JP2008054386A - 同期電動機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御アルゴリズムを複雑化することなく、固体ばらつきによる回転脈動を抑制することができる同期電動機の制御技術を提供する。
【解決手段】同期電動機の制御装置であるモータ・ドライブシステムにおいて、同期電動機5を駆動する交流周波数に対し、そのN倍の脈動成分を抑制するために、この脈動周波数に対する制御器の外乱応答の位相特性が、±45度以内に収まる制御器2を備えることで、誘起電圧のひずみ、あるいは、相間ばらつきを起因として、発生するトルク脈動成分を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期電動機の制御技術に関し、特に、電動機駆動装置及び電動機駆動用集積回路装置に関して、例えば、ハードディスクドライバ(HDD)、光ディスクドライバ等のスピンドルモータの回転制御技術に利用することで有効となる技術に関するものである。
例えば、HDD装置のスピンドルモータの駆動方式では、回転脈動の低減が強く求められている。回転脈動が大きいと、読み取りや書き込みエラーの原因になり、また、記録密度を向上させる上で大きな障害になる。さらに、HDD装置の発生する騒音を低減するためにも、回転脈動はできるだけ少ない方が良い。
これを受け、近年では、電動機の駆動電流波形を理想的な正弦波電流とするものが主流になっている(例えば特許文献1)。正弦波電流で電動機を駆動すれば、原理的には回転脈動を抑制することが可能である。
また、回転脈動そのものを抑制する駆動方法として、予め脈動パターンをテーブル化しておき、それを補正する方式(例えば特許文献2)や、脈動の要因である外乱トルク成分を、オブザーバで推定演算し、それを打ち消すように制御をかける方式(例えば特許文献3)等も提案されている。
特開2005−102447号公報 特開平11−103588号公報 特開2001−352789号公報
ところで、前記のような駆動方法においては、電動機の駆動波形を正弦波状にすることで、原理的には脈動成分を零にすることができる。しかし、実際には、電動機そのものの特性によって、脈動成分が生じてしまう場合がある。
その第1の要因としては、電動機内部で発生する誘起電圧そのものがひずんでいる場合である。これは、電動機の固定子や回転子構造に起因する場合や、コイルの巻き方(分布巻/集中巻)に起因する場合があり、正弦波状の電圧を印加しても、ひずみ成分が発生して、回転脈動を引き起こしてしまう。この場合の脈動成分は、駆動周波数に対して6次の周波数成分が発生する。
第2の要因としては、製造上のばらつきに起因したものである。電動機の製造コスト削減が進むと、製造精度そのものが低下してしまい、結果として、相間のばらつきが発生してしまう。三相巻線間のばらつきがあると、第2次調波の脈動成分が発生し、大きな回転脈動になる。
これらの2次、あるいは6次の脈動成分を抑制するため、前記特許文献1では、駆動電圧の波形をわざと変形させ、この成分を抑制している。また、前記特許文献2でも、予め脈動成分を記憶しておき、その脈動を打ち消すような電流を流すことで、回転脈動を抑制している。いずれも、予めどのようなひずみが生じるのかを調査しておく必要がある。これらの方法では、ドライバを専用集積回路で実現する場合に、電動機固体のばらつきに対応することが困難になる。ドライバそのものに、学習機能を設けることも可能であるが、その場合には集積回路の規模は大幅に増加してしまうと同時に、複雑な制御処理を搭載する必要がある。
また、前記特許文献3のように、外乱そのものをオブザーバで観測し、それを抑制する手法であれば、固体ばらつきにも対応可能である。しかし、この手法も制御アルゴリズムが複雑であり、集積回路の規模が大幅に増大化する。
そこで、本発明の目的は、これらの問題に鑑み、制御アルゴリズムを複雑化することなく、固体ばらつきによる回転脈動を抑制することができる同期電動機の制御技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、同期電動機を駆動する交流周波数に対し、そのN倍の脈動成分を抑制するために、この脈動周波数に対する制御器の外乱応答の位相特性が、±45度以内に収まる制御器を備えることで、誘起電圧のひずみ、あるいは、相間ばらつきを起因として、発生するトルク脈動成分を抑制する。
