JP2008064101A - 補助燃料および補助空気の供給を有する気化器 - Google Patents

補助燃料および補助空気の供給を有する気化器 Download PDF

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Abstract

【課題】補助燃料空気供給装置の導管を開閉するために自動操作可能であり、そのための制御弁を手動で操作することを必要としない補助燃料空気供給装置を有する気化器を提供する。
【解決手段】気化器は、スロットルバルブを備える燃料空気混合流路と、弁駆動室を部分的に規定する、弁を有する穴と、スロットルバルブの下流の位置で燃料空気混合流路と連通する分割燃料空気混合室とを備える。燃料流路と空気流路は、燃料空気混合室と連通している。パージ装置は弁駆動室と連通しており、燃料空気混合室への燃料空気流路を開くために弁を開位置に移動操作が可能であり、それにより燃料空気混合室からスロットルバルブの下流の燃料空気混合流路へ燃料空気混合体が流れる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン燃料システム、特に、気化器に関する。
気化器は、2ストロークと4ストローク内燃エンジンに燃料空気混合体を供給するために、通常使用されている。小型2ストロークエンジンが使用される多くの用途、例えば、手持ちパワーチェーンソーや、草刈機、リーフブロワー、ガーデン用具などで、ダイヤフラム燃料ポンプとダイヤフラム燃料計量システム両方を有する気化器が、しばしば使用されている。
いわゆるダイヤフラム式気化器は、一般に空気入口開口とその空気入口開口の下流にある燃料空気混合出口開口とを備える混合流路を有する本体を備える。ダイヤフラム式気化器は、エンジンに一次燃料空気混合体の供給を制御するために、空気入口開口の下流にある燃料空気混合流路内に設けられたスロットルバルブを通常備える。典型的なダイヤフラム燃料計量システムは、計測弁と、本体に取り付けられ、燃料室を部分的に定義し大気から分離する可撓性にダイヤフラムを備えている。計測弁とダイヤフラムは、燃料室から燃料空気混合流路に供給するためにダイヤフラム燃料ポンプから燃料室に燃料を供給する。手動パージポンプは、ダイヤフラム燃料ポンプおよび燃料室と流体的に連通する本体に取り付けられ、いかなる空気および燃料蒸気および古い液体燃料をダイヤフラム燃料ポンプおよび燃料室から除去するため押し下げられる柔軟な球体を備えている。柔軟な球体は、押し下げられた状態に動かされ、それにより、その球体内の液体燃料および燃料蒸気および空気が燃料タンクへ向かう下流の燃料流路を通って気化器から外に向かうようにする。それから、柔軟な球体は、押し下げられていない状態に戻され、それにより、液体燃料および燃料蒸気および空気を上流の燃料流路を通し、その球体に引き込む。燃料蒸気、空気および古い液体燃料が燃料ポンプおよび燃料室から除去されることを確実にするために、この除去は必要に応じて通常繰り返される。
ダイヤフラム式気化器のあるものは、一次燃料空気混合体に加えて補助燃料空気混合体を供給するように構成されている。例えば、補助燃料空気混合体は、エンジンの始動および始動直後のエンジンの初期運転を改善するために、スロットルバルブの下流で提供される。普通、補助燃料空気混合体は、燃料室から補助燃料空気導管を通し供給され、手動制御弁と、それと結合されたレバーまたはノブにより制御される。操作において、ユーザーは、蒸気および空気を燃料ポンプおよび燃料室から除去するために、最初に手動でパージバルブの球体を押し下げ、それから、補助燃料空気導管を開けるために手動で手動制御弁を作動し、マニュアル始動プルコードを引っ張るか、または電気始動機を作動させることによりエンジンを始動させる。その後、ユーザーは、補助燃料空気導管を閉めるために手動制御弁を手動で作動させなければならない。
従って、手動制御弁および関連装置は、気化器に部品や、複雑さおよび費用に加え、オペレータによる別々の手動弁の作動のステップを必要とする。
