JP2008075986A - 温水用熱交換器の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストアップや作業性を悪化させることなく熱交換率を向上するための構造を備えた温水用熱交換器に関する。
【解決手段】 円筒形で周囲に水室1を有する燃焼室2と、水室1を貫通して燃焼室側壁2aから燃焼室2内にのぞませたバーナー3と、水室1の水室天板1aに隣接して配置した排気ガス室4と、燃焼室天板2bと水室天板1aの間に接続した多数の円筒形状の煙管5とを備え、煙管5の内部に抵抗体6を配置する。抵抗体6は同じ形状の2枚の板状体6aを重ね合わせて構成し、それぞれの板状体6aには開口部6bと全て同じ方向に折り曲げた流路抵抗部6cとを備えている。2枚の板状体6aは一方の流路抵抗部6cが他方の流路抵抗部6cの間に位置する上下にずれた状態で重ね合わせたから、流路抵抗部6cの配置間隔が短くでき、煙管5内を通過する燃焼ガスの蛇行回数が増加して、熱交換率を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、給湯器および温水ボイラの温水用熱交換器に関するものである。
給湯器や温水ボイラには円筒形状を成した水室を備えており、この水室内部には燃焼室を配置するとともに、水室の上部を封鎖する水室天板と対向して前記燃焼室には燃焼室天板を設け、該燃焼室天板と水室天板との間には多数の円筒状の煙管を備えている。また、水室天板の上部には排気ガス室が設けられ、前記燃焼室から煙管を介して燃焼ガス室に燃焼ガスを排出するときに、煙管の管壁を加熱しており、水室内の水は燃焼室側壁と、煙管の管壁から熱を受けて温水となる。
水室内部の燃焼室には水室を貫通してバーナーが取り付けられており、このバーナーには燃焼用空気を送風する送風機と油タンクからバーナーへ燃料を供給するための圧力ポンプとを備え、この圧力ポンプで送られた燃料はノズルによって霧状燃料となって燃焼室内に噴霧している。また、噴霧された燃料に着火するための点火電極とこの点火電極に高電圧を供給する高電圧発生器を備え、この高電圧発生器によって発生した高電圧によって点火電極で火花放電が行われ、ノズルから噴霧された霧状燃料に着火する。
点火電極の火花によって霧状燃料に着火すると、火炎がバーナーから燃焼室内に噴き出してこの燃焼室内で燃焼を行うとともに、燃焼排気ガスは前記煙管から排気ガス室を経て該排気ガス室に設けた排気筒から大気に排出される。この時、高温の燃焼ガスは燃焼室の壁面および煙管の管壁と水室の間で熱交換が行われ、水室内の水が加熱される。
この煙管には燃焼ガスの流れの障害となる抵抗体が配置されており、抵抗体の存在によって高温の燃焼ガスが煙管内をスムーズに排出されなくなり、燃焼ガスの通路を制御して熱交換率を向上させる役目を行っている。このため燃焼ガスが燃焼室から煙管を通過する時に水室内に送られた水と熱交換して効率よく高温度の温水を得ることができる。このとき、熱交換は燃焼室の壁面と煙管の管壁との間で行われるが、その比重は複数本ある管壁の方がはるかに大きく、抵抗体の働きは熱効率を高めるために重要である。このため、煙管に挿入される板状体で構成する抵抗体には半円形上の切起こしで形成したプレートを交互方向に折り曲げて、燃焼ガスが折り曲げたプレートに遮られ蛇行しながら排気ガス室に流れるように構成することで熱交換の効率を高めることが行われている(特許文献1参照)。
特開平2−233942号公報
製品の小型化やコスト削減の要求が年々高まっており、それを実現するために温水用熱交換器においても燃焼室や水室の容積および伝熱面積が小さくなって一般的に熱効率は下がる傾向にある。しかし環境面からはこの熱効率を上げる要求が出てきている。