すなわち、誘起電圧のひずみ、あるいは、相間ばらつきを起因として、発生するトルク脈動成分は、その脈動源としては、速度起電圧のひずみとして捕らえることができる。そこで、本発明では、この速度起電圧の変動に対して、影響を受ける電流脈動と、トルク脈動との関係を明確にし、電流制御ゲインの設定を調整することで、トルク脈動を抑制する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、制御構成を複雑化することなく、電流制御ゲインの調整作業のみで、脈動成分の抑制が実現できる。また、従来方式のように、予め脈動成分の波形情報(位相、振幅など)を取得する必要はなく、周波数情報のみでトルク脈動を最小化することが可能である。すなわち、最小化したい脈動成分の周波数のみを設定すれば、その成分の脈動は最小化され、固体毎の微調整は不要である。
また、本発明によれば、方式自体がシンプルであり、専用IC化する場合に非常に有効である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(本発明の実施の形態の概要)
本発明は、同期電動機と、同期電動機に接続された負荷装置と、同期電動機にパルス幅変調された電圧を印加し、同期電動機を交流で駆動するインバータと、インバータに電力を供給する直流電源と、同期電動機に流れる電流、あるいはインバータに供給される電流の少なくとも一方を検出する手段を備え、この検出した電流検出値に基づいて、インバータの出力する電圧を調整する制御器とからなる同期電動機の制御装置に適用される。以下において、各実施の形態を具体的に説明する。尚、各図における「*」は指令を意味するものである。
(第1の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムの構成を示す。図1に示すモータ・ドライブシステムは、電動機のトルク相当の電流指令を発生するIq*発生器1と、電動機への印加電圧を演算し、インバータへのパルス幅変調波(PWM)信号を生成する制御器2と、制御器2のPWM信号を受けて、直流電圧から交流電圧を発生するインバータ3と、インバータ3の電源である直流電源4と、これらによって制御される同期電動機5から成り立っている。なお、同期電動機5には、図示しない負荷装置が接続されている。
また、インバータ3は、6個のスイッチング素子Sup〜Swnで構成されるインバータ主回路部6、インバータ主回路部6への供給電流I0を検出するワンシャント電流検出器7、ワンシャント電流検出器7の両端の電圧をサンプル・ホールドするサンプル・ホルダー8、インバータ主回路部6を直接駆動する出力プリドライバ9から構成されている。
Iq*発生器1は、電動機のトルク電流に相当する電流指令Iq*を発生する。制御器2の上位に位置する制御器である。この指令Iq*に相当するトルクを電動機が発生するように、制御器2は動作する。
制御器2は、インバータ電流を検出するワンシャント電流検出器7、インバータ検出電流から、モータの相電流を再現する電流再現器10、モータの相電流検出値であるIuc,Ivc,Iwcを、回転座標軸であるdq座標上の値Id,Iqに変換するdq変換器11、d軸電流の指令を発生するId*発生器12、電流指令Id*,Iq*と、検出値Id,Iqの偏差を計算する減算器13、この電流偏差に基づいて、dq座標軸上の電圧指令Vd*,Vq*を演算するd軸電流制御器14、ならびにq軸電流制御器15、同期電動機の回転数ならびに回転位相角を演算する速度・位置演算器16、dq座標上の電圧指令Vd*,Vq*を三相交流座標上に変換するdq逆変換器17、三相交流電圧指令vu*,vv*,vw*に基づき、インバータ主回路部6をオン/オフするパルス幅変調信号を作成するPWM発生器18、電流制御に用いる積分制御器のゲインを設定する積分ゲイン設定器19、からなる。
次に、本実施の形態のモータ・ドライブシステムの基本動作について説明する。
図1から明らかなように、本実施の形態のモータ・ドライブシステムは、同期電動機のベクトル制御技術を基本としている。ベクトル制御技術は、交流モータである同期電動機のトルクを線形化する制御手法として、一般に知られている。その原理は、モータの回転子位置を基準とした回転座標上にて、トルクに寄与する電流Iqと、磁束に寄与する電流Idとを独立に制御する手法であり、主として、図1の構成が用いられる。
