JP2010196939A - ヒートポンプユニットを具えた乾燥システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 流動層乾燥機等の連続式乾燥機の熱源としてヒートポンプユニットを適用することを可能にするとともに、エネルギー効率が高く、更に安定した運転を行うことのできる、新規なヒートポンプユニットを具えた乾燥システムの開発を技術課題とした。
【解決手段】 ヒートポンプユニット2における蒸発器23へ供給する作用水Mは、一定量貯留されたものが循環使用されるとともに、乾燥機1から排出された作用済みの乾燥気体Dの排熱により昇温され、これによって常時一定水温の作用水Mがヒートポンプユニット2における蒸発器23に供給されるようにしたことを特徴として成り、作用水Mは、作用済みの乾燥気体Dの排熱を有効に吸収し、一定温度に昇温された上で循環使用されるため乾燥システムS全体のエネルギー効率が良く、且つ作用水Mの消費量を著しく低減することができ、低コストでの運転が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はヒートポンプユニットを具えた乾燥装置に関するものであり、特に高温の乾燥気体が必要とされる乾燥機を効率的に運転することのできるヒートポンプユニットを具えた乾燥システムに係るものである。
近時、環境保全の取り組みが盛んになってきており、更にいわゆる省エネの観点から、乾燥装置において熱源としてヒートポンプユニットを適用することが試みられている。
具体的には、いわゆるバンド乾燥機に対して、フロン系の冷媒を使用したヒートポンプユニットが適用された装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。
ところで前記バンド乾燥機は、被処理物が乾燥室内に配されたネットコンベヤ等の軌道上を移動する際に、乾燥気体と接触して乾燥が行われるものであり、ネットコンベヤを多段に具えることにより、長時間の処理が可能とされたものである。
このため、フロン系の冷媒を使用したヒートポンプユニット(得られる熱風の温度が50℃程度。)の適用が可能であったが、他の乾燥機に対して適用することは現実的ではなかった。
具体的には、例えば流動層乾燥機にあっては、被処理物の乾燥機内での滞留時間(処理時間)が短く、更に乾燥初期の段階で多量の熱量が必要とされるため、フロン系の冷媒を使用したヒートポンプでは必要な熱量が得られないことから効率的な運転ができず、かえってコスト上昇を招いてしまうこととなるのである。
更にいわゆる省エネの観点から、乾燥装置において排熱を再利用することが従来から一般的に行われている。しかしながらそのためには、作用済みの乾燥気体(排気)は、再度乾燥媒体として有効に作用させるために一定の処理を必要とする。
具体的には作用済みの乾燥気体を除湿し、更に昇温することにより再度乾燥気体として循環使用できるようにするために、除湿装置や昇温装置による処理が必要となっている。このため、排熱の一部は再利用されるとはいえ、エネルギー効率が悪く、装置の大型化を招いてしまうとともに、乾燥気体の循環使用に因む腐食やスケール付着を回避することは難しかった。
特許第3957652号公報
本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、排熱をヒートポンプユニットの熱源安定化のために利用することにより、流動層乾燥機等の連続式乾燥機の熱源として、ヒートポンプユニットを適用することを可能にするとともに、エネルギー効率が高く、更に安定した運転を行うことのできる、新規なヒートポンプユニットを具えた乾燥システムの開発を技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、乾燥機に供給する乾燥気体をヒートポンプユニットにおける凝縮器により昇温させる乾燥システムにおいて、前記ヒートポンプユニットにおける蒸発器へ供給する熱源媒体としての作用水は、一定量貯留されたものが循環使用されるとともに、この作用水は、前記乾燥機から排出された作用済みの乾燥気体の排熱により昇温され、これによって常時一定水温の作用水がヒートポンプユニットにおける蒸発器に供給されるようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項2記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、前記要件に加え、前記ヒートポンプユニットにおける蒸発器に供給される作用水が、ヒートポンプユニットの最適動作温度域に調整されていることを特徴として成るものである。
更にまた請求項3記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、前記要件に加え、前記ヒートポンプユニットは、二酸化炭素を冷媒としたものであることを特徴として成るものである。
更にまた請求項4記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、前記要件に加え、前記ヒートポンプユニットにより昇温された乾燥気体を、更に昇温して乾燥機に供給すすることを特徴として成るものである。
