JP2003225161A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

Info

Publication number
JP2003225161A
JP2003225161A JP2002029244A JP2002029244A JP2003225161A JP 2003225161 A JP2003225161 A JP 2003225161A JP 2002029244 A JP2002029244 A JP 2002029244A JP 2002029244 A JP2002029244 A JP 2002029244A JP 2003225161 A JP2003225161 A JP 2003225161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back plate
boss
plate fixing
water heater
electric water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Takechi
和範 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002029244A priority Critical patent/JP2003225161A/ja
Publication of JP2003225161A publication Critical patent/JP2003225161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水抜き穴のある仕様と水抜き穴のない仕様の
両方の仕様に適応することができるようにする。 【解決手段】 切り欠き部29のないボス26bに裏板
固定ネジ27を締め込めばもう一方の切り欠き部のある
ボス26a側で裏板固定穴28が開口されて水抜き穴の
ある仕様となり、切り欠き部29のあるボス26aに裏
板固定ネジ27を締め込めば、ネジ頭27aで裏板固定
穴28が塞がれるとともにもう一方の裏板固定穴28は
切り欠き部のないボス26bで塞がれ水抜き穴のない仕
様とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気湯沸かし器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の電気などの湯沸かし器は
国、地域またはユーザ等により本体の底に水抜き穴を必
要とする場合と水抜き穴を必要としない場合とがある。
例えば輸出用のあるものはIEC規格等の海外規格に対
応するため本体の底に水抜き穴を設ける場合があった。
図8および図9にその構造を示す。すなわち、1は上方
を開口した水を入れる容器で、容器1の底にはヒーター
2が取り付けられている。3は容器1の下部を覆う下枠
で、下枠3の底面には開口部4が設けられ、開口部4は
裏板5で覆われている。下枠3には裏板5を取り付ける
ボス6が設けられ、裏板固定ネジ7を裏板5に設けた裏
板固定穴8からボス6のネジ止め穴6aに締め付けるこ
とによって裏板5が下枠3に固定される。9は裏板固定
穴8とは別に裏板5に設けた水抜き穴で、10はヒータ
ー2等を制御する回路基板である。
【0003】次に、前記従来例の電気湯沸かし器におけ
る水抜き作用について説明する。故障等により容器1か
ら水が漏れた場合には、水は裏板5の上に滴下してある
程度溜まると水抜き穴9から外部へ流れ、本体1内に水
が多量に溜まらないようになっている。
【0004】しかしながら、上記従来の構成で水漏れを
起こしていない電気湯沸かし器を水の溜まった流し台の
上に置いた場合には、逆に水が水抜き穴9から本体1内
に入って回路基板10を濡らし故障することがあった。
そこで、水抜き穴9を設けることを規格で要求されてい
ない国へ向けての電気湯沸かし器については、水抜き穴
のない裏板を用意してこれを用いていた。つまり、水抜
き穴のある裏板と水抜き穴のない裏板との2種類の裏板
を作り、国によって裏板を使い分けなければならないと
いった問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の課題に鑑み、簡単な構成で裏板に水抜き穴のある仕
様と水抜き穴のない仕様の両方の仕様に適応することが
できる電気湯沸かし器を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、裏板に2つの裏板固定穴を設けるとともに
容器側に裏板固定穴と相対するネジ止め穴を有する2つ
のボスを設け、2つのボスのうちの一方のボスに前記裏
板固定穴を開口する切り欠き部を設け他方のボスには切
り欠き部を設けない構成としたものである。これによ
り、水抜き穴を必要とする場合は、切り欠き部のないボ
