JP2008069577A - 杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置 - Google Patents

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耕一 原田
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Abstract

【課題】杭鉄筋籠の杭の周方向位置を容易に調整、保持できる杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置を提供する。
【解決手段】ケーシング1の内面に、ガイドレール4を取り付ける第1工程と、ケーシング1を地盤に挿入し、ケーシング1の内方に杭孔2を設ける第2工程と、杭鉄筋籠3に、ロッド6を取り付け、ロッド6によって杭鉄筋籠3を杭孔内2へ適宜深さまで吊り下ろす第3工程と、ケーシング上端5に上下方向案内溝8を有する受け材7を取り付けて、上下方向案内溝8にロッド6を配置し、受け材7でロッド6を案内するとともに、ガイドレール4により杭鉄筋籠3を周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド可能にするガイド部材9を杭鉄筋籠3に取り付ける第4工程と、ガイド部材6をガイドレール4で案内しつつ、杭鉄筋籠3を所定位置まで吊り下ろす第5工程とを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、杭孔へ杭鉄筋籠を吊り下ろして配置する杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置に関する。
場所打ち杭の施工において、地盤に削孔された杭孔に建て込む杭鉄筋籠や鋼管杭には、深さ方向の位置、杭の周方向の設置精度が要求される。深さ方向の設置精度を確保する方法として、特許文献1が知られている。特許文献1には、定着筋を有する鋼管をワイヤで吊り下げて、地盤に垂直に埋設されたケーシング内の所定位置まで降下させた状態で、鋼管にネジ鉄筋を取り付け、ケーシング上縁に取り付けられた受け基台上に係止された螺合部材に、ネジ鉄筋を貫通させて回転可能に仮固定し、ネジ鉄筋を回転させることにより、鋼管の深度を微調整する方法が示されている。
特開平06−167018号公報
上記特許文献1には、杭鉄筋籠等の杭周方向の位置調整と位置精度の確保については、何ら開示されていない。杭鉄筋籠等の杭周方向の位置は、それにより杭鉄筋籠等の上部の定着筋の立ち上がり位置が定まるため精度が要求される。一方、杭上部においては、杭鉄筋籠等の上部の定着筋と基礎スラブ、地中梁、および柱の配筋などが交錯し配筋が複雑となる。また使用される鉄筋の径も大きい。このため、杭鉄筋籠等の定着筋が、基礎スラブや地中梁等の鉄筋と干渉を起こさないことが要求される。
したがって、杭鉄筋籠の定着筋の位置精度が要求され、杭鉄筋籠等の周方向位置の調整と保持が可能な杭鉄筋籠等の建て込み方法が要求される。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、杭鉄筋籠の杭の周方向位置を容易に調整し保持できる杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法は、中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む方法であって、上記ケーシングを開口の上端が地上に現れるように地盤に挿入し、該ケーシングの内方を削孔し所定の杭孔を設ける第1工程と、上記杭孔内に吊り下ろす杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ当該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させてロッドを取り付け、該ロッドによって上記杭鉄筋籠を支持しながら上記杭孔内に適宜深さまで吊り下ろす第2工程と、上記ケーシング上端に、上下方向案内溝を有する受け材を取り付けて、該上下方向案内溝に上記ロッドを配置し、該受け材で該ロッドを、上記ケーシングの周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内して、上記杭鉄筋籠を所定の位置まで吊り下ろす第3工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法は、中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む方法であって、上記ケーシングの内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング内方の杭孔へ吊り下ろす杭鉄筋籠の杭軸方向に沿って、ガイドレールを取り付ける第1工程と、上記ケーシングを開口の上端が地上に現れるように地盤に挿入し、該ケーシングの内方を削孔し所定の杭孔を設ける第2工程と、上記杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ当該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させてロッドを取り付け、該ロッドによって上記杭鉄筋籠を支持しながら上記杭孔内へ適宜深さまで吊り下ろす第3工程と、上記ケーシング上端に、上下方向案内溝を有する受け材を取り付けて、該上下方向案内溝に上記ロッドを配置し、該受け材で該ロッドを、上記ケーシングの周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内するとともに、上記ガイドレールにより上記杭鉄筋籠を周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド可能にするガイド部材を該杭鉄筋籠に取り付ける第4工程と、当該ガイド部材を上記ガイドレールで案内しつつ、上記杭鉄筋籠を所定位置まで吊り下ろす第5工程とを、含むことを特徴とする。
本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み装置は、中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む装置であって、上記ケーシング内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング内方の杭孔へ吊り下ろす杭鉄筋籠の杭軸方向に沿って設けられたガイドレールと、上記杭鉄筋籠に、上記ガイドレールにより上記ケーシングの周方向へ係止されかつ該杭鉄筋籠の杭軸方向へスライド可能な、ガイド部材とを備えたことを特徴とする。
前記杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させて設けられたロッドと、前記ケーシング上端に、上記ロッドを該ケーシングの周方向に係止しかつ上記杭鉄筋籠の杭軸方向にスライド可能とする上下方向案内溝を有する受け材とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置にあっては、鉄筋籠の周方向位置を容易に調整し保持できる。
以下に、本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法および杭鉄筋籠の建て込み装置の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態にかかる杭鉄筋籠の建て込み装置は基本的には、図1から図12に示すように、中空筒体状のケーシング1内方の杭孔2に、杭鉄筋籠3を建て込む装置であって、ケーシング1内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング1内方の杭孔2へ吊り下ろす杭鉄筋籠3の杭軸方向に沿って設けられたガイドレール4と、杭鉄筋籠3に、ガイドレール4によりケーシング1の周方向へ係止されかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向へスライド可能なガイド部材9とを備える。
杭鉄筋籠3に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向の上側に延出させて設けられたロッド6と、ケーシング1の開口の上端5に、ロッド6をケーシング1の周方向に係止しかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向にスライド可能とする上下方向案内溝8を有する受け材7とを備える。
本実施形態における、杭鉄筋籠3は円形断面の場所打ち杭に適用される。杭鉄筋籠3は杭主筋31とフープ筋32と、補強材33とスペーサー34から構成されている。
杭主筋31は、円周上に所定間隔で所定本数配置されている。杭主筋31の外周囲にはフープ筋32が杭軸方向に所定の間隔で設けられている。杭主筋31上部部分は基礎への定着筋30となり、フープ筋32は設けられていない。杭主筋31の内側には、杭主筋31の円形配置を保持するための鋼製リング状の補強材33が設けられている。補強材33は杭鉄筋籠3の杭軸方向に適宜間隔で取り付けられている。
ケーシング1は、断面がほぼ円形の中空筒状の鋼製部材である。ケーシング1の長さは、杭孔2の地盤表層部の孔壁を保護できる十分な寸法を有している。ケーシング1内面には、ガイドレール4が設けられている。
ガイドレール4は、ガイド部材9と共同して杭鉄筋籠3の周方向の位置を決定し、その位置を保持する機能を有している。ガイドレール4は、ケーシング1の内面周方向に等間隔で4本取り付けられている。ガイドレール4は、ケーシング1の長さより、やや短めに設定されている。各ガイドレール4は、ケーシング1内方に設けられた杭孔2へ挿入する杭鉄筋籠3の杭軸方向、すなわちケーシング1の長さ方向に沿って、ケーシング1の上端5および下端から突出しない位置に取り付けられている。
本実施形態におけるガイドレール4は長尺の等辺山形鋼で構成されている。ガイドレール4は、等辺山形鋼をケーシング1の内面に伏せた状態、すなわち等辺山形鋼の角部がケーシング1内方に突出する形態で設けられている。ガイドレール4は、ケーシング1の内面に当接している等辺山形鋼の長さ方向の二辺を、ケーシング1の内面に溶接接合して取り付けられている。このような取付形態であるため、ケーシング1内を掘削機のバケットが回転しても、引っかかりにくい。
