JP2008065672A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の電源回路は、外部からの信号で、パスを切り替えており、電源の変動に基づいて切り替えを行う電源回路が望まれていた。
【解決手段】 電源回路は、内部回路に電圧を供給し、前記内部回路に対するリセット信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされるレギュレータと、電源電圧に基づいて、前記レギュレータが出力する信号に応じてオン状態あるいはオフ状態とされ、前記電源電圧に基づいて前記リセット信号を出力する電圧検出回路とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源回路に関し、特にレギュレータと電圧検出回路を有する電源回路に関する。
従来から、内部回路に安定した電圧を供給するための電源回路が知られている。従来の電源回路は、例えば特許文献1、2などに記載されている。また、アンプを有するレギュレータを用いた電源回路もよく知られている。図9は、特許文献3に記載のレギュレータを用いた電源回路を示す図である。特許文献3に記載の電源回路は、レギュレータ141およびスイッチ131を備えている。
特許文献1に記載の電源回路は、外部よりレギュレータON/OFF制御信号、スイッチON/OFF制御信号が入力されている。スイッチ131を介して負荷に電圧を与える場合は、レギュレータON/OFF制御信号により、レギュレータ141をオフ状態とする。一方、レギュレータ141を介して負荷に電圧を与える場合は、スイッチON/OFF制御信号により、スイッチ131をオフ状態としている。特許文献3に記載の電源回路では、負荷に与える電圧の変更に応じてレギュレータ141を利用するパスか、スイッチ131を介するパスかを選択している。
しかしながら、特許文献3に記載の電源回路では、負荷に加える動作電圧が変更となった場合に、外部からの信号によってレギュレータのオン、オフを切り替える必要があった。また、特許文献1に記載の技術では、外部から与えられる電源が変動した場合のことは考慮されていない。したがって、電源に変動があった場合でも、レギュレータを使用して生成した電圧を負荷に与えるか、スイッチを介した電圧を負荷に与えるかの選択は、制御信号に基づいて行われていた。
特開平9−139085号公報 特開平6−332588号公報 特開2003−330553号公報
上記したように、従来の電源回路ではレギュレータをオフ状態とするために外部から制御信号を入力する必要があった。また、レギュレータをオフ状態とする場合には、電源電圧の変動は考慮されておらず、電源電圧の変動に伴って効率よくレギュレータをオフ状態とすることは行われていなかった。
本発明の1態様による電源回路は、印加された第1の電源電圧を第2の電源電圧に変換して出力するレギュレータ回路と、前記第1の電源電圧が所定の基準電圧より低い場合に検出信号を出力する電圧検出回路と、前記レギュレータ回路及び前記電圧検出回路への前記第1の電源電圧の供給を前記検出信号により排他的に行なうスイッチ回路とを有する。
本発明の1態様による電源回路は、内部回路に電圧を供給し、前記内部回路に対するリセット信号に基づ63いて、オン状態あるいはオフ状態とされるレギュレータと、電源電圧に基づいて、前記レギュレータが出力する信号に応じてオン状態あるいはオフ状態とされ、前記電源電圧に基づいて前記リセット信号を出力する電圧検出回路とを有する。
また、本発明の他の態様による電源回路は、内部回路に電圧を供給し、レギュレータ制御部の出力する信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされるレギュレータと、電源電圧に基づいて内部回路に対するリセット信号を出力し、前記レギュレータ制御部の出力する信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされる電圧検出回路と、前記リセット信号あるいは前記電源電圧に基づいてオン状態あるいはオフ状態とされ、前記レギュレータ制御部及び前記電圧検出回路のオン状態及びオフ状態を制御する信号を出力する前記レギュレータ制御部とを有する。
外部からの制御信号の入力などが無くても、電源の変動に応じてレギュレータ部をオフ状態とすることが可能となる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に関わる電源回路100を有する半導体装置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の半導体装置は、スタートアップ回路1、基準電圧回路2、電圧検出回路3、電源変動検出回路4、レギュレータ5、内部回路6、スイッチ部7、8を有している。
スタートアップ回路1は、電源入力端子に接続されている。なお、電源入力端子には外部から電源電圧VDDが与えられる。スタートアップ回路1は、電源が投入された場合に、電源に追従した電圧を出力する。このスタートアップ回路1の出力に基づいて基準電圧回路2は初期化される。また、このスタートアップ回路1の出力は、後述するスイッチ部7の制御信号としても利用される。基準電圧回路2は、スタートアップ回路1の出力によって初期化された後、予め設定された基準電圧Vrefを出力する。この基準電圧Vrefは、電圧検出回路3及びレギュレータ5に入力される。
電圧検出回路3は、電源電圧VDDが所定値以下の場合にPOC(Power On Clear)信号を出力する。このPOC信号に基づいて、後述するスイッチ部8の導通状態が制御される。電源変動検出回路4は、電源電圧VDDの変化を検出し、電源電圧の変動に基づいてスイッチ部7の導通状態を制御する。レギュレータ5は、電源電圧VDDから、内部回路6が動作する電圧を生成し、内部回路6に供給する。内部回路6は、レギュレータ5が出力した電圧に基づいて動作している。また、内部回路6は、電圧検出回路3がPOC信号を出力した場合には、その状態がリセットされる。
スイッチ部7は、電圧検出回路3に電源電圧VDDを供給するためのスイッチである。つまり、スイッチ部7が非導通状態(オフ状態)であれば、電圧検出回路3には電源電圧VDDが供給されず、電圧検出回路3もオフ状態となる。スイッチ部8は、レギュレータ5に電源電圧VDDを供給するためのスイッチである。スイッチ部8が非導通状態(オフ状態)であれば、レギュレータ5には電源電圧VDDが供給されず、レギュレータ5もオフ状態となる。本実施の形態では、スタートアップ回路1、基準電圧回路2、電圧検出回路3、電源変動検出回路4、レギュレータ5およびスイッチ部7、8が、内部回路6に対する電源回路100として動作している。なお、レギュレータ5の出力端子には、電源回路100として電源を安定させるためのキャパシタ9が接続されている。
