JP2008064206A - 摩擦係合装置の支持構造および変速機 - Google Patents

摩擦係合装置の支持構造および変速機 Download PDF

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Abstract

【課題】スナップリングと溝との掛かり代が全周に渡って十分に得られる摩擦係合装置の支持構造および変速機を提供する。
【解決手段】摩擦係合装置であるブレーキ11の支持構造は、スナップリング31と、摩擦プレート13および14と、バックプレート21とを備える。スナップリング31は、環状に延びる溝41に配置される。バックプレート21は、摩擦プレート13および14とスナップリング31との間に配置される。バックプレート21は、スナップリング31に対して押圧される。スナップリング31は、バックプレート21と対向する端面31aと、端面31aと反対側を向き、溝41の側壁41eに接触する端面31bとを含む。バックプレート21は、端面31aと接触する端面21bを含む。端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数が、端面31bと溝41の側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さい。
【選択図】図2

Description

この発明は、一般的には、摩擦係合装置の支持構造および変速機に関し、より特定的には、摩擦プレートの軸方向の移動を制限するスナップリングを備えた摩擦係合装置の支持構造、およびその摩擦係合装置の支持構造を備える変速機に関する。
従来の摩擦係合装置の支持構造に関して、たとえば、特開2002−250367号公報には、省スペース化を図ることを目的とした多板クラッチ装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された多板クラッチ装置は、軸方向に交互に配置された第1ブレーキプレートおよび第2ブレーキプレートと、これらのプレートを互いに押し付けるためのピストンと、軸方向においてピストンの反対側に配置され、ピストンからの荷重を受けるエンドプレートと、エンドプレートのさらに外側に設けられたスナップリングとを備える。
また、特開2001−193756号公報には、中立から後進に変速する時の制御精度を向上させるために有効な、全長縮小(コンパクト化)を図ることを目的とした自動変速機のオーバラップクラッチアセンブリが開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示されたクラッチアセンブリは、クラッチプレートおよびクラッチディスクと、油圧によって前進作動し、クラッチプレートおよびクラッチディスク間を摩擦係合させるピストンと、クラッチプレートおよびクラッチディスクに対してピストンの反対側に配置されたストッパプレートと、ストッパプレートとピストンとの間に設置され、クラッチ解除時にピストンを原状位置に復帰させるリターンスプリングとを備える。
特開2002−250367号公報 特開2001−193756号公報
上述の特許文献に開示されるような摩擦係合装置の支持構造では、油圧が作用された摩擦プレートの移動を制限するためスナップリングが用いられている。しかしながら、スナップリングは、完全なリング形状ではなくリング形状の一部が分断されたC型形状を有するため、その分断された合口部分で剛性が低下する。このため、合口の近傍において、スナップリングと、スナップリングが嵌装される溝の底面との間に隙間が生じる。一方、摩擦プレートに作用させる油圧が繰り返しスナップリングに加わると、スナップリングが溝の外側に向けて移動することがある。この場合、特に合口の近傍において、スナップリングと溝との掛かり代が十分に得られないおそれが生じる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、スナップリングと溝との掛かり代が全周に渡って十分に得られる摩擦係合装置の支持構造および変速機を提供することである。
この発明に従った摩擦係合装置の支持構造は、スナップリングと、摩擦プレートと、プレート部材とを備える。スナップリングは、所定の軸を中心に環状に延びる溝に配置される。摩擦プレートは、スナップリングにより軸方向の位置が規制される。摩擦プレートは、軸方向に沿ってスナップリングに向けて押圧された時に摩擦により係合する。プレート部材は、摩擦プレートとスナップリングとの間に配置される。プレート部材は、スナップリングに対して押圧される。スナップリングは、プレート部材と対向する第1端面と、軸方向において第1端面と反対側を向き、溝の側壁に接触する第2端面とを含む。プレート部材は、第1端面と接触する第3端面を含む。第1端面と第3端面との間の静摩擦係数が、第2端面と溝の側壁との間の静摩擦係数よりも小さい。
このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、第1端面と第3端面との間の静摩擦係数が、第2端面と溝の側壁との間の静摩擦係数よりも小さいため、プレート部材が溝からスナップリングが抜ける方向の挙動を示した時に、スナップリングがプレート部材に引き連れられて、溝から抜ける方向に移動することを抑制できる。これにより、軸回りの全周に渡って、スナップリングと溝との掛かり代を十分に確保することができる。
