JP2008060417A - 気化装置、フィルタ装置、成膜装置及び気化方法 - Google Patents

気化装置、フィルタ装置、成膜装置及び気化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタにおける捕捉ミストの再気化効率を高め、長時間安定した気化を行うことができる気化装置を提供すること。
【解決手段】本発明の気化装置は、気化室形成部材に設けられ、液体材料が気化されて得られた気体を消費装置に供給するための供給口と、前記供給口を覆うように設けられ、未気化液体材料を捕捉するためのフィルタと、前記フィルタに赤外線を照射するための赤外線照射部と、を備えた構成にし、フィルタを赤外線の輻射熱により加熱することで、フィルタにより捕捉した未気化液体材料の気化効率が高くなり、フィルタの閉塞が抑えられ、フィルタの使用寿命が長くなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば液状の半導体形成材料を気化して得た処理ガスを消費装置例えば減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)用の成膜処理部に供給するめの気化装置、フィルタ装置及び気化方法に関し、またこの気化装置及びフィルタ装置を適用した成膜装置に関する。
半導体製造プロセスの一つとして、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)の表面に所定の膜を形成する成膜工程があり、この工程は例えば減圧CVD装置を用いて行われている。この減圧CVD装置は、原料をガス状態で供給し、化学反応を進行させて、ウエハ表面に薄膜を堆積させるものであるが、液体材料を気化して得た処理ガスを成膜ガスとして装置内に導入する場合がある。
前記液体材料を気化して得た処理ガスを用いた成膜処理の一般的な例としては、テトラエトキシシラン(Si(OC2H5)4:TEOS)を気化して得た処理ガスと酸素(O2)ガスとを用いてSiO2膜を成膜するプロセスや、ヘキサクロロジシラン(Si2Cl6:HCD)を気化して得た処理ガスとアンモニア(NH)ガスとを用いてシリコンナイトライド(Si3N4)膜を成膜するプロセスなどが挙げられるが、その他、金属の有機化合物(錯体化合物)を用いてその金属膜を成膜することも行われており、例えばハフニウム材料を気化して得た処理ガスと酸素ガスとを用いてハフニウム酸化膜を成膜するプロセス、チタニウム(Ti)材料、ストロンチウム(Sr)材料及びバリウム(Ba)材料を夫々気化して得た処理ガスと酸素ガスとを用いてBST(バリウムストロンチウムチタニウム)酸化膜を成膜するプロセスなどがある。
従来TEOS等の蒸気圧が高い液体材料は、液体材料中に含まれる液中パーティクル(約3000個/1ml)をベーキング方式で気化させるので、蒸気だけを処理チャンバに供給し、液中パーティクルは加熱槽に貯留されている材料に残る態様であったが、Hf等の蒸気圧が低い液体材料は、ガスの分解温度が低いためベーキング方式では気化しにくく、また高温のタンク内に長時間材料を保存するため材料が変質してしまう。そこでキャリアガスを用いてインジェクタにより霧化された液体材料を所定の温度に加熱された気化室内に供給するスプレー方式を採用することで、液体材料の気化の促進を図っているが、液中パーティクルも共にインジェクタに注入されてしまうことから、これをトラップするフィルタが気化室内に必要となる。
また半導体デバイスの設計の多様化に対応するため、液体材料として種々の金属有機化合物が用いられるようになってきており、例えばHf、Zr、St等の有機化合物を用いると蒸気圧がTEOS等に比べて1/10以上も低く、このような低蒸気圧材料の場合には、気化しにくく、未気化成分(ミスト)の残留が避けられない。ミストが処理ガス中に含まれるとウエハ上にパーティクルとして付着する要因になることから気化器の出口側やガス供給路にフィルタを設置している。
上記フィルタは、気化器の気化室を形成する容器に固定部材を介して固定されており、容器内に埋設されたヒータによって前記固定部材を介してその周縁部から加熱されるようになっている。また特許文献1には、チャンバ本体の側面に形成された排出口を覆うようにフィルタが設けられ、当該フィルタは裏面側がチャンバ本体の壁面に密着するようにボルトで固定されて、チャンバ本体のフィルタ取付面近傍に設けられたヒータによって加熱されることが記載されている。
