JP2009058763A - シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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Masahiro Tamura
政博 田村
Nobuyasu Suzuki
伸宜 鈴木
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秀也 永迫
Naohiro Yoshikawa
直宏 吉川
Tomohiro Furuhashi
朋裕 古橋
Hitoshi Hattori
仁 服部
Makoto Hidaka
信 日高
Junichi Tokita
淳一 土岐田
Akira Kunieda
晶 國枝
Keiji Maeda
啓司 前田
Tomoichi Nomura
知市 野村
Ichiro Ichihashi
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Abstract

【課題】シート搬送時にジャムが発生した際のジャム処理性を向上させ、ユーザが簡易にジャム処理を行うことができるようにする。
【解決手段】搬入されたシートをシート搬送路に沿って搬送する複数のシートフィーダ5〜8と、これらのシートフィーダのうち、滞留搬送路Bとの分岐部の下流側にあって、最も近い位置のシートフィーダ6のフィードローラを従動ローラに対して接離させる加圧/解除機構と、ジョブ停止時にシートフィーダ6の加圧状態を解除し、前記駆動側のシート搬送手段を前記シート搬送路から退避させる制御回路とを有するシート搬送装置において、ジャム発生時にはジョブ停止動作を行い、前記制御回路と加圧/解除機構によって前記加圧状態が解除され、その解除状態を確認した後、ジャム発生信号を発信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬入されてきたシート(シート状記録媒体)を前段から後段に搬送する際に所定枚数滞留させて搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置の前段又は後段に設けられたシート処理手段によりシートに対して穴明け、仕分け、スタック、綴じ、中綴じ製本などの所定の処理を施すシート処理装置、及び前記シート搬送装置又はシート処理装置を一体又は別体に備えた複写機、プリンタ、印刷機、及びこれらの機能を複合して備えたデジタル複合機などの画像形成装置に関する。
フィニッシャ等のシート処理装置では、装置全体の生産性の低下を防ぎ、スティプル動作等の処理にかかる時間を稼ぐために、シートを一時的に滞留させた後複数枚のシートを同時に搬送させて実質的な時間を稼ぐ、いわゆるプレスタック処理を行っている場合があることが広く知られている。
一方、この種の技術として例えば特許文献1ないし3に開示された発明も公知である。このうち特許文献1には、コンパクトかつ安価な構成で2つのシート処理装置間のシート受け渡しが可能なシート処理装置を提供することを目的とし、シートに対してシート処理を行う第1シート処理装置と、前記第1シート処理装置の下流に設けられた第2シート処理装置とを含むシート処理装置において、前記第1シート処理装置内でシートを搬送する第1搬送手段と、前記第2シート処理装置内で回転体によりシートを搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段により搬送されるシートに対して、前記第2搬送手段の搬送力を作用させないように、前記第2搬送手段の前記回転体を離間させる離間手段と、前記第1搬送手段により搬送されるシートが、前記第2搬送手段に到達する前、もしくは到達後の所定タイミングにより、前記離間手段により第2搬送手段の前記回転体を離間させ、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段を独立に制御することを可能とし、前記第1シート処理装置による処理を行った後、前記第1搬送手段によりシートが挟持されている間に、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段を同一速度とした後、前記離間手段による離間を解除することで前記第1シート処理装置と前記第2シート処理装置間のシートの受け渡しを行う制御手段とを有することを特徴とするシート処理装置が記載されている。
また、特許文献2には、用紙の搬送ローラを損傷させることなく、また、ジャム処理によって用紙を汚すことなく、用紙を取り除くジャム処理が容易にできる用紙搬送装置を提供することを目的とし、 前記用紙搬送装置は、ジャム検知手段を有し、前記ジャム検知手段が、ジャムを検知した際に、搬送ローラ対の加圧力を解除し、搬送ローラ対間に隙間を設けることを特徴とする用紙搬送装置が記載されている。
