JP2008041201A - フォーカスサーボ装置 - Google Patents

フォーカスサーボ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008041201A
JP2008041201A JP2006216151A JP2006216151A JP2008041201A JP 2008041201 A JP2008041201 A JP 2008041201A JP 2006216151 A JP2006216151 A JP 2006216151A JP 2006216151 A JP2006216151 A JP 2006216151A JP 2008041201 A JP2008041201 A JP 2008041201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
focus
control data
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006216151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4806309B2 (ja
Inventor
Hitoshi Yoneda
仁 米田
Akira Yoshida
昭 吉田
Hideaki Sekiya
英明 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Semiconductor Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006216151A priority Critical patent/JP4806309B2/ja
Priority to CNA2007101368345A priority patent/CN101123096A/zh
Priority to US11/832,575 priority patent/US7894311B2/en
Priority to KR1020070079059A priority patent/KR100882416B1/ko
Priority to EP07114010A priority patent/EP1887571B1/en
Priority to DE602007005191T priority patent/DE602007005191D1/de
Publication of JP2008041201A publication Critical patent/JP2008041201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806309B2 publication Critical patent/JP4806309B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】保持部が保持しているアクチュエータを駆動するための制御データを、アクチュエータを駆動するための初期データとすることが可能なフォーカスサーボ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光ディスクの情報記録面にレーザー光を集光する対物レンズと、対物レンズを情報記録面と交差するフォーカス方向へ移動させるアクチュエータと、を備えた光ディスク装置のためのフォーカスサーボ装置であって、アクチュエータを駆動するための制御データを保持する保持部と、フォーカスサーボを行う際の目標位置としてレーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズの位置を検出するべくアクチュエータを駆動する場合、保持部が保持している制御データを、アクチュエータを駆動するための初期データとする設定部と、を備えた、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォーカスサーボ装置に関する。
現在、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)に対して、情報を再生又は記録する光ディスク装置が普及している。この光ディスク装置は、光ディスクに対する情報の再生又は記録の期間中において、光ディスクの面振れ等に対し、光ディスクの情報記録面にレーザー光を合焦するべく、レーザー光を集光する対物レンズを情報記録面と直交するフォーカス方向に移動するフォーカスサーボを行う。そして、光ディスク装置は、このフォーカスサーボを行う際のフォーカス方向における対物レンズの目標位置を定めるべく、例えば電源電圧の投入に基づく初期動作として、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズの位置を検出するための所謂フォーカスサーチを行う。
以下、図5乃至図7を参照しつつ、フォーカスサーチについて詳述する。図5は、光ディスク装置100の構成を簡略化したブロック図である。図6は、フォーカスエラー信号(以下、FE信号という)と、フォーカスサーボ装置102の出力信号FDOとを示す波形図である。図7は、光ピックアップ104が具備する対物レンズ105が、出力信号FDOのレベルに応じてフォーカス方向に移動する様子を示す図である。尚、フォーカスサーチを開始するまでの対物レンズ105の位置は、図7に示す太実線位置であるものとして説明する。このフォーカスサーチを開始するまでの対物レンズ105の位置とは、例えば光ディスク装置100に対して電源電圧が投入されたときの出力電圧FDOのレベル(VREF)に応じた位置である。或いは、前回のフォーカスサーボが終了したときの出力信号FDOのレベル(VREF)に応じた位置である。
光ディスク装置100は、電源電圧の投入に基づいて、フォーカスサーチモードとなる。マイクロコンピュータ101は、光ディスク120の種類毎に反射率が異なることに対応するべく、フォーカスサーチにおけるFE信号のトップレベル(S_MAX)及びボトムレベル(S_MIN)を検出する処理(空振りサーチ)を実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置102に送信する。フォーカスサーボ装置102は、先ず、フォーカス方向の予め設定される実線位置に対物レンズ105を移動するべく、当該予め設定される実線位置に応じたレベル(FDOFFSETX)の出力信号FDOを出力する(t10)。尚、この予め設定される実線位置とは、フォーカスアクチュエータ106の特性(磁気部材とフォーカスサーボ用のコイルとの磁気作用等)等によって定まる、フォーカス方向への対物レンズ105の移動可能範囲(一点鎖線位置と二点鎖線位置との間)の中間となる位置に一般的に定められる。何故ならば、従来フォーカスサーチは、マイクロコンピュータ101から指示されるモードに応じて、対物レンズ105が一点鎖線位置から二点鎖線位置(又は二点鎖線位置から一点鎖線位置)へ移動する間に、空振りサーチ及び光ディスク120の情報記録面に対物レンズ105が集光するレーザー光が合焦する(以下、フォーカスオンという)ときの出力信号FDOのレベルを検出する処理(フォーカスオンサーチ)を行うものである。そのため、フォーカスサーボ装置102は、何れのモードにも迅速に対応するべく、予め設定される実線位置を、フォーカスサーチを開始する際の位置として、空振りサーチ及びフォーカスオンサーチを行う。そして、対物レンズ105は、FDOFFSETXの出力信号FDOに応じたドライバ103からの制御電圧がフォーカスアクチュエータ106に印加されることにより、予め設定される実線位置に移動する。
次に、フォーカスサーボ装置102は、FE信号のトップレベル及びボトムレベルを検出するべく、出力信号FDOのレベルを例えばFDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇するために、出力信号FDOのレベルをFDOFFSTEX−FSTOPまで降下する(t10t11間)。このため、対物レンズ105は、FDOFFSTEX−FSTOPの出力信号FDOに基づく一点鎖線位置に移動する。そして、フォーカスサーボ装置102は、FDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇する出力信号FDOを出力する(t11t12間)。このため、対物レンズ105は、FDOFFSTEX−FSTOPの出力信号FDOに基づく一点鎖線位置からFDOFFSTEX+FSTOPの出力信号FDOに基づく二点鎖線位置まで、移動することとなる。また、光ピックアップ104は、フォーカスサーチの期間中において、光ディスク120の規格に対応する波長(CD:780nm〜790nm、DVD:650nm〜660nm等)のレーザー光を出射する。このレーザー光は、対物レンズ105にて集光されて、光ディスク120に出射される。そして、光ピックアップ104は、光ディスク120の情報記録面を照射したレーザー光の反射光から光電変換信号を生成し、RF(Radio Frequency)アンプ107に出力する。RFアンプ107は、光電変換信号に基づいてFE信号やRF信号等を生成して、フォーカスサーボ装置102にFE信号を出力する。フォーカスサーボ装置102は、FE信号のトップレベル及びボトムレベルを検出し、FE信号のトップレベルが+FS_TH未満であるか否か、及びFE信号のボトムレベルが−FS_TH未満であるか否かを検出する。そして、フォーカスサーボ装置102は、例えばFE信号のトップレベルが+FS_TH未満であることを検出すると、トップレベルを+FS_TH以上とするべく、フォーカスサーボ装置102内に具備するFE信号を増幅するための可変ゲイン増幅回路(不図示)のゲインを調整する。そして、フォーカスサーボ装置102は、空振りサーチを終了するべく、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETXまで降下する(t12t13間)。このため、対物レンズ105は、FDOFFSETXの出力信号FDOに基づく予め設定される実線位置に移動する(空振りサーチ終了)。
次に、マイクロコンピュータ101は、フォーカスオンサーチを実行するための信号を、フォーカスサーボ装置102に送信する。フォーカスサーボ装置102は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出するべく、出力信号FDOのレベルを例えばFDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇するために、先ず、出力信号FDOのレベルをFDOFFSTEX−FSTOPまで降下する(t14t15間)。このため、対物レンズ105は、FDOFFSTEX−FSTOPの出力信号FDOに基づく一点鎖線位置に移動する。そして、フォーカスサーボ装置102は、FDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇する出力信号FDOを出力する(t15t17間)。そして、フォーカスサーボ装置102は、出力信号FDOのレベルがFDOFFSETX−FSTOPから上昇する過程において、FE信号が+FS_THに達したか否かを検出する。フォーカスサーボ装置102は、FE信号が+FS_THに達したことを検出すると(t16)、FE信号が再び‘0’となるときの出力信号FDOのレベルを検出する。そして、フォーカスサーボ装置102は、FE信号が再び‘0’となることを検出すると(t17)、このときの出力信号FDOのレベル(FDO(n))が、フォーカスオンすることが可能なレベルであることを検出する(フォーカスオンサーチ及びフォーカスサーチ終了)。
