JP2008044769A - シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題はシート詰まりを防止してシートを確実に整合部材に突き当てることができるシート後処理装置及び画像形成装置を得ることである。
【解決手段】画像形成済みの用紙Sを受ける整合トレイ2と、整合トレイ2に用紙を排出する排出ローラ4と、整合トレイ2の端部に設けて用紙の整合を行う後端フェンス51と、整合トレイ2に排出された用紙を後端フェンス51に向けて送る整合用送りローラ12と、ガイド部7bとを備え、整合部用送りローラ12は排出ローラ4の搬送方向下流側に設けており、排出ローラ4と整合部用送りローラ12とは連動して回転しており、ガイド部7bは整合トレイ2に用紙が排出されるときに用紙と接して整合部用送りローラ12が用紙に接触するのを防止している。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート後処理装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、画像形成済みのシートを受けるトレイと、トレイに排出されたシート端部を突き当ててシートの整合を行う整合部と、トレイにシートを排出する排出ローラと、トレイに排出されたシートを整合部に向けて送る整合部用送りローラとを備え、整合部用送りローラを排出ローラの搬送方向上流側に設けたシート後処理装置が開示されている。
係る後処理装置では、画像形成済みのシートをトレイに排出するときには排出ローラをシートに接触させてシートをトレイに排出し、整合部用送りローラとトレイとの間にシートを挟んで、トレイに排出されたシートを整合部に向けて搬送している。
特許第3217200号
しかし、上述の従来技術では、図12に示すように整合部用送りローラ135が排出ローラ125の搬送方向上流側の近くに設けてあるため、画像形成済みのシートSを整合トレイ140に排出するとき、シートSが排出ローラ125のニップ部から完全に排出されないうちに、シートSが整合部用送りローラ135に接触してしまい、図13に示すようにシート端部が排出ローラ125に突き当って、シート詰まりが生じ易いという問題があった。
本発明は、シート詰まりを防止してシートを確実に整合部材に突き当てることができるシート後処理装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、画像形成済みのシートを受けるトレイと、トレイにシートを排出する排出ローラと、トレイの端部に設けてシートの整合を行う整合部と、トレイに排出されたシートを整合部に向けて送る整合用送りローラと、ガイド部とを備え、整合部用送りローラは排出ローラの搬送方向下流側に設けており、排出ローラと整合部用送りローラとは連動して回転しており、ガイド部はトレイにシートが排出されるときにシートと接して整合部用送りローラがシートに接触するのを防止していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、ガイド部は整合部用送りローラがトレイに近づくときトレイ方向にシートを押していることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、整合部材送りローラは連結部材を介して排出ローラの軸に回動自在に支持されており、連結部材には排出ローラに当接して従動回転する従動ローラが設けられており、連結部材がトレイ方向に回動すると排出ローラと従動ローラとの間のニップ部の位置が連結部材と共に回動して、トレイに送り込まれるシート搬送角度がトレイに対して大きくなるように変更されることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、整合部材送りローラは多孔質の弾性体であることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のシート後処理装置を備えた画像形成装置であることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成済みのシートをトレイに排出するときにはガイド部はシートに接して整合部用送りローラがシートに接触するのを防止しており、トレイにシートが排出されると整合部用送りローラがトレイに近づいてシートに接触してシートを整合部に向けて送っている。