更にまた請求項5記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、前記要件に加え、前記ヒートポンプユニットを複数基具えたことを特徴として成るものである。
更にまた請求項6記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムは、前記要件に加え、前記乾燥気体は、熱源媒体としての作用水を昇温した後、外部に排気されることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、ヒートポンプユニットの熱源媒体としての作用水は、作用済みの乾燥気体の排熱を有効に吸収し、一定温度に昇温された上で循環使用される。このため乾燥システム全体のエネルギー効率が良く、且つ作用水を循環使用することから、作用水の消費量を著しく低減することができ、低コストでの運転が可能となる。
更にまたヒートポンプユニットに供給される作用水の温度が一定であるため、圧縮機への負荷の変動を抑えて安定した運転を行うことができる。
また請求項2記載の発明によれば、ヒートポンプユニットを効率良く稼働させることができる。
また請求項3記載の発明によれば、ヒートポンプユニットにより昇温される乾燥気体の温度を90℃程度とすることができ、乾燥機として流動層乾燥機等の連続式乾燥機を適用することが可能となる。
また請求項4記載の発明によれば、被処理物の性状や乾燥機の構成に応じた良好な乾燥を行うことができる。
また請求項5記載の発明によれば、被処理物の性状や乾燥機の構成に応じた良好な乾燥を行うことができる。
また請求項6記載の発明によれば、乾燥気体を循環使用しないため、冷却、除湿、再加熱といった一連の操作を行う装置が不要となり、装置構成を簡素化することができる。また腐食やスケールの付着を回避することができる。
本発明のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムを示すブロック図である。 排熱回収装置を示す骨格図である。
本発明のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムの形態は以下の実施例に示すとおりであるが、この実施例に対して本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
本発明のヒートポンプユニットを具えた乾燥システムS(以下、乾燥システムSと称す)は図1に示すように、乾燥機1と、ヒートポンプユニット2と、排熱回収装置3と、作用水タンク4とを主要要素として具えて構成されるものである。なおこの実施例ではこれら装置に加え、昇温装置5を具えるようにした。
また本発明の乾燥システムSは、乾燥機1内での被処理物Hの滞留時間(処理時間)が短く、更に乾燥初期の段階で多量の熱量が必要とされる連続式の乾燥機1による乾燥処理を、ヒートポンプユニット2を用いながらもエネルギー効率が高く、更に安定した状態で行うことができるようにしたものである。
以下、これら乾燥システムSの構成要素について詳しく説明し、続いて乾燥システムSの作動態様を説明する。
まず前記乾燥機1は、一例として連続式乾燥機が適用されるものであり、この実施例では流動層乾燥機が適用される。
この装置は、筐体10内を乾燥のための処理空間とするものであり、処理空間を上下に分割するように設けられた通気板11の下方から乾燥気体Dが供給され、通気板11上に位置する被処理物Hに流動層を形成させながら乾燥を行うものである。
このため筐体10の下部には給気口12が形成され、また前方(図1中、左側)上部には投入口13が形成され、更に後方(図1中、右側)上部には排気口14が形成され、更に後方且つ通気板11よりも上方の個所に接続されるダクト10aに対して排出口15が形成される。
また乾燥機1の周辺機器として、吹込ファン16、サイクロン17及び排気ファン18が具えられるものであり、これらの接続状態については後程、詳しく説明する。
なおこの実施例では、前記通気板11の中程に堰板11aが設けられ、ある程度乾燥の進んだ被処理物Hがこの堰板11aを乗り越えて次の乾燥段階に移行するような構成が採られるものであり、このため通気板11の下方空間も堰板11aの下方で分割され、それぞれの空間に給気口12A、12Bが形成されるようにした。
次に前記ヒートポンプユニット2について説明すると、このものは、凝縮器21と、膨張弁22と、蒸発器23と、圧縮機24とを具えてヒートポンプサイクルを形成するものであり、この実施例では二酸化炭素を冷媒とするものが採用される。
なおヒートポンプユニット2が複数具えられる場合には、ヒートポンプユニット2及び周辺機器の符号にアルファベット大文字の副番を付して区別するものとする。
次に前記排熱回収装置3について説明すると、このものは被処理物Hに作用した後、乾燥機1から排出された乾燥気体Dの熱(排熱)を、作用水Mに取り込むための装置である。
具体的には図2に示すように、熱交換器31とサイレンサー32とを管路Pによって直列に接続して乾燥気体Dの流路が形成されるものであり、更に乾燥気体Dが熱交換器31及びサイレンサー32を通過しない経路を取るためのバイパス管路33が具えられる。
