JP2019032135A - 貯湯ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】温水取出部にて漏水が発生しても、制御装置の被水による故障の発生を良好に抑制すること。【解決手段】温水取出部34は、上部前面パネル314に形成された開口部である取出孔314bにて筐体31の外部に露出可能に、取出孔314bよりも筐体31の内部空間側に配設されている。温水取出部34は、貯湯タンク32に接続されることで、貯湯タンク32に貯留された温水を筐体31の外部に取り出し可能に設けられている。貯湯側制御装置36は、筐体31の内部空間に面するように、筐体31に支持されている。温水取出部34は、貯湯側制御装置36よりも下方に配置されている。また、温水取出部34は、配管接続パネル316よりも上方に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、貯湯タンクに貯湯された温水を供給する貯湯ユニットに関する。
従来、貯湯タンク内の温水を取り出すための給湯蛇口を筐体の外壁部に設けた構成の、貯湯式給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−132620号公報
特許文献1に記載の貯湯式給湯装置においては、給湯蛇口の略全体が、筐体の外側に突出する。このため、貯湯式給湯装置を家屋等の敷地に設置した使用状態で、貯湯式給湯装置付近を歩行者が歩く際に、給湯蛇口が通行の妨げとなってしまうことが懸念される。また、貯湯式給湯装置を梱包する際に、筐体から突出した給湯蛇口を保護するために特別の保護材を用意したり、梱包材のサイズが大きくなったりすることで、物流コストが高くなってしまう等の問題もある。
この点、特開2012−2407号公報に記載の構成においては、貯湯タンク内に貯えられた温水を取り出すための取出口が、貯湯タンクの外方且つ筐体の内方、即ち筐体の角部のデッドスペースに配置されている。しかしながら、かかる構成において、ユーザが取出口にホースを接続する際に、ホースの口径や材質によっては、取出口に大きな外力が加えられる可能性がある。また、使用中に何らかの理由でホースが引っ張られることで、取出口に大きな外力が加えられる可能性がある。このように取出口に大きな外力が加えられると、取出口近辺にて漏水が発生する可能性がある。かかる漏水が発生すると、装置内部の制御装置が被水して故障が発生する等の懸念がある。
本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。
請求項1に記載の貯湯ユニット(3)は、
温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
を備え、
前記温水取出部は、前記制御装置よりも下方に配置されている。
かかる構成においては、前記温水取出部は、前記制御装置よりも下方に配置されている。このため、仮に前記温水取出部に大きな外力が加えられて、前記温水取出部近辺にて漏水が発生しても、前記制御装置が被水して故障が発生することが、良好に抑制される。
請求項11に記載の貯湯ユニット(3)は、
温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
を備え、
前記温水取出部は、ワンタッチコネクタ構造を有する。
かかる構成においては、ユーザが前記温水取出部にホースを接続する際に、前記温水取出部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、前記温水取出部に大きな外力が加えられることで前記温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
請求項13に記載の貯湯ユニット(3)は、
温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
を備え、
前記温水取出部は、前記開口部から前記内部空間側に向かって凹設された凹部(314c)に設けられ、前記凹部からの突出量が可変に構成されている。
かかる構成においては、ユーザが前記温水取出部を介して前記温水を取り出す際に、前記温水取出部の前記凹部からの突出量を、適宜変更することが可能である。したがって、かかる構成によれば、前記温水取出部を介しての前記温水の取り出しが、良好に行われ得る。具体的には、例えば、前記温水取出部を、地面に置いたバケツに到達するまで延長することで、前記筐体周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。あるいは、例えば、前記温水取出部を伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成することで、ユーザが前記温水取出部にホースを接続する際に、前記温水取出部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、前記温水取出部に大きな外力が加えられることで前記温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
なお、上記及び特許請求の範囲の欄における、各手段に付された括弧付きの参照符号は、同手段と後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。よって、本発明の技術的範囲は、上記の参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
給湯システムの全体構成を示す概略図である。 実施形態に係る貯湯ユニットの概略構成を示す側面図である。 図2に示された貯湯ユニットを前方から見た斜視図である。 図3に示された温水取出部の付近を拡大した側断面図である。 図4に示された温水取出部の一具体例の概略構成を示す斜視図である。 図4に示された温水取出部の他の一具体例の概略構成を示す側断面図である。 図6に示された温水取出部が伸長された状態を示す側面図である。 図4に示された温水取出部の他の一具体例の概略構成を示す側断面図である。 図8に示された温水取出部の付近を拡大した正面図である。 図4に示された温水取出部のさらに他の一具体例の概略構成を示す斜視図である。 図10に示された温水取出部の付近の構成の一変形例の概略構成を示す側断面図である。 図10に示された温水取出部の付近の構成の他の一変形例の概略構成を示す側断面図である。 図3に示された貯湯ユニットの一変形例の概略構成を示す斜視図である。 図3に示された貯湯ユニットの他の一変形例の概略構成を示す斜視図である。 図3に示された貯湯ユニットのさらに他の一変形例の概略構成を示す斜視図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。また、説明の便宜上、本実施形態の構成における、前後左右上下の各方向を、図中矢印で定義する。なお、「後」及び「後方」は、「背面」とも称され得る。また、一つの実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると当該実施形態の理解が妨げられるおそれがあるため、当該実施形態の説明の後にまとめて記載する。