杭鉄筋籠3には、ガイド部材9が取り付けられている。ガイド部材9はガイドレール4と共同して杭鉄筋籠3の周方向の位置を固定し、その位置を保持する機能と、杭鉄筋籠3の中心を杭の中心位置に一致させてその位置を保持する機能を有している。
ガイド部材9は等辺山形鋼で構成されている。ガイド部材9の一方の端部は、ガイドレール4の角部に嵌合するようにV字状に加工されている(図10参照)。この加工により、ガイド部材9のV字形状とガイドレール4の角部が嵌合し、杭鉄筋籠3がケーシング1の周方向へ係止されかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向へスライド可能となっている。
ガイド部材9は、ケーシング1に取り付けられた4本のガイドレール4の位置に対応させて、杭鉄筋籠3に4箇所設けられている。ガイド部材9は、ガイドレール4に嵌合させる端部を杭鉄筋籠3の外方に向けて、杭鉄筋籠3の外周面から突出するように設けられている。ガイド部材9の突出長さは、各ガイド部材9がガイドレール4に嵌合し、かつ、杭鉄筋籠3の中心位置が杭の中心に一致する寸法に設定されている。本実施形態において、ガイド部材9は、杭鉄筋籠3の最上部に位置するフープ筋32の近辺の補強材33に取り付けられている。
杭鉄筋籠3には、ロッド6が設けられている。ロッド6は杭鉄筋籠3の吊り材と、杭鉄筋籠3の操作棒、杭鉄筋籠3の周方向の位置決めおよび位置保持材としての機能を有している。
ロッド6はネジ鉄筋である。ロッド6は、杭鉄筋籠3の周方向に等間隔に2本設けられている。ロッド6は、杭鉄筋籠3の上方へ、杭鉄筋籠3の杭軸方向に沿ってほぼ垂直に延びている。ロッド6は、杭鉄筋籠3が所定位置に設置された状態で、ケーシング1の上方へ突出される。
ロッド6は、その下方部でロッド連結部材35によって杭鉄筋籠3の補強材33と連結されている。ロッド連結部材35は、ロッド6上端部からの操作によりロッド6と杭鉄筋籠3との連結を解除出来る機能と、ロッド6の操作を杭鉄筋籠3に伝達する機能を有している。また、ロッド連結部材35の杭鉄筋籠3への取り付け位置がそのまま、ロッド6取り付け位置となる。本実施形態における、ロッド連結部材35はロッド挿通部36とロッド係止部37により構成されている。
ロッド挿通部36は、挿通されたロッド6が杭鉄筋籠3の杭軸方向になるように、ロッド6の延出方向をガイドする機能と、ロッド6の操作を杭鉄筋籠3に伝達する機能を有している。ロッド挿通部36は鋼製の筒状部材である。ロッド挿通部36の内径は、ロッド6の外径より大きく、ロッド係止部37の外径より小さい。すなわち、ロッド挿通部36の内径は、ロッド6は挿通出来るが、ロッド係止部37は通過出来ない寸法に設定されている。
ロッド6を杭鉄筋籠3の周方向に適宜間隔を隔てて設けるために、ロッド挿通部36は杭鉄筋籠3の周方向に適宜間隔を隔てて取り付けられている。ロッド6の取り付け位置は、ロッド6により杭鉄筋籠3を吊り上げた際の杭鉄筋籠3のバランス保持、および、ロッド6の受け材7と杭鉄筋籠3の主筋31の位置が干渉しないことを考慮して決められる。「位置が干渉しない」とは、両者の取り付け位置が重複しないことである。
従って、ロッド挿入部36は上記設定に従って、ロッド6の取り付け位置に設けられる。本実施形態においては、杭鉄筋籠3の中心に対して点対称の位置に2箇所設けられ、それぞれ、隣接する主筋31のほぼ中央部に取り付けられている。なお、ロッド6は、杭鉄筋籠3の吊り下げ時のバランスを保持より確実にするために、杭鉄筋籠3の円周上に十字状に4本取り付けることが好ましい。これに伴い、ロッド挿通部36の取り付け位置も、杭主筋の円周上に十字状に4箇所に取り付けることが好ましい。
ロッド挿通部36の下端にはロッド係止部37が取り付けられている。本実施形態において、ロッド係止部37はロッド6に螺合可能な鋼製のナットである。ロッド係止部37は、ロッド挿通部36の上部から挿通されたロッド6に螺合可能な位置に、回転やずれが生じないようロッド挿通部36に溶接接合されている。ロッド6は、その下端部をロッド挿通部36の上方より挿入し、ロッド係止部37に螺合させることにより、ロッド連結部材35に接続されている。
ケーシング1の上端5には、受け材7が着脱可能に設けられている。受け材7は、ケーシング1の上端5において、杭鉄筋籠3のロッド6を利用して杭鉄筋籠3の周方向への回転を止める機能、および杭鉄筋籠3の周方向の位置決め機能を有している。
受け材7は、案内溝部70と固定部71により構成されている。案内溝部70は、受け材7がケーシング上端5に挟装された状態で、ケーシング1の内方に向けて突出し、上下方向案内溝8を構成する部分である。
案内溝部70の突出量は、ロッド6をその案内溝に配置できればよい。本実施形態において、案内溝部70は、杭鉄筋籠3のフープ筋32よりも、杭鉄筋籠3の内側(ケーシング1の内方)へ突出している。
