JP2004155566A - 用紙後処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙後処理装置の小型化と、画像形成装置全体の設置省スペース化を実現する。
【解決手段】画像形成装置本体1から搬送される用紙をステイプルトレイ17に搬送積載し、積載された複数枚の用紙を規制部材と整合手段により整合してから処理ユニット12aで後処理し、後処理された用紙束を整合手段により用紙搬送方向に対して交差する方向に搬送して、排出ガイド26を介してステイプルトレイ17の下方に排出する用紙後処理装置12を、画像形成装置本体1の排紙載置部の上方に配設したことで、装置全体の設置省スペース化が図れる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置の用紙後処理装置及び用紙後処理装置を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置では、排出される用紙のステイプル又はパンチ等を行う用紙後処理装置を画像形成装置の用紙排出部の横側に外付け配置されていた。しかるに、近年は装置の省スペース化を目指した胴内排紙型画像形成装置が知られており、排出ローラから排出されるシートを処理部のトレイに搬送し、シートの整合、ステイプル処理又はパンチ処理等の綴じ処理を行うシート処理部と、このシート処理部に係合されるシート処理されたシート束をスタックするスタック部と、を備えるシート処理装置を装置本体の上方上板部に着脱自在に配置する画像形成装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001―72311号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように用紙後処理装置を画像形成装置本体の横側に外付け配置される場合には、装置全体の設置面積が大きくなる問題があった。また、用紙後処理装置を装置本体の横側に配置した場合、用紙後処理装置自体の高さ方向の支持手段と、装置本体との連結手段、及び移動用のキャスターなど強固な枠体を具備しなければならなく大型化していた。また、上記特許文献1に示される画像形成装置におけるシート処理装置は、シート処理部の下流側にスタック部を一体的に備えており、シート束の先端を装置本体からはみ出させないために、A3等のラージサイズのシート処理をシート整合処理のみに制限するという問題があった。また、整合及びステイプル或いはパンチ処理されたシート束をスタック部に排出搬送するための搬送ベルトが用いられており、同様の構成でA3等のラージサイズ対応のシート処理装置を形成すると、シート処理部とスタック部の寸法が長大化され、シート処理されたA3等のラージサイズのスタック部上のシート束先端と用紙束受け部が装置本体から突出することが懸念され、装置全体の設置省スペース化の問題となっていた。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、小型で安価な設置省スペース化を図った用紙後処理装置、及び用紙後処理装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の用紙後処理装置は、画像形成装置の排紙部から排出される用紙を上方に搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送された用紙を積載する用紙トレイと、処理トレイに積載される複数枚の用紙に後処理を施す処理ユニットを備えており、用紙トレイ上に設けられ用紙の搬送方向に対して交差する方向に移動して積載された複数枚の用紙の側面を整合する整合手段と、整合された複数枚の用紙に処理ユニットにより後処理を施した後、用紙トレイの用紙積載面から退避する規制手段と、用紙トレイの規制手段の側面に対向して用紙搬送方向に沿って配設され、処理ユニットにより処理された用紙束を整合手段により搬送し、退避した前記規制手段上を通過した前記用紙束を用紙トレイの下方に案内排出する排出案内手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
さらに、本発明の用紙後処理装置を、装置本体の排紙部に連結して、装置本体の排紙載置部上方に着脱自在に配設する画像形成装置において、処理ユニットにより後処理された用紙束を、排出案内手段を介して用紙後処理装置の用紙トレイの下方の排紙載置部に排出積載することを特徴とする。
【0008】
