JP2008059738A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008059738A
JP2008059738A JP2007180558A JP2007180558A JP2008059738A JP 2008059738 A JP2008059738 A JP 2008059738A JP 2007180558 A JP2007180558 A JP 2007180558A JP 2007180558 A JP2007180558 A JP 2007180558A JP 2008059738 A JP2008059738 A JP 2008059738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
rising
delay
falling
feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007180558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5105978B2 (ja
Inventor
Hoon Choi
▲ふん▼ 崔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
Hynix Semiconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hynix Semiconductor Inc filed Critical Hynix Semiconductor Inc
Publication of JP2008059738A publication Critical patent/JP2008059738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5105978B2 publication Critical patent/JP5105978B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

【課題】電圧、温度、製造状態の変化にかかわらず、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力可能な遅延固定ループを備える半導体メモリ装置を提供すること。
【解決手段】基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、該制御信号に応答して前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力するデューティ補正部と、遅延モデルとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体メモリ装置に関し、特に、半導体メモリ装置の遅延固定ループに関する。
複数の半導体装置で構成されたシステムにおいて、半導体メモリ装置は、データを格納するためのものである。半導体メモリ装置は、データ処理装置、例えば、中央処理装置(CPU)などからデータを要求されると、データを要求する装置から入力されたアドレスに対応するデータを出力するか、若しくはそのアドレスに対応する位置にデータ要求装置から提供されたデータを格納する。
半導体メモリ装置は、半導体装置で構成されたシステムの動作速度の増加や、半導体集積回路関連技術の発達に伴い、より速い速度でデータを出力又は格納することが求められてきた。データの高速入出力のため、システムクロックの入力後、その入力されたシステムクロックに同期したデータの入出力が可能な同期式メモリ装置が開発されている。しかし、同期式メモリ装置でも、要求されるデータの入出力速度を満足させることはできなかった。したがって、システムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジにそれぞれデータを入出力させるDDR(Double Data Rate)同期式メモリ装置が開発されるようになった。
DDR同期式メモリ装置は、システムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジにそれぞれデータを入出力させなければならないことから、システムクロックの1周期内に2つのデータを処理することが必要である。すなわち、DDR同期式メモリ装置は、システムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期してそれぞれデータを出力又は受信して格納しなければならないのである。特に、DDRメモリ装置がデータを出力するタイミングは、システムクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに正確に同期させて出力しなければならない。このため、DDR同期式半導体メモリ装置のデータ出力回路は、入力されたシステムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期させてデータを出力する。
しかし、DDR同期式半導体メモリ装置に入力されたシステムクロックは、半導体メモリ装置の内部に配置されたクロック入力バッファや、クロック信号を伝送する伝送ラインなどによって必然的に生じる遅延時間を有してデータ出力回路に到達する。そのため、データ出力回路が必然的な遅延時間を有して伝達されるシステムクロックに同期してデータを出力すると、半導体メモリ装置の出力データを受け取る外部の装置は、システムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期していないデータを受け取るようになる。
これを解決するため、DDR同期式半導体メモリ装置は、システムクロックの遅延を固定させる遅延固定ループ回路を備えている。遅延固定ループ回路は、システムクロックが半導体メモリ装置に入力されてからデータ出力回路に伝達されるまで、半導体メモリ装置の内部回路によって遅延された値を補償するための回路である。遅延固定ループ回路は、システムクロックが半導体メモリ装置のクロック入力バッファ及びクロック信号伝送ラインなどによって遅延された時間を探し出し、探し出した値に対応してシステムクロックを遅延させてデータ出力回路に出力する。すなわち、半導体メモリ装置に入力されたシステムクロックは、遅延固定ループ回路により、遅延値が一定に固定された状態でデータ出力回路に伝達される。データ出力回路は、遅延固定クロックに同期してデータを出力し、外部では、データがシステムクロックに正確に同期して出力されたように見える。
実際の動作は、データの出力されるべき時点よりも1周期前の時点で遅延固定ループ回路から出力される遅延固定クロックが出力バッファに伝達され、伝達された遅延固定クロックに同期してデータを出力する。したがって、システムクロックが半導体メモリ装置の内部回路によって遅延された分よりも早くデータを出力させることとなる。これにより、半導体メモリ装置の外部では、データがメモリ装置に入力されたシステムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジにそれぞれ正確に同期して出力されたように見えるのである。結局、遅延固定ループ回路は、データをどれだけ早く出力させれば、半導体メモリ装置の内部におけるシステムクロックの遅延値が補償できるかを求めるものである。
図1は、従来の遅延固定ループの動作を示すタイミング図である。同図に示すように、遅延固定ループは、入力された内部クロックCLKIより早いタイミングを有する遅延固定クロックDLL_OUTを出力する。半導体メモリ装置は、データD0、D1、D2を遅延固定クロックDLL_OUTに同期させて出力する。このように半導体メモリ装置がデータを出力すると、半導体メモリ装置の外部では、データが外部クロックCLKOに正確に同期して出力されたように見える。
一方、半導体メモリ装置に入力されるシステムクロックの周波数が高くなるにつれ、システムクロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期させて複数のデータを出力させる、DDR同期式半導体メモリ装置によるデータ出力動作マージンは、減少しつつある。これにより、半導体メモリ装置において、遅延固定ループから出力される遅延固定クロックのデューティ比の調整がより重要となっている。遅延固定クロックのデューティ比が50:50に設定されなければ、半導体メモリ装置によるデータ出力動作マージンをより多く確保することができないからである。近年、半導体メモリ装置に備えられている遅延固定ループは、遅延固定クロックのデューティ比を調整する回路を備えている。