図1において、Iq*発生器1では、トルク電流に相当する電流指令Iq*が演算され、そのIq*と、同期電動機5の実際のトルク電流Iqが一致するように電流制御が行われる。Iq*発生器1は、例えば、図2に示すような構成が用いられる。図2において、速度指令発生器20では、同期電動機5の回転数指令ωr*が与えられ、そのωr*と実際の回転数ωrの偏差を減算器13にて演算し、この偏差を入力として、速度制御器21にてトルク電流指令Iq*が演算されるような構成を取る。図2のIq*発生器を用いることで、同期電動機5は、所望の回転速度ωr*にて駆動される。
次に、本実施の形態の特徴部分である電流制御器(d軸電流制御器14、q軸電流制御器15)と、積分ゲイン設定器19の動作について説明する。
d軸電流制御器14(ならびにq軸電流制御器15)は、図3のような構成であり、比例積分制御(PI制御)が用いられている。図3の電流制御器は、ゲインをKpとする比例補償器22、ならびに積分器23、乗算器24、加算器25からなる。積分補償は、通常の積分補償器と異なり、外部からのゲイン設定値Kiによって、積分ゲインを決定している。本実施の形態の特徴は、この積分ゲインの設定方法にある。
まず初めに、同期電動機の発生するトルク脈動について、簡単に述べる。
同期電動機の1相分の等価回路は、図4のように表すことができる。図4において、Emは同期電動機の誘起電圧であり、駆動周波数ω1(回転速度の電気角周波数換算値)と発電定数Keの積として発生する。また、図4におけるRとLは、同期電動機の巻線抵抗RとインダクタンスLである。
同期電動機の回転脈動要因として、誘起電圧Keに脈動成分が含まれると仮定する。Keは、
Ke=Ke0+ΔKe (数2)
ただし、Ke0:発電定数の平均値、ΔKe:発電定数の脈動成分
と表すことができる。ΔKeは、電動機の構造(スロット形状、ロータ形状、極数等)によって生じたり、あるいは、製造ばらつきによって発生するものであり、電気角周波数に対して、6次や2次の高調波となって発生する。
ΔKeの影響は、誘起電圧の変動となって生じる。誘起電圧は、
Em=Em0+ΔEm (数3)
ただし、Em0:誘起電圧の平均値、ΔEm:誘起電圧の脈動成分
と表現できる。この誘起電圧の脈動成分が、結果的にトルク脈動成分、さらには、回転脈動成分となって、モータ・ドライブシステムに影響する。
図5(a)に、これら回転脈動の発生原理を表現したブロック図を示す。電流制御器では、トルク電流指令Iq*に、実際のIqが一致するように、q軸電流制御器が電流制御を実施する。電流制御器の出力Vqと、誘起電圧Emの差が、電動機のRL回路に印加され、電流Iqが発生する。この時、Emには、脈動成分ΔEmが含まれるため、電流Iqにも脈動成分ΔIqが発生する。
また、電動機の発生トルクTmは、発電定数(磁石磁束)とトルク電流の積であるため、
Tm=(3/2)(P/2)Ke×Iq (数4)
ただし、P:同期電動機の極数
で表される。上式のKe、Iqには、それぞれ脈動成分が含まれており、結果的に、
Tm=Tm0+ΔTm (数5)
ただし、Tm0:発生トルクの平均値、ΔTm:発生トルクの脈動成分
となる。トルク脈動成分の影響で、最終的には回転脈動Δωrが発生し、振動、騒音や、ワウフラッターの劣化の原因となる。本実施の形態では、この脈動成分の根源であるΔTmを抑制することを目的としている。
(数4)に対し、(数2)ならびに(数3)を代入すると、
Tm=(3/2)(P/2)(Ke0+ΔKe)(Iq0+ΔIq)
=(3/2)(P/2){Ke0・Iq0+Iq0・ΔKe+Ke0・ΔIq
+ΔIq・ΔKe} (数6)
となる。上式にて、右辺第1項は、トルクの基本成分であり、第2項、第3項が、トルク脈動成分として支配的なものである。右辺第4項は、微小であるとして、無視することが可能である。
よって、(数6)に従って、図5(a)を線形化し、発電定数の脈動成分ΔKeに対するブロック図に書き換えると、同図(b)のようになる。さらに、等価変換によって、図5(c)のように表すことができる。トルク脈動ΔTmは、
ΔTm=ΔTm1−ΔTm2 (数7)
ただし、
ΔTm1=(3・P・Iq0/4)・ΔKe (数8)
Figure 2008054386
となることがわかる。
ここで、ΔTm1は、ΔKeと同位相の成分であることがわかる。また、ΔTm2は、2次の伝達関数であり、KpやKiといった電流制御ゲインによって、そのゲイン・位相特性が変わることがわかる。よって、電流制御ゲインであるKp、Kiを適切に調整し、(数9)のゲイン・位相特性を、(数8)と合致させることができれば、両者の合成分はキャンセル方向に作用する。