また好ましくは、第1端面および第3端面の少なくともいずれか一方に、油溝が形成されている。このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、第1端面と第3端面との間の静摩擦係数をより積極的に低減させることができる。
また好ましくは、第1端面および第3端面の少なくともいずれか一方に、第1端面と第3端面との間の摩擦を低減させる表面処理が施されている。このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、第1端面と第3端面との間の静摩擦係数をより積極的に低減させることができる。
また好ましくは、第2端面が、第1端面と比較して粗面状に形成されている。このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、第2端面と溝の側壁との間の静摩擦係数をより積極的に増大させることができる。
また好ましくは、摩擦係合装置の支持構造は、ピストン部材と、弾性部材とをさらに備える。ピストン部材は、摩擦プレートに対してプレート部材の反対側に配置される。ピストン部材は、プレート部材に近づく方向に移動することにより摩擦プレートを押圧する。弾性部材は、ピストンに接続される一方端と、プレート部材に接続される他方端とを含む。弾性部材は、ピストン部材をプレート部材から離れる方向に付勢するとともに、プレート部材をスナップリングに対して押圧する。このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、弾性部材の弾性力によって摩擦プレートの係合を解除する摩擦係合装置において、上述のいずれかに記載の効果を得ることができる。
また好ましくは、プレート部材は、他方端が接続されるエンドプレート部と、エンドプレート部とスナップリングとの間に介挿され、第3端面が形成される追加プレート部とを含む。このように構成された摩擦係合装置の支持構造によれば、プレート部材が溝からスナップリングが抜ける方向の挙動を示した時に、スナップリングが追加プレート部に引き連れられて、溝から抜ける方向に移動することを抑制できる。
この発明に従った変速機は、上述のいずれかに記載の摩擦係合装置の支持構造を備える。このように構成された変速機によれば、摩擦係合装置の作動を確実にすることで、変速機の信頼性を向上させることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、スナップリングと溝との掛かり代が全周に渡って十分に得られる摩擦係合装置の支持構造および変速機を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、車両に搭載された自動変速機を示す断面図である。図中には、自動変速機の一部分が示されている。図1を参照して、自動変速機10は、複数のプラネタリギヤとしての、UD(アンダードライブ)プラネタリギヤ61およびラビニオ式プラネタリギヤ64を備える。自動変速機10は、UDプラネタリギヤ61およびラビニオ式プラネタリギヤ64の組み合わせにより、内燃機関から入力された回転を、減速または加速して出力したり、逆回転にして出力する。UDプラネタリギヤ61は、ケース体12に収容されている。自動変速機10は、オイルを貯留する図示しないオイルパンを備える。自動変速機10の作動時、変速機を構成するギヤがオイルパンに貯留されたオイルを掻き揚げる。これにより、変速機内の各部位にオイルが潤滑油として供給される。
図2は、この発明の実施の形態1におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。図中には、図1中の2点鎖線IIで囲まれた範囲が示されている。
図1および図2を参照して、自動変速機10は、摩擦係合装置としてのブレーキ11を備える。ブレーキ11は、UDプラネタリギヤ61を構成するプラネタリキャリヤ62の回転と、ラビニオ式プラネタリギヤ64を構成するサンギヤ65の回転とをロックする。ブレーキ11は、ケース体12に収容された、摩擦プレート13および14と、バックプレート21と、スナップリング31とを備える。摩擦プレート13および摩擦プレート14は、複数ずつ設けられている。
ケース体12は、仮想軸である中心軸201を中心に延在する内周面12cを含む。中心軸201は、UDプラネタリギヤ61およびラビニオ式プラネタリギヤ64の回転中心である。
摩擦プレート13は、ケース体12に固定されている。摩擦プレート14は、プラネタリギヤ側に固定されている。摩擦プレート13および摩擦プレート14は、中心軸201の軸方向に移動可能で、かつ中心軸201を中心とする周方向に回転できないように、それぞれケース体12およびプラネタリギヤ側に固定されている。摩擦プレート13および14は、内周面12cの内側で環状に延びるリング形状を有する。摩擦プレート13と摩擦プレート14とは、中心軸201の軸方向に交互に並んで配置されている。
