JP2006053829A - 電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路 - Google Patents

電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 外部電源電圧を電圧レギュレータにより降圧して出力するか、電圧レギュレータをパスしてそのまま出力するかの切り替えを行うスイッチング素子やデカップリングコンデンサなどの外付け部品を省略できるようにする。
【解決手段】 入力電圧Vinを降圧して内部負荷回路37に供給する電圧レギュレータ34に加えて、入力電圧Vinを電圧レギュレータ34を通さずに内部負荷回路37に供給するためのパススイッチ35をICチップ100に内蔵し、電圧レギュレータ34の構成として、負荷変動に対する応答速度を特別に速くできる回路方式を採用することにより、ICチップ100内の内部負荷回路37に生じる寄生容量程度の小さな容量値でもノイズ成分をバイパスすることができるようにする。また、パススイッチ35自体もICチップ100に内蔵することにより、ICチップ100の外付け部品を一切なくすことができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路に関し、特に、外部電源電圧を降圧して負荷回路に供給する電圧レギュレータを内蔵した半導体集積回路に用いて好適なものである。
一般に、半導体集積回路が備える負荷回路には、それ独自の適切な動作電圧がある。あまりに低い動作電圧では回路の誤動作の恐れがあり、あまりに高い動作電圧では回路の破壊の恐れがある。そのため、負荷回路に対して適切な動作電圧を常に安定して供給することが望まれる。このような要求に対応するために、多くの半導体集積回路は、外部電源電圧を降圧し一定電圧に安定化して負荷回路に供給する電圧レギュレータを内蔵した構造となっている。
ところが、半導体集積回路が組み込まれる応用製品によって、当該半導体集積回路に入力される外部電源電圧の大きさは異なる。例えば、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)に外部接続するメモリカードのインタフェース回路を半導体集積回路で構成する場合、当該半導体集積回路には、パソコンの内部電源電圧(1.8V程度)が供給される場合と、リチウムイオン等のバッテリからの電源電圧(2.5〜3.6V程度)が供給される場合とがある。前者の場合は外部電源電圧を内部負荷回路の動作電圧としてそのまま利用可能であるのに対して、後者の場合は外部電源電圧を電圧レギュレータにより降圧して内部負荷回路に供給する必要がある。
従来の半導体集積回路は、組み込み対象とする応用製品の外部電源電圧の大きさに応じて、異なる設計仕様の別チップとして提供されていた。すなわち、外部電源電圧が大きい場合には電圧レギュレータを内蔵した設計仕様、外部電源電圧が小さい場合には電圧レギュレータを内蔵しない設計仕様によって半導体集積回路が構成されていた。ところが、半導体集積回路の内部負荷回路自体は、電圧レギュレータの有無によらず共通である。このような場合、外部電源電圧を降圧して負荷回路に供給するか、電圧レギュレータを通さずにそのまま供給するかを切り替えられるようにすることが望ましい。
すなわち、同じ半導体集積回路を外部電源電圧の大きさに応じて切り替えて使用することができれば、異なる外部電源電圧の下で使用することができる半導体集積回路を共通のマスクで製造することができ、製造プロセスおよび製造コストの面からも望ましい。また、内部負荷回路は共通であるので、半導体集積回路を動作させるソフトウェアの共通化を図ることもできる。
入力電圧を電圧レギュレータにより降圧して出力するか、電圧レギュレータをパスしてそのまま出力するかの切り替えを可能にした技術は、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載の回路は、スイッチング素子としてのFET(電界効果トランジスタ)を電圧レギュレータと並列に接続して構成されている。そして、入力電圧が高いときには電圧レギュレータを動作させ、入力電圧が低いときはFETをONにして電圧レギュレータをパスするように構成されている。
米国特許第6,472,854号明細書
しかしながら、スイッチング素子として用いるFETを他の回路と同一の集積回路チップ上に集積すると、FETの占有面積が大きくなってしまうため、従来は半導体集積回路の外付け部品として用いられてきた。また、半導体集積回路を安定的に動作させるために、容量の大きなデカップリングコンデンサも外付け部品として設けることが必要であった。ところが、このように半導体集積回路の他に外付け部品があると、全体としての実装規模が大きくなってしまい、装置の小型化を阻害するという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、外部電源電圧を電圧レギュレータにより降圧して出力するか、電圧レギュレータをパスしてそのまま出力するかの切り替えを可能にした半導体集積回路において、スイッチング素子としてのFETやデカップリングコンデンサなどの外付け部品を全く不要にすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路では、入力電圧を降圧して負荷回路に供給する電圧レギュレータに加えて、入力電圧を電圧レギュレータを通さずに負荷回路に供給するためのスイッチング素子を半導体集積回路に内蔵している。また、電圧レギュレータは、負荷変動に対する応答速度を特別に速くできる回路方式を採用している。具体的には、低周波用の第1のフィードバックループと、高周波用の第2のフィードバックループとを別に形成する。