前記熱交換器31としては一例として、パイプ31aの側周に複数の放熱フィン31bが具えられ、パイプ31a内を通過する流体(作用水M)と、放熱フィン31bに接する流体(乾燥気体D)との間で熱交換を行うプレートフィン式の機器が適用される。
また前記バイパス管路33には、ダンパ33aが具えられ、バイパス管路33に流入する乾燥気体Dの量を調整できるように構成されている。
そして図1に示すように、前記乾燥機1、ヒートポンプユニット2、排熱回収装置3及び作用水タンク4を組み合わせて乾燥システムSが構成される。
まずヒートポンプユニット2A、2Bにおける凝縮器21の入力側に吹込ファン16A、16Bが管路Pによって接続され、また凝縮器21の出力側と、乾燥機1の給気口12A、12Bとの間が管路Pによって接続される。
またヒートポンプユニット2A、2Bにおける蒸発器23の入力側及び出力側が、管路Pによって作用水タンク4に接続されるものであり、蒸発器23の入力側と作用水タンク4との間にポンプ41が具えられる。
なお作用水タンク4には、内部に収容される作用水Mの温度を測定するための温度センサT1が具えられる。
また乾燥機1における排気口14と、排熱回収装置3における熱交換器31の入力側(放熱フィン31b側の流路)との間が管路Pによって接続されるものであり、この管路Pに対してサイクロン17及び排気ファン18が具えられる。
そして前記排熱回収装置3における熱交換器31のパイプ31aの両端が管路Pによって作用水タンク4に接続されるものであり、パイプ31aの入力側と作用水タンク4との間にポンプ42が具えられる。
本発明の乾燥システムSは、上述した構成を基本となる構成とするものであるが、この実施例では更に昇温装置5が具えられる。
すなわちこの実施例では、乾燥機1に対して温度の異なる乾燥気体D1、D2が給気口12A、12Bに対してそれぞれ供給されるものであり、また乾燥機1たる流動層乾燥機は高温の乾燥気体Dが要求されるものであるため、ヒートポンプユニット2Aによって昇温された乾燥気体D1を、更に昇温装置5によって昇温するような構成が採られるものである。
具体的には一例として、パイプ51aの側周に複数の放熱フィン51bが具えられ、パイプ51a内を通過する流体(蒸気)と、放熱フィン51bに接する流体(乾燥気体D1)との間で熱交換を行うプレートフィン式の熱交換器51が、ヒートポンプユニット2Aと乾燥機1との間の管路Pに対して具えられる。
なお前記熱交換器51には図示しない適宜の蒸気発生装置から蒸気が供給されるものであり、この蒸気量を調節するための調節弁52が具えられる。
また熱交換器51と給気口12Aとの間の管路Pには、乾燥気体D1の温度を計測するための温度センサT2が具えられ、この温度センサT2の検出値に基づいて、適宜の制御装置によって前記調節弁52の開度が調整される。
更にヒートポンプユニット2Bにおける凝縮器21と給気口12Bとの間の管路Pには、乾燥気体D2の温度を計測するための温度センサT3が具えられる。
本発明の乾燥システムSは、一例として上述したように構成されるものであり、以下、その作動態様について説明する。
(1)乾燥気体の流れ
初めに被処理物Hの乾燥に寄与する乾燥気体Dの流れについて説明する。
乾燥気体Dは、まず外気が吹込ファン16により取り込まれ、次いでヒートポンプユニット2における凝縮器21によって昇温され(一例として乾燥気体D1を90℃、乾燥気体D2を60℃とする。)、更に必要に応じて昇温装置5によって蒸気加熱を受けて昇温され(一例として乾燥気体D1を120℃とする。)、その後、乾燥機1に送り込まれて処理空間を乾燥雰囲気にする。
そして被処理物Hに作用した乾燥気体Dは、湿気を含み、更に温度が低下した状態(一例として66℃)で排気口14から乾燥機1の外部に排気される。
このように乾燥気体Dは、排気された状態で高温状態であるため、熱源として供するためのカロリーは十分に維持された状態となっている。
(2)ヒートポンプユニットによる乾燥気体の昇温
ここでヒートポンプユニット2による乾燥気体Dの昇温プロセスについて説明する。
ヒートポンプユニット2においては、蒸発器23において外部の熱を冷媒に取り込み、この取り込んだ熱を凝縮器21において乾燥気体Dに供給することにより昇温が行われる。そしてこのような蒸発器23における外部熱源としては、作用水タンク4から供給される作用水Mが供されるものであって、蒸発器23に供給された作用水M(一例として12℃)は、冷媒(二酸化炭素)の気化にエネルギーを奪われて温度が低下した状態(一例として7℃)で蒸発器23から排出される。
(3)排熱回収装置による作用水の昇温
そして作用水Mは蒸発器23から作用水タンク4に戻されるため、作用水タンク4内に貯留される作用水Mの温度は低下することとなるが、この作用水Mを再度ヒートポンプユニット2における熱源として供するためには、再び昇温する必要がある(一例として12℃)。
このために本発明では、作用水タンク4内の作用水Mをいったん排熱回収装置3に供給し、乾燥空気Dの排熱を利用して昇温を行うようにした。
すなわち排熱回収装置3においては、乾燥気体Dは熱交換器31に流入し、作用水タンク4から送られてきた作用水Mとの間で熱交換が行われ、作用水Mが昇温される(この実施例では21.9℃)。