(給湯システムの全体構成)
まず、給湯システム1の全体構成について、図1を参照しつつ説明する。給湯システム1は、家屋等の建物に設置されることで、建物の内外に設置された各種機器に温水を供給するように構成されている。具体的には、給湯システム1は、ヒートポンプユニット2と、貯湯ユニット3と、混合栓4と、浴槽5とを備えている。
温水生成装置として機能するヒートポンプユニット2と、ヒートポンプユニット2により生成された温水を貯湯する貯湯ユニット3とは、屋外即ち建物の外側に設置されている。貯湯ユニット3から温水の供給を受ける混合栓4及び浴槽5は、屋内即ち建物の内側に設置されている。
ヒートポンプユニット2は、ヒートポンプサイクル21と熱源側制御装置22とを備えている。ヒートポンプサイクル21は、いわゆる蒸気圧縮式の構成を有していて、不図示の電動圧縮機、水冷媒熱交換器、膨張弁、冷媒蒸発器、等を備えている。本実施形態においては、ヒートポンプサイクル21は、貯湯ユニット3側から供給された水を、二酸化炭素等の冷媒からの放熱により加温するように構成されている。熱源側制御装置22は、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されていて、ヒートポンプサイクル21の動作を制御するように設けられている。
貯湯ユニット3は、筐体31と、貯湯タンク32と、配管ジョイント33と、温水取出部34と、内部配管部35と、貯湯側制御装置36と、コントローラ37とを備えている。
筐体31は、複数の金属製外壁パネルによって、箱状、具体的には上下方向に長手方向を有する略直方体状に形成されている。筐体31は、複数の外壁パネルによって囲まれた内部空間内に貯湯タンク32を収容するように構成されている。
温水を貯留可能に構成された貯湯タンク32は、耐食性に優れたステンレス等の金属によって形成されている。貯湯タンク32は、不図示の断熱材によって覆われることで、内部に貯留した温水を長時間にわたって保温することができるように構成されている。
貯湯タンク32は、設置スペースを考慮して、縦長形状に形成されている。具体的には、貯湯タンク32は、筒状部32aと、下側閉塞部32bと、上側閉塞部32cとを有している。
筒状部32aは、水平断面視にて略円形状に形成された略円筒状の部分であって、上下方向に延設されている。即ち、筒状部32aは、上下方向と平行な中心軸線Cに沿った長手方向を有している。筒状部32aの下端は、ドーム状の下側閉塞部32bによって閉塞されている。筒状部32aの上端は、ドーム状の上側閉塞部32cによって閉塞されている。即ち、貯湯タンク32は、筒状部32aの上下を閉塞した構造を有している。
貯湯タンク32は、冷水入口部32dと、冷水出口部32eと、温水入口部32fと、温水出口部32gとを有している。冷水入口部32d及び冷水出口部32eは、下側閉塞部32bに設けられている。温水入口部32f及び温水出口部32gは、上側閉塞部32cに設けられている。
筐体31には、冷水導入ジョイント33aと、冷水導出ジョイント33bと、温水導入ジョイント33cと、混合栓給湯ジョイント33dと、浴槽給湯ジョイント33eと、を含む、複数の配管ジョイント33が固定されている。複数の配管ジョイント33は、筐体31の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と内部配管部35との接続箇所に設けられている。即ち、複数の配管ジョイント33の各々は、貯湯ユニット3と外部とを接続するための外部配管を着脱可能に構成されている。
冷水導入ジョイント33aは、貯湯タンク32における冷水入口部32dと接続されている。即ち、冷水導入ジョイント33aは、水道水が通流する給水配管と接続されることで、貯湯タンク32の底部に水道水を供給するように設けられている。
冷水導出ジョイント33bは、貯湯タンク32における冷水出口部32eと接続されている。即ち、冷水導出ジョイント33bは、ヒートポンプユニット2における冷水取水口との接続配管と接続されることで、貯湯タンク32の底部に貯留された水をヒートポンプユニット2に供給するように設けられている。
温水導入ジョイント33cは、貯湯タンク32における温水入口部32fと接続されている。即ち、温水導入ジョイント33cは、ヒートポンプユニット2における温水供給口との接続配管と接続されることで、ヒートポンプユニット2にて生成された温水を貯湯タンク32に供給するように設けられている。
混合栓給湯ジョイント33d及び浴槽給湯ジョイント33eは、貯湯タンク32における温水出口部32gと接続されている。即ち、混合栓給湯ジョイント33dは、混合栓4との接続配管と接続されることで、混合栓4に温水を供給するように設けられている。同様に、浴槽給湯ジョイント33eは、浴槽5との接続配管と接続されることで、浴槽5に温水を供給するように設けられている。
温水取出部34は、筐体31に固定されている。温水取出部34は、屋外における貯湯ユニット3の周囲にて温水を用いた作業(例えば洗車等)を行う際に、貯湯タンク32に貯留された温水を筐体31の外部に取り出し可能に設けられている。温水取出部34の構成の詳細については後述する。
貯湯タンク32と、温水取出部34及び複数の配管ジョイント33の各々とは、筐体31の内部に設けられた内部配管部35を介して接続されている。内部配管部35は、水の通流経路と温水の通流経路とを含む。以下、内部配管部35の具体的構成について説明する。
貯湯タンク32における冷水入口部32dと、冷水導入ジョイント33aとは、給水配管35aを介して接続されている。同様に、貯湯タンク32における冷水出口部32eと、冷水導出ジョイント33bとは、加温用水配管35bを介して接続されている。また、貯湯タンク32における温水入口部32fと、温水導入ジョイント33cとは、貯湯配管35cを介して接続されている。
貯湯タンク32における温水出口部32gには、給湯配管35dが接続されている。給湯配管35dは、下流側にて、混合栓給湯配管35d1と浴槽給湯配管35d2とに分岐している。混合栓給湯ジョイント33dは、混合栓給湯配管35d1と接続されている。浴槽給湯ジョイント33eは、浴槽給湯配管35d2と接続されている。また、混合栓給湯配管35d1から分岐するように、温水取出配管35d3が設けられている。温水取出配管35d3は、温水取出部34と接続されている。
給水配管35aから分岐するように、分岐給水配管35fが設けられている。分岐給水配管35fは、下流側にて、混合栓側分岐管35g1と浴槽側分岐管35g2とに分岐している。混合栓側分岐管35g1は、混合栓給湯配管35d1における、浴槽給湯配管35d2との分岐位置よりも上流側の部分と接続されている。浴槽側分岐管35g2は、浴槽給湯配管35d2と接続されている。
給湯配管35dから分岐するように、圧力リリーフ管35hが設けられている。圧力リリーフ管35hには、リリーフ弁35rが介装されている。リリーフ弁35rは、貯湯タンク32の内部圧力が所定圧力以上に上昇した際に開弁することで、貯湯タンク32の内部の温水を外部に排出するように設けられている。