図2は、図1の電圧検出回路3、レギュレータ5が動作する電圧の範囲を模式的に示した図である。図1のように構成された電源回路100の概略的な動作について、図2を参照して説明する。
電源が投入されると、スタートアップ回路1が電源電圧VDDの上昇に追従した電圧を出力する。スタートアップ回路1の出力に基づいて、基準電圧回路2は、初期化され基準電圧Vrefを出力する。また、このスタートアップ回路1の出力によって、スイッチ部7がオン状態となり、電圧検出回路3も動作を開始する。電圧検出回路3は、電源電圧VDDが第1の所定電圧値Vpoc1以下(図2参照)の間は、POC信号を出力する。このPOC信号により内部回路6はリセットされる。また、POC信号により、スイッチ部8はオフ状態とされる。そのため、レギュレータ5には電源電圧が供給されず、レギュレータ5は、POC信号が出力されている間、オフ状態となる。
電源電圧VDDが第1の所定電圧Vpoc1を超えると、電圧検出回路3はPOC信号の出力を取りやめる。POC信号の出力が取りやめられると、スイッチ部8はオン状態となる。そのため、レギュレータ5に電源電圧VDDが供給され、レギュレータ5は、動作を開始する。レギュレータ5で生成された電圧は、内部回路6の電源として内部回路6に供給される。レギュレータ5の動作開始後、電源電圧VDDが第2の所定電圧値以上(図2、Vpocoff参照)であれば、電源変動検出回路4は、スイッチ部7をオフ状態とする信号を出力する。したがって、電源電圧VDDが所定の値Vpocoff以上となり、レギュレータ5が正常に動作している間は、電圧検出回路3は、オフ状態となる。
内部回路6がレギュレータ5の出力に基づいて動作している間に、何らかの要因で電源電圧VDDがVpocoff以下に低下すると、電源変動検出回路4がスイッチ部7をオン状態とする信号を出力する。スイッチ部7がオン状態となったことにより、電圧検出回路3には、電源電圧VDDが供給され、電圧検出回路3は動作を開始する。
電源電圧VDDが第2の所定電圧値Vpocoff以下となった場合でも、電圧検出回路3がPOC信号を出さない範囲であれば、レギュレータ5は動作を継続する。電源電圧VDDがさらに低下し、第3の所定電圧値Vpoc2以下となると、電圧検出回路3は、POC信号を出力する。POC信号が出力されるため、上記の動作と同様に、レギュレータ5は、オフ状態とされる。また内部回路6もリセットされる。
このように、本実施の形態では、電源電圧VDDが第1の所定値(Vpoc1)以上となるまでは、電圧検出回路3の出力によりレギュレータ5はオフ状態とされる。また、電源電圧VDDが第2の所定値(Vpocoff)以上の値でレギュレータ5が動作中であれば、電源変動検出回路4の出力によって電圧検出回路3がオフ状態とされる。そして、何らかの要因により電源電圧VDDが第2の所定値(Vpocoff)より低下した場合は、電圧検出回路3、レギュレータ5の両方が動作する。電源電圧VDDがさらに低下し、第3の所定値(Vpoc2)以下となった場合は、電圧検出回路3がPOC信号を出力し、レギュレータ5がオフ状態とされる。
図3は、図1に示した電源回路100のより詳細な構成を示す図である。図3では、図1に示した内部回路6やキャパシタ9は省略されている。図3に示すように、本実施の形態の電源回路100は、第1、第2の誤差増幅器ERR_AMP1、ERR_AMP2、第1〜第8のトランジスタP1〜P4、N1〜N4、第1〜第5の抵抗R1〜R5、第1、第2のインバータINV1、INV2、ノイズフィルタ(NF1)を有している。また、図示していないがスタートアップ回路1は、例えば抵抗とキャパシタからなるRC回路などで構成され、基準電圧回路2は、バンドギャップ電圧源などの電源変動の影響を受けにくい電圧源で構成されている。まず、図3を参照して、電源回路100の接続関係について説明する。
電源電圧VDDとレギュレータ出力端子Vregの間には、PMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)P1が接続されている。レギュレータ出力端子Vregと、接地電位の間には第1〜第4の抵抗R1〜R4が直列に接続されている。PMOSトランジスタP1のゲートには第1の誤差増幅器ERR_AMP1の出力端子が接続されている。また、PMOSトランジスタP1のゲートと接地電位の間には、NMOSトランジスタ(第2のトランジスタ)N1が接続されている。NMOSトランジスタN1のゲートには、第2の誤差増幅器ERR_AMP2の出力端子が、ノイズフィルタNF1を介して接続されている。つまり、NMOSトランジスタN1のゲートにはPOC信号が入力されている。
第1の誤差増幅器ERR_AMP1の反転入力端子には基準電圧回路の出力電圧Vrefが入力され、非反転入力端子には抵抗R3とR4の間のノードの電圧が入力されている。誤差増幅器ERR_AMP1と電源電圧VDDの間には、PMOSトランジスタ(第3のトランジスタ)P2が接続されている。このPMOSトランジスタP2のゲートには、誤差増幅器ERR_AMP2の出力端子がノイズフィルタNF1を介して接続されている。つまり、PMOSトランジスタP2のゲートにはPOC信号が入力されている。
第2の誤差増幅器ERR_AMP2の反転入力端子には、抵抗R1とR2の間のノードの電圧が入力され、非反転入力端子には、基準電圧回路2の出力電圧Vrefが入力されている。第2の誤差増幅器ERR_AMP2の電源端子と、電源電圧VDDの間にはPMOSトランジスタ(第4、第5のトランジスタ)P3、P4が接続されている。PMOSトランジスタP3及びP4のソースは電源電圧VDDに共通接続され、ドレインは第2の誤差増幅器ERR_AMP2の電源端子に共通接続されている。PMOSトランジスタP4のゲートは、インバータINV2を介してスタートアップ回路1の出力に接続されている。PMOSトランジスタP3のゲートは、インバータINV1の出力に接続されている。
PMOSトランジスタP3、P4のソースと電源電圧VDDの間のノードには抵抗R5の一端が接続されている。抵抗R5の他端は、NMOSトランジスタ(第6のトランジスタ)N2のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN2のソースは接地電位に接続され、ゲートは第1の誤差増幅器ERR_AMP1の出力端子に接続されている。NMOSトランジスタN2と抵抗R5の間のノードがインバータINV1の入力端子に接続されている。
