JP2008051423A - 空気調和装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させるとともに、除菌動作のみを行うことのできる空気調和装置を提供する。
【解決手段】圧縮機及び室外熱交換器を有した室外機と、送風機及び室内熱交換器を有した室内機とを連結配管で接続してなる空気調和装置であって、活性酸素種を含む電解水が浸透した気液接触部材を、前記室内機の前記送風機による空気の流路上に配置し、当該気液接触部材に浸透した電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置と、空調動作及び除菌動作を制御する制御部とを設け、この制御部による運転モードとしては、前記空調動作と前記除菌装置による前記除菌動作とを連動させる連動運転モードと、前記空調動作を行わずに前記除菌装置による前記除菌動作を行う独立除菌運転モードとを備えるようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、空気を電解水に接触させて、空気中に含まれる空中浮遊微生物(細菌、ウィルス、真菌(以下、単に「ウィルス等」という。))の除菌が可能な除菌装置を備えた空気調和装置及びその制御方法に関する。
従来、空気調和装置の内部に加湿器を設け、室内に加湿された空気を供給する空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、水道水等を電気分解して次亜塩素酸などの活性酸素種を含む電解水を生成し、この電解水に空気を接触させることにより、空気中に含まれる空中浮遊微生物を分解・除去等して、空気の除菌を行う方法が知られている。
特許第2714076号公報
空気調和装置に、電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置を設けた場合、空気調和装置による空調動作と、除菌装置による除菌動作との制御を個別に行い、ユーザがそれぞれを個別に操作する制御方法が考えられる。しかしながら、このような制御方法によると、空調動作及び除菌動作の両方を行うときに、それぞれの装置を個別に操作する必要があり操作が煩雑になってしまうおそれがあった。
一方、空気調和装置による空調動作と除菌装置による除菌動作とを連動させて、空調動作を行わせたときに除菌動作も行わせることによって操作性を向上させる制御方法が考えられる。しかしながら、このような制御方法によると、除菌動作を行うときには、空調動作が必要であるか否かに拘わらず、常に空調動作が行われてしまうため、例えば、室温が適温であり、空調動作が不要な場合であっても空調動作を行ってしまうという不具合が生じる。
そこで、本発明の目的は、操作性を向上させるとともに、除菌動作のみを行うことのできる空気調和装置を提供することにある。
本発明は、圧縮機及び室外熱交換器を有した室外機と、送風機及び室内熱交換器を有した室内機とを連結配管で接続してなる空気調和装置であって、活性酸素種を含む電解水が浸透した気液接触部材を、前記室内機の前記送風機による空気の流路上に配置し、当該気液接触部材に浸透した電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置と、空調動作及び除菌動作を制御する制御部とを設け、この制御部による運転モードとしては、前記空調動作と前記除菌装置による前記除菌動作とを連動させる連動運転モードと、前記空調動作を行わずに前記除菌装置による前記除菌動作を行う独立除菌運転モードとを備えることを特徴とする。
この場合において、前記連動運転モードにおいて前記除菌装置による前記除菌動作を停止させて前記空調動作を行う独立空調運転モードに移行させ、あるいは、前記独立空調運転モードにおいて前記除菌装置による前記除菌動作を開始させて前記連動運転モードに移行させるための操作指示をユーザに行わせるための切替操作部を備えていてもよい。前記独立除菌モードにおいて、前記制御部は、前記室内機に前記送風機による送風動作を行わせてもよい。
また、本発明は、圧縮機及び室外熱交換器を有した室外機と、送風機及び室内熱交換器を有した室内機とを連結配管で接続してなる空気調和装置であって、活性酸素種を含む電解水が浸透した気液接触部材を、前記室内機の前記送風機による空気の流路上に配置し、当該気液接触部材に浸透した電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置と、空調動作及び除菌動作を制御する制御部とを設け、この制御部による運転モードとしては、前記空調動作と前記除菌装置による前記除菌動作とを連動させる連動運転モードと、前記空調動作を行わずに前記除菌装置による前記除菌動作を行う独立除菌運転モードとを備える空気調和装置を制御する制御方法において、ユーザによって行われた空調動作指示あるいは除菌動作指示を検知する過程と、現在の運転状況を判別する過程と、現在の運転状況が運転停止中であり、かつ、前記空調動作指示を検知した場合に前記連動運転モードに移行させるとともに、現在の運転状況が運転停止中であり、かつ、前記除菌動作指示を検知した場合に前記独立除菌運転モードに移行させる過程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、空調動作と除菌装置による除菌動作とを連動させる連動運転モードと、除菌装置による除菌動作のみを行う独立除菌運転モードとを備えるため、操作性の向上を図りつつ、除菌動作のみを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態に係る空気調和装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、空気調和装置の一例として、四方向吹き出し型の天井埋込型空気調和装置について説明する。