しかし上述の構成の気化器においては、フィルタ内を処理ガスが通過することによって、またフィルタに付着したミストが気化する際の蒸発熱によってフィルタの熱が奪われていくことでフィルタの温度が低下する。フィルタはヒータによって加熱されているが、その材質として金属焼結体や繊維などが用いられるため、フィルタの周縁部から中央部に熱が伝わりにくい。そのためフィルタの中央部の温度が低下し、当該中央部の温度を所定の温度に復帰させることが難しく、再気化されないミストがフィルタに堆積して当該フィルタが早く閉塞することから、フィルタの使用寿命が短いといった問題がある。
一方、フィルタの中央部の温度を高くするためにヒータの出力を上げると、フィルタの周縁部の温度が高くなり過ぎて材料が変質するといった問題がある。例えば290〜300℃で気化する材料であれば、これよりも5〜10℃昇温させると当該材料は変質してしまうので、ヒータの出力を上げてフィルタの中央部の温度を例えば290〜300℃にすると、フィルタの周縁部の温度は中央部の温度よりもかなり高い温度となり、周縁部に付着しているミストは変質してしまう。
特開2004−211183号公報(段落0012、図2)
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、フィルタにおける捕捉ミストの再気化効率を高め、長時間安定した気化を行うことができる気化装置、長時間安定したフィルタ機能が得られるフィルタ装置、長時間安定した気化を行うことができる気化方法及び基板に対して安定した成膜処理を行うことができる成膜装置を提供することにある。
本発明の気化装置は、液体材料を気化する空間を形成する気化室形成部材と、
この気化室形成部材に設けられ、液体材料を霧化して吐出するインジェクタと、
前記気化室形成部材に設けられ、霧化された液体材料を加熱して気化するための加熱手段と、
前記気化室形成部材に設けられ、液体材料が気化されて得られた気体を消費装置に供給するための供給口と、
前記供給口を覆うように設けられ、未気化液体材料を捕捉するためのフィルタと、
前記フィルタに赤外線を照射するための赤外線照射部と、備えたことを特徴とする。
上述した気化装置において、前記インジェクタは下方に向けて液体材料を吐出するように気化室形成部材の上部に設け、前記供給口は気化室形成部材の下部側面に設けた構成とすることが望ましい。また前記赤外線照射部は、フィルタの上流側表面に赤外線を照射するように設けられていることが望ましい。
また本発明のフィルタ装置は、液体材料を気化して得られた気体の通流空間を形成するハウジングと、
このハウジング内に前記気体を導入するための導入ポートと、
前記フィルタを通過した気体を消費装置に供給するための供給ポートと、
前記ハウジングに設けられ、未気化液体材料を捕捉するためのフィルタと、
前記フィルタに赤外線を照射するための赤外線照射部と、を備えたことを特徴とする。
上述したフィルタ装置において、前記ハウジングを加熱するためのヒータを備えた構成であってもよい。また前記導入ポートはハウジングの上部に設け、前記フィルタはハウジングの下部の側面に設けた構成とすることが望ましい。また前記赤外線照射部は、フィルタの上流側表面に赤外線を照射するように設けられていることが望ましい。
また本発明の成膜装置は、液体材料を貯留する貯留槽と、
この貯留槽に液体材料供給路を介して接続され、前記貯留槽からの液体材料を気化して処理ガスを得るための上述した気化装置と、
この気化装置にガス供給路を介して設けられ、前記気化装置から送られた処理ガスを用いて基板に成膜処理を行う成膜処理部と、を備えたことを特徴とする。
また本発明の他の成膜装置は、液体材料を貯留する貯留槽と、
この貯留槽に液体材料供給路を介して接続され、前記貯留槽からの液体材料を気化して処理ガスを得るための気化装置と、
この気化装置にガス供給路を介して設けられ、前記気化装置から送られた処理ガスを用いて基板に成膜処理を行う成膜処理部と、
前記ガス供給路における気化装置と成膜処理部との間に設けられ、未気化液体材料を捕捉し、再気化させるための上述したフィルタ装置と、を備えたことを特徴とする。
また本発明の気化方法は、液体材料を気化して処理ガスを得る工程と、
前記処理ガスを、フィルタを通過させることにより未気化液体材料を捕捉する工程と、
前記フィルタに赤外線を照射し、当該フィルタにより捕捉されている未気化液体材料を気化する工程と、を含むことを特徴とする。
上述した気化方法において、前記フィルタを固定する固定部材を介して、ヒータにより当該フィルタを加熱する工程を、さらに含む