さらに、特許文献3には、搬送路から別の搬送路内に逆流した被転写体が滞留中にジャムが発生した場合に、ジャム処理時の被転写体の引き抜く負荷を低減して、別の搬送路内の被転写体が破れることなく搬送ローラの耐久性が増し、高品質の画像形成と後処理が行われるようにすることを目的とし、被転写体を搬送路に滞留させることによって複数枚からなる束を形成して処理部に搬送する被転写体搬送装置において、被転写体を搬入する搬入手段と、上記搬入手段から搬入された被転写体を処理部に搬送する搬送路と、上記搬送路を逆流する被転写体を別の搬送路に案内する切り替え手段と、上記切り替え手段で上記別の搬送路に案内されて滞留する被転写体を上記搬送路に搬送される次の被転写体と重なるように搬送する搬送ローラ対と、上記搬送ローラ対を加圧する加圧手段と、上記加圧手段の加圧力を解除する加圧力解除手段とからなることを特徴とする被転写体搬送装置が記載されている。
加えて、特許文献4には、滞留搬送路を備えた用紙搬送装置において、用紙寸法に応じて滞留搬送路の分岐点からの距離を変更することが記載されている。
特開2005−075569号公報 特開2002−128314号公報 特開2005−022826号公報 特開2006−347769号公報
前記特許文献1及び2記載の技術では、シートの受け渡し、ジャム処理の容易性などを考慮し、シートを搬送するシートフィーダの加圧力解除、シートフィーダの離間処理を行うことが開示され、引用文献3には、滞留手段を備えた被転写体搬送装置において、搬送ローラの加圧力を解除することが開示されている。しかし、ジャム処理時やジョブ停止時の動作制御については特に配慮されておらず、ジャム処理のためにシート搬送手段の加圧状態を自動的に解除しようとしても、例えば前カバーを開けてしまうと、電源オフとなってシート搬送手段の加圧状態を解除することができなくなる。そのため、ジャム処理が面倒になり、シートの損傷やジャム処理に時間を要することになる。また、引用文献4には用紙寸法に応じて滞留搬送路の分岐点からの距離を変更することが記載されているが、ジャム処理時にどのように搬送ローラを動作させるかという点については特に触れられていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シート搬送時にジャムが発生した際のジャム処理性を向上させ、ユーザが簡易にジャム処理を行うことができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、搬入されたシートをシート搬送路に沿って搬送する複数のシート搬送手段と、前記シート搬送手段のうち、1つのシート搬送手段の駆動側を従動側に対して接離させる加圧及び加圧解除手段と、ジョブ停止時に前記シート搬送手段の加圧状態を解除し、前記駆動側のシート搬送手段を前記シート搬送路から退避させる制御手段とを有するシート搬送装置において、ジャム発生時にはジョブ停止動作を行い、前記制御手段によって前記加圧状態が解除され、その解除状態を確認した後、ジャム発生信号を発信することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記シート搬送路から分岐し、前記シートを所定枚数滞留させる滞留手段と、前記シート搬送路と前記滞留手段との分岐点に設けられ、シート搬送方向下流側から上流側への逆搬送するときに前記シートの搬送方向を前記滞留手段側に選択可能な分岐爪とを備え、前記シート搬送手段が、前記シート搬送路から前記滞留手段に分岐する分岐点からシート搬送方向下流側に第1及び第2の少なくとも2つのシート搬送手段を含み、前記分岐点に近い側の第1のシート搬送手段が前記1つのシート搬送手段であって、当該第1及び第2のシート搬送手段は正逆方向に駆動可能であり、前記制御手段は、前記滞留手段にシートを送り込む際、前記シートの搬送長に応じて前記第1のシート搬送手段の退避状態を選択し、前記所定枚数滞留した時点で前記第1及び第2のシート搬送手段によって後段にシート束を搬送することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記制御手段は、前記シートの搬送長が前記分岐爪の先端から前記第2のシート搬送手段のニップ間の距離よりも長い場合には、前記第1のシート搬送手段を離間させて前記滞留手段へ前記シートを滞留させることを特徴とする。
第4の手段は、第2の手段において、前記制御手段が、ジョブ停止時に、前記第1のシート搬送手段を退避させることを特徴とする。
第5の手段は、第2の手段において、ジョブ停止時に、前記第1のシート搬送手段を手動で退避させる手動退避機構を備えていることを特徴とする。
第6の手段は、第2の手段において、前記第1のシート搬送手段近傍にシート検知手段を備え、当該シート検知手段がシートを検知したとき、前記制御手段は、前記第1のシート搬送手段を退避させることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段に係るシート搬送装置と、前記シート搬送装置の前段又は後段に設けられ、前記シートに対して所定の処理を施すシート処理手段と、を備えたシート処理装置を特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記シート処理装置の筐体に開閉カバーを備え、ジャム発生信号を通達する前であって、ジャム停止後、前記シート搬送手段の加圧解除が完了する以前に、ユーザが前カバーを開放した場合には、前カバーを閉鎖することを促す報知を行い、前カバーが閉鎖された後、前記シート搬送手段の加圧解除処理を行うことを特徴とする。
