JP3610125B2 - 洗濯機用排水器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機からの排水を排水配管に接続するための洗濯機用排水器に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯機からの排水には、洗剤等による泡が含まれているので、排水が円滑でないと、排水器から泡があふれることがある。このため、洗濯機からの排水を排水器本体の底壁まで導くガイド管を設け、ガイド管の下端にスペーサブロックを一体に形成したものが知られているが、この場合、洗濯機の移動などによって、ガイド管が傾くと、ガイド管の下端に一体に形成したスペーサブロックも傾き、排水が円滑に流れないため、排水器から泡があふれる虞れがあるという問題点あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、洗濯機からの排水を円滑にして、洗剤等による泡が排水器からあふれるのを防止することができる洗濯機用排水器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、排水口を備えた排水器本体の内側に、側壁上側に溢流口を設けた円筒状の椀を装着し、その内側に封水筒を嵌挿して椀内に封水部を形成し、封水筒内にガイド管を嵌挿し、ガイド管の下方の椀の底部箇所にスペ−サブロックを一体に設け、ガイド管をスペ−サブロック上に載置して、ガイド管と椀の底部箇所との間に排水通路を形成すると共に、椀の底部中央部に、上方に突出する湾曲部を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の洗濯機用排水器の一実施例を示す縦断面図、図2は本発明の洗濯機用排水器を示す平面図、図3は本発明の円筒状の椀を示す縦断面図、図4は本発明のガイド管を示す側面図、図5は本発明の洗濯機用排水器の取付け状態を示す拡大縦断面図である。
【0006】
本発明の洗濯機用排水器100は、図1に縦断面図で示し、図2に平面図で示すように、排水器本体110には排水口111を備え、その外周外側に突出する上縁部112及び上縁内周面に雌ねじ部を設けてある。環状の目皿受120は、上側外周外側に突出する鍔121及び排水器本体110の雌ねじ部に対応する雄ねじ部を外周に設けてある。排水器本体110の上縁内周面に設けた雌ねじ部に、環状の目皿受120に設けた雄ねじ部を締めこむことにより、環状の目皿受120の上側外周外側に突出する鍔121と、排水器本体110の外周外側に突出している上縁部112及びその間に介在させたパッキン130によって、洗濯機用排水パン200の取付穴の内周縁に固着してある。
【0007】
排水器本体110の内側に、側壁上側に溢流口141を設けた円筒状の椀140を装着してある。図3に縦断面図で示すように、円筒状の椀140の底部にはスペ−サブロック142を一体に設けてある。また、円筒状の椀140の底部中央部に、上方に突出する湾曲部143を設けてある。図1に示すように、円筒状の椀140の内側に封水筒150を嵌挿してある。これにより、円筒状の椀140と封水筒150との間に封水部が形成される。151は封水筒150の内側に形成したリブであって、リブ151を形成しておくと、封水筒150を円筒状の椀140の内側に嵌挿する際、リブ151を掴むことができ好適である。160はガイド管であって、ガイド管160の上部には洗濯機からの排水管170が接続される。ガイド管160の下端はスペ−サブロック142上に載置してある。ガイド管160は、図4に側面図で示すように、ガイド管160の下端に鍔161が設けてある。162は突片であって、封水筒150の下端を支持する。図1及び図2において、180は目皿である。
【0008】
こうして、ガイド管160の下端と円筒状の椀140の底部箇所との間に排水通路が形成される。洗濯機の配水管170からガイド管160に導かれた排水は、円筒状の椀140の底部中央部に形成した湾曲部143によって円滑に流路を変え、ガイド管160の下端と円筒状の椀140の底部箇所との間に、スペーサブロック142により形成された排水通路を経て、円筒状の椀140の側壁上側に設けた溢流口141から流出して、排水器本体110の排水口111から排出される。このため、洗剤等による泡が排水器100からあふれるのを防止することができるのである。
【0009】
本発明の洗濯機用排水器100を洗濯機用排水パン200に取付けるには、図5に拡大縦断面図で示すように、排水器本体110の上縁内周面に設けた雌ねじ部に、環状の目皿受120に設けた雄ねじ部を締めこむことにより、環状の目皿受120の上側外周外側に突出する鍔121と、排水器本体110の外周外側に突出している上縁部112及びその間に介在させたパッキン130によって、洗濯機用排水パン200の取付穴の内周縁に固着する。円筒状の椀140の上部に形成した突条144を環状の目皿受120の段部122に係合させて装着し、パッキン190を介在させる。ついで、封水筒150の上縁鍔部に形成した切欠き(図示略)を目皿受120の突起122に係合させて装着した後、分割ねじ方向に封水筒150を回す。すると、分割ねじの傾斜に沿って、封水筒150がパッキン190の方向に移動して水密に装着される。目皿180はほぼ4分割する位置に切欠き(図示略)を形成し、該切欠き位置を目皿受120の突起123に合致させた後、目皿180を回して取付けると、取付けが簡便となり好適である。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、洗濯機からの排水を円滑にして、洗剤等による泡が排水器からあふれるのを防止することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機用排水器の一実施例を示す縦断面図
【図2】本発明の洗濯機用排水器を示す平面図
【図3】本発明の円筒状の椀を示す縦断面図
【図4】本発明のガイド管を示す側面図
【図5】本発明の洗濯機用排水器の取付け状態を示す拡大縦断面図
【符号の説明】
100 排水器 110 排水器本体
111 排水口 112 上縁部
120 環状の目皿受 121 鍔
130 パッキン 140 円筒状の椀
141 溢流口 142 スペーサブロック
143 湾曲部 150 封水筒
160 ガイド管 180 目皿
200 洗濯機用排水パン
Claims (1)
- 排水口を備えた排水器本体の内側に、側壁上側に溢流口を設けた円筒状の椀を装着し、その内側に封水筒を嵌挿して椀内に封水部を形成し、封水筒内にガイド管を嵌挿し、ガイド管の下方の椀の底部箇所にスペ−サブロックを一体に設け、ガイド管をスペ−サブロック上に載置して、ガイド管と椀の底部箇所との間に排水通路を形成すると共に、椀の底部中央部に、上方に突出する湾曲部を設けたことを特徴とする洗濯機用排水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18914495A JP3610125B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 洗濯機用排水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18914495A JP3610125B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 洗濯機用排水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932070A JPH0932070A (ja) | 1997-02-04 |
JP3610125B2 true JP3610125B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=16236161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18914495A Expired - Fee Related JP3610125B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 洗濯機用排水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3610125B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1995
- 1995-07-25 JP JP18914495A patent/JP3610125B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0932070A (ja) | 1997-02-04 |
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