しかしながら、半導体メモリ装置を動作させる周辺温度の変化、提供される電圧レベルの変化、及び製造状態の変化により、遅延固定ループから出力される遅延固定クロックのデューティ比の調整は、ますます困難になっている。遅延固定ループから出力される遅延固定クロックのデューティ比が正確に設定されなければ、半導体メモリ装置は、データを予定されたタイミングで外部へ出力させることができなくなる。
特開2004−103220
そこで、本発明の目的は、電圧、温度、製造状態の変化にかかわらず、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力可能な遅延固定ループを備える半導体メモリ装置を提供することにある。
本発明は、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、該制御信号に応答して前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力するデューティ補正部と、該デューティ補正部から出力される遅延固定クロック及びその反転されたクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備える半導体メモリ装置を提供する。
また、本発明は、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して、第1の制御信号及び第2の制御信号を出力する位相比較部と、該第1の制御信号及び第2の制御信号に対応する遅延値だけ前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力する遅延ラインと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しい場合は、前記立ち上がりクロックの反転された信号及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、位相が異なる場合は、前記立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックとして出力するデューティ補正部と、該デューティ補正部から出力される立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備える半導体メモリ装置を提供する。
更に、本発明は、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、該立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力する信号選択ステップと、前記遅延固定された立ち上がりクロック及び前記遅延固定された立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップとを含む半導体メモリ装置の駆動方法を提供する。
また、本発明は、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを前記モデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するモデル化ステップとを含む半導体メモリ装置の駆動方法を提供する。
なお、本発明は、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、前記制御信号に対応して、前記遅延ラインで遅延される遅延値を制御する遅延制御部と、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備える半導体メモリ装置を提供する。
すなわち、第一の発明としては、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、該制御信号に応答して前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力するデューティ補正部と、該デューティ補正部から出力される遅延固定クロック及びその反転されたクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
第二の発明としては、前記クロック伝達部が、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを第1の立ち上がりクロック及び第1の立ち下がりクロックとして出力し、位相が異なる場合、第2の立ち上がりクロック及び第2の立ち下がりクロックとして出力する信号選択部と、前記第1の立ち上がりクロックを受信し、バッファリングして出力する第1の立ち上がりクロック伝達部と、前記第1の立ち下がりクロックを反転して出力する第1の立ち下がりクロック伝達部と、前記第2の立ち上がりクロックを反転して出力する第2の立ち上がりクロック伝達部と、前記第2の立ち下がりクロックを反転して出力する第2の立ち下がりクロック伝達部とを備え、前記デューティ補正部が、前記第1の立ち上がりクロック及び第1の立ち下がりクロックを用いて遅延固定クロックのデューティ比を補正するか、若しくは前記第2の立ち上がりクロック及び第2の立ち下がりクロックを用いてデューティ比を補正することを特徴とする第一の発明に記載の半導体メモリ装置。
第三の発明としては、前記信号選択部が、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、イネーブルされる伝達信号を生成する比較部と、前記伝達信号の第1のレベルに応答して、前記立ち上がり遅延クロックを前記第1の立ち上がりクロックとして出力する第1のトランスファゲートと、前記伝達信号の第1のレベルに応答して、前記立ち下がり遅延クロックを前記第1の立ち下がりクロックとして出力する第2のトランスファゲートと、前記伝達信号の第2のレベルに応答して、前記立ち上がり遅延クロックを前記第2の立ち上がりクロックとして出力する第3のトランスファゲートと、前記伝達信号の第2のレベルに応答して、前記立ち下がり遅延クロックを前記第2の立ち下がりクロックとして出力する第4のトランスファゲートとを備えることを特徴とする第二の発明に記載の半導体メモリ装置。
第四の発明としては、前記比較部が、前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする第三の発明に記載の半導体メモリ装置。
第五の発明としては、前記クロック伝達部が、前記基準クロックと前記立ち上がりフィードバッククロックとの位相差に対応する第1の制御信号と、前記基準クロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する第2の制御信号とを受信し、排他的論理和演算を行う論理回路と、該論理回路の出力に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックをバッファリングして出力するバッファ手段と、前記論理回路の出力に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して出力する反転手段とを備えることを特徴とする第一の発明に記載の半導体メモリ装置。
第六の発明としては、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して、第1の制御信号及び第2の制御信号を出力する位相比較部と、該第1の制御信号及び第2の制御信号に対応する遅延値だけ前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力する遅延ラインと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しい場合は、前記立ち上がりクロックの反転された信号及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、位相が異なる場合は、前記立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックとして出力するデューティ補正部と、該デューティ補正部から出力される立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