混合栓給湯配管35d1と混合栓側分岐管35g1との接続箇所には、混合栓側温調弁35sが介装されている。混合栓側温調弁35sは、給湯配管35d側に連通する温水側の開度と混合栓側分岐管35g1側に連通する冷水側の開度との比率を調整する電動調整弁であって、調整開度に応じた温度の温水を混合栓給湯ジョイント33d及び温水取出部34側に送出するように構成されている。
浴槽給湯配管35d2と浴槽側分岐管35g2との接続箇所には、浴槽側温調弁35tが介装されている。浴槽側温調弁35tは、給湯配管35d側に連通する温水側の開度と浴槽側分岐管35g2側に連通する冷水側の開度との比率を調整する電動調整弁であって、調整開度に応じた温度の温水を浴槽給湯ジョイント33e側に送出するように構成されている。
温水取出配管35d3には、温水取出弁35uが介装されている。温水取出弁35uは、手動調整弁であって、調整開度に応じた流量の温水を温水取出部34側に送出するように構成されている。
貯湯側制御装置36は、熱源側制御装置22及びコントローラ37と、信号授受可能に電気接続されている。また、貯湯側制御装置36は、内部配管部35に介装された混合栓側温調弁35s及び浴槽側温調弁35t等の各種制御対象機器と、信号授受可能に電気接続されている。貯湯側制御装置36は、コントローラ37を介して受け付けたユーザ入力に応じて、上記の各種制御対象機器の動作を制御するように設けられている。コントローラ37は、屋内及び/又は屋外の所定位置に設けられている。
(貯湯ユニットの構成)
次に、貯湯ユニット3の構成の詳細について、図2〜図4を参照しつつ説明する。
図2及び図3を参照すると、筐体31は、箱状に形成された本体部301と、本体部301の底部に固定された4本の支持脚部302とを有している。即ち、本体部301は、4本の支持脚部302によって下側から支持されている。本体部301は、上面パネル311と、底面パネル312と、側面パネル313と、上部前面パネル314と、下部前面パネル315と、配管接続パネル316とを有している。
上面パネル311は、本体部301の内部空間の上面を覆う外壁パネル部材であって、貯湯タンク32の上方にて水平面に沿って延設されている。底面パネル312は、本体部301の内部空間の底面を覆う外壁パネル部材であって、貯湯タンク32の下方にて水平面に沿って延設されている。
側面パネル313は、本体部301の内部空間の側方、具体的には側面及び背面を覆う外壁パネル部材であって、垂直方向に延設されている。即ち、側面パネル313は、貯湯タンク32の側方を覆うように、上面パネル311と底面パネル312との間に設けられている。具体的には、3枚の側面パネル313が、平面視にて略U字状を形成するように配置されている。
上部前面パネル314は、本体部301の内部空間の前面を覆う外壁パネル部材であって、垂直方向に延設されている。即ち、上部前面パネル314は、貯湯タンク32の前方を覆うように、上面パネル311と底面パネル312との間に設けられている。具体的には、上部前面パネル314は、本体部301の前面における上端部から高さ方向中央部にわたって設けられている。
上部前面パネル314には、貫通孔である操作孔314a及び取出孔314bが設けられている。操作孔314aは、温水取出弁35uに対応する位置に配設されている。即ち、操作孔314aは、ユーザが温水取出弁35uを外側から操作可能に設けられている。操作孔314aは、略円形に形成されている。
取出孔314bは、操作孔314aよりも下方、且つ配管接続パネル316よりも上方に配設されている。取出孔314bは、矩形状に形成されている。取出孔314bから本体部301の内部空間側に向かって、凹部314cが凹設されている。即ち、凹部314cは、上部前面パネル314に形成された貫通孔である取出孔314bから、筐体31の内側に窪むように形成されている。凹部314cには、温水取出部34が設けられている。
図4を参照すると、本実施形態においては、凹部314cは、上壁部314dと、下壁部314eと、一対の側壁部314fとを有している。
上壁部314dは、矩形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの上辺から背面側即ち後方に向かって、斜め下方に延設されている。上壁部314dは、水平方向に対する傾斜角度θαが10〜35度程度となるように設けられている。
下壁部314eは、矩形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの下辺から背面側に向かって斜め上方に延設されている。下壁部314eは、水平方向に対する傾斜角度θβが傾斜角度θαよりも大きくなるように設けられている。
一対の側壁部314fは、三角形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの右辺及び左辺のそれぞれから背面側に向かって延設されている。即ち、凹部314cは、上壁部314dと、下壁部314eと、一対の側壁部314fとによって囲まれた三角柱状の空間を形成するように設けられている。
本実施形態においては、温水取出部34は、上部前面パネル314に配設されている。具体的には、温水取出部34は、上部前面パネル314に形成された開口部である取出孔314bにて筐体31の外部に露出可能に、取出孔314bよりも内部空間側に設けられている。
本実施形態においては、温水取出部34は、略円筒状に形成された取出管341を有している。取出管341は、上壁部314dから下壁部314eに沿って斜め下方に延設されている。温水取出部34は、略全体が凹部314cに収容されている。具体的には、取出管341は、先端部の一部が上部前面パネル314即ち筐体31の外部に突出するだけで、その他の大部分が凹部314cに収容されている。
即ち、通常、筐体31の外壁面と筐体31を梱包する梱包材の内側面との間には、電源スイッチのカバーや設置工事説明書等を収容するための空間が設けられている。このため、温水取出部34は、好ましくは、上部前面パネル314から突出した部分が、少なくとも筐体31の外壁面と筐体31を梱包する梱包材の内側面との間に形成される隙間に収まるように構成されている。
再び図2及び図3を参照すると、下部前面パネル315は、上部前面パネル314の下方、即ち本体部301の前面における底部に対応する位置に設けられている。下部前面パネル315は、上部前面パネル314よりも背面側に若干オフセットした位置に配置されている。上部前面パネル314の下端部と下部前面パネル315の上端部とは、配管接続パネル316によって接続されている。
配管接続パネル316は、略矩形状の外壁パネル部材であって、上部前面パネル314の下端部から背面側に向かって水平方向に延設されている。即ち、配管接続パネル316は、本体部301の底部であって、底面パネル312よりも上方に配置されている。配管接続パネル316には、複数の配管ジョイント33が支持されている。
底面パネル312から下方に向かって、管状部材であるドレイン管317が延設されている。ドレイン管317は、底面パネル312の下方空間と本体部301の内部空間とを連通することで、当該空間における底部から水を外部に排出可能に設けられている。具体的には、ドレイン管317は、不図示の排水ホース及び排水口ネットを介して、下水道に連通する不図示の排水ホッパに水を排出するようになっている。