図6に、(数9)のゲイン・位相特性(周波数応答特性)を示す。
(数9)は、二次遅れ要素、微分要素、比例要素にそれぞれ分解でき、それらの総和は、固有周波数ωnにてピークを持つゲイン特性となる。このピーク時の位相特性は「零度」となるので、仮に、ΔKeにωnの脈動成分が存在すれば、その脈動成分はトルク脈動としてはキャンセルされることになる。
この特徴を活かし、脈動成分の周波数が、ωnになるように電流制御ゲインを調整すれば、トルク脈動は抑制可能である。
(数9)における二次要素は、
Figure 2008054386
であり、これを二次の一般式である下記式、
Figure 2008054386
と照らし合わせて、位相を零度に設定すればよい。それには、
(s/ωn)2=s2・(L/Ki)
∴ Ki=ωn2・L (数12)
となればよい。
(数12)を具現化するブロックが、図1における積分ゲイン設定器19である。よって、発電定数Keに含まれる脈動成分の周波数をωnとして、積分ゲインKiを調整することで、トルク脈動Tmは最小化されることになる。
この時、Kiは厳密に(数12)に一致している必要はなく、ほぼ(数12)の関係が満たされていれば、ΔTm2の位相は、ΔTm1の位相に近付くため、打ち消しあう方向に作用する。これは、Keの脈動成分を外乱と考えたとき、その位相特性が、±45度程度の範囲であれば、効果は期待できる(図6(b))。
以上、本実施の形態によれば、電流制御器の位相特性を、抑制したい高調波成分に対して、±45度の範囲になるように調整することで、トルク脈動を最小限に抑制することが可能となる。すなわち、モータ・ドライブシステムのトルク脈動、回転脈動をできるだけシンプルな構成で抑制することができる。それによって、ハードディスクや光ディスクのワウフラッターを改善し、低騒音化、記録密度の高密度化を実現することができる。
尚、本実施の形態では、ワンシャント電流検出器7の検出電流から、電流再現器10において、モータの相電流を再現する手法を示したが、直接、相電流を検出する手段を用いても、何ら問題はない。
(第2の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第2の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムにおいて、制御器の構成を示す。
本実施の形態においては、同期電動機の制御器2Bを、図1の制御器2の代わりに用いることで、モータ・ドライブシステムを実現することができる。
図7において、符号10〜18のものは、図1の同じ符号のものと同一のものである。図1との大きな差異は、積分ゲイン設定器19Bの動作の違いにある。
図1の第1の実施の形態では、ωnの設定値に対して積分ゲインKiを決定するものであった。このため、脈動周波数が変わった場合には、設定値を変更する必要がある。実際の電動機の脈動成分は、電動機の駆動周波数の2倍や6倍の成分となるため、可変速駆動した場合にはωnの値が変化することになる。
そこで、積分ゲイン設定器19Bでは、駆動周波数ω1の関数として、Kiを調整させる機能を持たせて、常に所定の次数の高調波を抑制する。
Ki=(ω1・N)2・L (数13)
ただし、N:任意の整数
(数13)を、積分ゲイン設定器19Bの内部にて演算することで、駆動周波数が変わった場合においても、常に特定の次数(N次)の高調波成分を抑制することが可能となる。特に、発電定数の高調波抑制としては、2〜6次程度の値にNを設定すると効果が大きい。
(第3の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第3の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムにおいて、制御器の構成を示す。
本実施の形態においては、同期電動機の制御器2Cを、図1の制御器2の代わりに用いることで、モータ・ドライブシステムを実現することができる。
図8において、符号10〜13,16〜18,19Cは、図1、ならびに図7の同じ符号のものと同一のものである。図1、7との大きな差異は、比例ゲイン設定器26が新たに加わり、また、d軸電流制御器14C、ならびにq軸電流制御器15Cの構成が変更されている点にある。
