JPH0644565A - 光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク装置

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JPH0644565A
JPH0644565A JP4218646A JP21864692A JPH0644565A JP H0644565 A JPH0644565 A JP H0644565A JP 4218646 A JP4218646 A JP 4218646A JP 21864692 A JP21864692 A JP 21864692A JP H0644565 A JPH0644565 A JP H0644565A
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JP
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asymmetry
light
pulse width
light beam
signal
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JP4218646A
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English (en)
Inventor
Osamu Udagawa
治 宇田川
Shinichiro Iimura
紳一郎 飯村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、特に追記型光デイスクを使用して所
望の情報を記録する光デイスク装置に関し、光源の寿命
を長くし得るようにする。 【構成】本発明は、シンメトリ検出結果に基づいて、パ
ルス幅制御回路72を制御し、これにより光ビームL1
の照射時間を制御してシンメトリが最適値になるように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図5) 作用(図1及び図5) 実施例 (1)実施例の構成(図1〜図6) (2)実施例の効果 (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光デイスク装置に関し、
特に追記型光デイスクを使用して所望の情報を記録する
光デイスク装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の光デイスク装置において
は、いわゆる追記型光デイスクを使用して所望の情報を
記録し得るようになされたものがある。
【0004】すなわち追記型光デイスク装置において
は、有機色素系の薄膜に光ビームを照射してピツトを形
成することにより、所望の情報を一度だけ記録すること
ができる。さらにこのようにしてピツトを形成すること
により、この種の光デイスクにおいては、通常のコンパ
クトデイスクプレイヤで再生し得、これにより光デイス
ク装置においては、少量生産の場合に適用していちいち
スタンパを作成しなくても、コンパクトデイスクプレイ
ヤで再生可能な光デイスクを作成することができる。
【0005】このときこの有機色素系の薄膜において
は、メーカ等により特性が異なり、同一光量で光ビーム
を照射しても、形成されるピツトの大きさが光デイスク
によつて異なる場合がある。このためこの種の光デイス
クにおいては、最内周の所定領域を光量調整用の領域
(以下検査領域と呼ぶ)に選定し、この領域に予め光ビ
ームを照射して光ビームの光量を調整することにより、
確実にピツトを形成し得るようになされている。
【0006】すなわち光デイスク装置においては、予め
検査領域に光ピツクアツプを移動させた後、順次光量を
変化させて光ビームを間欠的に照射する。このとき光デ
イスク装置においては、光ビームを照射する期間と光ビ
ームの照射を停止する期間とを等しい期間に保持する。
【0007】この光ビームの照射に続いて光デイスク装
置においては、再生モードに切り換わり、この検査領域
に光ビームを照射して反射光を検出する。これにより光
デイスク装置においては、再生信号をモニタすることに
より、ピツトとランドの長さが等しくなる光量(すなわ
ちアシンメトリが最良になる光量でなる)を検出する。
【0008】これによりこの種の光デイスク装置におい
ては、この光量で続く外周側の記録領域に所望の情報を
