JP2009074735A - 空気調和装置 - Google Patents

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弘幸 小林
Takuro Nishihara
卓郎 西原
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Hiroaki Usui
宏明 薄井
Toru Arakawa
徹 荒川
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Abstract

【課題】電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことのできる空気除菌機能を有する空気調和装置を提供する。
【解決手段】室内熱交換器21と、室内熱交換器のドレン水を受けるドレンパン23と、室内熱交換器21に送風する送風機22とを室内ユニット2に備え、空気調和運転を行う空気調和装置100に、送風機22の送風経路上に配置され、電解水が供給される気液接触部材41と、気液接触部材41から排出される電解水を受けて、底部に設けられる排出部46を介してドレンパン23に電解水を排出する電解水トレイ43と、排出部46とドレンパン23の底部との間に介在し、排出部46から排出される電解水を伝わらせながらドレンパン23に導く電解水導水部90とを設ける。
【選択図】図9

Description

本発明は、電解水を用いて細菌、ウィルス、真菌等の空中浮遊微生物(以下、単に「ウィルス等」という)の除去が可能な空気除菌装置が取り付けられる空気調和装置に関する。
従来、ウィルス等の除去を目的として、空気中に電解水ミストを拡散させて、この電解水ミストをウィルス等に直接接触させ、ウィルス等を不活化する除菌装置が提案されている。この除菌装置では、空気中に電解水ミストを拡散させるために、次亜塩素酸を含む電解水を不織布からなる加湿エレメント(気液接触部材)に供給して浸透させ、送風機により加湿エレメントに送風することにより、加湿エレメントの水分を放出させるようになっている。近年、このような除菌装置を備えた空気調和装置についても知られている(例えば、特許文献1参照)。空気調和装置に除菌装置を組み込む場合、加湿エレメントから排出される電解水を室内熱交換器のドレンパンに滴下させるようにすれば、部品点数の増加を抑えることができる。
ところで、除菌装置において空気除菌運転が行われている間は、除菌効果を有する電解水が加湿エレメントに供給されるため、加湿エレメントに対する細菌、真菌(カビ)等の発生、増殖は防止されている。このため、空気除菌運転を停止させている間も、定期的に電解水を加湿エレメントに供給し、細菌、真菌等の発生を防止すべくクリーニング運転を行うことが好ましい。
特開2002−181358号公報
しかしながら、上記のクリーニング運転もしくは空気除菌運転停止直後の送風機の弱回転モードによる送風運転を行った場合、加湿エレメントから排出される電解水がドレンパンに滴下する際の音(以下、「滴下音」という。)がユーザに聞こえる場合がある。これは、クリーニング運転時には送風機が停止しておりもしくは送風機の弱回転モードによる運転のため、電解水の滴下音が送風機の送風音によりマスキングされなくなるもしくはされにくくなるためである。このため、ユーザによってはこの滴下音が耳障りな音となることが想定されるとともに、ユーザに対して水漏れなどの懸念を抱かせる恐れもある。
本発明の課題は、電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことのできる空気除菌機能を有する空気調和装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の空気調和装置は、室内熱交換器と、前記室内熱交換器のドレン水を受けるドレンパンと、前記室内熱交換器に送風する送風機とを室内ユニットに備え、空気調和運転を行う空気調和装置において、前記送風機の送風経路上に配置され、電解水が供給される気液接触部材と、前記気液接触部材から排出される電解水を受けて、排出部を介してドレンパンに前記電解水を排出する電解水トレイと、前記排出部とドレンパンの底部との間に介在し、前記排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く電解水導水部とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、空気調和装置の室内ユニットには電解水が供給される気液接触部材が、室内ユニットが備える送風機の送風経路上に配置されるので、室内ユニットに導入された空気に電解水を接触させてウィルス等を不活化させること等により空気を除菌させることができる。このとき、気液接触部材から排出された電解水は電解水トレイに受けられ、電解水トレイの底部に設けられた排出部を介してドレンパンに電解水が排出されるので、室内ユニットのドレンパンを室内熱交換器と気液接触部材とで共通化して部品点数の増加を抑えることができる。
そして、電解水導水部が電解水トレイの排出部と、ドレンパンの底部との間に介在し、排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く。このため、ドレンパンには電解水が滴下/落下されるのではなく、電解水導水部を伝って電解水が導入されるため、電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことができ、送風機が停止している場合にも耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止することができる。
ここで、音を消すとは、音を聞こえにくくすることを含み、ユーザに対して耳障りな音と認識されない程度に音を聞こえにくくすることを含む。
上記構成において、前記電解水導水部は、前記排出部とドレンパンの底部とに近接又は当接する壁面を有し、前記排出部から排出された電解水をこの壁面を伝わらせながらドレンパンに導くようにしてもよい。
上記構成によれば、排出部とドレンパンの底部とに近接又は当接する壁面を伝わらせながら、電解水を排出部からドレンパンに導くことができる。
上記構成において、前記電解水導水部は、カップ状に形成され、前記電解水を貯留する貯留部と、一端側が前記貯留部の壁面に連設されるとともに他端側が排出部と当接又は近接して配置され、前記排出部から排出された電解水を伝わらせながら前記貯留部に導く導水部と、前記貯留部の壁面に形成され、当該貯留部に所定量以上貯留された電解水をドレンパンに導出させるスリットと、を有し、前記貯留部の底部がドレンパンの底面に当接又は近接するように配置されるようにしてもよい。
上記構成によれば、排出部から排出された電解水は、この排出部に他端側が当接又は近接して配置されるトレイ連接部を伝って、このトレイ連接部の一端側に到達し、貯留部の壁面を伝いながら、カップ状に形成された貯留部に一旦貯留される。貯留部の壁面にはスリットが形成されており、貯留部に所定量以上貯留された電解水はこのスリットを介して貯留部から導出する。この際、貯留部の底部がドレンパンの底面に当接又は近接するように配置されるので、貯留部から導出した電解水は、貯留部の外壁面を伝ってドレンパンに導入されることになる。このため、電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことができ、送風機が停止している場合にも、耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止することができる。