d軸電流制御器14C(ならびにq軸電流制御器15C)は、図9のような構成である。図9において、符号23〜25は、図3のものと同一のものである。
図9における電流制御器の特徴は、積分制御に加えて、比例制御においても、外部からゲインKpを設定する仕組みになっている点である。
前記第1、第2の実施の形態では、ΔTm1とΔTm2の位相を揃えることで、全体のトルク脈動ΔTmを最小化するものであったが、本実施の形態では、大きさに関しても両者を一致させ、ΔTmをさらに抑制することを考慮する。
ΔTm1の大きさは、(数8)より、
|ΔTm1|=(3・P・Iq0/4)|ΔKe| (数14)
である。また、ΔTm2の大きさは、(数9)に、(数12)、ならびにs=jωnを代入して求めると、
Figure 2008054386
となる。ここで、通常は、R<<Kpであるので、
ΔTm2={(3・P・Ke0・ω1)/(4・Kp)}ΔKe (数16)
と近似できる。よって、
|ΔTm2|={(3・P・Ke0・ω1)
/(4・Kp)}|ΔKe| (数17)
である。(数14)と(数17)から、両者が一致する条件は、
Kp=Ke0・ω1/Iq0 (数18)
となる。この比例ゲイン設定方法を具現化したものが、図8における比例ゲイン設定器26である。Iq0は、トルク電流の平均値であるが、指令Iq*を用いても問題ない。
図8の制御器2Cを用いることで、ΔTm1、ΔTm2の位相と振幅が一致し、ΔTmは原理上、完全に消去されることになる。この実施の形態によって、発電定数Keに含まれる脈動成分の影響は、完全に排除することが可能になる。
尚、Kpは電流指令Iq*に比例して変化することになり、不安定に陥る可能性もある。よって、フィルタを介して緩やかに変化させるか、あるいは、最も平均的に用いられる電流値に固定するなどの工夫をしてもよい。また、無負荷時にはIq*が零になるため、Kpは無限大になってしまう。これを防止するため、下限値を設定してもよい。
(第4の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第4の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図10を用いて説明する。
図10は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムの構成(図1の第1の実施の形態に対応)を実態的に表現したものである。
図10においては、Iq*発生器1と制御器2を、一つの集積回路(集積回路(IC)化)にて実現しており、ここから出力されるPWMパルス波形によって、インバータを駆動する。インバータの部分は、インバータ主回路部6と出力プリドライバ9とが一体化しており(ワンパッケージ)、小型化を実現している。ワンシャント電流検出器7によってインバータ電流を検出し、サンプル・ホルダー8にて、電流をサンプル・ホールドして制御器2に読み込んでいる。
本実施の形態の特徴部分は、抑制高調波設定スイッチ27を新たに追加した点にある。このスイッチにより、基本波周波数の何倍の高調波を削除するかを設定する。(数13)に示したように、脈動成分ωnを、ω1×Nとして表現し、その「N」を抑制高調波設定スイッチ27にて設定する。設定後は、前記第1〜第3の実施の形態と同様にして、脈動成分の抑制が可能となる。
尚、図10では、抑制高調波設定スイッチ27としてディップスイッチの例を示したが、他のスイッチ、あるいはボリュームなどを用いても実現可能である。
(第5の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第5の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図11を用いて説明する。
図11は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムの構成を実態的に表現したものである。
図11においては、図10とほぼ同じ構成であるが、図10の抑制高調波設定スイッチ27の代わりに、外部接続端子28が設けられている。外部接続端子28は、例えば、パソコン29とシリアル通信で結ばれており、パソコン29上から、高調波の抑制成分を設定する。これによって、例えば、2次脈動の大きなモータ、あるいは、6次脈動の大きなモータなど、異なる特性のモータに対して、設定の変更で最適化が可能になる。基板上にスイッチを設ける必要がないため、装置を組み込む上での小型化のメリットがある。