(温水取出部及び貯湯側制御装置の配置)
以下、図2及び図3を参照しつつ、温水取出部34及び貯湯側制御装置36の配置について説明する。
本実施形態においては、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314と貯湯タンク32との間の位置にて、筐体31内に収容されている。即ち、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314の近傍に配置されている。具体的には、貯湯側制御装置36は、本体部301の内部空間に面するように、上部前面パネル314の内側面に支持されている。
温水取出部34は、配管接続パネル316よりも上方、且つ貯湯側制御装置36よりも下方に配置されている。即ち、温水取出部34は、温水取出部34と温水取出配管35d3(図4参照)との接続箇所から温水が漏出した場合に、当該温水が、配管接続パネル316を伝って底面パネル312に達した後、ドレイン管317を介して筐体31の外部に排出されるように設けられている。
図3に示された投影中心軸線C1は、筒状部32a即ち貯湯タンク32の中心軸線Cを上部前面パネル314に投影した仮想直線である。図3に示されているように、温水取出部34は、上部前面パネル314の厚さ方向に見た場合に、投影中心軸線C1よりも左方に配置されている。即ち、温水取出部34は、上部前面パネル314における左下方の位置に設けられている。一方、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314の厚さ方向に透視した場合に、温水取出部34に対して対角位置となるように、投影中心軸線C1よりも右方に配置されている。即ち、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314における右上方の位置に設けられている。
(効果)
以下、本実施形態の構成によって奏される効果について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
上記構成においては、温水取出部34は、上部前面パネル314に形成された取出孔314bにて筐体31の外部に露出可能に、取出孔314bよりも筐体31の内部空間側に配設されることで、略全体が凹部314cに収容されている。したがって、かかる構成によれば、貯湯ユニット3付近を歩行者が歩く際に、温水取出部34が通行の妨げとなってしまう懸念が、良好に解消され得る。また、貯湯ユニット3を梱包する際に、温水取出部34を保護するために特別の保護材を用意したり梱包材のサイズが大きくなったりすることで物流コストが高くなってしまう等の問題が、良好に解決され得る。このように、本実施形態の貯湯ユニット3によれば、温水取出部34が筐体31の外側に突出することによる弊害を、良好に抑制することが可能となる。
また、上記構成においては、温水取出部34は、貯湯側制御装置36よりも下方に配置されている。このため、仮に温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部34近辺にて漏水が発生しても、貯湯側制御装置36が被水して故障が発生することが、良好に抑制される。
特に、上記構成においては、温水取出部34は、上部前面パネル314の厚さ方向に見た場合に、貯湯タンク32における略円筒状の筒状部32aの中心軸線C即ち投影中心軸線C1よりも左方に配置されている。一方、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314の厚さ方向に透視した場合に、温水取出部34に対して対角位置となるように配置されている。即ち、温水取出部34と貯湯側制御装置36とは、貯湯タンク32における外側に膨出しつつ上下方向に延設された円柱外面の頂部に対応する投影中心軸線C1を挟んで、異なる側に設けられている。したがって、仮に温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部34近辺にて漏水が発生しても、貯湯側制御装置36が被水して故障が発生することが、よりいっそう良好に抑制される。
さらに、上記構成においては、温水取出部34は、上部前面パネル314に配設されている。また、温水取出部34は、上部前面パネル314の下端と接続された配管接続パネル316よりも、上方に配置されている。かかる構成によれば、仮に温水取出部34と温水取出配管35d3との接続箇所から温水が漏出した場合に、当該温水が、配管接続パネル316を伝って底面パネル312に達した後、ドレイン管317を介して、筐体31の外部に設けられた不図示の排水ホッパに排出される。したがって、かかる構成によれば、温水取出部34と温水取出配管35d3との接続箇所から温水が漏出した場合に、筐体31の周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、互いに同一又は均等である部分には、同一符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾又は特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
取出管341は、先端部が上部前面パネル314即ち筐体31の外部に全く突出しないように、全体が凹部314cに収容されていてもよい。即ち、取出管341の上壁部314dからの突出位置、及び/又は上壁部314dの傾斜角度θαを適宜調整することで、取出管341の全体を凹部314c内に設けることが可能である。
図5に示されているように、温水取出部34即ち取出管341は、いわゆるワンタッチコネクタ構造を有していてもよい。即ち、取出管341は、不図示のホース先端に固定されたワンタッチコネクタに対応した構造を有していて、当該ワンタッチコネクタに対して着脱自在に構成されている。具体的には、取出管341は、基部341aと、中間細径部341bと、先端筒状部341cと、Oリング341dとを有している。
基部341aは、円管状に形成されている。中間細径部341bは、基部341aよりも細径の円管状に形成されていて、基部341aの先端部から先端方向に延設されている。先端筒状部341cは、基部341aよりも細径且つ中間細径部341bよりも太径の円管状に形成されていて、中間細径部341bの先端部から先端方向に延設されている。Oリング341dは、先端筒状部341cに形成された溝に収容されている。
かかる構成においては、ユーザが温水取出部34にホースを接続する際に、温水取出部34及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部34近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
温水取出部34は、凹部314c即ち上壁部314dからの突出量が可変に構成されていてもよい。具体的には、例えば、図6に示されているように、温水取出部34は、取出管341と伸縮ホース342とを有していてもよい。伸縮ホース342は、伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状のホース部材であって、温水取出配管35d3と取出管341とを接続するように設けられている。
