JP4277935B1 - 鉄骨の建て込み方法、鉄骨建て込み冶具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冶具本体20と、冶具本体20の下部に取付けられ、鉄骨1を冶具本体20の軸方向に案内するガイド部21と、ねじ鉄筋30と、を備えた建て込み冶具10を、鉄骨1をその上部がガイド部21に沿うように配置し、鉄骨1に取付けられたナット31にねじ鉄筋30を螺合させ、ねじ鉄筋30の上部にナット50を螺合させることにより鉄骨1と建て込み冶具10とを接続する。かかる構成により、地上においてナット50をねじ鉄筋30から取り外すことで、建て込み冶具10を撤去することができ、建て込み冶具10がガイド部21を備えることで、冶具本体20と鉄骨1とが、その軸が一直線上に並び、精度良く建て込むことができる。
【選択図】図1
Description
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、予め、前記鉄骨の上部にナットを取付けておき、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材を軸周りに回転させて前記鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、予め、前記鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、前記建て込み冶具は、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、予め、前記鉄骨に、前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨の上部にナットを取付けておき、前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材を軸周りに回転させて前記仮鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、予め、前記鉄骨の上部に前記鉄骨と同断面の仮鉄骨を接続し、当該仮鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、前記建て込み冶具は、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨に前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み方法は、地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、前記建て込み冶具は、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨に前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする。
また、前記冶具本体は、前記鉄骨と同一の断面形状を有してもよい。
また、本発明の鉄骨建て込み冶具は、鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能であるとともに、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に取付けられたナットに前記螺条を螺合可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み冶具は、鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備え、前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨建て込み冶具は、鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備えた建て込み冶具であって、前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束され、かつ、前記屈曲部を、前記鉄骨の上部に設けられた前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部に係合させた状態で、前記棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする。
以下、本発明の鉄骨の建て込み方法の一実施形態を図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下の実施形態では鉄骨としてH型鋼を建て込む場合を説明する。
図1は、第一実施形態の鉄骨1の建て込み方法に用いられる建て込み冶具10を示し、(A)は鉛直断面図、(B)は(A)におけるB−B´断面図、(C)は(A)におけるC−C´断面図である。同図に示すように、建て込み冶具10は、建て込み冶具本体20と、建て込み冶具本体20の下部に取付けられた拘束部21と、建て込み冶具本体20の上部に取付けられたジャッキ40と、外周に螺条が形成され、上部にナット50が螺合するねじ鉄筋30と、を備える。
建て込み冶具本体20は、建て込まれる鉄骨1と同一の断面形状の鉄骨である本体鉄骨部20Aと、本体鉄骨部20Aの上端面に取付けられた受圧板20Bとにより構成される。受圧板20Bには、孔(不図示)が形成されており、この孔をねじ鉄筋30が挿通している。本体鉄骨部20Aが鉄骨1と同一の断面形状を有することで、鉄骨1を建て込み冶具本体20に接続した際に、鉄骨1の上面と本体鉄骨部20Aの下面とが一致するため、より強固に鉄骨1を固定できる。また、鉄骨1を建て込み冶具本体20に接続した状態で、鉄骨1と本体鉄骨部20Aの外周面が面一となるため、スムーズな建て込み作業を行える。
ねじ鉄筋30は受圧板20Bの孔を挿通し、その下端が建て込み冶具本体20の下端よりも下方に突出して拘束部21の内部に位置している。また、ねじ鉄筋30は建て込み冶具本体20には固定されておらず、上部に取付けられたナット50がジャッキ40に係止されることにより、垂下した状態で軸周りに回転可能に保持されている。
次に、図2Bに示すように、鉄骨1を建て込む際に鉄骨1を案内するための矩形の筒状に形成されたガイド部材70を、掘削孔61の上部の縁に沿って地表面から突出するように設置する。
