JP2008050117A - 搬送シート積載装置、画像形成装置、及び搬送シートの積載移送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な構造を採用することなく最大許容サイズの半分以下のサイズの搬送シートの積載量を、装置本体の大きさを可変することなく通常よく使う、例えば、A4サイズ紙の排紙積載量を増加することができる搬送シート積載装置を提供する。
【解決手段】搬送シートの排紙口5の下方に排紙トレイ部6が配置され、排紙トレイ部6上に積載された搬送シートの積載量が満杯検出センサーに検出され、移送部材が排紙トレイ部6のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置にまで変位可能とされ、第1積載検出センサー12により排紙トレイ部6の基部側から移送位置に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出され、第2積載検出センサー13により排紙トレイ部6の移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出される。
【選択図】 図1
【解決手段】搬送シートの排紙口5の下方に排紙トレイ部6が配置され、排紙トレイ部6上に積載された搬送シートの積載量が満杯検出センサーに検出され、移送部材が排紙トレイ部6のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置にまで変位可能とされ、第1積載検出センサー12により排紙トレイ部6の基部側から移送位置に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出され、第2積載検出センサー13により排紙トレイ部6の移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、搬送シートを排出する排紙口の下方に配置された排紙トレイ部を備えた搬送シート積載装置、画像形成装置、及び搬送シートの積載移送方法に関する。
従来、画像形成装置として、比較的小型なパーソナルサイズのプリンタやプリンタ機能を備えた複合機等にあっては装置本体の上面(例えば、特許文献1参照)に、また、比較的大型な業務用サイズのプリンタやプリンタ機能を備えた複合機にあっては装置本体の上面(例えば、特許文献2参照)や側面(例えば、特許文献3参照)に、さらに、ソート機能を具備したオプション機器としてのソータ等にあっては装置本体に隣接(例えば、特許文献4参照)して、装置本体にての搬送シートを積載(集積)する排紙トレイ部がそれぞれ配置されている。
この排紙トレイ部は、一般的には装置本体の能力の最大、即ち、搬送シートの最大許容サイズがA3対応のものであればA3の縦長に搬送シートを排出した際に、そのA3サイズの搬送シート全体が収まるサイズに設定されている。
一方、このようなA3サイズ対応型のプリンタやプリンタ機能を備えた複合機等の画像形成装置にあっては、その最大許容サイズがA3であっても、一般的に最も多く使用される用紙サイズはA4であることが多い。また、一般的な排紙トレイ部での搬送シートの積載許容枚数は、画像形成済み搬送シートの排紙口と排紙トレイ部の積載面との間の高さの関係から、500枚程度(搬送シートの厚さ等によって変化する)に設定されている。
これに対し、排紙トレイ部を昇降可能に構成し、搬送シートの積載量に応じて排紙口からの高さを高くすることで最大許容枚数を増加することができる技術(例えば、特許文献5)や、排紙口を昇降可能に構成し、搬送シートの積載量に応じて排紙口を上方に変位することで実質的に排紙トレイ部の最大許容量を増加する技術(例えば、特許文献6参照)が提案されている。
特開2006−023347号公報
特開2006−034586号公報
特開2006−011026号公報
特開2006−014195号公報
特開2001−072325号公報
特開平11−236154号公報
ところが、上述した排紙トレイ部や排紙口を昇降可能とする技術(特許文献5,6)にあっては、耐重量を考慮したうえでの昇降機構の設計や排紙経路の設計が複雑となってしまううえ、装置本体の設置スペース自体が排紙トレイ部の変位や排紙口の変位によって変化してしまうため、例えば、排紙トレイ部の下方空間や排紙口の上方空間に何らかの物を設置するといったスペースの有効利用ができないといった問題が生じていた。
例えば、特許文献5に開示の技術のように、排紙トレイ部が下方に変位することで排紙口からの高さを高くするものにあっては、排紙トレイ部の下方空間に搬送シートのストック分を積載していた場合、排紙トレイ部が下方変位時にそのストック分にぶつかってしまう等の虞がある。
また、特許文献6に開示の技術のように、排紙口が上昇することで排紙トレイ部からの高さを高くするものにあっては、例えば、市販のパソコンラック等に画像形成装置を所定位置にセットした場合に、排紙口を上方に変位させようとした際にパソコンラックの天板等にぶつかってしまうといった不具合が生じていた。