本発明の構成の用紙後処理装置によれば、画像形成装置本体から用紙トレイに搬送された複数枚の用紙を、整合手段により整合してから、ステイプラユニット(綴じ処理)或いはパンチャー(孔あけ処理)等の処理ユニットにより後処理を施し、整合手段により用紙の搬送方向に対して交差する方向に、後処理された用紙束を押し出し搬送し、排出案内手段を介して用紙トレイの下方に排出する。この用紙後処理装置を画像形成装置本体の排紙載置部の上方に着脱自在に配設して、後処理された用紙束を装置本体の排紙載置部に排出積載することによって、装置全体の設置省スペース化が図れる。また、用紙後処理装置の高さ方向の支持手段と強固な枠体等が省略可能となり、用紙後処理装置の簡素・小型化が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による実施の形態を、図面に沿って説明する。図1は本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置と、これを備える画像形成装置の全体の概略構成を示す図、図2は用紙後処理装置の分岐爪及び搬送手段の構成を示す概略図、図3は図1のA―A線に沿う用紙トレイの概略構成を示す断面図、図4は図1のB―B線に沿う用紙後処理装置部の平面構成を示す図、図5は図1のC矢視図で、後処理された用紙束の排出動作を示す概略図である。
【0010】
図1において、1は例えば複写機として構成される画像形成装置本体(以下、装置本体と称する)で、2は通常の画像形成処理モードから後処理モードへの切り換え等、画像形成処理の条件を設定するための入力手段と表示部で構成されている選択手段、3は原稿面を走査して画像情報を読み取る読取装置、4は装置本体1の下部に設けられる用紙供給装置である。5は受信した画像信号に基づいてレーザ光を感光ドラム6aに照射するレーザスキャナユニットであり、用紙供給装置4上方に配設されている。6は照射されたレーザ光によるトナー画像を搬送される用紙P表面に転写形成する画像形成部である。7は用紙Pに形成されたトナー画像を定着する定着器である。8は搬送される用紙Pを装置本体1から排出する排紙ローラ対である。用紙供給装置4から画像形成部6と定着器7を経て排紙ローラ対8まで、用紙Pを搬送する略縦型の搬送経路には複数の搬送ローラ対と駆動手段(図示しない)が配設されている。読取装置3の下方でレーザスキャナユニット5の上方には、排紙ローラ対8から排出される用紙Pが積載される胴内排紙載置部9が設けられている。さらに、装置本体1の筐体内には、外部装置(ホストコンピュータ等)との間の画像情報等の送受信処理と、読取装置3の読取画像情報および外部装置からの画像情報に基づく画像信号の生成処理と、上述の主要構成の駆動制御を含む装置本体1の画像形成処理動作と、用紙後処理装置12の用紙後処理動作等を制御する制御装置50が設けられている。
【0011】
また、排紙ローラ対8を含む排紙部10には、反転搬送切り換え手段(図示しない)と反転搬送経路10aと検知センサ10b(図2参照)が設けられている。両面印刷時において、表面に画像形成された用紙Pが、定着器7を通過して検知センサ10bにその後端が検知されると、スイッチバック搬送するように構成されている。さらに、スイッチバック搬送された用紙Pの表裏を反転させ、画像形成部6の上流部に再度給送する反転搬送装置11を備えている。また、排紙ローラ対8は装置正面(図面上手前側)方向と背面方向に移動可能に構成されており、前記胴内排紙載置部9に排出される用紙Pの積載位置を切り換え排出するソート排出機構を備えている。
【0012】
さらに、前記読取装置3の上部に自動原稿給送装置(図示しない)を取り付け、用紙供給装置4aの下部に別の用紙供給装置4bを増設することで複写機としての機能の拡充が図られる。また、装置本体1から読取装置3を外せば、レーザプリンタとして使用可能になる。
【0013】
次に、装置本体1に取付けられる用紙後処理装置(以下、後処理装置と称する)12の構成について、図1乃至図4に基づいて説明する。図1に示す後処理装置12は、装置本体1の排紙部10に連結され、読取装置3の下方で胴内排紙載置部9の上方に着脱自在に取付けられている。処理ユニットとして、用紙Pの左上角部に針打ちを行うステイプラユニット(綴じ手段)12aが装置本体1奥側に配設されている(図4参照)。後処理装置12は、ステイプル処理する用紙Pを積載するステイプルトレイ17を備えている。ステイプルトレイ17の用紙積載面17aは、装置本体1の排紙ローラ対8より上方に設けられ、底面17bが排紙ローラ対8とほぼ同高さに設けられている。これにより、装置本体1の胴内排紙載置部9の上方空間が確保されて、胴内排紙載置部9からの用紙Pの取出し操作性が低下しない様に配慮されている。
【0014】
図2において、13は装置本体1の排紙ローラ対8から排出される用紙Pの搬送方向を切り換える分岐爪であり、実線の位置と破線で示す位置(以下、D位置と称する)との間を矢印D方向に回動自在に支持されている。駆動軸13b方向に配設する複数の分岐爪13は、通常、付勢手段(図示しない)により実線で示す位置に付勢保持されている。したがって、用紙Pは分岐爪13の排出案内部13aに沿って矢印E方向に搬送され、画像形成面を下方にして図1に示した胴内排紙載置部9に排出積載される。さらに、D位置の分岐爪13で搬送方向が切り換えられた用紙Pを、ステイプルトレイ17に案内・搬送する上方搬送ガイド14a、14bと排出ローラ16a、16bが分岐爪13の上方に配設され、搬送手段を構成している。この搬送手段は、歯車12b(図4参照)を介して装置本体1の排紙部10から排出ローラ16aの他端に駆動伝達されている。また、上方搬送ガイド14a、14bの上方搬送経路内で、排出ローラ16aに近接する上流側位置に、用紙Pの存在を検知する検知手段15が設けられている。また、16dは排出ローラ16aの回転駆動軸16cに枢軸支持されている排出補助ローラであり、排出ローラ16aと連動して同一方向に回転自在に連結されている。