図1に本実施の形態における空気調和装置100の概略構成を示す。本実施の形態の空気調和装置100は、室外ユニット(室外機)1と室内ユニット(室内機)2とを備えた分離型のヒートポンプ式空気調和装置である。室外ユニット1の室外冷媒配管10と室内ユニット2の室内冷媒配管34とが連結配管35を介して連結され、これら室外ユニット1および室内ユニット2は制御装置(制御部)8によって運転制御される。
室外ユニット1は、室外に設置されるもので、図1に示すように、室外冷媒配管10に圧縮機11が配設され、圧縮機11にはその吸込側にアキュムレータ12が接続され、その吐出側には四方弁13と室外熱交換器14と電動膨張弁15とが順に接続されている。また、室外ユニット1には、室外熱交換器14へ向かって送風する室外ファン16が配設されている。
室内ユニット2は、被調和室内に設置されるもので、図1に示すように、空気の吸込口31および吹出口32を備えた筐体20内に室内熱交換器21と、空気の吸込口31から吹出口32に向けて筐体20内に空気を導通させる送風ファン(送風機)22と、この送風ファン22により形成される筐体20内の空気導通経路内に配置され、室内熱交換器21により熱交換された空気に活性酸素種を含む電解水を接触させて空気の除菌を行う空気除菌部4とを備えている。
制御装置8は、図示せぬCPUと、ROMと、RAMとを備えている。CPUは、ROM内の制御プログラムに従って、空気調和装置100全体の制御を行う。ROMは、制御プログラムを含む制御用データをあらかじめ記憶している。RAMは、各種データを一時的に記憶する。
上記空気調和装置100では、四方弁13を切り替えることにより冷媒回路100aを流れる冷媒の流れを切り替えて冷房運転と暖房運転とを切り替えるよう構成されている。冷房運転時には図中に示す実線矢印の方向に冷媒が流れ、暖房運転時には波線矢印の方向に冷媒が流れる。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置に使用される室内ユニットが、天井に埋め込まれた状態を示す側部断面図である。また、図3は、図2に示す室内ユニット2の上下方向を逆にして分解した状態を示す分解斜視図である。
室内ユニット2は、図2に示すように、室内熱交換器21や制御装置8などを内包する筐体20と、この筐体20が天井空間に取り付けられた状態で、筐体20の下側に配置される化粧パネル30とで構成されている。
筐体20は、図3に示すように、下面(但し、図3において上方の面)が開口した略四角形の箱形に形成されている。筐体20は、室内熱交換器21に接続される室内冷媒配管34等を導くための切り込みが形成された一つの側板20eと、押し込まれたときに開口20dが形成されるノックアウトホール部20cが設けられた三つの側板20aとを備えている。ノックアウトホール部20cに形成された開口20dには、空気除菌部4等が取り付けられた除菌ユニット3が外側から差し込まれる。なお、本実施形態における室内ユニット2は、一つのノックアウトホール部20cのみに開口20dが形成され、一つの除菌ユニット3がはめ込まれるが、図3に示すように、その他のノックアウトホール部20cに開口20dを形成し、除菌ユニット3と同じ構成を備えた新たな除菌ユニット3Bを追加することも可能である。
この除菌ユニット3は、開口20dにはめ込まれてこの開口20dを閉鎖する板部3aを備え、この板部3aの内側には、空気除菌部4が取付金具61を介して取り付けられている。空気除菌部4は、取付金具61を介して取り付けられることにより、板部3aとの間に間隔が空けられる。板部3aの内側の側面には、発泡スチロール製の断熱体が設けられている。
一方、板部3aの外側には、後段に詳述する電解ユニット(電解手段)5、水道水制御弁46、逆止弁47、循環ポンプ49、電装基板(制御手段)40等が取り付けられている。この除菌ユニット3は、外側が外装カバー80で覆われる。
ここで、電装基板40は、図示せぬCPUと、ROMと、RAMとを備え、制御装置8に接続されている。CPUは、ROM内の制御プログラムに従って、電解ユニット5、水道水制御弁46、循環ポンプ49等の制御を行う。これにより、電装基板40は、制御装置8の指示に基づいて、水道水制御弁46を開閉して水道水流量を調節したり、電解ユニット5を通電させて電解水を生成させたり、循環ポンプ49を駆動させて電解水を循環させたりすることができる。ROMは、制御プログラムを含む制御用データをあらかじめ記憶している。RAMは、各種データを一時的に記憶する。