本発明の目的、特徴および利点は、補助燃料空気供給装置の導管を開閉するために自動操作可能であり、そのための制御弁をオペレータが手動で操作する必要としない補助燃料空気供給装置を有する気化器を備え、コンパクトで、簡単な操作で、エンジン始動のステップを除去し、比較的少数の部品を使用し、従来のチョークバルブの使用を除去し、エンジンの始動およびウォーミングアップを改善し、従来のチョークバルブを有する気化器により通常供給されるよりも比較的濃い燃料空気混合体をエンジンに供給し、エンジンの低速安定性を改善し、従来のチョークバルブと共用するために独自に設計されている気化器の本体が使用可能であり、比較的シンプルな設計で、経済的な製造および組立で、頑丈で、耐久性・信頼性があり、使用に際し長い使用寿命を有する気化器を提供することである。
本発明の目的のため、気化器の中を通る燃料および空気の流れを制御するためにスロットルバルブをその内に持つ燃料空気混合流路を有する気化器は、エンジン始動と始動直後の初期エンジン運転を改善するために、補助燃料空気供給装置を備えている。その気化器の燃料空気混合穴は、その内に配置されたバルブを備えている。この混合穴とバルブは、弁駆動室を規定し、スロットルバルブの下流の位置で燃料空気混合流路と連通する別の燃料空気混合室も規定する。燃料流路は、燃料空気混合室に燃料を供給するために、燃料空気混合室と連通している。空気流路は、空気を供給するために燃料空気混合室と連通している。パージ装置は、弁駆動室と連通しており、その弁駆動室を加圧することが可能で、それにより開位置にバルブを動かすことができる。 バルブが開位置にあるとき、燃料空気流路は燃料空気室と連通し、燃料および空気は燃料空気混合室からスロットルバルブの下流にある燃料空気混合流路内の位置に流れる。
当然、他の目的、特徴および利点は当業者へのこれらの開示により明白である。本発明を具体化する他の様々な気化器あるいはエンジン燃料装置は上記の目的、特徴または利点を多かれ少なかれ達成するであろう。
図1は内燃エンジン(表示せず)に使用される気化器10を示す。気化器10は、本体12と、液体燃料を吸入排出するための燃料ポンプ組立体14と、本体12へ送る液体燃料の所望量を計測するための燃料計測組立体16と、燃料ポンプ組立体14と計測組立体16から古い燃料、燃料蒸気および空気を除去するための燃料パージ装置18とを備える。気化器10は、参照として完全にここに組み込まれた米国特許6,293,524で記述されていることと多くの点で類似している。
本体12は、適した材料で構成され、鋳造アルミ等の金属で構成されることが好ましい。本体12は前述の組立体14、16、18および他の様々な部品および流路を構造的に支持し、以下に詳細に記述する。外部に、本体12は、燃料タンクに接続する燃料入口嵌合部20と、除去された燃料および燃料蒸気および空気を排出し、好ましくはタンクへそれらを戻すための燃料出口嵌合部とを備える。
図1、2を参照し、内部に、本体12は、エアフィルター(図示せず)のような大気空気源と連通する空気入口26と、エンジン(図示せず)の取入口流路と連通する燃料空気混合体出口28とを有する燃料空気混合流路24を備える。燃料空気混合流路24は入口26の下流であり出口28の上流にベンチュリ管30を備える。スロットルバルブ32は、ベンチュリ管30の下流にある混合流路に収容され、流路24を通り横断して延在し、本体12に回転のために軸受けされたスロットシャフト34に取付けられる。
図2に示されるように、燃料ポンプ組立体14は、本体12の上面と上部カバー38の下面の間で受け取られ、密封される可撓性メンブレムあるいはダイヤフラム36を備えている。ダイヤフラム36は、ポンプ室40の一部と、ダイヤフラム36を変形または作動させるために、作動エンジンのクランクケース(表示せず)の圧力・真空パルスをパルス流路44を通し導くパルス室42の一部とを規定する。パルス室42の方にダイヤフラム36を変形することにより、燃料タンク(表示せず)から、嵌合部20と、ワンウェイチェックバルブ48を内に備える燃料入口流路46を通し、そしてポンプ室40に液体燃料を引き込む。さらに、ポンプ室40の方のダイヤフラム36を変形することにより、ポンプ室40から、ワンウェイチェックバルブ52とスクリーン54とを内に有する燃料出口流路50を通して、燃料計測装置16に、そして計測弁56が開のときその計測弁56を通過するよう、ポンプ室40からの圧力の下で液体燃料を供給する。