本実施形態において、案内溝部70は、同一形状の2枚の鋼板を左右に平行に対向させて固定して構成されている。2枚の鋼板の間隔は、上下方向案内溝8の幅と同一である。本実施形態における上下方向案内溝8の幅は、ロッド6を配置することが可能であり、かつ、配置されたロッド6のケーシング1の周方向への移動が規制され、また杭鉄筋籠3が杭軸方向に移動自由である寸法に設定されている。
固定部71は、ケーシング上端5に案内溝部70を固定する部分である。本実施形態における固定部71には、スリット72が設けられている。スリット72は、受け材7の下端部から受け材7の上端部手前までほぼ垂直に設けられている。受け材7は、スリット72をケーシング上端5に挿入してケーシング1に取り付けられている。スリット72は、受け材7がケーシング上端5に沿って摺動可能な形状に設定されている。受け材7のケーシング1への位置固定と解除は、スリット72とケーシング1の間に、スペーサーを着脱することで行う。
本実施形態にかかる杭鉄筋籠3の建て込み方法は基本的には、図1から図5に示すように、中空筒体状のケーシング1の内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ、ケーシング1内方の杭孔2へ吊り下ろす杭鉄筋籠3の杭軸方向に沿って、ガイドレール4を取り付ける第1工程と、ケーシング1をその上端5が地上に現れるように地盤に挿入し、ケーシング1の内方を削孔し所定の杭孔2を設ける第2工程と、杭鉄筋籠3に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向の上側に延出させてロッド6を取り付け、ロッド6によって杭鉄筋籠3を支持しながら杭孔2内へ適宜深さまで吊り下ろす第3工程と、ケーシング上端5に、上下方向案内溝8を有する受け材7を取り付けて、上下方向案内溝8にロッド6を配置し、受け材7でロッド6を、ケーシング1の周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内するとともに、ガイドレール4により杭鉄筋籠3を周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド可能にするガイド部材9を杭鉄筋籠3に取り付ける第4工程と、ガイド部材9をガイドレール4で案内しつつ、杭鉄筋籠3を所定位置まで吊り下ろす第5工程とからなる。
第1工程として、地盤への挿入前のケーシング1にガイドレール4を取り付ける。本実施形態においては、横向きに倒したケーシング1の内面に等間隔で取り付ける。
第2工程として、ケーシング1を、その上端5がケーシング1の外周部の地盤面から突出するように、垂直に挿入する。地盤面からの突出寸法は杭のコンクリートの打設可能範囲であれば制限はなく、ケーシング上端5への受け材7の取り付けや、杭鉄筋籠3へのガイド部材9の取り付け作業が可能な寸法であればよい。ケーシング1を垂直に地盤面に挿入することにより、ケーシング1内面のガイドレール4も垂直となり、杭孔2へ挿入する杭鉄筋籠3の杭軸方向とガイドレール4の方向が一致する。次に、ケーシング1の内方に杭孔2を削孔する。杭孔2は、ケーシング1の挿入深度より深い所定の深さまで削孔する。
第3工程の準備として杭鉄筋籠3を事前に組み立てておく。この際、ロッド連結部材35の一部であるロッド挿通部36を杭鉄筋籠3の補強材33に取り付けておく。なお、この段階でロッド挿通部36だけでなく、ロッド係止部37や、さらにロッド6まで杭鉄筋籠3に取り付けておいても良い。
ロッド挿通部36の取り付けが完了した段階で、その取り付け位置を、杭の平断面におけるX軸およびY軸を基準として確認しておく。すなわち、杭鉄筋籠3の主筋31(定着筋30)が地中梁や基礎スラブの鉄筋と干渉しない、杭鉄筋籠3の周方向の位置(以下「正規位置」と言う)を確認し、正規位置における、ロッド連結部材35の位置を、杭のX軸およびY軸からの寸法で確認しておく。杭鉄筋籠3をケーシング1(杭孔2)へ吊り下ろした段階で、ロッド6を前記で確認した寸法位置に合わせることで、杭鉄筋籠3を正規位置に配置できる。
次に、第3工程として、杭鉄筋籠3にロッド6を取り付け、該ロッド6によって上記杭鉄筋籠3を支持しながら杭孔2内へ適宜深さまで吊り下ろす。
この際、まず、杭鉄筋籠3にロッド6を取り付ける必要がある(図3(b)、(c)、図4(d)参照)。そのために、ロッド挿通部36が取り付けられた杭鉄筋籠3をワイヤ50で吊り上げて、ロッド6の取り付け作業が可能な深さまで杭孔2へ吊り下ろす。本実施形態において、杭鉄筋籠3は、ロッド挿通部36が、ケーシング上端5より上方に位置するところまで吊り下げる。その後、ケーシング1に仮設支持材51を設けて、杭鉄筋籠3をその補強材33で仮支持する。
次いで、ワイヤ50を杭鉄筋籠3から外し(図3(c))、代わりにロッド6を取り付ける。まず、ロッド6がセットされているロッド支持材52を、杭鉄筋籠3の上部に移動させる。ロッド支持材52は十字状をしており、直交する4本の腕は長さが等しく、その先端部にロッド6を回転自在に吊り下げることが可能である。本実施形態では、同一直線状の2本の腕の先端から、2本のロッド6を垂下させている。他の2本の腕は水平バランスを保持する補助として機能し、ロッド6の吊り上げを安定化させることが可能である。なお、杭鉄筋籠3の組み立て段階で、杭鉄筋籠3にロッド6が取り付けられている場合は、上記ワイヤ50の代わりに、ロッド6を利用して杭鉄筋籠3を吊り上げても良い。