この場合において、前記貯留部にはフィルタ部材が収容されるようにしてもよい。
この構成によれば、貯留部にフィルタ部材を収容することにより、フィルタ部材により電解水がトレイ連接部を伝って貯留部に導入される際の音をより確実に消すことができる。
また、この場合において、前記フィルタ部材は前記電解水に含まれるスケール成分を除去するものとすると好ましい。
この構成によれば、電解水にスケール成分が含まれる場合、このスケール成分をフィルタ部材で除去してドレンパンにスケール成分が排出されるのを防止することができる。
また、上記いずれかの構成において、前記電解水導水部は、前記電解水トレイおよびドレンパンに対して脱着自在にドレンパンに取り付けられるようにしてもよい。
上記構成によれば、電解水導水部は電解水トレイとドレンパンに対して着脱自在にドレンパンに対して取り付けられるので、例えば、既存の電解水トレイやドレンパンに対して、この電解水導水部を後付けすることができる。また、電解水導水部を部品として用いることができ、既存の電解水トレイやドレンパンの構成を変化させることなく、この電解水導水部のみを設計することができ、電解水トレイの構成やドレンパンの構成を変化させる場合と比較して、コストを低減することができる。
また、上記いずれかの構成において、前記室内ユニットにおいて、前記空気調和運転を停止している間に前記気液接触部材に前記電解水を供給し、前記気液接触部材の洗浄を行うクリーニング運転が行われることが好ましい。
上記構成によれば、空気調和運転を停止している間に、気液接触部材に電解水を供給し、気液接触部材の洗浄を行うクリーニング運転を行うので、気液接触部材に細菌、真菌等が発生するのを防止して、気液接触部材の長寿命化を図ることができる。また、電解水導水部を伝って電解水がドレンパンに導入されるため、電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことができるので、送風機を停止させた場合にも耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止した上でクリーニング運転を行うことができる。
また、本発明の空気調和装置は、室内熱交換器と、前記室内熱交換器のドレン水を受けるドレンパンと、前記室内熱交換器に送風する送風機とを収容する筐体が被調和室の天井面に形成された開口部に配置される室内ユニットを備え、空気調和運転を行う空気調和装置であって、前記筐体には、電解水が供給される気液接触部材と、この気液接触部材から排出される電解水を受けて、底部に設けられる排出部を介してドレンパンに前記電解水を排出するための電解水トレイとを有する空気除菌装置を、前記気液接触部材が前記送風機の送風経路上に配置されるように取り付けるための空気除菌装置取付部が設けられ、前記空気除菌装置取付部に、前記空気除菌装置が取り付けられた場合、ドレンパンには、前記排出部とドレンパンの底部との間に介在し、前記排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く電解水導水ユニットが取り付けられること、を特徴とする。
上記構成によれば、空気除菌装置は、電解水が供給される気液接触部材と、この気液接触部材から排出される電解水を受けて、底部に設けられる排出部を介して筐体内に備えられるドレンパンに電解水を排出するための電解水トレイとを有している。
室内ユニットの筐体には空気除菌装置取付部が設けられている。この空気除菌装置取付部は、空気除菌装置が有する気液接触部材が室内ユニットに備えられる送風機の送風経路上に配置されるように、空気除菌装置を取り付けることができるようにしたものである。このため、室内ユニットにこの空気除菌装置取付部を設けることにより室内ユニットを空気除菌装置が取り付けられない標準仕様のものと、空気除菌装置が取り付けられるオプション仕様のものとにおいて多くの部品を共通化することができ、コストの低減を図ることができる。
また、空気除菌装置取付部に空気除菌装置が取り付けられた場合、室内ユニットのドレンパンには、電解水トレイの底部に設けられた排出部と、ドレンパンの底部との間に介在し、排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く電解水導水ユニットが取り付けられるので、空気除菌装置取付部に空気除菌装置が取り付けられるオプション仕様の空気調和装置とした場合にも、ドレンパンを空気除菌装置が取り付けられない標準仕様のものと共通化することができ、コストの低減を図ることができる。
また、ドレンパンにこの電解水導水部を取り付けることにより、ドレンパンに排出部から電解水が滴下されるのを防止し、電解水導水部を伝って電解水が導入されるようにすることができるため、電解水がドレンパンに排出される際の音を消すことができ、送風機が停止している場合にも、耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止することができる。また、このようにドレンパンに電解水導水部を取り付けることで、簡易に電解水の滴下音が発生するのを防止することができる。
本発明によれば、電解水導水部が電解水トレイの排出部と、ドレンパンの底部との間に介在し、排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く。このため、ドレンパンには電解水が滴下されるのではなく、電解水導水部を伝って電解水がもしくは弱回転モードによる送風運転を行っている場合にも耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を説明する。図1に、本実施の形態の空気調和装置100の概略構成を示す。図1に示す空気調和装置100は、四方向吹き出し型の天井埋込型空気調和装置である。
まず、図1を参照して空気調和装置100の概略構成を説明する。この空気調和装置100は、被調和室の外に設置される室外ユニット1と、被調和室内に設置される室内ユニット2とを備えた分離型のヒートポンプ式空気調和装置であり、室内ユニット2が配置された被調和室を空調(冷房及び暖房)するものである。
室外ユニット1は、図1に示すように、室外冷媒配管10に圧縮機11が配設され、この圧縮機11には、その吸込側にアキュムレータ12が接続され、その吐出側には四方弁13と室外熱交換器14と電動膨張弁15とが順に接続されている。また、室外ユニット1には、室外熱交換器14へ向かって送風する室外ファン16が配設されている。
室内ユニット2は、筐体20内に、室内熱交換器21と、空気の吸込口31から吹出口32に向けて筐体20内に空気を導通させる送風機22とを備え、室内熱交換器21の下方には室内熱交換器21において結露したドレン水(結露水)を受けるドレンパン23が設けられている。