記録するようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところこのように光量
を制御してアシンメトリが最良になるように制御する場
合、光ビームを射出するレーザーダイオードにおいて
は、光量を大きくする必要があることにより、その分寿
命が短い問題がある。このレーザダイオードの寿命を長
くすることができれば、その分この種の光デイスク装置
の信頼性を向上することができる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、光源の寿命を長くすることができる光デイスク装置
を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、光デイスク2の情報記録面に所定
光量の光ビームL1を照射することにより、情報記録面
に順次ピツトPを形成して所望の情報を記録する光デイ
スク装置1において、光ビームL1を射出する光源10
と、光ビームL1を情報記録面に集光すると共に、光ビ
ームL1の反射光L2を受光する光学系12、14、1
6、22と、光学系12、14、16、22で受光した
反射光L2を受光して受光結果RFを出力する受光素子
24と、受光結果RFに基づいて、ピツトPのアシンメ
トリを検出してアシンメトリ検出結果を出力するアシン
メトリ検出手段48と、アシンメトリ検出結果に基づい
て、アシンメトリが最適値になるように、光ビームL1
のパルス幅を制御する制御回路8、44、72とを備
え、アシンメトリ検出手段48は、再生モードにおい
て、受光素子24の出力信号RFに基づいてアシンメト
リ検出結果を出力する再生アシンメトリ検出手段48を
有し、制御回路8、44、72は、全体の動作を制御し
てパルス幅を変化させて光ビームL1を光デイスク2に
照射して順次ピツトPを形成した後、続いて全体の動作
モードを再生モードに切り換え、再生アシンメトリ検出
手段48のアシンメトリ検出結果に基づいて、アシンメ
トリが最適値になるパルス幅を選定し、情報記録時、該
選定したパルス幅を基準にしてピツトPを順次形成す
る。
【0012】さらに本発明においては、光デイスク2の
情報記録面に所定光量の光ビームL1を照射することに
より、情報記録面に順次ピツトPを形成して所望の情報
を記録する光デイスク装置1において、光ビームL1を
射出する光源10と、光ビームL1を情報記録面に集光
すると共に、光ビームL1の反射光L2を受光する光学
系12、14、16、22と、光学系12、14、1
6、22で受光した反射光L2を受光して受光結果RF
を出力する受光素子24と、受光結果RFに基づいて、
ピツトPのアシンメトリを検出してアシンメトリ検出結
果を出力するアシンメトリ検出手段40、42と、アシ
ンメトリ検出結果に基づいて、アシンメトリが最適値に
なるように、光ビームのパルス幅を制御する制御回路
8、44、72とを具え、アシンメトリ検出手段40、
42は、情報記録時、受光素子24の出力信号RFに基
づいてアシンメトリ検出結果を出力する記録アシンメト
リ検出手段40、42を有し、制御回路8、44、72
は、情報記録時、記録アシンメトリ検出手段40、42
のアシンメトリ検出結果に基づいて、アシンメトリが最
適値になるように光ビームL1のパルス幅を制御する。
【0013】さらに本発明において、制御回路8、4
4、72は、記録信号EFMのパルス幅より所定期間だ
けパルス幅の短いパルス幅可変信号S2を生成するパル
ス信号生成手段76、78、80と、パルス幅可変信号
S2を所定の遅延時間(T+α)だけ遅延して遅延信号
S3を出力し、遅延時間(T+α)をアシンメトリ検出
結果に応じて切り換える遅延手段82と、パルス幅可変
信号S2及び遅延信号S3の論理和信号S4を生成し、
論理和信号S4を基準にして光源10を制御する光源制
御手段84とを備えるようにする。
【0014】
【作用】パルス幅を変化させてピツトPを形成した後、
再生モードにおいて、受光素子24の出力信号RFに基
づいてアシンメトリ検出結果を得、このアシンメトリ検
出結果に基づいて、アシンメトリが最適値になるパルス
幅を選定し、情報記録時、該選定したパルス幅を基準に
してピツトPを順次形成すれば、光ビームL1の光量変
動を低減してアシンメトリを最適値に保持することがで
きる。
【0015】さらに情報記録時、受光素子24の出力信
