JP2008051473A - 被乾燥物の乾燥方法および乾燥装置 - Google Patents

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【課題】省動力が図れるとともに、極めて短時間に乾燥できる被乾燥物の乾燥方法および乾燥装置を実現する。
【解決手段】空気供給口16から空気排気口18に至る空気通路17を有する乾燥治具15内に収容され、洗浄液で洗浄された被乾燥物を乾燥する乾燥装置であって、圧縮された一次側空気を駆動源として一次側空気を加圧する増圧弁11と、この増圧弁11で加圧された二次側空気を貯えるエアタンク12と、このエアタンク12で貯えられた二次側空気を空気供給口16に供給する開閉弁13とを備え、乾燥治具15は、空気供給口16に供給された二次側空気を定率乾燥速度に変換させて被乾燥物に流通するように空気通路17が形成されている。これにより、極めて短時間に乾燥できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄液により洗浄された金属部品、精密部品等の種々の部品類を乾燥する乾燥方法および乾燥装置に関する。
従来、この種の乾燥装置として、例えば、特許文献1に示すように、部品類などの被乾燥物を収容する乾燥治具と、その乾燥治具内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給手段と、送風機および加熱手段を有し乾燥治具内に加熱空気を供給する送風手段とを備える装置が知られている。
特許文献1では、送風手段による乾燥時間を短縮するために、乾燥治具内に圧縮空気の供給を間欠的に行って被乾燥物に表着された水分を吹き飛ばすようにしている。
特開2001−255065号公報
しかしながら、上記特許文献1では、送風手段と圧縮空気供給手段とを備えることで装置全体が大掛かりとなる問題がある。また、圧縮空気を供給するためにはコンプレッサを駆動させるための動力、さらに送風機、加熱手段を駆動させるための動力が必要であるため消費電力が多くなる問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであり、省動力が図れるとともに、極めて短時間に乾燥できる被乾燥物の乾燥方法および乾燥装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項7に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、空気供給口(16)から空気排気口(18)に至る空気通路(17)を有する乾燥治具(15)内に収容され、洗浄液で洗浄された被乾燥物を乾燥する乾燥方法であって、
圧縮された一次側空気を駆動源とする加圧手段(11)により一次側空気を加圧する加圧工程と、この加圧工程により加圧された二次側空気をエアタンク(12)内に貯える貯蔵工程と、空気供給口(16)に貯蔵工程で貯えられた二次側空気を供給する供給工程と、空気供給口(16)に供給された二次側空気を空気通路(17)で定率乾燥速度に変換させて被乾燥物に流通することにより被乾燥物を乾燥させる乾燥工程と、を有することを特徴としている。
この発明によれば、乾燥工程において、加圧手段(11)で加圧された二次側空気を定率乾燥速度に変換させることで被乾燥物の表面を流通する空気速度が大きくなるため、被乾燥物に表着された水分を吹き飛ばすことができる。これにより、極めて短時間に被乾燥物を乾燥させることができる。
また、被乾燥物を乾燥させるために、少なくとも加圧工程、貯蔵工程、および供給工程の簡素な工程を有すれば良いので装置全体が簡素に構成できるとともに、装置の小型化ができる。
請求項2に記載の発明では、乾燥治具(15)は、空気通路(17)が被乾燥物の形状に沿って所定の隙間(d)を連なるように形成されていることを特徴としている。この発明によれば、所定の隙間(d)を微小とすることで定率乾燥速度が高速化と成る。これにより、空気通路(17)に加熱された空気を流通させる乾燥方式よりも極めて短時間に被乾燥物を乾燥させることができる。