シートが排出ローラから排出されないうちにシートが整合部用送りローラに接触し難く、シート詰まりを防止してシート端部を確実に整合部に突き当てることができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は図11に示す用紙後処理装置の綴じ処理搬送手段周辺を拡大して示す断面図、図2は綴じ処理搬送手段を図11中のZ方向から見た正面図、図3は綴じ処理搬送手段の整合部用送りローラが退避位置にあるときを示す断面図、図4は綴じ処理搬送手段の整合部用送りローラが退避位置から所定距離だけ下がったときを示す断面図、図5は用紙後端が排出ローラのニップ部から抜け出すときを示す断面図、図6は用紙後端が排出ローラのニップ部から抜け出た後を示す断面図、図7は整合部用送りローラによって用紙を後端フェンス側に搬送しているときを示す断面図、図8は用紙が後端フェンスに突き当った状態を示す断面図、図9は綴じ処理搬送手段の駆動機構を示す断面図、図10は用紙後処理装置の用紙の搬送動作を示すタイムチャート、図11は本発明に係る用紙後処理装置の断面図である。尚、図1から図9は、図11に示す傾斜したトレイを水平にして示している。
図11に示すように用紙後処理装置(シート後処理装置)100は、画像形成装置本体110の側部に取り付けられており、画像形成装置本体110から排出された用紙(シート)Sに穿孔処理を施す穿孔処理部Aと、シート束に対して綴じ処理を施す綴じ処理部Fと、綴じ処理を施したシート束に折り処理を施す中折り処理部G、穿孔処理や綴じ処理が施された用紙を機外に排出する排紙トレイ39a、39b、39c等を備えている。
穿孔処理部Aは、画像形成装置本体110から受け入れる用紙Sを検出する入口センサ20a、その下流に設けた入口ローラ21、パンチユニット31、ホッパ32、搬送ローラ22、分岐爪15および分岐爪16が順次配置されている。ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に各々回動する。用紙を上トレイ39aへ導く搬送路B、シフトトレイ39bへ導く搬送路C、綴じ処理部Fへ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるようになっている。
搬送路Bの経路上には搬送ローラ、排紙ローラ24及び排紙センサ20bが設けられており、搬送路B上の用紙を上トレイ39aへ導いている。また、搬送路C上には搬送ローラ25、排紙ローラ13、26及び排紙センサ20cが設けられており、穿孔処理や綴じ処理を施した用紙Sをシフトトレイ39bへ導いている。搬送路Dの経路上には各搬送ローラ27、29、30、用紙検知センサ20d、20eが設けられており、用紙Sを綴じ処理部Fへ導いている。また、搬送路D内には分岐爪17が配置されており、搬送ローラ28によって用紙収容部Eへ用紙を導いて、用紙収容部Eに用紙を滞留させ、次の用紙と重ね合せて搬送できるようになっている。
次に綴じ処理部Fについて説明する。綴じ処理部Fは、画像形成装置本体から搬送されてきた用紙Sを積載する整合トレイ(トレイ)2と、整合トレイ2に用紙を導くと共に後端フェンス51に用紙Sを突き当てて整合する綴じ処理搬送手段1と、整合トレイ2に導かれた用紙Sが突き当てられる後端フェンス(整合部)51と、トレイ上の用紙を検知する検知センサ20fと、用紙の幅方向の整合を行うジョガーフェンス53と、用紙束の端部に綴じ処理を行う端部綴じ処理ステープラS1と、用紙束の中央部に綴じ処理を行う中央部綴じ処理ステープラS2と、綴じ処理の終了したシート束を放出する放出爪31と、放出爪31を駆動する放出ベルト32と、放出ベルト32を駆動する放出ローラ33と、シート束偏向手段としての分岐ガイド板34及び可動ガイド35とを備えている。分岐ガイド板34は支点を中心として回動自在である。また可動ガイド35は放出ローラ33に対して回動自在に取り付けられている。
次に中折り処理部Gについて説明する。中折り処理部Gは、用紙束を搬送路に沿って案内する搬送ガイド41と、搬送ガイド41に沿って用紙束を搬送する搬送ローラ42、43と、突設自在に設けた折りブレード45と、折りブレード45に押された用紙束をニップに挟み込んで用紙束を折る折りローラ対46とを備えている。また、中折り処理部Gの下端部には中折り処理部Gに搬送された用紙束の後端を突き当てる後端フェンス47と、後端フェンス47の初期位置(ホームポジション)を検知するHP検知センサ49とを備えている。また折りローラ対46で折り処理が施された用紙束は搬送路Hの用紙検知センサ20h及び排紙ローラ38を通過して、下トレイ39cに排紙される。