従来では、熱効率を向上するために抵抗体に切起こしで形成した半円形状のプレートの数を多くし、燃焼ガスを煙管内でより多く蛇行させることにより煙管内での熱効率を向上させている。しかし、板状体に切起こしで抵抗体を形成するためには、切起こすための開口が必要になるから、板状体に形成できる抵抗体の最大数が決まってしまうものである。このため、抵抗体の数を増やすには、切起こし以外の方法で、例えば別部材の抵抗体を板状体にスポット溶接などによって取り付けする必要があり、作業性が非常に悪いもので改良の余地があった。
この発明は上記の課題を解決するもので、円筒形で周囲に水室1を有する燃焼室2と、その水室1を貫通して燃焼室2の燃焼室側壁2aから燃焼室2内にのぞませたバーナー3と、水室1の水室天板1aに隣接して配置した排気ガス室4と、水室1の水室天板と燃焼室2の燃焼室天板2bとの間に接続して燃焼室2から排気ガス室4に燃焼ガスを通過させると共に、管壁5aで水と燃焼ガスとが熱交換を行う多数の円筒状の煙管5と、その煙管5の内部に配置した抵抗体6とを備えた熱交換器において、前記抵抗体6は、煙管5内に挿入される板状体6aと、その板状体6aに開口部6bを形成しながら板状体6aの素材の一部を側方の煙管5内壁に向けて折り曲げする多数の流路抵抗部6cとによって構成され、前記抵抗体6は2枚の板状体6aを重ね合わせて形成し、それぞれの板状体6aの前記流路抵抗部6cはすべて同じ方向に折り曲げられ、かつ逆向きの流路抵抗部6cが上下にずれた状態で2枚の板状体6aが重ね合わされていることを特徴とする。
また、少なくとも一方の前記抵抗体6において、最上部の開口6bには前記流路抵抗部6cとは逆向きの係止部6dが折り曲げ形成され、その係止部6dが他方の流路抵抗部6cに係止することで2枚の抵抗体6が位置決めでき、一方の板状体6aの流路抵抗部6cが正確に他方の抵抗体6の流路抵抗部6cの中間位置に配置できた。
また、少なくとも一方の前記抵抗体6の上端には前記煙管5の上部に届く大きさに設定された上端折曲部6eが形成されており、前記上端折曲部6eが水室天板1aに係止して、前記抵抗体6の脱落を防止することができ、片方の板状体6aの上端折曲部6eだけで2枚の抵抗体6は煙管5内に固定できるようになった。
上記課題を解決するこの発明は、煙管5の内部に配置した抵抗体6は2枚の板状体6aを重ね合わせて形成し、それぞれの板状体6aの流路抵抗部6cはすべて同じ方向に折り曲げられ、かつ逆向きの流路抵抗部6cが上下にずれた状態で2枚の板状体6aを重ね合わせる構成であるから、この板状体6aは全く同じ形状とすることができるようになり、かつ、板状体6aの流路抵抗部6cの配置間隔が従来のものの半分にすることができたから、従来の別部材の流路抵抗部6cの取り付けに伴う作業性の悪化やコストアップに繋がることなく、抵抗体の数を増やし熱交換効率をアップさせることができた。
最上部の開口6bには流路抵抗部6cとは逆向きの係止部6dが折り曲げ形成され、その係止部6dを他方の流路抵抗部6cに係止させることで、煙管5内に装着した時には外れる方向の動きが規制されるから、2枚の板状体6aを重ね合わせた時には、ずれた状態のまま保持できるようになり、2枚で形成した板状体6aを接合するための専用の固定部品は不要となり、また、抵抗体6の装着時には特別な治具等を使うことなく2枚の抵抗体を位置決めすることができた。
前記抵抗体6の上端折曲部6eを前記煙管5の上部に届く大きさに設定することにより、上端折曲部6eが水室天板1aに係止して抵抗体6の脱落を防止するもので、プレス加工などで製造される抵抗体6の形状を一部変更するだけで簡単に対応できるようになり、抵抗体6を2枚としても特別な固定構造を設ける必要がなく、また、簡単に抵抗体6が装着できるようになった。