本発明によれば、フィルタに赤外線を照射しているため、フィルタを、処理ガスが変質しない適切な温度に加熱することができ、このため捕捉した未気化液体材料(ミスト)の気化効率が高く、従ってフィルタの閉塞が抑えられ、フィルタの使用寿命が長くなる。またフィルタの閉塞が抑えられることから、長期間に亘って安定した成膜処理が行える。
以下、本発明に係る気化装置を組み込んだ成膜装置の一実施の形態について説明する。図1中100は基板例えばウエハWに対して所定の成膜処理が行われる成膜処理部、200は前記成膜処理部100に、所定の処理ガスを供給するためのガス供給系である。前記成膜処理部100は、この例ではバッチ式の減圧CVD装置本体であり、例えば反応容器(処理容器)である縦型の反応管110内に、ウエハWを多数枚搭載したウエハボート120を搬入して、反応管110の外側に設けられた加熱手段130により加熱すると共に、反応管110内を排気管140を介して真空排気手段である真空ポンプ150により所定の真空度に維持し、後述する処理ガス供給管から反応管110内に所定の処理ガスを導入して、基板に対して所定の成膜処理が行われる。
ガス供給系200は、例えば85℃での蒸気圧が0.55Pa以下の低蒸気圧の液体材料例えばTetrakis(N-ethyl-N-methylamino)hafnium(TEMAH)やhafnium tetra-t-butoxide(HTB)等のハフニウム材料を貯留するための貯留槽1と、貯留槽1からの液体材料を気化するための気化装置2と、これらを結ぶ配管系により構成されている。
前記貯留槽1は、液体材料供給管51を介して前記気化装置2に接続されており、この液体材料供給管51の貯留槽1側の端部は貯留槽1内の液体材料と接触するように設けられていて、この液体材料供給管51には、上流側(貯留槽1側)から順に、バルブV1、液体マスフローメータM、バルブV2が介設されている。この液体材料供給管51の気化装置2側の端部は後述する気化装置2に設けられたインジェクタに接続されている。また前記貯留槽1には、バルブVaを介設した加圧気体供給管21が接続されており、この加圧気体供給管21の一端側は、貯留槽1の液体材料の液面の上方側に位置するように設けられている。
この加圧気体供給管21の他端側は、加圧気体例えば窒素(N2)ガスの供給源22と接続されており、貯留槽1から気化装置2に液体材料を供給するときには、貯留槽1内に例えば1.0kg/cm2程度の窒素(N2)ガスを供給して、これにより液体材料を加圧し、この加圧によって液体材料を貯留槽1から気化装置2に送圧するようになっている。
図2に示すように前記気化装置2は、縦型の円筒体である筒状部からなる気化室形成部材40とこの気化室形成部材40の外周面を覆うようにして設けられた外形が四角型状の筐体41とからなる。前記気化室形成部材40は、例えば内径が30mm、長さが例えば250mmのステンレス製の円筒状体より構成される。前記気化室形成部材40の上端部には液体材料供給管51に接続されたインジェクタ30が設けられている。このインジェクタ30は内管及び外管からなる二重管構造のスプレー式インジェクタとして構成され、内管は液体材料供給管5が接続され、外管はキャリアガスである窒素ガスを供給する窒素ガス供給管31に接続されている。インジェクタ30は、内管及び外管に夫々液体材料及び窒素ガスを供給することにより、先端の吐出口(例えば孔径0.1mm)から液体材料が霧化されて(ミストとされて)気化室形成部材40内に供給されることとなる。
前記筐体41の内部には、気化室形成部材40の長さ方向に沿って各々伸びる、例えば抵抗発熱体等のヒータからなる加熱手段48が周方向に複数この例では4個設けられている。また後述するように、気化室形成部材40の下部側面に設けられた供給口32に接続された処理ガス供給管53と気化装置2の筐体41とが連結する近傍付近の筐体41内部にも、前記例えば抵抗発熱体等のヒータからなる加熱手段49が設けられている。
前記気化室形成部材40の下端部の側面には液体材料が気化されて得られた処理ガスを成膜装置に供給するための供給口32が形成され、この供給口32に連通して供給ポート52が設けられている。この供給ポート52には、処理ガス供給管53が接続されている。なお供給ポート52は処理ガス供給管53と共にガス供給路をなしており、このガス供給路(図1では符号53の部位に相当)はバルブV3を介して成膜処理部100に接続されている。