かかる構成においては、ユーザが温水取出部34を介して温水を取り出す際に、温水取出部34即ちその先端部を構成する取出管341の、凹部314c即ち上壁部314dからの突出量を、適宜変更することが可能である。したがって、かかる構成によれば、温水取出部34を介しての温水の取り出しが、良好に行われ得る。具体的には、例えば、図7に示されているように、伸縮ホース342を伸長して、取出管341を、地面に置いたバケツBに到達するまで延長することで、筐体31周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。
また、かかる構成においては、取出管341は、撓曲可能な蛇腹状の伸縮ホース342の先端部に取り付けられている。このため、取出管341は、小さな外力により、開口方向が可変となる。したがって、例えば、ユーザが取出管341にホースを接続する際に、温水取出部34や温水取出配管35d3と温水取出部34との接続箇所に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部34近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
図8及び図9を参照すると、温水取出部34は、前後方向に沿った回転中心軸C2を中心として回転することで、取出管341の開口方向が可変に構成されていてもよい。具体的には、本具体例においては、凹部314cは、上壁部314d、下壁部314e、及び一対の側壁部314fの他に、中間壁部314gを有している。
上壁部314dは、矩形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの上辺から背面側に向かって水平に延設されている。下壁部314eは、平面視にて上壁部314dと同形状の矩形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの下辺から背面側に向かって水平に延設されている。
一対の側壁部314fは、矩形状の板状部であって、矩形状に形成された取出孔314bの右辺及び左辺のそれぞれから背面側に向かって延設されている。即ち、上壁部314dと、下壁部314eと、一対の側壁部314fとによって、前後方向に沿って延設された四角筒が形成されている。かかる四角筒の中心軸線方向における一方の端部は、矩形状の板状部である中間壁部314gによって閉塞され、他方の端部は、取出孔314bにて開口している。即ち、凹部314cは、上壁部314dと、下壁部314eと、一対の側壁部314fと、中間壁部314gによって囲まれた四角柱状の空間を形成するように設けられている。
温水取出部34は、取出管341と回動コラム343とを有している。回動コラム343は、略円柱状の部材であって、中間壁部314gから前面側に突出するように前後方向に延設されている。回動コラム343は、回転中心軸C2を中心として回転可能に支持されている。回動コラム343の突出方向における一端は、温水取出配管35d3と接続されている。回動コラム343の突出方向における他端は、閉塞されている。
図9に示されているように、取出管341は、回動コラム343の突出方向における略中央部から、正面視にて、回転中心軸C2から放射状に延びるように設けられている。即ち、取出管341は、回動コラム343の内側の略円柱状の空間を介して、温水取出配管35d3と連通するようになっている。取出管341の先端は、基端よりも前面側に設けられている。即ち、取出管341は、正面視にて下方を向く基準状態にて、下方且つ斜め前方に延設されている。
かかる構成においては、取出管341は、回転中心軸C2を中心として回転可能である。このため、取出管341は、小さな外力により、開口方向が可変となる。したがって、例えば、ユーザが取出管341にホースを接続する際に、温水取出部34や温水取出配管35d3と温水取出部34との接続箇所に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部34近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。なお、回転中心軸C2は、前後方向と平行であってもよいし、所定角度で前後方向と交差していてもよい。
図10に示されているように、温水取出部34は、止水ハンドル344を備えていてもよい。止水ハンドル344は、取出管341とともに、凹部314cに収容されている。
止水ハンドル344は、ハンドル式の止水栓であって、所定方向に回転させることで閉状態から開状態に切り替えるとともに、反対方向に回転させることで開状態から閉状態に切り替えるように構成されている。閉状態は、取出管341からの温水の取り出しを停止する状態である。開状態は、取出管341からの温水の取り出しを許容する状態である。この場合、図1及び図3に示された温水取出弁35uと、図3に示された操作孔314aは、省略され得る。即ち、上部前面パネル314の簡素化を図ることが可能となる。
上述の各例では、温水取出部34は、凹部314cに収容されているものの、筐体31の外部に露出する構成となっていた。しかしながら、本発明は、かかる構成に限定されない。即ち、図11及び図12に示されているように、筐体31には、取出孔314bを開閉可能な防水カバー318が設けられていてもよい。かかる構成によれば、凹部314cに雨水や埃等が入り込むことが、良好に抑制され得る。
なお、防水カバー318は、図11に示されているように上開きであってもよいし、図12に示されているように下開きであってもよい。あるいは、防水カバー318は、横開きであってもよい。あるいは、防水カバー318は、スライド式であってもよい。防水カバー318は、図10の構成の他、図4、図6、及び図8の構成にも採用され得る。
温水取出部34及び貯湯側制御装置36の配置についても、上記の具体例に限定されない。即ち、例えば、図13に示されているように、温水取出部34は、上部前面パネル314の厚さ方向に見た場合に、投影中心軸線C1よりも右方、即ち、上部前面パネル314における右下方の位置に設けられていてもよい。また、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314の厚さ方向に透視した場合に、投影中心軸線C1よりも左方、即ち、上部前面パネル314における左上方の位置に設けられていてもよい。この場合も、貯湯側制御装置36は、上部前面パネル314の厚さ方向に透視した場合に、温水取出部34に対して対角位置となる。
あるいは、図14に示されているように、温水取出部34と貯湯側制御装置36とは、投影中心軸線C1に対して同じ側に設けられていてもよい。即ち、温水取出部34と貯湯側制御装置36との対角配置は、本発明において必須ではない。
図15に示されているように、温水取出部34は、側面パネル313に配設されていてもよい。