第9の手段は、第7の手段において、前記シート処理装置の筐体に開閉カバーを備え、当該開閉カバーを閉鎖したときに前記シート検知手段がシートを検知しない場合には、前記退避していたシート搬送手段を加圧し、前記シートを搬送可能な位置に移動させることを特徴とする。
第10の手段は、第8又は第9の手段において、前記ジャム発生信号を出力する原因となったジャムシートの除去が確認され、前記前カバーを閉鎖した旨を示す信号が通知された場合には、前記退避していたシート搬送手段を加圧し、前記シートを搬送可能な位置に移動させることを特徴とする。
第11の手段は、第7ないし第8のいずれかの手段に係るシート処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第7のいずれかの手段に係るシート搬送装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、複数の搬送手段はシートフィーダ4,5,6,7,8等に、1つのシート搬送手段(第1のシート搬送手段)はシートフィーダ6に、この駆動側は符号6a、従動側は符号6bに、加圧及び加圧解除手段はモータ27、ウォームギア26a、ウォームホイール26b、ウォームホイール26b、回転軸26c、偏心カム26d、カムフォロワ26e、検知片26f、及び光センサ26gに、制御手段は制御回路350のCPU360に、滞留手段は滞留搬送路Bに、分岐爪は符号9に、第2のシート搬送手段はシートフィーダ7に、手動退避機構はジャム処理レバー35に、それぞれ対応する。
本発明によれば、シート搬送時にジャムが発生した際のジャム処理性を向上させ、ユーザが簡易にジャム処理を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係るシート処理装置を含むシステム全体構成を示す図である。なお、シートを搬送するためのフィード機構及びステイプル機構自体は、本発明の特徴ではなく、また、公知であるから、その詳細な説明は省略する。
このシステムは画像形成装置500とシート処理装置としてのシート後処理装置2とからなる。シート後処理装置2は、受入口2aから排紙トレイ19に至るシート搬送路を備えている。このシート搬送路は、入口搬送路A、滞留搬送路B、ステイプル搬送路C、ステイプルトレイ搬送路D、及び排紙搬送路Eを含む。入口搬送路Aにはシートフィーダ4a,4b及びパンチユニット3が設けられ、シートに対してパンチ処理が可能となっている。なお、符号3aはパンチ屑ホッパである。入口搬送路Aからステイプル搬送路Cへは分岐爪2eにより搬送路の選択が行われ、ステイプル搬送路Cから滞留搬送路Bへは分岐爪9によって搬送路が選択される。ステイプル搬送路Cには用紙搬送方向に沿ってシートフィーダ5,6,7及び排紙フィーダ8が設けられている。ステイプルトレイ搬送路Dはステイプル搬送路Cから放出されたシートをステイプルトレイ13上に受入、シートは放出ベルト17によって駆動される放出爪15によって排紙搬送路Eを経て排紙トレイ19上に排紙される。ステイプルトレイ13のシート搬送方向最上流側には後端フェンス11が設けられ、この後端フェンス11と干渉しないようにステイプラ12がシート搬送方向と直交する方向に移動可能に設置されている。
図2は本実施形態に係るシステム全体の制御構成を示すブロック図である。シート後処理装置2の制御回路350は、図2に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータであり、画像形成装置500本体の図示しないコントロールパネルの各スイッチ、及び紙面検知センサ等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。CPU360は、入力された信号に基づいて、各種駆動機構の駆動を制御する。なお、後述の動作制御は図示しないROMに格納されたプログラムコードをCPU360が読み込み、図示しないRAMに展開し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードで示されたプログラムに基づいて実行される。
以下、シートの搬送動作と合わせてシート後処理装置2の構成について説明する。
図1において、画像形成装置500の排紙口500aから出力されたシート1は、受入口2aからシート後処理装置2に入り、搬送部材であるシートフィーダ4及び5によって搬送される。その際、シート1は入口センサSN1により検知され、分岐爪2eを図示反時計方向に回動させることにより下搬送路C2に導かれる。下搬送路C2に導かれたシート1は、ばねによる加圧力を搬送経路方向へ負荷させた切換爪9をシート1の移動力で図示反時計方向に回動させ、それにより確保されたステイプル搬送路Cを通り、搬送手段であるシートフィーダ6、シートフィーダ7及び排紙フィーダ8によりスティプルトレイ13へ搬送される。切換爪9はシート1が通過した後、図示していないスプリングの弾性力により図示位置に復帰する。なお、シートフィーダ6が第1のシート搬送手段に、シートフィーダ7が第2のシート搬送手段にそれぞれ対応する。