そして、フォーカスサーボ装置102は、フォーカスサーボを開始する際の出力信号FDOのレベルを、FDO(n)に設定する。この結果、FDO(n)の出力信号FDOに基づく破線位置に、対物レンズ105が位置する状態を保持しつつ(t17以降)、光ディスク120に対する情報の再生又は記録を行うべくフォーカスサーボが開始されることとなる。尚、光ディスク120に対する情報の再生又は記録の期間中においては、FE信号に基づくレベルがFDO(n)に加算又は減算されて、当該レベルの出力信号FDOに基づくフォーカスサーボが行われることにより、光ディスク120の情報記録面にレーザー光が合焦し、良好な情報の再生又は記録が行われることとなる。
実開平5−55310号公報 特許第3476112号公報
しかしながら、従来のフォーカスサーボ装置においては、フォーカスサーチを開始するまでの出力信号FDOのレベル(VREF)を、予め設定される実線位置に対物レンズ105を移動するべくFDOFFSETXとするため、出力信号FDOのレベルが急激に変化する可能性があった。この場合、フォーカスアクチュエータ106に印加される制御電圧が急激に変化することとなり、対物レンズ105が振動する可能性があった。仮に、対物レンズ105が振動した場合、その後にフォーカスアクチュエータ106に印加される制御電圧に対して、フォーカスアクチュエータ106が追随出来なくなる可能性があり、フォーカスサーチを良好に行うことが出来なくなる虞があった。或いは、フォーカスサーチにかかる期間が長くなる虞があった。
そこで、本発明は、保持部が保持しているアクチュエータを駆動するための制御データを、アクチュエータを駆動するための初期データとすることが可能なフォーカスサーボ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、光ディスクの情報記録面にレーザー光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを前記情報記録面と交差するフォーカス方向へ移動させるアクチュエータと、を備えた光ディスク装置のためのフォーカスサーボ装置であって、前記アクチュエータを駆動するための制御データを保持する保持部と、フォーカスサーボを行う際の目標位置として前記レーザー光が前記情報記録面に合焦するときの前記対物レンズの位置を検出するべく前記アクチュエータを駆動する場合、前記保持部が保持している前記制御データを、前記アクチュエータを駆動するための初期データとする設定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、フォーカスサーボを行う際の目標位置としてレーザー光が合焦するときの対物レンズの位置の検出を開始する際における、対物レンズの位置の変化を防止することができ、対物レンズに対する振動の発生を防止することができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===光ディスク装置1の全体構成===
以下、図2、図3を参照しつつ、本発明に係るフォーカスサーボ装置15を具備する光ディスク装置1の全体構成について説明する。図2は、光ディスク装置1の全体構成の一例を示すブロック図である。図3は、図2に示す光検出器7の受光面A乃至Dに対するレーザー光の反射光の受光の様子を示す図である。尚、光ディスク装置1は、例えば非点収差法に基づくフォーカスサーボを行うものとして説明する。また、本実施形態において、光ディスク120は、例えばCD規格の光ディスクであるものとして説明するが、本発明に係るフォーカスサーボ装置15は、その他の規格(DVD規格、Blu-ray Disc(登録商標)規格等)の光ディスクに対しても適用可能である。
光ディスク装置1は、光ピックアップ2、RFアンプ9、マイクロコンピュータ14、フォーカスサーボ装置15、ドライバ16、2値化回路10、PLL(Phase Locked Loop)回路11、デコーダ12、インタフェース(I/F)13、スピンドルモータ8を有する。尚、本実施形態においては、一般的な光ディスク装置が有するトラッキングサーボ、チルトサーボ、スレッド制御等のための構成等については、本発明に関係しないため説明を省略するが、トラッキングサーボ等のための構成等を光ディスク装置1に付加することも可能である。また、図1に示す光ディスク装置1は、光ディスク120の情報記録面から情報を再生するための構成を示しているが、光ディスク120に対して情報を記録するための構成(エンコーダ、レーザーパルス生成回路等)を付加することも可能である。
スピンドルモータ8は、例えばドライバ16からの制御電圧がスピンドルモータコイル(不図示)に印加されることにより、制御電圧のレベルに対応する回転速度で回転し、例えばチャッキング機構(不図示)により設置される光ディスク120を、所定の回転方向へ回転させる。
光ピックアップ2は、半導体レーザー3、対物レンズ4、フォーカスアクチュエータ5、シリンドリカルレンズ6、光検出器7を有する。尚、本実施形態においては、一般的な光ピックアップが有するその他の各種光学系(コリメータレンズ、偏光ビームスプリッタ等)や1/4波長板等については、本発明に関係しないため説明を省略する。
半導体レーザー3は、例えばp型半導体とn型半導体とをpn接合したダイオードから構成される。そして、半導体レーザー3は、レーザー駆動回路(不図示)からの制御電圧が印加されることにより、光ディスク120の規格に対応する波長(780nm〜790nm)のレーザー光を出射する。
対物レンズ4は、各種光学系等を透過又は反射したレーザー光を、光ディスク120の情報記録面に集光する。また、対物レンズ4は、光ディスク120の情報記録面を照射したレーザー光の反射光を略平行光に変換して、各種光学系等に出射する。この対物レンズ4は、フォーカスサーボ用のコイル等を有する不図示のホルダーにて保持される。
フォーカスアクチュエータ5は、フォーカスサーボ用の磁気部材(マグネット、ヨーク等)、一端が対物レンズ4を保持するホルダーに固着されたサスペンションワイヤ等から構成される。そして、フォーカスアクチュエータ5は、ドライバ16からの制御電圧が印加されることによって発生する磁気部材とフォーカスサーボ用のコイルとの磁気作用により、制御電圧のレベルに応じて対物レンズ4をフォーカス方向に移動する。
シリンドリカルレンズ6は、各種光学系等を透過又は反射したレーザー光の反射光に、非点収差を付与して光検出器7に出射する。
光検出器7は、レーザー光の反射光を受光するための、例えば図3(a)乃至(c)に示す4つの受光面A乃至Dを有する。そして、光検出器7は、受光面A乃至Dにて受光したレーザー光の反射光の光量に応じて光電変換信号a乃至dを生成して、RFアンプ9に出力する。尚、レーザー光がフォーカスオンする場合、受光面A乃至Dにて受光されるレーザー光の反射光は、図3(a)に示すように、各受光面A乃至Dに対して略均等に照射されることとなる。この結果、光電変換信号a乃至dは、それぞれ略等しい値の信号となる。また、対物レンズ4からのレーザー光が集光した後に光ディスク120の情報記録を照射する場合、受光面A乃至Dにて受光されるレーザー光の反射光は、非点収差が付与されることに起因して、図3(b)に示すように受光される。この結果、光電変換信号a、cは、光電変換信号b、dよりも大きい値の信号となる。また、対物レンズ4からのレーザー光が集光する前に光ディスク120の情報記録面を照射する場合、受光面A乃至Dにて受光されるレーザー光の反射光は、非点収差が付与されることに起因して、図3(c)に示すように受光される。この結果、光電変換信号b、dは、光電変換信号a、cよりも大きい値の信号となる。
RFアンプ9は、光電変換信号a乃至dを所定のゲインで増幅し、光電変換信号a+光電変換信号b+光電変換信号c+光電変換信号dを演算処理した結果得られるRF信号を、2値化回路10に出力する。また、RFアンプ9は、(光電変換信号a+光電変換信号c)−(光電変換信号b+光電変換信号d)を演算処理した結果得られるFE信号を、フォーカスサーボ装置15に出力する。
2値化回路10は、例えば不図示の比較回路と積分回路とを有し、比較回路の出力を積分回路で積分して当該比較回路の一方の入力端子に入力することにより、スライスレベルがフィードバック制御される構成となっている。そして、2値化回路10は、比較回路の他方の入力端子に入力されるRF信号をスライスレベルにて2値化し、2値化した結果得られる2値化信号を、PLL回路11に出力する。
PLL回路11は、例えば不図示の位相比較回路、分周回路、チャージポンプ回路、ローパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)回路等から構成される。そして、PLL回路11は、2値化信号と所定周波数のクロックとを位相比較し、2値化信号に位相同期するべき再生クロックを生成して、2値化信号とともにデコーダ12に出力する。
デコーダ12は、再生クロックの例えば立下りにおける2値化信号のレベルを検出することにより、光ディスク120の情報記録面に記録された信号を検出する。そして、デコーダ12は、この信号に対し、光ディスク120の規格に対応する復調処理(EFM(Eight Fourteen Modulation))、誤り訂正処理(CIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon Code))等のデコード処理を施す。この結果、光ディスク120の情報記録面に記録された情報(再生データ)が再生されることとなる。
インタフェース13は、接続端子(不図示)を介して接続される例えばホストコンピュータ(不図示)と、光ディスク装置1とが情報の送受信を行うために設けられる。このインタフェース13としては、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)規格やSCSI(Small Computer System Interface)規格、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394規格、USB(Universal Serial Bus)規格等がある。
マイクロコンピュータ14は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、インタフェース等で構成される。マイクロコンピュータ14は、例えば光ディスク装置1への電源電圧の投入に基づいて、光ディスク装置1をフォーカスサーチモードとする。具体的には、マイクロコンピュータ14は、フォーカスサーチを開始するにあたり、フォーカスサーボ装置15の出力信号FDOのレベルを、例えばFDOFFSETX−FSTOPとするための開始信号、及びFDOFFSETX、FSTOPを示すデータ(以下、FDOFFSETXデータ、FSTOPデータという)を、フォーカスサーボ装置15に送信する。そして、マイクロコンピュータ14は、出力信号FDOのレベルがFDOFFETX−FSTOPに達したことを示すフォーカスサーボ装置15からの信号を受信すると、フォーカスサーチにおける空振りサーチを実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。そして、マイクロコンピュータ14は、空振りサーチの終了を示すフォーカスサーボ装置15からの信号を受信すると、フォーカスサーチにおけるフォーカスオンサーチを実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。そして、マイクロコンピュータ14は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベル検出の終了を示すフォーカスサーボ装置15からの信号を受信すると、光ディスク装置1を情報再生モードとする。具体的には、マイクロコンピュータ14は、FE信号に基づくフォーカスサーボを実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。