本発明の他の態様では、スイッチング素子は、半導体集積回路の周辺部に設けられた入力パッドの直近に配置される。半導体集積回路の全体の面積が比較的小さい場合は、スイッチング素子は、境界が一直線となるように分割された領域のうち一の領域内に配置され、かつ、半導体集積回路の周辺部に設けられた入力パッドの直近に配置されるのが好ましい。
上記のように構成した本発明によれば、従来に比べて電圧レギュレータの動作が非常に高速化されているので、半導体集積回路内の負荷回路に生じる寄生容量程度の小さな容量値でもノイズ成分を充分にバイパスすることが可能となる。したがって、大容量のデカップリングコンデンサを半導体集積回路の外部に設ける必要がなくなる。また、スイッチング素子も半導体集積回路に内蔵しているので、半導体集積回路の外付け部品を一切不要とすることができる。
また、本発明の他の特徴によれば、スイッチング素子は入力パッドの直近に配置されるので、入力パッドからスイッチング素子までの配線面積を減らすことができ、回路規模の増大抑制に寄与することができる。さらに、半導体集積回路に内蔵されるスイッチング素子が、他の回路領域との境界が一直線となるように配置されるので、デッドスペース等のロスが少なくなり、集積回路の小さい回路面積を有効に活用して回路規模の増大を抑制することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)100の構成例を示す図である。ここで例示するICチップ100は、パソコンに外部接続するメモリカード等の外部負荷回路50のインタフェース回路を半導体集積回路で構成したものである。
図1に示すように、本実施形態のICチップ100は、基準電圧源31、第1および第2の電圧比較回路32,33、分圧抵抗R11,R12,R21,R22、電圧レギュレータ34、パススイッチ35、制御回路36、内部負荷回路37を内蔵している。また、ICチップ100は、外部電源電圧Vinを入力する電圧入力端子38、出力電圧Voutを供給する電圧出力端子39、外部制御信号を入力する外部入力端子40を備えている。電圧出力端子39には、メモリカード等の外部負荷回路50が着脱可能に接続される。
内部負荷回路37は、外部負荷回路50とのインタフェースに関する処理を行うものであり、データ一時保持用のメモリやメモリコントローラ等を備えて構成されている。この内部負荷回路37を含むICチップ100は、例えばCMOSプロセスで製造されており、内部負荷回路37の適切な動作電圧は1.8〜2.5V程度であるとする。
基準電圧源31は、電圧入力端子38より供給される外部電源電圧Vinを入力し、一定の基準電圧Vrefを出力する。本実施形態の場合、外部電源電圧Vinとして、パソコンの内部電源電圧(1.8V程度)が供給される場合と、リチウムイオンバッテリ等からの電源電圧(2.5〜3.6V程度)が供給される場合とがある。基準電圧源31は、何れの電源電圧が供給された場合にも、一定の基準電圧Vref(例えば、1.0V)を生成して出力する。
第1の電圧比較回路32は、電圧入力端子38より入力された外部電源電圧Vinを分圧抵抗R11,R12により分圧した電圧と、基準電圧源31より出力される基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に応じて“1”または“0”の比較結果信号を制御回路36に出力する。この場合の分圧抵抗R11,R12の値は、例えば、電圧入力端子38より入力される外部電源電圧Vinが1.8Vのときに第1の電圧比較回路32に入力される分圧値が基準電圧Vrefと同じ1.0Vとなるような値に設定される。
第2の電圧比較回路33は、電圧入力端子38より入力された外部電源電圧Vinを分圧抵抗R21,R22により分圧した電圧と、基準電圧源31より出力される基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に応じて“1”または“0”の比較結果信号を制御回路36に出力する。この場合の分圧抵抗R21,R22の値は、例えば、電圧入力端子38より入力される外部電源電圧Vinが2.5Vのときに第2の電圧比較回路33に入力される電圧値が基準電圧Vrefと同じ1.0Vとなるような値に設定される。