また、第2の誤差増幅器ERR_AMP2の出力端子と接地電位の間にはNMOSトランジスタ(第7のトランジスタ)N3が接続されている。NMOSトランジスタN3のゲートは、インバータINV1の出力端子に接続されている。そして、NMOSトランジスタ(第8のトランジスタ)N4が抵抗R2とR3の間のノードと第2の誤差増幅器ERR_AMP2の反転入力端子との間に接続されている。NMOSトランジスタN4のゲートは、ノイズフィルタNF1を介して第2の誤差増幅器の出力端子に接続されている。
図3に示した回路では、図1の電圧検出回路3の動作は、主に第2の誤差増幅器ERR_AMP2、抵抗R1〜R4、ノイズフィルタNF1、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN4によって実現される。
また、図1のレギュレータ部5の動作は、主に第1の誤差増幅器ERR_AMP1、PMOSトランジスタP1、抵抗R1〜R4、NMOSトランジスタN1、N4によって実現される。
なお、上記の回路素子は、レギュレータ部5などの機能ブロックの動作に寄与する主だった素子であり、詳細な動作では、他の素子もそれぞれの動作実現に関わっている。
また、図1の電源変動検出回路4の動作は、主に第1の誤差増幅器ERR_AMP1、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN2、抵抗R1〜R5及びインバータINV1で実現される。なお、図1におけるスイッチ部7は、PMOSトランジスタP3、P4に相当し、スイッチ部8はPMOSトランジスタP2に相当する。
図4は、図3に示された回路における各部の波形を示す図である。以下、図3及び図4を参照して本実施の形態の電源回路の動作についてより詳細に説明する。なお、以下の説明では電源電圧が投入された後、図4(a)に示すように電源変動があった場合を例にして動作を説明する。
電源が投入されると、スタートアップ回路1は、電源電圧に追従したレベルの信号を出力する(図4(a)、(f)、時刻T0〜T1参照)。このスタートアップ回路1の出力によって基準電圧回路2が初期化され、基準電圧回路2が、動作を開始する(図4(b)、破線参照)。
また、このスタートアップ回路1の出力によって、PMOSトランジスタP4のゲートには、インバータINV2を介して"L"レベルの信号が与えられる。そのため、PMOSトランジスタP4がオン状態となる。誤差増幅器ERR_AMP2には電源電圧VDDが供給され、誤差増幅器ERR_AMP2は、動作を開始する。
電源投入直後は、電源電圧VDDが、まだ上がりきっていないので抵抗R1とR2の間のノードの電圧Vpocよりも基準電圧Vrefのほうが大きくなる(図4(b)実線及び破線参照)。そのため、誤差増幅器ERR_AMP2は、"H"レベルの信号を出力する。誤差増幅器ERR_AMP2の出力に基づいて、電圧検出回路3は、ノイズフィルタNF1を介してPOC信号を出力する(図4(d)、時刻T0〜T2参照)。
POC信号が出力されている間、NMOSトランジスタN1及びN4は、オン状態、PMOSトランジスタP2は、オフ状態となる。そのため、抵抗R2は、その両端が短絡される。誤差増幅器ERR_AMP1は、電源電圧VDDが供給されないためオフ状態となる。誤差増幅器ERR_AMP1の出力は不定となってしまうが、NMOSトランジスタN1がオン状態となるため、PMOSトランジスタP1のゲートには接地電位が与えられる。そのため、レギュレータの出力端子であるVregは、電源電圧VDDに追従したレベルとなる(図4(c)、T0〜T2参照)。
POC信号が出力されている間は、抵抗R2が短絡されているため、上記の抵抗R1とR2の間のノードの電圧Vpocは、Vpoc=VDD*(R3+R4)/(R1+R3+R4)となる。誤差増幅器ERR_AMP2は、電源電圧VDDが上昇し、Vpoc>Vrefとなった場合に"L"レベルを出力する。そのためPOC信号も"L"レベルとなる。このPOC信号の出力が"L"レベルとなる電源電圧VDD(つまり、Vpoc=VDD*(R3+R4)/(R1+R3+R4)=Vrefとなる電源電圧)が、上記した図2のVpoc1に相当する(図4(a)参照)。
POC信号が"L"レベルとなると、NMOSトランジスタN1、N4は、オフ状態、PMOSトランジスタP2はオン状態となる。PMOSトランジスタP2がオン状態となることで誤差増幅器ERR_AMP1が動作を開始する(図4(d)、時刻T2参照)。ここで、Vpocは、NMOSトランジスタN4がオフすることにより、Vpoc=Vreg*(R2+R3+R4)/(R1+R2+R3+R4)へと変化する(図4(b)、時刻T2参照)。
誤差増幅器ERR_AMP1が、動作を開始することによりレギュレータの出力端子Vregは、Vreg=(1+(R1+R2+R3)/R4)・Vrefとなるレギュレート電圧を出力する(図4(c)参照)。また、誤差増幅器ERR_AMP1は、電源電圧VDDと基準電圧Vrefの差を増幅している。そのため、電源電圧VDDが上昇すると、誤差増幅器ERR_AMP1の出力によって、NMOSトランジスタN2のオン抵抗が低下する。NMOSトランジスタN2のオン抵抗が低下することにより、インバータINV1に入力されるレベルも低下する。
ここで、抵抗R5とNMOSトランジスタの間のノードのレベルが、インバータINV1のしきい値よりも低くなった場合、インバータINV1は"H"レベルを出力する。この動作により、PMOSトランジスタP3はオフ状態となる。つまり、レギュレータが動作して、誤差増幅器ERR_AMP1が所定のレベル以上の出力を行っている場合はインバータINV1がHレベルを出力し、誤差増幅器ERR_AMP2に対する電源電圧VDDの供給が停止される。したがって誤差増幅器ERR_AMP2は、オフ状態となる(図4(a)及び(e)、時刻T3〜T4参照)。この時、誤差増幅器ERR_AMP2の出力が不定となるため、誤差増幅器ERR_AMP2への電源供給を停止させた場合は、NMOSトランジスタN3をオン状態として、ノイズフィルタNF1に対する入力を"L"レベルに固定する。
電源電圧VDDが充分に上昇した後、何らかの要因により、電源電圧VDDが降下すると、誤差増幅器ERR_AMP1の非反転入力端子に対する電圧Vinも低下する。したがって、誤差増幅器ERR_AMP1の出力も低下する。誤差増幅器ERR_AMP1の出力が低下するため、NMOSトランジスタN3のオン抵抗は増加する。したがって、抵抗R5とNMOSトランジスタN3の間のノードの電圧も上昇し、インバータINV1のしきい値を超えたところで、インバータINV1の出力は、"L"レベルとなり、PMOSトランジスタP3がオン状態となる。PMOSトランジスタP3がオン状態となることにより、誤差増幅器ERR_AMP2に電源電圧VDDが供給され、電圧検出回路3が動作を開始する(図4(a)及び(e)、時刻T4参照)。
