JP2008057928A - 電気温水器 - Google Patents

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英大 宮下
Tadateru Fukuzaki
忠輝 福▲崎▼
Michihiro Uozumi
亨広 魚住
Mitsuru Kawaguchi
満 川口
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Abstract

【課題】 電気温水器のシール用部品を削減でき、メンテナンス時等に外部配管を外す場合に嵌合部やネジ孔部分から電気温水器内へ水が流れ込んで電装部へ水が付着し漏電する問題を防止できる電気温水器を提供する。
【解決手段】 ヒータを内蔵し、このヒータによって加熱された温水を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納したケーシングと、前記貯湯タンクの入水部および吐出部にそれぞれ連通した給水口および出湯口を、前記ケーシングの上面から突出して設けた温水器において、前記給水口および出湯口が突出した近傍が集水路となるよう一段低く構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気温水器に係り、特に洗面所などに設置される小型の電気温水器に関する発明である。
従来の電気温水器として、給水や出湯等の配管接続部を電気温水器の上面に備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。配管接続部が電気温水器の側面にある場合には、その配管接続部が設けられた側面と反対側に給水源や水栓が位置している場合、これら給水源,水栓と配管接続部を繋ぐ外部配管を電気温水器を迂回するように引き回す必要があったが、このように配管接続部を電気温水器の上面に備えた場合には、給水源や水栓が電気温水器の左右何れの位置にある場合でも電気温水器を迂回することなく対応することができ、外部配管をスッキリとした状態で施工できるというメリットがある。
しかし、電気温水器の上面に配管接続部が位置しているため、メンテナンス時に外部配管を外す際にその配管内の残水が上面に流れ落ちて溜まり、その水が電気温水器内部へ浸入する恐れがある。そのため、従来の上面に配管接続部を設けた電気温水器においては、電気温水器の上面を構成する上面ケーシング全体におけるシール性を高める必要があり、そのために、上面ケーシングにおける配管接続部の周囲はもちろん、その上面ケーシングと他ケーシングとの嵌合部や部材固定のためにネジ孔といった全てにシール用のパッキン等の部品を設置しておく必要があった。
特開2004−286357号
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、電気温水器のシール用部品を削減でき、メンテナンス時等に外部配管を外す場合に嵌合部やネジ孔部分から電気温水器内へ水が流れ込んで電装部へ水が付着し漏電する問題を防止できる電気温水器を提供することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、ヒータを内蔵し、このヒータによって加熱された温水を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納したケーシングと、前記貯湯タンクの入水部および吐出部にそれぞれ連通した給水口および出湯口を、前記ケーシングの上面から突出して設けた温水器において、前記給水口および出湯口が突出した近傍が集水路となるよう一段低く構成することにより、前記メンテナンス時等に給水口や出湯口に接続された外部配管を外す場合に残水が流出したとしても、その水は一段低い集水路の範囲に限定して集水することができ、他ケーシングとの嵌合部や部材固定のためにネジ孔には流れるこが防止でき、これら他ケーシングとの結合部や部材固定のためにネジ孔から電気温水器内へ水が流れ込み、電装部へ水が付着し漏電する問題を防止することが可能とした。
また、請求項2記載の発明によれば、前記集水路の底面には、水の流れを誘導するよう勾配がつけられていることにより、集水路の端部に水が集まることにより、集水路における給水口や出湯口が突出している近傍に水が溜まった状態となることを防止でき、給水口,出湯口と上面ケーシングとの間の隙間から電気温水器内部へ水が浸入する可能性を下げることが可能である。
また、請求項3記載の発明によれば、前記集水路における前記勾配の最底部にリブが設けられており、このリブの一部が切欠かれていることにより前記集水路にたまった水が前記電気温水器の外部に排水されるため、集水路に集められた水を切欠かれた位置から排出することができ、前記メンテナンス時や外部配管を外す場合に電気温水器内へ水が流れ込み、電装部へ水が付着し漏電する問題を防止することを可能とした。