温水取出部34と貯湯側制御装置36とは、それぞれ異なる外壁パネル部材に対応して設けられていてもよい。具体的には、例えば、図15に示されているように、貯湯側制御装置36が上部前面パネル314の近傍に配置されている場合に、温水取出部34は、側面パネル313に配設されていてもよい。かかる構成においては、貯湯側制御装置36を温水取出部34からよりいっそう遠ざけることが可能となる。したがって、かかる構成によれば、仮に温水取出部34及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部34近辺にて漏水が発生しても、貯湯側制御装置36が被水して故障が発生することが、よりいっそう良好に抑制される。
上記実施形態においては、ヒートポンプユニット2を備える給湯システム1に本発明の貯湯ユニット3を適用する例について説明した。しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。本発明の貯湯ユニット3は、例えば、温水生成装置として電気ヒータ等の電熱装置を備える給湯システム1に対しても適用可能である。
上記実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に本発明が限定されることはない。同様に、構成要素等の形状、方向、位置関係等が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に特定の形状、方向、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、方向、位置関係等に本発明が限定されることはない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、貯湯ユニットは、貯湯タンクと、筐体と、温水取出部と、複数の配管ジョイントと、制御装置と、を備えている。貯湯タンクは、温水を貯留可能に構成されている。筐体は、貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネルと、貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネルと、貯湯タンクの側方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネルと、貯湯タンクの前方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた前面パネルと、底面パネルの上方にて前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネルと、を有し、上面パネルと底面パネルと側面パネルと前面パネルとによって囲まれた内部空間内に貯湯タンクを収容するように構成されている。温水取出部は、前面パネルと複数の側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部にて筐体の外部に露出可能に開口部よりも内部空間側に配設されていて、内部空間内に設けられた水又は温水の通流経路を含む内部配管部を介して貯湯タンクに接続されることで、貯湯タンクに貯留された温水を筐体の外部に取り出し可能に設けられている。複数の配管ジョイントは、筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と内部配管部との接続箇所に設けられていて、配管接続パネルに支持されている。制御装置は、内部空間に面するように筐体に支持されていて、内部配管部に介装された電動調整弁の動作を制御するように電動調整弁と電気接続されている。温水取出部は、制御装置よりも下方に配置されている。
かかる構成においては、温水取出部は、制御装置よりも下方に配置されている。このため、仮に温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部近辺にて漏水が発生しても、制御装置が被水して故障が発生することが、良好に抑制される。
第2の観点によれば、温水取出部は、側面パネルにおける前面パネルの近傍部又は前面パネルに配設されるとともに、配管接続パネルよりも上方に配置されている。かかる構成によれば、仮に温水取出部と内部配管部との接続箇所から温水が漏出した場合に、当該温水が、配管接続パネルを伝って底面パネルに達した後、ドレイン管を介して、筐体の外部に排出される。したがって、かかる構成によれば、温水取出部と内部配管部との接続箇所から温水が漏出した場合に、筐体の周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。
第3の観点によれば、貯湯タンクは、水平断面視にて略円形状に形成され上下方向に延設された筒状部の上下を閉塞した構造を有している。温水取出部は、特定パネルの厚さ方向に見た場合に、筒状部の中心軸線よりも右方又は左方に配置されている。制御装置は、厚さ方向に透視した場合に、温水取出部に対して対角位置となるように配置されている。
かかる構成においては、温水取出部は、上部前面パネルの厚さ方向に見た場合に、貯湯タンクにおける略円筒状の筒状部の中心軸線よりも左方に配置されている。一方、貯湯側制御装置は、上部前面パネルの厚さ方向に透視した場合に、温水取出部に対して対角位置となるように配置されている。即ち、温水取出部と貯湯側制御装置とは、外側に膨出しつつ上下方向に延設された円柱外面の頂部に対応する中心軸線を挟んで、異なる側に設けられている。したがって、仮に温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部近辺にて漏水が発生しても、貯湯側制御装置が被水して故障が発生することが、よりいっそう良好に抑制される。
第4の観点においては、制御装置は、前面パネルと複数の側面パネルとのうちの特定パネル以外のものの近傍に配置されている。かかる構成によれば、貯湯側制御装置を温水取出部からよりいっそう遠ざけることが可能となる。したがって、かかる構成によれば、仮に温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられて、温水取出部近辺にて漏水が発生しても、貯湯側制御装置が被水して故障が発生することが、よりいっそう良好に抑制される。
第5の観点によれば、温水取出部は、ワンタッチコネクタ構造を有する。かかる構成においては、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第6の観点によれば、温水取出部は、開口方向を可変に構成されている。かかる構成によれば、例えば、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部や温水取出部と内部配管部との接続箇所に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第7の観点によれば、温水取出部は、開口部から内部空間側に向かって凹設された凹部に設けられている。かかる構成によれば、貯湯ユニット付近を歩行者が歩く際に、温水取出部が通行の妨げとなってしまう懸念が、良好に解消され得る。また、貯湯ユニットを梱包する際に、温水取出部を保護するために特別の保護材を用意したり梱包材のサイズが大きくなったりすることで物流コストが高くなってしまう等の問題が、良好に解決され得る。