尚、通信方法としては、例えば、無線などを導入するのもよい。また、設定を行う機器として、パソコン以外の端末、リモコンなどを用いてもよい。
また、前記第4の実施の形態や本実施の形態におけるIq*発生器1、制御器2は、専用集積回路だけでなく、マイコンやDSPなどの汎用プロセッサや、あるいはFPGAなどを用いても実現可能である。
(第6の実施の形態)
本発明における同期電動機の制御装置の第6の実施の形態であるモータ・ドライブシステムを、図12を用いて説明する。
図12は、本実施の形態のモータ・ドライブシステムの構成を実態的に表現したものである。
図12においては、Iq*発生器1、制御器2、インバータ3をワンチップ化して実現したものである。本実施の形態では、同期電動機5と直流電源を接続すれば、同期電動機5の可変速駆動が実現でき、小型の同期電動機を駆動する場合には、システム全体を小型化できるメリットがある。
また、Iq*発生器1、制御器2等、制御部分を集積回路化する場合には、演算速度を数〜数10μs以下の高速演算が可能である。本実施の形態を実施する場合、この演算速度によって、積分ゲインKi(あるいは比例ゲインKp)の上限が定まってしまうため、回転周波数が高速化する場合には高速演算処理が必要になる。マイコンやDSPなどを制御に用いると、演算処理速度を高速化するのは困難であるが、制御部を専用の集積回路化によって、この問題は大幅に改善され、本実施の形態の効果が大きくなる。
例えば、15000r/minで回転するモータの場合、極数を8極とすると、電動機の駆動周波数は、1kHzである。その場合、6次脈動は6kHzとなり、その周期は167μs程度になる。この周波数成分を抑制するには、約1/3〜1/5程度の短いサンプル周期で駆動する必要があるため、40μs程度以下の演算処理周期が実現できれば、本実施の形態は十分な効果が得られる。
尚、前述したすべての実施の形態は、同期電動機の回転位置センサの有無(センサ付き、センサレス)には無関係に適用することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、同期電動機の制御技術に関し、特に、電動機駆動装置及び電動機駆動用集積回路装置に関して、例えば、HDD、光ディスクドライバ等のスピンドルモータの回転制御技術に利用可能である。
本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムの構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、Iq*発生器の構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、電流制御器の構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、永久磁石型同期電動機の等価回路を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、トルク脈動の発生原理(a)(b)(c)を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第1の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、トルク脈動ΔTm2の周波数特性(a)(b)を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第2の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、制御器の構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第3の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、制御器の構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第3の実施の形態であるモータ・ドライブシステムにおいて、電流制御器の構成を示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第4の実施の形態であるモータ・ドライブシステムの構成を実態的に示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第5の実施の形態であるモータ・ドライブシステムの構成を実態的に示す図である。 本発明における同期電動機の制御装置の第6の実施の形態であるモータ・ドライブシステムの構成を実態的に示す図である。
