間を短縮するとともに、粉砕片の残留を防止することができる。また、回転動作のみで揺動側壁を開閉して、例えば、揺動側壁をスライドして平行移動させる場合の数々の問題点を解消することができ、揺動側壁の開閉を容易にすることができる。また、粗砕刃カバーの一部を着脱可能に構成する必要なく、簡便な構成で揺動側壁の開口部を広くすることができる。さらに、揺動側壁を閉じる際の揺動側壁の上下方向のぶれを防止して開閉時の回転刃及び固定刃の刃先の損傷を防止することができる。
上述の実施の形態において、軸体(第1揺動軸、第2揺動軸)の位置又は配置は、一例であって、これに限定されるものではなく、粉砕機の出力の違い、揺動側壁又は固定側壁等の形状等に応じて適宜決定することができる。
上述の実施の形態では、揺動側壁の上下方向のぶれを防止するため、固定側壁に固定ピンを垂設し、揺動側壁に嵌合面を形成する構成であったが、これに限定されるものではなく、揺動側壁に固定ピンを垂設し、固定側壁に嵌合面を形成する構成であってもよい。また、固定ピン、嵌合面の形状、寸法は一例であって、これに限定されるものではなく、揺動側壁を閉じた状態で上下方向のぶれを防止することができるものであれば、いずれの構造であってもよい。
本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明に係る粉砕機の上面から見た要部模式図である。 本発明に係る粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 実施の形態2の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 実施の形態3の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 揺動側壁の開閉動作時の粉砕機の側面から見た要部模式図である。 従来の粉砕機の側面から見た要部模式図である。
符号の説明
1 支持台
2、102、202 固定側壁
3、103、203 揺動側壁
4 粗砕刃
5 スクレーパ
6 粉砕刃
7 固定刃
7a 第1固定刃
7b 第2固定刃
21、121、221 軸体(第1揺動軸)
22、122、222 軸体(第2揺動軸)
23 連係板
23a 係止面
24 固定ピン
31、131、231 粗砕刃カバー
31a 端面
32 切欠面
34 嵌合面
60 回転軸
125、225 案内溝
132、232 嵌合面

Claims (6)

  1. 揺動開閉可能であって上向きに開口する1対の揺動側壁と、両揺動側壁で囲まれる空間に回転刃を有する回転軸とを備え、揺動側壁の内側に設けられた固定刃と前記回転刃との協働により被処理物を粉砕する粉砕機において、
    前記回転軸の下方に配置され、該回転軸に平行であって各揺動側壁を揺動するための第1揺動軸と、
    前記第1揺動軸より外側に配置され、該第1揺動軸に平行であって各揺動側壁を揺動するための第2揺動軸と
    を備え、
    揺動側壁を開く場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第1揺動軸から第2揺動軸へ移行するように構成してあり、
    揺動側壁を閉じる場合、該揺動側壁の揺動軸を前記第2揺動軸から第1揺動軸へ移行するように構成してあることを特徴とする粉砕機。
  2. 前記第1揺動軸は、
    揺動側壁を開閉する場合、前記第2揺動軸の回りに揺動するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  3. 両揺動側壁を挟んで1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、
    前記第1揺動軸を揺動側壁に設け、前記第2揺動軸を固定側壁に設けてあり、
    前記第1揺動軸と第2揺動軸とを連係する連係部材を備え、
    揺動側壁は、
    該揺動側壁を開く場合、前記第1揺動軸の回りの回転の途中で前記連係部材に係止する係止部を有し、
    該係止部が前記連係部材に係止した場合、該連係部材と連動して前記第2揺動軸の回りに回転するように構成してあることを特徴とする請求項2に記載の粉砕機。
  4. 両揺動側壁を挟み、該揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、
    前記第1揺動軸は、揺動側壁の固定側壁との摺動面に垂設してあり、
    前記固定側壁の前記揺動側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて前記第2揺動軸の回りに揺動する前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  5. 両揺動側壁を挟み、該揺動側壁との間で摺動面を有する1対の固定側壁を前記回転軸の両端部に配置してあり、
    前記第1揺動軸は、固定側壁の揺動側壁との摺動面に垂設してあり、
    前記揺動側壁の前記固定側壁との摺動面には、該揺動側壁の揺動に応じて前記第1揺動軸を案内する劣弧状の案内溝を備えることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  6. 揺動側壁は、
    両揺動側壁を閉じた状態で該揺動側壁の上下方向の位置決め用の第1嵌合部材を備え、
    固定側壁は、
    前記第1嵌合部材に嵌合する第2嵌合部材を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の粉砕機。
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