本発明によれば、メンテナンス時に給水口や出湯口に接続された外部配管が取り外され、その外部配管中に溜まっていた水がケーシングの上面に落ちたとしても、水は集水路に集まるため、集水路以外に位置する他ケーシングとの嵌合部や部材固定のためにネジ孔には水浸入防止のためのパッキン等のシール部材を追加する必要を無くすことができる。
以下、本発明の実施形態を、図面により詳細に説明する。
図1に本発明に関わる電気温水器の施工形態を示す。
電気温水器11は、洗面器10に設置された水栓13に水またはお湯を提供する。
電気温水器11は、先止め式であり、温水生成時に発生する膨張水を排出するサブ排水管14と、壁面Wに突設された給水源としての止水栓15に接続された給水管16と、壁面Wに配置されたコネクタ17に接続された電源コード18と、水栓13に接続された出水管19及び出湯管20とを有している。
なお、サブ排水管14はボトルトラップ型の排水ホッパー100を介して洗面器10からの排水管12へ接続されている。
図2は図1に示す電気温水器11の分解斜視図である。
電気温水器11は断面が楕円となる温水タンク21を内蔵しており、この温水タンク21には600Wのシーズヒータ(図示せず)が内蔵されており、温水タンク21に供給された水を約75℃に加熱して貯えておく。
図1示す給水管16が給水口24に接続されることにより電気温水器11へは水が供給される。この供給された水は減圧弁及び逆止弁(図示せず)を経て温水タンク21の底面へ流入する。そして、温水タンク21内で加熱されて貯えられた湯は、温水タンク21の上面から出湯口22へ導かれ、図1に示す給湯管20によって水栓13へ供給される。なお、給水口24へ供給された水の一部は温水温水タンク21の手前でバイパスされて出水口23へ供給されるよう構成されており、出水口23は出水管19によって水栓13へ供給される。
温水タンク21や内部配管や温度制御に使用される電装部は底面ケーシング51と背面ケーシング52と上面ケーシング53から成る取付けケーシングに固定されている。
その取付けケーシングの斜視図を図3に示す。底面ケーシング51と背面ケーシング52と一枚の金属板をプレス成型することによって構成されており、背面ケーシング52の上縁に金属板から成る上面プレート53aが固定されており、その上面プレート53aには樹脂製の上面ケーシング53が固定されている。具体的には上面ケーシング53の四隅に設けられたネジ孔27にネジ27aを差し込んで固定している。この上面プレート53a及び上面ケーシング53を挟み込んで出湯口22,出水口23、給水口24,膨張水継手28が取り付けられている。これら出湯口22,出水口23、給水口24,膨張水継手28は外部配管との接続口が水平方向を向くエルボ形状をしており、しかも接続口の水平面内における向きが自由に向けられるように回転可能に取り付けられている。
出湯口22,出水口23、給水口24の取付け形態は略同じであるため、出湯口22の取付け構造を図6に基づいて説明する。この図6は図2におけるX−X断面を示す。出湯口22はエルボ形状である金属製の出湯口本体22aと、この出湯口本体22aを回転可能に保持するよう上面プレート53aの裏面に位置する金属製の受け部材22bと、上面ケーシング53の表面おいて出湯口本体22aの周囲に嵌り込んだ金属製のフランジ部材22cとから構成されており、ビス22dによって、フランジ部材22cと受け部材22bとが、上面ケーシング53と上面プレート53aとを挟み込むように固定されている。なお、出湯口本体22aと受け部材22bとの間は2重のOリング22eを設けて水密性を確保している。ここで、上面ケーシング53は樹脂製であるが、金属性の上面プレート53aが裏面にあり、この金属性の上面プレート53aと金属性のフランジ部材22cとで上面ケーシング53を挟み込むことにより、ビスの締め付け力を高め、フランジ部材22cの裏面を上面ケーシング53に強く押付けることにより所望のシール力を得て、上面ケーシング53の表面からの水浸入を防止するように構成されている。
取付けケーシングの左右側面には側面カバー54が固定される。また、前面には保護パネル55が固定される。この保護パネル55には、水抜き栓,バイメタルスイッチ、逃がし弁(何れも図示せず)を操作可能なように開口ば設けられている。そして、保護パネル55及び側面カバー54の前面側を覆うように前面カバー56が取付けられ、上面ケーシング53から突出している出湯口22,出水口23、給水口24,膨張水継手28を覆うように上面カバー57が取り付けられる。なお、これら前面カバー56及び上面カバー57は簡単に着脱できるよう、爪部の弾性変形による嵌め込みにより取り付けられている。
図4は電気温水器11の内観図である。即ち、前面カバー56と上面カバー57とを取り外した状態を示す。また、図5は図3のA−Aにおける上面ケーシングの断面図である。