また気化室形成部材40内には、前記供給口32を覆うようにして未気化液体材料を捕捉するための円形状のフィルタ7が設けられている。フィルタ7は図3に示すようにリング状の固定部材71の中央開口部を塞ぐように取り付けられており、この固定部材71の周縁部のボルト挿入孔72に図示しないボルトを挿入して筐体71の壁面側にネジ込むことにより当該筐体71に固定されている。フィルタ7は金属焼結体や繊維等からなり、その厚さは例えば2mm程度である。
前記気化装置2の下端部の側面における前記フィルタ7に対向する部位には、図2に示すように開口部20が形成されており、この開口部20にその先端部を挿入するようにして赤外線照射部8が設けられている。この赤外線照射部8は、内面が鏡面とされた筒状のリフレクタ80と、このリフレクタ80の基端側に設けられた赤外線照射源例えばハロゲンランプ81と、リフレクタ80の前面部を塞ぐように設けられた例えば石英製、コバールガラス製の透過窓83と、を備えている。また赤外線照射部8は、ハロゲンランプ81の光軸がフィルタ7のほぼ中心部を通るように位置設定され、フィルタ7の周縁よりも少し内側の円形領域の加熱を受け持っている。赤外線照射部8の基端側には、リフレクタ80を囲むと共にフランジ82aを備えた固定部材82がリフレクタ80と一体的に設けられ、フランジ82aを気化装置2の筐体41にボルトなどで固定することにより、赤外線照射部8が筐体41に気密に取り付けられることになる。
前記気化装置2の加熱手段48、49は夫々電力供給部50a、50bを介して制御部60により電力制御され、これにより気化装置2の内壁面の温度及びフィルタ7の周縁付近の温度が予め設定した温度になるようにコントロールされる。また赤外線照射部8のハロゲンランプ81も電力供給部50cを介して制御部60により電力制御され、フィルタ7の中央部の温度が予め設定した温度となるようにコントロールされる。即ち、この実施の形態では、フィルタ7の加熱について、周縁部領域を加熱手段48、49による熱伝導により、また中央領域を赤外線照射部8による輻射熱により行うようにしている。なお加熱手段48、49及び赤外線照射部8によるフィルタ7の目標温度は、液体材料が気化しかつ変質しない温度範囲に設定される。
また前記気化室形成部材40の底面には気化しなかった液体材料を排出するためのドレインポート34が形成されている。42はミスト排出管、Vmはミスト排出バルブ、44は排気ポンプである。気化室形成部材40内にて気化されなかったミストはドレインポート34近傍に貯留し、貯留されたミストは、ミスト排出バルブVmを開きかつ排気ポンプ44を駆動することで外部に吸引排出される。
このような成膜装置にて行われる成膜方法について説明すると、先ずバルブV1,V2,V3,Vaを開く。即ち、ガス供給系200では、加圧気体供給管21を介して貯留槽1内へ加圧気体であるN2ガスを供給し、この加圧により貯留槽1内の低蒸気圧の液体材料例えばハフニウム材料を、液体材料供給管51を介して、液体マスフローメータMにより流量を調整した状態で気化装置2に圧送する。このとき液体材料供給管51内を通流する液体材料の温度は当該液体材料供給管51の周囲に設けられた図示しない加熱ヒータにより例えば40℃程度に設定されている。
ここで成膜処理部100では反応管110内が所定の真空度に真空排気されているので、ガス供給系200のガスは、供給管に設けられた各バルブを開くことにより下流側に通気していく。こうして気化装置2には、例えば5sccmの流量のハフニウム材料が導入される。
図4(a)に示すように気化装置2では、加熱手段48、49により例えば気化室形成部材40の内部が140℃程度に加熱されており、ここにインジェクタ30から下方に向けて霧化した(微細な粒子にした)液体材料を吐出する。この霧化した液体材料は、気化室形成部材40の上部側領域を円錐状に広がりながら均一に微粒化されると共に一部が加熱により気化される。そして粒状物質であるミストと蒸気を含む円錐状のミスト流は、気化室形成部材40の下部側領域に向かって流れ、この間に熱交換により気化される。
気化室形成部材40内を下に向かって流れるミスト流のうち、ミストは重力により気化室形成部材40の底面に落下し、処理ガス(蒸気)から分離され、処理ガスは供給口32の吸引により供給口32に向かって曲げられる。この処理ガスには重力により分離されなかったミストが一部含まれており、処理ガスがフィルタ7を通過する際に、処理ガスに含まれるミストがフィルタ7に付着することになる。一方、図4(b)に示すようにフィルタ7は加熱手段48、49により気化装置2の筐体41及び固定部材71を介して熱伝導により周縁部が加熱され、更に周縁部から中央部へ向かって熱が伝導される。また既述のようにフィルタ7内では熱伝導が悪いが、中央領域には赤外線が照射されていることから、輻射熱により直接的に加熱されており、この結果フィルタ7は全面に亘って略均一にミストの気化に適した設定温度に維持される。このためフィルタ7に捕捉されたミストは気化し、処理ガスとなってフィルタ7を通過して処理ガス供給管53に流れて行く。そしてフィルタ7内を処理ガスが通過することによって、更にまたミストが気化する際の蒸発熱によってフィルタ7の熱が奪われて行くが、その放熱分が赤外線の輻射熱により直ちに補われ、その結果フィルタ7は依然として設定温度に保たれ、こうしてミストの捕捉及び気化が連続的に行われる。