次に、図2Fに示すように、鉄骨1が少なくとも上部を残して埋設される必要深さまで、掘削孔61内にコンクリートなどの固化剤80を打設する。
次に、図2Iに示すように、鉄骨1の周囲の地盤60を固化剤80の上面近傍又はそれよりも深い位置まで掘削する。
以上の工程により、鉄骨1の上部が根切り底に突出することとなる。
第一実施形態では、鉄骨1の上部にナット31を取付けておき、このナット31にねじ鉄筋30を螺合させることにより、鉄骨1にねじ鉄筋30を接続することとしたが、これに限らず、鉄骨1にねじ鉄筋30を溶接接続することとしてもよい。以下、かかる場合の実施形態を説明する。
まず、予め、建て込まれるべき鉄骨1の上端にねじ鉄筋130を溶接接続しておく。
鉄骨1及び建て込み冶具110を寝かせた状態で、鉄骨1に溶接されたねじ鉄筋130の先端が、受圧板20Bに形成された孔を挿通するとともに、ねじ鉄筋130が溶接された側の端部が拘束部21内に収容されるように、鉄骨1を移動させる。そして、ねじ鉄筋130の、受圧板20Bの孔を挿通して突出した部分にナット50を螺合させ、受圧板20Bとナット50との間にジャッキ40を介装させ、鉄骨1の拘束部21内に収容された側の端面が、建て込み冶具本体20の鉄骨1側の端面と当接するまでジャッキ40を伸長させる。
次に、図6Cに示すように、打設した固化剤80が硬化した後、建て込み冶具110の上部において、ねじ鉄筋130に螺合するナット50を回転させ、ねじ鉄筋130からナット50を取り外し、さらに、建て込み冶具本体20の受圧板とナット50の間に介装されていたジャッキ40を取り外す。
以上の工程により、鉄骨1の上部が根切り底に突出することとなる。
上記の各実施形態では、鉄骨1の建て込み後、掘削孔内に打設した固化剤80が硬化するまで、建て込み冶具を撤去しない場合について説明したが、これに限らず、鉄骨1の建て込み後、早期に建て込み冶具本体を撤去することも可能である。以下、かかる場合の実施形態を説明する。
また、予め、鉄骨1の両フランジ1Bの外側の面にはナット31が取付けられている。
以上の工程により、鉄骨1を所定の深さに建て込むことができる。
また、上記の各実施形態では、建て込み冶具本体と鉄骨とを結ぶ部材としてねじ鉄筋を用いているが、これに限らず、PC鋼棒などの棒状部材を用いることとしてもよい。
10、110、210、410、510 建て込み冶具
20、220、420 冶具本体
21 拘束部
30、130、530 ねじ鉄筋
31、50、73、75 ナット
32 ブラケット
40 ジャッキ
60 地盤
61 掘削孔
70 ガイド部材
80 固化剤
90 仮鉄骨
421 突出部
530A 屈曲部
Claims (22)
- 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部にナットを取付けておき、
鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材を軸周りに回転させて前記鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部にナットを取付けておき、
前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材を軸周りに回転させて前記鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、
鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、
前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、
前記建て込み冶具は、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、
予め、前記鉄骨に、前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、
前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、
前記建て込み冶具は、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、
予め、前記鉄骨に、前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、
前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨の上部にナットを取付けておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材を軸周りに回転させて前記仮鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨の上部にナットを取付けておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨に取付けられたナットに前記棒状部材の螺条を螺合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材を軸周りに回転させて前記仮鉄骨に取付けられたナットから前記棒状部材を取り外す棒状部材回転ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に前記鉄骨と同断面の仮鉄骨を接続し、当該仮鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された前記鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込む方法であって、
予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨の上部に、上下方向に延びるように棒状部材の下部を接続しておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備えた建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記仮鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除する定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、