実施例を示す図によってこの構成を説明すると、1は熱交換器を構成する水室、7は水室1の外壁で構成する熱交換器の外胴、2は円筒形で水室1内の下部に配置した燃焼室、2aは水室1の内壁で構成する燃焼室側壁、2bは燃焼室2の上板となる燃焼室天板、1aは外胴7の上端で水室1の上板である水室天板であり、前記水室1は外胴7と燃焼室側壁2a、燃焼室天板2b、水室天板1aで覆われた空間によって構成している。
8は水道水や循環ポンプで供給する循環水を水室1へ導く給水管、9は水室1内で加熱されて得られた温水を所定の箇所に給湯するための給湯管、10は水室1の外胴7に接続された給水管8と給湯管9との間に設けた温度センサーである。
図1に示す実施例において、3は燃焼室側壁2aを介して水室1を貫通して取り付けたバーナー、11はバーナー3に燃焼空気を供給するための燃焼用の送風機、12は図示せざる油タンクから燃料をバーナー3に圧送するための加圧ポンプである。13はバーナー3の先端部で燃焼室2に届かせたバーナートップ、14は加圧ポンプ12で送られた燃料を燃焼室2に噴霧するためのノズル、15はノズル14から噴霧された霧状燃料に着火するための点火電極であり、バーナー3に燃焼指令が出ると、前記送風機11から燃焼空気をバーナー3に送ると共に、加圧ポンプ12を作動してノズル14から霧状燃料を噴霧し、点火電極15から火花放電を行い、霧状燃料に着火して燃焼を開始する。
前記給湯管9は風呂や台所の蛇口と接続されており、蛇口を開くと給水管8から水道水が水室1に送られる。給湯機を運転可能状態にすると、温度センサー10は水室1の水温を検知して、図示しない操作部で設定された温度よりも低い温度を温度センサー10が検知すると、バーナー3に燃焼指令を出して、水室1内の水を指定した湯温に沸きあげる。そして、温水の使用によって水室1に冷水が流れ込んで温度センサー10が指定した湯温以下を検知すると、再度バーナー3の運転を開始し、このようにバーナー3の運転・停止を繰り返しながら指定した湯温を維持するものである。
図1に示す熱交換器において、5は燃焼室天板2bと水室天板1aとの間に配設した複数個の煙管、6は煙管5内にそれぞれ配置した抵抗体、4は水室天板1aの上方の空間で構成する排気ガス室、16は排気ガス室4に接続した排気筒であり、バーナー3から燃焼室2に送られた燃焼火炎は燃焼室2内で完全燃焼し、抵抗体6のある煙管5を通過する時に燃焼ガス速度を抑えられながら排気ガス室4に至り、この排気ガス室4に集められた燃焼ガスは排気筒16から屋外に排気されている。
5aは煙管5内で燃焼ガスと熱交換する管壁、6aは煙管5内に配置した抵抗体6を構成する板状体、6cは板状体6aに一定の間隔をおいて交互方向に配置した流路抵抗部であり、この流路抵抗部6cは煙管5の半径とほぼ同径の半円形状に形成している。6bは交互方向に配置した流路抵抗部6cの間を連通するために板状体6aに形成した開口部である。
燃焼室2内で燃焼を行うと燃焼ガスは煙管5の下方から煙管5内に入るが、煙管5は抵抗体6によってその両側に流路を形成しており、片側の流路を上昇する燃焼ガスはその流路を遮っている流路抵抗部6cによって流れを止められ、開口部6bを通り抜けて隣の流路に流れる。この流路にも流路抵抗部6cが配置されているから、この流路抵抗部6cで遮られた燃焼ガスは開口部6bを通り抜けて隣の流路に戻る。このような燃焼ガスの流れが繰り返されることにより煙管5内を蛇行し、この時高温の燃焼ガスにより管壁5aで水室1との熱交換が行われ水室1内の水が加熱される。
従来の煙管5内に配置する抵抗体6は、交互に形成した半円形状の流路抵抗部6cを多くし燃焼ガスを煙管5内でより多く蛇行させることにより熱効率を向上させているが、板状体に切起こしで抵抗体を形成するためには、切起こすための開口が必要になるため、板状体に形成できる抵抗体の最大数が決まっており、熱交換効率を高くするために、燃焼ガスの煙管内における蛇行回数を増やすことはできなかった。