次に綴じ処理部F内の綴じ処理搬送手段について説明する。綴じ処理搬送手段1は、図1及び図2に示すように綴じ処理部Fの用紙搬送方向上流側の位置に設けており、綴じ処理部Fに搬送されてきた用紙を整合トレイ2に案内する排出ローラ4と、整合トレイ2に案内された用紙を後端フェンス方向に送るウレタン樹脂製のスポンジ(多孔質の弾性体)からなる整合部用送りローラ12とを備えている。排出ローラ4と整合部用送りローラ12とはアーム(連結部材)7で連結されており、排出ローラ4の回転軸3を支点としてアーム7が回動するようになっている。アーム7の回動動作により整合部用送りローラ12が整合トレイ2の整合面2aに接触する接触位置と、整合部用送りローラ12が整合トレイ2の整合面2aから離れた退避位置との間を移動するようになっている。
また排出ローラ4の回転軸3の一端には駆動プーリ5が設けられており、第1タイミングベルト8、第1伝達プーリ10a、伝達軸9、第2伝達プーリ10b、10c、及び第2タイミングベルト11a、11bを介して、前記整合部用送りローラ12に回転駆動が伝達されるようになっている。
アーム7には従動ローラ6が設けられており、従動ローラ6は排出ローラ4と加圧接触により従動回転している。また従動ローラ6はアーム7の回転動作によって整合トレイ2の整合面2a方向に移動する。これにより従動ローラ6が整合トレイ2の整合面2aに近づくように傾き、排出ローラ4と従動ローラ6との間に形成されるニップ部の位置が移動し、用紙の排紙方向が整合トレイ2の整合面2a方向に変更する。
図9に示すように、アーム7の駆動部60は、アーム7の下端部に取り付けられた引張スプリング14と、アーム7の回動を規制する回動規制部60aとから構成される。アーム7は引張スプリング14によって整合トレイ2方向に回転するよう力が加えられている。
回動規制部60aは駆動レバー61と、駆動レバー61に連動するレバー支持部64と、カム63とを備え、カム63に設けられたピン65がレバー支持部64に形成された長孔66に係合している。カム63が回転すると、レバー支持部64が図中実線で示す位置と図中2点鎖線で示す位置との間を移動し、これにより駆動レバー61も回動軸62回りに移動する。整合部用送りローラ12が退避位置にあるときには、駆動レバー61の先端部61aがアーム7の垂直当接部7cに当接してアーム7を保持しており、駆動レバー61の回動によってアーム7の保持が開放されると、アーム7は整合トレイ2方向に回転する。
アーム7には整合部用送りローラ12の外周よりも半径方向の外側に突設するガイド部7bが設けられている。整合部用送りローラ12が退避位置にあるときには、ガイド部7bの方が整合部用送りローラ12の整合トレイ2側端部12aよりも整合トレイ2に近い距離にあり、排出ローラ4から排出される用紙が整合部用送りローラ12に接触しないようになっている。また、整合部用送りローラ12が退避位置にあるときは、整合トレイ2の整合面2aからガイド部7bまでの距離と、整合トレイ2の整合面2aから排出ローラ4と従動ローラ6との間のニップ部4aまでの距離とが略同じになっている。
アーム7の整合部用送りローラ12側端部は、整合部用送りローラ12の外径よりも小径な円弧部7dを形成しており、円弧部7d周辺において整合部用送りローラ12が外部に露出している。またガイド部7bは円弧部7dとの間で段差が形成されており、整合部用送りローラ12が退避位置から接触位置に移動するとき、ガイド部7bにより用紙が押えられるようになっている。
次に、本実施の形態に係る用紙後処理装置の作用及び効果を説明する。尚、ここでは用紙に対して綴じ処理及び中折り処理を行う態様について説明する。画像形成本体110において画像形成処理が施された用紙Sは、パンチ処理部3を通過して、綴じ処理部Fに搬送される。綴じ処理部Fに搬送された用紙Sは綴じ処理搬送手段1の排出ローラ4によって整合トレイ2に案内される。整合トレイ2に案内された用紙Sは、ジョガーフェンス53及び後端フェンス51で端部揃えが行われる。その後、端部綴じ処理ステープラS1により用紙束の端部に綴じ処理が行われ、中央部綴じ処理ステープラS2により用紙束の中央部に綴じ処理が行われる。綴じ処理の終了した用紙束は放出ベルト32の駆動により中折り処理部Gに搬送される。中折り処理部Gに搬送された用紙束は折りローラ対46で折り処理が施された後、排紙ローラ38を通過して下トレイ39cに排紙される。