上面ケーシング53には集水部30が形成されている。この集水部30は下方(図4のB方向)に向けて窪んだ水受けトレイ形状をしており、給水口24、出水口23、出湯口22の外部配管の接続口を含む水平領域に形成されている。集水部30の底面部31は周囲に比べて一段低くなっている。そして、底面部31は前方(図4におけるA方向)へ向かって緩やかに下り勾配となっており、その前端にはリブ33が形成されている。リブ33には切欠き34が形成されている。なお、集水部30の底面部31の周囲は傾斜面32となっている。
次に、集水部30の機能について説明する。メンテナンスの際に給水口24、出水口23、出湯口22に接続された外部配管(給水管16,出水管19、出湯管20)を外した際に、これら外部配管又は給水口24、出水口23、出湯口22の残水が集水部30に流出する。この集水部30に流出した水は底面部31の勾配に従って前端側に流れ、そこに設けられたリブ33の切欠き34から流出して保護パネル55の表面を鉛直下方に流れて排出される。このように残水が集水部30の範囲に限定され、その他には流れ出ないので、ネジ孔27や上面ケーシング53と側面カバー54との接合部といった隙間にまで水が至らない。従って、これらネジ孔27や上面ケーシング53と側面カバー54との接合部にはシール部材を設ける必要がなく、簡単な構造とすることができ、電気温水器11のコンパクト化を図ることができる。
なお、下り勾配により集水部30の底面部31において、給水口24、出水口23、出湯口22が突出している近傍には水が滞留しないようになっている。従って、これら給水口24、出水口23、出湯口22の周囲のシールが破壊されたとしても、そこから水が浸入してしまう可能性は小さい。
また、集水部30は給水口24、出水口23、出湯口22の接続口を含む周りに配置しているため、給水口24、出水口23、出湯口22を回転させた場合でも上面ケーシング53全体に残水が広がってしまうことを防止できる。
また、膨張水継手28の周囲にも周囲よりも一段低く形成されており、その底面部31aは給水口24側に向けて下り勾配となっており、膨張水継手28とサブ排水管14との接続を外した際の残水を前記と同様に切欠き34から排出させるように構成されている。
なお、保護カバー55の切欠き34に対応する位置に上下に延びるリブを設け、切欠き34から保護カバー55の前面を流下する水の流れをガイドするようにしても良い。このリブは前面カバー56の裏面に設けておき、保護カバーと当接して水の流れをガイドするように構成しても良い。
本発明に関わる電気温水器の施工形態。 図1に示す電気温水器の分解斜視図。 図2における取付けケーシングの斜視図。 本発明に関わる電気温水器の内観図。 図3のA−A線における上面ケーシングの断面図。 図2のX−X線における出湯口の断面図。
符号の説明
11・・・電気温水器
21・・・温水タンク
22・・・出湯口
23・・・出水口
24・・・給水口
30・・・集水部
31・・・底面部
32・・・傾斜部
33・・・リブ
34・・・切欠き
53・・・上面ケーシング


Claims (3)

  1. ヒータを内蔵し、このヒータによって加熱された温水を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納したケーシングと、前記貯湯タンクの入水部および吐出部にそれぞれ連通した給水口および出湯口を、前記ケーシングの上面から突出して設けた電気温水器において、前記ケーシングの上面において、前記給水口および出湯口が突出した近傍が集水路となるよう一段低く構成されていることを特徴とする電気温水器。
  2. 前記集水路の底面には、水の流れを誘導するよう勾配がつけられていることを特徴とする請求項1記載の電気温水器。
  3. 前記集水路における前記勾配の最底部にリブが設けられており、このリブの一部が切欠かれていることにより前記集水路にたまった水が前記電気温水器の外部に排水されることを特徴とする請求項2記載の電気温水器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127351A (ja) * 2011-11-17 2013-06-27 Aisin Seiki Co Ltd 手洗い用電気温水器
JP2019032135A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 株式会社デンソー 貯湯ユニット
JP2019100670A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 Toto株式会社 貯湯式電気温水器

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