また、この蛇行回数を増やすために、切起こし以外の方法で、例えば別部材の流路抵抗部6cを板状体6aにスポット溶接などによって取り付ける方法などは、作業性の悪化や部品数の増加によるコストアップに繋がっていた。
これに対してこの発明では、図2に示す要部拡大図のように、抵抗体6を構成する板状体6aの流路抵抗部6cは全て同じ方向に切起こしによって折り曲げられて開口部6bと一緒に形成されており、抵抗体6は2枚の板状体6aを背中合わせにして重ね合わせてその両側に流路抵抗部6cが位置した状態で煙管5内に挿入されている。
このとき、燃焼ガスの通過部分を形成する開口部6bはできるだけ大きな開口面積が得られるように略四角形状に形成されているが、流路抵抗部6cは煙管5の断面形状の約半分である半円形を成しており、流路抵抗部6cの端縁が前記煙管5の内壁に密着ないし接近する形状になっている。
上記のように煙管5内に装着される2枚の板状体6aは一方の流路抵抗部6cが他方の流路抵抗部6cの間に位置するずれた状態で重ね合わせて形成したから、交互に配置した流路抵抗部6cの間隔は従来の半分になり、燃焼ガスの煙管5内で蛇行する回数が増え、滞留時間が長くなり熱交換面積が有効に作用して熱交換率を上げることができた。
また、バーナー3の着火時には燃焼室2内で急激な体積膨張を発生させるから、その圧力により抵抗体6が水室天板1aの上方に飛び出す恐れがあるが、2枚の板状体6aは下方から圧力がかかることにより、互いに離れ合う方向に力が働くため、流路抵抗部6cが管壁5aを押す方向に力がかかって大きな抵抗となることによって、抵抗体6の飛び出しを抑えることができる。
また、煙管5内に装着される抵抗体6は、同形状である2枚の板状体6aによって構成され、その板状体6aはプレス加工によって製造できる簡単な形状であるため、製造する際には複雑な工程等を踏むことなく、安価に大量に精度よく作ることができるようになったものである。
6dは板状体6aにおける最上部の開口部6bに流路抵抗部6cとは逆向きに形成された係止部であり、この係止部6dは他方の流路抵抗部6cの位置に形成されて、通常の流路抵抗部6cが形成される間隔の半分であるが、その高さは前記流路抵抗部6cと比べて低く設定でき、開口部6bの燃焼ガスが蛇行する部分は他の開口部6bの燃焼ガスの通過する部分と同じ大きさに開口できる。
そして、2枚の板状体6aは同形状に形成され、一方の板状体6aの係止部6dは他方の板状体6aにおける最上部の流路抵抗部6cに係止され、この結果、一方の板状体6aの複数の流路抵抗部6cの中間に他方の流路抵抗部6cが配置されるように前記係止部6dが位置決めされている。
煙管5内に装着される流路抵抗部6cを形成した2枚の板状体6aは前記係止部6dによって上下方向に位置決めがなされており、また、2枚の板状体6aを重ね合わせて煙管5内に装着した時には、流路抵抗部6cが煙管5の内壁面で止められて外れる方向の動きが規制されるので、2枚の板状体6aを重ね合わせた時にはずれた状態のまま保持できるようになった。
このため、2枚で形成した板状体6aをあらかじめ接合するための専用の固定部品は不要となり、また、抵抗体6を装着する時には特別な治具等を使わないでも、2枚の抵抗体6aは位置決めされて正しい位置にいつも設置しておくことができた。
6eは前記抵抗体6を形成する板状体6aの上端を流路抵抗部6cと同方向に折り曲げて形成した上端折曲部であり、その上端折曲部6eは煙管5の上部に届く大きさに設定されており、上端折曲部6eが水室天板1aに係止することで前記抵抗体6の脱落を防止している。