図2に示すように、気化器10の底部で、燃料計測装置16は、本体12の下面と下カバー60の間に収容され、密封される可撓性メンブレムあるいはダイヤフラム58を備える。ダイヤフラム58は、ダイヤフラム58の一方の側の燃料計測室62の一部と、他方の側の大気空気室64の一部を規定する。空気室64は、下カバー60内のポート66を通って、気化器10の外の大気と連通している。計測弁56は、ダイヤフラム58の動きによって、燃料計測室62に燃料の吸入を制御するために開閉される。ダイヤフラム58は、計測弁56に隣接した一端が接続されたレバー68と操作可能に接続され、ダイヤフラム58の中心に取り付けられた突起70に、隣接する他端が押圧し、そして、その両端の間でサポートシャフト72に回転可能に取付けられる。計測弁56は、レバー68を押圧するバネ74により、閉位置に付勢される。
図2に示すように、燃料室パージ装置18は、保持板78によって上カバー38に取り付けられ、密封された可撓性のラバードームまたはパージ球体76を備えている。パージ球体76は、きのこ形状のパージバルブ組立体80を取り囲む。パージバルブ80は、パージ入口流路84を通って燃料計測室62の上部と連通する入口あるいは吸引弁部82を有する。パージバルブ80は、パージ出口室88を介し、燃料タンク(図示せず)の上部に連通し、好ましくは最終的嵌合する出口あるいは排出弁部86をさらに備え、補助燃料および空気供給装置89に関して以下に記述する。
図2、3に断面で示すように、気化器10は、エンジン始動とエンジン始動直後の初期運転を改善するための補助燃料空気供給装置89を備えている。バルブ32がアイドル位置にあるとき、補助燃料空気供給装置89はスロットルバルブ32の下流で補助の燃料空気混合体を供給する。しかしスロットルバルブ32が開いているとき、燃料空気の第一次混合体はスロットルバルブ32の上流で燃料空気混合流路24を介し供給される。
補助燃料空気供給装置89は、穴90と、その中に配置された補助燃料空気混合ピストンまたは弁92を備えている。弁92は、弁駆動室94およびシール98により弁駆動室94から分離された燃料空気混合室96とを部分的に規定する。シール98は、バルブ92のボディ100に接続されるヘッド118の反対にある弁92のボディ100の一端に取り付けられたエラストマーのクワドシールである。シール98は、シール98の外径と燃料空気混合穴90の内径の間の摩擦によって弁92を保持する。以下に記述するように、燃料空気混合室96は、横断方向の燃料空気混合出口流路102と、スロットシャフト34および弁92を通る流路116、114とを介し、スロットルバルブ32の下流の位置に燃料空気混合流路24と連通する。
補助燃料空気供給装置89はいくつかの他の流路を備えている。空気流路104は、スロットルバルブ32の上流の位置で燃料空気混合流路24と、好ましくは本体12の空気入口26で、連通する上流端を有している。空気流路104は、燃料空気混合室96と連通する下流端を更に有する。燃料流路106は、燃料計測室62と連通する上流端と、補助燃料空気混合室96と連通する下流端を有する。パージ出口流路108は、パージ装置18のパージ出口室88と連通する上流端と、弁駆動室94と連通する下流端とを有する。戻り燃料流路110は、弁駆動室94と連通する上流端と、燃料タンク(図示せず)と連通する出口嵌合部22と連通する下流端を有する。補助燃料空気供給装置は、燃料室62と、燃料室パージ装置18と、スロットシャフト34とを更に備える。
作動中、燃料室パージ装置18は、エンジン始動前に、空気、燃料蒸気、および/または、古い燃料とを燃料ポンプ組立体14と燃料計測室62から排出するために手動で作動される。一般に、燃料室パージ装置18の球体76は、押し下げ状態に駆動され、それにより、球体76内の液体燃料と燃料蒸気を、そこから排出されるようにし、そして、球体76が非押し下げ状態に復帰して、それにより、計測室62と燃料ポンプ組立体14から液体燃料および燃料蒸気を球体76内に引き入れる。この手動パージは、必要に応じて一般に繰り返される。