スに裏板固定ネジを締め込めばもう一方のボス側で裏板
固定穴が開口され水を本体内より外部に排水する構成に
することができる。また、水抜き穴を必要としない場合
は、切り欠き部のあるボスに裏板固定ネジを締め込め
ば、ネジ頭で裏板固定穴が塞がれるとともにもう一方の
裏板固定穴は切り欠き部のないボスで塞がれ本体内への
水の浸入を防ぐことができ、ネジの締め込み位置をかえ
ることにより水抜き穴のある仕様と水抜き穴のない仕様
の両方の仕様に適応する電気湯沸かし器とすることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、各請求項に記載
した構成を実施の形態とすることにより達成することが
できる。
【0008】すなわち、本発明の請求項1記載の発明
は、底面に開口部がある下枠と、前記下枠の開口部を覆
う裏板と、前記裏板に2つの裏板固定穴を設けるととも
に前記下枠に取り付けられ水を収容する容器側に裏板固
定穴と相対するネジ止め穴を有する2つのボスを設け、
2つのボスのうち一方のボスには裏板固定時に前記裏板
固定穴を開口する切り欠き部を設け他方のボスには切り
欠き部を設けない構成とし、水抜き穴を必要とする場合
は切り欠き部のないボスに裏板固定ネジを締め込み他方
の切り欠き部のあるボス側で裏板固定穴が開口され水を
本体より外部に排水する構成にすることができる。そし
て、水抜き穴を必要としない場合は切り欠き部のあるボ
スに裏板固定ネジを締め込んで、ネジ頭で裏板固定穴を
塞ぐとともに他方の裏板固定穴は切り欠き部のないボス
で塞がれ本体内への水の浸入を防ぐことができ、ネジの
位置を選択することにより水抜き穴のある仕様と水抜き
穴のない仕様の両方の仕様に適応する電気湯沸かし器と
することができる。
【0009】また、本発明の請求項2記載の発明は、ボ
スの切り欠き部に径方向のリブを設け前記リブを裏板に
当接させたもので、容器から漏れた水の本体外への排水
を妨げることなく、裏板をネジ止めして水抜き穴のない
仕様にした時に裏板が容器の方に陥没するのを防ぐこと
ができる。
【0010】また、本発明の請求項3記載の発明は、切
り欠き部があるボスの外周に裏板固定穴よりも径の大き
い鍔を設けたもので、水抜き穴のある仕様にした時に本
体内に勢いよく水が入るのを鍔で防ぎ、充電部に水がか
かりにくいようにすることができる。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、切り欠き
部があるボスは本体内の充電部と反対側に切り欠き部を
位置させたもので、水抜き穴のある仕様にした時に本体
内の充電部と反対側に水を出し裏板固定穴から入った水
が充電部にかかりにくいようにすることができる。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、裏板固定
穴と切り欠き部の組み合わせを複数組設けたもので、水
抜き穴のある仕様の場合に裏板固定穴の一部を空気の流
入口とし本体より外部への排水を容易に行わせることが
できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0014】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示
す電気湯沸かし器の下部断面図、図2は同電気湯沸かし
器で水抜き穴のある仕様の要部拡大断面図、図3は同電
気湯沸かし器で水抜き穴のない仕様の要部拡大断面図で
ある。図1から図3において、21は上方を開口した水
を入れる容器で、容器21の底にはヒーター22が取り
付けられている。23は容器21の下部を覆う下枠で、
下枠23の底面には開口部24が設けられ、開口部24
は裏板25で覆われている。下枠23には裏板25を取
り付けるボス26a、26bが設けられ、ボス26aに
は裏板固定穴28を開口する切り欠き部29が設けられ
ている。27は裏板固定ネジで裏板25に設けた裏板固
定穴28からボス26aまたは26bのネジ止め穴26
cに締め付けることによって裏板25が下枠23に固定
される。30はヒーター22等を制御する回路基板であ
る。
【0015】次に、前述した電気湯沸かし器の作用につ
いて説明する。水抜き穴を必要とする場合は、図1およ
び図2に示すように切り欠き部のないボス26bに裏板
固定ネジ27を締め込めばもう一方のボス26a側で裏
板固定穴28が開口され水を本体より外部に排水する構
成にすることができる。また、水抜き穴を必要としない
場合は図3に示すように切り欠き部29のあるボス26
aに裏板固定ネジ27を締め込めば、ネジ頭27aで裏
板固定穴28が塞がれるとともにもう一方の裏板固定穴
28は切り欠き部29のないボス26bで塞がれ本体内
への水の浸入を防ぐことができ、つまり裏板固定ネジ2
7の締め込む位置により水抜き穴のある仕様と水抜き穴
のない仕様の両方の仕様に適応することができる。
【0016】(実施例2)図4は本発明の実施例2を示
す電気湯沸かし器のボスの斜視図である。図4では、ボ
ス26aの切り欠き部29に径方向のリブ31を設けこ
のリブ31が裏板25に当接させるようにしてある。水
抜き穴のない仕様にする時には、裏板固定ネジをボス2
6aに締め込むとネジ頭で裏板が押さえ込まれるが、リ
ブ31で支えているため、裏板25が容器側に陥没して
しまうことがない。また、リブ31を径方向に設けてい
るため、容器から漏れた水の排水を妨げることもない。
【0017】(実施例3)図5は本発明の実施例3を示
す電気湯沸かし器の要部拡大断面図である。図5では、
切り欠き部29のあるボス26aの外周に裏板固定穴2
8よりも径の大きい鍔32を設けてある。裏板固定穴2
8が開口された電気湯沸かし器を水の溜まった流し台の
上に置くと本体内に裏板固定穴28から水が勢いよく入
ってこようとしても、鍔32で水の勢いを止めて回路基
板32に水が直接かかるのを防ぐことができる。
【0018】尚、切り欠き部のないボス26bのネジ止
め穴26cに裏板固定ネジ27が締め込まれ裏板固定ネ
ジ27が挿通する穴は裏板固定ネジ27の頭によって塞
がれて水が外に流れることはない。
【0019】(実施例4)図6は本発明の実施例4を示
す電気湯沸かし器の要部拡大断面図である。図6では、
切り欠き部29を本体内の充電部がある回路基板30と
反対側に位置させてある。裏板固定穴28が開口された
電気湯沸かし器を水の溜まった流し台の上に置くと本体
内に裏板固定穴28から水が入ってこようとするが、水
を充電部がある回路基板30と反対側に導くことで裏板
固定穴28から入った水が回路基板30の充電部にかか
りにくいようにすることができる。
【0020】(実施例5)図7は本発明の実施例5を示
す電気湯沸かし器の下部断面図である。図7では、裏板
固定穴28とボス26a、26bの組み合わせを複数組
設けてある。水抜き穴のある仕様の場合に裏板固定穴2
8の一部を空気の流入口とし排水を容易に行わせること
ができる。
【0021】
【発明の効果】前記説明から明らかなように、本発明に
よれば、裏板に2つの裏板固定穴を設けるとともに容器
側に裏板固定穴と相対するネジ止め穴を有する2つのボ
スを設け、ボスの一方には前記裏板固定穴を開口する切
り欠き部を設け他方のボスには切り欠き部を設けない構
成としたもので、水抜き穴を必要とする場合は切り欠き
部のないボスに裏板固定ネジを締め込めばもう一方のボ
ス側で裏板固定穴が開口され水を外部に排水する構成に
することができる。また、水抜き穴を必要としない場合
は切り欠き部のあるボスに裏板固定ネジを締め込めば、
ネジ頭で裏板固定穴が塞がれるとともにもう一方の裏板
固定穴は切り欠き部のないボスで塞がれ本体内への水の
浸入を防ぐことができ、ネジの締め込み位置を選択する
ことにより水抜き穴のある仕様と水抜き穴のない仕様の
両方に適応する電気湯沸かし器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す電気湯沸かし器の下部
断面図
【図2】同電気湯沸かし器で水抜き穴のある仕様の要部
拡大断面図
【図3】同電気湯沸かし器で水抜き穴のない仕様の要部
拡大断面図
【図4】本発明の実施例2を示す電気湯沸かし器のボス
斜視図
【図5】本発明の実施例3を示す電気湯沸かし器の要部
拡大断面図
【図6】本発明の実施例4を示す電気湯沸かし器の要部
拡大断面図
【図7】本発明の実施例5を示す電気湯沸かし器の下部
断面図
【図8】従来例を示す電気湯沸かし器の下部断面図
【図9】同電気湯沸かし器の要部拡大断面図
【符号の説明】
21 容器 23 下枠 24 開口部 25 裏板 26a 切り欠き部のあるボス 26b 切り欠き部のないボス 27 裏板固定ネジ 28 裏板固定穴 29 切り欠き部 30 回路基板 31 リブ 32 鍔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に開口部がある下枠と、前記下枠の
    開口部を覆う裏板と、前記裏板に設けた2つの裏板固定
    穴と、前記下枠に取り付けられ水を収容する容器と、前
    記容器側に位置し前記裏板固定穴と相対するネジ止め穴
    を有する2つのボスと、前記裏板を固定する裏板固定ネ
    ジとを備え、前記2つのボスのうちの一方のボスには前
    記裏板固定時に前記裏板固定穴を開口する切り欠き部を
    設け他方のボスには切り欠き部を設けない構成とした電
    気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部があるボスにはその切り
    欠き部に径方向のリブを設け、前記リブを裏板に当接さ
    せた請求項1に記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部があるボスの外周に前記
    裏板固定穴よりも径の大きい鍔を設けた請求項1または
    請求項2に記載の電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 前記切り欠き部があるボスは本体内の充
    電部と反対側に切り欠き部を位置させた請求項1ないし
    請求項3のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】 前記裏板固定穴とボスの組み合わせを複
    数組設けた請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記
    載の電気湯沸かし器。
JP2002029244A 2002-02-06 2002-02-06 電気湯沸かし器 Pending JP2003225161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029244A JP2003225161A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電気湯沸かし器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029244A JP2003225161A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電気湯沸かし器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003225161A true JP2003225161A (ja) 2003-08-12

Family

ID=27750083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029244A Pending JP2003225161A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電気湯沸かし器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003225161A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018120517A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ニッタン株式会社 発信機
JP2019181029A (ja) * 2018-04-16 2019-10-24 象印マホービン株式会社 調理器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018120517A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ニッタン株式会社 発信機
JP2019181029A (ja) * 2018-04-16 2019-10-24 象印マホービン株式会社 調理器
JP7011520B2 (ja) 2018-04-16 2022-01-26 象印マホービン株式会社 調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6216288B1 (en) Seal for bathtub overflow drain
JP2003225161A (ja) 電気湯沸かし器
JPH08180760A (ja) 防水機器用キーパッド
ATE266132T1 (de) Notablaufvorrichtung
JP2002322703A (ja) 浴槽排水栓装置
JPH10137487A (ja) 洗濯機
KR200384834Y1 (ko) 싱크대용 배수전
JP2706903B2 (ja) 排水口付水槽
JP3710796B2 (ja) 炊飯器の蓋内部排水構造
JP2008106593A (ja) 自動水栓
JPH10331227A (ja) 洗面器、流し、手洗い器等の排水トラップ
JPH07268926A (ja) 排水トラップ
JPH116185A (ja) 水槽用排水管継ぎ手
CN216535569U (zh) 一种牙科种植机防水外壳
JP2002309655A (ja) 点検口付便器
JP2005253696A (ja) 水受けトレイ
JP3610125B2 (ja) 洗濯機用排水器
KR200173528Y1 (ko) 배수조 조립체
JP2003313914A (ja) 排水トラップ
JP3436155B2 (ja) アイロン
JPH11215653A (ja) 電気接続箱の防水構造
JPH0126394Y2 (ja)
JPH07313391A (ja) 浴槽ユニットの防水構造
KR100213619B1 (ko) 세탁기용 상부커버
JPS6014867Y2 (ja) 排水器