スティプルトレイ13に搬送されたシート1は矢印方向へ自重落下し、また、叩きコロ14で下方に叩き落とされ、後端フェンス11で搬送方向の後端が揃えられる。そして、あらかじめシート1の後端をセンサSN2で検知し、シート搬送方向が揃えられ得る時間の後、ジョガーフェンス10により幅方向(シート搬送方向に対して直交する方向)が揃えられる。この動作を繰り返してスティプルトレイ13内に整合されたシート束1zを形成する。
整合されたシート束1zは、スティプラ12でスティプル処理された後、ステイプルトレイ13の中央部のシート搬送方向と平行に設けられた放出爪ベルト17に立設された放出爪15により矢印D方向へ移動する。放出ベルト17は、ローラ16a及び16b間に張架され、図示しない駆動系により動作する。ステイプルトレイ13上のシート束1zは後端を放出爪15で押されながら矢印E方向に移動し、排紙ローラ18によって排紙され、排紙トレイ19上へ積載される。
さらに詳しい動作について図3及び図4の動作説明図を参照して説明する。
1枚目のシート1aはシート後端が切換爪9を通過した後(図3(a))、シートフィーダ6及び7が逆回転し(シートフィーダ6及び7の駆動源は同一−図5参照)、シート滞留経路Bへ搬送される(図3(b))。次いで、シート1aの先端がシートフィーダ6を通過後又はシートフィーダ6のニップに噛んだ時点で、シートフィーダ6は停止し、シート1aは滞留経路B内で滞留する(図3(c))。
次シート1bはシート1aと同様に搬送され、切換爪9を通過して停止しているシートフィーダ6へと突き当たるように搬送される(図3(d))。シートフィーダ6はシート1bが突き当たるタイミングで正回転駆動し、シート1a及び1bを合流させて搬送する(図3(e))。シートフィーダ6が正回転を開始するタイミングは滞留経路Bの上流に配置されているシート検知センサS2が次シート1b先端を検知してから次シート1b先端がシートフィーダ6に到達するまでの時間に基づいて設定される。この時間は、あらかじめ搬送経路及び搬送線速より算出される。
ここで、滞留シート枚数がシート滞留所定枚数以下である場合には、合流したシート束はシート1aと同様に滞留経路Bへ搬送し、シート束を滞留させる。滞留シート枚数がシート滞留所定枚数に達した場合には、合流したシート束はそのまま搬送し、前述の排紙フィーダ8により、ステイプルトレイ13へと放出される。
長手サイズもしくは長手方向に長いサイズのシートが搬送されてくる場合には、装置入口に配置されている入口検知センサS1がシート先端を検知するタイミングで、シートフィーダ6に加えられている加圧を解除する(図4(a)−矢印F)。本実施形態においては、シートフィーダ加圧解除手段は、駆動側フィーダを退避させて加圧解除する機構を備えているが、加圧解除手段及び解除方向については従動ローラ側で加圧解除を行うように構成する衣こともできる。なお、以下、シートフィーダのローラ対を符号6で、駆動側のローラをフィードローラとして符号6aで、従動側のローラを従動ローラとして符号6bで示す。
シート後端が切換爪9を通過した後(図4(b))、フィードローラ6aは退避し加圧解除されているため、1枚目のシート1aはそのままシートフィーダ7を通過するまで搬送される。次いで、シートフィーダ6及び7が逆回転し、滞留経路Bへ搬送され(図4(c))、シート1aの先端がシートフィーダ7を通過し、又はシートフィーダ7のニップで保持された時点で、シートフィーダ7は停止する。これによりシート1aは滞留経路B内で滞留する(図4(d))。
その後、次シート1bはシート1aと同様に搬送されて切換爪9を通過して停止しているシートフィーダ7のニップへと突き当たるように搬送される(図4(e))。シートフィーダ7はシート1bが突き当たるタイミングで正回転駆動され、シート1a及び1bを合流させ、重ね合わせて搬送する(図4(f))。シートフィーダ7が正回転を開始するタイミングは滞留経路Bの分岐部上流に配置されているシート検知センサS2がシート1b先端を検知してからシート1b先端がシートフィーダ7に到達するまでの時間に設定されている。この時間も前述のようにあらかじめ搬送経路長と搬送線速から算出されたものである。以降、1ジョブの枚数がステイプルトレイ13上に積載され、ステイプル処理された後、前述のようにして放出爪15及び排紙ローラ18により排紙トレイ19上に排紙される。