フォーカスサーボ装置15は、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPとするための開始信号に基づいて、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPとする。そして、フォーカスサーボ装置15は、出力信号FDOのレベルがFDOFFSETX−FSTOPに達しことを示す信号を、マイクロコンピュータ14に出力する。また、フォーカスサーボ装置15は、空振りサーチを実行するための開始信号に基づいて、FE信号のトップレベル(S_MAX)及びボトムレベル(S_MIN)を検出するための出力信号FDOを出力する。そして、フォーカスサーボ装置15は、FE信号のトップレベル及びボトムレベルを検出した後、所定の処理を行うと、空振りサーチの終了を示す信号を、マイクロコンピュータ14に出力する。また、フォーカスサーボ装置15は、フォーカスオンサーチを実行するための開始信号に基づいて、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出するための出力信号FDOを出力する。そして、フォーカスサーボ装置15は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベル検出、又は、本フォーカスオンサーチにおいて当該出力信号FDOのレベルが検出出来なかったことを示す信号を、マイクロコンピュータ14に出力する。また、フォーカスサーボ装置15は、フォーカスサーボを実行するための開始信号に基づいて、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルに対しFE信号に基づくレベルを加算又は減算したレベルの出力信号FDOを出力する。尚、フォーカスサーボ装置15の詳細な構成等については、後述する。
ドライバ16は、フォーカスサーボ装置15からの出力信号FDOに基づいて、出力信号FDOのレベルに対応するレベルの制御電圧を、フォーカスアクチュエータ5に印加する。この結果、対物レンズ4が、制御電圧のレベルに応じてフォーカス方向に移動することとなる。また、ドライバ16は、スピンドルサーボ回路(不図示)において生成される、スピンドルモータ8の回転速度に対応するFG(Frequency Generator)信号に基づいて、スピンドルモータ8のスピンドルモータコイルに制御電圧を印加する。この結果、スピンドルモータ8が所定の回転速度で回転することとなる。
尚、上述の光ディスク装置1は、非点収差法に基づくフォーカスサーボを行うものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、半導体レーザー3が出射するレーザー光から0次光、±1次回折光を発生する回折格子(不図示)を光ピックアップ2に設け、光ディスク120の情報記録面からの+1次回折光の反射光を受光するための受光面A乃至Dと同様の受光面E乃至H(不図示)と、−1次回折光の反射光を受光するための受光面I乃至L(不図示)とを光検出器7に設ける。そして、{(光電変換信号a+光電変換信号c)−(光電変換信号b+光電変換信号d)}+k[{(光電変換信号e+光電変換信号g)−(光電変換信号f+光電変換信号h)}+{(光電変換信号i+光電変換信号k)−(光電変換信号j+光電変換信号l)}]から算出したFE信号による、差動非点収差法に基づくフォーカスサーボを行うこととしても良い。
また、マイクロコンピュータ14とフォーカスサーボ装置15とを別個に設けているがこれに限るものではない。例えば、フォーカスサーボ装置15とマイクロコンピュータ14と一体としても良い。
===フォーカスサーボ装置15の構成等===
以下、図2、図7を適宜参照しつつ、図1を用いて、本発明に係るフォーカスサーボ装置15の構成等について説明する。図1は、本発明に係るフォーカスサーボ装置15の全体構成の一例を示す回路ブロック図である。
フォーカスサーボ装置15は、可変ゲイン増幅回路20、AD(Analog Digital)コンバータ21、フォーカスイコライザ22、レジスタ23、26、30、31、36、切替回路24、27、28、34、42、54、加算回路25、35、39、45、スイッチ回路29、53、乗算回路32、33、38、43、44、DA(Digital Analog)コンバータ37、ゼロ判定部40、正負判定部41、トップボトム判定部46(第1判別部、第2判別部)、AND回路47、50、57、カウンタ55、カウント値判定部56、OR回路58、制御部59を有する。尚、図1に示すフォーカスサーボ装置15は、上述した従来のフォーカスサーチも可能な構成を有している。そのため、以下の説明において従来のフォーカスサーチについて説明する場合は、「従来のフォーカスサーチ」と明示して簡単に説明する。尚、レジスタ36、切替回路27、28、スイッチ回路29は、設定部を構成する。また、レジスタ30、31、加算回路35、乗算回路32、33は、可変部を構成する。また、乗算回路38、43、44、加算回路39、45、切替回路42、トップボトム判定部46は、検出部を構成する。また、スイッチ回路29、レジスタ30、制御部59は、制御部を構成する。また、乗算回路38、44、加算回路39、45、切替回路42は、第1減算部を構成する。また、乗算回路38、43、加算回路39、45、切替回路42は、第2減算部を構成する。
可変ゲイン増幅回路20は、制御部59によってゲインが調整され、RFアンプ9からのFE信号を調整されたゲインで増幅して出力する。
ADコンバータ21は、FE信号をアナログデジタル変換し、変換結果であるFINT信号をフォーカスイコライザ22、制御部59に出力する。
フォーカスイコライザ22は、フォーカスサーボの期間中、FINT信号に基づいて、光ディスク120の情報記録面にレーザー光を合焦するための信号を出力する。
レジスタ23は、加算回路25において‘0’を加算するためのデータを保持する。
切替回路24は、フォーカスサーチの期間中、制御部59からの制御信号に基づいて、レジスタ23側に切替わる。また、切替回路24は、フォーカスサーボの期間中、制御部59からの制御信号に基づいて、フォーカスイコライザ22側に切替わる。
レジスタ26は、マイクロコンピュータ14からのFDOFFSETXデータを保持する。尚、このFDOFFSETXデータとは、レジスタ36がFDOFFSETXデータを保持する場合、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETXとするデータである。つまり、FDOFFSETXデータとは、図7に示す実線位置に、フォーカス方向へ対物レンズ4を移動するデータである。
レジスタ31は、マイクロコンピュータ14からのFSTOPデータを保持する。尚、このFSTOPデータとは、レジスタ36がFDOFFSETXデータにFSTOPデータを加算したデータを保持する場合、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX+FSTOPとするデータである。また、レジスタ36が、FDOFFSETXデータに−FSTOPデータを加算したデータを保持する場合、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPとするデータである。つまり、FSTOPデータとは、FDOFFSETXデータに加算することによって図7に示す二点鎖線位置(第1所定位置)に、フォーカス方向へ対物レンズ4を移動し、又はFDOFFSETXデータから減算することによって図7に示す一点鎖線位置(第2所定位置)に、フォーカス方向へ対物レンズ4を移動とするデータである。尚、本実施形態において、図7に示す二点鎖線位置は、フォーカスアクチュエータ5の磁気部材とフォーカスサーボ用のコイルとの磁気作用により、対物レンズ4が光ディスク120に最も近づくときの位置であるものとする。また、図7に示す一点鎖線位置は、フォーカスアクチュエータ5の磁気部材とフォーカスサーボ用のコイルとの磁気作用により、対物レンズ4が光ディスク120から最も遠ざかるときの位置であるものとする。
切替回路27は、フォーカスサーチを開始する際の制御部59からの制御信号に基づいて、レジスタ36側に切替わる。また、切替回路27は、従来のフォーカスサーチを開始する際の制御部59からの制御信号に基づいて、レジスタ26側に切替わる。また、切替回路27は、制御部59からの制御信号が入力されない場合、フローティング状態となる。
切替回路28は、フォーカスサーチを開始する際の制御部59からの制御信号に基づいて、切替回路27側へ切替わる。そして、切替回路28は、切替回路27側へ切替わった後の制御部59からの制御信号に基づいて、例えば加算回路35側へ切替わる。
スイッチ回路29は、フォーカスサーチを行う際の制御部59からの制御信号に基づいて閉じる。この切替回路27、28及びスイッチ回路29のフォーカスサーチを開始する際の動作によって、このときレジスタ36が保持するFOZデータ(制御データ)をレジスタ30が保持し、この結果このFOZデータを、フォーカスアクチュエータ5を駆動するための初期データとしてレジスタ36が再び保持することとなる。また、スイッチ回路29は、制御部59からの制御信号に基づいて開く。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは可変されないこととなる。また、スイッチ回路29は、フォーカスサーボの期間中、制御部59からの制御信号に基づいて開く。尚、従来のフォーカスサーチを行う際においては、切替回路27をレジスタ26側へ切替え、レジスタ30が保持するFDOFデータをFDOFFSETXデータとすることによって、レジスタ36が保持するFOZデータをFDOFFSETXデータとすることとなる。
乗算回路32は、レジスタ31が保持するFSTOPデータを、FSTOPレベルの出力信号FDOを1/128倍したときのFSTOP/128レベルを示すデータ(以下、FSTOP/128データという)に変換して出力する。
乗算回路33は、レジスタ31が保持するFSTOPデータを、FSTOPレベルの出力信号FDOを−1/128倍したときの−FSTOP/128レベルを示すデータ(以下、−FSTOP/128データという)に変換して出力する。尚、本実施形態において、乗算回路32、33は、FSTOPレベルの出力信号FDOを1/128倍又は−1/128倍とするデータを出力しているがこれに限るものではなく、任意の倍率を設定することが可能である。
切替回路34は、出力信号FDOのレベルを上昇するための制御部59からの制御信号に基づいて、乗算回路32側へ切替わる。また、切替回路34は、出力信号FDOのレベルを下降するための制御部59からの制御信号に基づいて、乗算回路33側へ切替わる。