次に綴じ処理部F内の綴じ処理搬送手段1の動作について詳しく説明する。画像形成済みの用紙Sを画像形成装置本体110の排紙センサ23が検知すると、用紙排出信号が用紙後処理装置100に送られ、入口ローラ21、及び搬送路Dの経路上の各搬送ローラ27、29、30が回転を開始すると共に、綴じ処理搬送手段1の排出ローラ4が図中T方向に回転を開始する。排出ローラ4が回転を開始すると、第1タイミングベルト8、第1伝達プーリ10a等を介して回転駆動が伝達され、整合部用送りローラ12が回転を開始する。そして画像形成済みの用紙Sは入口センサ20aを通過して、各搬送ローラによって綴じ処理部Fまで搬送される。綴じ処理部Fに搬送された用紙Sは排出ローラ4と従動ローラ6のニップ部4aを通過して整合トレイ2に案内される。このとき綴じ処理搬送手段1の整合部用送りローラ12は図3に示すように退避位置にあり、排出ローラ4によって案内された用紙Sはガイド部7bに接触しつつ図中矢印Q方向に搬送される。
画像形成済みの用紙Sが入口センサ20aを通過して所定時間の経過後(用紙後端が排出ローラ4のニップ部4aより10mm〜30mm上流に到達したとき、図10中Vで示す)、ステッピングモータ(図示せず)の回転によりカム63が回転し、駆動レバー61が回転し駆動レバー61の先端部61aによるアーム7の保持が開放されると、アーム7は整合トレイ2方向に回転する。これにより、アーム7に取り付けられている従動ローラ6が回転するため、排出ローラ4と従動ローラ6との間に形成されるニップ部がアーム7と共に移動して、整合トレイ2に対する搬送角度が大きくなる(回動前の整合トレイに対する用紙Kの搬送角度<回動後の整合トレイに対する用紙Jの搬送角度)ように搬送方向が斜め下方向に変更される(図4、図5)。
用紙後端S1が排出ローラ4のニップ部4aを抜けた後も、アーム7は回転移動を継続し、用紙後端S1はガイド部7bに押されて整合トレイ2方向に押される。このとき、整合部用送りローラ12はガイド部7bに埋没する位置にあるため、整合部用送りローラ12の回転による搬送力は用紙Sに伝達されず、用紙Sは整合トレイ2の搬送方向下流側方向にのみ搬送される(図6)。
さらにアーム7が回転移動をすると、用紙Sは整合トレイ2の整合面2aの近傍位置まで押圧され(図7)、ガイド部7bの方が排出ローラ4の整合トレイ側端部4bよりも整合トレイ2の近い位置にきたとき、整合部用送りローラ12の整合トレイ側端部12aがガイド部7bよりも整合トレイ2に近づいて、整合部用送りローラ12に用紙Sが接触する。これにより用紙後端S1は排出ローラ4の整合トレイ側端部4bよりも整合トレイ2側に位置し、用紙後端S1が後端フェンス51方向への障害物がない位置において整合部用送りローラ12により搬送されることになり、用紙整合時に用紙後端S1が排出ローラ4にて引っ掛ることを防止することができる。
そして用紙Sが整合トレイ2の整合面2aと接触する位置にくると、用紙Sは整合部用送りローラ12と整合面2aとによって挟まれ、整合部用送りローラ12の回転による搬送力によって後端フェンス51方向(図中矢印R方向)に用紙Sは送られる(図8)。
このときステッピングモータは所定の時間停止しており、整合部用送りローラ12は用紙Sに当接したままの状態となる(図10中、Wで示す)。整合部用送りローラ12によって用紙後端S1が後端フェンス51に当接整合された後、再びステッピングモータの回転によりカム63が回転し、駆動レバー61が回動することにより、駆動レバー61の先端部61aによりアーム7が押し上げられて、整合部用送りローラ12の待機位置でアーム7は保持される。
本実施の形態では、整合トレイ2に用紙を排出するときにはガイド部7bが用紙に接して整合部用送りローラ12に用紙が接触するのを防止しており、整合トレイ2に用紙が排出されると整合部用送りローラ12が整合トレイ2に近づいて用紙に接触して、用紙を整合部に向けて送っている。よって用紙の排出時には整合部用送りローラ12の回転による搬送力は用紙Sに伝達されず、用紙Sは整合トレイ2の搬送方向下流側方向にのみ搬送でき、用紙詰まりを防止して整合トレイ2上の用紙Sを確実に後端フェンス51に整合させることができる。
整合部用送りローラ12が退避位置から接触位置に移動するとき、ガイド部7bにより用紙を押えるようになっているので、用紙後端部S1が排出ローラ4のニップ部4aからスムーズに抜け出すことができ、整合トレイ2に用紙をスムーズに導くことができる。