このような構成により、外部電源電圧Vinが1.8Vより小さいときは第1および第2の電圧比較回路32,33の双方から“0”の比較結果信号が制御回路36に出力される。また、外部電源電圧Vinが1.8Vより大きく2.5Vより小さいときは、第1の電圧比較回路32から“1”の比較結果信号、第2の電圧比較回路33から“0”の比較結果信号が制御回路36に出力される。また、外部電源電圧Vinが2.5Vより大きいときは第1および第2の電圧比較回路32,33の双方から“1”の比較結果信号が制御回路36に出力される。このように、第1および第2の電圧比較回路32,33によって外部電源電圧Vinの大きさを検出することができる。
電圧レギュレータ34は、電圧入力端子38より入力された外部電源電圧Vinを降圧して一定の電圧(例えば、1.8V)を内部負荷回路37に供給する。電圧出力端子39に外部負荷回路50が接続されているときには、電圧レギュレータ34は、電圧出力端子39を介して外部負荷回路50にも一定の電圧を供給する。この電圧レギュレータ34の内部構成は、本実施形態に特有のものである。この内部構成の詳細については後述する。
パススイッチ35は、電圧入力端子38より入力された外部電源電圧Vinを、電圧レギュレータ34を通さずに内部負荷回路37や外部負荷回路50に供給するためのスイッチング素子であり、例えばP−MOSFETにより構成される。すなわち、このパススイッチ35がオン状態のときは、電圧入力端子38より入力された外部電源電圧Vinが内部負荷回路37や外部負荷回路50にそのまま供給される。
制御回路36は、第1および第2の電圧比較回路32,33から出力される比較結果信号に基づいて、電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフを制御する。例えば、外部電源電圧Vinが1.8Vより小さく、第1および第2の電圧比較回路32,33の双方から“0”の比較結果信号が制御回路36に出力されているとき、制御回路36は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオフ、第2の制御信号によってパススイッチ35をオフとする。これにより、内部負荷回路37には電源電圧が供給されない状態となる。適切な動作電圧が1.8〜2.5Vである内部負荷回路37を1.8Vより小さい電源電圧で駆動すると、誤動作を生じる恐れがあるからである。
また、外部電源電圧Vinが1.8Vより大きく2.5Vより小さいとき、すなわち、第1の電圧比較回路32から“1”の比較結果信号、第2の電圧比較回路33から“0”の比較結果信号が制御回路36に出力されているとき、制御回路36は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオフ、第2の制御信号によってパススイッチ35をオンとする。これにより、内部負荷回路37には、1.8〜2.5Vの外部電源電圧Vinがそのまま供給される状態となる。内部負荷回路37を1.8〜2.5Vの適切な動作電圧で駆動できるからである。
また、外部電源電圧Vinが2.5Vより大きいとき、すなわち、第1および第2の電圧比較回路32,33の双方から“1”の比較結果信号が制御回路36に出力されているとき、制御回路36は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオン、第2の制御信号によってパススイッチ35をオフとする。これにより、内部負荷回路37には、電圧レギュレータ34により降圧された1.8Vの一定電圧が供給される状態となる。適切な動作電圧が1.8〜2.5Vである内部負荷回路37を2.5Vより大きい電源電圧で駆動すると、誤動作や回路破壊を生じる恐れがあるからである。
なお、制御回路36は、外部入力端子40から入力される外部制御信号に基づいて、電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフを制御することも可能である。例えば、パソコン本体から供給される外部制御信号によって電圧レギュレータ34およびパススイッチ35の双方をオフとすることにより、電圧レギュレータ34および内部負荷回路37を全て非動作状態にし、消費電流の低減を図ることが可能である。
上記のように構成した基準電圧源31、第1および第2の電圧比較回路32,33、分圧抵抗R11,R12,R21,R22、電圧レギュレータ34、パススイッチ35、制御回路36、内部負荷回路37は、例えばCMOSの半導体チップ上に集積されて構成されている。
次に、上述した電圧レギュレータ34の内部構成について説明する。図2は、本実施形態による電圧レギュレータ34の構成例を示す図である。図2に示すように、電圧レギュレータ34の入力段は、差動増幅器(第1の増幅器)1により構成されている。この第1の増幅器1は、基準電圧源31より出力される基準電圧Vrefをマイナス端に入力するとともに、出力端子OUTへの出力電圧が抵抗Rf1,Rf2で分割された電圧をプラス端にフィードバック入力し、これらの差電圧に応じて差動増幅する。