その後も、電源電圧VDDが下がり続け、Vpoc<Vrefとなると、電圧検出回路3は、POC信号を出力する。ここで、電源電圧VDDが下がる方向の場合は、NMOSトランジスタN4はオフ状態である。したがって、電圧検出回路3が再びPOC信号を出力するのは、Vpoc=Vreg*(R2+R3+R4)/(R1+R2+R3+R4)<Vrefとなった場合である(図4(d)、時刻T5参照)。この電圧検出回路3が再びPOC信号を出力するときの電源電圧VDDが、上記した図2におけるVpoc2である(図4(a)参照)。
その後、NMOSトランジスタN4がオン状態となるため、再びVpocは、Vpoc=VDD*(R3+R4)/(R1+R3+R4)へと変化する。POC信号が出力されている間は、上記した場合と同様に、誤差増幅器ERR_AMP1に対する電源供給がオフされる。したがって、誤差増幅器ERR_AMP1は、オフ状態となる。そして、再び電源電圧VDDが上昇し、上記したVpoc1を超えた場合に、電圧検出回路はPOC信号の出力を"L"レベルとする(図4(d)、時刻T6参照)。その後は、電源電圧の変動に伴って、上記した動作を繰り返す。
つまり、レギュレータが安定して動作する電源電圧VDDとなれば、NMOSトランジスタN2、インバータINV1により、電圧検出回路3の誤差増幅器ERR_AMP2がオフ状態とされる。電源電圧VDDが下降すれば、誤差増幅器ERR_AMP2が動作を開始し、さらに電源電圧VDDが下降していけばPOC信号が出力され、誤差増幅器ERR_AMP1がオフ状態とされる。
このように、本実施の形態によれば、電圧検出回路3内の誤差増幅器ERR_AMP2によって、POC信号が出力されている間は、PMOSトランジスタP2をオフ状態とする。PMOSトランジスタP2がオフの間は、誤差増幅器ERR_AMP1に電源が供給されず、誤差増幅器ERR_AMP1をオフ状態となる。POC信号が出力されなくなるとPMOSトランジスタP2がオン状態となるため、誤差増幅器ERR_AMP1が動作を開始し、レギュレータ5は、レギュレート電圧を出力する。そして、レギュレータがレギュレート電圧を安定して供給する電源電圧VDDであれば、PMOSトランジスタP3をオフ状態とする。この動作により、誤差増幅器ERR_AMP2をオフ状態としている。
また、本実施の形態によれば、電源電圧VDDが上昇するときにはNMOSトランジスタN4によって、抵抗R2をショートしている。一方、電源電圧VDDが、下降するときは、N4はオフ状態とされ、抵抗R2を利用している。そのため、抵抗R2の値を適切な値に設定することにより、電源電圧VDDの変動に伴うPOC信号の出力に対して、ヒステリシスを持たせることが可能となる。よって、電源の投入時や、切断時などに関わらず、電源電圧が何らかの要因によって変動する場合でも、その変動に合わせてレギュレート電圧の供給、POC信号の出力を確実に行うことが可能である。
また、本実施の形態では、第2の誤差増幅器ERR_AMP2の出力から、ノイズフィルタNF1を介してPOC信号を出力している。そのため、第2の誤差増幅器がオン、オフ動作を行う過渡期のノイズを吸収することが可能である。
また、抵抗R2、R5の値を適切な値とすることにより、電圧検出回路がPOC信号を出力するような低電圧ではレギュレータ5の動作を停止させる。そして、レギュレータ5が動作し、POC信号が出力されるおそれのないような電源電圧VDDでは、電圧検出回路3の動作を停止させることが可能となる。このように動作させることで、レギュレータ、電圧検出回路に不要に流れてしまう電流を削減することも可能となる。また、電圧検出回路と、レギュレータの両方が動作する電源電圧の範囲を設けることで、過渡期などにおいても、内部回路を含んだ回路全体として安定した動作を行うことが可能となる。
実施の形態2
図5は、本発明の実施の形態2の電源回路200を有する半導体装置を示す図である。なお、図5において、図1と共通する構成に関しては、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図5に示す電源装置200では、図1に示した構成に、レギュレータ制御部10およびスイッチ部11が、追加されている。レギュレータ制御部10は、レギュレータ5のオン、オフ状態を制御する信号を出力する。スイッチ部11は、レギュレータ制御部10に電源電圧VDDを供給するためのスイッチである。
本実施の形態では、電圧検出回路3の出力によってスイッチ部8の導通状態を制御するのではなく、レギュレータ制御部10の出力によって、スイッチ部8の導通状態を制御する点が実施の形態1と異なっている。電圧検出回路3の出力するPOC信号は、スイッチ部11の導通状態を制御し、レギュレータ制御部10のオン、オフを制御している。
図6は、図5の電圧検出回路3、レギュレータ5及びレギュレータ制御部10が動作する電圧の範囲を模式的に示した図である。実施の形態2の概略的な動作について、図6を参照して説明する。
電源が投入されると、実施の形態1の場合と同様に、スタートアップ回路1が動作し、スタートアップ回路1の出力によって、基準電圧回路2、電圧検出回路3も動作を開始する。電圧検出回路3は、電源電圧VDDが第1の所定電圧値Vpoc1以下の場合はPOC信号を出力する(図6、Vpoc1参照)。また、POC信号により、レギュレータ制御部10に対するスイッチ部11はオフ状態とされる。そのため、レギュレータ制御部10には電源電圧VDDが供給されず、レギュレータ制御部10は、POC信号が出力されている間、オフ状態となる。また、POC信号が出力されている間、レギュレータ制御部10は、例えば"H"レベルなどのスイッチ部8をオフ状態とする出力に固定されている。従って、スイッチ部8は、オフ状態とされ、レギュレータ5は、オフ状態となる。POC信号によって、レギュレータ制御部10の出力を固定するための詳細な構成は、後述する。
電源電圧VDDが第1の所定電圧Vpoc1を超えると、電圧検出回路3はPOC信号の出力を取りやめる。電圧検出回路3は、POC信号の出力を取りやめた後、例えば"L"レベルなどの一定値を出力する。POC信号の出力が取りやめられると、スイッチ部11はオン状態となる。そのため、レギュレータ制御部10に電源電圧VDDが供給され、レギュレータ制御部10は、動作を開始する。
レギュレータ制御部10は、電源電圧VDDが第1の所定電圧Vpoc1より大きく、第2の所定電圧Vreg1よりも小さい場合は、例えば"L"レベルを出力する。レギュレータ制御部10は、電源電圧VDDが第2の所定電圧Vreg1を超えるとスイッチ部8を導通状態とする信号(例えば"H"レベル)を出力する。レギュレータ制御部10の出力によってスイッチ部8が、オン状態とされるとレギュレータ5が動作を開始する。また、レギュレータ制御部10が、レギュレータ5をオン状態とする信号に基づいて、電圧検出回路3のスイッチ部7はオフ状態とされ、電圧検出回路3がオフ状態とされる。