前記建て込み冶具は、鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、
予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨に前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 地盤に形成された掘削孔に鉄骨を建て込み冶具を用いて建て込む方法であって、
前記建て込み冶具は、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備え、
予め、前記鉄骨の上部に接続されるべき、前記鉄骨と同断面の仮鉄骨に前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部を設けておき、
前記仮鉄骨を前記鉄骨の上部に接続するとともに、前記建て込み冶具を、前記拘束部により前記仮鉄骨が前記冶具本体と一直線状となった状態で拘束されるように配置し、前記屈曲部を前記係合部材に係合させ、前記棒状部材の上部を前記冶具本体の上部に定着することにより、前記仮鉄骨と前記建て込み冶具とを接続する冶具接続ステップと、
前記仮鉄骨が接続された建て込み冶具を揚重して、前記掘削孔内に前記仮鉄骨に接続された鉄骨を建て込む鉄骨建て込みステップと、
前記棒状部材の前記冶具本体への定着を解除し、前記棒状部材の屈曲部を前記係合部材から離脱させる定着解除ステップと、
前記建て込み冶具を前記掘削孔内から撤去する冶具撤去ステップと、
前記仮鉄骨を前記鉄骨から取り外す仮鉄骨取外しステップと、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 請求項1から12のうち何れか1項に記載の鉄骨建て込み方法であって、
前記棒状部材の少なくとも上部には、外周面に螺条が形成されており、
前記冶具接続ステップでは、
前記棒状部材の少なくとも上部に形成された螺条にナットを螺合させ、当該ナットを前記冶具本体の上部に当接するまで締め付けることにより、前記棒状部材を前記冶具本体の上部に定着することを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 請求項1から12のうち何れか1項に記載の鉄骨建て込み方法であって、
前記棒状部材の少なくとも上部には、外周面に螺条が形成されており、
前記冶具接続ステップでは、前記棒状部材の少なくとも上部に形成された螺条にナットを螺合させ、当該ナットと前記冶具本体の上部との間にジャッキを介装させ、当該ジャッキを伸長させることにより、前記棒状部材を前記冶具本体の上部に定着することを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 請求項1又は2記載の鉄骨建て込み方法であって、
前記棒状部材は、前記冶具本体の外周に沿うように設けられ、かつ、その少なくとも上部には、外周面に螺条が形成されており、
前記冶具接続ステップでは、前記冶具本体の上部に抑え部材を当接させ、ナットを、その下面が前記抑え部材の上面に当接するように、前記棒状部材の上部に形成された螺条に螺合させることにより、前記棒状部材を前記冶具本体の上部に定着することを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 請求項1から9のうち何れか1項に記載の鉄骨建て込み方法であって、
前記冶具本体は、前記鉄骨と同一の断面形状を有することを特徴とする鉄骨建て込み方法。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能であるとともに、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に取付けられたナットに前記螺条を螺合可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、少なくとも下部の外周面に螺条が形成され、前記冶具本体に対して回転可能であるとともに、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に取付けられたナットに前記螺条を螺合可能な上下方向に延びる棒状部材と、を備えることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、を備え、
前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体を備え、
前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束された状態で、前記鉄骨の上部に接続された棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
鋼材からなる冶具本体と、前記冶具本体に、その下端よりも下方に延出するように設けられ、前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備えた建て込み冶具であって、
前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束され、かつ、前記屈曲部を、前記鉄骨の上部に設けられた前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部に係合させた状態で、前記棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。 - 鉄骨の上部に接続され、地盤に形成された掘削孔に当該鉄骨を建て込むための建て込み冶具であって、
前記鉄骨の表面に沿って配置されることにより前記鉄骨を前記冶具本体と一直線状となるように拘束する拘束部を下部に有する鋼材からなる冶具本体と、下端が上方に向かって折り曲げられてなる屈曲部を有する棒状部材と、を備えた建て込み冶具であって、
前記冶具本体は、その上部に、前記拘束部により前記鉄骨が前記冶具本体と一直線状となるように拘束され、かつ、前記屈曲部を、前記鉄骨の上部に設けられた前記棒状部材の屈曲部と係合可能な係合部に係合させた状態で、前記棒状部材の上部を定着可能であることを特徴とする鉄骨建て込み冶具。
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