また、筐体20の四隅には、吊り金具103が取り付けられている。この筐体20は、図2に示すように、建屋の天井101に略四角形に形成された天井孔102から天井101の裏側に埋め込まれ、天井裏から垂下する吊りボルト104に吊り金具103が止着されることにより、天井空間に吊り下げられるようになっている。
化粧パネル30は、平面視において略四角形(略正方形)に形成されており、この化粧パネルによって筐体20の下面および天井孔102が覆われている。この化粧パネル30には、平面視における略中央部に位置する吸込口31と、化粧パネル30の四辺の近傍に、それぞれの辺に沿って長尺に形成された吹出口32とが形成されている。この吸込口31の内側、すなわち天井101裏側にはフィルタ33が装着されている。これにより、室内ユニット2は、この吸込口31から被調和室内の空気を筐体20の内部へ吸い込み、筐体20内で空気の熱交換を行った後、四つの吹出口32から被調和室内に向けて空気を四方向に吹き出すようになっている。
次に、筐体20の内部構成について、図1〜図3を用いて説明する。筐体20の側板20aの内面には、図2に示すように、発泡スチロール製の断熱体23が設けられている。また、筐体20の天板の内側20bにはモータ22aが固定され、このモータ22aのシャフトには羽根車22bが取り付けられており、これらが送風ファン22を構成している。この送風ファン22を取り囲むように、筐体20の側板20a及び側板20eに沿って略四角形状に曲げられた室内熱交換器21が上記発泡スチロール製の断熱体23の内側に配置されている(図3参照)。この室内熱交換器21には送風ファン22により吸込口31から吸い込まれた空気が供給され、室内熱交換器21により熱交換された空気が各吹出口32から吹き出されるように構成されている。
また、室内熱交換器21の下方には、図2に示すように、発泡スチロール製のドレンパン24が配置されている。このドレンパン24は、外周面が筐体20の内面に略設した状態で筐体20内に配置される。また、このドレンパン24には、化粧パネル30の吸込口31および吹出口32に対応する位置に吸込開口25及び吹出開口26が設けられている。吸込開口25は図3に示すように、略矩形に形成されたドレンパン24の中央に平面視略円形に形成されている。また、吹出開口26はドレンパン24の4辺に沿ってそれぞれ形成されている。
また、このドレンパン24には、室内熱交換器21の一隅に相当する位置にドレンポンプ27が配設され、ドレンパン24に貯留したドレン水はドレンポンプ27により汲み上げられて、室内ユニット2の外部に排出される。
一方、四角形状に折り曲げられた室内熱交換器21の側面の一部には、外側に空気除菌部4が隣り合うように、除菌ユニット3が配置されている。空気除菌部4は、室内熱交換器21の側面と、断熱体を備える除菌ユニット3の板部3aと、の間に配置されている。室内熱交換器21を流通した空気は、空気除菌部4を流通して除菌される。この除菌された空気は、空気除菌部4と板部3aとの間を下方に流れて、化粧パネル30に形成された吹出口32から、被調和室に吹き出される。
この空気除菌部4は、図4(A)に示すように、保水性の高いエレメント(気液接触部材)41と、このエレメント41の上部に配置される分散皿42と、エレメント41の下方に配置される電解水トレー43とを備える。エレメント41は、例えばアクリル繊維やポリエステル繊維等で作製された不織布で構成することができる。また、エレメント41の素材として、電解水に対する反応性の少ない素材が好ましく、他にポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、フッ素系樹脂(PTFE、PFA、ETFE等)、セルロース系材料またはセラミックス系材料等を用いることができる。
本実施の形態では、エレメント41に対して親水処理を施すことなどにより、電解水に対する親和性を高めている。これにより、エレメント41の電解水の保水性(湿潤性)が保たれ、電解水と導入された空気との接触が長時間持続される。
分散皿42は、その側面に電解水注入チューブ51が接続される接続口42aが形成されるとともに、当該電解水注入チューブ51を通じて供給された電解水を滴下して、エレメント41に分散させるための孔(不図示)が、上記分散皿42の底面に多数形成されている。
電解水トレー43は、エレメント41を通過し、流下した電解水を貯留可能とする。この電解水トレー43の底面には、電解水をドレンパン24(図2および図3参照)に導くドレン管44が接続されている。空気除菌部4は、取付金具61が電解水トレー43の両端を支持することによって板部3aに取り付けられる。
