JP6763571B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
凍結予防ヒータは、底板に設けた貫通孔を介して筐体内部側から収容孔に差し込み収容されると共に、当該差し込み収容状態では、上端部が貫通孔を介して底板の上面よりも上方となる位置で支持されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、収容孔は、下方から上方へ行くに従って配管接続具の軸線から離れる方向へ傾斜状に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、収容孔は、その軸線が配管接続具の内筒面の水平断面に対して平面視で交差しない位置で、且つ当該内筒面よりも外側に位置するように配されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、収容孔を、下方から上方へ行くに従って配管接続具の軸線から離れる方向へ傾斜状に形成しているので、収容孔に差し込み収容した凍結予防ヒータにより、配管接続具を広範囲で効率よく加熱することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、収容孔を、その軸線が配管接続具の内筒面の水平断面に対して平面視で交差しない位置で、且つ当該内筒面よりも外側に位置するように配したことで、筐体内において、配管接続具と凍結予防ヒータとの距離を確保することができる。よって、内部配管と配管接続具とをジョイント部品を介して接続する場合でも、ジョイント部品と凍結予防ヒータ及びその配線との干渉を回避することができ、接続に支障を来さない。
図1は、給湯器の一例を示す斜視図である。但し、フロントカバーと筐体内部の構成は一部を除いて省略している。この給湯器1は、前面(図1手前側)を除く五面が、天板3と底板4、左右の側板5,5、背板6とによって囲まれる筐体2と、その筐体2の前面の開口を閉塞する着脱可能なフロントカバー(図示略)とを備える。
筐体2の内部には、下側にバーナユニットが設けられる燃焼室が配置され、その上側に、主熱交換器と副熱交換器とが配置されて、燃焼排気から回収した顕熱と潜熱とによって入水管から供給される水を加熱して、出湯管から出湯可能となっている(何れも図示略)。
この配管接続具10は、図3にも示すように、底板4の上側に位置する上側継手11と、下側に位置する下側継手12とに分割されており、上側継手11と下側継手12とを底板4を挟んで上下から組み付けることで、底板4を上下方向に貫通する筒状体となる。
また、下筒18には、下端が下筒18内と連通し、上方へ行くに従って下筒18の軸線から離れる方向へ傾斜して、上端が下フランジ19よりも下方で開口するオーバーフロー筒23が形成されると共に、オーバーフロー筒23に隣接して、凍結予防ヒータ(以下単に「ヒータ」という。)25を収容する収容孔24aを有するヒータ収容部24が形成されている。
そして、収容孔24aに差し込み収容されたヒータ25は、貫通孔34を介して底板4の上方へ上端を突出させており、図2,6に示すように、リード線36が接続される上端面が底板4の上面よりも上方に位置している。よって、筐体2内部に浸入した雨水や内部で発生した結露水等が貫通孔34から滴下して、入口26から収容孔24aに浸入することがあっても、リード線36の配線部分が水没したり水滴が付着したりすることがなく、ショートの発生は防止される。なお、収容孔24a内に水が入り込むことがあっても、下端の小孔27から外部に排出されるため、収容孔24aに水は貯まりにくい。
また、収容孔24aを、その軸線が下筒18の内筒面18aの水平断面に対して平面視で交差しない位置で当該内筒面18aよりも外側に位置するように配置しているので、筐体2内の上側継手11において、上筒13とヒータ25との距離を確保することができる。よって、ドレン排出管9と上側継手11とをジョイント部品を介して接続する場合でも、ジョイント部品とヒータ25及びリード線36との干渉を回避することができ、接続に支障を来さない。
また、収容孔を傾斜させずに配管接続具の軸線と平行に鉛直方向に形成して、真上から差し込んだヒータを、その上端部が底板の上面より上方位置となるように支持しても差し支えない。
さらに、収容孔内でのヒータの支持位置は、上記形態のようにヒータに対する収容孔の軸方向長さの設定によるものに限らず、例えば収容孔内にヒータの差し込み位置を規制するストッパを設けたり、下フランジの上面にヒータと当接してその差し込み位置を規制する突起を設けたりする等、他の規制手段も採用できる。
そして、配管接続具に接続する内部配管はドレン排出管に限らず、入水管や出湯管等の他の配管であっても本発明は適用可能である。
Claims (3)
- 筐体の底板に、前記筐体内部に配設される内部配管を前記筐体外部の外部配管に接続するための筒状の配管接続具が、前記底板を貫通した状態で設けられ、前記配管接続具における前記底板の下側に、凍結予防ヒータを上方から差し込み収容する収容孔を有するヒータ収容部が設けられてなる給湯器であって、
前記凍結予防ヒータは、前記底板に設けた貫通孔を介して前記筐体内部側から前記収容孔に差し込み収容されると共に、当該差し込み収容状態では、上端部が前記貫通孔を介して前記底板の上面よりも上方となる位置で支持されていることを特徴とする給湯器。 - 前記収容孔は、下方から上方へ行くに従って前記配管接続具の軸線から離れる方向へ傾斜状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
- 前記収容孔は、その軸線が前記配管接続具の内筒面の水平断面に対して平面視で交差しない位置で、且つ前記内筒面よりも外側に位置するように配されていることを特徴とする請求項2に記載の給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016198321A JP6763571B2 (ja) | 2016-10-06 | 2016-10-06 | 給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016198321A JP6763571B2 (ja) | 2016-10-06 | 2016-10-06 | 給湯器 |
Publications (2)
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JP2018059683A JP2018059683A (ja) | 2018-04-12 |
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Family Applications (1)
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JP2016198321A Active JP6763571B2 (ja) | 2016-10-06 | 2016-10-06 | 給湯器 |
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JP (1) | JP6763571B2 (ja) |
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2016
- 2016-10-06 JP JP2016198321A patent/JP6763571B2/ja active Active
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JP2018059683A (ja) | 2018-04-12 |
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