第1の増幅器1の出力側には、ゲイン増幅用の第2の増幅器2が接続されている。この第2の増幅器2は、本発明において必須の構成ではなく、省略することも可能である。ただし、第1の増幅器1で増幅された信号のゲインを更に上げたいときは、このように第2の増幅器2を接続すると良い。
電圧レギュレータ34の出力段は、電源VDDとグランドとの間に、パワートランジスタとしてのP−MOSFET4と内部負荷回路37とが直列に接続されている。P−MOSFET4のソースは電源VDDに接続され、ドレインは出力端子OUTを介して内部負荷回路37に接続され、ゲートは第2の増幅器2の出力に接続されている。また、P−MOSFET4のドレインとグランドとの間には、内部負荷回路37と並列に帰還用の分圧抵抗Rf1,Rf2が接続されている。
内部負荷回路37にはP−MOSFET4を介して電源電圧VDD(外部電源電圧Vin)が供給されている。すなわち、本実施形態の電圧レギュレータ34は、電源電圧VDDを基準として出力段のP−MOSFET4を駆動する構成となっている。そして、内部負荷回路37に安定した電圧を供給するために、出力端子OUTの電圧を抵抗Rf1,Rf2で分圧して入力段の第1の増幅器1に帰還している。
例えば、出力電圧が何らかの原因で一定電圧から上昇すると、第1の増幅器1への帰還電圧も上昇して基準電圧Vrefよりも大きくなるため、第1の増幅器1の差動増幅動作によってP−MOSFET4のゲート電圧が上昇する。この結果、P−MOSFET4のドレイン電流が減少し、出力電圧が降下するので一定電圧に安定化する。逆に、出力電圧が何らかの原因で一定電圧から下降すると、第1の増幅器1への帰還電圧も下降して基準電圧Vrefよりも小さくなるため、第1の増幅器1の差動増幅動作によってP−MOSFET4のゲート電圧が下降する。この結果、P−MOSFET4のドレイン電流が増大し、出力電圧が上昇するので一定電圧に安定化する。
なお、ここでは抵抗Rf1,Rf2により出力電圧を分圧して第1の増幅器1に帰還しているが、抵抗Rf1,Rf2を省略し、出力電圧そのものを第1の増幅器1に帰還するようにしても良い。
第1の増幅器1の出力と出力端子OUTとの間には、位相補償用のキャパシタCf1が接続されている。第1の増幅器1の内部はMOSトランジスタのカレントミラー回路を備えて構成されているので、その実効的な抵抗の値は大きく、入力段において高いゲインが得られる。そのため、MOSトランジスタの入力容量や配線容量などが移相回路を形成して、増幅に伴って位相のずれを生じてしまう。第1の増幅器1には負帰還をかけているので、例えば180度の位相回転が起こると、その周波数で発振することになる。この発振を防止するのが位相補償用のキャパシタCf1の役割である。すなわち、キャパシタCf1の容量を適当な値とすることにより、発振が起こらないように位相を調整する。
位相補償用キャパシタCf1は、主に低周波領域での位相補償を行うためのものであり、出力電圧の低速な変動(出力電圧の低周波変動)が生じたときに位相がずれて発振することを防止するために設けられる。したがって、この位相補償用キャパシタCf1の容量値は、低周波領域において発振が起こらないような適当な値に決められる。この位相補償用キャパシタCf1は、第2の増幅器2の出力と出力端子OUTとの間に接続しても良い。
本実施形態の電圧レギュレータ34では更に、出力端子OUTとP−MOSFET4のゲートとの間に、出力電圧の高速な変動成分のみを増幅する第3の増幅器3と、直流成分カット用のキャパシタCf2とを直列に接続している。すなわち、本実施形態では内部負荷回路37に安定した電圧を供給するために、出力電圧の高周波変動成分のみを第3の増幅器3および直流成分カット用キャパシタCf2により抽出して、P−MOSFET4のゲートに帰還している。直流成分カット用キャパシタCf2は、本発明の必須の構成ではないが、直流成分をより確実にカットするために設けるのが好ましい。
図3は、上記第3の増幅器3の構成例を示す図である。図3に示すように、第3の増幅器3は、その入力部に直流成分および低周波成分カット用のフィルタ回路30を備えている。このフィルタ回路30は、抵抗RpsおよびキャパシタCpsから成るハイパスフィルタであり、このハイパスフィルタ30を通過した高周波成分のみが増幅されて出力されるようになっている。
以上のように、本実施形態の電圧レギュレータ34では、第1の増幅器1、第2の増幅器2、P−MOSFET4および位相補償用キャパシタCf1によって第1のフィードバックループ10を形成し、第3の増幅器3、直流成分カット用キャパシタCf2およびP−MOSFET4によって第2のフィードバックループ20を形成している。第1のフィードバックループ10は、出力電圧に低速な変動が生じたときにこれを安定化させるためのフィードバックループである。第2のフィードバックループ20は、出力電圧に高速な変動が生じたときにこれを安定化させるためのフィードバックループである。