請求項3に記載の発明では、加圧手段(11)は、圧縮空気を駆動源とする増圧弁(11)であることを特徴としている。この発明によれば、例えば、工場内に装備された圧縮空気を用いれば加圧するための動力が圧縮空気で賄うことができる。これにより、省動力が図れる。
また、加圧手段(11)で加圧された二次側空気をエアタンク(12)内に貯えておくことで、必要なときに直ぐ被乾燥物を乾燥させることができる。
請求項4に記載の発明では、空気供給口(16)から空気排気口(18)に至る空気通路(17)を有する乾燥治具(15)内に収容され、洗浄液で洗浄された被乾燥物を乾燥する乾燥装置であって、
圧縮された一次側空気を駆動源として一次側空気を加圧する加圧手段(11)と、この加圧手段(11)で加圧された二次側空気を貯えるエアタンク(12)と、このエアタンク(12)で貯えられた二次側空気を空気供給口(16)に供給する供給手段(13)とを備え、
乾燥治具(15)は、空気供給口(16)に供給された二次側空気を定率乾燥速度に変換させて被乾燥物に流通するように空気通路(17)が形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、乾燥を行うときに、加圧手段(11)で加圧された二次側空気を定率乾燥速度に変換させることで被乾燥物の表面を流通する空気速度が大きくなるため、被乾燥物に表着された水分を吹き飛ばすことができる。これにより、極めて短時間に被乾燥物を乾燥させることができる。
また、被乾燥物を乾燥させるために、少なくとも加圧手段(11)、エアタンク(12)、および供給手段(13)を設ければ良いので装置全体が簡素に構成できるとともに、装置の小型化ができる。
請求項5に記載の発明では、乾燥治具(15)は、空気通路(17)が被乾燥物の形状に沿って所定の隙間(d)を連なるように形成されていることを特徴としている。この発明によれば、所定の隙間(d)を微小とすることで定率乾燥速度が高速化と成る。これにより、空気通路(17)に加熱された空気を流通させる乾燥方式よりも極めて短時間に被乾燥物を乾燥させることができる。
請求項6に記載の発明では、乾燥治具(15)は、その上方に空気供給口(16)が形成され、下方に空気通路(17)の末端を開放するように空気排気口(18)が形成されていることを特徴としている。この発明によれば、空気通路(17)の末端に向けて水分が吹き飛ばされるため空気排気口(18)が下方に形成されているほうが良い。
請求項7に記載の発明では、加圧手段(11)は、圧縮空気を駆動源とする増圧弁(11)であることを特徴としている。この発明によれば、例えば、工場内に装備された圧縮空気を用いれば加圧するための動力が圧縮空気で賄うことができる。これにより、省動力が図れる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態における被乾燥物の乾燥装置およびその乾燥方法を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は乾燥装置の全体構成を示す模式図である。図2は乾燥治具15の全体構成を示す縦断面図である。図3は増圧弁15の概略構成を示す縦断面図である。図4は乾燥装置の乾燥方法を示すフローチャートである。
本実施形態の乾燥装置10は、図1に示すように、加圧手段である増圧弁11、エアタンク12、供給手段である開閉弁13、乾燥治具15、および供給配管14から構成されている。供給配管14は、増圧弁11、エアタンク12、開閉弁13、乾燥治具15の順にこれらを接続する配管である。
供給配管14の上流端は工場内に装備された一般的な圧力の圧縮空気を取り入れるように接続される。つまり、増圧弁11には一次側空気として工場に装備された圧縮空気が流入される。また、供給配管14の下流端は乾燥治具15に設けられた空気供給口16に接続される。なお、供給配管14の上流側には図示しない仕切弁が設けられており、この仕切弁を開弁することで増圧弁11に圧縮空気が流入される。
増圧弁11は一次側空気よりも圧力の高い二次側空気をエアタンク12に供給する弁である。より具体的には、一次側空気の圧力に対して約2倍の圧力に加圧する。エアタンク12は増圧弁11から供給された空気を貯える空気タンクである。換言すると、エアタンク12は増圧弁11で加圧された二次側空気を貯えている。