ブレーキ11は、ブレーキピストン15をさらに備える。ブレーキピストン15は、中心軸201の軸方向において摩擦プレート13および14と隣り合って配置されている。ケース体12内には、油圧室16が形成されている。油圧室16は、中心軸201の軸方向においてブレーキピストン15と隣り合って形成されている。摩擦プレート13および14と油圧室16との間に、ブレーキピストン15が配置されている。
油圧室16への油圧供給を行なう油圧負荷時、ブレーキピストン15は、中心軸201の軸方向にストロークし、摩擦プレート13および14を押圧する。押圧された摩擦プレート13と摩擦プレート14とは、摩擦により互いに圧着する。これにより、摩擦プレート13と摩擦プレート14とが係合し、プラネタリキャリヤ62およびサンギヤ65の回転がロックされる。
図3は、図2中のバックプレートを示す斜視図である。図2および図3を参照して、バックプレート21は、金属から形成されている。バックプレート21は、スナップリング31と摩擦プレート13および14との間に配置されている。中心軸201の軸方向において、スナップリング31と、バックプレート21と、摩擦プレート13および14とが重なって配置されている。バックプレート21は、ケース体12に固定されている。
バックプレート21は、中心軸201を中心に環状に延びるリング形状を有する。バックプレート21は、端面21aおよび端面21bを含む。端面21aと端面21bとは、中心軸201の軸方向において互いに反対方向を向く。端面21aおよび21bは、中心軸201を中心に環状に延在する。端面21aは、摩擦プレート13および14と対向する。端面21bは、スナップリング31と対向する。端面21aおよび21bは、中心軸201に直交する平面内で延在する。
バックプレート21は、スプライン25を含む。内周面12cに形成された図示しないスプラインと、スプライン25とが係合することにより、バックプレート21は、中心軸201の軸方向に移動可能で、かつ中心軸201を中心とする周方向に回転しないように、ケース体12に固定されている。バックプレート21は、複数の鍔部27を含む。鍔部27は、中心軸201を中心とする半径方向に延出する。本実施の形態では、鍔部27は、中心軸201を中心とする半径方向外側に延出する。複数の鍔部27は、中心軸201を中心とする周方向に間隔を隔てて形成されている。
ブレーキ11は、リターンスプリング18をさらに備える。リターンスプリング18は、中心軸201の軸方向に延びる。リターンスプリング18は、ブレーキピストン15に接続される一方端18mと、バックプレート21に接続される他方端18nとを含む。他方端18nは、鍔部27に接続されている。複数の鍔部27に対応して、複数のリターンスプリング18が設けられている。
中心軸201を中心とする半径方向において、リターンスプリング18と摩擦プレート13および14との間に、スナップリング31が配置されている。リターンスプリング18の弾性力により、ブレーキピストン15は、中心軸201の軸方向に沿ってバックプレート21から離れる方向に付勢される。リターンスプリング18の弾性力により、バックプレート21は、スナップリング31に対して押圧される。
油圧室16への油圧供給を停止する油圧除荷時、リターンスプリング18の弾性力によって、ブレーキピストン15が、バックプレート21から離間する方向にストロークする。これにより、摩擦プレート13と摩擦プレート14との係合が解除され、プラネタリキャリヤ62およびサンギヤ65の回転が許容される。
図4は、図2中のスナップリングを示す図である。図中には、図1中の中心軸201の軸線方向から見たスナップリングの形状が示されている。図中のII−II線上に沿ったブレーキの断面が図2に示されている。
図2および図4を参照して、ケース体12には、溝41が形成されている。溝41は、内周面12cに形成されている。溝41は、中心軸201を中心に環状に延びる。溝41は、中心軸201を中心に真円状に延びる。溝41は、略矩形の断面形状を有する。溝41は、底面41dと側壁41eとを含む。底面41dは、内周面12cから最も深くに位置する溝41の内壁により形成されている。側壁41eは、底面41dと内周面12cとの間で延在する。側壁41eは、中心軸201の軸方向に直交する平面内で、中心軸201を中心に環状に延在する。側壁41eは、スナップリング31およびバックプレート21を向いて、中心軸201を中心に環状に延在する。
溝41には、スナップリング31が嵌め合わされている。スナップリング31は、中心軸201の軸線方向における摩擦プレート13および14の位置を規制する。スナップリング31は、ブレーキピストン15によって押圧された摩擦プレート13および14の移動を制限する。
スナップリング31は、金属から形成されている。スナップリング31は、リング形状がその周方向の一部で分断されたC型形状を有する。スナップリング31は、一対の合口33pおよび33qを含む。合口33pと合口33qとは、中心軸201を中心とする周方向に間隙35を設けて対向する。スナップリング31の剛性は、間隙35が形成される位相で相対的に小さくなり、その反対側の位相で相対的に大きくなる。これにより、溝41に嵌め合わされたスナップリング31が溝41の底面41dを押圧する力(緊縛力)は、図3中の上半分の位相で相対的に小さくなり、図3中の下半分の位相で相対的に大きくなる。