他方、電解水注入チューブ51は、電解ユニット5、水道水調整部6(図5参照)等を介して図示しない給水源に接続されている。この給水源は、水道水調整部6を介して電解ユニット5に水を供給できるものであればよく、例えば、水道水調整部6を水道管(図示略)に接続して、水道管を介して供給される市水(水道水)を給水源としてもよいし、例えば、水道水調整部6を給水槽(図示略)等と接続して、給水槽等に貯留された水を給水源としてもよい。ここで、給水槽等に貯留される水は水道水等のように、塩化物イオン等のイオン種が予め含有されている水であってもよいし、井戸水等のイオン種濃度の希薄な水であってもよい。以下、水道水調整部6を介して給水源から供給されるこれらの水を「水道水等」という。
電解水をエレメント41に供給する電解ユニット5は、図4(B)に示すように、給水源からの水道水等が供給される電解槽52と、この電解槽52の内部に少なくとも一対の電極53a、53bとを備えており、この電極53a、53bは、通電された場合、電解槽52に水道水調整部6を介して供給された所定のイオン種が添加された水道水等を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成させる。
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質のことであり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシルラジカル、或いは過酸化水素といった、いわゆる狭義の活性酸素に、オゾン、次亜ハロゲン酸等といった、いわゆる広義の活性酸素を含めたものとする。電解槽52はエレメント41に接近して配置され、電解水注入チューブ51を介して活性酸素種を含む電解水をただちにエレメント41に供給できるように構成される。
電極53a、53bは、例えばベースがTi(チタン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Pt(白金)から構成された2枚の電極板を用いることができる。
上記電極53a、53bにより水道水等に通電すると、カソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
の反応が起こり、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、水道水等に元々含有される塩化物イオンまたは薬剤添加部7により添加された塩化物イオン等が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、さらにこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となる。
この構成では、電極53a、53bに通電することにより、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)等が発生し、この次亜塩素酸等の活性酸素種を含んだ電解水が供給されたエレメント41に空気を通過させることにより、当該エレメント41を通過する空気中に浮遊するウィルス等を不活化させて、空気を除菌することができるとともに、このエレメント41で雑菌が繁殖することを防止することができる。また、臭気等のガス状物質もエレメント41を通過する際に、電解水に溶解したり、電解水中の次亜塩素酸等の活性酸素種と反応したりして、空気中から除去され、脱臭することができる。
この電極53a、53bに所定の電流密度の電流(例えば、20mA/cm2等)を通電すると、所定量の水道水等を電気分解して、所定の濃度の活性酸素種(例えば、遊離残留塩素濃度1mg/l等)を含む電解水を生成することができる。また、この電流値を変更することにより、電流値を小さくした場合には電解水の次亜塩素酸の濃度を低くすることができ、電流値を大きくした場合には電解水の次亜塩素酸の濃度を高くすることができる。
図5は、空気除菌部を通過する電解水の流れを示す系統図である。なお、図5では、矢印Gが示す方向を下方向とする。
電解ユニット5の上流側には、上述したように、水道水調整部6が接続され、この水道水調整部6は、水道水注入配管48を介して図示しない給水源に接続されている。
水道水調整部6は、接続管50、水道水制御弁46及び逆止弁47を備えている。電解ユニット5は、接続管50を介して水道水制御弁46に接続されており、水道水制御弁46は、逆止弁47に接続されている。この逆止弁47には、水道水注入配管48がコネクタ59を介して接続され、給水源から水道水が供給される。
水道水制御弁46は、電装基板40の制御に基づいて開閉動作を行い、開いているときに、給水源から供給された水道水等が電解ユニット5に流入する。
電解ユニット5から空気除菌部4に供給された電解水は、上述したように、電解水トレー43に貯留される。この電解水トレー43は、循環ポンプ49の吸込ノズル49Aが配置されており、循環ポンプ49を介して接続管50に接続されている。これにより、循環ポンプ49が駆動することによって、電解水トレー43に貯留された電解水を電解ユニット5に供給する。
電解水トレー43の下部に接続されたドレン管44は、電磁弁である流量制御弁45を備えている。これにより、流量制御弁45が開いたときに、電解水トレー43に貯留された電解水が、ドレン管44を流通する。このドレン管44は、ドレンパン24の上方に配置されており、ドレン管44を流通した電解水は、ドレン管44の下端からドレンパン24に流下する。
