JP2008041187A - 光ディスク貼り合せ方法、光ディスク製造装置及び光ディスクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持台16上に載置された第1基板12の上面内周部12aにエネルギ線硬化樹脂14を塗布して第2基板10を重ね合わせた後、支持台16を回転させて遠心力によりエネルギ線硬化樹脂14を第1基板12と第2基板10との間に展開させるエネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で、内周部12aのエネルギ線硬化樹脂14にエネルギ線を照射して、内周部12aのエネルギ線硬化樹脂14の厚さtが薄くなる前に、内周部12aのエネルギ線硬化樹脂14を硬化させて、光ディスクの内周部から外周部まで厚さ均一のエネルギ線硬化樹脂14で第1基板12と第2基板10とを貼り合わせる。
【選択図】図4
Description
(1)エネルギ線硬化樹脂が塗布された第1基板と第2基板とを貼り合わせる光ディスク貼り合せ方法であって、
前記第1基板と第2基板とのうち一方の貼り合わせる面における内周部に前記エネルギ線硬化樹脂を塗布するエネルギ線硬化樹脂塗布工程と、
前記エネルギ線硬化樹脂を介して前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
遠心力により前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と前記第2基板との間に展開させるエネルギ線硬化樹脂展開工程と、
展開された前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させるエネルギ線硬化樹脂硬化工程と、を有し、
前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で、前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射して前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする光ディスク貼り合せ方法。
前記第1基板を回転可能に支持する支持台と、
前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と第2基板のいずれか一方の貼り合わせ面における内周部に供給するエネルギ線硬化樹脂供給装置と、
前記エネルギ線硬化樹脂を支持台を回転させることで展開するエネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射するエネルギ線照射装置と、
を備えたことを特徴とする光ディスク製造装置。
前記第1基板と第2基板とのうち一方の貼り合わせる面における内周部に前記エネルギ線硬化樹脂を塗布するエネルギ線硬化樹脂塗布工程と、
前記エネルギ線硬化樹脂を介して前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
遠心力により前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と前記第2基板との間に展開させるエネルギ線硬化樹脂展開工程と、
展開された前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させるエネルギ線硬化樹脂硬化工程と、を有し、
前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で、前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射して前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする光ディスクの製造方法。
最初に、本発明の貼り合わせ方法、製造装置及び製造方法に適用できる光ディスクを説明する。光ディスクは、DVDやDL(片面2層式)などの情報記録媒体である。
図1は、光ディスクの構成の一例として片面2層式の構成を有するディスク構造を示す拡大部分断面図である。光ディスク1は、第1基板10と第2基板12とを中間層14を介して貼り合わせることで構成される。
これらの樹脂を用いた場合、射出成形を用いて第1透明基板42及び第2透明基板40を作製することができる。
実施例1は、展開時の基板の回転数を2800rpmに、4.67秒で立ち上げた。紫外線を照射する照射装置としては照射スポット径10mmを使用し、基板の回転中心から半径方向28mmの位置に固定して照射を行った。紫外線照射の条件は、一定のエネルギー量で紫外線を照射した。基板の回転開始から2秒後に紫外線内周部のエネルギ線硬化樹脂に紫外線を照射を開始し、回転開始から4秒後に紫外線の照射を終了した。エネルギ線硬化樹脂の展開後の厚さを基板中心から半径方向の距離ごとに平均値で求め、そのうち最大のものを最大平均厚さ(Tmax)とし、最小のものを最小平均厚さ(Tmin)とすると、最大平均厚さが50μmであり、最小平均厚さ(Tmin)が48μmであった。そして、展開したエネルギ線硬化樹脂の厚さのふれ具合を示すため、最大平均厚さと最小平均厚さとの差をふれ幅とすると、ふれ幅が2μmとなり、エネルギ線硬化樹脂の厚さがほぼ均一であることが確認できた。
12 第1基板
14 エネルギ線硬化樹脂(中間層)
16 支持台
18 エネルギ線硬化樹脂供給装置
20 紫外線照射装置(LED照射装置、エネルギ線照射装置)
100 光ディスク製造装置
R 基板の半径方向距離
Claims (12)
- エネルギ線硬化樹脂が塗布された第1基板と第2基板とを貼り合わせる光ディスク貼り合せ方法であって、
前記第1基板と第2基板とのうち一方の貼り合わせる面における内周部に前記エネルギ線硬化樹脂を塗布するエネルギ線硬化樹脂塗布工程と、
前記エネルギ線硬化樹脂を介して前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
遠心力により前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と前記第2基板との間に展開させるエネルギ線硬化樹脂展開工程と、を有し、