さらに、燃料室パージ装置18の作動において、球体76内からバルブ86と室88を通り、パージ出口流路108を通り、弁駆動室94内に加圧流体が流れる。それに応じて、図3に示すように、アイドル位置のスロットルバルブ34により、加圧流体は、弁駆動室を効果的に加圧し、それにより、休止あるいは閉位置から、開位置あるいは、エンジン始動位置、あるいはアイドル位置に燃料空気混合弁92を移動させる。このような弁92の動きは、パージ出口流路108と戻り燃料流路110との間の連通を開き、ポンプ室62からの流体が気化器10から排出され、燃料タンク(図示せず)に戻る。
そのような弁の動きは、燃料空気混合室96を通り、燃料空気混合流路24と空気燃料流路104との間の連通を開ける。
それに応じて、燃料空気混合室96から、弁92のボディ100内の横断流路112を通り、弁92のヘッド118内の長手方向の穴114を通り、バルブシャフト34内の横断流路116を通り、そして本体12内の燃料空気混合体出口流路102を通り、スロットルバルブ32の下流の燃料空気混合流路24内に、燃料空気混合体が流れる。弁92がこのように動作し、バルブ32およびバルブシャフト34がアイドル位置にある時、弁92のヘッド118がバルブシャフト34のノッチ120内に嵌合する。流体の流れを流路102を通るようにするため、閉じるようにプラグ122は穴90内に嵌合される。
補助燃料空気供給装置89に加えて、アイドル位置あるいは閉位置にあるとき、スロットルバルブ32の上流と下流の両方で混合流路24に開口する低速燃料ポート(図示せず)の列に液体燃料が供給されることは、当業者に理解できるであろう。低速燃料は、流路132と連通する支流流路(図示せず)と、調節可能な低速燃料調整ニードル弁(図示せず)、および低速燃料調整ニードル弁の下流で送り流路(図示せず)とを介し、供給される。さらに、補助燃料空気供給装置89が燃料を供給するのに使用されていないとき、例えば、スロットルバルブ32が開のとき、液体燃料は燃料計測室62から一次燃料供給装置を通り、供給される。一次燃料供給装置は、混合流路24に開口する高速燃料ノズル124と、チェックバルブ126と、流路128と、調節可能な燃料調整ニードル弁130と、流路132と、チェックバルブ134とを備えている。
ユーザーは、手動始動プルコード(図示せず)を引くことにより、または電気始動装置(図示せず)により、気化器10と連動するエンジンを始動する。 エンジンが回されると、エンジンシリンダー内のエンジンピストンの動きが、スロットルバルブ32の下流でほぼ大気状態と、混合流路24を通る制限された上流の空気流を生成する。それから、これにより補助燃料空気供給装置89を通り、アイドル位置のスロットルバルブ32の下流の混合流路24と、始動時アイドルとアイドル操作状態に近いエンジンとに液体燃料と空気を流す。補助燃料空気供給装置89を介した燃料と空気の供給は、エンジンの始動特性、特に低温または「冷たい」エンジンの特性を改良する。圧力差が、計測弁56を開閉するダイヤフラム58に作用し、それにより、エンジンが動作しているとき、計測室62内の所定の燃料量をほぼ一定の圧力で維持する。それに応じて、液体燃料が、補助燃料空気供給装置89と高速ノズル124とに供給される。液体燃料は、(スロットルバルブがアイドル位置にあるとき)あらゆる低速アイドル回路にも供給される。
エンジンが始動した後、エンジンはスロットルバルブ32およびシャフト34を作動するか、あるいは回転することによって加速することができる。図4に示すように、スロットルバルブ32およびシャフト34の回転により、カムスロット114は、燃料空気混合弁92を休止位置に戻し、それにより、パージ出口流路108と戻り燃料流路110の間の連通を閉じ、また、燃料空気混合流路24と空気燃料流路104、106との間の連通を閉じる。さらに、スロットルバルブ32とシャフト34の回転により、混合流路24を開け、液体燃料が高速ノズル124を通り混合流路に流れ、空気と混合され、その混合体がエンジンに流れる。
このように、エンジンを始動するために、ユーザーはアイドル位置にスロットルバルブ32を動かし、次に燃料ポンプ14および燃料室62から燃料と、空気と、古い燃料を除去するためにパージ弁装置18の球体76を押し下げる。球体76を押し下げることにより、加圧された流体がパージ出口流路108を通り、弁駆動室94内に流れ、弁92を開位置に動かす。それに応じて、弁92は、図4の休止位置から図3の位置に自動的に変位させられ、補助燃料空気供給導管が自動的に開く。そして、ユーザーは手動始動プルコード(図示せず)を引っ張ることにより、あるいは、電気始動ボタン(図示せず)を押すことにより、当業者が知るように、エンジンを始動する。