また、電解水トレー43には、貯留された電解水の水位を検知するフロートスイッチ54が設けられている。このフロートスイッチ54は、電装基板40に接続されている。電装基板40は、フロートスイッチ54が低水位(電解水を循環させるのに必要な水位以下)を検知したときに、水道水制御弁46を開き、水道水等を電解ユニット5に供給させる。
本実施形態では、空気除菌部4、電解ユニット5、循環ポンプ49及び水道水制御弁46によって、除菌ユニット(除菌装置)3の一部を構成している。
図6は、空気調和装置の主要構成を示すブロック図である。
制御装置8は、少なくとも、空気調和装置100の運転モードに応じた制御プログラムを格納し、室外ユニット1、電装基板40、送風ファン22等を制御するものである。
この制御装置8は、遠隔操作用のリモートコントローラ36(以下、「リモコン」という。)を介して、ユーザから各種指示が入力される。
制御装置8は、電装基板40に各種動作指示を行うことによって、電装基板40が電解ユニット5、フロートスイッチ54、水道水制御弁46、循環ポンプ49等を制御する。
フロートスイッチ54は、電解水トレー43内に予め定められた許可水位以上の電解水が有るか否か検出することにより、電解水トレー43内の水の有無を検出する。電装基板40は、フロートスイッチ54から水無しの検出信号が入力されると、水有りとなるまで、水道水制御弁46を開いて、電解ユニット5に水道水等を供給させる。
リモコン36は、ユーザが操作することによる操作指示を、指示信号として制御装置8に送信するための操作部であり、少なくとも、空調ボタン37と、除菌ボタン(切替操作部)38とを備えている。
空調ボタン37は、ユーザが操作することにより、制御装置8が室内ユニット2の空調動作を制御する。
図7は、空気調和装置による運転モードの状態遷移図である。
室内ユニット2による空調動作と除菌ユニット3による除菌動作とは連動しており、空調動作が停止しているときに空調ボタン37が操作されると、空調動作と除菌動作とを同時に行う連動運転モードに移行する。
室内ユニット2による空調動作が行われているときに空調ボタン37が操作されると、空調動作及び除菌動作を停止する運転停止モードに移行する。
除菌ボタン38は、ユーザが操作することにより、除菌ユニット3の除菌動作を操作する。
室内ユニット2による空調動作と除菌ユニット3による除菌動作とを行う連動運転モードで空気調和装置100が運転しているときに、除菌ボタン38が操作されると、空調動作のみを行う独立空調運転モードに移行する。
室内ユニット2による空調動作のみを行う独立空調運転モードで空気調和装置100が運転しているときに、除菌ボタン38が操作されると、空調動作及び除菌動作を行う連動運転モードに移行する。
空気調和装置100が運転停止モードで空調動作及び除菌動作を停止しているときに、除菌ボタン38が操作されると、室内ユニット2に送風ファン22による送風動作を行わせるとともに、除菌ユニット3に除菌動作を行わせる独立除菌運転モードに移行する。
空調動作を伴わずに除菌ユニット3による除菌動作を行う独立除菌運転モードで空気調和装置100が運転しているときに、除菌ボタン38が操作されると、運転停止モードに移行する。
次に、本実施の形態の空気調和装置100の動作を説明する。
ユーザによって、室内リモコン(不図示)等から運転開始指示が入力されると、図1に示すように、制御装置8は運転開始指示により指示された運転モード(冷房運転モード/暖房運転モード)に応じて、室外ユニット1の四方弁13を冷房側又は暖房側に切り替えて冷房運転又は暖房運転等の所定の空調運転を行う。
ここで、冷房運転を行う場合には、制御装置8は四方弁13を冷房側に切り替えることにより、図1に示す波線矢印の様に、冷媒回路100a中に冷媒を流して、室外熱交換器14を凝縮器として機能させ、室内熱交換器21を蒸発器として機能させる。そして送風ファン22を動作させて、室内ユニット2において吸込口31から被調和室内の空気を吸い込ませて室内熱交換器21により熱交換を行い、冷却した空気を空気除菌部4(図5参照)に供給させる。空気除菌部4に供給された空気は、吹出口32から被調和室内に向けて吹き出される。
一方、暖房運転を行う場合には、制御装置8は四方弁13を暖房側に切り替えることにより、図1に示す実線矢印の様に、冷媒回路100a中に冷媒を流して、室外熱交換器14を蒸発器として機能させ、室内熱交換器21を凝縮器として機能させる。そして、送風ファン22を動作させて、室内ユニット2において吸込口31から被調和室内の空気を吸い込ませて室内熱交換器21により熱交換を行い、加温した空気を空気除菌部4(図5参照)に供給させる。空気除菌部4に供給された空気は、吹出口32から被調和室内に向けて吹き出される。
上記のように、空調運転が行われると同時に、電装基板40は、水道水制御弁46を開いて水道水等を電解ユニット5に供給する。そして、電解ユニット5において所定量のイオン種が添加された水道水等を電気分解させて、次亜塩素酸等の所定の活性酸素種を含む電解水を生成させ、電解水を空気除菌部4に供給する。これにより、空気除菌部4に供給された電解水は、エレメント41に浸透する。このとき、空気除菌部4において、エレメント41に供給された空気は活性酸素種を含む電解水に接触して、除菌される。エレメント41に浸透した電解水は、電解水トレー43に流下し、貯留される。