なお気化装置2ではミスト排出バルブVmを閉じているので、上述したようにドレインポート34には気化しなかった粒状物質が溜まることになる。そして成膜処理後に、所定のタイミングでバルブVmを開き、排気ポンプ44を作動させることで、気化室形成部材40に貯留するミストがミスト排出管42を介して装置外に排出される。
このようにして気化装置2内で気化された処理ガスは処理ガス供給管53を介して成膜処理部100へ送られる。このとき処理ガス供給管53内を通流する処理ガスの温度は当該処理ガス供給管53の周囲に設けられた図示しない加熱ヒータにより例えば150℃程度に設定されている。
一方成膜処理部100においては、ウエハWが所定枚数搭載された保持具120が反応管110内に搬入されていて、反応管110内が所定の真空度及び温度に維持されている。そして処理ガス供給管53から処理ガスとしてハフニウム材料を気化して得た処理ガスと、酸素ガス(図示せず)とを反応管110内に供給することにより、基板であるウエハW上にハフニウム酸化膜を形成する成膜処理が行われる。
上述の実施の形態によれば次の効果がある。気化装置2では、フィルタ7の周縁部は加熱手段48、49の熱伝導により加熱されると共にフィルタ7の中央領域は赤外線が照射されて加熱されることから、温度のリカバリーを十分に確保でき、フィルタ7は全面に亘ってミストの気化に適した設定温度に維持される。このためミストが効率よく気化されるのでミストの付着堆積によるフィルタ7の閉塞が抑えられ、フィルタの使用寿命が長くなる。そしてフィルタ7の閉塞が抑えられることから、気化室形成部材40内の圧力が上昇せずに長期に亘って安定し、安定した気化作用を長時間維持することができる。更にミストの気化効率が高いことから、ミストの通過に起因するウエハ上のパーティクルの付着が低減でき、気化作用が安定していることと相俟って、長期に亘って安定した成膜処理を行うことができる。
またフィルタ7の加熱を赤外線の輻射熱によって行うことで、気化室形成部材40内が減圧雰囲気下であっても、フィルタ7を効果的に加熱することができる。
なお液体材料が気化されて得られた処理ガスが通る部位は通常ヒータにより加熱されているが、フィルタ7の加熱については、赤外線照射部8の照射領域を広げてフィルタ全面の加熱を赤外線の照射に頼る構成にしてもよい。
また図5に示すように前記透過窓83を固定部材85によって筐体41の外側壁面に設けると共に、前記リフレクタ80を固定部材86によって筐体41の外側壁面に設けるようにしてフィルタ7の上流側表面に赤外線を照射する赤外線照射部8を構成してもよい。この例について具体的に図5を用いて説明すると、気化装置2の下端部側面に形成された開口部20を覆うようにして気化装置2の外側から前記透過窓83が設けられる。透過窓83は図5に示すようにリング状の固定部材85の中央開口部を塞ぐようにして取り付けられており、この固定部材85の周縁部に形成された図しない孔にボルト85aを挿入して筐体41の外側壁面にネジ込むことにより当該筐体71に固定される。また図5に示すように筐体41の外側壁面には、一端側が前記リフレクタ80と接続するL字状の固定部材86が設けられており、当該固定部材83の他端側に形成された図示しない孔にボルト86aをネジ込むことにより前記筐体41に固定されると共に、当該固定部材83の一端側に形成された図示しない孔にボルト86bをネジ込むことにより前記リフレクタ80が固定される。このような構成にある赤外線照射部8であっても上述と同様にフィルタ7を効果的に加熱することができる。なお、図5において図2に示す赤外線照射部8と同じ構成にある部分には同じ符号を付してある。また、本発明の実施の形態における赤外線照射部8の構造は上記のものに限定されない。
続いて本発明の他の例について説明する。この例は、上述した成膜装置において図6に示すように処理ガス供給管53にフィルタ装置9が介設されていると共に、図2に示す気化装置2においてフィルタ7及び赤外線放射部8が設けられていない他は、上述した実施の形態と同様の構成にある、なお、図6において上述の実施の形態と同じ構成にある部分には同じ符号を付してある。