号RFに基づいてアシンメトリ検出結果を得、このアシ
ンメトリ検出結果に基づいて、アシンメトリが最適値に
なるように光ビームL1のパルス幅を制御すれば、光ビ
ームL1の光量変動を低減してアシンメトリを最適値に
保持することができる。
【0016】このとき記録信号EFMのパルス幅より所
定期間だけパルス幅の短いパルス幅可変信号S2を生成
し、このパルス幅可変信号S2を所定の遅延時間(T+
α)だけ遅延して遅延信号S3との間で論理和信号S4
を得、この遅延時間(T+α)をアシンメトリ検出結果
に応じて切り換えると共に、論理和信号S4を基準にし
て光源10を制御するこれば、簡易に光ビームL1のパ
ルス幅を制御することができる。
【0017】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0018】(1)実施例の構成 図1において、1は全体として光デイスク装置を示し、
追記型の光デイスク2に所望の情報を記録する。
【0019】すなわち光デイスク装置1は、スピンドル
モータ4を駆動して光デイスク2を所定の回転速度で回
転駆動し、この状態で光ピツクアツプ6を駆動して所望
の情報を記録再生する。すなわち光ピツクアツプ6にお
いては、ドライバ8から出力される駆動信号に基づいて
レーザダイオード10を駆動し、このレーザダイオード
10から射出される光ビームL1をレンズ12で平行光
線に変換する。
【0020】さらに光ピツクアツプ6においては、この
光ビームL1をビームスプリツタ14を透過して対物レ
ンズ16に導き、この対物レンズ16で光デイスク2に
集光する。これにより光デイスク装置1においては、レ
ーザダイオード10の光ビームL1を光デイスク2に集
光し、所望の情報を記録再生し得るようになされてい
る。
【0021】このとき光ピツクアツプ6においては、ビ
ームスプリツタ14で光ビームL1の一部を反射し、所
定の受光素子に入射し、これにより光デイスク装置1に
おいては、この受光素子の出力信号を基準にして光ビー
ムL1の光量を所定の基準値に保持するようになされて
いる。
【0022】さらに光ピツクアツプ6においては、光デ
イスク2の反射光L2を対物レンズ16で受光し、ビー
ムスプリツタ14に導いて反射する。さらに光ピツクア
ツプ6は、この反射光L2をシリンドリカルレンズ22
に入射し、その出力光を受光素子24に集光する。
【0023】ここで受光素子24は、光ピツクアツプ6
の光学系を介して、ピツトを形成する方向に受光面を2
分割し(すなわち受光面AB及びCDでなる)、さらに
各受光面をこの方向と直交する方向に2分割するように
なされ、増幅回路26A〜26Dを介して各受光面A〜
Dの出力信号SA〜SDをマトリツクス回路28に出力
する。
【0024】マトリツクス回路28は、この出力信号S
A〜SDについて、次式
【数1】 の加減算処理を実行してフオーカスエラー信号FEを生
成し、このフオーカスエラー信号FEを位相補償回路3
0に出力する。
【0025】これにより光デイスク装置1においては、
このフオーカスエラー信号FEの信号レベルが0レベル
になるようにフオーカスアクチユエータ32を駆動し、
フオーカス制御するようになされている。
【0026】同様にマトリツクス回路28は、この出力
信号SA〜SDについて、次式
【数2】 の加減算処理を実行してトラツキングエラー信号TEを
生成し、このトラツキングエラー信号TEを位相補償回
路34に出力する。
【0027】これにより光デイスク装置1においては、
このトラツキングエラー信号TEの信号レベルが0レベ
ルになるようにトラツキングアクチユエータ36を駆動
し、トラツキング制御するようになされている。
【0028】このときATP再生回路46は、再生モー
ドにおいて、光デイスク2の所定領域にトラツキングエ
ラー信号TEに重畳するように記録された記録データを
再生し、その再生データを制御回路44に出力する。こ
れにより制御回路44においては、検査領域で光量を調
整する前に、この再生データに基づいて、予め光デイス
ク2に記録された光ビームL1の推奨光量を検出し得る
ようになされ、この実施例の場合、この推奨光量の光ビ
ームL1で順次ピツトを形成する。
【0029】さらにマトリツクス回路28は、次式
【数3】 の加算処理を実行して再生信号RFを生成し、この再生
信号RFを所定の信号処理回路に出力する。これにより
光デイスク装置1においては、再生時、この再生信号R