開閉弁13はエアタンク12に貯えられた二次側空気を乾燥治具15に供給する弁である。換言すると、乾燥治具15内に収容された被乾燥物を乾燥させるときに、図示しない乾燥スイッチを操作することで開閉弁13が操作されて開弁する。なお、乾燥治具15には、増圧弁11で加圧された二次側空気が供給される。
ここで、本実施形態の増圧弁11は、一次側空気を駆動源として一次側空気を加圧するように構成される。増圧弁11は、図3に示すように、駆動室111、増圧室112、ピストン113、カバナ114、切換弁115、供給口116、吐出口117、排気口118およびチェック弁119などから構成されている。
駆動室111は、ピストン113のストロークによって、第1駆動室111aと第2駆動室111bに分けられ、増圧室112は、ピストン113のストロークによって、第1増圧室112aと第2増圧室112bに分けられている。
供給口116には一次側空気が流入され、吐出口117には加圧された二次側空気が流出される。また、供給口116は、チェック弁119を介して第1、第2増圧室112a、112bに連通するとともに、カバナ114、切換弁115を介して駆動室111に連通している。なお、供給口116は供給配管14の上流端に連通するように接続され、吐出口117はエアタンク12の供給側に連通するように接続されている。
また、吐出口117はチェック弁118を介して第1、第2増圧室112a、112bに連通している。カバナ114は、図示しないハンドル操作と二次側空気の圧力のフィードバックによる駆動室111の圧力調整で二次側空気の圧力を設定している。
切換弁115は、第1駆動室111aを排気、第2駆動室111bを供給、または第1駆動室111aを供給、第2駆動室111bを排気のいずれか一方に切り換えるためのバルブであり、ピストン113のストロークにより操作される。
以上の構成による増圧弁11の作動について説明する。まず、図に示す矢印のように、ピストン113が右方から左方側にストロークするときは、切換弁115により第1駆動室111aを排気、第2駆動室111bを供給側に切り換えられている。
つまり、供給口116の上流側に設けられた図示しない仕切弁を開弁することで第2駆動室111bに一次側空気が供給口116から供給される。これにより、第2駆動室111bと第1増圧室112aの圧力がピストン113に作用し、第2増圧室112bの空気を増圧する。具体的には、ピストン113が図に示す矢印の方向にストロークしてチェック弁19から吐出口117へ増圧された空気を送り出す。
そして、ピストン113がストロークエンドにくると、ピストン113により切換弁115を操作させて、第2駆動室111bが排気、第1駆動室111aが供給の状態に切り換えられる。すると、ピストン113が反転し、今度は第2増圧室112bと第1駆動室111aの圧力で第1増圧室112aの空気を増圧しながら吐出口117に送り出す。
以上の繰り返しを行うことで吐出口117に一次側空気よりも高い圧力の二次側空気を連続的にエアタンク12に供給している。これにより、増圧弁11は一次側空気を駆動源として一次側空気を加圧することができる。
次に、乾燥治具15は、被乾燥物であるワーク1を収容する容器であって、上方に空気供給口16が形成され、この空気供給口16が供給配管の下流側末端と接続されている。また、下方には空気排気口18が開口するように形成されて基盤2に配置される。なお、基盤2には、ワーク1を支持する図示しない支持台と、図示しない排気口が設けられており空気排気口18から排気される空気を下方に排気するように形成されている。
また、空気供給口16と空気排気口18との間には、空気通路17が形成されている。本実施形態の空気通路17は、形状の異なる二つのワーク2を乾燥するように形成している。具体的には、ワーク1の形状に沿って所定の隙間dを有するように空気通路17を形成している。
ここで、隙間dは微小の隙間であって、この隙間dがワーク1の形状に沿って連なるように形成すると良い。なお、開口部を有するワーク1では、その開口部に流通するように空気通路17を形成すると良い。また、隙間dは、空気供給口16に供給される二次側空気の圧力に応じて求めることができる。