【0015】
図3(a)、図4に示すように、ステイプルトレイ17の用紙積載面17aには、搬送・積載される用紙Pの側面を、整合・規制するサイドガイド18と規制ガイド19が設けられている。さらに、用紙Pの搬送方向先端部を規制し、パルスモータ等の駆動手段により用紙搬送方向に移動可能なエンドガイド20が設けられている。これらのガイド(18、19、20)は制御装置50により駆動制御され、選択手段2の後処理モード設定内容に応じて、ステイプル処理対象の用紙Pの外形寸法に対し所定の間隙が形成される位置に保持されている。
【0016】
サイドガイド18は、装置本体1の正面側(図1紙面手前側)に配設され、その下端部は、駆動プーリ22a、従動プーリ22bに架け渡されているタイミングベルト21に固着されている。サイドガイド18は、駆動プーリ22aの軸他端に連結されるパルスモータ23の駆動により、前記タイミングベルト21を介して用紙搬送方向に交差する方向で、対向する規制ガイド19に向けて移動可能に支持されている。装置本体1の奥側に配設する規制ガイド19は、背面にラック19aが設けられており、パルスモータ25の駆動により、ラックギア24を介してトレイの厚み方向に移動可能に支持されている。そして、図5に示すように、ステイプルトレイ17の奥側には、略C字型断面形状の案内部を備える排出ガイド26が、規制ガイド19の側面対向して用紙搬送方向に沿って配設されており、その略C字断面形状の開口側をステイプルトレイ17の奥側面に対向して配設されている。
【0017】
なお、図3(b)に示すように、規制ガイド19を、支持軸19bに固定され回転自在に支持する形状としても良い。この支持軸19bの他端に連結されるパルスモータ25の駆動により回動して、ステイプルトレイ17の用紙積載面17aから規制ガイド19の用紙規制面を、一点鎖線で示す位置に退避可能に構成されている。
【0018】
次に、ステイプル処理動作について説明する。図1において、ここでは単一の用紙供給装置4aを備える装置本体1とし、選択手段2でステイプル処理モード(例えば、原稿枚数、原稿の載置方向、印刷用紙サイズと給紙方向等)を選択設定する場合について説明する。まず、ステイプル位置(左上角部)を、読取面3aの載置基準に対し奥側の右側に位置するように原稿面を合わせて載せる。さらに、原稿の載置向きと用紙給紙装置4の給紙方向を整合させてから、読取装置3を作動させる。
【0019】
読取装置3は、図1の紙面左から右方向に原稿面を走査して読み取り、その頁単位の読取画像情報を制御装置50に送信し内部メモリに記憶させる。制御装置50は原稿の読取画像情報に基づき画像信号を生成してから、頁単位の画像信号を一括して、若しくは逐次に読取順にレーザスキャナユニット5に送信する。同時に、制御装置50の制御により用紙供給装置4から所定の画像形成タイミングに従い用紙Pが給紙される。上述の画像信号に基づきレーザスキャナユニット5から画像形成部6の感光ドラム6aにレーザ光が照射されて、搬送されている用紙Pの表面にトナー画像が転写形成される。さらに、その用紙Pは定着器7で定着されて排紙ローラ対8まで搬送される。
【0020】
ステイプル処理モード選択に伴い、分岐爪13の駆動軸13bの他端に連結されているソレノイド等の駆動手段が所定のタイミングで駆動され、分岐爪13はD位置に回動保持される。これにより、用紙Pの搬送方向が切り換り、排紙ローラ対8に到達した用紙Pは上方搬送ガイド14a、14bに沿って排紙ローラ対8の上方に搬送される。排紙ローラ対8と連動回転する排出ローラ16a、16b、16dにより、用紙Pはステイプルトレイ17の用紙積載面17aに排出する。即ち、用紙Pの後端が検知センサ15を通過してから所定時間経過後に、排出ローラ16a、16b、16dを停止させる。排出ローラ16a、16bの回転が停止すると、排出補助ローラ16dは自重で用紙積載面17a方向に用紙を押さえるように動作する。これにより、用紙Pの散乱が防止される。引き続き、選択手段2に設定された枚数分の画像形成処理が、所定のタイミングで実行されて、ステイプル処理対象の用紙Pの最終頁後端が検知センサ15を通過すると、分岐爪13は、D位置保持状態が解除されて、図2に実線で示す位置に復帰し付勢保持される。
【0021】
次に、サイドガイド18を図4に示す矢印F方向に移動させ、ステイプルトレイ17用紙積載面17aに積載された複数の用紙Pの側面を規制ガイド19に当接規制させて、用紙Pの側面方向を整合する。次に、エンドガイド20を矢印G方向に移動させ、用紙Pをステイプルトレイ17の用紙端規制面17cに押し当て、用紙Pの端面方向を整合する。この状態で、後処理装置12ステイプラユニット12aを動作して、整合された用紙Pの奥側角部に綴じ処理を施す。ステイプル処理後、パルスモータ25を駆動して、図3(a)に示したラックギア24によってラックギア24を有する規制ガイド19を下降させて用紙積載面17aから退避させる。規制ガイド19を退避させ終えると、サイドガイド18を矢印F方向に移動させステイプル処理された用紙束Psを押し出し搬送する。
【0022】
図5に示すように、押し出し搬送される用紙束Psの側面が排出ガイド26に到達すると、用紙束PsはC字型案内部に沿ってステイプルトレイ17の下方に方向転換される。さらに、サイドガイド18を規制ガイド19方向の所定位置まで移動させる。用紙束Psは、移動されながら自重で落下して装置本体1の排紙載置部9に積載する。用紙束Psの排出が完了すると、サイドガイド18を後退させて所定位置に復帰させ停止する。同時に規制ガイド19とエンドガイド20を所定位置に復帰させ停止する。継続して新たなステイプル処理を行う場合、上述の一連の動作が繰り返し行われる。
【0023】
なお、上述のように原稿の載置に応じて、都度、用紙供給装置4a内の用紙の給紙方向を合致させることの煩わしさを解消するために、図1に示すように、用紙供給装置4bが増設され、用紙Pの給紙向きを違えて給紙可能に配設されている。さらに、使用する用紙Pの種類に応じて適宜増設して、種々使い分けしても良い。
【0024】
装置本体1に接続される外部装置から受信される画像情報にステイプル処理モードが指定されている場合には、制御装置50により用紙サイズと画像形成の向きに応じて、ステイプル位置(左上角部)に適合するようテータ処理され、頁単位の画像信号がレーザスキャナユニット5に送信される。上述したように、複数の用紙供給装置4が増設された装置本体1では、制御装置50により上述の画像情報に基づき、用紙供給装置4が選定される。また、ステイプル処理対象の用紙Pの画像形成タイミング合わせて分岐爪13が切り換えられる。装置本体1の画像形成処理動作と、後処理装置12の用紙後処理動作の制御は上述と同様に行われる。
【0025】
上述したように、本実施の形態によれば、ステイプラユニット12aを具備する後処理装置12のステイプルトレイ17上に、搬送方向の用紙Pの側面を整合するサイドガイド18と規制ガイド19を対向して設け、規制ガイド19をステイプルトレイ17の用紙積載面から退避可能に形成し、ステイプル処理後、サイドガイド19を退避させる。次に、サイドガイド18を規制ガイド19方向に移動可能に設けて、ステイプル処理された用紙束Psを規制ガイド19方向に搬送し、略C字型断面形状の案内部を有する排出ガイド26を介して、ステイプルトレイ17の下方に排出可能にする。すなわち、後処理された用紙束Psを排出積載する排出積載手段及び排出載置部を後処理装置12に一体的に設けないので、後処理装置12の構成の小型簡素化が実現される。この後処理装置12を装置本体1の胴内排紙載置部9上方に着脱自在に配設することで、用紙束Psは、ステイプルトレイ17下方に位置する胴内排紙載置部9に排出積載される。従って、用紙束Psが画像形成装置外に突出することが無くなる。
【0026】
排出ガイド26の断面形状はC字型に限定されるものでは無く、用紙束Psの排出方向を下方に転換可能な形状であれば良い。また、排出ガイド26は、上述したように後処理装置12と一体的に形成される構成に限定されるものでは無く、予め画像形成装置本体に一体的に、若しくは別構成の案内手段を設けても同様の作用効果が得られる。
【0027】
なお、本実施の形態では、後処理装置12の搬送手段を構成する排出補助ローラ16dと、用紙搬送方向先端面を整合する移動可能なエンドガイド20を含む端面整合手段を設けたが、この構成及び駆動方法に限定されるものでは無い。補助ローラ16dを削除し、端面整合手段のみとしても良い。また、ステイプルトレイ17の用紙端規制面17c側を下方にして、用紙積載面17aを傾斜させても同一の作用効果が得られる。また、連続する画像情報に基づく画像形成処理動作は、本実施の形態に限定されるものでは無く、装置本体1の処理性能に応じ最も効率的な処理が選択されるものとする。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、処理ユニットにより後処理された用紙束を用紙搬送方向と交差する方向に搬送し、排出案内手段を介して用紙トレイの下方に搬送排出する用紙後処理装置を、画像形成装置の排紙載置部の上方に配設して、後処理された用紙束を画像形成装置の排紙載置部に排出積載可能にすることで用紙後処理装置の小型化と、装置全体の設置省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置と、これを備える画像形成装置の全体の概略構成図で。
