JP2008043263A - 脱穀装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転胴及びその周辺の構造を工夫することによって、揺動選別装置や排塵口に処理物を均等にかつ無理なく供給できて、選別効率の悪化を防止することのできる脱穀装置を実現する。
【解決手段】 扱室Aの送塵口4の処理物の搬送下手側に回転胴14を備え、回転胴14の外周部にスクリュ羽根23を備えて、この回転胴14により扱室Aの送塵口4からの処理物が解し処理されながらフィードチェーン2側に搬送されるように構成してある脱穀装置1において、回転胴14の外周部上側に案内部材21を備え、案内部材21を、複数の棒材21a又は多孔部を有する板材28で構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に回転胴を備えた脱穀装置に関する。
従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示されているように、扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に拡散歯を備えた回転胴を設けた脱穀装置が知られている。
特開平6−38618号公報
特許文献1に開示されているように、扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に拡散歯を備えた回転胴を設けることによって、扱き残しやささりロス等の発生を抑制することが可能である。
しかし、扱き残しやささりロス等の発生を抑制することができる反面、扱胴を回転させることによってフィードチェーン側とは逆側に寄せ集められた処理物が、フィードチェーン側とは逆側に偏って扱室の送塵口から搬送下手側に供給されると、拡散歯を備えた回転胴には処理物をフィードチェーン側に搬送する能力が無いため、フィードチェーン側とは逆側に扱室の送塵口から偏って回転胴に供給された処理物がそのまま揺動選別装置や排塵口に偏って供給されていた。そのため、揺動選別装置における選別効率が悪くなるといった問題や、排塵口から穀粒が排出される、いわゆる3番ロスが多くなるといった問題があった。
これらの問題点を解決するため、回転胴にスクリュ羽根を備えて、この回転胴により扱室の送塵口から偏って供給された処理物を解し処理しながらフィードチェーン側に搬送されるように構成して、揺動選別装置や排塵口に処理物を均等に供給することが考えられる。
しかし、回転胴にスクリュ羽根を備えても、回転胴に備えたスクリュ羽根のみでは、回転胴の外周部に処理物をフィードチェーン側に搬送する際の抵抗になるものがなく、搬送能力が低いといった問題がある。逆に、搬送能力を高くするために、通常のスクリュコンベアのように、スクリュ羽根を備えた回転胴の外周部を筒状の部材で覆ってしまうと、この筒状の部材が過度の抵抗になって、搬送能力が高くなり過ぎて処理物がフィードチェーン側に搬送され過ぎてしまうといった問題や、処理物が回転胴の外周部で詰まってしまうといった問題が発生することが予想される。
本発明は、回転胴及びその周辺の構造を工夫することによって、揺動選別装置や排塵口に処理物を均等にかつ無理なく供給できて、選別効率の悪化を防止することのできる脱穀装置を実現することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、脱穀装置を、次のように構成することにある。
処理物の搬送方向の軸心周りで回転可能な扱胴を扱室に備え、前記扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に、搬送方向に直交する方向の軸心周りで回動駆動される回転胴を備え、前記回転胴の外周部にスクリュ羽根を備えて、前記回転胴により、扱室の送塵口からの処理物が解し処理されながらフィードチェーン側に搬送されるように構成して、
前記回転胴の外周部上側に案内部材を備え、前記案内部材を、複数の棒材又は多孔部を有する板材で構成する。
(作用)
本発明の第1特徴によると、回転胴の外周部上側に案内部材を備えることにより、この案内部材が、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴によって扱室の排塵口からの処理物を解し処理しながらフィードチェーン側に搬送する際の抵抗になって、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力を高くすることができる。
本発明の第1特徴によると、案内部材を、複数の棒材又は多孔部を有する板材で構成することにより、案内部材に隙間(棒材と棒材の間の隙間)又は多孔部(板材)を形成することができる。そのため、案内部材が処理物をフィードチェーン側に搬送する際の過度の抵抗になることを防止することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力を高くすることができるため、扱胴によって扱き処理された処理物を偏ることなく均等に揺動選別装置や排塵口に供給することができて、揺動選別装置における選別効率の悪化を防止することができ、排塵口から穀粒が排出される3番ロスを少なくすることができると考えられる。
本発明の第1特徴によると、案内部材が処理物をフィードチェーン側に搬送する際の過度の抵抗になることを防止することができるため、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力が高くなり過ぎることを防止でき、処理物が回転胴の外周部で詰まることを防止できる。すなわち、揺動選別装置や排塵口に処理物を均等に無理なく供給することができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、脱穀装置を、次のように構成することにある。
処理物の搬送方向の軸心周りで回転可能な扱胴を扱室に備え、前記扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に、搬送方向に直交する方向の軸心周りで回動駆動される回転胴を備え、前記回転胴の外周部にスクリュ羽根を備えて、前記回転胴により、扱室の送塵口からの処理物が解し処理されながらフィードチェーン側に搬送されるように構成して、
前記扱室の下方に位置する揺動選別装置から、複数の篩い部材を前記回転胴の下方に延出する。
(作用)
本発明の第2特徴によると、扱室の下方に位置する揺動選別装置から複数の篩い部材を、回転胴の下方に延出することにより、この篩い部材が、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴によって扱室の排塵口からの処理物を解し処理しながらフィードチェーン側に搬送する際の抵抗になって、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力を高くすることができる。
本発明の第2特徴によると、扱室の下方に位置する揺動選別装置から複数の篩い部材を、回転胴の下方に延出することにより、篩い部材と篩い部材の間に隙間を形成することができる。そのため、篩い部材が処理物をフィードチェーン側に搬送する際の過度の抵抗になることを防止することができる。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力を高くすることができるため、扱胴によって扱き処理された処理物を偏ることなく均等に揺動選別装置や排塵口に供給することができて、揺動選別装置における選別効率の悪化を防止することができ、排塵口から穀粒が排出される3番ロスを少なくすることができると考えられる。
本発明の第2特徴によると、篩い部材が処理物をフィードチェーン側に搬送する際の過度の抵抗になることを防止することができるため、外周部にスクリュ羽根を備えた回転胴の搬送能力が高くなり過ぎることを防止でき、処理物が回転胴の外周部で詰まることを防止できる。すなわち、揺動選別装置や排塵口に処理物を均等に無理なく供給することができる。
図1に、コンバインに搭載された脱穀装置1を示す。なお、この発明を実施するための最良の形態においては、脱穀装置1をコンバインに搭載した例を示すため、図1における左方が処理物の搬送上手側に相当し、図1における右方が処理物の搬送下手側に相当し、図1における手前側がフィードチェーン2側に相当する(図2〜図6においても同様)。以下の説明においては、処理物の搬送上手側を前方と、処理物の搬送下手側を後方と表示する。
図1に示すように、脱穀装置1は、その上部側に扱室A、中間部側に揺動選別装置B、下部側に回収装置Cを配設している。脱穀装置1には、刈取処理された穀稈をフィードチェーン2で挟持搬送しながら扱き処理する扱胴3を扱室Aに軸架するとともに、扱き処理された処理物を漏下させる受網5を扱胴3の下方側に配設している。
揺動選別装置Bには、受網5から漏下した処理物を受け止める第1グレンパン6と、この第1グレンパン6の後方に順に位置させたチャフシーブ7及びストローラック8と、チャフシーブ7の下方に位置するグレンシーブ9とを備え、前後揺動駆動されるシーブケース16に架設されており、扱胴3の後端部下方で、チャフシーブ7の上方に位置する第2グレンパン19がシーブケース16に架設されている。
回収装置Cには、グレンパン6の下方側に位置する唐箕10と、グレンシーブ9の下方にグレンシーブ9からの漏化物(一番物)を回収して横一側に横送りする一番物搬送スクリュ11と、グレンシーブ9やチャフシーブ7等からの漏化物(二番物)を回収して横一側に横送りする二番物搬送スクリュ12と、一番物搬送スクリュ11と二番物搬送スクリュ12の間に位置し二番物搬送スクリュ12の上方に向って選別風を供給する回転ファン13が配設されている。
扱胴3の後方下方に回転胴14を備え、扱胴3の送塵口4から供給される処理物をこの回転胴14によって解し処理し、塵埃から穀粒を取り出すように構成されている。回転胴14の後方には排塵ファン15が配設されており、上側ファンガイド17と下側ファンガイド18に案内されて藁屑を機外に排出するように構成されている。回転胴14の外周部上側には、後述する案内部材21を備え、第2グレンパン19の後端部に後述する篩い部材22を備える。
図2〜図4に示すように、回転胴14は脱穀装置1の側板25に、前後方向(搬送方向)に直交する方向の軸心周りで回動可能に支持されている。回転胴14の外周部には、フィードチェーン2側に向って処理物が搬送されるように、らせん状のスクリュ羽根23が固着されており、このスクリュ羽根23の外周部には、複数の突起片24が全周に亘って等間隔で固着されている。このように、複数の突起片24をスクリュ羽根23の外周部に設けたのは、スクリュ羽根23に加えて、この突起片24によって、効率的に解し処理するためである。
図3に示すように、回転胴14のフィードチェーン2側の端部には、上述したスクリュ羽根23に代えて、左右方向に長い帯板状の排出板29が固着されている。これは、フィードチェーン2側とは逆側からスクリュ羽根23によってフィードチェーン2側に搬送されてフィードチェーン2側の端部に達した処理物を、下方に位置する揺動選別装置Bや排塵口20に無理なく導くことができるようにするためである。
図2〜図4に示すように、回転胴14の外周部上側で、排塵ファン15と回転胴14の間に位置するように案内部材21が配置されている。案内部材21は、複数の左右方向に長い棒材の一例であるロッド21aと、このロッド21aの両端部に固着された取付板21cと、ロッド21aの中間部に固定された左右2枚の補強用の中間板21bを備えて構成されており、脱穀装置1の側板25に着脱及び位置調節可能に固定されている。最も前方に位置するロッド21aは左右の中間板21bに亘って設けられており、他のロッド21aより短い長さに設定されている。これは、回転胴14の左右中央部において、最も搬送能力を確保するためである。
以上のように案内部材21を構成して、扱胴3を回転させると、扱き処理された処理物がフィードチェーン2側とは逆側に多く寄せ集められて、フィードチェーン2側とは逆側に偏って処理物が送塵口4から後方に供給される。そうすると、回転胴14の外周部に備えたスクリュ羽根23によってフィードチェーン2側に処理物を解し処理しながら、案内部材21との共働で処理物をフィードチェーン2側に搬送することができる。そのため、このスクリュ羽根23と案内部材21によって、回転胴14の下方に位置する揺動選別装置Bや、回転胴14の後方に位置する排塵口20に処理物を均等に供給することができる。その結果として、揺動選別装置Bにおける選別効率を向上させることができ、排塵口20から穀粒が排出される3番ロスを少なくすることができると考えられる。
また、案内部材21を構成するロッド21とロッド21の間には隙間が形成されているため、回転胴14に設けたスクリュ羽根23との共働で送塵口4から供給された処理物をフィードチェーン2側に搬送する際に、この案内部材21が過度の抵抗にならないように構成されている。そのため、搬送能力が高くなり過ぎて処理物がフィードチェーン2側に搬送され過ぎてしまうことを防止することができるとともに、送塵口4から供給された処理物が案内部材21と回転胴14の間で詰まることを防止することができる。
第2グレンパン19の後端部上面には、この第2グレンパン19の後端部から回転胴14の下方に向う複数の篩い部材22が取り付けられている。篩い部材22は、平面視で後向きにコ字状に折り曲げ成形され、側面視で第2グレンパン19の後端部から斜め後方上方に向って折り曲げ成形されたピアノ線によって構成されており、第2グレンパン19の後端部に取付部材26によって着脱及び前後に位置調整可能に取り付けられている。このように、第2グレンパン19に対して、篩い部材22を取付部材26で着脱及び前後に位置調整可能に取り付けることによって、篩い部材22を異なる形状の篩い部材22に交換することが可能になり、また、篩い部材22の第2グレンパン19に対する前後の位置を調節できるようになっている。
以上のように篩い部材22を構成して、扱胴3を回転させると、扱き処理された処理物がフィードチェーン2側とは逆側に多く寄せ集められて、フィードチェーン2側とは逆側に偏って処理物が送塵口4から後方に供給される。そうすると、回転胴14の外周部に備えたスクリュ羽根23によってフィードチェーン2側に処理物を解し処理しながら、篩い部材22との共働で処理物をフィードチェーン2側に搬送することができる。そのため、このスクリュ羽根23と篩い部材22によって、回転胴14の下方に位置する揺動選別装置Bや、回転胴14の後方に位置する排塵口20に処理物を均等に供給することができる。その結果として、揺動選別装置Bにおける選別効率を向上させることができ、排塵口20から穀粒が排出される3番ロスを少なくすることができると考えられる。
コ字状に成形した篩い部材22、及び、篩い部材22と篩い部材22の間には隙間が形成されているため、回転胴14に設けたスクリュ羽根23との共働で送塵口4から供給された処理物をフィードチェーン2側に搬送する際に、この篩い部材22が過度の抵抗にならないように構成されている。そのため、搬送能力が高くなり過ぎて処理物がフィードチェーン2側に搬送され過ぎてしまうことを防止することができるとともに、送塵口4から供給された処理物が篩い部材22と回転胴14の間で詰まることを防止することができると考えられる。
篩い部材22は、脱穀装置1の側板25に固定された案内部材21とは異なり、前後揺動駆動される揺動選別装置Bの第2グレンパン19に固定されている。そのため、篩い部材22が揺動選別装置Bとともに揺動することによって、回転胴14と篩い部材22との間の隙間が変化するため、処理物の解し処理が促進されるものと考えられる。
上述したように、篩い部材22と案内部材21は、それぞれ回転胴14による処理物のフィードチェーン2側への搬送を補助することができる効果を有するものと考えられるが、篩い部材22と案内部材21を併用することで、その効果が更に期待できると考えられる。すなわち、篩い部材22と案内部材21は、それぞれ取り付けられている位置が異なるため、篩い部材22は、送塵口4から回転胴14の下方に向って供給される処理物に対して、上述した効果が大きく、一方、案内部材21は、回転胴14によって上方に巻き上げられた処理物や送塵口4から回転胴14の上方に向って供給される処理物に対して、上述した効果が大きいと考えられる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、案内部材21を複数のロッド21a(丸棒)によって構成した例を示したが、ロッド21a(丸棒)に限らず、図5に示すように、フラットバー27や角棒等(図示せず)の異なる形状の棒材を採用してもよい。また、棒材に限らず、図6に示すように、パンチングメタル28やエキスパンドメタル等(図示せず)の多孔部を有する板材を、回転胴14の外周に沿って湾曲させて、回転胴14の外周部上側に設けることによって案内部材21を構成してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、案内部材21を排塵ファン15と回転胴14の間に位置するように配置した例を示したが、図6に示すように、案内部材21を、回転胴14の外周部上側の異なる位置に配置してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]においては、篩い部材22をコ字状に折り曲げ成形したピアノ線によって構成した例を示したが、コ字状に折り曲げ成形されたものに限らず、異なる形状であってもよい。また、ピアノ線に限らず、断面形状の異なる部材を採用してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]においては、篩い部材22を側面視で第2グレンパン19の後端部から斜め後方上方に向って折り曲げ成形した例を示したが、回転胴14の下方に延出するのであれば、異なる形状であってもよく、例えば、図5に示すように、第2グレンパン19の後端部から水平に延出した篩い部材22を採用してもよい。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]、[発明の実施の第1別形態]及び[発明の実施の第2別形態]においては、コンバインに搭載した脱穀装置1を例に示したが、コンバインに搭載する脱穀装置1に限らず、例えば、刈取部(図示せず)を備えていないハーベスタ(図示せず)に搭載する脱穀装置1においても同様に適用できる。
脱穀装置の縦断側面図 案内部材及び篩い部材の構造を示す縦断側面図 案内部材及び篩い部材の構造を示す横断平面図 案内部材の構造を示す斜視図 発明の実施の第1及び第2別形態における案内部材及び篩い部材の構造を示す縦断側面図 発明の実施の第1及び第2別形態における案内部材及び篩い部材の構造を示す縦断側面図
符号の説明
1 脱穀装置
2 フィードチェーン
3 扱胴
4 送塵口
14 回転胴
21 案内部材
21a ロッド(棒材)
22 篩い部材
23 スクリュ羽根
28 パンチングメタル(多孔部を有する板材)
A 扱室
B 揺動選別装置

Claims (2)

  1. 処理物の搬送方向の軸心周りで回転可能な扱胴を扱室に備え、
    前記扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に、搬送方向に直交する方向の軸心周りで回動駆動される回転胴を備え、前記回転胴の外周部にスクリュ羽根を備えて、
    前記回転胴により、扱室の送塵口からの処理物が解し処理されながらフィードチェーン側に搬送されるように構成して、
    前記回転胴の外周部上側に案内部材を備え、
    前記案内部材を、複数の棒材又は多孔部を有する板材で構成してある脱穀装置。
  2. 処理物の搬送方向の軸心周りで回転可能な扱胴を扱室に備え、
    前記扱室の送塵口の処理物の搬送下手側に、搬送方向に直交する方向の軸心周りで回動駆動される回転胴を備え、前記回転胴の外周部にスクリュ羽根を備えて、
    前記回転胴により、扱室の送塵口からの処理物が解し処理されながらフィードチェーン側に搬送されるように構成して、
    前記扱室の下方に位置する揺動選別装置から、複数の篩い部材を前記回転胴の下方に延出してある脱穀装置。
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