さらに、室内ユニット2には、送風機22により筐体20内に導入される空気を除菌する空気除菌装置150が筐体20にオプション装置として取り付けられている。
この空気除菌装置150は、送風機22の送風経路上に配置され、室内ユニット2に導入される空気に活性酸素種を含む電解水を接触させて空気の除菌を行う空気除菌ユニット4と、水道水等の所定のイオン種を含む水を電気分解し、活性酸素種を含む電解水を生成して空気除菌ユニット4に供給する電解水生成ユニット5と、制御ユニット6とを備える。
室外ユニット1の室外冷媒配管10と室内ユニット2の室内冷媒配管33とは連結配管34を介して連結されている。
空気調和装置100では、四方弁13を切り換えることにより冷媒回路100aを流れる冷媒の流れを切り換えて冷房運転と暖房運転とを切り換えるようになっている。冷房運転時には図中に示す実線矢印の方向に冷媒が流れ、暖房運転時には破線矢印の方向に冷媒が流れる。
室内ユニット2には、室内ユニット2および室外ユニット1の各種動作を制御する制御基板7が設けられており、制御基板7では、リモコン装置等から入力された空調指示信号に基づき、冷房運転時には、四方弁13を冷房運転側に切り換えるように制御し、暖房運転時には四方弁13を暖房運転側に切り換えるように制御する。これにより、冷房運転時には圧縮機11から吐出された高圧の冷媒がアキュムレータ12を経て室外熱交換器14に達し、室外熱交換器14において凝縮されて電動膨張弁15に送られる。この高圧の冷媒は電動膨張弁15を通過して膨張し、室内熱交換器21において気化された後に圧縮機11の吸込側に戻る。一方、暖房運転時には、圧縮機11から吐出された高圧の冷媒が室外冷媒配管10を経て室内熱交換器21に送られ、室内熱交換器21において凝縮し、電動膨張弁15に送られる。この冷媒は電動膨張弁15において膨張して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14で気化して、四方弁13を介してアキュムレータ12に送られ、圧縮機11の吸込側に戻る。
また、制御基板7は、空気除菌装置150の制御ユニット6に対して空気除菌運転開始信号、空気除菌運転停止信号等の各種制御信号を送信し、空気除菌装置150に対して空気除菌運転を開始させたり停止させたりする。
本実施の形態では、冷房運転や暖房運転などの空気調和運転と空気除菌運転とが連動して行われるようになっており、制御基板7は空気調和運転を開始するとともに制御ユニット6に対して空気除菌運転開始信号を送り、空気除菌装置150に空気除菌運転を行わせる。また、制御基板7は空気調和運転を停止させる際、制御ユニット6に対して空気除菌運転停止信号を送信し、空気除菌装置150に空気除菌運転を停止させる。但し、制御ユニット6は、制御基板7から空気除菌運転開始信号を受信すると、電解水生成ユニット5に電解水を生成させて空気除菌ユニット4に供給させるように制御し、空気除菌運転停止信号を受信すると電解水生成ユニット5に電解水の生成および空気除菌ユニット4に対する電解水の供給を停止させるように制御する。これにより、空気除菌装置150において空気除菌運転が開始されると、電解水生成ユニット5において生成された電解水は空気除菌ユニット4に供給される。空気除菌ユニット4には、送風機22により筐体20内に導入された空気が送風される。空気除菌ユニット4において空気が電解水に接触すると、空気中のウィルス等が不活化されることなどにより空気が除菌される。そして、除菌後の空気が送風機22により吹出口32を介して被調和室に送風される。
また、制御ユニット6は、図示しない計時手段を備えており、空気除菌運転を停止させた後、所定の時間が経過する毎に、クリーニング運転を行うように制御する。クリーニング運転時には、制御ユニット6の制御の下、電解水生成ユニット5では空気除菌運転時よりも濃い活性酸素種濃度の電解水を生成して、空気除菌ユニット4に供給することを一定時間行う。クリーニング運転を所定の時間間隔で定期的に行うことにより、空気除菌ユニット4に対して除菌効果を有する電解水を供給して、空気除菌ユニット4における細菌、真菌等の発生、増殖を抑制することができる。但し、クリーニング運転が行われる間、空気調和運転も停止状態にあるため、送風機22の送風は停止されている。
なお、図1には1台の室外ユニット1に対して、1台の室内ユニット2が接続された状態を示しているが、本実施の形態の空気調和装置100は、1台の室外ユニット1に対して、複数台の室内ユニット2を連結配管34を介して接続することができる。この場合、複数台の室内ユニット2を制御する集中制御装置8が設けられ、制御基板7は、集中制御装置8から送られる制御信号に基づいて、室内ユニット2内の各種制御動作を行う。
次に、室内ユニット2の具体的構成例を図2および図3を参照して説明する。但し、図2は室内ユニット2の筐体20が天井に埋め込まれた状態を示す側断面図である。また、図3は筐体20の内部の構成を示す分解斜視図である。なお、図3では、図2に対して上下方向を逆に示している。
室内ユニット2は、図2に示すように、室外ユニット1が設置される建屋の天井板101に略四角形に形成された天井孔102(開口部)に、被調和室側から天井板101の裏側に埋め込まれ、天井裏から垂下する吊りボルト103に吊り金具104が止着されることにより、天井空間に吊り下げられるようになっている。筐体20の下面(被調和室側)は開口しており、この開口面には化粧パネル30が装着されている。
化粧パネル30は平面視において略矩形、より具体的には略正方形に形成されており、この化粧パネル30によって筐体20の開口面および天井孔102の周囲が覆われている。また、化粧パネル30には、平面視における略中央部に位置する吸込口31と、化粧パネル30の四辺の近傍に、それぞれの辺に沿って長尺に形成された吹出口32とが形成されている。吹出口32は、筐体20の側板20a(20e)(図3参照)にほぼ平行に延びており、室内熱交換器21を通過した空気が効率よく排出される構成となっている。
また、吸込口31には吸込グリル31aが脱着自在に取り付けられ、吸込グリル31aの内側、すなわち天井板101の裏側には、この吸込口31を通じて筐体20内に流入する空気中に含まれる塵埃を除去するフィルタ35が装着されている。本構成では、室内ユニット2は、この吸込口31から被調和室内の空気を筐体20の内部へ吸い込み、筐体20内で空気の熱交換を行った後、四つの吹出口32から被調和室内に向けて空気を四方向に吹き出すようになっている。
筐体20の側板20aおよび天板20bの内面には、発泡スチロール製の断熱体24が設けられている。また、筐体20の天板20bの内側には、モータ22aが固定され、このモータ22aのシャフトには羽根車22bが取り付けられており、これらが送風機22を構成している。この送風機22を取り囲むように曲げられた室内熱交換器21が上記発泡スチロール製の断熱体24の内側に配置されている(図3参照)。図3に示すように、室内熱交換器21は、ホームベース状の略五角形状に折り曲げられており、後述するノックアウトホール部20eが設けられる3枚の側板20aに対向する面は平らになっている。この室内熱交換器21には、送風機22により吸込口31から吸い込まれた空気が送風され、室内熱交換器21により熱交換された空気が各吹出口32から吹き出されるように構成されている。