本実施形態では、第1のフィードバックループ10と第2のフィードバックループ20とを独立させ、第2のフィードバックループ20の帰還先をP−MOSFET4の直前(第1の増幅器1および第2の増幅器2よりも出力側)としている。さらに、第3の増幅器3の入力部にハイパスフィルタ30を設けるだけでなく、出力側にキャパシタCf2を接続することによって直流成分をカットしている。これにより、第2のフィードバックループ20の高周波的動作が第1のフィードバックループ10の直流的動作に影響を与えないようにしている。また、第1の増幅器1および第2の増幅器2と、第3の増幅器3とは独立にバイアス電流を設定できるように構成している。これにより、第1のフィードバックループ10における第1の増幅器1および第2の増幅器2は、主にDCゲインと精度を確保することに主眼を置いて設計し、第2のフィードバックループ20における第3の増幅器3は主に高周波特性に主眼を置いて設計することができる。
また、第1のフィードバックループ10における位相補償用キャパシタCf1については、低周波領域の位相補償を主眼に容量値を調整し、より高周波領域の位相補償については、第2のフィードバックループ20における第3の増幅器3の入力部に設けられたハイパスフィルタ30の時定数と、第3の増幅器3の出力に設けられた直流成分カット用キャパシタCf2の容量値とを調整することで適切に設計することが可能である。
このように、主に高速な出力電圧の変動成分のみを増幅する第3の増幅器3による第2のフィードバックループ20を加えることにより、負荷電流の高速な変動に伴う出力電圧の変動を大幅に抑えることができる。これにより、負荷電流の高速な変動に伴う出力電圧の変動に対して高速に応答することができる。また、一般的な電圧レギュレータの出力に必要なデカップリングコンデンサを省略、若しくは、容量の極めて小さいもので済ませることができる。一般的に、CMOSプロセスで製造された内部負荷回路37には100pF程度の小容量の寄生容量が生じる。本実施形態によれば、この程度の寄生容量があればノイズ成分をバイパスすることが可能であり、ICチップ100の外部に大容量のデカップリングコンデンサを設ける必要をなくすことができる。
図4は、負荷電流の高速な変動に対する出力電圧の応答特性を示す図である。図4に示すように、負荷電流が高速に上昇した場合、第3の増幅器3による第2のフィードバックループ20がないと出力電圧は大きく落ち込み、一定電圧(例えば1.8V)に戻るまでの応答時間が長くなる(点線)。これに対して、第3の増幅器3による第2のフィードバックループ20が存在する場合は、負荷電流が高速に上昇しても出力電圧の変動量は小さくなる(実線)。
なお、図2ではパワートランジスタとしてP−MOSFET4を用いる例について説明したが、N−MOSFETを用いても良い。この場合の電圧レギュレータ34の構成を図5に示す。図5に示すように、パワートランジスタとしてN−MOSFET14を用いた場合、図2で示した第2の増幅器2および第3の増幅器3の代わりに位相反転型の増幅器12,13が用いられる。その他の構成は図2と同様である。
また、パワートランジスタとしてPNPトランジスタを用いても良い。この場合の電圧レギュレータの構成を図6に示す。図6に示すように、パワートランジスタとしてP−MOSFET4の代わりにPNPトランジスタ24が用いられること以外は、図2と同様の構成である。また、パワートランジスタとしてNPNトランジスタを用いても良い。この場合は、図5に示したN−MOSFET14の代わりにNPNトランジスタが用いられる。それ以外の構成は、図5と同様である。
次に、ICチップ100の回路レイアウトについて説明する。図7は、ICチップ100の回路レイアウトを示す図である。図7に示すように、パススイッチ35は、他の回路43(基準電圧源31、第1および第2の電圧比較回路32,33、分圧抵抗R11,R12,R21,R22、電圧レギュレータ34、制御回路36、内部負荷回路37)との境界が一直線となるような形状に形成して、ICチップ100を2分割した領域のうち一方の領域に配置されている。
また、パススイッチ35は、ICチップ100の周辺部に設けられた入力パッド41を囲むような形状に形成して、当該入力パッド41の直近に配置されている。この入力パッド41は、パススイッチ35のソースに外部電源電圧Vinを入力するための電源用パッドである。さらに、パススイッチ35と他の回路43との間には、パススイッチ35によるスイッチングノイズ等の他の回路43への影響やCMOSのラッチアップを抑制するために、直線状のガードリング42が一直線の境界に沿って設けられている。
このように、ICチップ100にパススイッチ35を内蔵するに際して、当該パススイッチ35を、他の回路43との境界が一直線となるように配置することにより、ICチップ100内にデッドスペース等のロスが生じないようにすることができる。しかも、パススイッチ35は入力パッド41の直近に配置されるので、入力パッド41からパススイッチ35までの配線面積を減らすことができる。これにより、ICチップ100の小さい回路面積を有効に活用して回路規模の増大を抑制することができる。