加算回路35は、切替回路34が乗算回路32側へ切替わる場合、レジスタ30が保持するFDOFデータと乗算回路32が出力するFSTOP/128データとを加算したFDOF+FSTOP/128データを出力する。そして、切替回路28が加算回路35側へ切替わることによって、レジスタ30が保持するFDOFデータは、FDOF+FSTOP/128データとなる。更に、後述するトップボトム判定部46がtop信号を出力するまで上述の処理を繰り返すことにより、レジスタ30が保持するFDOFデータは、FDOFFSETX+FSTOPデータ(第1制御データ)となる。尚、レジスタ30が保持するFDOFデータのFDOFFSETX+FSTOPデータへの上昇は、切替回路28が加算回路35のFDOFデータの入力側へ切替わる回数が多くなるにつれて、緩やかに上昇するものとなる。また、加算回路35は、切替回路34が乗算回路33側へ切替わる場合、レジスタ30が保持するFDOFデータと乗算回路33が出力する−FSTOP/128データとを加算したFDOF−FSTOP/128データを出力する。そして、切替回路28が加算回路35側へ切替わることによって、レジスタ30が保持するFDOFデータは、FDOF−FSTOP/128データとなる。更に、後述するトップボトム判定部46がbottom信号を出力するまで上述の処理を繰り返すことにより、レジスタ30が保持するFDOFデータは、FDOFFSETX−FSTOPデータ(第2制御データ)となる。尚、レジスタ30が保持するFDOFデータのFDOFFSETX−FSTOPデータへの下降は、切替回路28が加算回路35のFDOFデータの入力側へ切替わる回数が多くなるにつれて、緩やかに下降するものとなる。
加算回路25は、切替回路24がレジスタ23側へ切替わる場合、レジスタ23が保持する‘0’を示すデータとレジスタ30が保持するFDOFデータとを加算し、加算結果であるFOZデータを出力する。また、加算回路25は、切替回路24がフォーカスイコライザ22側へ切替わる場合、フォーカスイコライザ22からのフォーカスサーボのための信号とレジスタ30が保持するFDOFデータとを加算し、加算結果であるFOZデータを出力する。
レジスタ36は、FOZデータを保持する。そして、レジスタ36が保持するFOZデータは、フォーカスサーチの期間中においては、レジスタ30が保持するFDOFデータと同じデータとなる。また、レジスタ36が保持するFOZデータは、フォーカスサーボの期間中においては、レジスタ30が保持するFDOFデータに、フォーカスイコライザ22からのフォーカスサーボのための信号が加算されたデータとなる。
DAコンバータ37は、レジスタ36が保持するFOZデータをデジタルアナログ変換し、変換結果である出力信号FDOをドライバ16に出力する。
乗算回路38は、レジスタ26が保持するFDOFFSETXデータを、FDOFFSETXレベルの出力信号FDOを−1倍したときの−FDOFFSETXレベルを示すデータ(以下、−FDOFFSETXデータという)に変換して出力する。
加算回路39は、レジスタ30が保持するFDOFデータと乗算回路38が出力する−FDOFFSETXデータとを加算したFDOF−FDOFFSETXデータを出力する。そして、仮にレジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETXデータである場合、FDOF−FDOFFSETXデータは‘0’を示すデータとなる。また、仮にレジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETX+αデータである場合、FDOF−FDOFFSETXデータは‘+α’(正)を示すデータとなる。また、仮にレジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETX−αデータである場合、FDOF−FDOFFSETXデータは‘−α’(負)を示すデータとなる。
ゼロ判定部40は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘0’であるか否かを判定する。そして、ゼロ判定部40は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘0’であると判定すると、ハイレベルのcenter信号を出力する。また、ゼロ判定部40は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘0’ではないと判定すると、ローレベルのcenter信号を出力する。
正負判定部41は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘正’又は‘負’の何れであるか否かを判定する。そして、正負判定部41は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘正’であると判定すると、切替回路42を乗算回路44側へ切替えるための信号(以下、正信号という)を、切替回路42、トップボトム判定部46に出力する。また、正負判定部41は、FDOF−FDOFFSETXデータが‘負’であると判定すると、切替回路42を乗算回路43側へ切替えるための信号(以下、負信号という)を、切替回路42、トップボトム判定部46に出力する。
乗算回路43は、レジスタ31が保持するFSTOPデータを、FSTOPレベルの出力信号FDOを1倍したときのFSTOPレベルを示すFSTOPデータに変換して出力する。尚、乗算回路43の入力信号(FSTOPデータ)と出力信号(FSTOPデータ)とは同一信号であるため、乗算回路43をフォーカスサーボ装置15に設けない構成としても良い。
乗算回路44は、レジスタ31が保持するFSTOPデータを、FSTOPレベルの出力信号FDOを−1倍したときの−FSTOPレベルを示すデータ(以下、−FSTOPデータという)に変換して出力する。
切替回路42は、負信号に基づいて、乗算回路43側へ切替わる。また、切替回路42は、正信号に基づいて、乗算回路44側へ切替わる。
加算回路45は、切替回路42が乗算回路43側へ切替わる場合、FDOF−FDOFFSETXデータとFSTOPデータとを加算したFDOF−FDOFFSETX+FSTOPデータを出力する。そして、仮にFDOF−FDOFFSETXデータが−FSTOPデータである場合、FDOF−FDOFFSETX+FSTOPデータは‘0’を示すデータとなる。また、加算回路45は、切替回路42が乗算回路44側へ切替わる場合、FDOF−FDOFFSETXデータと−FSTOPデータとを加算したFDOF−FDOFFSETX−FSTOPデータを出力する。この結果、仮にFDOF−FDOFFSETXデータがFSTOPデータである場合、FDOF−FDOFFSETX−FSTOPデータは‘0’を示すデータとなる。
トップボトム判定部46は、正信号及び‘0’を示すFDOF−FDOFFSETX−FSTOPデータに基づいて、ハイレベルのtop信号を出力する。また、トップボトム判定部46は、負信号及び‘0’を示すFDOF−FDOFFSETX+FSTOPデータに基づいて、ハイレベルのbottom信号を出力する。
AND回路47は、ハイレベルのtop信号と、制御部59からのハイレベルのtop検出ON信号とに基づいて、ハイレベルを出力する。また、AND回路47は、それ以外の場合、ローレベルを出力する。
AND回路50は、ハイレベルのbottom信号と、制御部59からのハイレベルのbottom検出ON信号とに基づいて、ハイレベルを出力する。また、AND回路50は、それ以外の場合、ローレベルを出力する。
スイッチ回路53は、従来のフォーカスサーチを行う場合の制御部59からの制御信号に基づいて閉じる。
切替回路54は、従来のフォーカスサーチを行う場合、制御部59からの制御信号に基づいてAND回路47側又はAND回路50側へ切替わる。
カウンタ55は、切替回路54がAND回路47側へ切替わる場合、ハイレベルのtop信号への例えば立上りをカウントする。また、カウンタ55は、切替回路54がAND回路50側へ切替わる場合、ハイレベルのbottom信号への例えば立上りをカウントする。
カウント値判定部56は、カウンタ55のカウント値が例えば‘2’に達したか否かを判定する。そして、カウント値判定部56は、カウンタ55のカウント値が‘2’に達したことを判定すると、ハイレベルを出力する。尚、このカウント値‘2’とは、フォーカスサーチにおけるフォーカスオンサーチにおいて、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出する検出回数を示すものである。
AND回路57は、スイッチ回路53が閉じているときのハイレベルのcenter信号と、カウント値判定部56からのハイレベルとに基づいて、ハイレベルを出力する。また、AND回路57は、それ以外の場合、ローレベルを出力する。
OR回路58は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出したことを示す制御部59からのハイレベルのフォーカスオン検出信号、AND回路47からのハイレベル、AND回路50からのハイレベル、AND回路57からのハイレベル、の何れかが入力すると、ハイレベルのend信号を出力する。また、OR回路58は、その何れもが入力されない場合、ローレベルのend信号を出力する。
制御部59は、フォーカスサーボ装置15を統括制御するブロックである。尚、制御部59の動作については、以下のフォーカスサーボ装置15の動作において詳細に説明する。
===フォーカスサーボ装置15の動作===
以下、図1乃至図3、図7を適宜参照しつつ、図4を用いて、本発明に係るフォーカスサーボ装置15の動作の一例について説明する。図4は、FE信号及びフォーカスサーボ装置15の各ブロックの出力波形を示す波形図である。尚、本実施形態において、フォーカスサーチを開始するまでのレジスタ36が保持するFOZデータは、出力信号FDOのレベルをVREFとするデータ(以下、VREFデータという)であるものとし、そのため対物レンズ4は図7に示す太実線位置であるものとして説明する。
マイクロコンピュータ14は、例えば光ディスク装置1への電源電圧の投入に基づいて、光ディスク装置1をフォーカスサーチモードとする。そして、マイクロコンピュータ14は、フォーカスサーボ装置15の出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPとするための開始信号、及びFDOFFSETXデータ、FSTOPデータを、フォーカスサーボ装置15に送信する。
また、スピンドルモータ8は、ドライバ16からの制御電圧がスピンドルモータコイル(不図示)に印加されることにより、制御電圧のレベルに対応する回転速度で回転し、光ディスク120を所定の回転方向へ回転させる。また、半導体レーザー3は、レーザー駆動回路(不図示)からの制御電圧が印加されることにより、光ディスク120の規格に対応する波長のレーザー光を出射する。レーザー光は、光ピックアップ2の各種光学系等を透過又は反射した後、対物レンズ4にて集光される。そして、光ディスク120の情報記録面を照射したレーザー光の反射光は、対物レンズ4にて略平行光に変換されて、各種光学系等を透過又は反射した後、シリンドリカルレンズ6に入射する。そして、レーザー光の反射光は、シリンドリカルレンズ6にて非点収差が付与されて、光検出器7の受光面A乃至Dにて受光される。光検出器7は、受光面A乃至Dにて受光したレーザー光の反射光の光量に応じて光電変換信号a乃至dを生成して、RFアンプ9に出力する。RFアンプ9は、光電変換信号a乃至dに基づいて、RF信号を生成して2値化回路10に出力するとともに、FE信号を生成してフォーカスサーボ装置15に出力する。