レギュレータ5の動作開始後、電源電圧VDDが第3の所定電圧値以上(図5Vregc_off参照)であれば、電源変動検出回路4は、スイッチ部11をオフ状態とする信号を出力する。したがって、電源電圧VDDが第3の所定電圧Vregc_off以上となり、レギュレータ5が正常に動作している間は、レギュレータ制御部10は、オフ状態となる。
内部回路6がレギュレータ5の出力に基づいて動作している間に、何らかの要因で電源電圧VDDがVregc_off以下に低下すると、電源変動検出回路4がスイッチ部11をオン状態とする信号を出力する。スイッチ部11がオン状態となったことにより、レギュレータ制御部10には、電源電圧VDDが供給され、レギュレータ制御部10は動作を開始する。
電源電圧VDDが第3の所定電圧Vregc_off以下となった場合でも、レギュレータ制御部10の出力が反転しない範囲であれば、レギュレータ5は動作を継続する。電源電圧VDDがさらに低下し、第4の所定電圧Vregc2以下となると、レギュレータ制御部10は、スイッチ部8をオフ状態とする信号を出力する。したがってレギュレータ5は、オフ状態とされる。また、このレギュレータ制御部10が出力する信号に基づいて、スイッチ部7がオン状態とされ、電圧検出回路3が動作を開始する。
電源電圧VDDがさらに低下し、第5の所定電圧Vpoc2よりも低くなると、電圧検出回路3は、POC信号を出力する。POC信号が出力されることにより、スイッチ部11は、オフ状態とされレギュレータ制御部10は、オフ状態とされる。
図7は、実施の形態2の電源回路200をより詳細に示した回路図である。図7に示すように、本実施の形態の電源回路200は、第1、第2及び第3の誤差増幅器ERR_AMP71、ERR_AMP72、ERR_AMP73、第1〜第13のトランジスタP71〜P78、N71〜N75、第1〜第7の抵抗R71〜R77、第1〜第5のインバータINV71〜INV75、第1、第2のノイズフィルタ(NF71、NF72)を有している。実施の形態1と同様に、スタートアップ回路1は、例えば抵抗とキャパシタからなるRC回路などで構成され、基準電圧回路2は、バンドギャップ電圧源などの電源変動の影響を受けにくい電圧源で構成されている。図7を参照して、電源回路200の接続関係について説明する。
電源電圧VDDとレギュレータ出力端子Vregの間には、PMOSトランジスタP71が接続されている。レギュレータ出力端子Vregと、接地電位の間には第1〜第6の抵抗R71〜R76が直列に接続されている。PMOSトランジスタP71のゲートには第1の誤差増幅器ERR_AMP71の出力端子が接続されている。また、PMOSトランジスタP71のゲートと接地電位の間には、NMOSトランジスタN71が接続されている。NMOSトランジスタN71のゲートには、第2の誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子が、インバータINV72、ノイズフィルタNF71を介して接続されている。
第1の誤差増幅器ERR_AMP71の反転入力端子には基準電圧回路2の出力電圧Vrefが入力され、非反転入力端子には抵抗R73とR74の間のノードの電圧Vinが入力されている。誤差増幅器ERR_AMP71と電源電圧VDDの間には、PMOSトランジスタP72が接続されている。このPMOSトランジスタP72のゲートには、誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子が、インバータINV72、ノイズフィルタNF71を介して接続されている。
第2の誤差増幅器ERR_AMP72の反転入力端子には、基準電圧回路2の出力電圧Vrefが入力され、非反転入力端子には、抵抗R72とR73の間のノードの電圧Vregcが入力されている。第2の誤差増幅器ERR_AMP72と、電源電圧VDDの間にはPMOSトランジスタP73、P74が直列に接続されている。PMOSトランジスタP74のソースは電源電圧VDDに接続され、ドレインはPMOSトランジスタP73のソースに接続されている。PMOSトランジスタP74のゲートは、第3の誤差増幅器の出力端子にノイズフィルタNF72、インバータINV75を介して接続されている。PMOSトランジスタP73のドレインは第2の誤差増幅器ERR_AMP72の電源端子に接続されている。PMOSトランジスタP73のゲートは、インバータINV71の出力に接続されている。
抵抗R77の一端は電源電圧VDDに接続されている。抵抗R77の他端は、NMOSトランジスタN72のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN72のソースは接地電位に接続され、ゲートは第1の誤差増幅器ERR_AMP71の出力端子に接続されている。NMOSトランジスタN72と抵抗R77の間のノードがインバータINV71の入力端子に接続されている。また、PMOSトランジスタP74のソース(つまり、電源電圧VDD)と第2の誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子の間には、PMOSトランジスタP75が接続されている。このPMOSトランジスタP75のゲートには、抵抗R77とNMOSトランジスタN72の間のノードが接続されている。
第2の誤差増幅器ERR_AMP2の出力端子と接地電位の間にはNMOSトランジスタN75が接続されている。NMOSトランジスタN75のゲートは、第3の誤差増幅器ERR_AMP73の出力端子にノイズフィルタNF72、インバータINV75を介して接続されている。
第3の誤差増幅器ERR_AMP73の非反転入力端子には、基準電圧回路2の出力電圧Vrefが入力され、反転入力端子には、抵抗R71とR72の間のノードの電圧Vpocが入力されている。第3の誤差増幅器ERR_AMP73と、電源電圧VDDの間にはPMOSトランジスタP76、P77が接続されている。PMOSトランジスタP76及びP77のソースは電源電圧VDDに共通接続され、ドレインは第3の誤差増幅器ERR_AMP73の電源端子に共通接続されている。PMOSトランジスタP77のゲートは、インバータINV74を介してスタートアップ回路1の出力に接続されている。PMOSトランジスタP76のゲートは、インバータINV72、INV73及びノイズフィルタNF71を介して第2の誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子に接続されている。
また、第3の誤差増幅器ERR_AMP73の出力端子と電源電圧VDDとの間にはPMOSトランジスタP78が接続されている。PMOSトランジスタP78のゲートは、誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子に接続されている。