前記上端折曲部6eは図2に示す実施例のように、前記流路抵抗部6cと比べて幅が狭い形状に設定されており、このような構造とすることで、抵抗体6の脱落を防止するとともに、前記板状体6aの開口部6bから上端折曲部6eの下方に流れる燃焼ガスは、幅が狭い上端折曲部6eの側方から前記排気ガス室4に流れるから、上端折曲部6eに遮られた燃焼ガスは煙管5の内壁に向けて誘導されるので、最後の流路抵抗部6cとしての役割も担うことができる。
前記上端折曲部6eは図5に示す実施例のように片側の板状体6aのみに形成してもよく、重ね合わせた2枚の板状体6aのうち、上端折曲部6eがある板状体6aによって前記抵抗体6を煙管5内に保持することができる。
この場合、上端折曲部6eを備えた板状体6aには係止部6dも備えており、一方、他方の板状体6aの端には上端折曲部6eと係止部6dとが無い形状となっている。この結果、片方の板状体6aは少し短くなるが、組み合わせて煙管5内に装着したときには、狭い間隔で流路抵抗部6cが配置でき、燃焼ガスが蛇行できる特徴をこの構造でも備えることができた。
この発明品を実施する給湯機の要部断面図である。 この発明品の実施例を示す斜視図である。 この発明品の実施状態を示す要部断面図である。 図3の実施状態における上面図である。 この発明品の他の実施状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 水室
1a 水室天板
2 燃焼室
2a 燃焼室側壁
2b 燃焼室天板
3 バーナー
4 排気ガス室
5 煙管
5a 管壁
6 抵抗体
6a 板状体
6b 開口部
6c 流路抵抗部
6d 係止部
6e 上端折曲部

Claims (3)

  1. 円筒形で周囲に水室(1)を有する燃焼室(2)と、
    その水室(1)を貫通して燃焼室(2)の燃焼室側壁(2a)から燃焼室(2)内にのぞませたバーナー(3)と、
    水室(1)の水室天板(1a)に隣接して配置した排気ガス室(4)と、
    水室(1)の水室天板(1a)と燃焼室(2)の燃焼室天板(2b)との間に接続して燃焼室(2)から排気ガス室(4)に燃焼ガスを通過させると共に、管壁(5a)で水と燃焼ガスとが熱交換を行う多数の円筒状の煙管(5)と、
    その煙管(5)の内部に配置した抵抗体(6)とを備えた熱交換器において、
    前記抵抗体(6)は、煙管(5)内に挿入される板状体(6a)と、その板状体(6a)に開口部(6b)を形成しながら板状体(6a)の素材の一部を側方の煙管(5)内壁に向けて折り曲げする多数の流路抵抗部(6c)とによって構成され、
    前記抵抗体(6)は2枚の板状体(6a)を重ね合わせて形成し、それぞれの板状体(6a)の前記流路抵抗部(6c)はすべて同じ方向に折り曲げられ、かつ逆向きの流路抵抗部(6c)が上下にずれた状態で2枚の板状体(6a)が重ね合わされていることを特徴とする温水用熱交換器の構造。
  2. 少なくとも一方の前記抵抗体(6)において、最上部の開口(6b)には前記流路抵抗部(6c)とは逆向きの係止部(6d)が折り曲げ形成され、その係止部(6d)が他方の流路抵抗部(6c)に係止することで2枚の抵抗体(6)が位置決めされている請求項1に記載の温水用熱交換器の構造。
  3. 少なくとも一方の前記抵抗体(6)の上端には前記煙管(5)の上部に届く大きさに設定された上端折曲部(6e)が形成されており、前記上端折曲部(6e)が水室天板(1a)に係止して、前記抵抗体(6)の脱落を防止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温水用熱交換器の構造。
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