本実施形態では、電装基板40は、水道水制御弁46を閉じて電解ユニット5への水道水等の供給を停止した場合であっても、循環ポンプ49を駆動することによって、電解水トレー43に貯留された電解水を電解ユニット5に供給させる。これにより、電解ユニット5が停止していても、空気除菌部4に電解水が供給される。このとき、フロートスイッチ54が低水位を検知すると、電装基板40は、水道水制御弁46を開き、水道水等を電解ユニット5に供給させる。
電解水トレー43に貯留された電解水は、電装基板40の制御に基づいて、流量制御弁45が開くことによって、ドレン管44の下端から室内熱交換器21のドレンパン24に流下する。ここで、電装基板40は、ユーザが選択して設定することにより、電解水トレー43に貯留された電解水を、間欠的(例えば、1時間毎等)にドレンパン24に流下させたり、常時ドレンパン24に流下させたりすることができる。ドレンパン24に流下した電解水は、ドレンパン24に貯留されたドレン水とともに、ドレンポンプ27によって外部に排水される。
図8に、リモコンが操作されたときの、室内ユニットの動作制御のフローチャートを示す。
空気調和装置100の電源が投入されると、制御装置8は、リモコン36が操作されたか否かを判別する(ステップS1)。
この判別の結果、リモコン36が操作されていない場合には(ステップS1:No)、制御装置8は、リモコン36が操作されるまでステップS1の処理を繰り返す。
一方、上記ステップS1の判別の結果、リモコン36が操作された場合には(ステップS1:Yes)、制御装置8は、空調ボタン37が操作されたのか否かを判別する(ステップS2)。
上記ステップS2の判別の結果、空調ボタン37が操作された場合には(ステップS2:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100が空調動作中であるか否かを判別する(ステップS3)。
この判別の結果、空気調和装置100が空調動作中である場合には(ステップS3:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、連動運転モードあるいは独立空調運転モードから運転停止モードに移行させ、空調動作及び除菌動作を停止する(ステップS5)。
一方、上記ステップS3の判別の結果、空気調和装置100が空調動作中でない場合には(ステップS3:No)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、独立除菌運転モードあるいは運転停止モードから連動運転モードに移行させ、空調動作及び除菌動作を行う(ステップS4)。
上記ステップS2において、空調ボタン37が操作されていない場合には(ステップS2:No)、制御装置8は、リモコン36の除菌ボタン38が操作されたのか否かを判別する(ステップS6)。
この判別の結果、除菌ボタン38が操作されたのではない、すなわち、空調ボタン37及び除菌ボタン38以外のその他のボタンが操作された場合には(ステップS6:No)、制御装置8は、操作されたその他のボタンに対応する処理を実行し(ステップS7)、リモコン36が操作されたときの一連の処理を終了する。
一方、上記ステップS6の判別の結果、除菌ボタン38が操作された場合には(ステップS6:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100が空調動作中であるか否かを判別する(ステップS8)。
この判別の結果、空気調和装置100が空調動作中である場合には(ステップS8:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100が除菌動作中であるか否かを判別する(ステップS9)。
この判別の結果、空気調和装置100が除菌動作中ではない場合には(ステップS9:No)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、独立空調運転モードから連動運転モードに移行させ、空調動作及び除菌動作を行う(ステップS11)。
一方、上記ステップS9の判別の結果、空気調和装置100が除菌動作中である場合には(ステップS9:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、連動運転モードから独立空調運転モードに移行させ、空調動作のみを行う(ステップS10)。
上記ステップS8において、空気調和装置100が空調動作中ではない場合には(ステップS8:No)、空気調和装置100が除菌動作中であるか否かを判別する(ステップS12)。
この判別の結果、空気調和装置100が除菌動作中である場合には(ステップS12:Yes)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、独立除菌運転モードから運転停止モードに移行させ、除菌動作を停止する(ステップS14)。