そして、NMOSトランジスタN73が抵抗R74とR75の間のノードと第1の誤差増幅器ERR_AMP71の非反転入力端子との間に接続されている。NMOSトランジスタN73のゲートは、ノイズフィルタNF71、インバータINV72を介して第2の誤差増幅器ERR_AMP72の出力端子に接続されている。
また、NMOSトランジスタN74が、抵抗R74とR75の間のノードと、抵抗R75とR76の間のノードとの間に接続されている。NMOSトランジスタN74のゲートは、ノイズフィルタNF72、インバータINV75を介して第3の誤差増幅器ERR_AMP73の出力端子に接続されている。
図7に示した回路では、図5の電圧検出回路3の動作は、主に第3の誤差増幅器ERR_AMP73、抵抗R71〜R76、ノイズフィルタNF72、インバータINV75、PMOSトランジスタP71、NMOSトランジスタN73、などによって実現される。
また、図5のレギュレータ部5の動作は、主に第1の誤差増幅器ERR_AMP71、PMOSトランジスタP1、抵抗R71〜R76、NMOSトランジスタN71などによって実現される。
またレギュレータ制御部10の動作は、主に第2の誤差増幅器ERR_AMP72、PMOSトランジスタP71、抵抗R71〜R76などによって実現される。
また、図5の電源変動検出回路4の動作は、主に第1の誤差増幅器ERR_AMP71、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN72、抵抗R77及びインバータINV71で実現される。
なお、上記の回路素子は、レギュレータ部5などの機能ブロックの動作に寄与する主だった素子であり、詳細な動作では、他の素子もそれぞれの動作実現に関わっている。
また、図5におけるスイッチ部7は、PMOSトランジスタP76、P77に相当し、スイッチ部8はPMOSトランジスタP72に相当する。また、図5におけるスイッチ部11は、PMOSトランジスタP73、P74に相当する。
図8は、図7に示された回路における各部の波形を示す図である。以下、図7及び図8を参照して本実施の形態の電源回路の動作についてより詳細に説明する。なお、以下の説明では電源電圧が投入された後、図8(a)に示すように電源変動があった場合を例にして動作を説明する。
電源が投入されると、スタートアップ回路1は、電源電圧に追従したレベルの信号を出力する(図8(a)、(i)、時刻T0〜T1参照)。このスタートアップ回路1の出力によって基準電圧回路2が初期化され、基準電圧回路2が、動作を開始する(図8(b)、破線参照)。
また、このスタートアップ回路1の出力によって、PMOSトランジスタP77のゲートには、インバータINV74を介して"L"レベルの信号が与えられる。そのため、PMOSトランジスタP77がオン状態となる。第3の誤差増幅器ERR_AMP73には電源電圧VDDが供給され、誤差増幅器ERR_AMP73は、動作を開始する。
電源投入直後は、電源電圧VDDが、まだ上がりきっていないので抵抗R1とR2の間のノードの電圧Vpocよりも基準電圧Vrefのほうが大きくなる(図8(b)実線及び破線参照)。そのため、誤差増幅器ERR_AMP73は、"L"レベルの信号を出力する。誤差増幅器ERR_AMP73の出力に基づいて、電圧検出回路3は、ノイズフィルタNF1、インバータINVを介してを介して"H"レベルのPOC信号を出力する(図8(h)参照)。
POC信号が出力されると、NMOSトランジスタN74及びN75は、オン状態、PMOSトランジスタP74は、オフ状態となる。第2の誤差増幅器ERR_AMP72は、電源電圧VDDが供給されないためオフ状態となる。誤差増幅器ERR_AMP72の出力は不定となってしまうが、NMOSトランジスタN75がオン状態となるため、ノイズフィルタNF71には"L"レベルの信号が与えられる。
そのため、インバータINV72を介して"H"レベルの信号が、PMOSトランジスタP72、NMOSトランジスタN71、N73のゲートに与えられる。つまり、第2の誤差増幅器ERR_AMP72がオフ状態とされている間は、PMOSトランジスタP72は、オフ状態、NMOSトランジスタN71、N74がオン状態となる。このため、第1の誤差増幅器ERR_AMP1もオフ状態となる(図8(e)参照)。
NMOSトランジスタN71がオン状態であるため、PMOSトランジスタP71のゲートには接地電位が与えられる。そのため、レギュレータの出力端子であるVregは、電源電圧VDDに追従したレベルとなる(図8(d)、T0〜T1参照)。
POC信号が出力されている間は、トランジスタN73,N74がオン状態で、抵抗R74、R75が短絡されているため、上記の抵抗R71とR72の間のノードの電圧Vpocは、Vpoc=VDD*(R72+R73+R76)/(R71+R72+R73+R76)となる。誤差増幅器ERR_AMP73は、電源電圧VDDが上昇し、Vpoc>Vrefとなった場合に"H"レベルを出力する。そのためPOC信号も"L"レベルとなる。このPOC信号の出力が"L"レベルとなる電源電圧VDDが、上記した図6のVpoc1に相当する(図8、時刻T2参照)。
POC信号が"L"レベルとなると、NMOSトランジスタN71、74は、オフ状態、PMOSトランジスタP74はオン状態となる。また、NMOSトランジスタN72のゲートには、NMOSトランジスタN71によって、"L"レベルの信号が与えられているためオフ状態となっている。したがって、インバータINV71には、抵抗R77を介して"H"レベルの信号が与えられている。これにより、"L"レベルの信号がPMOSトランジスタP73のゲートに与えられるので、POC信号が"L"レベルに下がったことにより、誤差増幅器ERR_AMP72が動作を開始する(図8、時刻T2参照)。この場合、Vpocは、NMOSトランジスタN74がオフすることにより、Vpoc=VDD*(R72+R73+R75+R76)/(R71+R72+R73+R75+R76)へと変化する(図8(b)、時刻T2参照)。
誤差増幅器ERR_AMP72が、動作を開始することによって、誤差増幅器ERR_AMP72は、基準電圧Vrefと、抵抗R72とR73の間のノードの電圧Vregcを比較する。この電圧Vregcが基準電圧Vrefよりも低い場合は誤差増幅器ERR_AMP72は、"L"レベルの信号を出力する。インバータINV72を介して"H"レベルの信号が出力されるため、Vregc<Vrefの間は、NMOSトランジスタN73は、オン状態を継続する。