Fに基づいて記録情報を再生し得るようになされてい
る。
【0030】これに対して記録時、光デイスク装置1に
おいては、この再生信号RFをサンプルホールド回路4
0を介してアナログデイジタル変換回路(A/D)42
に出力し、ここでデイジタル値に変換して制御回路44
に出力する。これにより光デイスク装置1においては、
記録時、この再生信号RFの信号レベルを基準にして光
ビームL1のパルス幅を制御するようになされ、これに
よりアシンメトリを最適に保持するようになされてい
る。
【0031】すなわちこの種の光デイスクにおいては、
光デイスクの内周側と外周側で有機色素の膜厚が異なる
場合があり、また光デイスク装置においては、温度変化
に伴い光ビームの波長が変化する場合があり、光デイス
ク2においては、この光ビームの波長が変化すると感度
が変化する。
【0032】このためこの種の光デイスク装置において
は、検査領域で設定した一定光量で情報を記録すると、
アシンメトリが劣化する場合がある。このためこの実施
例においては、情報記録時、反射光L2の光量をモニタ
し、このモニタ結果に基づいて光ビームL1のパルス幅
を制御する。
【0033】すなわち図2に示すように、情報記録時、
光デイスク装置1においては、記録時の推奨光量で光ビ
ームL1を照射し(以下このときの光量をライトパワと
呼ぶ)、続いて再生時の推奨光量で光ビームL1を照射
し(以下このときの光量をリードパワと呼ぶ)、この動
作を記録情報に応じて繰り返すことにより、順次ピツト
Pを形成する(図2(A)及び(B))。
【0034】このとき光デイスク2においては、光ビー
ムL1の照射を開始して有機色素薄膜の温度が上昇して
ピツトPが形成されることにより、ライトパワで光ビー
ムL1を照射すると、照射開始時、反射光量が大きくな
るのに対し、ピツトが形成されるに従つて反射光量が低
下する。これによりこの反射光量を検出する再生信号R
F(図2(C))においては、ライトパワにおける光ビ
ームL1の照射開始時、信号レベルが急激に上昇し続い
て一定値に立ち下がり(以下このレベルをピツトレベル
LPと呼ぶ)、続いてリードパワの信号レベルLL(以
下このレベルをランドレベルと呼ぶ)に立ち下がる。
【0035】これにより、制御回路44においては、情
報記録時、検査領域で検出したピツトレベルLPを基準
にして、ピツトレベルLPを順次検出することにより、
この検出結果に基づいて光ビームL1のパルス幅を制御
する。すなわちピツトレベルLPが低下した場合(すな
わちアシンメトリがマイナスの状態でなる)、制御回路
44においては、光ビームL1の照射時間を長くし、こ
れとは逆にピツトレベルLPが上昇した場合(すなわち
アシンメトリがプラスの状態でなる)、光ビームL1の
照射時間を短くし、これによりアシンメトリを最適値に
保持する。
【0036】これに対して検査領域でピツトを形成する
場合、システム制御回路44は、アシンメトリ検出回路
48で、アシンメトリを最適値に保持するために必要な
光ビームL1のパルス幅を検出する。
【0037】すなわち図3に示すように、アシンメトリ
検出回路48は、結合コンデンサ50を介してクランプ
回路52に再生信号RFを入力し、クランプ回路52の
出力信号をピークホールド回路54でピークホールドす
る。
【0038】これにより図4に示すように、アシンメト
リ検出回路48においては、再生信号RFの振幅を検出
するようになされている(図4(A)〜(C))。比較
回路56は、クランプ回路52の出力信号を非反転入力
端に入力し、ローパスフイルタ回路(LPF)58を介
して出力信号を反転入力端に帰還する。これにより比較
回路56は、再生信号RFのセンタ値を検出するように
なされている。
【0039】さらにアシンメトリ検出回路48は、ピー
クホールド回路54の振幅検出結果を抵抗64〜66の
分圧回路で分圧して比較回路60及び62に出力し、比
較回路60及び62は、この分圧電圧とセンタ値検出結
果との間で比較結果を得、この比較結果を制御回路44
に出力する。これにより制御回路44においては、実際
の再生信号RFに基づいて、アシンメトリの適否を判断
し得るようになされている。すなわち比較回路60の出
力信号レベルが立ち上がつたとき、センタ値に対して抵
抗64〜66の分圧比で決まる分圧電圧が立ち下がつた
場合と判断し得、これにより再生信号RFの振幅に対し