その後、ロッド支持材52から吊り下げられたロッド6の下端部を、杭鉄筋籠3のロッド挿通部36に挿入し、ロッド挿通部36の下端より突出したロッド6の下端部にロッド係止部37を螺合させる。この段階におけるロッド6の延出方向は、ロッド挿通部36がガイドとなっているため、杭鉄筋籠3の杭軸方向に一致している。この状態を保持しながら、ロッド係止部37をロッド挿通部36の下端面に突き当てて溶接接合する。これにより、ロッド6が固定され杭軸方向の上側に延出される。
次に、2本のロッド6を回して長さを調整して、杭鉄筋籠3がほぼ垂直となるようにして、ロッド6とロッド支持材52により、バランス良く支持する。杭鉄筋籠3がロッド6により吊り支持された段階で仮設支持材51を除去し、杭鉄筋籠3を、ロッド6で吊りながら適宜深さまで杭孔2へ吊り下ろす。ここにおける適宜深さとは、受け材7をケーシング上端5に取り付け可能な深さである。すなわち、本実施形態においては、フープ筋32が、ケーシング上端5より上方に存在しなくなる深さを意味する。本実施形態の受け材7は、杭鉄筋籠3のフープ筋32や補強材33より杭鉄筋籠3の中心側に突出するため、受け材7が杭鉄筋籠3の吊り下ろしの障害とならないようにするためである。
第4工程として、ケーシング1の上端5に受け材7を取り付けて、受け材7の上下方向案内溝8に上記ロッド6を配置し、杭鉄筋籠3にガイド部材9を取り付ける。まず、杭鉄筋籠3が前記適宜深さまで、吊り下ろされた位置で、ケーシング上端5に受け材7を取り付ける。受け材7のスリット72をケーシング1の上端5に挿入し、ケーシング1に対し摺動自在に挟装する。受け材7をケーシング1の上端5を利用してスライド移動させながら、取り付け位置の微調整を行い、所定位置でスリット72とケーシング1の隙間にスペーサーを挿入して固定する。
受け材7の所定位置は、ロッド挿通部36の取り付け位置、すなわちロッド6の取り付け位置に対応している。受け材7のケーシング1への取り付け位置を、杭のX、Y軸を基準に決定する。杭のX、Y軸の位置は、予めケーシング1にマークしておく。これにより、杭鉄筋籠3の主筋31(定着筋30)が、地中梁等の鉄筋と干渉しない杭鉄筋籠3の正規位置で、設置される。
受け材7の取り付け後に、杭鉄筋籠3を周方向に回転させてロッド6を対応する受け材7に配置する。本実施形態においては、対応する受け材7の案内溝部70の鋼板の間にロッド6を挿入する。これにより、受け材7がロッド6をケーシング1の周方向の所定の位置に係止しつつ、杭軸方向へスライド自在に案内することが可能になり、杭鉄筋籠3の周方向の位置が確定される。
杭鉄筋籠3の周方向位置が固定された段階で、ガイド部材9を該杭鉄筋籠3に取り付ける。ガイド部材9の取り付けは、杭鉄筋籠3の外周からケーシング1方向へ突出させてガイドレール4に嵌合させた状態で補強材33に溶接する。
ガイドレール4にガイド部材9が嵌合することにより、杭鉄筋籠3は周方向に係止され、杭鉄筋籠3の杭軸方向へスライド可能となる。本実施形態においては、ガイド部材9の突出長さを調整することで杭鉄筋籠3の中心を杭の中心位置に一致させることが出来る。
受け材7とガイド部材9を取り付けた後、第5工程に入る。第5工程として、ガイド部材9をガイドレール4で案内しつつ、上記杭鉄筋籠3を所定位置まで吊り下ろす。杭鉄筋籠3を、ガイドレール4とガイド部材9、およびロッド6と受け材7により、周方向の位置を保持しながら所定の位置まで吊り下ろす。
ガイド部材9は杭鉄筋籠3の降下に伴い、ガイドレール4に沿って降下していく。したがって、ガイド部材9による杭鉄筋籠3の周方向の位置保持箇所は変化する。これに対し、ロッド6と受け材7による周方向の位置保持箇所は常にケーシング1の上部である。したがって、杭鉄筋籠3の上下の2点で位置が保持されるため、杭天端が地盤面より深く、ロッド6が長くなってもロッド6が曲がらずに周方向の位置を確保できる。ガイドレール4とガイド部材9により杭鉄筋籠3の中心と杭心の一致が保持され杭鉄筋籠3の位置精度確保が確実になっている。本実施形態において、杭鉄筋籠3が所定位置に達した段階でも、ガイドレール4とガイド部材9の嵌合関係は維持される。
杭鉄筋籠3が所定位置に配置された段階で、受け材7上部のロッド6に着脱可能なストッパーを取り付けて、ロッド6の杭軸方向の動きを固定し、杭鉄筋籠3の深さ方向の位置を固定する。その後、ロッド6をロッド支持材52から外し、クレーン等による支持を解除する。この段階で杭鉄筋籠3の建て込み工事は完了するが、ガイドレール4とガイド部材9、およびロッド6と受け材7による杭鉄筋籠3の周方向の位置保持、ロッド6と受け材7による深さ方向の位置保持は維持される。
その後、杭孔2内にコンクリートを打設し、杭孔2下部のコンクリートがある程度硬化し、鉄筋籠3の位置が固定された段階で、ロッド6および受け材7を取り外す。この際ロッド6のストッパーに杭鉄筋籠3全体の重量が作用した状態であるため、ストッパーが外しにくい場合がある。これに備え、予めストッパーと受け材7の間に、ジャッキを伸ばした状態で挿入しておき、ストッパーを外す際にジャッキを縮めてストッパーを外し易くしても良い。