符号の説明
1…Iq*発生器、2,2B,2C…制御器、3…インバータ、4…直流電源、5…同期電動機、6…インバータ主回路部、7…ワンシャント電流検出器、8…サンプル・ホルダー、9…出力プリドライバ、10…電流再現器、11…dq変換器、12…Id*発生器、13…減算器、14,14C…d軸電流制御器、15,15C…q軸電流制御器、16…速度・位置演算器、17…dq逆変換器、18…PWM発生器、19,19B,19C…積分ゲイン設定器、20…速度指令発生器、21…速度制御器、22…比例補償器、23…積分器、24…乗算器、25…加算器、26…比例ゲイン設定器、27…抑制高調波設定スイッチ、28…外部接続端子、29…パソコン。

Claims (8)

  1. 同期電動機と、前記同期電動機に接続された負荷装置と、前記同期電動機にパルス幅変調された電圧を印加し、前記同期電動機を交流で駆動するインバータと、前記インバータに電力を供給する電源と、前記同期電動機に流れる電流、あるいは前記インバータに供給される電流の少なくとも一方を検出する手段を備え、この検出した電流検出値に基づいて、前記インバータの出力する電圧を調整する制御器と、からなる同期電動機の制御装置であって、
    前記制御器は、前記同期電動機を駆動する交流電気角周波数に対し、その整数倍(N倍)の周波数に対する制御器の外乱応答特性が、±45度以内に収まる位相特性を備えている制御器であることを特徴とする同期電動機の制御装置。
  2. 請求項1記載の同期電動機の制御装置において、
    前記Nは2〜6であることを特徴とする同期電動機の制御装置。
  3. 同期電動機と、前記同期電動機に接続された負荷装置と、前記同期電動機にパルス幅変調された電圧を印加し、前記同期電動機を交流で駆動するインバータと、前記インバータに電力を供給する電源と、前記同期電動機に流れる電流、あるいは前記インバータに供給される電流の少なくとも一方を検出する手段を備え、この検出した電流検出値に基づいて、前記インバータの出力する電圧を調整する制御器と、からなる同期電動機の制御装置であって、
    前記制御器として比例積分制御器を用いるものとし、前記同期電動機の駆動電気角周波数をω1、前記同期電動機のインダクタンスをL、任意の整数Nとした場合に、
    Ki=(ω1・N)2・L (数1)
    (数1)に従って、前記比例積分制御器の積分ゲインKiを調整することを特徴とする同期電動機の制御装置。
  4. 請求項3記載の同期電動機の制御装置において、
    前記Nは2〜6であることをを特徴とする同期電動機の制御装置。
  5. 請求項3または4記載の同期電動機の制御装置において、
    前記制御器に用いられる前記比例積分制御器の比例ゲインを、前記同期電動機に印加している交流の電気角周波数の関数とする手段、あるいは駆動電流の関数とする手段の、少なくとも一方を備えていることを特徴とする同期電動機の制御装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の同期電動機の制御装置において、
    前記制御器は外部接続端子を備え、前記外部接続端子を直接操作することによって、あるいは、前記制御器へ外部からの通信信号を入力することによって、前記積分ゲインを自在に調整可能な機能を備えることを特徴とする同期電動機の制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の同期電動機の制御装置において、
    前記制御器は集積回路装置を用いて構成され、前記集積回路装置の演算処理時間が40μs以下であることを特徴とする同期電動機の制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の同期電動機の制御装置において、
    前記インバータ、ならびに前記制御器は、同じ半導体基板上に形成されていることを特徴とする同期電動機の制御装置。
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