シートフィーダ6及び7は同一駆動源により駆動されることから、フィードローラ6aの加圧が解除されていない場合にはシート1bに関して、シート1bがシートフィーダ6に進入する場合にシートフィーダ6が搬送負荷となり、シートが搬送されなくなる虞がある。また、シート1bがシートフィーダ6に進入するタイミングでシートフィーダ6を回転させると、先に搬送されて滞留経路Bに滞留しているシート1aも同時にシートフィーダ7により搬送されてしまい、シート合流時のシート1a及び1bのズレは非常に大きくなり、滞留手段として機能しなくなる。以上の理由により、長手サイズシート時にはシートフィーダ6aの加圧解除が有効となる。
図5ないし図7は、第1及び第2のシートフィーダ6及び7の駆動機構並びに第1のシートフィーダ6の圧解除機構を示す図である。図5において、第1及び第2のシートフィーダ6及び7の駆動機構では、搬送モータ22の駆動力を第1及び第2のタイミングベルト23a,23bによってそれぞれ第1及び第2のフィードローラ6,7の軸に伝達するようになっている。
図6は第1のシートフィーダ6の加圧及び加圧解除機構(以下、「加圧/解除機構」と称す)の斜視図、図7は同機構の正面図である。これらの図において、加圧/解除機構は、モータ27、ウォームギア26a、ウォームホイール26b、ウォームホイール26bによって回転駆動される回転軸26c、回転軸26cの両端に設けられた偏心カム26d、第1のシートフィーダ6の軸6cと一体に同軸に設けられたカムフォロワ26e、前記回転軸26cに同軸に設けられ回転位置を検出するための半円状の検知片26f、及びこの検知片26fの位置を光学的に検出する光センサ26gから構成されている。この構成では、ウォームギア26aはタイミングベルト28を介してモータ27によって回転駆動され、ウォームホイール26bを駆動する。ウォームホイール26bは軸6dとカム26dを一体に回転させる。カム26dは偏心しており、長円側でカムフォロワ26eを前記軸6c側から離間させ、回転軸26cと同軸で一体に回転する第1のシートフィーダ6の軸間距離を広げる。これによりフィードローラ6aが従動ローラ6bから離間し、シートへの第1のシートフィーダ6の干渉を防止することができる。
カム26bの回転位置は前記検知片26fの検知の有無によって判断する。例えば、光センサ26gの光路を断ったときフィードローラ6aが対向する従動ローラ6bから離間し、光路が断たれていないときフィードローラ6aが従動ローラ6bに接触するというように設定しておけば、検知出力によって第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aの位置が分かる。あるいは、前記検知片26fが光路を切ったタイミングをトリガとしてホームポジションを設定しておくと、モータの駆動パルスとの関係で第1のシートフィーダ6aの接離状態を把握することは容易である。なお、図5に示した駆動機構は、図6及び図7の加圧/解除機構の動作とは無関係に動作する。
大略前述のように構成され、動作するシート後処理装置では、フィードローラ6aは、通常サイズシート(=短手サイズシート−シート搬送方向がシート搬送方向に直交する方向より短い方向で搬送される搬送方向)が搬送される場合には加圧され、シート搬送力をシートに伝達する機能を有する。逆に長手サイズシート(シート搬送方向がシート搬送方向に直交する方向より長い方向で搬送される搬送方向)が搬送される場合には第1のシートフィーダ6は加圧解除され、第1のシートフィーダ6下流に設置された第2のシートフィーダ7が長手プレスタック搬送機能を有する。ここでは通常(短手)サイズシートが搬送される場合を対象とする。なお、短手と長手については、シートサイズによって搬送長が変わるが、この実施形態では、前記分岐点より下流側に設けられた最も上流側の第1のシートフィーダ6は前記分岐点から少なくともB5横サイズ(182mm)以内の距離の位置に設けられ、前記第1のシートフィーダ6より下流側に設けられた第2のシートフィーダ7は前記分岐点から少なくともB5縦サイズ(257mm)以内の距離の位置に設けられる。また、シートの搬送方向の寸法がB5横サイズ(182mm)以上B5縦サイズ(257mm)未満の場合には第1のシートフィーダ6は加圧状態で動作し、搬送方向の寸法がB5縦サイズ(257mm)以上の用紙の場合には、第1のシートフィーダ6は加圧解除状態で動作する。
図8は通常サイズシートが搬送されるときのシート搬送動作とジャム処理時の状態を示す図である。同図において、1枚目のシート1aはシート後端が切換爪9を通過した後(図8(a))、第1及び第2のシートフィーダ6,7が逆回転し、シート滞留経路Bへ搬送される。シート1aの先端が第1のシートフィーダ6を通過後又は第1のシートフィーダ6のニップで保持された時点で、第1のシートフィーダ6は停止し、シート1aは滞留経路B内で滞留する(図8(b))。次シート以降は、停止した第1のシートフィーダ6のニップにシート先端を突き当て(図8(d))、先行シートと重ね合わせて搬送し、第1のシートフィーダ6を逆転させて滞留搬送路Bに送り込むシート滞留処理を行う。この動作を設定された枚数繰り返し、設定枚数の重ね合わせが終了した時点で、シートはまとめて処理トレイ13へと排出搬送される(図8(e))。その後、滞留処理を行うことなく1枚ずつステイプルトレイ13に搬送され、ステイプルトレイ13上に1ジョブのシートが積載された時点で前述のようにして排紙トレイ19に排紙される。