次にケーシング1から受け材7を、杭鉄筋籠3からロッド6を取り外す。ロッド6の取り外しの際は、ロッド6をケーシング1の上部から回して、ケーシング1の下部のロッド連結部材35のロッド係止部37から外す。ロッド6がネジ鉄筋であるため、ケーシング1の上部からロッド6を回すことで外すことが出来る。受け材7とロッド6を早めに撤去することにより、両者を他の杭の施工に転用することができ、仮設材の使用効率が向上する。
その後、杭コンクリートの打設が完了した段階でケーシング1を地盤面から引き抜き、杭打設工事が完了する。
以上説明した本実施形態にかかる杭鉄筋籠の建て込み装置にあっては、ケーシング1の内面にガイドレール4を設け、杭鉄筋籠3にガイドレール4に対し周方向に係止され、杭鉄筋籠3の杭軸方向へスライド可能なガイド部材9を設けたので、杭鉄筋籠3の周方向の正規位置を保持ながら、杭鉄筋籠3を杭孔2へ降下させることが可能となり、杭鉄筋籠3を周方向位置へ精度高く建て込むことが可能となる。
このため、杭鉄筋籠3の上部が施工地盤より深い位置にあり、ケーシング1の上方からは、杭鉄筋籠3の周方向位置が確認できない場合でも、杭鉄筋籠3を周方向正規位置に建て込むことが可能となる。
杭鉄筋籠3の周方向位置が確保されることにより、地中梁の梁筋との干渉による、杭鉄筋の修正がなくなり、施工品質を確保できる。また、杭コンクリートの打設中も、打設完了後も、ガイドレール4とガイド部材9は周方向に係止されているため、杭鉄筋籠3の周方向の位置が最後まで確保できる。
ケーシング1の内面にガイドレール4を設け、杭鉄筋籠3にガイドレール4に対し周方向に係止され、杭鉄筋籠3の杭軸方向へスライド可能なガイド部材9を設けさらに、ケーシング1の上端5へ受け材7を設け、杭鉄筋籠3に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向の上側に延出させて設けられたロッド6を設けることにより、杭鉄筋籠3のガイド部材9の取り付け位置およびケーシング上端5の、杭軸方向の異なる2箇所で杭鉄筋籠3の周方向位置を拘束することが可能となり、杭鉄筋籠3を、その周方向に精度よく設置することが可能となる。
また、受け材7を、位置が安定しているケーシング1の上端5に取り付けるため、受け材7の取り付け位置の墨出しが容易であり、取り付け精度を確保しやすくなる。これにより、杭鉄筋籠3の建て込み精度が確保しやすくなる。さらに、ロッド6が、杭鉄筋籠3の吊り材、杭鉄筋籠3の操作棒および杭鉄筋籠3の吊位置固定材となるため、建て込みのための仮設設備を簡略化できる。
以上説明した本実施形態にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法にあっては、ケーシング1を開口の上端5が地上に現れるように地盤に挿入し、ケーシング1の内方を削孔し所定の杭孔2を設ける工程と、杭孔内2に吊り下ろす杭鉄筋籠3に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ杭鉄筋籠3の杭軸方向の上側に延出させてロッド6を取り付け、ロッド6によって杭鉄筋籠3を支持しながら杭孔2内に適宜深さまで吊り下ろす工程と、ケーシング上端5に、上下方向案内溝8を有する受け材7を取り付けて、上下方向案内溝8にロッド6を配置し、受け材7でロッド6を、ケーシング1の周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内して、杭鉄筋籠3を所定の位置まで吊り下ろす工程を順次行なうこととしたため、杭鉄筋籠3の周方向の正規の位置を保持ながら、杭鉄筋籠3を杭孔2へ降下させることが可能となり、杭鉄筋籠3を周方向位置へ精度高く建て込むことが可能となる。
さらに、ロッド6を案内する受け材7をケーシング1の上端5に設けるため、取り付け位置を正確に設定することができ、容易に取り付けを行なうことが可能となり、杭鉄筋籠3の周方向の建て込み精度を向上できる。また、杭鉄筋籠3の定着筋30と地中梁等の配筋が干渉しない杭鉄筋籠3の周方向位置における、ロッド6の取り付け位置を、杭鉄筋籠3の組み立て時に把握でき、建て込み時の施工効率と杭鉄筋籠3の建て込み精度を向上できる。
ケーシング1の内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング1内方の杭孔2へ吊り下ろす杭鉄筋籠3の杭軸方向に沿って、ガイドレール4を取り付ける工程と、ケーシング1を開口の上端5が地上に現れるように地盤に挿入し、ケーシング1の内方を削孔し所定の杭孔2を設ける工程と、杭鉄筋籠3に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ当杭鉄筋籠3の杭軸方向の上側に延出させてロッド6を取り付け、ロッド6によって杭鉄筋籠3を支持しながら杭孔2内へ適宜深さまで吊り下ろす工程と、ケーシング上端5に、上下方向案内溝8を有する受け材7を取り付けて、上下方向案内溝8にロッド6を配置し、受け材7で該ロッド6を、ケーシング1の周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内するとともに、上記ガイドレール4により杭鉄筋籠3を周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド可能にするガイド部材9を杭鉄筋籠3に取り付ける工程と、ガイド部材9をガイドレール4で案内しつつ、杭鉄筋籠3を所定位置まで吊り下ろす工程とを、順次行なうこととしたため、位置の安定したケーシング1を利用して受け材7を取り付けていることにより、受け材7を容易に所定位置に設置することが可能となる。