第七の発明としては、前記デューティ補正部が、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しい場合は、前記立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックの出力を第1のノード及び第2のノードに出力し、位相が異なる場合は、第3のノード及び第4のノードに出力する信号選択部と、前記第1のノードを介して伝達される信号を受信し、第1の立ち上がりクロックとして出力する第1の立ち上がりクロック伝達部と、前記第2のノードを介して伝達される信号を反転し、第1の立ち下がりクロックとして出力する第1の立ち下がりクロック伝達部と、前記第3のノードを介して伝達される信号を反転し、第2の立ち上がりクロックとして出力する第2の立ち上がりクロック伝達部と、前記第4のノードを介して伝達される信号を反転し、第2の立ち下がりクロックとして出力する第2の立ち下がりクロック伝達部と、前記第1の立ち上がりクロック及び前記第1の立ち下がりクロックを用いて、デューティ比の補正された前記遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するか、若しくは前記第2の立ち上がりクロック及び前記第2の立ち下がりクロックを用いて、デューティ比の補正された前記遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するデューティ補正部とを備えることを特徴とする第六の発明に記載の半導体メモリ装置。
第八の発明としては、前記信号選択部が、前記立ち上がり遅延クロックを前記第1のノードに出力する第1のトランスファゲートと、前記立ち下がり遅延クロックを前記第2のノードに出力する第2のトランスファゲートと、前記立ち上がり遅延クロックを前記第3のノードに出力する第3のトランスファゲートと、前記立ち下がり遅延クロックを前記第4のノードに出力する第4のトランスファゲートと、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しいか否かを比較して、前記第1のトランスファゲート及び第2のトランスファゲート、又は前記第3のトランスファゲート及び第4のトランスファゲートを選択的にターンオンさせる比較部とを備えることを特徴とする第七の発明に記載の半導体メモリ装置。
第九の発明としては、前記比較部が、前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする第八の発明に記載の半導体メモリ装置。
第十の発明としては、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、該立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力する信号選択ステップと、前記遅延固定された立ち上がりクロック及び前記遅延固定された立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップとを含むことを特徴とする半導体メモリ装置の駆動方法。
第十一の発明としては、前記信号選択ステップが、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差が実質的にないとき、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するステップと、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差があるとき、前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するステップとを含むことを特徴とする第十の発明に記載の半導体メモリ装置の駆動方法。
第十二の発明としては、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを前記モデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するモデル化ステップとを含むことを特徴とする半導体メモリ装置の駆動方法。
第十三の発明としては、前記モデル化ステップが、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しいとき、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップと、前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なるとき、前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを前記モデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップとを含むことを特徴とする第十二の発明に記載の半導体メモリ装置の駆動方法。
第十四の発明としては、基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、前記制御信号に対応して、前記遅延ラインで遅延される遅延値を制御する遅延制御部と、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルとを備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
第十五の発明としては、前記クロック伝達部が、前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、イネーブルされる伝達信号を生成する比較部と、前記伝達信号に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して出力する反転手段とを備えることを特徴とする第十四の発明に記載の半導体メモリ装置。
第十六の発明としては、前記比較部が、前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする第十五の発明に記載の半導体メモリ装置。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。
図2は、半導体メモリ装置を示すブロック図である。特に、半導体メモリ装置の遅延固定ループを中心に示したものである。同図を参照して説明すると、半導体メモリ装置は、クロックバッファ10と、分配器20と、遅延ライン30A、30Bと、位相比較器40と、遅延制御部50A、50Bと、遅延モデル60と、立ち上がりクロック伝達部70と、立ち下がりクロック伝達部80と、デューティ補正部90と、伝送ラインCSLと、データ出力バッファ95とを備える。
クロックバッファ10は、外部から入力されるクロック信号CLK、CLKBをバッファリングして出力する。分配器20は、クロックバッファ10から出力されるクロック信号を1/N(Nは、正の整数、通常、8〜4の範囲の値を有する。)に分周して位相比較器40に出力する。クロック信号を分周して位相比較器に出力する理由は、遅延固定クロックの生成に消耗される電力を減らすためである。遅延ライン30A、30Bは、クロックバッファ10から出力されるクロック信号を、遅延制御部50A、50Bから出力される制御信号に対応する遅延値で遅延させて出力する。遅延ライン30A、30Bは、それぞれ立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックを遅延させるためのものである。
位相比較器40は、遅延モデル60から出力される立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFと、分配器20から出力される基準クロックRECLKとの位相を比較して、その結果を遅延制御部50A、50Bに出力する。遅延制御部50A、50Bは、位相比較器40から出力される信号にそれぞれ応答して、遅延ライン30A、30Bで遅延させる遅延値を制御する。
遅延モデル60は、デューティ補正部90から出力されるクロック信号DCR、DCFを予定された遅延値だけ遅延させ、立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFを出力する。遅延モデル60で遅延させた遅延値は、クロック信号の入力後、半導体メモリ装置の内部経路によって遅延された値をモデル化したものである。立ち上がりクロック伝達部70及び立ち下がりクロック伝達部80は、遅延ライン30A、30Bからそれぞれ出力される信号を、それぞれ立ち上がりクロックRCLK及び立ち下がりクロックFCLKとしてデューティ補正部90に伝達する回路ブロックである。立ち上がりクロック伝達部70は、遅延ライン30Aから出力される立ち上がり遅延クロックをバッファリングしてデューティ補正部90に出力する。立ち下がりクロック伝達部80は、遅延ライン30Bから出力される立ち下がり遅延クロックを反転してデューティ補正部90に出力する。
デューティ補正部90は、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとのデューティ比を補正して出力する。伝送ラインCSLは、デューティ補正部90から出力される遅延固定クロックDLL_OUTをデータ出力バッファ95に伝達する。データ出力バッファ95は、伝送ラインCSLを介して伝達される遅延固定クロックDLL_OUTの遷移に同期させてデータ信号DATAを外部に出力する。