それから、エンジンが動けば、オペレータは、その作動が補助燃料空気供給装置の導管を閉じるために、図4の閉位置あるいは休止位置に弁92を自動的に動かすスロットルバルブ32を作動させる。とりわけ、シャフト34が回転し、弁92をシャフト34から離れるよう変位させるように、弁92のヘッド118に対してスロットルカム114が動作する。従って、弁92が閉位置に動くとき、弁92のヘッド118は、空気流路104と燃料流路106の両方を覆い、妨げ、閉める。
従って、エンジンを始動するとき、オペレータは、補助燃料空気供給装置の導管を開くために手動制御弁を手動で作動させる必要はない。そして、運転中のエンジンを操作するとき、オペレータは、補助燃料空気導管を閉じるために手動制御弁を手動で作動させる必要はない。オペレータがパージ球体押し下げるか、またはスロットを作動させるような他の操作を行うとき、補助燃料空気供給導管は自動的に開閉される。それに応じて、エンジンの始動と操作が、比較的簡単なり、比較的少数の部品が必要なだけである。
ここに開示された発明の形態を構成しているが、多くの他の形態が可能である。本発明のすべての可能な同等の形態はここに記述されていない。 ここに使用されたものは限定でなく、本発明の精神あるいは範囲から逸脱せず、多様な変更が可能であることが理解できるであろう。
本発明による実施例の気化器の背面図である。 図1の気化器の断面図である。 弁の開位置とエンジンアイドル位置とを示す、図2の線4−4に沿った気化器の断面図である。 弁の休止位置あるいは閉位置とを示す、図2の線4−4に沿った気化器の断面図である。

Claims (21)

  1. 燃料空気混合流路内にスロットルバルブを備える該燃料空気混合流路と穴の中にバルブを備える該穴とを有し、前記スロットルバルブの下流の位置で、弁駆動室の一部と前記燃料空気混合流路と連通する分離された燃料空気混合室とを規定する本体と、
    前記燃料空気混合室と連通する燃料流路と、
    前記弁駆動室と連通し、そして、前記燃料流路が前記燃料空気混合室と連通し、燃料と空気が前記燃料空気混合室から前記スロットルバルブの下流の前記燃料空気混合流路内の位置に流れるように前記バルブを前記穴内で開位置に移動させるパージ装置とを
    備えることを特徴とする気化器。
  2. 前記燃料空気混合室と連通する空気流路をさら備えることを特徴とする請求項1記載の気化器。
  3. 前記空気流路は、前記スロットルバルブの上流で前記燃料空気混合流路と連通していることを特徴とする請求項2記載の気化器。
  4. 燃料室と、該燃料室と前記燃料空気混合室との間の前記燃料流路に連通するチェックバルブとを、更に備えることを特徴とする請求項1記載の気化器。
  5. 前記穴の前記バルブは、前記燃料空気混合室を前記弁駆動室から分割するシールを備えることを特徴とする請求項1記載の気化器。
  6. 燃料室を更に備え、前記パージ装置はパージ球体と入口と出口を有するパージバルブとを備え、該パージ球体の繰り返し押し下げと復帰により、前記燃料室から前記パージバルブの前記入口を通り前記パージ球体に燃料を引き入れ、前記パージ球体から前記パージ弁の前記出口を通り前記弁駆動室に燃料を排出することを特徴とする請求項1記載の気化器。
  7. 前記弁駆動室と連通する戻り燃料流路を更に備え、前記パージバルブの繰り返し押し下げ・復帰により、前記弁駆動室から前記戻り燃料流路を通り、気化器の外に燃料を排出することを特徴とする請求項6記載の気化器。
  8. 前記バルブは少なくとも一つの流路をその内部に備えることを特徴とする請求項1の気化器。
  9. 前記スロットルバルブと連結するスロットルシャフトを更に備え、該スロットルシャフトは、前記バルブの前記少なくとも一つの流路と連通する流路をその内部に備えることを特徴とする請求項8記載の気化器。
  10. 前記孔と前記スロットルバルブの下流の前記燃料空気混合流路内の位置との間に延在する流路をさらに備えることを特徴とする請求項9記載の気化器。
  11. 燃料室と、
    該燃料室と連通する上流端および前記燃料空気混合室と連通する下流端を有する燃料流路と、