なお、図7に示す回路レイアウトは、ICチップ100の全体の面積が比較的小さく、パススイッチ35の占有面積の割合が大きくなる場合に特に有効である。ICチップ100の全体の面積が比較的大きく、パススイッチ35の占有面積の割合がそれほど大きくならない場合は、図8に示すように、ICチップ100の周辺部に設けられた入力パッド41を囲むようにしてパススイッチ35を配置し、そのパススイッチ35が配置された領域の周囲に、当該領域を囲むようにガードリング42を形成した方が好ましい。すなわち、入力パッド41を中心として、パススイッチ35およびそれを取り囲むガードリング42を、その両方で占める面積が最小となるように同心状にレイアウトすることにより、デッドスペース等の面積ロスを最小限に抑えることができる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、従来に比べて電圧レギュレータ34の動作を高速化することができるので、ICチップ100内の内部負荷回路37に生じる寄生容量程度の小さな容量値でもノイズ成分を充分にバイパスすることができる。したがって、大容量のデカップリングコンデンサをICチップ100の外部に設ける必要がなくなる。また、パススイッチ35もICチップ100に内蔵しているので、ICチップ100の外付け部品を一切不要とすることができる。しかも、ICチップ100のレイアウトを工夫してパススイッチ35を小さい回路面積の中に効率的に配置しているので、ICチップ100の回路規模の増大も極力抑えることができる。よって、全体としての実装規模を従来に比べて格段に小さくすることができ、装置の小型化に貢献することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、第2の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)200の構成例を示す図である。なお、この図9において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
第2の実施形態におけるICチップ200は、図1に示した第1および第2の電圧比較回路32,33、分圧抵抗R11,R12,R21,R22は備えていない。また、第2の実施形態において制御回路45は、外部入力端子40から入力される外部制御信号に基づいて、電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフを制御する。この外部制御信号は、外部電源電圧Vinの大きさを示す信号であり、例えばパソコン本体から供給される。
例えば、外部電源電圧Vinが1.8Vより小さいことを示す外部制御信号が制御回路45に入力されているとき、制御回路45は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオフ、第2の制御信号によってパススイッチ35をオフとする。これにより、内部負荷回路37には電源電圧が供給されない状態となる。
また、外部電源電圧Vinが1.8Vより大きく2.5Vより小さいことを示す外部制御信号が制御回路45に入力されているとき、制御回路45は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオフ、第2の制御信号によってパススイッチ35をオンとする。これにより、内部負荷回路37には、1.8〜2.5Vの外部電源電圧Vinがそのまま供給される状態となる。
また、外部電源電圧Vinが2.5Vより大きいことを示す外部制御信号が制御回路45に入力されているとき、制御回路45は、第1の制御信号によって電圧レギュレータ34をオン、第2の制御信号によってパススイッチ35をオフとする。これにより、内部負荷回路37には、電圧レギュレータ34により降圧された1.8Vの一定電圧が供給される状態となる。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1および第2の電圧比較回路32,33、分圧抵抗R11,R12,R21,R22をICチップ200に内蔵することなく、外部制御信号によって電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフを切り替えることができる。この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、ICチップ200内の内部負荷回路37に生じる寄生容量程度の小さな容量値でもノイズ成分を充分にバイパスすることができる。したがって、大容量のデカップリングコンデンサをICチップ200の外部に設ける必要がない。しかも、パススイッチ35もICチップ200に内蔵しているので、ICチップ200の外付け部品を一切不要とすることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)300の構成例を示す図である。なお、この図10において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