位相比較器40は、基準クロックRECLKと、立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFとの位相が等しくなるまで比較する。遅延制御部50A、50Bは、位相比較器40での比較結果に基づき、遅延ライン30A、30Bでのクロック信号の遅延値を制御する。遅延制御部50A、50Bは、位相比較器40で比較するクロック信号の位相が等しくなると、それ以上遅延ライン30A、30Bの遅延値は調整しない。したがって、このとき、遅延ライン30A、30Bから出力される信号は、遅延固定クロック信号となる。
図3は、図2における半導体メモリ装置の動作を示すタイミング図である。同図は、提供される電圧、動作時の周辺温度、製造過程の変化に応じた遅延固定ループの動作の変化を示している。
第一に、<ノーマル動作>は、電圧、温度、製造過程といった外部環境の変化が比較的少なく、遅延固定ループが正常な動作を行っていることを示している。遅延固定ループの遅延固定動作が終了すると、基準クロックRECLKと、立ち上がりクロックRCLK及び立ち下がりクロックFCLKの遷移時点が同期してロック状態となる。デューティ補正部90は、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとのデューティ比を調整した遅延固定クロックDLL_OUTを出力する。
第二に、<エラー1>と表記された状況は、半導体メモリ装置が配置されたシステムの外部環境の変化(電圧、温度、製造過程の変化)や、パワーダウンモードの起動及び終了動作を繰り返すことにより、遅延固定されていた立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとの位相差が発生した場合である。立ち上がりクロックRCLK及び立ち下がりクロックFCLKは、それぞれ外部環境の変化による影響を受ける程度が異なり、位相差は更に顕著になり得る。この差によって、デューティ補正部90によるデューティ比の補正動作は、ますます困難になる。
第三に、<エラー2>と表記された状況は、第二の状況において、経時変化による周辺環境の影響が大きく、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとの位相差が非常に顕著な場合である。2つのクロック信号の位相差が顕著になると、デューティ補正部90では、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとのデューティ比の補正動作が不可能になる。
立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとの位相差が基準クロックRECLKの1/2周期を超えると、遅延固定ループの遅延固定動作が進むにつれ、N番目の立ち上がりクロックRECLKの位相は、N+1番目の基準クロックRECLKの位相に合わされる。こうなると、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとは、1/2周期だけの位相差が生じてしまう。これが最悪のケースであって、デューティ補正部90は、立ち上がりクロックRCLK及び立ち下がりクロックFCLKを用いたデューティ比の補正動作を全く行うことができなくなる。
本発明では、この問題を解決するため、位相比較器に入力される立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとの位相が等しい場合は、従来と同様のデューティ比の補正動作を行い、立ち上がりクロックRCLKと立ち下がりクロックFCLKとの位相が異なる場合は、2つの信号のうちの1つを反転した後、デューティ比の補正動作を行う遅延固定ループを提案する。
図4は、本発明の好ましい実施形態に係る半導体メモリ装置を示すブロック図である。特に、半導体メモリ装置の遅延固定ループを中心に示したものである。同図を参照して説明すると、本実施形態に係る半導体メモリ装置は、クロックバッファ100と、分配器200と、遅延ライン300A、300Bと、位相比較器400と、遅延制御部500A、500Bと、遅延モデル600と、第1の立ち上がりクロック伝達部710と、第1の立ち下がりクロック伝達部720と、第2の立ち上がりクロック伝達部730と、第2の立ち下がりクロック伝達部740と、伝送ラインCSLと、信号選択部800と、デューティ補正部900とを備える。
クロックバッファ100は、外部から入力されるクロック信号CLK、CLKBをバッファリングして出力する。分配器200は、クロックバッファ100から出力されるクロック信号を1/N(Nは、正の整数、通常、8〜4の範囲の値を有する。)に分周して位相比較器400に出力する。クロック信号を分周して位相比較器400に出力する理由は、遅延固定クロックの生成に消耗される電力を減らすためである。遅延ライン300A、300Bは、クロックバッファ100から出力されるクロック信号を、遅延制御部500A、500Bから出力される制御信号RA、FAに対応する遅延値でそれぞれ遅延させて出力する。遅延ライン300A、300Bは、それぞれ立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックを遅延させるためのものである。
位相比較器400は、遅延モデル600から出力される立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFと、分配器200から出力される基準クロックRECLKとの位相を比較して、その結果信号である立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLを遅延制御部500A、500Bにそれぞれ出力する。遅延制御部500A、500Bは、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLに応答して、遅延ライン300A、300Bで遅延させる遅延値をそれぞれ制御する。
遅延モデル600は、デューティ補正部900から出力されるクロック信号DCR、DCFをモデル化した遅延値だけ遅延させ、立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFを出力する。遅延モデル600で遅延させた遅延値は、クロック信号が半導体メモリ装置に入力され、内部の伝達経路によって遅延された値をモデル化したものである。
第1の立ち上がりクロック伝達部710及び第2の立ち上がりクロック伝達部730と、第1の立ち下がりクロック伝達部720及び第2の立ち下がりクロック伝達部740とは、信号選択部800から出力される第1の立ち上がりクロックSAR及び第2の立ち上がりクロックDRと、第1の立ち下がりクロックSAF及び第2の立ち下がりクロックDFとをデューティ補正部900に伝達する回路ブロックである。
信号選択部800は、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLに応答して、遅延ライン300A、300Bから出力される立ち上がり遅延クロックLR及び立ち下がり遅延クロックLFを受信し、第1の立ち上がりクロックSAR及び第1の立ち下がりクロックSAF、又は第2の立ち上がりクロックDR及び第2の立ち下がりクロックDFとして出力する。立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLは、基準クロックRECLKに比べて立ち上がりフィードバッククロックFECLKRと立ち下がりフィードバッククロックFECLKRFとの位相差がどの程度になるかを通知する信号である。したがって、立ち上がりフィードバッククロックFECLKRと立ち下がりフィードバッククロックFECLKRFとの位相が実質的に等しければ、立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとは同じ値を有し、位相が異なる場合、立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとは異なる値を有する。
信号選択部800は、立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの入力が等しい場合、すなわち、立ち上がりフィードバッククロックFECLKRと立ち下がりフィードバッククロックFECLKRFとの位相が等しい場合は、遅延ライン300A、300Bから出力される立ち上がり遅延クロックLR及び立ち下がり遅延クロックLFを受信し、第1の立ち上がりクロックSAR及び第1の立ち下がりクロックSAFとしてそれぞれ出力する。また、信号選択部800は、立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの入力が異なる場合、すなわち、立ち上がりフィードバッククロックFECLKRと立ち下がりフィードバッククロックFECLKRFとの位相が異なる場合は、遅延ライン300A、300Bから出力される立ち上がり遅延クロックLR及び立ち下がり遅延クロックLFを受信し、第2の立ち上がりクロックDR及び第2の立ち下がりクロックDFとしてそれぞれ出力する。