電源電圧VDDが上がることにより、電圧Vregcが、基準電圧Vrefを超えると、誤差増幅器ERR_AMP2は、"H"レベルの信号を出力する。このことによりインバータINV73の出力が"L"レベルとなる。この出力により、PMOSトランジスタP72がオン、PMOSトランジスタP76がオフ状態とされる(図8(f)、時刻T3参照)。誤差増幅器ERR_AMP71が動作を開始し、レギュレータ5が動作する。また誤差増幅器ERR_AMP73は、オフ状態となり、電圧検出回路3の動作を停止する。また、NMOSトランジスタN74もオフ状態とされるので、誤差増幅器ERR_AMP72に入力される電圧Vregcは、Vregc=VDD*(R73+R74+R75+R76)/(R71+R72+R73+R74+R75+R76)へと変化する(図8(c)、時刻T3参照)。
その後、電源電圧VDDが、さらに上昇し、レギュレータが安定して動作する電圧になると、誤差増幅器ERR_AMP71の出力により、NMOSトランジスタN72のオン抵抗が小さくなる。NMOSトランジスタN72のオン抵抗が下がったことにより、抵抗R77とNMOSトランジスタN72の間のノードがインバータINV71のしきい値以下になると、PMOSトランジスタP73がオフ状態となる。PMOSトランジスタP73がオフ状態となったことにより、誤差増幅器ERR_AMP72もオフ状態となる。誤差増幅器ERR_AMP72の出力は不定となるが、この時、PMOSトランジスタP75がオン状態となっているのでノイズフィルタNF71には"H"レベルの信号が入力される。この時の電源電圧VDDが、図6におけるVregc_offに相当する。
その後、何らかの原因により、電源電圧VDDが、上記のVregc_off以下となると再びPMOSトランジスタP73がオン状態となり、レギュレータ制御部が動作を開始する。その後、さらに電源電圧VDDが減少し、Vregc=VDD*(R73+R74+R75+R76)/(R71+R72+R73+R74+R75+R76)の電圧が基準電圧Vref以下となると、誤差増幅器ERR_AMP2は、"L"レベルの信号を出力する。
誤差増幅器ERR_AMP72が、"L"レベルの信号を出力することにより、誤差増幅器ERR_AMP71は、オフ状態、誤差増幅器ERR_AMP73がオン状態となる。この時の電源電圧VDDが、図6におけるVregc2に対応する。
その後、さらに電源電圧VDDが低下し、VpocがVrefよりも小さくなった場合、誤差増幅器ERR_AMP73が、"L"レベルの信号を出力する。この信号は、ノイズフィルタNF2、インバータINV75を介して、POC信号として出力され、誤差増幅器ERR_AMP72がオフ状態となる。この電圧検出回路が再びPOC信号を出力するときの電源電圧VDDが、上記した図6におけるVpoc2である。
以降は、電源電圧VDDの電圧に応じて、上記の動作を繰り返していく。
つまり、POC信号が出力されている間は、レギュレータ制御部、レギュレータがオフ状態とされる。その後、電源電圧VDDが上昇すると、まずレギュレータ制御部が動作し、レギュレータ制御部の出力に応じてレギュレータがオン状態にされると共に電圧検出回路がオフ状態とされる。レギュレータが安定して動作する電源電圧VDDとなれば、レギュレータ制御部、電圧検出回路がオフ状態とされる。電源電圧VDDが下降すれば、レギュレータ制御部が動作を開始し、さらに電源電圧VDDが下降していけばPOC信号が出力され、レギュレータ制御部、レギュレータがオフ状態とされる。
このように、本実施の形態によれば、電圧検出回路3内の誤差増幅器ERR_AMP73によって、POC信号が出力されている間は、PMOSトランジスタP72、P74をオフ状態とする。PMOSトランジスタP72、P74がオフの間は、誤差増幅器ERR_AMP71、ERR_AMP72に電源が供給されず、誤差増幅器ERR_AMP71、ERR_AMP73をオフ状態とする。POC信号が出力されなくなるとPMOSトランジスタP74がオン状態となるため、誤差増幅器ERR_AMP72が動作を開始し、レギュレータ5及び電圧検出回路3の誤差増幅器ERR_AMP71、ERR_AMP73のオン、オフ状態を制御する。そして、レギュレータがレギュレート電圧を安定して供給する電源電圧VDDであれば、PMOSトランジスタP73をオフ状態とする。この動作により、誤差増幅器ERR_AMP72をオフ状態としている。
電源電圧VDDが変動した場合にも、レギュレータからの出力電圧あるいはリセット信号であるPOC信号を確実に内部回路に供給することが出来る。
さらに、このように構成することで、レギュレータが安定して動作する電源電圧であれば、レギュレータ制御部及び電圧検出回路をオフ状態とし、電源電圧VDDが低い場合であればレギュレータをオフ状態として消費電流を小さくすることが可能である。
さらに、レギュレータ制御部10を設けることで、レギュレータの動作する電圧の範囲、電圧検出回路の動作する電圧の範囲を独立して制御することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の変形が可能である。例えば、スイッチに用いたMOSトランジスタの導電型、出力論理などを適宜反転させて、本実施の形態と同様に、レギュレータが動作し、電圧検出回路がオフ状態となっているような回路を形成することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1に関わる電源回路100を有する半導体装置を示すブロック図である。 図2は、図1の電圧検出回路3、レギュレータ5が動作する電圧の範囲を模式的に示した図である。 図3は、図1に示した電源回路100のより詳細な構成を示す図である。 図4は、図3に示された回路における各部の波形を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2の電源回路200を有する半導体装置を示す図である。 図6は、図5の電圧検出回路3、レギュレータ5及びレギュレータ制御部10が動作する電圧の範囲を模式的に示した図である。 図7は、実施の形態2の電源回路200をより詳細に示した回路図である。 図8は、図7に示された回路における各部の波形を示す図である。 図9は、従来のレギュレータを用いた電源回路を示す図である。
符号の説明
1 スタートアップ回路
2 基準電圧回路
3 電圧検出回路
4 電源変動検出回路
5 レギュレータ
6 内部回路
7、8、11 スイッチ部
9 キャパシタ
10 レギュレータ制御部
100、200 電源回路
ERR_AMP1、ERR_AMP2、ERR_AMP71、ERR_AMP72、ERR_AMP73 誤差増幅器
INV1、INV2、INV71−75 インバータ
N1−N4、N71−N75 NMOSトランジスタ
P1−P4、P71−P78 PMOSトランジスタ
NF1、NF2 ノイズフィルタ
R1―R5、R71−R77 抵抗