図6に示すように気化装置2の近傍にはフィルタ装置9が設けられている。前記フィルタ装置9は、図7に示すように縦型の円筒体であるハウジング90を備えている。前記ハウジング90の上端部には導入ポート91が形成されており、前記処理ガス供給管53(図7には図示せず)から前記導入ポート91を介して処理ガスがハウジング90内に供給されるようになっている。
前記ハウジング90の下端部の側面には気体を成膜処理部100に供給するための供給ポート92が形成されている。ハウジング90内には、前記供給ポート92の入り口である供給口92aを覆うようにして上述したフィルタ7が設けられている。前記フィルタ7の固定構造は略解してあるが、例えば図3に示した固定部材71を介してハウジング90に固定されている。
また図7に示すように、フィルタ装置9の下端部の側面には、上述した赤外線照射部8が設けられている。ハウジング90におけるフィルタ7に対向する側壁部位には開口部93が形成されており、この開口部93に赤外線照射部8の先端部が嵌合されている。フィルタ7とハウジング90との固定構造については、例えば気化装置2の場合と同様の構造などを採用することができる。
そしてこのフィルタ装置9は、ハウジング90も含めて全体を覆うように加熱ブロック96が設けられている。この加熱ブロック96は、図の煩雑さを避けるために鎖線で記載してあるが、ブロック体の内部に抵抗発熱体からなるヒータを設けて構成され、ハウジング90、導入ポート91の一部、供給ポート92の一部を加熱することにより、処理ガスと接触する部位を処理ガスが液化せずかつ変質しない程度の適切な温度に維持する役割をもっている。フィルタ7は、周縁部がこの加熱ブロック96により加熱され、中央部が赤外線照射部8からの赤外線により加熱されることとなる。
またハウジング90の底面には気化しなかった液体材料を排出するためのドレインポート94が形成され、当該ドレインポート94を気密に封止するためのキャップ95が設けられている。
この実施の形態における作用について述べると、この例では気化装置2にはフィルタ7及び赤外線放射部8が設けられていないため、この気化装置2の供給口32からは気化された液体材料の蒸気である処理ガスと当該処理ガスに含まれる気化しなかった粒状物質(ミスト)が排出される。そして図7に示すように処理ガス供給管53及び導入ポート91を介してハウジング90内に処理ガスが供給され、ハウジング90内を下に向かって流れる。処理ガスに含まれるミストは重力によりハウジング90の底面に落下し、処理ガスから分離され、処理ガスは供給ポート92側からの吸引により供給ポート92に向かって曲げられる。この処理ガスには重力により分離されなかったミストが一部含まれており、処理ガスがフィルタ7を通過する際にミストはフィルタ7に補足されるが、気化装置2の場合と同様にしてミストは気化され、処理ガスとなってフィルタ7を通過し、供給ポート92及び処理ガス供給管53を介して成膜処理部100へ送られる。
上述したフィルタ装置9によれば、気化装置2で述べた効果と同様に長期に亘って良好なフィルタ機能が得られる。
ここでミストはフィルタ7の上流側表面に捕捉される場合が多いことから、加熱効率の点において、赤外線照射部8により前記上流側表面と対向配置することが好ましいが、本発明は、赤外線照射部8をフィルタ7の下流側表面と対向するように配置してもよい。図8はこのような例を示しており、ハウジング90の下端部側面に導入ポート91を形成すると共にハウジングの上端部に供給ポート92を形成し、導入ポート91における導入口91aを塞ぐようににフィルタ7を設けている。この場合においてもフィルタ7の中央部の温度低下を抑制でき、同様の効果が得られる。
以上において本発明では、ハフニウム材料やHEAD以外に、例えば140℃での蒸気圧が40Pa以下のTa(OC2H5)5、120℃での蒸気圧が40Pa以下のTDEAH(Hf{N(C2H5)}4)等や、チタニウム(Ti)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)の各有機物質(金属有機物質)をテトラヒドロフラン(THF)溶液に溶解してなる液体材料等を用いることができ、また処理ガスとしてTa(OC2H5)5を気化して得た処理ガスとO3ガスとを用いてTa2O5膜を成膜する処理などにも適用できる。さらに成膜処理部100としては、バッチ式の減圧CVD装置の他に、枚葉式の成膜装置を用いてもよい。