フォーカスサーボ装置15の制御部59は、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPとするための開始信号に基づいて、ハイレベルのbottom検出ON信号を、AND回路50に出力する(t0)。また、制御部59は、切替回路27をレジスタ36側へ切替えるための制御信号、切替回路28を切替回路27側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を閉じるための制御信号を出力する。この結果、レジスタ36が保持するFOZデータ(=VREFデータ)をFDOFデータとして、レジスタ30が保持することとなる。そして、制御部59は、切替回路24をレジスタ23側へ切替えるための制御信号を出力する。加算回路25は、レジスタ23が保持する‘0’を示すデータとレジスタ30が保持するFDOFデータ(=VREFデータ)とを加算し、加算結果であるFOZデータ(=VREFデータ)を出力する。そして、レジスタ36は、FOZデータ(=VREF信号)をデータする。つまり、レジスタ36は、フォーカスサーチを開始する際、レジスタ36が保持しているFOZデータ(=VREFデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するための初期データとして保持することとなる。そして、レジスタ36が保持するFOZデータは、DAコンバータ37にてデジタルアナログ変換されて、VREFレベルの出力信号FDOがドライバ16に出力されることとなる(t0)。ドライバ16は、VREFレベルの出力信号FDOに応じたレベルの制御電圧をフォーカスアクチュエータ5に印加する。このフォーカスアクチュエータ5に印加されるVREFレベルの出力信号FDOに応じたレベルの制御電圧は、フォーカスサーチを行う前の制御電圧のレベルと同様となる。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は変位することなく、図7に示す太実線位置のままとなる。
次に、レジスタ26は、マイクロコンピュータ14からのFDOFFSETXデータを保持する。また、レジスタ31は、マイクロコンピュータ14からのFSTOPデータを保持する。また、制御部59は、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPまで降下(t0t1間)させるために、切替回路27への制御信号の出力を停止するとともに、切替回路28を加算回路35側へ切替えるための制御信号、切替回路34を乗算回路33側へ切替えるための制御信号を出力する。加算回路35は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=VREFデータ)と乗算回路33が出力する−FSTOP/128データとを加算したFDOF−FSTOP/128データ(=VREF−FSTOP/128データ)を出力する。このため、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOF−FSTOP/128データとなる。そして、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、VREF−FSTOP/128となる。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7紙面下側へ移動することとなる。そして、上述の処理を繰り返すことにより、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX−FSTOPデータとなる。このため、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOPとなる(t1)。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す一点鎖線位置となる。
また、レジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETX−FSTOPデータとなることにより、加算回路39は、FDOFFSETX−FSTOPデータと乗算回路38からの−FDOFFSETXデータとを加算した−FSTOPデータを出力する。正負判定部41は、−FSTOPデータが‘負’であると判定すると、切替回路42、トップボトム判定部46に負信号を出力する。そして、加算回路45は、乗算回路43からのFSTOPデータと加算回路39からの−FSTOPデータとを加算した‘0’を示すデータを出力する。トップボトム判定部46は、負信号及び‘0’を示すデータに基づいて、ハイレベルのbottom信号を出力する(t1t2間)。AND回路50は、ハイレベルのbottom信号と、ハイレベルのbottom検出ON信号とに基づいて、ハイレベルを出力する。この結果、OR回路58は、ハイレベルのend信号を、制御部59、マイクロコンピュータ14に出力することとなる(t1t2間)。制御部59は、ハイレベルのend信号に基づいて、切替回路28を切替回路27側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を開くための制御信号を出力する。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX−FSTOPデータである状態を可変されずに保持し、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOPレベルのままとなる(t1t2間)。このため、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す一点鎖線位置を保持することとなる。
次に、マイクロコンピュータ14は、ハイレベルのend信号を受信すると、空振りサーチをする実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。
制御部59は、空振りサーチを実行するための開始信号に基づいて、ハイレベルのtop検出ON信号を、AND回路47に出力する(t2)。また、制御部59は、切替回路27をレジスタ36側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を閉じるための制御信号を出力する。このため、レジスタ36が保持するFOZデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)をFDOFデータとして、レジスタ30が保持することとなる。この結果、レジスタ36は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)をFOZデータとして、再び保持することとなる。つまり、レジスタ36は、空振りサーチを行う場合、レジスタ36が保持しているFOZデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するためのデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)として保持することとなる。そして、制御部59は、FE信号のトップレベル及びボトムレベルを検出するべく、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇(t2t3間)するために、切替回路27への制御信号の出力を停止するとともに、切替回路28を加算回路35側へ切替えるための制御信号、切替回路34を乗算回路32側へ切替えるための制御信号を出力する。加算回路35は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)と、乗算回路32が出力するFSTOP/128データとを加算したFDOF+FSTOP/128データ(=FDOFFSETX−FSTOP・127/128データ)を出力する。このため、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOF+FSTOP/128データとなる。そして、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOP・127/128となる。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7紙面上側へ移動することとなる。
そして、上述の処理を繰り返すことによって、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、出力信号FDOのレベルをFDO(n)とするデータ(以下、FDO(n)データという)となる。そして、出力信号FDOがFDO(n)レベルとなる近傍において、図4t2t3間に示すS字波形のFE信号が発生する。ADコンバータ21は、S字波形のFE信号をアナログデジタル変換し、変換結果であるFINT信号を、制御部59、フォーカスイコライザ22に出力する。制御部59は、FINT信号からFE信号のトップレベル(S_MAX)及びボトムレベル(S_MIN)を検出し、FE信号のトップレベルが+FS_TH未満であるか否か、及びFE信号のボトムレベルが−FS_TH未満であるか否かを検出する。そして、制御部59は、図4t2t3間に示すように、FE信号のトップレベルが+FS_TH未満であり、又FE信号のボトムレベルが−FS_TH未満であることを検出すると、FE信号のトップレベルを+FS_TH以上とするとともにボトムレベルを−FS_TH以上とするように可変ゲイン増幅回路20のゲインを調整するべく、制御信号を出力する。そして、上述のレジスタ30が保持するFDOFデータに対してFSTOP/128データを加算する処理を繰り返すことにより、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX+FSTOPデータとなる。このため、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX+FSTOPとなる(t3)。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す二点鎖線位置となる。尚、本実施形態において、制御部59は、FE信号のトップレベルを+FS_TH以上とするとともにボトムレベルを−FS_TH以上とするように、可変ゲイン増幅回路20のゲインを調整しているが、これに限るものではない。例えば、制御部59は、+FS_TH及び−FS_TH自体を調整することによって、FE信号のトップレベルを+FS_TH以上とするとともにボトムレベルを−FS_TH以上とすることとしても良い。
