JP2008073809A - チャック - Google Patents

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Sachihiro Hayakawa
祥弘 早川
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【課題】 この発明は、組み付け誤差や部品の誤差を吸収して、爪開閉部材とガイド部材の干渉を防止でき、シールが確実に行えるチャックを提供するものである。
【解決手段】 チャックボディ2の収容孔13に爪開閉部材15を支持軸16により揺動可能に設ける。また、収容孔13の開口部14にガイド部材20をチャック軸線L方向に摺動可能に挿入する。爪開閉部材15の球面部18とガイド部材20の内周面21とを互いに摺動可能とし、爪開閉部材15とガイド部材20間にシール部材22を介在する。開口部14に押圧手段23を固着し、押圧手段23のOリング25でガイド部材20を球面部18に向けて押圧する。これにより誤差が吸収でき、爪開閉部材15とガイド部材20の干渉が防止され円滑な動作を行える。また、シール部材22が球面部18に押しつきシールが確実になる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、チャックボディの収容孔に先端に把握爪を有する爪開閉部材を支持軸により揺動可能に設け、収容孔の駆動部材により爪開閉部材を揺動させて把握爪を把持、開放動作させるようにしたチャックに関する。
従来の把握爪を備えた爪開閉部材の球面部がチャックボディに設けたガイド部材の球面形状の内周面に摺動可能に設けられた揺動式のチャックとして、例えば特許文献1や特許文献2や図8に示すものが知られている。これらの従来のチャック1を図8に示すものにより説明すると、チャックボディ2の中心部のまわりに前方が開口するように設けた収容孔13には、先端に把握爪17を備えた爪開閉部材15を支持軸16によりチャック半径方向に揺動可能に設けてある。この収容孔13の開口部14には、爪開閉部材15の先端部側の球面部18の外周と相対的に摺動可能な球面形状に内周面121が形成され、その内周面121に爪開閉部材15の球面部18に圧接するシール部材22を備えたガイド部材120としてのリテーナを固着してある。また、チャックボディ2の中心部に設けた支持孔6,7に爪開閉部材15に係合する駆動部材8を前後摺動可能に嵌合させてある。この駆動部材8のチャック軸線L方向移動で、爪開閉部材15を揺動させて把握爪17を把持、開放動作するようになっており、このとき球面部18がガイド部材120と摺動している。このような爪開閉部材15が揺動するチャック1では、組付け誤差や各部品の誤差により、爪開閉部材15の球面部18の外周面とガイド部材120の内周面121とが干渉し爪開閉部材15の円滑な動作を妨げる問題がある。また、爪開閉部材15の球面部18にシール部材22が不均一に押し付いてシール性が低くなる恐れがある。
特開2006−102858号公報 実開平5−49207号公報
この発明は、組み付け誤差や部品の誤差を吸収して、爪開閉部材とガイド部材の干渉を防止でき、シールが確実に行えるチャックを提供するものである。
本発明は、チャックボディの中心部のまわりに前方が開口するように設けた収容孔に先端に把握爪を有する爪開閉部材を支持軸によりチャック半径方向に揺動可能に設け、チャックボディの中心部に設けた支持孔に爪開閉部材に係合する駆動部材を前後摺動可能に嵌合させ、駆動部材のチャック軸線方向移動で爪開閉部材を揺動させて把握爪を把持、開放動作させるようにしたチャックにおいて、爪開閉部材の先端部側の球面部と相対的に摺動するガイド部材をチャックボディの収容孔の開口部にチャック軸線方向へ摺動可能に挿入し、そのガイド部材と爪開閉部材の球面部との間にシール部材を介在させ、ガイド部材を爪開閉部材の球面部に向けて押圧する押圧手段を設けたことを特徴とする。
前記、押圧手段はチャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材とガイド部材間に嵌装したOリングとで構成したことを特徴とする。