第1の立ち上がりクロック伝達部710は、第1の立ち上がりクロックSARをバッファリングしてデューティ補正部900に出力する。第1の立ち下がりクロック伝達部720は、第1の立ち下がりクロックSAFを反転してデューティ補正部900に出力する。第2の立ち上がりクロック伝達部730は、第2の立ち上がりクロックDRを反転してデューティ補正部900に出力する。第2の立ち下がりクロック伝達部740は、第2の立ち下がりクロックDFを反転してデューティ補正部900に出力する。
デューティ補正部900は、第1の立ち上がりクロック伝達部710及び第1の立ち下がりクロック伝達部720から出力される信号R1及びF1を用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックDLL_OUTを生成するか、若しくは第2の立ち上がりクロック伝達部730及び第2の立ち下がりクロック伝達部740から出力される信号R2及びF2を用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックDLL_OUTを生成する。第1の立ち下がりクロック伝達部720及び第2の立ち下がりクロック伝達部740で第1の立ち下がりクロックSAF及び第2の立ち下がりクロックDFを反転して出力する理由は、デューティ補正部900でデューティ比の補正を行うための基準信号を生成するためである。デューティ補正部900は、反転された立ち下がりクロックF1、F2及び反転された立ち上がりクロックR2と、バッファリングされた立ち上がりクロックR1との遷移時点を比較してデューティ比を調整するのである。また、デューティ補正部900は、遅延固定クロックDLL_OUTを用いて、遅延固定された立ち上がりクロックDCR及び遅延固定された立ち下がりクロックDCFを生成して遅延モデル600に出力する。
位相比較器400に入力される基準クロックRECLKと、立ち上がりフィードバッククロックFECLKR及び立ち下がりフィードバッククロックFECLKFとの位相差がなくなると、ロック状態になり、遅延制御部500A、500Bは、それ以上遅延ライン300A、300Bの遅延値を調整しない。このとき、遅延ライン300A、300Bから出力される信号を用いて、デューティ補正部900がデューティ比を補正して遅延固定クロックDLL_OUTとして出力する。
図5は、図4における信号選択部を示す回路図である。同図に示すように、信号選択部800は、比較部810と、伝達部820とを備える。比較部810は、立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、イネーブルされる伝達信号Y、/Yを生成するため、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLを受信し、伝達信号Y、/Yを生成する。伝達信号Y、/Yは、それぞれ互いに異なる位相を有して出力される。比較部810は、立ち上がり信号RCTRL及び立ち下がり信号FCTRLを受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備える。論理ゲートは、排他的論理和演算を行うため、NORゲートNOR1、NOR2と、NANDゲートND1と、インバータI1、I2とを備える。
伝達部820は、伝達信号Y、/Yのハイレベルに応答して、立ち上がり遅延クロックLRを第1の立ち上がりクロックSARとして出力する第1のトランスファゲートT1と、伝達信号Y、/Yのハイレベルに応答して、立ち下がり遅延クロックLFを第1の立ち下がりクロックSAFとして出力する第2のトランスファゲートT2と、伝達信号Y、/Yのローレベルに応答して、立ち上がり遅延クロックLRを第2の立ち上がりクロックDRとして出力する第3のトランスファゲートT3と、伝達信号Y、/Yのローレベルに応答して、立ち下がり遅延クロックLFを第2の立ち下がりクロックDFとして出力する第4のトランスファゲートT4とを備える。
図6は、図4における4つのクロック伝達部を示す回路図である。同図を参照して説明すると、第1の立ち上がりクロック伝達部710は、第1の立ち上がりクロックSARをバッファリングして出力するため、インバータI3、I4を備える。第1の立ち下がりクロック伝達部720は、第1の立ち下がりクロックSAFを反転して出力するため、インバータI5、I6、I7を備える。第2の立ち上がりクロック伝達部730は、第2の立ち上がりクロックDRを反転して出力するため、インバータI8、I9、I10を備える。第2の立ち下がりクロック伝達部740は、第2の立ち下がりクロックDFを反転して出力するため、インバータI11、I12、I13を備える。
図7は、図4における半導体メモリ装置の動作を示すタイミング図である。本実施形態に係る半導体メモリ装置は、信号選択部800と、4つのクロック伝達部710〜740とを備えていることが、核心的な特徴である。信号選択部800は、立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が等しければ、遅延ライン300A、300Bから出力される立ち上がり遅延クロックLR及び立ち下がり遅延クロックLFを受信し、第1の立ち上がりクロックSAR及び第1の立ち下がりクロックSAFとして出力し、出力が異なる場合は、第2の立ち上がりクロックDR及び第2の立ち下がりクロックDFとして出力する。信号選択部800が第1の立ち上がりクロックSAR及び第1の立ち下がりクロックSAFを出力した場合、第1の立ち上がりクロック伝達部710は、第1の立ち上がりクロックSARをバッファリングしてデューティ補正部900に出力し、第1の立ち下がりクロック伝達部720は、第1の立ち下がりクロックSAFを反転してデューティ補正部900に出力する。デューティ補正部900は、これらの信号を用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックDLL_OUTを生成する。遅延固定クロックDLL_OUTは、伝送ラインCSLを介してデータ出力バッファに伝達される。データ出力バッファは、遅延固定クロックDLL_OUTの遷移に応答してデータを外部に出力させる。
信号選択部800が第2の立ち上がりクロックDR及び第2の立ち下がりクロックDFを出力した場合、第2の立ち上がりクロック伝達部730は、第2の立ち上がりクロックDRを反転してデューティ補正部900に出力し、第2の立ち下がりクロック伝達部740は、第2の立ち下がりクロックDFを反転してデューティ補正部900に出力する。デューティ補正部900は、これらの信号を用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックDLL_OUTを生成する。
このように、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が等しいときは、従来と同様のロック動作が行われ、デューティ比の補正されたクロック信号を出力する。しかし、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が異なるときは、第2の立ち上がりクロック伝達部730によって、遅延された立ち上がり遅延クロックLRが反転されてデューティ補正部900に伝達される。したがって、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が異なるときは、立ち上がり遅延クロックLRの出力が反転された状態でクロック動作が行われる。立ち上がり遅延クロックLRが基準クロックRECLKのN+1番目の遷移タイミングに同期することを予め遮断することが可能となる。
図7に示す<ケース1>を説明すると、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が等しい正常な場合には、従来と同様のロック動作が行われる。
<ケース2>を説明すると、ノイズによる電源電圧の変化や、パワーダウンモードの起動及び終了動作を繰り返すことにより、遅延固定ループで遅延固定させる立ち上がりクロックRCLK(R1、R2)と立ち下がりクロックFCLK(F1、F2)との位相差が生じてしまう。このとき、立ち上がりクロックRCLK(R1、R2)は、N+1番目の基準クロックRECLKの遷移に同期し、立ち下がりクロックFCLK(F1、F2)は、N番目の基準クロックRECLKの遷移に同期する。