次シート以降の搬送中に画像形成装置500もしくはシート後処理装置2からジョブ停止情報が送信された場合にはシート後処理装置2は搬送を停止する。図9は画像形成装置500からジョブ停止指示が入力されたときの動作手順を示すフローチャートである。この動作手順では、ジョブ停止指示入力があると、搬送モータを停止し(ステップS101)、搬送中シートの搬送を停止する(ステップS102)。次いで、第1のシートフィーダ6の圧解除モータを駆動し(ステップS103)、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aを退避させる(ステップS104)。
ここで第1のシートフィーダ6は搬送機能を満足させるために加圧状態になっている。本シート後処理装置2をはじめとして多用されるシートフィーダの場合、従動側シートフィーダはジャム処理性を高めるためにガイド板に設置させる等の構成を用いて加圧を解除できる構成を取っているものが多い。この構成のものでは、ジャム処理時には従動側シートフィーダをフリーにさせてジャムシートを除去することができる。
しかしながら第1のシートフィーダ6の従動側が完全固定式である場合には、従動側シートフィーダ6bをフリーの状態にはできない。そこでこのような構成では、通常、フィードローラ6aにレバーを設置し、レバー(ジャム処理レバー35−図13参照)を回転させ、ジャムシートを手送りすることによってジャムシートを除去するようになっている。なお、本実施形態で第1のシートフィーダ6の従動ローラ6bが完全固定式なのは、図1に示したようにステイプル搬送路Cのステイプルトレイ13側(第1のシートフィーダ6の従動側配設側)に各種の機構が配置されているからである。そこで、本実施形態では、前述のサイズ対応プレスタック機能を満足させるため、第1のシートフィーダ6が加圧及び加圧解除動作を行うようになっている。
本実施形態では、このように構成されていることから、ジャム発生信号が送信された時点で、シート後処理装置2は搬送を停止する。その後、第1のシートフィーダ6近傍に配置したシート検知センサがS3がシートを検知することにより第1のシートフィーダ6がジャムシートをニップしていることが確認された場合は、画像形成装置500又はシート後処理装置2の制御回路350から供給される電圧により加圧解除機構を有する第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aが前述のような加圧解除動作を行うことによって第1のシートフィーダ6によるシートの保持状態を解除させる。これによって図8(c)及び(f)に示すようにジャムしたシートを簡単に処理することができる。ここで、第1のシートフィーダ6aが加圧解除を行うトリガは第1のシートフィーダ6近傍のシート検知センサS3がジャムシートを検知したタイミングとする。
このようなジャム発生信号入力時の動作手順を図10に示す。図10は画像形成装置500あるいはシート後処理装置2のジャム検知回路からシート後処理装置の駆動制御回路にジャム発生信号が入力したときの動作手順を示すフローチャートである。この動作手順も図8の動作と同様で、ジャム発生信号の入力があると、搬送モータを停止し(ステップS201)、搬送中シートの搬送を停止する(ステップS202)。次いで、第1のシートフィーダ6の圧解除モータを駆動し(ステップS203)、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aを退避させる(ステップS204−図8(c),(f))。
本実施形態においては、図1に示したシート後処理装置2の前面部がシート処理部となっており、前面を覆うように処理カバー(以降、前カバーとする)で保護されている。ジャム処理時には前カバーを開口してジャム処理を行うが、ジャムによる搬送停止後、ジャムシートが第1のシートフィーダ6のニップ位置で停止している場合は、シート検知センサS3がシートを検知する。そして、そのタイミングで画像形成装置500又はシート後処理装置2から加圧解除モータ27の解除のための電圧が供給され、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aの加圧が解除され、ジャムシートがフリーの状態になる。この後にジャム発生信号をユーザに通知してジャム処理を促す。
ここで、ジャム発生信号を通達する以前に、ジャム停止後、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aが加圧解除完了する以前に、ユーザが前カバーを開口してしまった場合には、アラームやメッセージ等の警告を発し、前カバーを閉鎖するように促し、再度前カバーが閉じられた後に、加圧解除処理を行う動作を行うようにする。