てセンタ値が上昇した場合と判断することができる。
【0040】すなわちこの場合図4において記号(A)
で示すように、ライトパワが小さい場合と判断すること
ができ、この場合光ビームL1のパルス幅を長くすれ
ば、アシンメトリを補正し得ることがわかる。これに対
して比較回路62の出力信号レベルが立ち上がつた場
合、センタ値に対して抵抗64〜66の分圧比で決まる
分圧電圧が立ち上がつた場合と判断し得、これにより再
生信号RFの振幅に対してセンタ値が下降した場合と判
断することができる。
【0041】すなわちこの場合図4において記号(C)
で示すように、ライトパワが大きい場合と判断すること
ができ、この場合光ビームL1のパルス幅を短くすれ
ば、アシンメトリを補正し得ることがわかる。これに対
して比較回路60及び62の出力信号が何れも立ち上が
らない場合、再生信号RFの振幅に対してセンタ値が所
定のレベルに保持されていると判断することができ、図
4において記号(B)で示すように、ライトパワが最適
な場合と判断することができる。
【0042】これにより制御回路44においては、検査
領域で順次光ビームL1のパルス幅を変化させてピツト
を形成した後、続いて再生モードに切り換わつてアシン
メトリ回路48の検出結果をモニタし、これにより光ビ
ームL1のパルス幅を選定する。
【0043】さらに制御回路44においては、このとき
併せてアシンメトリが最適値になるピツトレベルLPを
検出し、このピツトレベルLPを制御目標値に設定す
る。
【0044】さらに制御回路44においては、続く情報
記録時、検査領域で設定したパルス幅で記録情報を記録
し、このとき同時にアナログデイジタル変換回路42の
出力データに基づいて、ピツトレベルLPを検出し、こ
の検出結果に基づいて光ビームL1のパルス幅を補正す
る。これにより光デイスク装置1においては、光ビーム
L1の光量を推奨値に保持したままパルス幅を変化させ
てアシンメトリを最適値に保持するようになされてい
る。
【0045】すなわち制御回路44においては、デイジ
タルアナログ変換回路(D/A)70を介してレーザド
ライバ8に制御信号SCを出力し、これにより光ビーム
L1のライトパワ及びリイドパワを推奨値に保持する。
さらに制御回路44においては、パルス幅制御回路72
に制御データDCを出力し、これにより光ビームL1の
パルス幅を制御する。
【0046】パルス幅制御回路72においては、タイミ
ング発生回路74から出力されるクロツク信号CLKを
基準にして動作し、所定の信号処理回路から出力される
変調信号(すなわちこの場合コンパクトデイスクの記録
信号でなるEFM変調されたデイジタル信号でなる)E
FMに基づいて記録信号S4を生成する。
【0047】すなわち図5及び図6に示すようにパルス
幅制御回路72は、クロツク信号CLKを基準にして動
作するラツチ回路76及び78に順次変調信号EFM
(図6(A))を与え、これにより変調信号EFMに対
して期間2Tだけ遅延した遅延信号S1を生成する(図
6(B))。なおここでTは、コンパクトデイスクの記
録信号の最小基準単位で、コンパクトデイスクにおいて
は3T〜11Tの範囲のパルス幅で記録信号が生成される
ようになされている。
【0048】さらにパルス幅制御回路72は、この遅延
信号S1をアンド回路80に与え、ここで変調信号EF
Mとの間で論理積を得ることにより、変調信号EFMの
パルス幅NTに対して期間2Tだけパルス幅の短いパル
ス幅(N−2)Tの出力信号S2を生成する(図6
(C))。さらにパルス幅制御回路72は、この出力信
号S2を遅延回路(D)82に出力し、遅延回路82
は、この出力信号S2の遅延信号S3をオア回路84に
出力する(図6(D))。
【0049】ここで遅延回路82は、時間T〜2Tの範
囲で、制御データDCに応じて遅延時間αが切り換わる
ようになされ、オア回路84は、この遅延信号S3と出
力信号S2の論理和信号S4を出力する(図6
(E))。
【0050】これにより論理和信号S4においては、パ
ルス幅(N−2)Tの出力信号S2とこの出力信号S3
から時間αだけ遅延した遅延信号S3の論理和信号でな
ることにより、パルス幅NTの変調信号EFMに対し
て、次式
【数4】 の関係式でパルス幅を表すことができる。これにより制
御回路44においては、アシンメトリが最適値になるよ
うに変調信号EFMのパルス幅を調整して記録信号S4
を生成し、この記録信号S4が立ち上がる期間の間、光