第3の実施形態におけるICチップ300は、図1に示した電圧出力端子39および外部入力端子40を備えていない。したがって、外部負荷回路50がICチップ300に接続されることもない。また、第3の実施形態において制御回路36は、第1および第2の電圧比較回路32,33から出力される比較結果信号に基づいて、電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフを制御する。
このように構成した第3の実施形態においても第1の実施形態と同様に、ICチップ300内の内部負荷回路37に生じる寄生容量程度の小さな容量値でもノイズ成分を充分にバイパスすることができる。したがって、大容量のデカップリングコンデンサをICチップ300の外部に設ける必要がない。しかも、パススイッチ35もICチップ300に内蔵しているので、ICチップ300の外付け部品を一切不要とすることができる。
なお、上記第1〜第3の実施形態では、電圧レギュレータ34およびパススイッチ35のオン/オフの切り替えを、1.8Vおよび2.5Vの2つの閾値電圧と外部電源電圧Vinとの大小関係に基づき行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。閾値電圧は1つまたは3つ以上でも良い。この場合、電圧比較回路は、閾値の数に対応した数だけ設けられる。
閾値電圧を1つのみとする場合、例えば、外部電源電圧Vinが2.5Vより小さいときは電圧レギュレータ34をオフ、パススイッチ35をオンとし、外部電源電圧Vinが2.5Vより大きいときは電圧レギュレータ34をオン、パススイッチ35をオフとするようにしても良い。
また、閾値電圧を3つとする場合、例えば、外部電源電圧Vinが1.4Vより小さいときは電圧レギュレータ34およびパススイッチ35の双方をオフ、外部電源電圧Vinが1.4Vより大きく2.15Vより小さいときはパススイッチ35のみをオン、外部電源電圧Vinが2.15Vより大きく2.55Vより小さいときは電圧レギュレータ34およびパススイッチ35の双方をオフ、外部電源電圧Vinが2.55Vより大きいときは電圧レギュレータ34のみをオンとするようにしても良い。
このようにした場合、例えばパソコンの電源投入時などのように外部電源電圧Vinの大きさが徐々に上昇していくときに、外部電源電圧Vinが2.15Vより大きく2.55Vより小さいときには電圧レギュレータ34およびパススイッチ35の双方が一旦オフとされる。これは、パススイッチ35の動作から電圧レギュレータ34の動作へと切り替える際に、切り替えが瞬間的に行われない可能性を考慮して、双方が同時にオンとならないようにマージンを持たせているものである。これにより、切り替え動作をより安全に行うことができる。
また、上記第1〜第3の実施形態では、スイッチング素子としてP−MOSFET35を用いる例について説明したが、N−MOSFETを用いても良い。また、上記第1〜第3の実施形態では、外部電源電圧Vinを分圧して第1および第2の電圧比較回路32,33に入力する例について説明したが、外部電源電圧Vinは分圧することなく第1および第2の電圧比較回路32,33に入力し、各電圧比較回路32,33に入力する基準電圧をそれぞれ異ならせるようにしても良い。
また、上記第1〜第3の実施形態では、ICチップ100,200が、パソコンに外部接続するメモリカード等のインタフェース回路である場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、外部電源電圧を降圧して負荷回路に供給する電圧レギュレータを内蔵した半導体集積回路であれば、何れにも適用することが可能である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、外部電源電圧を降圧して負荷回路に供給する電圧レギュレータを内蔵した半導体集積回路に有用である。
第1の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)の構成例を示す図である。 本実施形態による電圧レギュレータの構成例を示す図である。 本実施形態による第3の増幅器の構成例を示す図である。 負荷電流の高速な変動に対する出力電圧の応答特性を示す図である。 本実施形態による電圧レギュレータの他の構成例を示す図である。 本実施形態による電圧レギュレータの更に別の構成例を示す図である。 ICチップの回路レイアウト例を示す図である。 ICチップの他の回路レイアウト例を示す図である。 第2の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)の構成例を示す図である。 第3の実施形態による電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路(ICチップ)の構成例を示す図である。
符号の説明
1 第1の増幅器(差動増幅器)
2 第2の増幅器
3 第3の増幅器
4 P−MOSFET(パワートランジスタ)
10 第1のフィードバックループ
20 第2のフィードバックループ
30 ハイパスフィルタ
12 位相反転型の第2の増幅器
13 位相反転型の第3の増幅器