本発明に係る成膜装置の一例を示す概略図である。 本発明の気化装置の一例を示す縦断面図である。 上記気化装置内に取り付けられるフィルタを示す概略斜視図である。 上記気化装置にて行われる液体材料の気化方法を示すイメージ図である。 本発明の気化装置の他の例を示す縦断面図である。 本発明に係る成膜装置の他の例を示す概略図である。 本発明のフィルタ装置の一例を示す縦断面図である。 本発明のフィルタ装置の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
2 気化装置
30 インジェクタ
32 供給口
34 ドレインポート
40 気化形成部材
41 筐体
44 排気ポンプ
48 加熱手段
51 液体材料供給管
53 処理ガス供給管
V1〜V3 バルブ

Claims (11)

  1. 液体材料を気化する空間を形成する気化室形成部材と、
    この気化室形成部材に設けられ、液体材料を霧化して吐出するインジェクタと、
    前記気化室形成部材に設けられ、霧化された液体材料を加熱して気化するための加熱手段と、
    前記気化室形成部材に設けられ、液体材料が気化されて得られた気体を消費装置に供給するための供給口と、
    前記供給口を覆うように設けられ、未気化液体材料を捕捉するためのフィルタと、
    前記フィルタに赤外線を照射するための赤外線照射部と、備えたことを特徴とする気化装置。
  2. 前記インジェクタは下方に向けて液体材料を吐出するように気化室形成部材の上部に設けられ、前記供給口は気化室形成部材の下部側面に設けられたことを特徴とする請求項1記載の気化装置。
  3. 前記赤外線照射部は、フィルタの上流側表面に赤外線を照射するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の気化装置。
  4. 液体材料を気化して得られた気体の通流空間を形成するハウジングと、
    このハウジング内に前記気体を導入するための導入ポートと、
    前記ハウジングに設けられ、未気化液体材料を捕捉するためのフィルタと、
    このフィルタを通過した気体を消費装置に供給するための供給ポートと、
    前記フィルタに赤外線を照射するための赤外線照射部と、を備えたことを特徴とするフィルタ装置。
  5. 前記ハウジングを加熱するためのヒータを備えていることを特徴とする請求項4記載のフィルタ装置。
  6. 前記導入ポートはハウジングの上部に設けられ、前記フィルタはハウジングの下部の側面に設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のフィルタ装置。
  7. 前記赤外線照射部は、フィルタの上流側表面に赤外線を照射するように設けられていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか一に記載のフィルタ装置。
  8. 液体材料を貯留する貯留槽と、
    この貯留槽に液体材料供給路を介して接続され、前記貯留槽からの液体材料を気化して処理ガスを得るための請求項1ないし3のいずれか一に記載の気化装置と、
    この気化装置にガス供給路を介して設けられ、前記気化装置から送られた処理ガスを用いて基板に成膜処理を行う成膜処理部と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  9. 液体材料を貯留する貯留槽と、
    この貯留槽に液体材料供給路を介して接続され、前記貯留槽からの液体材料を気化して処理ガスを得るための気化装置と、
    この気化装置にガス供給路を介して設けられ、前記気化装置から送られた処理ガスを用いて基板に成膜処理を行う成膜処理部と、
    前記ガス供給路における気化装置と成膜処理部との間に設けられた請求項4ないし7のいずれか一に記載のフィルタ装置と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  10. 液体材料を気化して処理ガスを得る工程と、
    前記処理ガスを、フィルタを通過させることにより未気化液体材料を捕捉する工程と、
    前記フィルタに赤外線を照射し、当該フィルタにより捕捉されている未気化液体材料を気化する工程と、を含むことを特徴とする気化方法。
  11. 前記フィルタを固定する固定部材を介して、ヒータにより当該フィルタを加熱する工程を含むことを特徴とする請求項10記載の気化方法。

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