このようにして乾燥気体Dの排熱を吸収した作用水Mは、作用水タンク4に戻され、ヒートポンプユニット2から戻された作用水M(7℃)と混合され、再度ヒートポンプユニット2に送られて乾燥気体D1、D2の昇温に供される。
このとき、作用水タンク4内の作用水Mの温度が常時一定水温となるように(一例として12.0℃)、温度センサT1の検出値に応じて、図示しない適宜の制御装置によって排熱回収装置3におけるダンパ33aの開度が調整され、熱交換器31に流入する乾燥気体Dの量が調節される。
このような作用水Mの温度は、ヒートポンプには効率的に運転するための吸熱熱源の最適動作温度域が存在するため、この最適動作温度域内(一例として12℃)となるように設定され、ヒートポンプユニット2は効率良く運転されることとなる。
(4)被処理物の乾燥
乾燥機1に対して供給された食品原料等の被処理物Hは、まず給気口12Aから吹き込まれる乾燥気体D1(120℃)によって流動層が形成されるとともに、水分が除去される。
やがて被処理物Hは、乾燥の進行とともに自重が軽くなり、堰板12aを乗り越えて給気口12Bから吹き込まれる乾燥気体D2(60℃)の作用域に入り込み、更に乾燥が進行し、所望の乾燥状態となって排出口15から外部に排出される。
一方、被処理物Hに作用した後の乾燥気体D1、D2は、排気口14から乾燥機1の外部に排気され、サイクロン17によって微粉が除去された後、 排熱回収装置3に供給される。
〔他の実施例〕
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術的思想に基づいて、以下に示すような形態を採ることもできる。
まず上述した基本となる実施例で示した乾燥システムSは、乾燥機1として流動層乾燥機を適用したものであったが、乾燥機1としては、背景技術で述べたいわゆるバンド乾燥機等、種々の乾燥装置を適用することもできる。
また上述した基本となる実施例で示した乾燥システムSは、ヒートポンプユニット2を二基具えて構成されたものであったが、乾燥機1の要求に応じて一基または二基以上の複数機を具えるようにしてもよい。
また同様に乾燥機1の要求に応じて、ヒートポンプユニット2の冷媒として、二酸化炭素以外の冷媒を用いるようにしてもよい。
また同様に乾燥機1の要求に応じて、昇温装置5を設けずに乾燥システムSを構成するようにしてもよい。
S 乾燥システム
1 乾燥機
10 筐体
10a ダクト
11 通気板
11a 堰板
12 給気口
12A 給気口
12B 給気口
13 投入口
14 排気口
15 排出口
16A 吹込ファン
16B 吹込ファン
17 サイクロン
18 排気ファン
2 ヒートポンプユニット
2A ヒートポンプユニット
2B ヒートポンプユニット
21 凝縮器
22 膨張弁
23 蒸発器
24 圧縮機
3 排熱回収装置
31 熱交換器
31a パイプ
31b 放熱フィン
32 水分除去装置
33 バイパス管路
33a ダンパ
4 作用水タンク
41 ポンプ
42 ポンプ
5 昇温装置
51 熱交換器
51a パイプ
51b 放熱フィン
52 調節弁
D 乾燥気体
D1 乾燥気体
D2 乾燥気体
H 被処理物
M 作用水
P 管路
T1 温度センサ
T2 温度センサ
T3 温度センサ

Claims (6)

  1. 乾燥機に供給する乾燥気体をヒートポンプユニットにおける凝縮器により昇温させる乾燥システムにおいて、前記ヒートポンプユニットにおける蒸発器へ供給する熱源媒体としての作用水は、一定量貯留されたものが循環使用されるとともに、この作用水は、前記乾燥機から排出された作用済みの乾燥気体の排熱により昇温され、これによって常時一定水温の作用水がヒートポンプユニットにおける蒸発器に供給されるようにしたことを特徴とするヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
  2. 前記ヒートポンプユニットにおける蒸発器に供給される作用水が、ヒートポンプユニットの最適動作温度域に調整されていることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
  3. 前記ヒートポンプユニットは、二酸化炭素を冷媒としたものであることを特徴とする請求項1または2記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
  4. 前記ヒートポンプユニットにより昇温された乾燥気体を、更に昇温して乾燥機に供給すすることを特徴とする請求項1、2または3記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
  5. 前記ヒートポンプユニットを複数基具えたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
  6. 前記乾燥気体は、熱源媒体としての作用水を昇温した後、外部に排気されることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のヒートポンプユニットを具えた乾燥システム。
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