また、杭鉄筋籠3の定着筋30と地中梁等の配筋が干渉しない杭鉄筋籠3の周方向位置における、ロッド6の取り付け位置を、杭鉄筋籠3の組み立て時に把握でき、建て込みの施工効率と杭鉄筋籠3の設置精度を向上できる。
さらに、ロッド6と受け材7により周方向位置が確定した、杭鉄筋籠3にガイド部材9を杭鉄筋籠3に周方向に係止するように設けることにより、確定した位置を確実に保持できる。さらにガイド部材9と受け材7の2点で、位置を保持しながら杭鉄筋籠3を吊り下ろすため、周方向への位置保持が確実になり、精度高く杭鉄筋籠3を建て込むことが可能となる。
また、杭鉄筋籠3の一部がケーシング1よりも高い位置にある時点でその中心と周方向の位置を調整でき、その位置を保持したまま杭鉄筋籠3を建て込むことができるので、所定位置の深さがケーシング1の天端よりも低いために所定位置の深さでの位置の調整が困難な場合でも、充分な精度で建て込むことができる。さらに、ガイド部材9が杭鉄筋籠3とケーシング1とのスペーサーの役目を果たすことから、軟弱な杭孔2の壁との間にスペーサー34を設けるよりも、杭孔2の壁を痛めることなく、確実に建て込み精度を向上させることができる。
本実施形態における、杭鉄筋籠3を鋼管コンクリート杭としてもよい。その場合、鋼管コンクリート杭の周面にロッド6や受け材9を取り付ければよい。
ケーシング1は杭孔2の表層部のみに限定されるものではなく、杭孔2全体にケーシング2を設けてもよい。ケーシング1の挿入に先立ち、地盤面の所定位置へ杭孔2をある程度まで削孔し、その後に削孔した部分へケーシング1を挿入設置しても良い。
ガイドレール4の取り付け本数および、周方向の取り付け位置に関しての制限はないが、杭鉄筋籠3の位置を保持する機能の観点からは、複数本を周方向に等間隔で設ける方が好ましい。
ガイド部材9とガイドレール4の形状は本実施形態に限定されない。ガイドレール4は周方向への動きを拘束する連続した平行部位を有していれば良く、ガイド部材9は、ガイドレール4の連続する平行部位に嵌合できる部材であればよい。例えば、凹字上のガイドレール4に対しそれに嵌合する凸字状のガイド部材9などを用いることができる。
ガイド部材9を杭鉄筋籠3の杭軸方向の異なる位置に複数段に設けてもよい。この場合、いずれか1つの段のガイド部材9がガイドレール4に嵌合していればよい。
ガイド部材9は、ガイドレール4全てに対応して設ける必要はなく、本実施形態においては、等間隔の位置にある2箇所のガイドレール4に対応させて、2つだけ設けても良い。 受け材7の取り付け前に、ガイド部材9を杭鉄筋籠3に取り付けても良い。その場合、ケーシング1の上端5のX、Y軸のマークを基準にロッド6の位置を調整して、杭鉄筋籠3の周方向の位置を修正し、その位置で鉄筋籠にガイド部材9を取り付ける。その後に受け材7を、ロッド6の位置に合わせて、ケーシング1の上端5に取り付ければよい。
ロッド6は、ロッド挿通部36を用いずにロッド係止部37を直接補強材33に溶接することにより取り付けても良い。また、ロッド6を補強材33の杭内方側に取り付けても良い。さらに、ロッド挿通部36を補強材33に直接溶接せずに、ロッド挿通部36と補強材33の間に持ち出し材38を挿入して、ロッド挿通部36を、杭鉄筋籠3のフープ筋32より外側となる位置に取り付けてもよい(図11、図12参照)。持ち出し材38を用いた場合、受け材7のケーシング内方への突出寸法を短くできる。このため、杭鉄筋籠3のフープ筋32等がケーシング1の上端5より上に存在する段階で受け材7を取り付けても、杭鉄筋籠3の吊り下ろしの障害とならない。
受け材7の形態は本実施形態に限られず、固定部71と案内溝部70を別部材として構成してもよい。例えば、2本の棒状部材を案内溝部70として、固定部71にスライド可能に取り付けても良い。また、杭鉄筋籠3の仮設支持材51として、受け材7を利用しても良い。