第8の観点によれば、温水取出部は、凹部からの突出量が可変に構成されている。かかる構成においては、ユーザが温水取出部を介して温水を取り出す際に、温水取出部の凹部からの突出量を、適宜変更することが可能である。したがって、かかる構成によれば、温水取出部を介しての温水の取り出しが、良好に行われ得る。具体的には、例えば、温水取出部を、地面に置いたバケツに到達するまで延長することで、筐体周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。あるいは、例えば、温水取出部を伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成することで、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第9の観点によれば、温水取出部は、伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成されている。かかる構成によれば、温水取出部は、小さな外力により、開口方向が可変となる。このため、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第10の観点によれば、貯湯ユニットは、ドレイン管をさらに備えている。ドレイン管は、底面パネルの下方空間と内部空間とを連通するように、底面パネルに設けられている。温水取出部は、温水取出部と内部配管部との接続箇所から温水が漏出した場合に、当該温水がドレイン管を介して筐体の外部に排出されるように設けられている。
かかる構成においては、仮に温水取出部と内部配管部との接続箇所から温水が漏出した場合に、当該温水が底面パネルに達した後、ドレイン管を介して、筐体の外部に排出される。したがって、かかる構成によれば、温水取出部と内部配管部との接続箇所から温水が漏出した場合に、筐体の周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。
第11の観点によれば、貯湯ユニットは、貯湯タンクと、筐体と、温水取出部と、複数の配管ジョイントと、制御装置と、を備えている。貯湯タンクは、温水を貯留可能に構成されている。筐体は、貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネルと、貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネルと、貯湯タンクの側方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネルと、貯湯タンクの前方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた前面パネルと、底面パネルの上方にて前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネルと、を有し、上面パネルと底面パネルと側面パネルと前面パネルとによって囲まれた内部空間内に貯湯タンクを収容するように構成されている。温水取出部は、前面パネルと複数の側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部にて筐体の外部に露出可能に開口部よりも内部空間側に配設されていて、内部空間内に設けられた水又は温水の通流経路を含む内部配管部を介して貯湯タンクに接続されることで、貯湯タンクに貯留された温水を筐体の外部に取り出し可能に設けられている。複数の配管ジョイントは、筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と内部配管部との接続箇所に設けられていて、配管接続パネルに支持されている。制御装置は、内部空間に面するように筐体に支持されていて、内部配管部に介装された電動調整弁の動作を制御するように電動調整弁と電気接続されている。温水取出部は、ワンタッチコネクタ構造を有する。
かかる構成においては、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第12の観点によれば、第11の観点に加えて、温水取出部は、開口方向を可変に構成されている。かかる構成によれば、例えば、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部や温水取出部と内部配管部との接続箇所に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第13の観点によれば、貯湯ユニットは、貯湯タンクと、筐体と、温水取出部と、複数の配管ジョイントと、制御装置と、を備えている。貯湯タンクは、温水を貯留可能に構成されている。筐体は、貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネルと、貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネルと、貯湯タンクの側方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネルと、貯湯タンクの前方を覆うように上面パネルと底面パネルとの間に設けられた前面パネルと、底面パネルの上方にて前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネルと、を有し、上面パネルと底面パネルと側面パネルと前面パネルとによって囲まれた内部空間内に貯湯タンクを収容するように構成されている。温水取出部は、前面パネルと複数の側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部にて筐体の外部に露出可能に開口部よりも内部空間側に配設されていて、内部空間内に設けられた水又は温水の通流経路を含む内部配管部を介して貯湯タンクに接続されることで、貯湯タンクに貯留された温水を筐体の外部に取り出し可能に設けられている。複数の配管ジョイントは、筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と内部配管部との接続箇所に設けられていて、配管接続パネルに支持されている。制御装置は、内部空間に面するように筐体に支持されていて、内部配管部に介装された電動調整弁の動作を制御するように電動調整弁と電気接続されている。温水取出部は、開口部から内部空間側に向かって凹設された凹部に設けられ、凹部からの突出量が可変に構成されている。
かかる構成においては、ユーザが温水取出部を介して温水を取り出す際に、温水取出部の凹部からの突出量を、適宜変更することが可能である。したがって、かかる構成によれば、温水取出部を介しての温水の取り出しが、良好に行われ得る。具体的には、例えば、温水取出部を、地面に置いたバケツに到達するまで延長することで、筐体周辺の地面が水浸しになることが可及的に抑制され得る。あるいは、例えば、温水取出部を伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成することで、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