14 N−MOSFET(パワートランジスタ)
24 PNPトランジスタ(パワートランジスタ)
31 基準電圧源
32 第1の電圧比較回路
33 第2の電圧比較回路
34 電圧レギュレータ
35 パススイッチ
36,45 制御回路
37 内部負荷回路
38 電圧入力端子
39 電圧出力端子
40 外部入力端子
41 入力パッド
42 ガードリング
43 その他の回路ブロック
50 外部負荷回路
100,200,300 半導体集積回路(ICチップ)
f1 位相補償用キャパシタ
f2 直流成分カット用キャパシタ
f1,Rf2 分圧抵抗
11,R12,R21,R22 分圧抵抗
ps ハイパスフィルタを構成する抵抗
ps ハイパスフィルタを構成するキャパシタ
OUT 出力端子

Claims (10)

  1. 負荷回路と、
    入力電圧を降圧して上記負荷回路に供給する電圧レギュレータと、
    上記入力電圧を上記電圧レギュレータを通さずに上記負荷回路に供給するためのスイッチング素子と、
    上記入力電圧の大きさに応じて、上記電圧レギュレータおよび上記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御回路と、を同じ半導体集積回路に内蔵し、
    上記電圧レギュレータは、出力端子への出力電圧またはその分圧と基準電圧とを入力として差動増幅する第1の増幅器と、
    上記第1の増幅器の出力にゲートが接続されるとともに、ソースが電源、ドレインが上記出力端子に接続されたパワートランジスタと、
    上記第1の増幅器の出力と上記出力端子との間に接続された位相補償用のキャパシタと、
    上記出力端子と上記パワートランジスタのゲートとの間に接続され、上記出力電圧の高速な変動成分のみを増幅する第3の増幅器とを備え、
    上記第1の増幅器、上記パワートランジスタおよび上記位相補償用のキャパシタによって第1のフィードバックループを形成し、上記第3の増幅器および上記パワートランジスタによって第2のフィードバックループを形成することによって構成されることを特徴とする電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  2. 上記電圧レギュレータは、上記第1の増幅器の出力と上記パワートランジスタのゲートとの間にゲイン増幅用の第2の増幅器を更に接続して構成されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  3. 上記電圧レギュレータは、上記第3の増幅器と上記パワートランジスタのゲートとの間に直流成分カット用のキャパシタを更に接続して構成されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  4. 上記第3の増幅器は、その入力部に直流成分および低周波成分カット用のフィルタ回路を有することを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  5. 上記入力電圧またはその分圧と基準電圧とを比較することによって上記入力電圧の大きさを検出する1つ以上の電圧比較回路を上記半導体集積回路に内蔵し、
    上記制御回路は、上記1つ以上の電圧比較回路からの出力信号に基づいて上記電圧レギュレータおよび上記スイッチング素子のオン/オフを制御することを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  6. 上記入力電圧の大きさを示す外部制御信号を入力するための外部入力端子を上記半導体集積回路が備え、
    上記制御回路は、上記外部入力端子から入力される上記外部制御信号に基づいて上記電圧レギュレータおよび上記スイッチング素子のオン/オフを制御することを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  7. 上記スイッチング素子は、上記半導体集積回路のレイアウトにおいて、上記半導体集積回路の周辺部に設けられた入力パッドの直近に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  8. 上記スイッチング素子が配置された領域の外周にガードリングを設けたことを特徴とする請求項7に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  9. 上記スイッチング素子は、上記半導体集積回路のレイアウトにおいて、境界が一直線となるように分割された領域のうち一の領域内に配置され、かつ、上記半導体集積回路の周辺部に設けられた入力パッドの直近に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
  10. 上記一直線の境界に沿って直線状のガードリングを設けたことを特徴とする請求項9に記載の電圧レギュレータ内蔵半導体集積回路。
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