本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法の好適な一実施形態に用いられる杭鉄筋籠の組み立て状況を示す立面図である。 本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法の好適な一実施形態に用いられるケーシングへのガイドレールの取り付け状況を示す縦断面図である。 本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法の好適な一実施形態における杭鉄筋籠のケーシング挿入から杭鉄筋籠の挿入までの手順を示す図である。 本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法の好適な一実施形態における杭鉄筋籠へのロッド取り付けからガイド部材の取り付けまでの手順を示す図である。 本発明にかかる杭鉄筋籠の建て込み方法の好適な一実施形態におけるガイド部材および受け材で支持しながらの杭鉄筋籠の建て込みと杭コンクリート打設完了までの手順を示す図である。 図4中(f)のケーシング内の杭鉄筋籠、ロッド、受け材、レール、ガイド部材の取り付け状況を示す平面図である。 図6のロッド取り付け状況と受け材の取り付け状況を示す部分縦断面図である。 図6ガイドレールとガイド部材および受け材の取り付け状況を示す部分縦断面図である。 図6の受け材の斜視図である。 図6のガイド部材端部の加工およびガイドレールとガイド部材の嵌合状況を示す図である。 図7の受け材とロッド取り付け状況の別形態を示す部分縦断面図である。 図11の受け材とロッド取り付け状況の別形態を示す部分縦断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 杭孔
3 杭鉄筋籠
4 ガイドレール
5 ケーシング上端
6 ロッド
7 受け材
8 上下方向案内溝
9 ガイド部材

Claims (4)

  1. 中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む方法であって、
    上記ケーシングを開口の上端が地上に現れるように地盤に挿入し、該ケーシングの内方を削孔し所定の杭孔を設ける第1工程と、
    上記杭孔内に吊り下ろす杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ当該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させてロッドを取り付け、該ロッドによって上記杭鉄筋籠を支持しながら上記杭孔内に適宜深さまで吊り下ろす第2工程と、
    上記ケーシング上端に、上下方向案内溝を有する受け材を取り付けて、該上下方向案内溝に上記ロッドを配置し、該受け材で該ロッドを、上記ケーシングの周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内して、上記杭鉄筋籠を所定の位置まで吊り下ろす第3工程とを含むことを特徴とする杭鉄筋籠の建て込み方法。
  2. 中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む方法であって、
    上記ケーシングの内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング内方の杭孔へ吊り下ろす杭鉄筋籠の杭軸方向に沿って、ガイドレールを取り付ける第1工程と、
    上記ケーシングを開口の上端が地上に現れるように地盤に挿入し、該ケーシングの内方を削孔し所定の杭孔を設ける第2工程と、
    上記杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ当該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させてロッドを取り付け、該ロッドによって上記杭鉄筋籠を支持しながら上記杭孔内へ適宜深さまで吊り下ろす第3工程と、
    上記ケーシング上端に、上下方向案内溝を有する受け材を取り付けて、該上下方向案内溝に上記ロッドを配置し、該受け材で該ロッドを、上記ケーシングの周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド自在に案内するとともに、上記ガイドレールにより上記杭鉄筋籠を周方向に係止しつつ杭軸方向へスライド可能にするガイド部材を該杭鉄筋籠に取り付ける第4工程と、
    当該ガイド部材を上記ガイドレールで案内しつつ、上記杭鉄筋籠を所定位置まで吊り下ろす第5工程とを含むことを特徴とする杭鉄筋籠の建て込み方法。
  3. 中空筒体状のケーシング内方の杭孔に、杭鉄筋籠を建て込む装置であって、
    上記ケーシング内面に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該ケーシング内方の杭孔へ吊り下ろす杭鉄筋籠の杭軸方向に沿って設けられたガイドレールと、
    上記杭鉄筋籠に、上記ガイドレールにより上記ケーシングの周方向へ係止されかつ該杭鉄筋籠の杭軸方向へスライド可能な、ガイド部材とを備えたことを特徴とする杭鉄筋籠の建て込み装置。
  4. 前記杭鉄筋籠に、その周方向に適宜間隔を隔ててかつ該杭鉄筋籠の杭軸方向の上側に延出させて設けられたロッドと、
    前記ケーシング上端に、上記ロッドを該ケーシングの周方向に係止しかつ上記杭鉄筋籠の杭軸方向にスライド可能とする上下方向案内溝を有する受け材とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の杭鉄筋籠の建て込み装置。
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