したがって、<ケース3>のように、位相比較器400に入力される2つのフィードバッククロックFECLKR、FECLKFの位相が異なり、それにより、位相比較器400から出力される立ち上がり信号RCTRLと立ち下がり信号FCTRLとの出力が異なる。この場合、立ち上がり遅延クロックLRの位相を180度反転させてデューティ補正部900に入力すると、N+1番目の基準クロックRECLKの遷移に同期していた立ち上がりクロックRCLK(R1、R2)の立ち下がりエッジが、N番目の基準クロックRECLKの遷移に同期する。したがって、ロック動作が終了すれば、N番目の基準クロックRECLKに同期したN番目の立ち上がりクロック及びN番目の立ち下がりクロックを遅延固定された立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックとして出力することができる。これにより、立ち下がりクロックの歪みも予め防ぐことができる。
図8は、本発明の概念をより明確に示すための図である。同図に示すように、半導体メモリ装置は、位相比較部と、遅延回路部と、信号選択部と、デューティ補正部と、遅延モデルとを備える。各部の機能は、上述した本実施形態と同様である。特に、信号選択部は、位相比較部から出力される位相比較信号CA、CBを用いて、遅延回路から出力された信号をそのまま出力するか、若しくは反転して出力するかを決めることができる。
本発明によると、動作電圧、周辺温度などの変化により、半導体メモリ装置の環境が変化しても、遅延固定ループから安定した遅延固定クロックを提供することができる。また、遅延固定ループから出力される遅延固定クロックのデューティ比が補正されない問題を大幅に減少することができる。
以上、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
例えば、本発明において、デューティ補正部は、反転された立ち上がりクロック又はバッファリングされたクロックを受信するとしているが、デューティ補正部を備えていない場合にも適用可能である。この場合、クロック伝達部の出力は、遅延モデルに直接入力される。
遅延固定ループの動作を示すタイミング図である。 半導体メモリ装置を示すブロック図である。 図2における半導体メモリ装置の動作を示すタイミング図である。 本発明の好ましい実施形態に係る半導体メモリ装置を示すブロック図である。 図4における信号選択部を示す回路図である。 図4における4つのクロック伝達部を示す回路図である。 図4における半導体メモリ装置の動作を示すタイミング図である。 本発明の概念をより明確に示すための図である。
符号の説明
100 クロックバッファ
200 分配器
300A、300B 遅延ライン
400 位相比較器
500A、500B 遅延制御部
600 遅延モデル
710 第1の立ち上がりクロック伝達部
720 第1の立ち下がりクロック伝達部
730 第2の立ち上がりクロック伝達部
740 第2の立ち下がりクロック伝達部
800 信号選択部
900 デューティ補正部

Claims (16)

  1. 基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、
    該制御信号に応答して前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、
    該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定クロックを出力するデューティ補正部と、
    該デューティ補正部から出力される遅延固定クロック及びその反転されたクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルと
    を備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記クロック伝達部が、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを第1の立ち上がりクロック及び第1の立ち下がりクロックとして出力し、位相が異なる場合、第2の立ち上がりクロック及び第2の立ち下がりクロックとして出力する信号選択部と、
    前記第1の立ち上がりクロックを受信し、バッファリングして出力する第1の立ち上がりクロック伝達部と、
    前記第1の立ち下がりクロックを反転して出力する第1の立ち下がりクロック伝達部と、
    前記第2の立ち上がりクロックを反転して出力する第2の立ち上がりクロック伝達部と、
    前記第2の立ち下がりクロックを反転して出力する第2の立ち下がりクロック伝達部とを備え、
    前記デューティ補正部が、前記第1の立ち上がりクロック及び第1の立ち下がりクロックを用いて遅延固定クロックのデューティ比を補正するか、若しくは前記第2の立ち上がりクロック及び第2の立ち下がりクロックを用いてデューティ比を補正することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記信号選択部が、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、イネーブルされる伝達信号を生成する比較部と、
    前記伝達信号の第1のレベルに応答して、前記立ち上がり遅延クロックを前記第1の立ち上がりクロックとして出力する第1のトランスファゲートと、
    前記伝達信号の第1のレベルに応答して、前記立ち下がり遅延クロックを前記第1の立ち下がりクロックとして出力する第2のトランスファゲートと、
    前記伝達信号の第2のレベルに応答して、前記立ち上がり遅延クロックを前記第2の立ち上がりクロックとして出力する第3のトランスファゲートと、
    前記伝達信号の第2のレベルに応答して、前記立ち下がり遅延クロックを前記第2の立ち下がりクロックとして出力する第4のトランスファゲートと
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記比較部が、
    前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体メモリ装置。
  5. 前記クロック伝達部が、
    前記基準クロックと前記立ち上がりフィードバッククロックとの位相差に対応する第1の制御信号と、前記基準クロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する第2の制御信号とを受信し、排他的論理和演算を行う論理回路と、
    該論理回路の出力に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックをバッファリングして出力するバッファ手段と、
    前記論理回路の出力に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して出力する反転手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  6. 基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して、第1の制御信号及び第2の制御信号を出力する位相比較部と、
    該第1の制御信号及び第2の制御信号に対応する遅延値だけ前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力する遅延ラインと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しい場合は、前記立ち上がりクロックの反転された信号及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、位相が異なる場合は、前記立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてデューティ比を補正し、遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックとして出力するデューティ補正部と、
    該デューティ補正部から出力される立ち上がりクロック及び立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルと
    を備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
  7. 前記デューティ補正部が、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しい場合は、前記立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックの出力を第1のノード及び第2のノードに出力し、位相が異なる場合は、第3のノード及び第4のノードに出力する信号選択部と、