スナップリング31が備えるこのような特性により、スナップリング31を溝41に嵌め合わせると、溝41の底面41dに対向するスナップリング31の周面としての外周面31dと、底面41dとは、合口33pおよび33qと、間隙35が形成される位相の反対側の位相とで密着する。一方、合口33pおよび33qに隣接して、外周面31dと底面41dとの間に隙間が形成される。
バックプレート21から受ける中心軸201の軸方向の力により、スナップリング31は、側壁41eに対して押圧される。スナップリング31は、側壁41eに接触した状態で溝41に配置されている。スナップリング31は、側壁41eと端面21bとに挟持された状態で溝41に配置されている。
端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数は、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さい。両者の静摩擦係数の大小は、たとえば、次の方法により判断することができる。
まず、ケース体12を固定する。スナップリング31に中心軸201の軸方向の荷重を負荷させることにより、スナップリング31を側壁41eに対して押圧する。スナップリング31に中心軸201の軸周りのトルクを与え、スナップリング31が側壁41eに対して滑り始める時のトルクを測定する。また別に、バックプレート21を固定する。スナップリング31に中心軸201の軸方向の荷重を負荷させることにより、スナップリング31を端面21bに対して押圧する。スナップリング31に中心軸201の軸周りのトルクを与え、スナップリング31が端面21bに対して滑り始める時のトルクを測定する。この際、両測定でスナップリング31に負荷させる荷重を等しくする。
測定の結果、スナップリング31が端面21bに対して滑り始める時のトルクが、スナップリング31が側壁41eに対して滑り始める時のトルクよりも小さい場合に、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数が、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さいと判断する。
図5は、図2中の2点鎖線Vで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。図6は、図5中のスナップリングに形成された油溝の形状を表わす斜視図である。図5を参照して、スナップリング31の端面31aには、油溝51が形成されている。図6(A)を参照して、油溝51は、中心軸201の周りを周回するように形成されている。油溝51は、中心軸201を中心とする半径方向に間隔を隔てて複数本、形成されている。図6(B)を参照して、油溝51は、中心軸201を中心とする半径方向に延びるように形成されても良い。図6(C)を参照して、油溝51は、端面31aの表面にディンプル状に形成されても良い。
このような構成により、自動変速機10の作動時、オイルパンから掻き揚げられたオイルが油溝51に留まる。これにより、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数をより積極的に低減させ、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定することができる。
図7は、図2中のブレーキの支持構造の第1の変形例を示す断面図である。図7は、図5に対応する図である。図7を参照して、本変形例では、油溝51がバックプレート21の端面21bに形成されている。油溝51は、端面31aおよび端面21bの双方に形成されても良い。これらの場合にも、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数をより積極的に低減させることができる。
図8は、図2中のブレーキの支持構造の第2の変形例を示す断面図である。図中に示す断面位置は、図2中の2点鎖線VIIIで囲まれた範囲に相当する。図8を参照して、本変形例では、スナップリング31の端面31bが、端面31aと比較して粗面状に形成されている。端面31bが端面31aよりも粗面状に形成されているか否かは、たとえば、両者の算術平均粗さRaを比較することによって判断される。端面31bは、梨地状に形成されている。このような構成により、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数をより積極的に増大させ、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数を端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定することができる。なお、溝41の側壁41eが梨地状に形成されても良い。