一方、上記ステップS12の判別の結果、空気調和装置100が除菌動作中ではない場合には(ステップS12:No)、制御装置8は、空気調和装置100の運転モードを、運転停止モードから独立除菌運転モードに移行させ、空調動作を伴わずに除菌動作を行う(ステップS13)。
以上の処理により、空調ボタン37が操作されると、制御装置8は、連動運転モードと運転停止モードとを切り替える。このとき、室内ユニット2による空調動作と、除菌ユニット3による除菌動作とが連動しているため、空調動作に連動させて除菌動作も行う、あるいは、空調動作の停止に連動させて除菌動作も停止させることができる。
また、空気調和装置100が空調動作中であるときに、除菌ボタン38が操作されると、制御装置8は、連動運転モードと独立空調運転モードとを切り替えるため、空調動作を維持した状態で、除菌ユニット3による除菌動作のみの実行/停止を切り替えることができる。より具体的には、連動運転モードにあるときに、除菌ボタン38が操作されると、独立空調運転モードに切り替え、独立空調運転モードにあるとき、除菌ボタン38が操作されると、連動運転モードに切り替えることができる。
さらに、空気調和装置100が空調動作中ではないときに、除菌ボタン38が操作されると、制御装置8は、運転停止モードと独立除菌運転モードとを切り替えるため、空調動作を伴わずに除菌ユニット3による除菌動作の実行/停止を切り替えることができる。より具体的には、運転停止モードにあるときに、除菌ボタン38が操作されると、独立除菌運転モードに切り替え、送風ファン22による送風動作と、除菌ユニット3による除菌動作とを行わせ、独立除菌運転モードにあるときに、除菌ボタン38が操作されると、運転停止モードに切り替えることができる。
本実施形態によると、空気調和装置100は、室内ユニット2による空調動作と除菌ユニット3による除菌動作とを連動させる連動運転モードを備えている。これにより、ユーザがリモコン36の空調ボタン37を一度押しただけで、空気調和装置100の運転モードが連動運転モードに移行し、空調動作が行われるとともに、この空調動作に連動して除菌ユニット3による除菌動作が行われる。このため、複数の操作を必要とすることなく、一度の操作だけで空調動作と除菌動作とを行わせることができ、操作性を向上させることができる。
また、空気調和装置100は、除菌ユニット3による除菌動作のみを行う独立除菌運転モードとを備えている。これにより、空気調和装置100が空調動作中でないときに、ユーザが除菌ボタン38を一度押しただけで、運転停止モードから独立除菌運転モードに切り替わり、室内ユニット2の送風ファン22による送風動作が行われるとともに、除菌ユニット3による除菌動作が行われるため、複数の操作を必要とすることなく、一度の操作だけで独立除菌運転モードに移行させることができ、操作性を向上させることができる。
さらに、独立除菌運転モードに移行したときに、室内ユニット2の送風ファン22を駆動することにより、除菌ユニット3のために専用の送風ファンを設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができる。
さらにまた、本実施形態によると、空気調和装置100は、空調動作中に除菌ボタン38が操作されることにより、連動運転モードと独立空調運転モードとを切り替えるため、空調動作を維持した状態で、除菌ユニット3による除菌動作のみの実行/停止を切り替えることができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態では、活性酸素種として次亜塩素酸を発生させる構成について説明したが、活性酸素種としてオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を発生させる構成としても良い。この場合、電極53a、53bとして白金タンタル電極を用いると、イオン種が希薄な水からでも、電気分解により高効率に安定して活性酸素種を生成できる。
このとき、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応と同時に、
3H2O→O3+6H++6e-
2H2O→O3+4H++4e-
の反応が起こりオゾン(O3)が生成される。またカソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
2 -+e-+2H+→H22
のように、電極反応により生成したO2 -と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H22)が生成される。
この構成では、電極53a、53bに通電することにより、殺菌力の大きいオゾン(O3)や過酸化水素(H22)が発生し、これらオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を含んだ電解水を作ることができる。そして、この電解水中におけるオゾンもしくは過酸化水素の濃度を、対象ウィルス等を不活化させる濃度に調整し、この濃度の電解水が供給されたエレメント41に空気を通過させることにより、空気中に浮遊する対象ウィルス等を不活化することができる。また、臭気等のガス状物質もエレメント41を通過する際に、電解水に溶解したり、電解水中のオゾンまたは過酸化水素と反応したりすることにより、空気中から除去されるため、脱臭することができる。