また、レジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETX+FSTOPデータとなることにより、加算回路39は、当該FDOFFSETX+FSTOPデータと乗算回路38からの−FDOFFSETXデータとを加算したFSTOPデータを出力する。正負判定部41は、FSTOP信号が‘正’であると判定すると、切替回路42、トップボトム判定部46に正信号を出力する。そして、加算回路45は、乗算回路44からの−FSTOPデータと加算回路39からのFSTOPデータとを加算した‘0’を示すデータを出力する。トップボトム判定部46は、正信号及び‘0’を示すデータに基づいて、ハイレベルのtop信号を出力する(t3t4間)。AND回路47は、ハイレベルのtop信号と、ハイレベルのtop検出ON信号とに基づいて、ハイレベルを出力する。この結果、OR回路58は、ハイレベルのend信号を、制御部59、マイクロコンピュータ14に出力することとなる(t3t4間)。制御部59は、ハイレベルのend信号に基づいて、切替回路28を切替回路27側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を開くための制御信号を出力する。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX+FSTOPデータである状態を可変されずに保持し、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX+FSTOPレベルのままとなる(t3t4間)。このため、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す二点鎖線位置を保持することとなる。そして、上述のFE信号のトップレベル及びボトムレベルの検出により、フォーカスサーチにおける空振りサーチが終了することとなる。
次に、マイクロコンピュータ14は、ハイレベルのend信号を受信すると、フォーカスサーチにおけるフォーカスオンサーチを実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。
制御部59は、フォーカスオンサーチを実行するための開始信号に基づいて、ハイレベルのbottom検出ON信号を、AND回路50に出力する(t4)。また、制御部59は、切替回路27をレジスタ36側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を閉じるための制御信号を出力する。このため、レジスタ36が保持するFOZデータ(=FDOFFSETX+FSTOPデータ)をFDOFデータとして、レジスタ30が保持することとなる。この結果、レジスタ36は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX+FSTOP)をFOZ信号として、再び保持することとなる。つまり、レジスタ36は、フォーカスオンサーチを行う場合、レジスタ36が保持しているFOZデータ(=FDOFFSETX+FSTOPデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するためのデータ(=FDOFFSETX+FSTOPデータ)として保持することとなる。そして、制御部59は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出するべく、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX+FSTOPからFDOFFSETX−FSTOPまで下降(t4t7間)するために、切替回路27への制御信号の出力を停止するとともに、切替回路28を加算回路35側へ切替えるための制御信号、切替回路34を乗算回路33側へ切替えるための制御信号を出力する。加算回路35は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX+FSTOPデータ)と、乗算回路33が出力する−FSTOP/128データとを加算したFDOF−FSTOP/128データ(=FDOFFSETX+FSTOP・127/128データ)を出力する。このため、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOF−FSTOP/128データとなる。そして、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX+FSTOP・127/128となる。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7紙面下側へ移動することとなる。
そして、上述の処理を繰り返すことによって、出力信号FDOのレベルは、S字波形のFE信号が−FS_THに達するレベルのFDO(n)+αとなる(t5)。そして、制御部59は、このときのADコンバータ21からのFINT信号に基づいて、FE信号が−FS_THに達したことを検出すると、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となるか否かを検出する。つまり、制御部59は、S字波形のFE信号が−FS_THに達することに基づいて、フォーカスオンする出力信号FDOのレベルを検出する。そして、更に上述の処理を繰り返すことによって、出力信号FDOのレベルがFDO(n)に達すると(t6)、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となる。制御部59は、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となることを検出すると、ハイレベルのフォーカスオン検出信号を、OR回路58、マイクロコンピュータ14に出力する(t6)。この結果、OR回路58は、ハイレベルのend信号を、制御部59、マイクロコンピュータ14に出力することとなる(t6)。制御部59は、ハイレベルのend信号に基づいて、スイッチ回路29を開くための制御信号を出力する。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDO(n)データとなる状態を可変されずに保持し、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDO(n)レベルのままとなる(t6以降)。このため、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示すフォーカスオンする破線位置を保持することとなる。この結果により、フォーカスオンサーチ及びフォーカスサーチが終了することとなる。
そして、ハイレベルのフォーカスオン検出信号及びハイレベルのend信号に応じて、切替回路24は、フォーカスイコライザ22側へ切り替わる。加算回路25は、フォーカスイコライザ22からのFE信号に基づくフォーカスサーボのための信号と、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDO(n)データ)とを加算し、加算結果であるFOZデータをレジスタ36に出力する。この結果、図7に示す対物レンズ4の破線位置を目標位置とした、FE信号に基づくフォーカスサーボが行われ、光ディスク120の情報記録面からの情報再生が良好に行われることとなる。
尚、上述の実施形態においては、S字波形のFE信号がt5において−FS_THに達したことによって良好にフォーカスサーチを終了しているが、FE信号に対するノイズ成分等の発生等に起因して、S字波形のFE信号が−FS_THに達しない可能性がある。この場合、フォーカスサーボ装置15の各ブロックは、図4に示す各破線波形の処理を行うこととなる。
詳述すると、上述のレジスタ30が保持するFDOFデータに対して−FSTOP/128データを加算する処理を繰り返すことにより、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX−FSTOPデータとなる。このため、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOPとなる(t7)。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す一点鎖線位置となる。
また、レジスタ30が保持するFDOFデータがFDOFFSETX−FSTOPデータとなることにより、加算回路39は、FDOFFSETX−FSTOPデータと乗算回路38からの−FDOFFSETXデータとを加算した−FSTOPデータを出力する。正負判定部41は、−FSTOPデータが‘負’であると判定すると、切替回路42、トップボトム判定部46に負信号を出力する。そして、加算回路45は、乗算回路43からのFSTOPデータと加算回路39からの−FSTOPデータとを加算した‘0’を示すデータを出力する。トップボトム判定部46は、負信号及び‘0’を示すデータに基づいて、ハイレベルのbottom信号を出力する(t7t8間)。AND回路50は、ハイレベルのbottom信号と、ハイレベルのbottom検出ON信号とに基づいて、ハイレベルを出力する。この結果、OR回路58は、ハイレベルのend信号を、制御部59、マイクロコンピュータ14に出力することとなる(t7t8間)。制御部59は、ハイレベルのend信号に基づいて、切替回路28を切替回路27側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を開くための制御信号を出力する。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOFFSETX−FSTOPデータである状態を可変されずに保持し、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOPレベルのままとなる(t7t8間)。このため、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示す一点鎖線位置を保持することとなる。
次に、マイクロコンピュータ14は、ハイレベルのフォーカスオン信号を受信しない状態でハイレベルのend信号を受信すると、再びフォーカスオンサーチを実行するための開始信号を、フォーカスサーボ装置15に送信する。
制御部59は、フォーカスオンサーチを実行するための開始信号に基づいて、ハイレベルのtop検出ON信号を、AND回路47に出力する(t8)。また、制御部59は、切替回路27をレジスタ36側へ切替えるための制御信号、スイッチ回路29を閉じるための制御信号を出力する。このため、レジスタ36が保持するFOZデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)をFDOFデータとして、レジスタ30が保持することとなる。この結果、レジスタ36は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するためのデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)として保持することとなる。そして、制御部59は、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出するべく、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOPからFDOFFSETX+FSTOPまで上昇(t8t9間)するために、切替回路27への制御信号の出力を停止するとともに、切替回路28を加算回路35側へ切替えるための制御信号、切替回路34を乗算回路32側へ切替えるための制御信号を出力する。加算回路35は、レジスタ30が保持するFDOFデータ(=FDOFFSETX−FSTOPデータ)と、乗算回路32が出力するFSTOP/128データとを加算したFDOF+FSTOP/128データ(=FDOFFSETX−FSTOP・127/128データ)を出力する。このため、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDOF+FSTOP/128データとなる。そして、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDOFFSETX−FSTOP・127/128となる。この結果、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7紙面上側へ移動することとなる。