続いて、比較のためのブレーキの支持構造において、スナップリング31と溝41との掛かり代が小さくなる現象のメカニズムについて説明を行なう。比較のためのブレーキの支持構造は、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数が端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さい関係を満たさない。端面31aおよび21bのいずれにも油溝が形成されていない。端面31bが粗面状に形成されていない。
図9は、比較のためのブレーキの支持構造において、初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を示す断面図である。図10は、図9中の初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を重ねて示した断面図である。図中には、図4中の一対の合口33pおよび33qに隣接する位相の断面が示されている。
図9および図10を参照して、バックプレート21に対向する外周面31dの部分を、角部Eと呼ぶことにする。
油圧を負荷する前の初期時、スナップリング31と溝41との掛かり代がH1であるとする。油圧負荷時、油圧室16から摩擦プレート13および14に作用させた力が、バックプレート21およびスナップリング31に伝わる。このとき、摩擦プレート13および14から力を受けたバックプレート21の内周側が、スナップリング31に向けて倒れる。スナップリング31は、バックプレート21の表面上で角部Eを滑らしながら、バックプレート21とともに倒れる。これにより、角部Eの位置は見かけ上、図10中の矢印211に示す、溝41からスナップリング31が抜ける中心軸201を中心とする半径方向(以下、スナップリング31の浮き方向とも呼ぶ)に変位する。
油圧除荷時、バックプレート21は、スナップリング31とともにスナップリング31に向けて倒れた姿勢から元の姿勢に戻る。このとき、スナップリング31およびバックプレート21間に生じる摩擦力により角部Eが端面21bに引きずられるようにして、スナップリング31は、スナップリング31と溝41の側壁41eとの間に生じる摩擦力に抗して浮き方向に引き出される。その結果、油圧除荷後、スナップリング31と溝41との掛かり代は、H1よりも小さいH2となる。このようなメカニズムにより、油圧負荷および油圧除荷が繰り返し行なわれることによって、スナップリング31と溝41との掛かり代が徐々に小さくなる現象が生じる。
続いて、本実施の形態における図2中のブレーキの支持構造により奏される作用について説明する。
図11は、図2中のブレーキの支持構造において、初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を示す断面図である。図12は、図11中の初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を重ねて示した断面図である。
図11および図12を参照して、本実施の形態では、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数が端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定されている。このため、油圧除荷時、スナップリング31とバックプレート21との間に生じる摩擦力を小さく抑えるとともに、スナップリング31と溝41の側壁41eとの間により大きい摩擦力を生じさせることができる。これにより、倒れた姿勢から元の姿勢に戻るバックプレート21の挙動に伴って、スナップリング31が浮き方向に移動することを抑制できる。結果、油圧除荷後のスナップリング31と溝41との掛かり代が、比較のためのブレーキの支持構造における図10中のH2よりも大きいH3となる。
この発明の実施の形態1における摩擦係合装置としてのブレーキ11の支持構造は、スナップリング31と、摩擦プレート13および14と、プレート部材としてのバックプレート21とを備える。スナップリング31は、所定の軸としての中心軸201を中心に環状に延びる溝41に配置される。摩擦プレート13および14は、スナップリング31により中心軸201の軸方向の位置が規制される。摩擦プレート13および14は、中心軸201の軸方向に沿ってスナップリング31に向けて押圧された時に摩擦により係合する。バックプレート21は、摩擦プレート13および14とスナップリング31との間に配置される。バックプレート21は、スナップリング31に対して押圧される。スナップリング31は、バックプレート21と対向する第1端面としての端面31aと、中心軸201の軸方向において端面31aと反対側を向き、溝41の側壁41eに接触する第2端面としての端面31bとを含む。バックプレート21は、端面31aと接触する第3端面としての端面21bを含む。端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数が、端面31bと溝41の側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さい。