室内熱交換器21の下方には、室内熱交換器21から流下する結露水(ドレン水)を受ける発泡スチロール製のドレンパン23が配置されている。ドレンパン23には、図2および図3に示すように、化粧パネル30の吸込口31に対応する位置に吸込開口25が形成されている。吸込開口25は、略矩形に形成されたドレンパン23の中央に平面視略円形に形成されている(図3参照)。一方、吹出口32に対応する位置には、ドレンパン23の側部が内側に切り欠かれた吹出切欠部26が形成されている。この吹出切欠部26から上述した吹出口32を通って、被調和室内に向けて空気が吹き出される。
ドレンパン23には、図3に示すように、室内熱交換器21の一隅部に相当する位置にドレンポンプ27が配設され、ドレンパン23に貯留したドレン水はドレンポンプ27により汲み上げられる。ドレンポンプ27により汲み上げられたドレン水は、ドレンホース接続口28に接続されドレンホース(図示略)を通じて、室内ユニット2の外部に排出される。
また、ドレンパン23の下部には、図3に示すように、電装箱70が配置されており、この電装箱70内に制御基板7が収容される。
一方、これらの室内熱交換器21、送風機22、ドレンパン23等を収容する筐体20は、図2および図3に示すように、被調和室側の面(図2では下側の面)が開口した多角形状の箱形に形成されている。具体的には、図3に示すように、筐体20は、上述の略長方形の3枚の側板20aと、同じく略長方形の1枚の側板20cと、これら側板20a、20cが接続される天板20bとを備える。上記各側板20a、20cの間には、それぞれ別の平板20dが介在されている。
図3に示すように、3枚の側板20aには、それぞれノックアウトホール部20e(空気除菌装置取付部)が形成されている。このノックアウトホール部20eは、側板20aの一部を構成する一枚の板により塞がれた略長方形の孔であり、必要に応じて押し込むことにより上記孔を塞ぐ板が脱落して開口部20fが形成される。この開口部20fには、空気除菌ユニット4を外側から差し込むことにより、上述した空気除菌装置150が取り付けられる。本実施形態では、3枚の側板20aのうち、ドレンポンプ27が配設される一隅部に近接する1枚の側板20aのノックアウトホール部20eを開口させ、この開口部20fに空気除菌装置150が取り付けられている。このように、3枚の側板20aには、すべてノックアウトホール部20eが形成されているため、3枚の側板20aのうち任意の側板20aに空気除菌装置150を取り付けることが可能となり、室内ユニット2が設置される周囲の環境に応じて、空気除菌装置150の取付位置を選択することができる。
但し、側板20cの一端側には、室内ユニット2内の室内熱交換器21に接続される室内冷媒配管33等を導くための切欠部20gが形成され、他端側には、後述するドレンポンプ27によって汲み上げられたドレン水を外部に排出するためのドレンホース接続口28が設けられている。
次に、空気除菌装置150について説明する。図4は、空気除菌装置150を筐体20の内側に配置される側から見た斜視図であり、図5は、空気除菌装置150を筐体20の外側に配置される側から見た斜視図である。
空気除菌装置150は、図4及び図5に示すように、筐体20の側板20aの開口部20f(図3)を塞ぐベース板3(板状部材)を備え、このベース板3の筐体20の内側に臨む面3Aに空気除菌ユニット4が配置され、このベース板3の筐体20の外側に臨む面3Bに電解水生成ユニット5と、この電解水生成ユニット5を制御する制御ユニット6とが配置されている。本構成では、筐体20の外側から、開口部20fに空気除菌ユニット4を差し込み、ベース板3と側板20aとを固定して室内ユニット2に取り付けることで、開口部20fが閉鎖される。
図4に示す空気除菌ユニット4は、保水性の高いエレメント41(気液接触部材)と、このエレメント41の上部に取り付けられる分散皿42と、エレメント41の下部に取り付けられる電解水トレイ43とを備える。空気除菌ユニット4は、図4に示すように、取付金具44により、ベース板3との間に所定の間隔を空けた位置で当該ベース板3に支持されており、このベース板3と空気除菌ユニット4との間には、発泡スチロール製の断熱体45が設けられている。
空気除菌ユニット4を開口部20fに差し込んで固定した状態では、図2に示すように、空気除菌ユニット4が室内熱交換器21に隣り合うように位置する。この空気除菌ユニット4は、室内熱交換器21の外側に位置するので、送風機22によって送風され、室内熱交換器21を通過した空気が空気除菌ユニット4のエレメント41に吹き付けられる。この空気は、エレメント41を通ることにより除菌され、空気除菌ユニット4とベース板3との間を下方に流れて、化粧パネル30に形成された吹出口32から、被調和室に吹き出される。また、ベース板3には、断熱体45が配設されており、エレメント41を通った空気は、断熱体45と空気除菌ユニット4との間を下方に流れるので、空気除菌装置150における空気の温度変化は最小限に抑えられるようになっている。
エレメント41は、例えば、アクリル繊維やポリエステル繊維等で作成された不織布(フィルタ部材、濾材)で構成される。エレメント41の素材としては、電解水に対する反応性の少ない素材が好ましく、上記のアクリル繊維、ポリエステル繊維の他、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、フッ素系樹脂(PTFE、PFA、ETFE等)、セルロース系材料またはセラミックス系材料等を用いることができる。
本実施形態では、エレメント41に親水処理を施すことなどにより、電解水に対する親和性を高めている。これにより、エレメント41における保水性・湿潤性が保たれ、エレメント41に導入された空気を確実に電解水に接触させて空気の除菌効率を高めている。また、エレメント41の上方にはエレメント41と同様の素材を用いて構成される分流シートが載置されており、分流シートを介して電解水をエレメント41に滴下することによって、エレメント41の全域に電解水を浸透させることができるようになっている。
分散皿42は、図4に示すように、後述する電解ユニット51から電解水注入チューブ52(供給管)を介して供給される電解水を、エレメント41に滴下させるものである。この分散皿42の長手方向の一端部42Aには、電解水注入チューブ52が接続される接続口42Bが形成されている。
また、分散皿42の底面には、電解水をエレメント41に滴下し、エレメント41に分散・浸潤させるための孔(図示略)が、多数形成されている。この分散皿42からエレメント41に分流シートを介して電解水を滴下することで、エレメント41全体に均一に電解水が供給される。電解水注入チューブ52は、電解ユニット51において生成された電解水を分散皿42に導く管である。
電解水トレイ43は、分散皿42からエレメント41に供給された電解水がエレメント41から流下(排出)した場合に、この電解水を受けるためのトレイである。電解水トレイ43は、エレメント41よりも長手方向(幅方向)に長く形成され、この電解水トレイ43の両端部43A、43Bはそれぞれエレメント41の両端よりも突出している。一方の端部43Aの底部には電解水を外部に排出するための排出部46が設けられている。電解水トレイ43で受けた電解水は、この排出部46を通じて図6〜図9に示すスケールフィルタユニット90(電解水導水部)を介してドレンパン23上に排出される。
排出部46は、電解水トレイ43の一方の端部43Aの底面に形成された排水口(図示略)に連設して下方に突出する略直方体形状の樋状部46A46Aを有しており、この樋状部46A46Aの一面は開口している。この樋状部46A46Aは図7および図9に示すようにスケールフィルタユニット90に導入されている。
以下、図6〜図9を参照してスケールフィルタユニット90の具体的な構成例について説明する。但し、図6はスケールフィルタユニット90の構成を示す分解斜視図であり、図7はスケールフィルタユニット90がドレンパン23に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図8はスケールフィルタユニット90がドレンパン23に取り付けられた状態を示す平面図であり、図9はスケールフィルタユニット90がドレンパン23に取り付けられた状態を空気除菌ユニット4とともに示す断面図である。
図6、図7、図9に示すように、スケールフィルタユニット90は、カップ状に形成され、電解水を貯留する貯留部91と、一端側がこの貯留部91に連設するとともに他端側が排出部46の樋状部46Aに近接して配置される導水部92と、この導水部92の他端側に連設するとともにドレンパン23に係止される係止部93とを有している。
図6に示すように、貯留部91は平面視において略台形に形成されており、略台形に形成された底面91aの周縁に立設された五つの壁面のうち、一の壁面91bの上端には導水部92の一端側が連設しており、この一の壁面91bに対向する他の壁面91cにはこの壁面91cの上端から貯留部91の底面91aに向かう方向に長尺に切り欠かれたスリット94が形成されている。貯留部91に貯留された電解水が所定量以上となった場合、このスリット94を介して電解水が貯留部91から導出し、このスリット94が形成された壁面91cを伝ってドレンパン23に排出される。本実施の形態では、図9に示すように、この貯留部91はドレンパン23の底面23aに載置されており、係止部93によりドレンパン23に係止されることで、スケールフィルタユニット90がドレンパン23に取り付けられている。
導水部92は、一端側が貯留部91の一の壁面91bの上端に連設するとともに所定の傾斜角度を有する傾斜面92aを有している。この傾斜面92aには排出部46の樋状部46Aが当接されており、排出部46の樋状部46Aから排出された電解水は、この傾斜面92aを介して貯留部91の一の壁面91bを伝って貯留部91内に流入するようになっている。
また、傾斜面92aの他端縁には傾斜面92aから立設する立設面92bが設けられている。また、傾斜面92aの側端縁には貯留部91から延設される壁面92cが当設されている。この立設面92bおよび壁面92cにより、電解水は貯留部91に誘導される。傾斜面92aの他端縁に立設された立設面92bの上端には係止部93が連設されている。
係止部93の一端は傾斜面92aの他端に立設された立設面92bの上端に連接して設けられる。係止部93は、ドレンパン23の角Aを構成する二辺23b、23cにそれぞれ係止される第一の係止部93aと第二の係止部93bとを有している。第一の係止部93aおよび第二の係止部93bはそれぞれ断面視において略L字状に形成されており、ドレンパン23の縁に引っ掛けられるようにして係止される。このように、ドレンパン23の角Aを構成する二辺23b、23cに第一の係止部93aと第二の係止部93bにより係止させることで、スケールフィルタユニット90を二方向から固定し、ドレンパン23の底面23aに載置された貯留部91がドレンパン23内で動かないようにすることができる。
また、図6〜図8に示すように、貯留部91には貯留部91の上部を覆うフタ95が着脱自在に設けられている。フタ95は貯留部91の傾斜面92aに当設される壁面92cに形成された係止孔92dに係止する係止爪95aが設けられている。フタ95は導水部92が連設される一の壁面91bと、フタ95の端縁95bとの間には、図8に示すように所定の間隔Wが設けられた状態で、貯留部91の上部を覆うようになっており、このフタ95の端縁95bと導水部92が連設される貯留部91の一の壁面91bとの間は、電解水が貯留部91内部に流入するための流入口となっている。
また、貯留部91内には、電解水に含まれるスケール成分を除去するためのフィルタ部材96(濾材)(図6参照)が収容されている。このフィルタ部材96は、例えば、不織布もしくはガラス繊維で形成されたフィルタであり、電解水とともに流れ込んだスケール等の固形物を捕集するものである。但し、電解水生成ユニット5では電解水を水道水等を用いて生成するため、水道水中に含まれる硬度成分やシリカ成分を含んだ状態である場合があり、これらの硬度成分やシリカ成分がスケールとして析出し、貯留部91内に流入する場合がある。このため、貯留部91にフィルタ部材96を収容させて、フィルタ部材96を通過した電解水を貯留部91に形成されたスリット94を介してドレンパン23に導出させることにより、ドレンパン23内に析出したスケールが堆積するのを防止することができる。但し、本実施の形態では、長尺に形成されたフィルタ部材96を三つ折りにしたものを貯留部91の内部に折り目が底面91aに対して垂直な方向に配置されるようにして、フィルタ部材96が収容されている。これにより、三層に折り曲げられたフィルタ部材96を通過して、電解水がスリット94からドレンパン23に導出されるようにして、スケール等の捕集効率を高めている。
次に、図4に戻り、電解水トレイ43の他方の端部43B側の構成について説明する。電解水トレイ43の他方の端部43Bは、分散皿42に形成された接続口42Bの下方に位置しており、この他方の端部43B上には、上記接続口42Bに接続された電解水注入チューブ52が延在している。これによれば、接続口42Bにおいて、電解水注入チューブ52から電解水が漏れた場合であっても、この漏れた電解水は電解水トレイ43の他方の端部43Bで受けられるため水漏れが防止される。なお、電解水注入チューブ52は、他方の端部43Bのベース板3に対向する面43B1とベース板3とを貫通し、このベース板3の表面(すなわち、筐体20の外側に臨む面)3B側に延出している。
次に、図5を参照して、電解水生成ユニット5および制御ユニット6について説明する。
電解水生成ユニット5は、電解ユニット51と、この電解ユニット51の上流側に配置される減圧弁54及び水道水制御弁55とを備える。これら電解ユニット51、減圧弁54及び水道水制御弁55は、ベース板3に取り付けられた支持板56上に載置され、この支持板56には、上方から略箱状のカバー体57が被せられる。これにより、電解ユニット51、減圧弁54及び水道水制御弁55は、支持板56とカバー体57とで形成されるボックス58内に収容される。