これにより、空気通路17を微小隙間dで形成することで、空気供給口16から供給された二次側空気を定率乾燥速度に変換させることができる。つまり、ワーク1に流れる空気速度を高速化することができる。ここで、定率乾燥速度は、ワーク1に沿って流れる空気速度を高速化することで高い初期の含有率を持つワーク1を乾燥させる速度である。
ワーク1の温度は隙間dに流れる空気の湿球温度と同一でありワーク1の温度よりも僅かに高い温度の空気を流すことでワーク1の乾燥が瞬時に行うことができる。なお、定率乾燥速度Rcは下記数式(1)によって求められる。
Rc=h+(t−tw)/λw=k(Hw−H)・・・数式(1)
ここで、Rc:定率乾燥速度〔g/ms〕、h:境膜伝熱係数〔W/mK〕、t:熱風温度〔℃〕、tw:熱風温度t、熱風湿度Hの空気の湿球温度〔℃〕、λw:twにおける蒸発潜熱〔kj/kg〕、H:熱風湿度〔kg−HO/kg−drair〕、Hw:twにおける飽和温度〔kg−HO/kg−drair〕、k:物質移動係数〔g/msΔH〕。
次に、上記構成からなる乾燥装置10を用いてワーク1の乾燥方法について図4に示す手順に基づいて説明する。まず、ステップ110にて、供給配管14の上流側の仕切弁(図示せず)を開弁することにより、増圧弁11に一次側空気が流入されて増圧弁11が駆動され、一次側空気を加圧する加圧工程を実行する。これにより、ステップ120にて、増圧弁11で加圧された二次側空気がエアタンク12に供給されて貯蔵工程が実行される。
次に、乾燥治具15内に別体の洗浄装置により洗浄された被乾燥物であるワーク1を収容して基盤2上に配置する。そして、ステップ130にて、開閉弁13を開弁する供給工程を実行する。これにより、ステップ140にて、エアタンク12内に貯えられた二次側空気が乾燥治具15内に供給される。これにより、乾燥治具15内では、空気供給口16から空気排気口18に向けて二次側空気が流通する。
このときに、空気供給口16から供給されたエアタンク12内の二次側空気が空気通路17に形成された隙間dにより減圧されてワーク1に流れる空気速度を高速にしている。これを所定時間(例えば、数秒間)継続した後に開閉弁13を閉弁する。これにより、高い初期の含有率を持つワーク1を乾燥させることができる。これを乾燥工程と称する。
なお、この乾燥工程を継続して行うときは、ステップ130に戻り開閉弁13を開弁することで繰り返して行うことができる。以上のような工程による乾燥方法によれば、エアタンク12内に貯えられた二次側空気を乾燥治具15内に流通させることで極めて短時間にワーク1の乾燥を行うことができる。
また、乾燥装置10全体が大掛かりとならず、少なくとも増圧弁11、エアタンク12、乾燥治具15を構成することで、装置の小型化が図れる。さらに、二次側空気を加熱する加熱手段、および二次側空気を送風する送風機などが不要であるとともに、工場内に装備された圧縮空気で増圧弁11を駆動しているため動力が省動力である。
以上の一実施形態による被乾燥物の乾燥装置およびその乾燥方法によれば、乾燥治具15を、空気供給口16に供給された二次側空気を定率乾燥速度に変換させてワーク1に流通するように空気通路17が形成されていることにより、空気通路17を定率乾燥速度に変換させることでワーク1の表面を流通する空気速度が大きくなるため、ワーク1に表着された水分を吹き飛ばすことができる。これにより、極めて短時間にワーク1を乾燥させることができる。
具体的には、乾燥治具15の空気通路17がワーク1の形状に沿って所定の隙間dを連なるように形成されていることにより、所定の隙間dを微小とすることで定率乾燥速度が高速化と成る。これにより、空気通路17に加熱された空気を流通させる乾燥方式よりも極めて短時間にワーク1を乾燥させることができる。
また、乾燥治具15は、その上方に空気供給口16が形成され、下方に空気通路17の末端を開放するように空気排気口18が形成されることにより、空気通路17の末端に向けて水分が吹き飛ばされるため空気排気口18が下方に形成されているほうが良い。これにより、吹き飛ばされた空気の除去が容易である。
また、ワーク1を乾燥させるために、少なくとも増圧弁11、エアタンク12、および開閉弁13を設ければ良いので装置全体が簡素に構成できるとともに、装置の小型化ができる。さらに、増圧弁11は一次側空気を駆動源としているため、工場内に装備された圧縮空気を用いれば加圧するための動力が圧縮空気で賄うことができる。これにより、省動力が図れる。また、増圧弁11で加圧された二次側空気をエアタンク12内に貯えておくことで、必要なときに直ぐ被乾燥物を乾燥させることができる。