また別の観点から、ブレーキ11の支持構造は、スナップリング31と、摩擦プレート13および14と、プレート部材としてのバックプレート21とを備える。スナップリング31は、バックプレート21と対向する第1端面としての端面31aを含む。バックプレート21は、端面31aと接触する第3端面としての端面21bを含む。端面31aおよび端面21bの少なくともいずれか一方に、油溝51が形成されている。もしくは、端面31aおよび端面21bの少なくともいずれか一方に、後述の実施の形態2における無電解ニッケルめっき層53が形成されている。
さらに別の観点から、ブレーキ11の支持構造は、スナップリング31と、摩擦プレート13および14と、プレート部材としてのバックプレート21とを備える。スナップリング31は、バックプレート21と対向する第1端面としての端面31aと、中心軸201の軸方向において端面31aと反対側を向き、溝41の側壁41eに接触する第2端面としての端面31bとを含む。端面31bが、端面31aと比較して粗面状に形成されている。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるブレーキ11の支持構造によれば、中心軸201を中心とする全周に渡ってスナップリング31と溝41との掛かり代を十分に確保することができる。これにより、ブレーキ11によるプラネタリギヤの作動を確実にし、自動変速機10の信頼性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、内径嵌めのスナップリング31を用いたブレーキ11について説明したが、外径嵌めのスナップリングを用いたブレーキにも本発明を適用することができる。この場合、スナップリングの浮き方向は、溝が周回する軸を中心する半径方向の内径側から外径側に向かう方向である。また、ブレーキのみならず、自動変速機のクラッチに本発明を適用しても良い。また、無段変速機に本発明を適用しても良い。
(実施の形態2)
図13は、この発明の実施の形態2におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。図中に示す断面位置は、図2中の2点鎖線Vで囲まれた範囲に相当する。本実施の形態におけるブレーキの支持構造は、実施の形態1におけるブレーキ11の支持構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図13を参照して、本実施の形態では、スナップリング31の端面31aに、無電解ニッケルめっき層53が形成されている。このような構成により、端面31aと端面21bとの間の静摩擦係数をより積極的に低減させ、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定することができる。これにより、油圧除荷時、スナップリング31が浮き方向に移動することを抑制できる。
なお、無電解ニッケルめっき層53は、バックプレート21の端面21bに形成されても良いし、端面31aおよび端面21bの双方に形成されても良い。また、無電解ニッケルめっきに限られず、これらの端面に、たとえばDLC(Diamond Like Carbon)コーティングやモリブデンコーティング等が施されても良い。
このように構成された、この発明の実施の形態2における摩擦係合装置の支持構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図14は、この発明の実施の形態3におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。図15は、図14中のXV−XV線上に沿った断面図である。本実施の形態におけるブレーキの支持構造は、実施の形態1におけるブレーキ11の支持構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図14および図15を参照して、本実施の形態では、エンドプレート部としてのバックプレート21とスナップリング31との間に、追加プレート部としての追加プレート56が介挿されている。バックプレート21および追加プレート56により、本発明におけるプレート部材が構成されている。追加プレート56は、端面56aを含む。端面56aは、スナップリング31に対向し、端面31aに接触する。端面31aと端面56aとの間の静摩擦係数が端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定されている。
追加プレート56には、端面56aに開口する油溝58が形成されている。追加プレート56は、端面56bをさらに含む。端面56bは、中心軸201の軸方向において端面56aの反対側を向き、端面21bに接触する。油溝56は、端面56aから端面56bに達するように、追加プレート56を貫通する。
油溝56は、円形状を有する貫通孔である。これに限らず、油溝56は、長円や角形等の形状を有しても良い。
このような構成により、端面31aと端面56aとの間の静摩擦係数をより積極的に低減させ、端面31bと側壁41eとの間の静摩擦係数よりも小さく設定することができる。また、端面56bまで貫通する油溝56によって、端面56bと端面21bとの間の静摩擦係数も低減させることができる。これにより、油圧除荷時、スナップリング31が浮き方向に移動することを抑制できる。
加えて、本実施の形態では、追加プレート56の厚みを調整することによって、製品ごとにばらつきが生じるブレーキピストン15のストロークを調整することができる。また、追加プレート56に油溝56を形成することにより、ブレーキの軽量化や低コスト化を図ることができる。
このように構成された、この発明の実施の形態3におけるブレーキの支持構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態1から3におけるブレーキの支持構造を適宜、組み合わせて、新たなブレーキの支持構造を構成しても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
車両に搭載された自動変速機を示す断面図である。 この発明の実施の形態1におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。 図2中のバックプレートを示す斜視図である。 図2中のスナップリングを示す図である。 図2中の2点鎖線Vで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。 図5中のスナップリングに形成された油溝の形状を表わす斜視図である。 図2中のブレーキの支持構造の第1の変形例を示す断面図である。 図2中のブレーキの支持構造の第2の変形例を示す断面図である。 比較のためのブレーキの支持構造において、初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を示す断面図である。 図9中の初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を重ねて示した断面図である。 図2中のブレーキの支持構造において、初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を示す断面図である。 図11中の初期時、油圧負荷時および油圧除荷後のスナップリングの状態を重ねて示した断面図である。 この発明の実施の形態2におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。 この発明の実施の形態3におけるブレーキの支持構造を示す断面図である。 図14中のXV−XV線上に沿った断面図である。
符号の説明
10 自動変速機、11 ブレーキ、13,14 摩擦プレート、15 ブレーキピストン、18 リターンスプリング、21 バックプレート、31 スナップリング、31a,31b,21b,56a 端面、41 溝、41e 側壁、51,58 油溝、53 無電解ニッケルめっき層、56 追加プレート、201 中心軸。

Claims (7)

  1. 所定の軸を中心に環状に延びる溝に配置されるスナップリングと、
    前記スナップリングにより前記軸方向の位置が規制され、前記軸方向に沿って前記スナップリングに向けて押圧された時に摩擦により係合する摩擦プレートと、
    前記摩擦プレートと前記スナップリングとの間に配置され、前記スナップリングに対して押圧されるプレート部材とを備え、
    前記スナップリングは、前記プレート部材と対向する第1端面と、前記軸方向において前記第1端面と反対側を向き、前記溝の側壁に接触する第2端面とを含み、
    前記プレート部材は、前記第1端面と接触する第3端面を含み、
    前記第1端面と前記第3端面との間の静摩擦係数が、前記第2端面と前記溝の側壁との間の静摩擦係数よりも小さい、摩擦係合装置の支持構造。
  2. 前記第1端面および前記第3端面の少なくともいずれか一方に、油溝が形成されている、請求項1に記載の摩擦係合装置の支持構造。
  3. 前記第1端面および前記第3端面の少なくともいずれか一方に、前記第1端面と前記第3端面との間の摩擦を低減させる表面処理が施されている、請求項1または2に記載の摩擦係合装置の支持構造。
  4. 前記第2端面が、前記第1端面と比較して粗面状に形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の摩擦係合装置の支持構造。
  5. 前記摩擦プレートに対して前記プレート部材の反対側に配置され、前記プレート部材に近づく方向に移動することにより前記摩擦プレートを押圧するピストン部材と、
    前記ピストンに接続される一方端と、前記プレート部材に接続される他方端とを含み、前記ピストン部材を前記プレート部材から離れる方向に付勢するとともに、前記プレート部材を前記スナップリングに対して押圧する弾性部材とをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の摩擦係合装置の支持構造。
  6. 前記プレート部材は、前記他方端が接続されるエンドプレート部と、前記エンドプレート部と前記スナップリングとの間に介挿され、前記第3端面が形成される追加プレート部とを含む、請求項5に記載の摩擦係合装置の支持構造。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の摩擦係合装置の支持構造を備える、変速機。
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