    前記スロットルバルブの上流の位置で前記燃料空気混合流路と連通する上流端と前記燃料空気混合室と連通する下流端を有する空気流路と、
    前記弁駆動室と連通する上流端を有する戻り燃料流路と、
    前記弁駆動室と連通するパージ流路と、を備え、そして
    前記パージ流路は、前記燃料室と連通する入口と前記パージ流路を介し前記弁駆動室と連通する出口とを有するパージバルブの周りに少なくとも部分的に該パージ装置を備え、前記パージバルブの流体圧の作用が、前記燃料空気混合流路を前記燃料流路および空気流路と連通するように、前記燃料空気混合弁を移動することを特徴とする請求項1記載の気化器。
  12. 前記燃料空気混合流路は前記燃料室と連通するベンチュリ管を含むことをと特徴とする請求項11記載の気化器。
  13. 前記穴のバルブは、前記弁駆動室から前記燃料空気混合室を分離するシールを備えることを特徴とする請求項11記載の気化器。
  14. 前記燃料流路と連通し、前記燃料室と前記燃料空気室の間にあるチェックバルブを更に備えることを特徴とする請求項11記載の気化器。
  15. 前記空気流路は前記スロットルバルブの上流の前記燃料空気混合流路と連通することを特徴とする請求項11記載の気化器。
  16. 前記パージ球体の繰り返し押し下げ・復帰が、前記燃料室から前記パージバルブの入口を通り前記パージ球体に燃料を送り込み、前記パージ球体から前記パージバルブの出口を通り前記弁駆動室に排出することを特徴とする請求項11記載の気化器。
  17. 前記弁駆動室と連通する戻り燃料流路をさらに備え、前記パージ球体の繰り返し押し下げ・復帰が、前記弁駆動室から前記戻り燃料流路を通り、気化器の外に燃料を送り出すことを特徴とする請求項16記載の気化器。
  18. 前記バルブは少なくとも一つの流路をその内に有することを特徴とする請求項11記載の気化器。
  19. 前記スロットルバルブと連結するスロットルシャフトを更に備え、該スロットルシャフトは、前記バルブの前記少なくとも一つの流路と連通する流路をその内部に備えることを特徴とする請求項18記載の気化器。
  20. 前記穴と、前記スロットルバルブの下流の前記燃料空気混合流路内の位置との間に延在する燃料・空気出口流路を更に備えることを特徴とする請求項19記載の気化器。
  21. 前記燃料空気混合流路を横切り延在し、内に流路を有する、前記本体に取り付けられたスロットルシャフトと、
    前記スロットルシャフトと連結する前記スロットバルブと、
    前記本体に取り付けられ、補助燃料室を規定する燃料計測組立体と、
    前記混合室と前記燃料室とに連通し、該混合室に燃料を供給するための補助燃料入口流路と、
    補助燃料空気混合室と前記スロットルバルブの上流の位置の前記燃料空気混合流路とに連通し、前記補助燃料空気混合室に空気を供給するための補助空気入口流路と、
    前記燃料空気混合室と前記スロットルバルブの下流の位置の前記燃料空気混合流路とに連通し、前記補助燃料空気混合室から前記燃料空気混合流路に燃料空気混合体を供給するための補助燃料空気出口流路と、
    前記補助燃料空気混合室の前記本体に取り付けられ、補助燃料空気混合体の流れを前記補助燃料空気混合室から前記燃料空気混合流路に制御するために閉位置と開位置とに可動であり、前記スロットルシャフト内の前記流路と連通する少なくとも一つの流路を内に有する前記バルブと、
    前記混合室と連通する燃料室パージ流路と、
    前記本体に取り付けられ、前記燃料室パージ流路に連通し、前記開位置に前記バルブを移動操作可能な前記燃料室パージ装置と、を備え、そして
    前記燃料室パージ装置は、燃料パージ球体と、入口と出口を有するパージバルブとを備え、そして、
    前記パージ球体の繰り返し押し下げ・復帰により、前記燃料室から前記パージバルブの前記入口を通り、前記パージンバルブに燃料を流し込み、前記パージ球体から前記パージバルブの前記出口を通り、前記弁駆動室に燃料を排出し、それにより、前記バルブを移動し、前記戻り燃料流路を通り前記気化器の外に燃料を排出することを特徴とする請求項1記載の気化器。
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