減圧弁54は、電解ユニット51に供給される水(例えば、水道水)の圧力変動を抑制し、供給される水量を略一定に保つものであり、この減圧弁54の上流側には、外部の給水源に接続される給水口54Aが形成されている。ここで、給水口54Aに接続されて、電解ユニット51に水を供給する給水源は、市水(水道水)或いは給水槽等に貯留された水等のいずれであってもよい。この給水槽等に貯留される水とは、水道水等のように塩化物イオン等のイオン種が予め含有されている水であってもよいし、井戸水等のイオン種濃度の希薄な水であってもよい。本実施形態では、これらを総称して水という。
水道水制御弁55は、制御ユニット6の制御により開閉される電磁弁である。また、電解ユニット51に接続された電解水注入チューブ52は、上記電装ボックス62の下方を通過した後に、ベース板3を貫通し、このベース板3の裏面(すなわち、筐体20の内側に望む面)3Aに延出する。これによれば、空気除菌ユニット4側に延在する電解水注入チューブ52の長さを最小限に抑えることができるため、エレメント41の通風抵抗の低減を図ることができる。また、本実施形態では、電解ユニット51はベース板3の一面に配置され、ベース板3の反対側の面に配置されたエレメント41に近接しているので、電解水注入チューブ52を介して活性酸素種を含む電解水をただちにエレメント41に供給することができる。
電解ユニット51は、図10に示すように、水道水等の水が供給される電解ユニット本体51Aを有する。この電解ユニット本体51Aの内部には、少なくとも一対の電極53a、53bが配設され、これら電極53a、53b間に電圧を印加することにより、水を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成させる。
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質のことであり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシルラジカル、或いは過酸化水素といった、いわゆる狭義の活性酸素に、オゾン、次亜ハロゲン酸等といった、いわゆる広義の活性酸素を含めたものとする。
電極53a、53bは、例えば、ベースがチタン(Ti)で皮膜層がイリジウム(Ir)、白金(Pt)から構成された2枚の電極板である。
上記電極53a、53b間に電圧を印加すると、カソード電極では、水中の水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)とが下記式(1)に示すように反応する。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-) ・・・(1)
一方、アノード電極(陽極)では、下記式(2)に示すように水が電気分解される。
2H2O→4H++O2+4e- ・・・(2)
とともに、アノード電極においては、水に含まれる塩素イオン(塩化物イオン:Cl-)が下記式(3)に示すように反応し、塩素(Cl2)が発生する。
2Cl-→Cl2+2e- ・・・(3)
さらに、この塩素は下記式(4)に示すように水と反応し、次亜塩素酸(HClO)と塩化水素(HCl)が発生する。
Cl2+H2O→HClO+HCl ・・・(4)
この構成では、電極53a、53b間に通電することで、殺菌力の大きい次亜塩素酸(HClO)等の活性酸素種が発生し、この活性酸素種を含んだ電解水がエレメント41に供給される。この状態で、エレメント41に空気を通過させることにより、当該エレメント41を通過する空気中に浮遊するウィルス等を不活化させて、空気を除菌することができ、さらにエレメント41自体における雑菌の繁殖を防止できる。
また、空気中の臭気等の原因物質であるガス状物質も、エレメント41を通過する際に、電解水に溶解したり、電解水に含まれる次亜塩素酸等の活性酸素種と反応したりして、空気中から除去されるので、エレメント41によって脱臭が可能である。
さらに、電極53a、53b間に所定の電流密度の電流(例えば、20mA/cm2等)を通電すると、水の電気分解によって所定の濃度の活性酸素種(例えば、遊離残留塩素濃度1mg/l等)を含む電解水を生成することができる。また、本実施の形態では制御ユニット6に操作指示信号を入力する図示しない操作部を介して電流値を変更することにより、制御ユニット6の制御の下、電解水中の活性酸素種の濃度を変化させることが可能になっている。具体的な例としては、電流値を小さくした場合には電解水の次亜塩素酸の濃度を低くすることができ、電流値を大きくした場合には電解水の次亜塩素酸の濃度を高くすることができる。
制御ユニット6は、図5に示すように、電装基板61を備え、この電装基板61は電装ボックス62に収容されている。この電装ボックス62は、前面が開口したボックス本体62Aと、この前面を覆う蓋体62Bとを備え、ボックス本体62Aは、取付金具63により、ベース板3との間に所定の間隔を空けた位置で当該ベース板3に支持されている。これによれば、電装ボックス62をベース板3に直に取り付ける場合に比べて、伝熱面積が拡大され、伝熱面積が拡大された分だけ電装基板61の冷却効率を向上できる。
電装基板61は、図示しないCPUと、CPUにより実行される制御プログラム、及び、この制御プログラムに係る制御用データ等を格納したROMと、CPUにより処理されるプログラムや各種データを一時的に記憶するRAMとを備えている。CPUは、ROM内の制御プログラムに従って、電解ユニット51内に設けられた電極53a、53b(図10参照)に対する通電制御、水道水制御弁55の開閉制御等の各種制御を行う。例えば、CPUは、電解ユニット51において所定の濃度の電解水を生成させるため、この濃度に対応する電流密度で電極53a、53bに電流を流す。また、例えば、CPUは、電解ユニット51に対して水を供給するため、水道水制御弁55を開閉する。CPUは、電極53a、53bに対する通電制御、水道水制御弁55に対する開閉制御等の各種制御を行うために、空気除菌装置150内の各部に設けられた状態検出用のセンサからセンサ入力を受ける。
さらに、電装基板61のCPUは制御基板7のCPUに通信回線等(図示略)を介して接続されており、制御基板7から入力される指示、例えばリモコン装置等において入力された指示に従って、上記制御を実行する。これにより、例えば、当該空気調和装置100(室内ユニット2)の冷房・暖房運転に連動して、空気除菌ユニット4に電解水を供給させることが可能となる。また、上述したとおり、制御ユニット6は、図示しない計時手段を備えており、空気除菌運転を停止させた後、所定の時間が経過する毎に、空気除菌運転時よりも活性酸素種濃度の濃い電解水を生成して、分散皿42を介してエレメント41に供給し、エレメント41の洗浄等を行うクリーニング運転を行うように制御する。
以上の様に構成された空気調和装置100によれば、室内熱交換器21及び送風機22を備える天井埋込型の空気調和装置100の室内ユニット2において、電解水に浸潤されるエレメント41を、室内熱交換器21を通過した空気が通るので、冷房または暖房により温度調整された空気に含まれるウィルス等を不活化し、或いは除去することができる。
また、上記実施の形態によれば、エレメント41から排出された電解水は電解水トレイ43に受けられ、電解水トレイ43の底部に設けられた排出部46を介してドレンパン23に電解水が排出されるので、室内ユニット2のドレンパン23を室内熱交換器21とエレメント41とで共通化して部品点数の増加を抑えることができる。