このように、排紙トレイ部や排紙口が変位せず、装置本体の設置スペースが固定されたまま積載許容用を増加方向に変化させることができないのが実情であった。
また、上述したようなA3サイズ対応の画像形成装置においてA4サイズを一般的に使用している場合、排紙口側(基部側)から略中央付近の移送位置までの範囲で搬送シートを積載し、その略中央付近の移送位置から先端部側は全く使用しないスペースとして空いており、スペースの有効利用を図ることができないのも現実であった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、複雑な構造を採用することなく最大許容サイズの半分以下のサイズの搬送シートの積載量を、装置本体の大きさを可変することなく通常よく使う、例えば、A4サイズ紙の排紙積載量を増加することができる搬送シート積載装置、この搬送シート積載装置を備えた画像形成装置及び搬送シートの積載移送方法を提供することを目的とする。
本発明の搬送シート積載装置は、搬送シートを排出する排紙口の下方に配置された排紙トレイ部と、該排紙トレイ部のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置にまで変位可能な移送部材とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、排紙トレイ部上に積載された搬送シートが満杯となっている場合に、手動若しくは移動ボタン等の操作によって移送部材を移送位置にまで変位させることによって、排紙トレイ部の基部側から移送位置の範囲に新たに搬送シートの積載が可能となる。
また、本発明の搬送シート積載装置は、前記排紙トレイ部上に積載された搬送シートの積載量が規定値に達しているかどうかを検出する満杯検出センサーと、前記排紙トレイ部の前記基部側から前記移送位置に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第1積載検出センサーと、前記排紙トレイ部の前記移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第2積載検出センサーとを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、搬送シートの排紙口の下方に排紙トレイ部が配置され、排紙トレイ部上に積載された搬送シートの積載量が規定値に達しているかどうかが満杯検出センサーによって検出され、移送部材が排紙トレイ部のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置にまで変位可能とされ、第1積載検出センサーにより排紙トレイ部の基部側から移送位置に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出され。第2積載検出センサーにより排紙トレイ部の移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載されているか否かが検出され、その検出結果に応じて移送部材を変位させることができる。
この際、前記移送部材は、前記排紙トレイ部から突出する移送片と、該移送片を変位させる駆動部とを備え、該駆動部は前記満杯検出センサーが満杯検出状態にある時に前記第1積載検出センサーが搬送シート積載状態にあることを検出し且つ前記第2積載検出センサーが搬送シート積載状態にないことを検出しているときに前記移送片を押し出すようにシート排出方向に変位駆動することによって、排紙トレイ部の基部側から移送位置の範囲に新たに搬送シートの積載が可能となる。
また、前記駆動部は、前記第1積載検出センサーと前記第2積載検出センサーとが搬送シート積載状態にないことを検出しているときに前記移送片が移送位置にある場合には、元の位置に復帰駆動することが望ましい。
また、本発明は上記した何れかの構成からなる搬送シート積載装置を採用した画像形成装置とすることができる。
さらに、本発明の搬送シートの積載移送方法は、搬送シートを排出する排紙口の下方に配置された排紙トレイ部上に搬送シートが所定以上に積載されていることを満杯検出センサーが検出している状態で、前記排紙トレイ部のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置に至る範囲に搬送シートが積載状態にあることを第1積載検出センサーが検出し且つ前記排紙トレイ部の前記移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載状態にないことを第2積載検出センサーが検出している時に、前記排紙トレイ部の前記基部側から前記移送位置にまで変位可能な移送部材を変位させて前記排紙トレイ部上に積載された搬送シートを前記移送位置よりも先端部側に移送することを特徴とする。
本発明の搬送シート積載装置は、複雑な構造を採用することなく最大許容サイズの半分以下のサイズの搬送シートの積載量を、装置本体の大きさを可変することなく通常よく使う、例えば、A4サイズ紙の排紙積載量を増加することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る搬送シート積載装置を備えた画像形成装置をプリンタに適用し、図面を参照して説明する。
図1乃至図5は本発明の搬送シート積載装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示し、図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの外観斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの構成図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタのシート積載状態の構成図、図5は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタのシート移送状態の構成図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は、装置本体2の側面から挿抜可能に設けられた給紙トレイユニット3と、この給紙トレイユニット3の上方に設けられた手差しトレイ4と、装置本体2の上部に設けられた排紙口5と、排紙口5の下方に設けられた排紙トレイ部6と、手動による設定等を行うための操作部7と、排紙トレイ部6に位置する移送ユニット8とを備えている。
排紙トレイ部6は、シート排出方向下流側に向って上向きに傾斜されており、シート排出方向に段差のないフラット面に形成されている。尚、シート排出方向に沿うリブ等を形成して搬送シート排出時の摩擦抵抗の軽減並びに排出後の搬送シートの取り出しを容易とすることも可能である。
この移送ユニット8は、排紙トレイ部6の上面(積載面)から突出した移送片9と、この移送片9を保持すると共に搬送シート(図示せず)の排出方向に沿って変位させる搬送ベルト10とを移送部材として備えている。また、移送ユニット8は、図2に示すように、排紙トレイ部6に積載された画像形成済みの搬送シートの積載量が規定値に達していているかどうかを検出する満杯センサー11と、排紙トレイ部6のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第1積載検出センサー12と、排紙トレイ部6の移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第2積載検出センサー13と、移送片9の現在位置を検出する現在位置検出センサー14と、これら各センサー11〜14の検出結果に基づいて搬送ベルト10を回動移動させる駆動モータ15のドライバ16を制御する制御回路部17とを備えている。
移送片9は、常時は排紙トレイ部6の基部側となる搬送シート突き当て面6aと略面一若しくは埋没する位置にあり、搬送ベルト10の回動移動に伴ってシート搬送方向に沿って変位する。尚、この移送片9は、樹脂や金属等、その材質は問わない。また、図1では排紙トレイ部6の幅方向(シート排出方向と直交する方向)の略中央1箇所に配置されているが、その数も限定されるものではない。
搬送ベルト10は、ゴム等の無端ベルトが用いられており、その折り返し両端のうちの一端は突き当て面6aよりも装置本体2の内部寄りに位置し、その他端は排紙トレイ部6のシート搬送方向略中央よりも先端部寄りに位置している。また、搬送ベルト10の表面は排紙トレイ部6の上面から突出しないほうが好ましい。ところで、この搬送ベルト10は、移送片9を変位させる駆動部として機能するが、この駆動部としては、上述した搬送ベルト10の他、例えば、ソレノイドを用いてその伸縮により移送片9を変位させたり、ラック&ピニオンにより移送片9を変位させるなど、特に限定されるものではない。
満杯センサー11は、排紙トレイ部6に積載された画像形成済みの搬送シートの積載量が規定値に達していているかどうかを検出するもので、少なくとも予め設定された数量(枚数)に相当する厚さ以上に積載量が達して排紙口5からの搬送シートの排出の妨げとならないように最大許容量を監視するセンサーであれば公知のもので良い。また、満杯センサー11には、例えば、パーソナルコンピュータから出力された画像データを含む印刷データに印刷枚数が指定されている場合にその指定枚数に基づいて実際に画像形成処理を行った枚数をカウントするカウンタや、操作部7のテンキーによって印刷枚数が指定されている場合にその指定枚数に基づいて実際に画像形成処理を行った枚数をカウントするカウンタ等とすることができる。
第1積載検出センサー12と第2積載検出センサー13とは、例えば、赤外センサー等が用いられており、排紙トレイ部6の上面に画像形成済みシートが積載されているときにその搬送シートによって覆われることにより積載状態の有無を検出する。尚、第1積載検出センサー12と第2積載検出センサー13とは、その配設位置を考慮した併用により排紙トレイ部6に積載された搬送シートのシートサイズを、例えば、A4以下とA3以下といったように検出することも可能である。
現在位置検出センサー14は、例えば、搬送ベルト10を回動移動させる駆動モータ15に正逆転可能なパルスモータ等を用いることにより移送片9の現在位置を確認する。尚、現在位置検出センサー14は、移送片9が、少なくとも排紙トレイ部6の基部側にあるのか移送位置側にあるのかの2位置を検出することができれば、その形態(例えば、2位置を検出する2つの赤外センサーなど)等は限定されるものではない。
制御回路部17は、上述した制御の他、パーソナルコンピュータから出力された印刷データに基づく画像生成や、各種駆動系等の駆動制御といった画像形成に関する一切の制御を行う。
一方、装置本体2の内部には、図3に示すように、給紙トレイユニット3に収納された搬送シートを最上位から取り出す給紙部18と、手差しトレイ4(図1参照)に収納された搬送シートを最上位(又は最下位)から取り出す給紙部19と、各給紙部18,19から供給された搬送シートを搬送する搬送経路20と、搬送経路20上に搬送方向上流側から順に配置されたレジスト部21、画像形成部22、定着部23、スイッチバック部24、排出部25と、搬送経路20の中途部でスイッチバック部24よりも上流側で分岐された反転経路26と、画像形成部22にトナーを供給するトナーユニット27とを備えている。
上記の構成において、給紙トレイユニット3又は手差しトレイ4から供給された搬送シートは、搬送経路20によりレジスト部21で画像形成部22とのタイミング制御がなされた後に画像形成部22でトナー画像が形成され、定着部23で定着されたうえでスイッチバック部24をそのまま通過し、排出部25により排紙口5から排紙トレイ部6上へと排出される。
尚、搬送シートの両面に画像を形成する場合には、スイッチバック部24でスイッチバックされて反転経路26へと導かれ、再び搬送経路20に戻されてレジスト部21、画像形成部22、定着部23を経由して両面に画像形成処理がなされたうえでスイッチバック部24、排出部25を通過して排紙口5から排紙トレイ部6上へと排出される。
この際、排紙トレイ部6の最大許容シートサイズがA3であった場合、その排出方向に沿うシート積載許容サイズL1はA3以上に設定されている。これにより、排出された画像形成済みの搬送シートがA4サイズ(横置き)であった場合、排紙トレイ部6の突き当て面6aから移送位置までの距離L2を積載部分として使用する。この距離L2はA3(縦置き)のシート積載許容サイズL1の略半分であるため、排紙トレイ部6の移送位置から先端部までの距離L3が空きスペースとして存在している。
この距離L3は、距離L2と略一致しており、A4サイズ(横置き)の搬送シートを積載することが可能なスペースとなっている。なお、距離L2は搬送シートを移送した後の空所に搬送シートを無理なく積載するため、A4サイズの搬送シートの短辺の長さより若干長く設定することが好ましい。
そこで、図4に示すように、例えば、A4サイズ(横置き)の画像形成済みの搬送シートSを排紙トレイ部6の突き当て面6aから移送位置までの距離L2の範囲で積載すると、その積載の有無が第1積載検出センサー12により検出されており、第2積載検出センサー13は搬送シートSの存在が無いことを検出していることとなる。そして、満杯センサー11が搬送シートの積載満杯状態を検出した際、上述した第1,第2積載検出センサーの検出結果が変わらなかった場合には、図5に示すように、移送片9が移送位置にまで変位して搬送シートSの積載束を移送し、新たに排紙トレイ部6の突き当て面6aから移送位置までの距離L2の範囲に搬送シートの積載スペースを作ることができ、この新たな積載スペースに搬送シートを排出することが可能となる。
尚、この新たな積載スペースを利用しての画像形成処理が終了し、両積載スペースから搬送シートSが取り出されると、第1,第2積載検出センサー12,13は積載状態無しと検出するため、現在位置検出センサー14が移送片9の位置を移送位置にあると検出した場合には、移送片9を元の位置にまで復帰させる。
ところで、上記実施の形態では、A4サイズで説明したが、例えばB5サイズ(横置き)やA5サイズ(縦置き・横置き)等、最大許容サイズL1の半分以下のサイズであれば、本発明を適用することができる。
逆に、B4サイズ(縦置き)以上のサイズ(混載時を含む)の場合には、移送許容サイズ以上であることを、第1,第2積載検出センサー12,13の双方の検出結果により判明しているため、移送片9による移送は行わない。
また、移送片9は、操作部7によって移送・戻りを手動操作することも可能であるし、モードとして選択することも可能である。
また、画像形成装置としてのプリンタ1の場合であれば、パーソナルコンピュータから送信される印刷データにドライバ情報として移送片9を移動させる動作を実施するかどうか等を選択することも可能である。
さらに、上述した大量印刷中での割り込みモードはキャンセルされるように設定しても良い。この際、プリンタ1の場合には、印刷枚数が判明しているため、その印刷枚数が最大許容枚数以下であり、且つA4サイズ等であった場合には、先に印刷中の画像形成済みシートを移送片9で移送し、新たな積載スペースに割り込み印刷後の搬送シートを積載することは可能である。
尚、移送片9が搬送シートSを搬送している状態の時には、他の搬送シートへの画像形成や排出は一時停止するほうが好ましい。
ところで、上記実施の形態では、画像形成装置としてプリンタ1に適用した場合で説明したが、複写機や複写機能を備えた複合機、或いはオプション機器としてのソータ等、上記実施の形態に限定されるものではない。また、画像形成を行わずに給紙トレイユニットに収納された搬送シートから希望枚数の用紙を取り出すというような用途に適用可能な装置等にも本発明は適用可能である。
1…プリンタ(画像形成装置)
6…排紙トレイ部
6a…突き当て面(基部側)
9…移送片
11…満杯センサー
12…第1積載検出センサー
13…第2積載検出センサー
6…排紙トレイ部
6a…突き当て面(基部側)
9…移送片
11…満杯センサー
12…第1積載検出センサー
13…第2積載検出センサー
Claims (6)
- 搬送シートを排出する排紙口の下方に配置された排紙トレイ部と、該排紙トレイ部のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置にまで変位可能な移送部材とを備えていることを特徴とする搬送シート積載装置
- 前記排紙トレイ部上に積載された搬送シートの積載量が規定値に達しているかどうかを検出する満杯検出センサーと、前記排紙トレイ部の前記基部側から前記移送位置に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第1積載検出センサーと、前記排紙トレイ部の前記移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載状態にあるか否かを検出する第2積載検出センサーとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の搬送シート積載装置。
- 前記移送部材は、前記排紙トレイ部から突出する移送片と、該移送片を変位させる駆動部とを備え、該駆動部は前記満杯検出センサーが満杯検出状態にある時に前記第1積載検出センサーが搬送シート積載状態にあることを検出し且つ前記第2積載検出センサーが搬送シート積載状態にないことを検出しているときに前記移送片を押し出すようにシート排出方向に変位駆動することを特徴とする請求項2に記載の搬送シート積載装置。
- 前記駆動部は、前記第1積載検出センサーと前記第2積載検出センサーとが搬送シート積載状態にないことを検出しているときに前記移送片が前記移送位置にある場合には、元の位置に復帰駆動することを特徴とする請求項3に記載の搬送シート積載装置。
- 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の搬送シート積載装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 搬送シートを排出する排紙口の下方に配置された排紙トレイ部上に搬送シートの積載量が規定値に達しているかどうかを満杯検出センサーが検出している状態で、前記排紙トレイ部のシート排出方向に沿う基部側から略中央付近の移送位置に至る範囲に搬送シートが積載状態にあることを第1積載検出センサーが検出し且つ前記排紙トレイ部の前記移送位置から先端部に至る範囲に搬送シートが積載状態にないことを第2積載検出センサーが検出している時に、前記排紙トレイ部の前記基部側から前記移送位置にまで変位可能な移送部材を変位させて前記排紙トレイ部上に積載された搬送シートを前記移送位置よりも先端部側に移送することを特徴とする搬送シートの積載移送方法。
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JP2014084216A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Riso Kagaku Corp | 排出装置 |
JP2015140244A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | デュプロ精工株式会社 | シート分離搬送装置及びシート分離搬送システム |
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