    前記第1のノードを介して伝達される信号を受信し、第1の立ち上がりクロックとして出力する第1の立ち上がりクロック伝達部と、
    前記第2のノードを介して伝達される信号を反転し、第1の立ち下がりクロックとして出力する第1の立ち下がりクロック伝達部と、
    前記第3のノードを介して伝達される信号を反転し、第2の立ち上がりクロックとして出力する第2の立ち上がりクロック伝達部と、
    前記第4のノードを介して伝達される信号を反転し、第2の立ち下がりクロックとして出力する第2の立ち下がりクロック伝達部と、
    前記第1の立ち上がりクロック及び前記第1の立ち下がりクロックを用いて、デューティ比の補正された前記遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するか、若しくは前記第2の立ち上がりクロック及び前記第2の立ち下がりクロックを用いて、デューティ比の補正された前記遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するデューティ補正部と
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の半導体メモリ装置。
  8. 前記信号選択部が、
    前記立ち上がり遅延クロックを前記第1のノードに出力する第1のトランスファゲートと、
    前記立ち下がり遅延クロックを前記第2のノードに出力する第2のトランスファゲートと、
    前記立ち上がり遅延クロックを前記第3のノードに出力する第3のトランスファゲートと、
    前記立ち下がり遅延クロックを前記第4のノードに出力する第4のトランスファゲートと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しいか否かを比較して、前記第1のトランスファゲート及び第2のトランスファゲート、又は前記第3のトランスファゲート及び第4のトランスファゲートを選択的にターンオンさせる比較部と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。
  9. 前記比較部が、
    前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。
  10. 基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、
    該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、
    該立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力する信号選択ステップと、
    前記遅延固定された立ち上がりクロック及び前記遅延固定された立ち下がりクロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップと
    を含むことを特徴とする半導体メモリ装置の駆動方法。
  11. 前記信号選択ステップが、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差が実質的にないとき、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するステップと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差があるとき、前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いて、デューティ比の補正された遅延固定された立ち上がりクロック及び遅延固定された立ち下がりクロックを出力するステップと
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体メモリ装置の駆動方法。
  12. 基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応する制御信号を出力するステップと、
    該制御信号に対応する遅延値で前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックを出力するステップと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するか、若しくは前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを前記モデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するモデル化ステップと
    を含むことを特徴とする半導体メモリ装置の駆動方法。
  13. 前記モデル化ステップが、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に等しいとき、前記立ち上がり遅延クロック及び前記立ち下がり遅延クロックをモデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップと、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なるとき、前記立ち上がり遅延クロックを反転したクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを前記モデル化した遅延値だけ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力するステップと
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体メモリ装置の駆動方法。
  14. 基準クロックと、立ち上がりフィードバッククロック及び立ち下がりフィードバッククロックとの位相差にそれぞれ対応して制御信号を出力する位相比較部と、
    前記基準クロックを遅延させ、立ち上がり遅延クロック及び立ち下がり遅延クロックとして出力する遅延ラインと、
    前記制御信号に対応して、前記遅延ラインで遅延される遅延値を制御する遅延制御部と、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が実質的に異なる場合、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して伝達するクロック伝達部と、
    該クロック伝達部から出力される立ち上がりクロック及び前記立ち下がり遅延クロックを用いてモデル化した遅延値だけそれぞれ遅延させ、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとして出力する遅延モデルと
    を備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
  15. 前記クロック伝達部が、
    前記立ち上がりフィードバッククロックと前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相が等しい場合、イネーブルされる伝達信号を生成する比較部と、
    前記伝達信号に応答して、前記遅延ラインから出力される立ち上がり遅延クロックを反転して出力する反転手段と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の半導体メモリ装置。
  16. 前記比較部が、
    前記位相比較部から、前記基準クロックと、前記立ち上がりフィードバッククロック及び前記立ち下がりフィードバッククロックとの位相差に対応して出力する立ち上がり信号及び立ち下がり信号を受信し、排他的論理和演算を行う論理ゲートを備えることを特徴とする請求項15に記載の半導体メモリ装置。
JP2007180558A 2006-09-01 2007-07-10 半導体メモリ装置 Expired - Fee Related JP5105978B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060084103A KR100806140B1 (ko) 2006-09-01 2006-09-01 반도체 메모리 장치
KR10-2006-0084103 2006-09-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008059738A true JP2008059738A (ja) 2008-03-13