また、前記押圧手段は、チャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材のガイド部材側に設けたバネ部分によって構成したことを特徴とする。
本願の請求項1の発明によれば、爪開閉部材の先端部側の球面部と相対的に摺動するガイド部材をチャックボディの収容孔の開口部にチャック軸線方向へ摺動可能に挿入し、そのガイド部材と爪開閉部材の球面部との間にシール部材を介在させ、ガイド部材を爪開閉部材の球面部に向けて押圧する押圧手段を設けたので、押圧手段の押圧により組み付け誤差や部品の誤差が吸収でき、また、押圧手段の押圧によりシール部材を球面部に確実に押し付けることができてシール性が向上する。
また、請求項2の発明によれば、押圧手段はチャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材とガイド部材間に嵌装したOリングとで構成したので、Oリングの弾性で誤差を吸収できると共にシール部材を均一に押し付けることができ、また、周知のOリングを使用するので構成を簡単にでき、安価にできる効果がある。
また、請求項3の発明によれば、押圧手段は、チャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材のガイド部材側に設けたバネ部分によって構成したので、バネ部分の弾性で誤差を吸収できると共にシール部材を均一に押し付けることができる効果がある。
本願発明の実施の形態について図1、図2により説明する。チャック1は、図2に示すように、チャックボディ2がフロントボディ3とバックプレート4とから構成されている。フロントボディ3は後側中央部分が窪んでおり、バックプレート4で後部が塞がれて内部空間5が形成されている。フロントボディ3とバックプレート4の中心部には夫々支持孔6,7が設けられており、夫々の支持孔6,7に跨って、駆動部材8がチャック軸線L方向に摺動自在に嵌合されている。駆動部材8はドロースクリュ9とラウンドナット10とプランジャ11とから構成されている。駆動部材8の中間部にはチャック半径方向に伸びる接合部12としてのカム面が形成されている。
フロントボディ3の中心部の回りの内部空間5は収容孔13となっている。収容孔13は、フロントボディ3に円周方向等間隔に前方へ開放するように設けられた複数(本願実施の形態では3つ)の開口部14を備えている。収容孔13には、円周方向等間隔に複数(3つ)の爪開閉部材15が設けられている。爪開閉部材15は、フロントボディ3に設けた支持軸(ピン)16によりチャック半径方向に揺動可能に枢支したクランクレバーであり、開口部14から突出する先端に把握爪17を備えている。このクランプレバー15の先端部分は球面部18に形成されている。また、クランクレバー15の後端部分は前記カム面12に係合する被係合部19となっており、クランクレバー15は駆動部材11の前後動でカム面12と被係合部19との係合によりチャック半径方向に揺動され把握爪17を把持、開放動作するようになっている。前記、収容孔13の開口部14には、チャック軸線L方向へ摺動可能にガイド部材20が挿入されている。ガイド部材20は、クランプレバー15の先端部分側の球面部18と相対的に摺動可能な球面形状の内周面21を備えている。ガイド部材20の内周面21とクランプレバー15の球面部18との間には、外部からの切削液等の浸入や内部空間からの潤滑剤の吐き出しを防止するためのシール部材22が介在してある。
フロントボディ3の前面には、開口部14に対応する位置に押圧手段23が設けられている。押圧手段23は、抜止部材24と弾性部材25とから構成されている。抜止部材24は、ガイド部材20の前側に位置してチャックボディ2の前面に図1に示すように取付ボルト26により固着されている。弾性部材25はOリングであり、抜止部材24とガイド部材20間に嵌装されている。図2では、複数個(本願実施の形態では2個)のOリング25がチャック軸線L方向に並べて嵌装されている。このOリング25は、チャック軸線L方向のみに押圧力を作用させるようになっており、ガイド部材20を爪開閉部材15の球面部18に向けて弾性により押圧している。尚、27は、開口部14とガイド部材20と抜止部材24との間に嵌装されて外部からの切削剤の浸入等を防止するシール部材である。
この押圧手段23によるガイド部材20の押圧により、組付けや部品の加工誤差による爪開閉部材15の球面部18とガイド部材20との干渉がOリング25の弾性により吸収され、爪開閉部材15の動作が円滑に行われる。また、Oリング25によるガイド部材20の押付けによりシール部材22が球面部18に押付けられ、シール部材22の不均一な押し付けが防止されシールが確実となる。また、開口部14とガイド部材20と抜止部材24との間をシールするシール部材27と、ガイド部材20を爪開閉部材15に向けて押圧するOリング25とを別々に設けることで、Oリング25の変形量が分り易く、ガイド部材20の押付量が容易に分り設計上好ましい。
次に、図3、図4に示す第2の実施の形態について説明する。前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付けて説明を省略する。これは押圧手段23Aを、チャックボディ2の前面に取付ボルトにより固着した抜止部材24Aと、抜止部材24Aのガイド部材20側に一体に設けた弾性部材としてのバネ部分28によって構成したものである。バネ部分28は、抜止部材24Aのガイド部材20側の円筒部分に適宜な幅の接続部29が残るように外周から半径方向中心に向けて複数の切り込み30を異なる方向から設けて段部31を備えたバネ形状に形成されている。このバネ部分28がガイド部材20をチャック軸線L方向後方に押圧し、爪開閉部材15の球面部18にガイド部材20の内周面21を押圧する。勿論、抜止部材24Aにバネ部分28を一体に設ける換わりに、抜止部材24Aとガイド部材20との間に押圧用バネを介装してもよい。
更に、その他の実施の形態について説明する。前記実施の形態と同一の部分には同じ記号を付けて説明を省略する。第3、第4の実施の形態として図5、図6に示すチャック1では、押圧手段23を構成するOリング25Bを1つとしたものであり、Oリング25Bはガイド部材20をチャック軸線L方向後方に向けて押圧し、また、Oリング25Bは内部空間5に外部からの切削剤の浸入等を防止するためのシール部材を兼用している。また、第5の実施の形態として図7に示すチャック1では、押圧手段23を構成するOリング25Cがチャック軸線L方向と適当な角度を成して(図7では略爪開閉部材15の球面部18の法線方向に向けて)ガイド部材20を押圧するように介装されている。
本発明の第1の実施の形態を示すチャックの正面図である。 チャックの一部を示す断面拡大図である。 第2の実施の形態を示す図である。 第2の実施の形態の押圧手段の側面拡大図である。 第3の実施の形態を示す図である。 第4の実施の形態を示す図である。 第5の実施の形態を示す図である。 従来のチャックを示す図である。
符号の説明
1 チャック
2 チャックボディ
6,7 支持孔
8 駆動部材
13 収容孔
14 開口部
15 爪開閉部材
16 支持軸
17 把握爪
18 球面部
20 ガイド部材
22 シール部材
23 押圧手段
24 抜止部材
25 Oリング
28 バネ部分

Claims (3)

  1. チャックボディの中心部のまわりに前方が開口するように設けた収容孔に先端に把握爪を有する爪開閉部材を支持軸によりチャック半径方向に揺動可能に設け、チャックボディの中心部に設けた支持孔に爪開閉部材に係合する駆動部材を前後摺動可能に嵌合させ、駆動部材のチャック軸線方向移動で爪開閉部材を揺動させて把握爪を把持、開放動作させるようにしたチャックにおいて、爪開閉部材の先端部側の球面部と相対的に摺動するガイド部材をチャックボディの収容孔の開口部にチャック軸線方向へ摺動可能に挿入し、そのガイド部材と爪開閉部材の球面部との間にシール部材を介在させ、ガイド部材を爪開閉部材の球面部に向けて押圧する押圧手段を設けたことを特徴とするチャック。
  2. 押圧手段はチャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材とガイド部材間に嵌装したOリングとで構成したことを特徴とする請求項1記載のチャック。
  3. 押圧手段は、チャックボディの前面に固着した抜止部材と、抜止部材のガイド部材側に設けたバネ部分によって構成したことを特徴とする請求項1記載のチャック。
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