ビームL1をライトパワに保持するようになされてい
る。
【0051】これにより制御回路44においては、検査
領域において、例えばパルス幅4Tで信号レベルが切り
換わる変調信号EFMをパルス幅制御回路72に入力
し、この状態で順次遅延回路82の遅延時間を変化され
てピツトを形成し、このピツトの中からアシンメトリが
最適値になる遅延時間を選定することにより、光ビーム
L1のパルス幅を選定する。さらに制御回路44におい
ては、情報記録時、遅延回路72の遅延時間を検査領域
で検出した時間に設定することにより、検査領域で検出
したパルス幅の分だけ光ビームL1のパルス幅を変化さ
せて変調信号EFMを記録し、このときピツトレベルL
Pの検出結果に基づいてパルス幅を補正する。
【0052】これにより光デイスク装置1においては、
光ビームL1の光量を推奨値に維持してアシンメトリを
最適値に保持し得、光ビームL1の光量変化に伴うレー
ザダイオード10の寿命の低下を未然に防止することが
できる。さらに光デイスク装置1においては、光ビーム
L1の光量を推奨値に保持し得ることにより、レーザダ
イオード10のカツプリング効率を低減し得、その分情
報記録時のビーム径を小さくして確実にピツトを形成す
ることができ、再生時のビツトエラーレートを低減する
ことができる。
【0053】(2)実施例の効果 以上の構成によれば、検査領域において、光ビームL1
の光量を推奨値に保持したまま、光ビームL1のパルス
幅を順次変化させてピツトを形成した後、続いて再生モ
ードに切り換わつてアシンメトリが最適になるパルス幅
を選定すると共にそのピツトレベルを検出し、情報記録
時、ピツトレベル検出結果に基づいて検査領域で検出し
た光ビームL1のパルス幅を補正して記録することによ
り、光ビームL1の光量を一定値に保持したままアシン
メトリを最適値に保持し得、これによりレーザダイオー
ド10の寿命の低下を未然に防止することができる。
【0054】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、検査領域で検出したパル
ス幅を補正して変調信号を記録場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、検査領域で遅延回路82の遅延
時間を一旦設定した後は、光ビームの光量を制御してア
シンメトリを最適値に保持するようにしてもよい。この
ようにすれば、単に光ビームに光量を制御する場合に比
して、光量変動を小さくし得、その分レーザダイオード
の寿命を長くすることができる。
【0055】さらにこれとは逆に検査領域でアシンメト
リが最適値になる光量を検出し、情報記録時、この光量
で光ビームを照射すると共に、パルス幅を補正してアシ
ンメトリを最適値に保持するようにしてもよい。このよ
うにしても光量変動を小さくし得、その分レーザダイオ
ードの寿命を長くすることができる。
【0056】さらに上述の実施例においては、検査領域
においてはアシンメトリ検出回路で、情報記録時におい
ては再生信号RFを基準にしてアシンメトリの最適値を
検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、種々のアシンメトリ検出手段を広く適用することが
できる。
【0057】さらに上述の実施例においては、情報記録
時、変調信号のパルス幅に無関係に遅延回路72の遅延
時間をピツトレベルで補正する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、変調信号のパルス幅に応じて遅
延時間を切り換えて光ビームのパルス幅を補正してもよ
い。
【0058】さらに上述の実施例においては、遅延回路
の遅延時間を切り換えて光ビームのパルス幅を制御する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
カウンカ回路で周波数の高いクロツク信号をカウント
し、このカウント値を切り換えて記録信号を生成するこ
とにより、光ビームのパルス幅を制御するようにしても
よい。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光ビーム
のパルス幅を制御してアシンメトリが最適値になるよう
に保持することにより、光ビームの光量の増大を低減し
得、その分光源の寿命を長くすることができる光デイス