また、上記実施形態では、空気調和装置の一例として、四方向吹き出し型の天井埋込型空気調和装置について説明しているが、これに限定されず、一方向や二方向の空気調和装置であってもよく、さらには、壁掛型空気調和装置等、天井埋込型でなくてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、循環ポンプ49を備えることにより、空気除菌部4を通過する電解水を循環させて再利用しているが、これに限定されず、循環ポンプ49を備えることなく、空気除菌部4を通過した電解水を循環して再利用させることなく排水していてもよい。
上記実施形態では、独立空調運転モードと連動運転モードとを切り替えて、空調動作中に除菌動作の実行/停止を切り替える操作ボタンと、独立除菌運転モードと運転停止モードとを切り替えて、空調動作していないときに除菌ユニット3単独による運転/停止を操作する操作ボタンと、を除菌ボタン38として共通のボタンとしているが、これに限定されず、個別のボタンとしてそれぞれリモコン36に設けてもよい。
第1実施形態における空気調和装置の概略構成を示す図である。 室内ユニットを示す断面図である。 室内ユニットを示す分解斜視図である。 (A)は空気除菌部を示す斜視図であり、(B)は電解槽の構成図である。 空気除菌部を通過する電解水の流れを示す系統図である。 空気調和装置の主要構成を示すブロック図である。 空気調和装置による運転モードの状態遷移図である。 リモコンが操作されたときの、室内ユニット2の動作制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 室外ユニット(室外機)
2 室内ユニット(室内機)
3 除菌ユニット(除菌装置)
8 制御装置(制御部)
11 圧縮機
14 室外熱交換器
21 室内熱交換器
22 送風ファン(送風機)
35 連結配管
41 エレメント(気液接触部材)
100 空気調和装置

Claims (4)

  1. 圧縮機及び室外熱交換器を有した室外機と、送風機及び室内熱交換器を有した室内機とを連結配管で接続してなる空気調和装置であって、
    活性酸素種を含む電解水が浸透した気液接触部材を、前記室内機の前記送風機による空気の流路上に配置し、当該気液接触部材に浸透した電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置と、空調動作及び除菌動作を制御する制御部とを設け、この制御部による運転モードとしては、前記空調動作と前記除菌装置による前記除菌動作とを連動させる連動運転モードと、前記空調動作を行わずに前記除菌装置による前記除菌動作を行う独立除菌運転モードとを備えることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記連動運転モードにおいて前記除菌装置による前記除菌動作を停止させて前記空調動作を行う独立空調運転モードに移行させ、あるいは、前記独立空調運転モードにおいて前記除菌装置による前記除菌動作を開始させて前記連動運転モードに移行させるための操作指示をユーザに行わせるための切替操作部を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記独立除菌モードにおいて、前記制御部は、前記室内機に前記送風機による送風動作を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 圧縮機及び室外熱交換器を有した室外機と、送風機及び室内熱交換器を有した室内機とを連結配管で接続してなる空気調和装置であって、
    活性酸素種を含む電解水が浸透した気液接触部材を、前記室内機の前記送風機による空気の流路上に配置し、当該気液接触部材に浸透した電解水に空気を接触させて除菌する除菌装置と、空調動作及び除菌動作を制御する制御部とを設け、この制御部による運転モードとしては、前記空調動作と前記除菌装置による前記除菌動作とを連動させる連動運転モードと、前記空調動作を行わずに前記除菌装置による前記除菌動作を行う独立除菌運転モードとを備える空気調和装置を制御する制御方法において、
    ユーザによって行われた空調動作指示あるいは除菌動作指示を検知する過程と、
    現在の運転状況を判別する過程と、
    現在の運転状況が運転停止中であり、かつ、前記空調動作指示を検知した場合に前記連動運転モードに移行させるとともに、現在の運転状況が運転停止中であり、かつ、前記除菌動作指示を検知した場合に前記独立除菌運転モードに移行させる過程と、
    を備えたことを特徴とする空気調和装置の制御方法。

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