次にジャムシート除去後に前カバーを閉じ、前記センサを含むジャム検知センサがシートを検知しないことを受けてジャムシート除去完了を確認すると、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aは加圧解除位置から加圧位置へと移動し、ニップを形成し、搬送可能状態へと復帰する。このときの処理を図11に示す。
図11はジャム発生信号が入力し、ジャム処理を行って動作を再開する際の動作手順を示すフローチャートである。図10の処理と同様に、ジャム発生信号の入力があると、搬送モータ22を停止し(ステップS301)、搬送中シートの搬送を停止する(ステップS302)。次いで、第1のシートフィーダ6の圧解除モータ27を駆動し(ステップS303)、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aを退避させる(ステップS304)。
その後、ジャムエラーメッセージを表示装置に通知し(ステップS305)、メッセージ表示を行う。この状態で前カバーの開放(ステップS306)、ジャムシートの除去(ステップS307)、及び前カバーの閉鎖(ステップS308)が行われ、ジャムシート除去完了が確認された時点で(ステップS309)、第1のシートフィーダ6の圧解除モータが駆動され(ステップS310)、ステップS304で退避していたフィードローラ6aが加圧されて(ステップS311)、シート受入可能な状態となる。
また、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6a復帰タイミングは前カバーを閉口するタイミングでも良い。このときの処理を図12に示す。図12は図11の動作手順に対して第1のシートフィーダ6の駆動側のフィードローラ6aの復帰タイミングが異なる他の動作手順を示すフローチャートである。この動作手順では、ステップS401からステップS408までは、図11のステップS301からステップS308までと同じ処理を実行する。そして、ステップS309のジャムシート除去完了確認処理に代えて、シート後処理装置2の前カバー開閉センサによって検出される前カバー閉鎖情報を画像形成装置500あるいはシート後処理装置2の制御回路350に通知し(ステップS411)、この通知に基づいて画像形成装置500あるいはシート後処理装置2から制御回路350のCPU360に第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aの圧解除が指示され、圧解除モータ27が駆動される(ステップS409)。これにより第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aが加圧され(ステップS410)、シートの受入可能な状態なる。
前記例では、第1のシートフィーダ6のフィードローラ6aはモータ27の駆動力により従動側のフィードローラ6bから離間させることができるが、電気的に離間させる機構に代えて、あるいは電気的に離間させる機構に加えて手動で離間させことができるように構成することも可能である。すなわち、図13の加圧/解除機構の要部斜視図、図14の正面図に示すようにジャム処理レバー35を前記加圧/解除機構の回転軸26cに設けて手動退避機構としたもので、ジャム処理を行う場合に、図15に示すように加圧ばね26hの弾性力に抗して第1のシートフィーダ6の駆動側のフィードローラ6aを矢印P方向に引き上げて駆動側のフィードローラ6aを従動側のローラ6bから離間させ、シート搬送路から退避させることもできる。これによりジャムシートに第1のシートフィーダ6の駆動側フィードローラ6aからの負荷が加わることがなくなるので、ジャム処理が容易となる。なお、図15(a)は加圧/解除機構の加圧構造の要部を示す正面図、図15(b)は背面図である。
本例は好適な実施例ではあるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲により規定される範囲に含まれる。
以上のように、本実施形態によれば、シート搬送中にジャムが発生した場合に対して、シートフィーダによるシートの拘束が自動的に解除された後、ジャム発生信号を発信するので、シートフィーダによるシートの拘束状態でジャム処理が行われることがなく、ジャムシート処理時においてのシート除去を簡易にすることができる。これにより、端面綴じシート束、中綴じシート束の搬送機構を有したシート後処理装置において、高信頼性と、簡素な構成で高いシート除去性を安価で実現することができる。
本発明の実施形態に係るシート処理装置を含むシステム全体構成を示す図である。 本実施形態に係るシステム全体の制御構成を示すブロック図である。 搬送方向が短手方向でシートを搬送するときの動作説明図である。 搬送方向が長手方向でシートを搬送するときの動作説明図である。 第1及び第2のシートフィーダの駆動機構を示す要部斜視図である。 第1のシートフィーダの加圧及び加圧解除機構の斜視図である。 図6の正面図である。 通常サイズシートが搬送されるときのシート搬送動作とジャム処理時の状態を示す図である。 画像形成装置からシート後処理装置にジョブ停止指示が入力されたときの動作手順を示すフローチャートである。 ジャム発生信号入力時の動作手順を示すフローチャートである。 ジャム発生信号が入力し、ジャム処理を行って動作を再開する際の動作手順を示すフローチャートである。 図11の動作手順に対して第1のシートフィーダのフィードローラの復帰タイミングが異なる他の動作手順を示すフローチャートである。 加圧/解除機構の手動退避機構の要部斜視図である。 図13の正面図である。 加圧/解除機構の加圧構造の要部を示す図である。