第14の観点によれば、第13の観点に加えて、温水取出部は、伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成されている。かかる構成によれば、温水取出部は、小さな外力により、開口方向が可変となる。このため、ユーザが温水取出部にホースを接続する際に、温水取出部及び/又はその周辺部に加えられる外力を、可及的に小さくすることが可能になる。したがって、かかる構成によれば、温水取出部及び/又はその周辺部に大きな外力が加えられることで温水取出部近辺にて漏水が発生することが、良好に抑制され得る。
3 貯湯ユニット
31 筐体
311 上面パネル
312 底面パネル
314 上部前面パネル
316 配管接続パネル
32 貯湯タンク
33 配管ジョイント
34 温水取出部
36 貯湯側制御装置

Claims (14)

  1. 貯湯ユニット(3)であって、
    温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
    前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
    前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
    前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
    前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
    を備え、
    前記温水取出部は、前記制御装置よりも下方に配置された、
    貯湯ユニット。
  2. 前記温水取出部は、前記側面パネルにおける前記前面パネルの近傍部又は前記前面パネルに配設されるとともに、前記配管接続パネルよりも上方に配置された、
    請求項1に記載の貯湯ユニット。
  3. 前記貯湯タンクは、水平断面視にて略円形状に形成され上下方向に延設された筒状部(32a)の上下を閉塞した構造を有し、
    前記温水取出部は、前記特定パネルの厚さ方向に見た場合に、前記筒状部の中心軸線よりも右方又は左方に配置され、
    前記制御装置は、前記厚さ方向に透視した場合に、前記温水取出部に対して対角位置となるように配置された、
    請求項1又は2に記載の貯湯ユニット。
  4. 前記制御装置は、前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちの前記特定パネル以外のものの近傍に配置された、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の貯湯ユニット。
  5. 前記温水取出部は、ワンタッチコネクタ構造を有する、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の貯湯ユニット。
  6. 前記温水取出部は、開口方向を可変に構成された、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の貯湯ユニット。
  7. 前記温水取出部は、前記開口部から前記内部空間側に向かって凹設された凹部(314c)に設けられた、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の貯湯ユニット。
  8. 前記温水取出部は、前記凹部からの突出量が可変に構成された、
    請求項7に記載の貯湯ユニット。
  9. 前記温水取出部は、伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成された、
    請求項8に記載の貯湯ユニット。
  10. 前記底面パネルの下方空間と前記内部空間とを連通するように、前記底面パネルに設けられたドレイン管(317)をさらに備え、
    前記温水取出部は、前記温水取出部と前記内部配管部との接続箇所から前記温水が漏出した場合に、当該温水が前記ドレイン管を介して前記筐体の外部に排出されるように設けられた、
    請求項1〜9のいずれか1つに記載の貯湯ユニット。
  11. 貯湯ユニット(3)であって、
    温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
    前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
    前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
    前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
    前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
    を備え、
    前記温水取出部は、ワンタッチコネクタ構造を有する、
    貯湯ユニット。
  12. 前記温水取出部は、開口方向を可変に構成された、
    請求項11に記載の貯湯ユニット。
  13. 貯湯ユニット(3)であって、
    温水を貯留可能に構成された貯湯タンク(32)と、
    前記貯湯タンクの上方にて水平面に沿って延設された上面パネル(311)と、前記貯湯タンクの下方にて水平面に沿って延設された底面パネル(312)と、前記貯湯タンクの側方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた複数の側面パネル(313)と、前記貯湯タンクの前方を覆うように前記上面パネルと前記底面パネルとの間に設けられた前面パネル(314)と、前記底面パネルの上方にて前記前面パネルの下端部から背面側に向かって延設された配管接続パネル(316)と、を有し、前記上面パネルと前記底面パネルと前記側面パネルと前記前面パネルとによって囲まれた内部空間内に前記貯湯タンクを収容するように構成された筐体(31)と、
    前記前面パネルと複数の前記側面パネルとのうちのいずれか一つである特定パネルに形成された開口部(314b)にて前記筐体の外部に露出可能に前記開口部よりも前記内部空間側に配設されていて、前記内部空間内に設けられた水又は前記温水の通流経路を含む内部配管部(35)を介して前記貯湯タンクに接続されることで、前記貯湯タンクに貯留された前記温水を前記筐体の外部に取り出し可能に設けられた温水取出部(34)と、
    前記筐体の外部に設けられた給水源に接続された給水配管を含む複数の外部配管と前記内部配管部との接続箇所に設けられていて、前記配管接続パネルに支持された、複数の配管ジョイント(33)と、
    前記内部空間に面するように前記筐体に支持されていて、前記内部配管部に介装された電動調整弁(35s)の動作を制御するように前記電動調整弁と電気接続された制御装置(36)と、
    を備え、
    前記温水取出部は、前記開口部から前記内部空間側に向かって凹設された凹部(314c)に設けられ、前記凹部からの突出量が可変に構成された、
    貯湯ユニット。
  14. 前記温水取出部は、伸縮可能且つ撓曲可能な蛇腹状に構成された、
    請求項13に記載の貯湯ユニット。
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