ク装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光デイスク装置を示す
ブロツク図である。
【図2】ピツト形成の説明に供する信号波形図である。
【図3】アシンメトリ検出回路を示すブロツク図であ
る。
【図4】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図5】パルス幅制御回路を示すブロツク図である。
【図6】その動作の説明に供する信号波形図である。
【符号の説明】
1……光デイスク装置、2……光デイスク、10……レ
ーザダイオード、24……受光素子、28……マトリツ
クス回路、40、46……サンプルホールド回路、44
……システム制御回路、48……アシンメトリ検出回
路、72……パルス幅制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光デイスクの情報記録面に所定光量の光ビ
    ームを照射することにより、上記情報記録面に順次ピツ
    トを形成して所望の情報を記録する光デイスク装置にお
    いて、 上記光ビームを射出する光源と、 上記光ビームを上記情報記録面に集光すると共に、上記
    光ビームの反射光を受光する光学系と、 上記光学系で受光した上記反射光を受光して受光結果を
    出力する受光素子と、 上記受光結果に基づいて、上記ピツトのアシンメトリを
    検出してアシンメトリ検出結果を出力するアシンメトリ
    検出手段と、 上記アシンメトリ検出結果に基づいて、上記アシンメト
    リが最適値になるように、上記光ビームのパルス幅を制
    御する制御回路とを具え、 上記アシンメトリ検出手段は、再生モードにおいて、上
    記受光素子の出力信号に基づいて上記アシンメトリ検出
    結果を出力する再生アシンメトリ検出手段を有し、 上記制御回路は、全体の動作を制御して上記パルス幅を
    変化させて上記光ビームを上記光デイスクに照射して順
    次上記ピツトを形成した後、続いて全体の動作モードを
    再生モードに切り換え、上記再生アシンメトリ検出手段
    のアシンメトリ検出結果に基づいて、上記アシンメトリ
    が最適値になる上記パルス幅を選定し、情報記録時、該
    選定したパルス幅を基準にして上記ピツトを順次形成す
    ることを特徴とする光デイスク装置。
  2. 【請求項2】光デイスクの情報記録面に所定光量の光ビ
    ームを照射することにより、上記情報記録面に順次ピツ
    トを形成して所望の情報を記録する光デイスク装置にお
    いて、 上記光ビームを射出する光源と、 上記光ビームを上記情報記録面に集光すると共に、上記
    光ビームの反射光を受光する光学系と、 上記光学系で受光した上記反射光を受光して受光結果を
    出力する受光素子と、 上記受光結果に基づいて、上記ピツトのアシンメトリを
    検出してアシンメトリ検出結果を出力するアシンメトリ
    検出手段と、 上記アシンメトリ検出結果に基づいて、上記アシンメト
    リが最適値になるように、上記光ビームのパルス幅を制
    御する制御回路とを具え、 上記アシンメトリ検出手段は、情報記録時、上記受光素
    子の出力信号に基づいて上記アシンメトリ検出結果を出
    力する記録アシンメトリ検出手段を有し、 上記制御回路は、情報記録時、上記記録アシンメトリ検
    出手段の上記アシンメトリ検出結果に基づいて、上記ア
    シンメトリが最適値になるように上記光ビームのパルス
    幅を制御することを特徴とする光デイスク装置。
  3. 【請求項3】上記制御回路は、記録信号のパルス幅より
    所定期間だけパルス幅の短いパルス幅可変信号を生成す
    るパルス信号生成手段と、 上記パルス幅可変信号を所定の遅延時間だけ遅延して遅
    延信号を出力し、上記遅延時間を上記アシンメトリ検出
    結果に応じて切り換える遅延手段と、 上記パルス幅可変信号及び上記遅延信号の論理和信号を
    生成し、上記論理和信号を基準にして上記光源を制御す
    る光源制御手段とを具えることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の光デイスク装置。
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