また、上記実施の形態では、スケールフィルタユニット90が電解水トレイ43の排出部46と、ドレンパン23の底面23aとの間に介在している。そして、電解水トレイ43の排出部46から排出された電解水は、この排出部46に当接されるスケールフィルタユニット90の傾斜面92aを伝って、この傾斜面92aの一端側に到達し、貯留部91の一の壁面91bを伝いながら、カップ状に形成された貯留部91に一旦貯留される。貯留部91の他の壁面91cにはスリット94が形成されており、貯留部91に所定量以上貯留された電解水はこのスリット94を介して貯留部91導出する。この際、貯留部91はドレンパン23の底面23aに載置されており、貯留部91の底部がドレンパン23の底面23aに当接しているため、スリット94を介して貯留部91から導出した電解水は、貯留部91の他の壁面91cを伝ってドレンパン23に導入されることになる。このため、電解水がドレンパン23に排出される際の音を消すことができ、送風機22が停止している場合にも、耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止することができる。
また、貯留部91にはフィルタ部材96が収容されているため、フィルタ部材96により貯留部91に流入する電解水に含まれるスケール等の固形物を捕集するとともに、電解水が傾斜面92aを伝って貯留部91に導入される際の音をより確実に消すことができる。
また、上記実施の形態では、室内ユニット2の筐体20にノックアウトホール部20eを設け、このノックアウトホール部20eには、エレメント41が室内ユニット2に備えられる送風機22の送風経路上に配置されるように、空気除菌装置150を取り付けることができる。このため、室内ユニット2にこのノックアウトホール部20eを設けることにより室内ユニット2を空気除菌装置150が取り付けられない標準仕様のものと、空気除菌装置150が取り付けられるオプション仕様のものとにおいて送風機22を含む多くの部品を共通化することができ、コストの低減を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、スケールフィルタユニット90を予め電解水トレイ43やドレンパン23に固着させるのではなく、電解水トレイ43やドレンパン23に対して着脱自在にドレンパン23に取り付ける構成としている。
このため、スケールフィルタユニット90を空気除菌装置150をオプション装置として取り付ける場合の付随部品として部品化することができ、既存の電解水トレイ43やドレンパン23の構成を変化させることなく、このスケールフィルタユニット90のみを設計することができる。このため、電解水トレイ43の構成やドレンパン23の構成を変化させる場合と比較して、コストを低減することができる。
さらに、例えば、図11に示すように、ノックアウトホール部20eを開口させて開口部20fを形成した場合に、スケールフィルタユニット90が予め電解水トレイ43の排出部46と一体的に形成されている場合には、スケールフィルタユニット90が下方に突出するため開口部20fに空気除菌ユニット4を収容させる作業が煩雑になるが、スケールフィルタユニット90を排出部46およびドレンパン23に対して着脱自在にドレンパン23に取り付けるようにしたので、開口部20fに空気除菌装置150を取り付ける作業が容易になる。
また、上記実施の形態では、空気調和運転と空気除菌運転とは連動して行われ、空気調和運転および空気除菌運転を停止している間に、エレメント41に電解水を供給し、エレメント41の洗浄を行うクリーニング運転を行うので、エレメント41に細菌、真菌等が発生するのを防止して、エレメント41の長寿命化を図ることができる。また、この際、送風機22が停止されるが、スケールフィルタユニット90を伝って電解水がドレンパン23に導入されるため、電解水がドレンパン23に排出される際の音を消すことができるので、耳障りな音を発生させることがなく、また、水漏れなどの懸念をユーザに抱かせるのを防止した上でクリーニング運転を行うことができる。
以上、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態では、活性酸素種として次亜塩素酸を発生させる構成について説明したが、活性酸素種としてオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を発生させる構成としても良い。この場合、電極53a、53bとして白金タンタル電極を用いると、イオン種が希薄な水からでも、電気分解により高効率に安定して活性酸素種を生成できる。
すなわち、電極53a、53b間に通電することにより、アノード電極では、下記式(5)〜(7)に示す反応が起こり、オゾンが生成される。
2H2O→4H++O2+4e- ・・・(5)
3H2O→O3+6H++6e- ・・・(6)
2H2O→O3+4H++4e- ・・・(7)
一方、カソード電極では、下記式(8)及び(9)に示す反応が起こり、電極反応により生成したO2と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H22)が生成される。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-) ・・・(8)
2 -+e-+2H+→H22 ・・・(9)
この構成では、電極53a、53bに通電することにより、殺菌力の大きいオゾンや過酸化水素が発生し、これらオゾンや過酸化水素を含んだ電解水を作ることができる。そして、この電解水中におけるオゾンもしくは過酸化水素の濃度を、対象ウィルス等を不活化させる濃度に調整し、この濃度の電解水が供給されたエレメント41に空気を通過させることにより、空気中に浮遊する対象ウィルス等を不活化することができる。また、臭気等のガス状物質もエレメント41を通過する際に、電解水に溶解したり、電解水中のオゾンまたは過酸化水素と反応したりすることにより、空気中から除去されるため、脱臭することができる。
また、室内ユニット2では、イオン種が希薄な水(純水、精製水、井戸水、一部の水道水等を含む)を用いた場合も同様の反応を起こさせることが可能である。すなわち、イオン種が希薄な水にハロゲン化合物(食塩等)を添加すれば、上記式(3)及び(4)と同様の反応が起こり、活性酸素種を得ることができる。つまり、空気除菌装置150は、塩素化合物が十分に添加された水道水に限らず、他の水を用いた場合であっても、十分な空気清浄効果(ウィルス等の不活化、殺菌、脱臭等)を発揮できる。
この場合、電解ユニット51に導入される水に、薬剤(ハロゲン化合物等)が供給される構成とすればよい。例えば、上記薬剤を供給する薬剤供給装置を室内ユニット2に設けてもよく、この薬剤供給装置は、給水口54Aから電解ユニット51に至る経路上において薬剤を注入するものであってもよいし、電解ユニット51に直接薬剤を注入する構成としてもよい。
ここで、薬剤としては食塩または食塩水を用いることができる。例えば、電解ユニット51中の食塩水の濃度を2〜3%(重量パーセント)程度に調整すれば、電解ユニット51において食塩水を電気分解することにより次亜塩素酸もしくは過酸化水素を含んだ電解水(0.5〜1%)を生成できる。この構成によれば、電解ユニット51に導入される水中のイオン種が希薄な場合でも、食塩または食塩水を添加することにより、イオン種を増加させて、水の電気分解時に、高効率に安定して活性酸素種を生成できる。
また、上記実施の形態において、ドレンパン23を構成する材料や室内熱交換器21の形状等の細部構成については、任意に変更可能であることは勿論である。
また、上記実施の形態では、貯留部91がドレンパン23の底面23aに載置されるものとして説明したが、貯留部91の底面91aがドレンパン23の底面23aに近接して配置され、電解水が貯留部91の壁面91cを伝ってドレンパン23に落下するのではなく、ドレンパン23の底面23aに当接する程度の距離に貯留部91の底部がドレンパン23の底面23aに近接配置されていてもよい。また、上記実施の形態では、排出部46の樋状部46Aが導水部92の傾斜面92aに当接されるものとして説明したが、必ずしも当接する必要はなく、電解水が落下するのではなく、樋状部46Aから排出された電解水が傾斜面92aに当接する程度に、樋状部46Aと傾斜面92aとが近接されていればよい。
また、上述した実施形態では、空気調和装置100として天井埋込型空気調和装置を例示したが、これに限らず、天井板101から室内ユニット2の筐体20を備えるユニット本体が吊り下げられた天井吊型空気調和装置や、室内ユニット2の筐体20を備えるユニット本体が空調室の壁に取り付けられる壁掛型空気調和装置に適用することもできる。
本発明の実施形態における空気調和装置の概略構成を示す図である。 室内ユニットの断面図である。 室内ユニットの一部分解斜視図である。 空気除菌装置を筐体の内側に配置される側から見た斜視図である。 空気除菌装置を筐体の外側に配置される側から見た斜視図である。 スケールフィルタユニットの構成を示す分解斜視図である。 スケールフィルタユニットがドレンパンに取り付けられた状態を示す斜視図である。 スケールフィルタユニットがドレンパンに取り付けられた状態を示す平面図である。 スケールフィルタユニットがドレンパンに取り付けられた状態を示す断面図である。 電解ユニットの構成図である。 スケールフィルタユニットがドレンパンに取り付けられる状態を説明するための説明図である。
符号の説明
1 室外ユニット
2 室内ユニット
4 空気除菌ユニット
5 電解水生成ユニット
11 圧縮機
14 室外熱交換器
20 筐体
20e ノックアウトホール部(空気除菌装置取付部)
21 室内熱交換器
22 送風機
23 ドレンパン
41 エレメント(気液接触部材)
42 分散皿
43 電解水トレイ
46 排出部
46A 樋状部
90 スケールフィルタユニット(電解水導水部)
91 貯留部
91a 底面
91b、91c 壁面
92 導水部
92a 傾斜面(壁面)
93 係止部
94 スリット
96 フィルタ部材
100 空気調和装置
150 空気除菌装置

Claims (8)

  1. 室内熱交換器と、前記室内熱交換器のドレン水を受けるドレンパンと、前記室内熱交換器に送風する送風機とを室内ユニットに備え、空気調和運転を行う空気調和装置において、
    前記送風機の送風経路上に配置され、電解水が供給される気液接触部材と、
    前記気液接触部材から排出される電解水を受けて、底部に設けられる排出部を介してドレンパンに前記電解水を排出する電解水トレイと、
    前記排出部とドレンパンの底部との間に介在し、前記排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く電解水導水部と、
    を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1記載の空気調和装置において、
    前記電解水導水部は、前記排出部とドレンパンの底部とに近接又は当接する壁面を有し、前記排出部から排出された電解水をこの壁面を伝わらせながらドレンパンに導くこと、
    を特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項1記載の空気調和装置において、
    前記電解水導水部は、
    カップ状に形成され、前記電解水を貯留する貯留部と、
    一端側が前記貯留部の壁面に連設されるとともに他端側が排出部と当接又は近接して配置され、前記排出部から排出された電解水を伝わらせながら前記貯留部に導く導水部と、
    前記貯留部の壁面に形成され、当該貯留部に所定量以上貯留された電解水をドレンパンに導出させるスリットと、
    を有し、
    前記貯留部の底部がドレンパンの底面に当接又は近接するように配置されることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項3記載の空気調和装置において、
    前記貯留部にはフィルタ部材が収容されること、
    を特徴とする空気調和装置。
  5. 請求項4記載の空気調和装置において、
    前記フィルタ部材は前記電解水に含まれるスケール成分を除去するものであること、
    を特徴とする空気調和装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和装置において、
    前記電解水導水部は、前記電解水トレイおよびドレンパンに対して脱着自在にドレンパンに取り付けられること、
    を特徴とする空気調和装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置において、
    前記室内ユニットにおいて、前記空気調和運転を停止している間に前記気液接触部材に前記電解水を供給し、前記気液接触部材の洗浄を行うクリーニング運転が行われること、
    を特徴とする空気調和装置。
  8. 室内熱交換器と、前記室内熱交換器のドレン水を受けるドレンパンと、前記室内熱交換器に送風する送風機とを収容する筐体が被調和室の天井面に形成された開口部に配置される室内ユニットを備え、空気調和運転を行う空気調和装置であって、
    前記筐体には、電解水が供給される気液接触部材と、この気液接触部材から排出される電解水を受けて、底部に設けられる排出部を介してドレンパンに前記電解水を排出するための電解水トレイとを有する空気除菌装置を、前記気液接触部材が前記送風機の送風経路上に配置されるように取り付けるための空気除菌装置取付部が設けられ、
    前記空気除菌装置取付部に、前記空気除菌装置が取り付けられた場合、ドレンパンには、前記排出部とドレンパンの底部との間に介在し、前記排出部から排出される電解水を伝わらせながらドレンパンに導く電解水導水ユニットが取り付けられること、
    を特徴とする空気調和装置。
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WO2022230044A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 三菱電機株式会社 室外機、および空気調和装置

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