前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で、前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射して前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする光ディスク貼り合せ方法。 - 前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階は、前記エネルギ線硬化樹脂が前記第1基板と前記第2基板の半径方向距離の15mm〜60mmまで展開する段階であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階は、前記エネルギ線硬化樹脂が前記第1基板と前記第2基板の半径方向距離の15mm〜40mmまで展開する段階であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階は、前記エネルギ線硬化樹脂が前記第1基板と前記第2基板の全面に展開する展開時間の0.5sec〜4.5sec以内の時間であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 前記エネルギ線は、前記エネルギ線硬化樹脂にスポット状に照射されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 前記エネルギ線の照射は、エネルギ量一定の前記エネルギ線を所定の時間照射する連続照射、または時間と共にエネルギ量が変化する前記エネルギ線を照射するステップ照射であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 前記エネルギ線は、紫外線であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- 展開された前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させるエネルギ線硬化樹脂硬化工程をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光ディスク貼り合せ方法。
- エネルギ線硬化樹脂が塗布された第1基板と第2基板とを貼り合わせて光ディスとする光ディスク製造装置であって、
前記第1基板を回転可能に支持する支持台と、
前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と第2基板のいずれか一方の貼り合わせ面における内周部に供給するエネルギ線硬化樹脂供給装置と、
前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射するエネルギ線照射装置と、
を備えたことを特徴とする光ディスク製造装置。 - 前記エネルギ線照射装置は、LED素子から前記エネルギ線をスポット状に照射するLED照射装置であることを特徴とする請求項9に記載の光ディスク製造装置。
- 前記エネルギ線は、紫外線であることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の光ディスク製造装置。
- エネルギ線硬化樹脂が塗布された第1基板と第2基板とを貼り合わせる光ディスクの製造方法であって、
前記第1基板と第2基板とのうち一方の貼り合わせる面における内周部に前記エネルギ線硬化樹脂を塗布するエネルギ線硬化樹脂塗布工程と、
前記エネルギ線硬化樹脂を介して前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
遠心力により前記エネルギ線硬化樹脂を前記第1基板と前記第2基板との間に展開させるエネルギ線硬化樹脂展開工程と、
展開された前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させるエネルギ線硬化樹脂硬化工程と、を有し、
前記エネルギ線硬化樹脂展開工程の初期段階で、前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂にエネルギ線を照射して前記内周部の前記エネルギ線硬化樹脂を硬化させることを特徴とする光ディスクの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006215463A JP2008041187A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 光ディスク貼り合せ方法、光ディスク製造装置及び光ディスクの製造方法 |
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JP2006215463A JP2008041187A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 光ディスク貼り合せ方法、光ディスク製造装置及び光ディスクの製造方法 |
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JP2008041187A true JP2008041187A (ja) | 2008-02-21 |
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ID=39176026
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006215463A Withdrawn JP2008041187A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 光ディスク貼り合せ方法、光ディスク製造装置及び光ディスクの製造方法 |
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JP (1) | JP2008041187A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009245510A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yasuhiko Aoyama | スピンコーター、記録媒体、およびスピンコーティング方法 |
-
2006
- 2006-08-08 JP JP2006215463A patent/JP2008041187A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009245510A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Yasuhiko Aoyama | スピンコーター、記録媒体、およびスピンコーティング方法 |
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