そして、上述の処理を繰り返すことによって、出力信号FDOのレベルは、S字波形のFE信号が+FS_THに達するレベルのFDO(n)−αとなる(t9)。そして、制御部59は、このときのADコンバータ21からのFINT信号に基づいて、FE信号が+FS_THに達したことを検出すると、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となるか否かを検出する。つまり、制御部59は、S字波形のFE信号が+FS_THに達することに基づいて、フォーカスオンする出力信号FDOのレベルを検出する。そして、更に上述の処理を繰り返すことによって、出力信号FDOのレベルがFDO(n)に達すると(t10)、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となる。制御部59は、FINT信号(FE信号)が再び‘0’となることを検出すると、ハイレベルのフォーカスオン検出信号を、OR回路58、マイクロコンピュータ14に出力する(t10)。この結果、OR回路58は、ハイレベルのend信号を、制御部59、マイクロコンピュータ14に出力することとなる(t10)。制御部59は、ハイレベルのend信号に基づいて、スイッチ回路29を開くための制御信号を出力する。この結果、レジスタ30が保持するFDOFデータ及びレジスタ36が保持するFOZデータは、FDO(n)データである状態を可変されずに保持し、DAコンバータ37の出力信号FDOのレベルは、FDO(n)レベルのままとなる(t10以降)。このため、フォーカス方向の対物レンズ4の位置は、図7に示すフォーカスオンする破線位置の状態を保持することとなる。更に、FE信号に対してノイズ成分等が発生しS字波形のFE信号が−FS_TH(又は/及び+FS_TH)に達しない場合であっても、上述のようにフォーカスオンサーチを繰り返すことにより、フォーカスオンするときの出力信号FDOのレベルを検出することが可能となる。
上述した実施形態によれば、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置の検出を開始する際、レジスタ36が保持しているFOZデータ(=VREFデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するための初期データとすることが可能となり、初期データが示す対物レンズ4の太実線位置を起点として、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置を検出することが可能となる。この結果、対物レンズ4の位置が、太実線位置から急激に変化することを防止することが可能となり、対物レンズ4の振動の発生を防止することが可能となる。このため、出力電圧FDOのレベルに応じたフォーカスアクチュエータ5の良好な追随や、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置の検出にかかる期間が長くなることを防止することが可能となる。
更に、レジスタ36が保持しているFOZデータを初期データとした後、FOZデータを可変することにより、対物レンズ4を、フォーカス方向の一点鎖線位置又は二点鎖線位置へ交互に移動することが可能となり、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置を確実に検出することが可能となる。
更に、対物レンズ4の位置が一点鎖線位置又は二点鎖線位置であるときに、レジスタ36が保持しているFOZデータが可変されることを、制御部59がスイッチ回路29を開くことにより停止することが可能となる。この結果、この後レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置を検出する場合、一点鎖線位置又は二点鎖線位置から対物レンズ4の移動を開始することが可能となり、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置の検出にかかる期間を短くすることが可能となる。以下、図4と図6とを比較しつつ詳述すると、従来のフォーカスサーボ装置においては、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETXとすることによって、フォーカスサーチにおける空振りサーチ及びフォーカスオンサーチを終了していた。このため、例えば空振りサーチが終了した後フォーカスオンサーチを開始する場合、図6t14t15間に示すように、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETXからFDOFFSETX−FSTOPまで下降するための期間を要する。つまり、従来のフォーカスサーボ装置においては、対物レンズ4の位置が一点鎖線位置又は二点鎖線位置となる状態を保持するべく、出力信号FDOのレベルをFDOFFSETX−FSTOP又はFDOFFSETX+FSTOPに保持することが出来なかったため、フォーカスサーチにかかる期間が長くなる可能性があった。これに対し、本発明に係るフォーカスサーボ装置15は、対物レンズ4の位置が一点鎖線位置又は二点鎖線位置であるときに、レジスタ36が保持しているFOZデータが可変されることを停止することが可能となり、図4と図6とを比較して明らかなように、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置の検出にかかる期間を短くすることが可能となる。
更に、対物レンズ4の位置が一点鎖線位置又は二点鎖線位置となり、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置を検出する場合、レジスタ36が保持しているFOZデータ(FDOFFSETX−FSTOPデータ又はFDOFFSETX+FSTOPデータ)を、フォーカスアクチュエータ5を駆動するためのデータとすることが可能となり、当該データが示す対物レンズ4の位置(一点鎖線位置又は二点鎖線位置)を起点として、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置をより確実且つ短期間で検出することが可能となる。
更に、フォーカスアクチュエータ5が対物レンズ4を移動させることが可能な範囲(一点鎖線位置と二点鎖線位置との間)において、対物レンズ4が光ディスク120に最も近づくときの二点鎖線位置と、対物レンズ4が光ディスク120から最も遠ざかるときの二点鎖線位置との間で対物レンズ4を移動することが可能となり、レーザー光が情報記録面に合焦するときの対物レンズ4の位置をより確実に検出することが可能となる。
更に、加算回路39において、レジスタ36が保持するFOZデータと同じデータを保持するレジスタ30のFDOFデータと、乗算回路38からの−FDOFFSETXデータとを加算し、更に、FDOF−FDOFFSETXデータの‘正’又は‘負’に応じて、加算回路45において、FDOF−FDOFFSETXデータと、乗算回路43からのFSTOPデータ又は乗算回路44からの−FSTOPデータとを加算することにより、レジスタ36がFDOFFSETX+FSTOPデータ又はFDOFFSETX−FSTOPデータを保持しているか否かを確実に判別することが可能となる。
以上、本発明に係るフォーカスサーボ装置について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
本発明に係るフォーカスサーボ装置の全体構成を示す回路ブロック図である。 本発明に係るフォーカスサーボ装置を具備する光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。 光検出器の受光面に対するレーザー光の反射光の受光の様子を示す図である。 FE信号及び本発明に係るフォーカスサーボ装置の各ブロックの出力波形を示す波形図である。 従来の光ディスク装置の構成を簡略化したブロック図である。 FE信号及び出力信号FDOの波形図である。 フォーカス方向における対物レンズの移動を示す図である。
符号の説明
1、100 光ディスク装置
2、104 光ピックアップ
3 半導体レーザー
4、105 対物レンズ
5、106 フォーカスアクチュエータ
6 シリンドリカルレンズ
7 光検出器
8 スピンドルモータ
9、107 RFアンプ
10 2値化回路
11 PLL回路
12 デコーダ
13 インタフェース
14、101 マイクロコンピュータ
15、102 フォーカスサーボ装置
16、103 ドライバ
20 可変ゲイン増幅回路
21 ADコンバータ
22 フォーカスイコライザ
23、26、30、31、36 レジスタ
24、27、28、34、42、54 切替回路
25、35、39、45 加算回路
29、53 スイッチ回路
32、33、38、43、44 乗算回路
37 DAコンバータ
40 ゼロ判定部
41 正負判定部
46 トップボトム判定部
47、50、57 AND回路
55 カウンタ
56 カウント値判定部
58 OR回路
59 制御部
120 光ディスク

Claims (6)

  1. 光ディスクの情報記録面にレーザー光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを前記情報記録面と交差するフォーカス方向へ移動させるアクチュエータと、を備えた光ディスク装置のためのフォーカスサーボ装置であって、
    前記アクチュエータを駆動するための制御データを保持する保持部と、
    フォーカスサーボを行う際の目標位置として前記レーザー光が前記情報記録面に合焦するときの前記対物レンズの位置を検出するべく前記アクチュエータを駆動する場合、前記保持部が保持している前記制御データを、前記アクチュエータを駆動するための初期データとする設定部と、
    を備えたことを特徴とするフォーカスサーボ装置。
  2. 前記アクチュエータは、前記対物レンズを前記フォーカス方向の第1所定位置と第2所定位置との間で移動させ、
    前記対物レンズを前記第1所定位置又は前記第2所定位置へ交互に移動させるべく、前記制御データを可変する可変部を備え、
    前記設定部は、
    前記保持部が保持している前記制御データを前記初期データとした後、前記可変部が可変する前記制御データを前記保持部に保持させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカスサーボ装置。
  3. 前記保持部が保持している前記制御データが、前記第1所定位置に対応する第1制御データ又は前記第2所定位置に対応する第2制御データであるか否かを検出する検出部と、
    前記保持部が保持している前記制御データが前記第1制御データ又は前記第2制御データであることを示す前記検出部の検出結果に基づいて、前記レーザー光が前記情報記録面に合焦するときの前記対物レンズの位置を検出するために、前記保持部が保持している前記制御データが可変されることを停止する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のフォーカスサーボ装置。
  4. 前記検出部が前記検出結果を検出した後、前記レーザー光が前記情報記録面に合焦するときの前記対物レンズの位置を検出するべく前記アクチュエータを駆動する場合、
    前記設定部は、
    前記保持部が保持している前記第1制御データ又は前記第2制御データを、前記アクチュエータを駆動するためのデータとし、
    前記制御部は、
    前記保持部が保持している前記制御データが可変されることを許可する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のフォーカスサーボ装置。
  5. 前記第1所定位置は、前記アクチュエータが前記対物レンズを移動させることが可能な範囲において、前記対物レンズが前記光ディスクに最も近づくときの前記フォーカス方向の位置であって、
    前記第2所定位置は、前記アクチュエータが前記対物レンズを移動させることが可能な範囲において、前記対物レンズが前記光ディスクから最も遠ざかるときの前記フォーカス方向の位置である、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のフォーカスサーボ装置。
  6. 前記検出部は、
    前記保持部が保持している前記制御データと、前記第1制御データと、を減算する第1減算部と、
    前記第1減算部の出力がゼロであるか否かを判別する第1判別部と、
    前記保持部が保持している前記制御データと、前記第2制御データと、を減算する第2減算部と、
    前記第2減算部の出力がゼロであるか否かを判別する第2判別部と、を有し、
    前記第1減算部の出力がゼロであることを示す前記第1判別部の判別結果に基づいて、前記保持部が保持している前記制御データが前記第1制御データであることを示す検出結果を出力し、前記第2減算部の出力がゼロであることを示す前記第2判別部の判別結果に基づいて、前記保持部が保持している前記制御データが前記第2制御データであることを示す検出結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れかに記載のフォーカスサーボ装置。

JP2006216151A 2006-08-08 2006-08-08 フォーカスサーボ装置 Expired - Fee Related JP4806309B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006216151A JP4806309B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 フォーカスサーボ装置
CNA2007101368345A CN101123096A (zh) 2006-08-08 2007-07-17 聚焦伺服装置
US11/832,575 US7894311B2 (en) 2006-08-08 2007-08-01 Focus servo apparatus
KR1020070079059A KR100882416B1 (ko) 2006-08-08 2007-08-07 포커스 서보 장치
EP07114010A EP1887571B1 (en) 2006-08-08 2007-08-08 Focus servo apparatus
DE602007005191T DE602007005191D1 (de) 2006-08-08 2007-08-08 Fokusservogerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006216151A JP4806309B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 フォーカスサーボ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008041201A true JP2008041201A (ja) 2008-02-21
JP4806309B2 JP4806309B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=38614625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006216151A Expired - Fee Related JP4806309B2 (ja) 2006-08-08 2006-08-08 フォーカスサーボ装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7894311B2 (ja)
EP (1) EP1887571B1 (ja)
JP (1) JP4806309B2 (ja)
KR (1) KR100882416B1 (ja)
CN (1) CN101123096A (ja)
DE (1) DE602007005191D1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8553515B2 (en) * 2010-11-30 2013-10-08 General Electric Company System and method for precise servoing

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129968A (ja) * 1993-09-07 1995-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォーカス制御方法および制御装置
JP2006059470A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Sony Corp データ記録再生装置及びフォーカスバイアス設定方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011599A1 (en) 1989-03-17 1990-10-04 Optical Recording Corporation Optical recording and/or playback system
JPH0555310A (ja) 1991-08-29 1993-03-05 Nec Kansai Ltd インナリードボンデイング方法及びその装置
JP3476112B2 (ja) 1995-10-18 2003-12-10 ソニー株式会社 フォーカスサーボ装置
JPH09237424A (ja) * 1995-12-26 1997-09-09 Pioneer Electron Corp フォーカスエラー信号のバイアス量制御装置
EP1433170B1 (en) * 2001-10-01 2006-03-08 Pioneer Corporation Optical disc player with focus pull-in function
US7054240B2 (en) * 2002-03-04 2006-05-30 Zoran Corporation Method and apparatus for providing focus control on a multi layer disc
KR20040014043A (ko) * 2002-08-09 2004-02-14 삼성전자주식회사 광 디스크의 트래킹 에러 신호 크기를 이용한 포커스 서보보상 장치 및 방법
KR20040031533A (ko) * 2002-10-07 2004-04-13 삼성전자주식회사 적응적인 포커싱 방법 및 장치
KR100717043B1 (ko) 2005-10-17 2007-05-10 삼성전자주식회사 포커스 인입 제어 장치 및 포커스 인입 제어 방법

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129968A (ja) * 1993-09-07 1995-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォーカス制御方法および制御装置
JP2006059470A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Sony Corp データ記録再生装置及びフォーカスバイアス設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1887571A1 (en) 2008-02-13
EP1887571B1 (en) 2010-03-10
KR20080013786A (ko) 2008-02-13
JP4806309B2 (ja) 2011-11-02
CN101123096A (zh) 2008-02-13
US20080037381A1 (en) 2008-02-14
US7894311B2 (en) 2011-02-22
DE602007005191D1 (de) 2010-04-22
KR100882416B1 (ko) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW544655B (en) Optical disk drive, and method for identifying optical disks mounted thereof
JP2002260248A (ja) ミラー検出信号生成回路
JP4122631B2 (ja) 光ディスク装置
JPH09212865A (ja) 光ディスク装置
JP4806309B2 (ja) フォーカスサーボ装置
JP3661297B2 (ja) 評価信号生成装置、フォーカスバイアス調整方法、スキュー調整方法
JP3768142B2 (ja) ドロップアウト検出回路及び光ディスク装置
TWI307877B (en) Regeneration device of optical disk and microcomputer and method of controlling rotation speed for regeneration device of optical disk
JP4734208B2 (ja) 光ディスク用集積回路
US7385886B2 (en) Optical disk drive and method of controlling spindle motor thereof
JP4329772B2 (ja) 光ディスク装置
JP2013131260A (ja) 光ディスク装置
JP2007157267A (ja) ウォブル信号復調回路、記録再生装置およびウォブル信号復調方法
JP4003345B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP4120950B2 (ja) 光デイスク装置及びその記録方法
JPH0644565A (ja) 光デイスク装置
JP2006252767A (ja) ディスク装置及びディスク制御方法
KR20030053046A (ko) 광디스크 장치 및 서보 제어 방법
JP2005149704A (ja) トラッキング制御装置および方法、フォーカス制御装置および方法、並びに信号処理装置
JP2006004502A (ja) 再生装置及び再生方法
JP2004006036A (ja) 光ディスク装置
JP2004280962A (ja) 検出回路
JP2006120289A (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法
JP2003157549A (ja) 光ディスク装置およびその制御方法
JPH11328837A (ja) ディスクドライブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees