JP2008043470A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RT遊技中に、いずれかの小役1が入賞したときは、RT遊技を終了して通常遊技に移行する。RT遊技では、最初に、小役1に当選したときにどの小役1に当選したかを報知する報知期間の遊技が実行される。したがって、報知期間は、小役1の入賞を回避することができる。また、報知期間の経過後は、小役1に当選したときであってもどの小役1に当選したかを報知しない非報知期間の遊技が実行されるので、非報知期間では、小役1が入賞する場合がある。RT遊技の非報知期間の遊技中に小役1に当選し、当選した小役1が入賞しなかった場合には、抽選で、RT遊技の報知期間の遊技に移行するように制御する。
【選択図】図5
Description
また、RT遊技の終了条件として、RT遊技中に抽選される特定小役の入賞に設定したスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、通常遊技よりも出玉率の高い特定遊技中に特定小役の抽選を行い、特定小役の当選時に当選した特定小役に係る情報を報知する報知期間と報知しない非報知期間とを設けるとともに、特定小役の入賞をもって特定遊技を終了するようにしたスロットマシンにおいて、報知期間から非報知期間に移行したときであっても、遊技者に期待を与えることができるようにすることである。
請求項1の発明は、役を構成する図柄を表示した複数のリールと、複数の役の当選確率を定めた役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、前記リールの回転を停止させるときに遊技者によって操作されるストップスイッチと、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止制御するリール制御手段と、遊技中における演出の出力を制御する演出制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、前記役抽選テーブルは、出玉率がX1となるように役の当選確率が設定された第1役抽選テーブル(役抽選テーブル62A)と、出玉率がX2(X2>X1)となるように役の当選確率が設定された第2役抽選テーブル(役抽選テーブル62D)とを備え、遊技状態として、前記第1役抽選テーブルを用いて遊技を行う通常遊技と、前記第2役抽選テーブルを用いて遊技を行う特定遊技(RT遊技)とを備え、前記役抽選手段で抽選される役として、図柄の組合せが異なる複数種類の特定小役(小役1A〜小役1C)を有し、いずれか1つの前記特定小役の当選時に、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するとともに、それ以外のタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、複数種類の前記特定小役に係る図柄が前記リールに配置されているとともに、前記リール制御手段による停止制御が行われ、前記特定遊技中に、前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特定遊技を終了して前記通常遊技に移行し、前記特定遊技では、最初に、前記特定小役に当選したときにどの特定小役に当選したかを報知する報知期間の遊技が実行されるとともに、前記報知期間の経過後は、前記特定小役に当選したときであってもどの特定小役に当選したかを報知しない非報知期間の遊技が実行され、前記特定遊技の前記非報知期間の遊技中に、前記特定小役に当選し、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させなかった場合において、所定の条件を満たしたときは、前記特定遊技の前記報知期間の遊技に移行するように制御することを特徴とする。
上記発明においては、特定遊技中に特定小役が入賞する(特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する)と、特定遊技が終了するように設定されている。また、特定遊技では、最初に報知期間が設けられ、この報知期間では、特定小役に当選したときにどの特定小役に当選したかが報知される。したがって、報知期間では、特定小役の入賞を容易に回避することができる。そして、報知期間が終了すると、非報知期間に移行し、この非報知期間では、特定小役に当選したときであってもどの特定小役に当選したかが報知されない。したがって、非報知期間では、特定小役が入賞してしまう場合がある。一方、非報知期間中に特定小役に当選したが入賞しなかった場合には、所定の条件を満たしたときに、再度、報知期間の遊技に移行する。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビックボーナス)、RB(レギュラーボーナス)及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
以上の複数種類の役は、その1つの役の中でそれぞれ独立した役であり、例えば1BBAに当選したときは、1BBAのみの当選となり、1BBBの当選とはならない。小役1についても同様である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB)が挙げられる。1BBに当選したときは、リール31の停止時に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、1BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、リプレイ、及びRB遊技移行役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、小役1Aと小役3との重複当選領域、小役1Bと小役3との重複当選領域、小役1Cと小役3との重複当選領域、小役2の単独当選領域及び非当選領域が設けられている。なお、小役1と小役3との重複当選領域は、メダルの投入枚数が2枚であるときの特有の当選領域であり、メダルを3枚投入して遊技を行う通常遊技中やRT遊技中では、小役1と小役3との重複当選領域は存在しない。
出玉率とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値(払出し枚数×役の当選確率)を意味する。出玉率が100%(1)のときは、メダルの投入数と払出し数とが同一値であることを意味する。
したがって、出玉率が100%未満であるときは、遊技の進行に伴い、メダルが減少していくこととなり、出玉率が100%を超えるときは、遊技を継続するに従ってメダルが増加していくこととなる。
特別役当選持越し手段63は、特別役である1BBに当選したときに、その1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(1BBが入賞するまで)の遊技において、1BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、図柄の組合せごとに特別役フラグが設けられており、1BBの当選時にはオンとなり(例えば、1BBAの当選時には、1BBAに係る特別役フラグがオンとなり)、1BBAが入賞したときはオフにされる。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
ここで、1BBには、1BBA及び1BBBの2種類が設けられているので、1BBテーブルは、1BBAテーブル、及び1BBBテーブルの2つを備える。
ここで、小役1には、小役1A〜小役1Cの3種類が設けられているので、小役1テーブルは、小役1Aテーブル、小役1Bテーブル及び小役1Cテーブルの3つを備える。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
また、各リール31には、「R」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「R」の図柄がリール31に配列されている。したがって、「R」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「R」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
このように配置したのは、どの小役1に当選しているかが報知されれば、その小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(又は停止しない)ようにストップスイッチ42を操作することができるようにし、どの小役1に当選しているかを知らない場合は、当選した小役1に対応する図柄の組合せが必ずしも有効ラインに停止しないようにするためである。
小役1A及び小役1Cについても同様である。
特別遊技制御手段68は、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技から1BB遊技に移行させる。
1BB遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。特に、高確率で、小役1と小役3とに重複当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、BB遊技の終了後は、上述したように、RT遊技に移行する。
遊技状態制御手段69は、RTフラグ69aを備える。RTフラグ69aは、当該遊技がRT遊技であるか否かを判断するために参照されるフラグである。RT遊技が実行されるときは、RTフラグ69aがオンとなり、RT遊技の終了時には、RTフラグ69aがオフとなる。
RT遊技は、小役1が入賞するまで、又は1BBに当選するまで継続される。
RT遊技中に小役1が入賞すると、RTフラグ69aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(非内部中)に移行する。
一方、RT遊技中に1BBに当選すると、RTフラグ69aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(内部中)に移行する。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
小役1当選報知手段70aは、1BB遊技中に、小役1と小役3とに重複当選したときに、その旨を報知するものである。例えば、画像表示装置23に、「当選チェリーは、どれ!?」のような画像表示を行い、遊技者に、当選した小役1を入賞させるべき旨を画像表示する。
上述したように、1BB遊技中は、高確率で、小役1と小役3とに重複当選しているため、7遊技全てで報知される可能性が高い。
また、図2に示すように、1BB遊技において、小役1の入賞と小役3の入賞とで、メダルの払出し枚数が同一枚数(15枚)に設定されているので、小役1が入賞しても入賞しなくても、メダル払出し枚数に差が付かないように設定されている。
小役1図柄報知手段70bは、1BB遊技の終了後、RT遊技(報知期間)において、小役1に当選したときは、いずれの小役1に当選したかを報知するものである。小役1図柄報知手段70bは、例えば小役1Aに当選したときは、「赤チェリーに注意」等のように報知を行う。
先ず、最低保障の報知期間として、50遊技に設定する。さらに、付加期間として、1BB遊技中の小役1の入賞回数に基づく回数を加算する。
例えば、1BB遊技中に小役1が1回入賞するごとに、10遊技を加算するようにする。したがって、例えば1BB遊技中で小役1を5回入賞させたときは、最低保障の50遊技+10遊技×5回=100遊技に設定する。
そして、報知期間が終了すると、それ以降は、RT遊技の非報知期間となり、小役1に当選した場合であっても、どの小役1に当選したかは報知されない。
抽選手段70cは、RT遊技の非報知期間で小役1に当選した場合において、当選した小役1が入賞しなかったときに、抽選を行うものである。この抽選は、例えばソフトウェア乱数を用いて1/2の確率で当選するように設定されている。
また、小役1に当選した場合において、当選した小役1が入賞せず、抽選に非当選であった場合には、RT遊技(非報知期間)が維持される。
先ず、1BB遊技が実行されると、上述したように、小役1と小役3との重複当選時は、その旨が報知される。また、1BB遊技で払出し枚数が規定枚数に達すると、1BB遊技を終了し、遊技状態制御手段69は、RTフラグ69aをオンにし、遊技状態をRT遊技(報知期間)に設定する。
RT遊技の報知期間では、小役1の当選時には、どの小役1に当選したかが報知される。また、RT遊技中に、当選した小役1A〜小役1Cが入賞したときは、RTフラグ69aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(非内部中)に移行する。さらにまた、RT遊技中に1BBに当選すると、RTフラグ69aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(内部中)に移行する。
また、所定遊技回数の報知期間が終了すると、RT遊技の非報知期間に移行する。RT遊技の非報知期間では、当選した小役1が入賞するか否かは運次第となる。すなわち、RT遊技の非報知期間では、小役1の当選時に、1/3の確率で小役1が入賞することとなる。
また、当選した小役1が入賞しなかった場合において、抽選に非当選であるときは、RT遊技の非報知期間が維持される。一方、当選した小役1A〜小役1Cが入賞したときは、RTフラグ69aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(非内部中)に移行する。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)小役1と小役3とを重複当選するのは、1BB遊技中にしたが、例えばRBを設けた場合のRB遊技や、通常遊技(RT遊技)であっても良い。
(4)通常遊技とRT遊技とを設け、RT遊技の方がリプレイの当選確率を高く設定したが、これ以外にも、小役や特別役の当選確率を高くする遊技等を設けても良い。
(5)リール上に21個の図柄を配列するとともに、小役1を3種類設け、7図柄間隔で配置したが、例えば小役1を2種類とし、7図柄以上離れた位置に、2つの異なる図柄を配置しても良い。
(6)1BB遊技中において、小役1と小役3との入賞時の払出し枚数を同一にしたが、これに限らず、異ならせても良い。
(8)1BB遊技の終了後に、RT遊技を行うようにいたが、これに限らず、通常遊技中に、RT遊技への移行役を設け、その移行役が入賞したことをもって、RT遊技に移行するようにしても良い。
(9)報知期間の長さは、1BB遊技中の小役1の入賞回数に基づいて決定したが、これに限らず、例えば1BB遊技の終了後から次のBBの当選時までの遊技回数に基づく等、種々の方法で決定することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62D) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
69a RTフラグ
70 演出制御手段
70a 小役1当選報知手段
70b 小役1図柄報知手段
70c 抽選手段
Claims (6)
- 役を構成する図柄を表示した複数のリールと、
複数の役の当選確率を定めた役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
前記リールの回転を停止させるときに遊技者によって操作されるストップスイッチと、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止制御するリール制御手段と、
遊技中における演出の出力を制御する演出制御手段と
を備えるスロットマシンにおいて、
前記役抽選テーブルは、
出玉率がX1となるように役の当選確率が設定された第1役抽選テーブルと、
出玉率がX2(X2>X1)となるように役の当選確率が設定された第2役抽選テーブルと
を備え、
遊技状態として、前記第1役抽選テーブルを用いて遊技を行う通常遊技と、前記第2役抽選テーブルを用いて遊技を行う特定遊技とを備え、
前記役抽選手段で抽選される役として、図柄の組合せが異なる複数種類の特定小役を有し、
いずれか1つの前記特定小役の当選時に、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するとともに、それ以外のタイミングで前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、複数種類の前記特定小役に係る図柄が前記リールに配置されているとともに、前記リール制御手段による停止制御が行われ、
前記特定遊技中に、前記特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特定遊技を終了して前記通常遊技に移行し、
前記特定遊技では、最初に、前記特定小役に当選したときにどの特定小役に当選したかを報知する報知期間の遊技が実行されるとともに、前記報知期間の経過後は、前記特定小役に当選したときであってもどの特定小役に当選したかを報知しない非報知期間の遊技が実行され、
前記特定遊技の前記非報知期間の遊技中に、前記特定小役に当選し、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させなかった場合において、所定の条件を満たしたときは、前記特定遊技の前記報知期間の遊技に移行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特定遊技の前記非報知期間の遊技中に、前記特定小役に当選し、当選した前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させなかった場合には、前記特定遊技の前記報知期間の遊技に移行するか否かの抽選を行い、この抽選で当選したときは、前記特定遊技の前記報知期間の遊技に移行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含めて役の抽選を行い、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特別遊技に移行するように制御する特別遊技制御手段を備え、
前記特別遊技の終了後は、前記特定遊技に移行する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別遊技中における所定の結果に基づいて、前記特定遊技の前記報知期間の遊技回数を決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記第1役抽選テーブルは、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率がY1に定められており、
前記第2役抽選テーブルは、前記リプレイの当選確率がY2(Y2>Y1)に定められている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記リールは、Z1個の図柄が等間隔で配列されたものであり、
前記特定小役に対応する図柄の組合せとして、1つの前記リールの図柄のみが定められており、
前記1つの前記リールでは、Z2(Z2=Z1×1/3)図柄間隔で、3種類の前記特定小役に係る図柄が配置されており、
前記リール制御手段は、前記ストップスイッチが操作された瞬間からZ3(Z3<Z2)図柄先までの図柄のいずれかを、有効ラインに停止させるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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