【図2】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の分岐爪と、搬送手段の概略構成図。
【図3】図1のA―A線に沿う、用紙トレイを示す概略断面図。
【図4】図1のB―B線に沿う、本発明の実施形態の後処理装置を示す概略平面図。
【図5】本発明の実施形態に係る用紙束の排出動作を示す、図1のC矢印側からの概略側面図。
【符号の説明】
1 ・・画像形成装置
2 ・・選択手段
3 ・・読取装置
4 ・・用紙供給装置
6 ・・画像形成手段
8 ・・排出ローラ対
9 ・・排紙載置部
10 ・・画像形成装置の排紙部
12 ・・用紙後処理装置
12a・・ステイプラユニット
13 ・・分岐爪
16a・・排紙ローラ
16d・・排紙補助ローラ
17 ・・ステイプルトレイ
18 ・・サイドガイド
19 ・・規制ガイド
20 ・・エンドガイド
26 ・・排出ガイド

Claims (8)

  1. 画像形成装置の排紙部から排出される用紙を上方に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された用紙を積載する用紙トレイと、
    前記用紙トレイに積載される複数枚の用紙に後処理を施す処理ユニットと、
    を備える用紙後処理装置において、
    前記用紙トレイ上に設けられ、用紙の搬送方向に対して交差する方向に移動して前記積載された複数枚の用紙の側面を整合する整合手段と、
    前記整合された複数枚の用紙側面を当接規制して前記処理ユニットにより後処理を施した後、前記用紙トレイの用紙積載面から退避する規制手段と、
    前記用紙トレイの前記規制手段の側面に対向して用紙搬送方向に沿って配設され、前記処理ユニットにより後処理された用紙束を前記整合手段により搬送し、退避した前記規制手段上を通過した前記用紙束を前記用紙トレイの下方に案内排出する排出案内手段と、
    を具備することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記処理ユニットがステイプラユニットであることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記用紙トレイ上に、用紙の搬送方向に相対的に移動し、前記複数枚の用紙の先端面を搬送方向に整合する端面整合手段を設けることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 用紙後処理モードが設定されている時、前記用紙を前記用紙トレイに案内することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の用紙後処理装置。
  5. 前記排出案内手段は、略C字型の断面形状を有し、略C字開口側を前記用紙トレイの側面に対向して、用紙搬送方向に沿って配設されていることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  6. 装置本体の排紙部から排出される用紙を前記装置本体排紙部の上方に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された用紙を積載する用紙トレイと、
    前記用紙トレイに積載される複数枚の用紙に後処理を施す処理ユニットと、
    前記用紙トレイ上に設けられ、用紙の搬送方向に対して交差する方向に移動して前記積載された複数枚の用紙の側面を整合する整合手段と、
    前記複数枚の用紙の側面を当接規制して前記処理ユニットにより後処理を施した後、前期用紙トレイの用紙積載面から退避する規制手段と、
    前記処理ユニットにより後処理された用紙束を前記整合手段により搬送して、退避した前記規制手段上を通過した前記用紙束を前記用紙トレイの下方に案内排出する排出案内手段と、
    を備える用紙後処理装置を、
    前記装置本体の排紙部と連結して排紙載置部上方に着脱自在に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記処理ユニットは、ステイプラユニットであり、前記用紙トレイの用紙積載面が装置本体の排紙部より上方に配設され、前記処理ユニットにより後処理された用紙束を、上記用紙トレイの用紙積載面から装置本体の排紙載置部に排出積載することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記排出案内手段は、前記用紙トレイの規制手段の側面に対向して用紙搬送方向に沿って、装置本体に一体的、若しくは別構成に形成することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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