整合部用送りローラ12が待機位置から所定位置まで移動するまでの間は、ガイド部7bが整合部用送りローラ12よりも整合トレイ側に位置しており、ガイド部7bが排出ローラ4のトレイ側端部4bよりも整合トレイ2側にくると、整合部用送りローラ12がガイド部7bから露出して用紙Sに接触して搬送するので、用紙後端S1が所定位置に達したときにのみ整合部用送りローラ12によって搬送でき、用紙後端S1が排出ローラ4に引っ掛ることを防止できる。
アーム7が整合トレイ2方向に回転すると、アーム7に取り付けられている従動ローラ6が回転し、排出ローラ4と従動ローラ6との間に形成されるニップ部4aがアーム7に連動して回動して排紙角度が斜め下方向に変更されるので、用紙Sの排紙方向を整合トレイ2に近づく方向に変更でき、用紙Sを確実に整合トレイ2の整合面2a上に導くことができる。
整合部用送りローラ12がスポンジ(多孔質の弾性体)からなるため、整合部用送りローラ12と用紙表面との間に好適な摩擦抵抗を得ることができ、整合トレイ2上の用紙を確実に後端フェンス51に整合させることができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
上述の実施形態において、ガイド部7bは、排出ローラ4の整合トレイ側端部4bよりも整合トレイ2の近い位置にきたとき整合部用送りローラ12に用紙Sが接触するように設けたが、これに限定されず、排出ローラ4の整合トレイ側端部4bと整合トレイ2の整合面2aとの間の任意位置で整合部用送りローラ12が用紙Sに接触するようにガイド部7bを設けても良い。
図11に示す用紙後処理装置の綴じ処理搬送手段周辺を拡大して示す断面図である。 綴じ処理搬送手段を図11中のZ方向から見た正面図である。 綴じ処理搬送手段の整合部用送りローラが退避位置にあるときを示す断面図である。 綴じ処理搬送手段の整合部用送りローラが退避位置から所定距離だけ下がったときを示す断面図である。 用紙後端が排出ローラのニップ部から抜け出すときを示す断面図である。 用紙後端が排出ローラのニップ部から抜け出た後を示す断面図である。 整合部用送りローラによって用紙を後端フェンス側に搬送しているときを示す断面図である。 用紙が後端フェンスに突き当った状態を示す断面図である。 綴じ処理搬送手段の駆動機構を示す断面図である。 用紙後処理装置の用紙の搬送動作を示すタイムチャートである。 本発明に係る用紙後処理装置の断面図である。 従来例に係る綴じ処理搬送手段を示す断面図である。 従来例に係る綴じ処理搬送手段を示す断面図である。
符号の説明
2 整合トレイ(トレイ)
4 排出ローラ
4a ニップ部
6 従動ローラ
7 アーム(連結部材)
7b ガイド部
12 整合用送りローラ
51 後端フェンス(整合部)
100 用紙後処理装置(シート後処理装置)
110 画像形成装置本体

Claims (5)

  1. 画像形成済みのシートを受けるトレイと、トレイにシートを排出する排出ローラと、トレイの端部に設けてシートの整合を行う整合部と、トレイに排出されたシートを整合部に向けて送る整合用送りローラと、ガイド部とを備え、整合部用送りローラは排出ローラの搬送方向下流側に設けており、排出ローラと整合部用送りローラとは連動して回転しており、ガイド部はトレイにシートが排出されるときにシートと接して整合部用送りローラがシートに接触するのを防止していることを特徴とするシート後処理装置。
  2. ガイド部は整合部用送りローラがトレイに近づくときトレイ方向にシートを押していることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 整合部材送りローラは連結部材を介して排出ローラの軸に回動自在に支持されており、連結部材には排出ローラに当接して従動回転する従動ローラが設けられており、連結部材がトレイ方向に回動すると排出ローラと従動ローラとの間のニップ部の位置が連結部材と共に回動して、トレイに送り込まれるシート搬送角度がトレイに対して大きくなるように変更されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート後処理装置。
  4. 整合部材送りローラは多孔質の弾性体であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のシート後処理装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のシート後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。


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