Claims (20)

  1. 印加された第1の電源電圧を第2の電源電圧に変換して出力するレギュレータ回路と、
    前記第1の電源電圧が所定の基準電圧より低い場合に検出信号を出力する電圧検出回路と、
    前記レギュレータ回路及び前記電圧検出回路への前記第1の電源電圧の供給を前記検出信号により排他的に行なうスイッチ回路とを有する電源回路。
  2. 前記スイッチ回路は、前記レギュレータ回路及び前記電圧検出回路の各々へ第1の電源電圧供給を制御する第1スイッチ及び第2スイッチより構成されることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記検出信号が出力されると前記レギュレータ回路への第1の電源電圧の供給が停止されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の電源回路。
  4. 前記レギュレータ回路は第1の差動増幅器と、当該第1の差動増幅器の出力に基づいて導通状態が制御される第1のトランジスタとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源回路。
  5. 内部回路に電圧を供給し、前記内部回路に対するリセット信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされるレギュレータと、
    電源電圧に基づいて、前記レギュレータが出力する信号に応じてオン状態あるいはオフ状態とされ、前記電源電圧に基づいて前記リセット信号を出力する電圧検出回路とを有する電源回路。
  6. 前記電源回路は、さらに、
    前記レギュレータに前記電源電圧を供給する第1のスイッチ部と、
    前記電圧検出回路に前記電源電圧を供給する第2のスイッチ部とを有し、
    前記第1のスイッチ部は、前記リセット信号に基づいて導通状態が制御され、前記第2のスイッチ部は、前記レギュレータの出力する信号に応じて導通状態が制御されることを特徴とする請求項5に記載の電源回路。
  7. 前記レギュレータ部は、第1の誤差増幅器を有し、前記第1のスイッチ部は、当該第1の誤差増幅器に前記電源電圧を供給するスイッチであることを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記第2のスイッチ部は、前記第1の誤差増幅器の出力に基づいて制御されることを特徴とする請求項7に記載の電源回路。
  9. 前記電圧検出回路は、前記電源電圧が第1の所定値より高くなった場合に、前記リセット信号の出力を停止し、前記電源電圧が第2の所定値より低くなった場合に前記リセット信号を出力することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の電源回路。
  10. 前記レギュレータは、前記電源電圧が第3の所定値よりも高くなった場合に、前記電圧検出回路をオフ状態とする信号を出力することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の電源回路。
  11. 前記電圧検出回路は、第2の誤差増幅器を有し、前記第2のスイッチ部は当該第2の度差増幅器に電源電圧を供給するスイッチであることを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の電源回路。
  12. 内部回路に電圧を供給し、レギュレータ制御部の出力する信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされるレギュレータと、
    電源電圧に基づいて内部回路に対するリセット信号を出力し、前記レギュレータ制御部の出力する信号に基づいて、オン状態あるいはオフ状態とされる電圧検出回路と、
    前記リセット信号あるいは前記電源電圧に基づいてオン状態あるいはオフ状態とされ、前記レギュレータ制御部及び前記電圧検出回路のオン状態及びオフ状態を制御する信号を出力する前記レギュレータ制御部とを有する電源回路。
  13. 前記電源回路は、さらに、
    前記レギュレータに前記電源電圧を供給する第1のスイッチ部と、
    前記電圧検出回路に前記電源電圧を供給する第2のスイッチ部と、
    前記レギュレータ制御部に電源電圧を供給する第3のスイッチ部を有し、
    前記第1及び第2のスイッチ部は、前記レギュレータ制御部の出力する信号に基づいて導通状態が制御され、前記第3のスイッチ部は、前記リセット信号及び前記レギュレータの出力する信号に応じて導通状態が制御されることを特徴とする請求項12に記載の電源回路。
  14. 前記レギュレータ部は、第1の誤差増幅器を有し、前記第1のスイッチ部は、当該第1の誤差増幅器に前記電源電圧を供給するスイッチであることを特徴とする請求項13に記載の電源回路。
  15. 前記電圧検出回路は、第2の誤差増幅器を有し、前記第2のスイッチ部は当該第2の度差増幅器に電源電圧を供給するスイッチであることを特徴とする請求項13あるいは14に記載の電源回路。
  16. 前記レギュレータ制御部は、第3の誤差増幅器を有し、前記第3のスイッチ部は当該第2の度差増幅器に電源電圧を供給するスイッチであることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の電源回路。
  17. 前記第3のスイッチ部は、前記第1の誤差増幅器の出力に基づいて制御されることを特徴とする請求項16に記載の電源回路。
  18. 前記電圧検出回路は、前記電源電圧が第1の所定値より高くなった場合に、前記リセット信号の出力を停止し、前記電源電圧が第2の所定値より低くなった場合に前記リセット信号を出力することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の電源回路。
  19. 前記レギュレータは、前記電源電圧が第3の所定値よりも高くなった場合に、レギュレータ制御部をオフ状態とする信号を出力することを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の電源回路。
  20. 前記レギュレータ制御部は、
    前記電源電圧が第4の所定値よりも高くなった場合に、前記レギュレータをオン状態、前記電圧検出回路をオフ状態とする信号を出力し、
    前記電源電圧が第5の所定値よりも低くなった場合に、前記レギュレータをオフ状態、前記電圧検出回路をオン常状態とする信号を出力することを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の電源回路。
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