(他の実施形態)
以上の一実施形態では、空気通路17を二つに分けたが、これに限らず、ワーク1の形状に応じて単一の空気通路17を形成しても良い。また、二つ以上の複数の空気通路17を形成しても良い。
本発明の一実施形態における乾燥装置10の全体構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態における乾燥治具15の全体構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態における増圧弁15の概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態における乾燥装置10の乾燥方法の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
11…増圧弁(加圧手段)
12…エアタンク
13…開閉弁(供給手段)
15…乾燥治具
16…空気供給口
17…空気通路
18…空気排気口
d…隙間

Claims (7)

  1. 空気供給口(16)から空気排気口(18)に至る空気通路(17)を有する乾燥治具(15)内に収容され、洗浄液で洗浄された被乾燥物を乾燥する乾燥方法であって、
    圧縮された一次側空気を駆動源とする加圧手段(11)により一次側空気を加圧する加圧工程と、
    前記加圧工程により加圧された二次側空気をエアタンク(12)内に貯える貯蔵工程と、
    前記空気供給口(16)に前記貯蔵工程で貯えられた二次側空気を供給する供給工程と、
    前記空気供給口(16)に供給された二次側空気を前記空気通路(17)で定率乾燥速度に変換させて前記被乾燥物に流通することにより前記被乾燥物を乾燥させる乾燥工程と、を有することを特徴とする被乾燥物の乾燥方法。
  2. 前記乾燥治具(15)は、前記空気通路(17)が前記被乾燥物の形状に沿って所定の隙間(d)を連なるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の被乾燥物の乾燥方法。
  3. 前記加圧手段(11)は、圧縮空気を駆動源とする増圧弁(11)であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の被乾燥物の乾燥方法。
  4. 空気供給口(16)から空気排気口(18)に至る空気通路(17)を有する乾燥治具(15)内に収容され、洗浄液で洗浄された被乾燥物を乾燥する乾燥装置であって、
    圧縮された一次側空気を駆動源として一次側空気を加圧する加圧手段(11)と、
    前記加圧手段(11)で加圧された二次側空気を貯えるエアタンク(12)と、
    前記エアタンク(12)で貯えられた二次側空気を前記空気供給口(16)に供給する供給手段(13)とを備え、
    乾燥治具(15)は、前記空気供給口(16)に供給された二次側空気を定率乾燥速度に変換させて前記被乾燥物に流通するように前記空気通路(17)が形成されていることを特徴とする被乾燥物の乾燥装置。
  5. 前記乾燥治具(15)は、前記空気通路(17)が前記被乾燥物の形状に沿って所定の隙間(d)を連なるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の被乾燥物の乾燥装置。
  6. 前記乾燥治具(15)は、その上方に前記空気供給口(16)が形成され、下方に前記空気通路(17)の末端を開放するように前記空気排気口(18)が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の被乾燥物の乾燥装置。
  7. 前記加圧手段(11)は、圧縮空気を駆動源とする増圧弁(11)であることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の被乾燥物の乾燥装置。
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