符号の説明
1 シート
2 シート後処理装置
3 パンチユニット
4,5,6,7,8 シートフィーダ
6 第1のシートフィーダ
6a フィードローラ
7 第2のシートフィーダ
9 分岐爪
26a ウォームギア
26b ウォームホイール
26c 回転軸
26d 偏心カム
26e カムフォロワ
26f 検知片
26g 光センサ
27 モータ
35 ジャム処理レバー
350 制御回路
360 CPU
B 滞留搬送路

Claims (11)

  1. 搬入されたシートをシート搬送路に沿って搬送する複数のシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段のうち、1つのシート搬送手段の駆動側を従動側に対して接離させる加圧及び加圧解除手段と、
    ジョブ停止時に前記シート搬送手段の加圧状態を解除し、前記駆動側のシート搬送手段を前記シート搬送路から退避させる制御手段と、
    を有するシート搬送装置において、
    ジャム発生時にはジョブ停止動作を行い、前記制御手段によって前記加圧状態が解除され、その解除状態を確認した後、ジャム発生信号を発信することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 請求項1記載のシート搬送装置において、
    前記シート搬送路から分岐し、前記シートを所定枚数滞留させる滞留手段と、
    前記シート搬送路と前記滞留手段との分岐点に設けられ、シート搬送方向下流側から上流側への逆搬送するときに前記シートの搬送方向を前記滞留手段側に選択可能な分岐爪と、
    を備え、
    前記シート搬送手段が、前記シート搬送路から前記滞留手段に分岐する分岐点からシート搬送方向下流側に第1及び第2の少なくとも2つのシート搬送手段を含み、
    前記分岐点に近い側の第1のシート搬送手段が前記1つのシート搬送手段であって、当該第1及び第2のシート搬送手段は正逆方向に駆動可能であり、
    前記制御手段は、前記滞留手段にシートを送り込む際、前記シートの搬送長に応じて前記第1のシート搬送手段の退避状態を選択し、前記所定枚数滞留した時点で前記第1及び第2のシート搬送手段によって後段にシート束を搬送することを特徴とするシート搬送装置。
  3. 請求項2記載のシート搬送装置において、
    前記制御手段は、ジョブ停止時に、前記第1のシート搬送手段を退避させることを特徴とするシート搬送装置。
  4. 請求項2記載のシート搬送装置において、
    ジョブ停止時に、前記第1のシート搬送手段を手動で退避させる手動退避機構を備えていることを特徴とするシート搬送装置。
  5. 請求項2記載のシート搬送装置において、
    前記第1のシート搬送手段近傍にシート検知手段を備え、当該シート検知手段がシートを検知したとき、前記制御手段は、前記第1のシート搬送手段を退避させることを特徴とするシート搬送装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置の前段又は後段に設けられ、前記シートに対して所定の処理を施すシート処理手段と、
    を備えていることを特徴とするシート処理装置。
  7. 請求項6記載のシート処理装置において、
    前記シート処理装置の筐体に開閉カバーを備え、ジャム発生信号を通達する前であって、ジャム停止後、前記シート搬送手段の加圧解除が完了する以前に、ユーザが前カバーを開放した場合には、前カバーを閉鎖することを促す報知を行い、前カバーが閉鎖された後、前記シート搬送手段の加圧解除処理を行うことを特徴とするシート処理装置。
  8. 請求項6記載のシート処理装置において、
    前記シート処理装置の筐体に開閉カバーを備え、当該開閉カバーを閉鎖したときに前記シート検知手段がシートを検知しない場合には、前記退避していたシート搬送手段を加圧し、前記シートを搬送可能な位置に移動させることを特徴とするシート処理装置。
  9. 請求項7又は8記載のシート処理装置において、
    前記ジャム発生信号を出力する原因となったジャムシートの除去が確認され、前記前カバーを閉鎖した旨を示す信号が通知された場合には、前記退避していたシート搬送手段を加圧し、前記シートを搬送可能な位置に移動させることを特徴とするシート処理装置。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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