JP5105978B2 JP5105978B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=39150598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007180558A Expired - Fee Related JP5105978B2 (ja) 2006-09-01 2007-07-10 半導体メモリ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8624643B2 (ja)
JP (1) JP5105978B2 (ja)
KR (1) KR100806140B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061780A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置
JP2018206389A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. デューティ訂正回路を含む不揮発性メモリ、及び該不揮発性メモリを含むストレージ装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100801741B1 (ko) * 2006-06-29 2008-02-11 주식회사 하이닉스반도체 지연고정루프
KR100915817B1 (ko) * 2007-10-09 2009-09-07 주식회사 하이닉스반도체 Dll 회로
KR101094932B1 (ko) * 2009-07-01 2011-12-15 주식회사 하이닉스반도체 지연고정루프회로
KR102031201B1 (ko) * 2012-12-20 2019-10-11 에스케이하이닉스 주식회사 레이턴시 제어회로 및 이를 포함하는 반도체 메모리 장치
US11217298B2 (en) * 2020-03-12 2022-01-04 Micron Technology, Inc. Delay-locked loop clock sharing

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101409A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Elpida Memory Inc 半導体集積回路装置及び遅延ロックループ装置
JP2004103220A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd デューティサイクル補正回路を備える半導体メモリ装置及び半導体メモリ装置でクロック信号を補間する回路
JP2005135567A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Hynix Semiconductor Inc ディレイロックループ及びそのクロック生成方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486268B1 (ko) * 2002-10-05 2005-05-03 삼성전자주식회사 내부에서 자체적으로 듀티싸이클 보정을 수행하는지연동기루프 회로 및 이의 듀티싸이클 보정방법
KR20060114234A (ko) * 2005-04-29 2006-11-06 주식회사 하이닉스반도체 지연고정클럭을 생성하는 회로 및 그 생성방법
US7279946B2 (en) * 2005-08-30 2007-10-09 Infineon Technologies Ag Clock controller with integrated DLL and DCC
KR100854496B1 (ko) * 2006-07-03 2008-08-26 삼성전자주식회사 지연 동기 루프 및 이를 구비한 반도체 메모리 장치

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101409A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Elpida Memory Inc 半導体集積回路装置及び遅延ロックループ装置
JP2004103220A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd デューティサイクル補正回路を備える半導体メモリ装置及び半導体メモリ装置でクロック信号を補間する回路
JP2005135567A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Hynix Semiconductor Inc ディレイロックループ及びそのクロック生成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061780A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置
JP2018206389A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. デューティ訂正回路を含む不揮発性メモリ、及び該不揮発性メモリを含むストレージ装置
JP7109264B2 (ja) 2017-06-01 2022-07-29 三星電子株式会社 デューティ訂正回路を含む不揮発性メモリ、及び該不揮発性メモリを含むストレージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080054947A1 (en) 2008-03-06
JP5105978B2 (ja) 2012-12-26
US8624643B2 (en) 2014-01-07
KR100806140B1 (ko) 2008-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7368966B2 (en) Clock generator and clock duty cycle correction method
JP5106002B2 (ja) 半導体メモリ装置
US7639552B2 (en) Delay locked loop and semiconductor memory device with the same
JP4754191B2 (ja) Dllを含むメモリ装置
KR100815187B1 (ko) 반도체 메모리 장치
JP4764270B2 (ja) ロックフェイル防止のための遅延固定ループクロックの生成方法及びその装置
JP5105978B2 (ja) 半導体メモリ装置
KR100910853B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 구동방법
US7777542B2 (en) Delay locked loop
KR100987359B1 (ko) 데이터 입출력 회로
JP2011176615A (ja) クロック制御回路及びこれを備える半導体装置
US8081021B2 (en) Delay locked loop
KR20080088185A (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 구동방법
KR20090020410A (ko) 클럭 펄스 발생 회로
KR102031201B1 (ko) 레이턴시 제어회로 및 이를 포함하는 반도체 메모리 장치
KR20210069530A (ko) 다위상 신호의 위상을 조절하는 반도체 장치
KR20120004146A (ko) 지연고정루프
US20130002322A1 (en) Semiconductor device
JP4371113B2 (ja) デジタルdll回路
KR100911191B1 (ko) 주파수 조정 장치 및 이를 포함하는 dll 회로
KR100856062B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 구동방법
JP2007336028A (ja) 可変遅延制御装置
KR20060114234A (ko) 지연고정클럭을 생성하는 회로 및 그 생성방법
KR20080088187A (ko) 반도체 메모리 장치
KR20090121469A (ko) 반도체 메모리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100710

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120322

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees