JP2008040297A - 電子写真用転写紙 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 キャビテーションによって発生させた気泡をパルプ懸濁液に接触させて処理したパルプを含有する原紙上に、顔料および接着剤を有する塗工層を片面あたり1〜20g/m2塗工した電子写真用転写紙。本発明の転写紙は、低密度(嵩高)でありながら剛度が良好で、カラー印字適性に優れ、さらに、走行性、作業性などのコピー適性等に優れる。
【選択図】なし
Description
このような背景の中、近年、資源の有効活用を目的に、電子写真用転写紙などの情報記録用紙や印刷出版用紙への古紙パルプの配合率が急速に増加していることに加え、中国などへの輸出も増加している。従って、古紙の需給は逼迫し始めており、次第に紙種を選別した古紙の入手が困難な状況となってきている。このため、古紙パルプ高配合紙の品質維持が困難な状況に向かいつつある。
また、古紙パルプを高配合するのとは別に、資源を有効活用するためにパルプ使用量自体を低減するという方向もある。
同一紙厚で、単位当たり重量が少なければ、当然パルプ使用量は減少する。このことは、電子写真用転写紙を保管する際や輸送する場合の重量減ともなり、輸送コスト削減や持ち運び時の利便性が向上するなどの利点もある。また、薄物化によって、単位容積当たりの情報記録面積が増大するためファイル資料等の収納スペース低減も可能である。
小判断裁紙(以下「枚葉紙」ともいう)を使用するメリットとしては、用紙の種類やサイズを変更しやすい、製本するにあたり断裁する手間がいらず、且つ断裁ゴミが出ない等が挙げられる。
本発明においては、パルプ懸濁液中でキャビテーションによって積極的に発生させた微細気泡の崩壊衝撃力によって、パルプ繊維の外部フィブリル化を促進する一方、内部フィブリル化を抑制することができる。従来の方法である機械力による叩解処理したパルプと比較すると、より嵩高でありながら、剛度や寸法安定性が良好なパルプが得られる。この嵩高パルプを含有した原紙を用いた電子写真用転写紙は、低密度(嵩高)でありながら、走行性や作業性などのコピー時の作業適性等に優れる。
本発明で使用される原紙中のパルプは、上記のキャビテーション処理したパルプを固形分で60〜100重量%含有することが好ましく、該原紙のクラーク剛度は、走行性、作業性を向上させるため、30cm3/100以上であることが好ましい。
脱墨パルプの場合には、キャビテーションで発生させた気泡により脱墨パルプを叩解する処理は、脱墨工程後から原紙調製工程の間で行なうことが、本発明の効果がより効果的に発揮されるので好ましい。本発明のキャビテーションによる叩解は、必要に応じて機械力による叩解と組み合わせることができ、これによって所望の紙質を得ることができる。
キャビテーションについては、加藤の成書(加藤洋治編著、新版キャビテーション 基礎と最近の進歩、槇書店、1999)に詳述されている。これによれば、キャビテーション気泡の崩壊時に数μmオーダーの局所的な領域に数Gpaにおよぶ高衝撃力が発生し、また気泡崩壊時の断熱圧縮により、微視的にみると数千℃に温度が上昇する。その結果、キャビテーションを発生した場合には温度上昇が伴う。これらのことから、キャビテーションは流体機械に損傷、振動、性能低下などの害をもたらす面があり、解決すべき技術課題とされてきた。
キャビテーションは、液体が加速され、局所的な圧力がその液体の蒸気圧より低くなったときに発生するため、流速および圧力が特に重要となる。このことから、キャビテーション状態を表わす基本的な無次元数であるキャビテーション数(Cavitation Number)σは、次のように定義される(加藤洋治編著、新版キャビテーション基礎と最近の進歩、槇書店、1999)。
ここで、キャビテーション数が大きいということは、その流れ場がキャビテーションを発生し難い状態にあるということを示す。特にキャビテーション噴流のようなノズルあるいはオリフィス管を通してキャビテーションを発生させる場合は、ノズル上流側圧力p1、ノズル下流側圧力p2、試料水の飽和蒸気圧pvから、キャビテーション数σは下記式(2)のように書きかえることがでる。また、キャビテーション噴流では、p1、p2、pv間の圧力差が大きく、p1≫p2≫pvとなることからも、キャビテーション数σを式2のように近似することができる(H. Soyama, J. Soc. Mat. Sci. Japan, 47(4), 381 1998)。
上流側圧力が0.01MPa未満では、下流側圧力との間で圧力差を生じ難いので作用効果は小さい。また、30MPaより高いと、特殊なポンプおよび圧力容器を必要とし、消費エネルギーが大きくなるのでコスト的に不利である。
さらに、噴射液の噴流の速度は、1m/秒以上200m/秒以下の範囲であることが好ましく、20m/秒以上100m/秒以下の範囲であることが更に好ましい。噴流の速度が1m/秒未満であると、圧力低下が低く、キャビテーションが発生し難くいため、その効果は弱い。一方、200m/秒より大きい場合には、高圧を要するので特別な装置が必要であり、コスト的に不利である。
キャビテーションを発生させるための噴流は、パルパーのような大気開放の容器の中でなされてもよいが、キャビテーションをコントロールするために、圧力容器の中でなされることが好ましい。
また、処理時のパルプ懸濁液のpHは、好ましくはpH1〜13、より好ましくはpH3〜12、さらに好ましくはpH4〜11である。pHが1未満であると装置の腐食などが問題となり、材質および保守等の観点から不利である。これに対し、pHが13を超えると、パルプ繊維のアルカリ焼けが生じ、白色度が低下するので好ましくない。なお、アルカリ条件である方がパルプ繊維の膨潤性がよく、また活性なOHラジカルの生成量が増加するので好ましい。
キャビテーションは液体中の気体の量に影響され、気体が多過ぎると気泡同士の衝突と合一が起こるため、崩壊衝撃力が他の気泡に吸収されるクッション効果が生じるので衝撃力が弱まる。
一般には、融点と沸点の中間点で衝撃力が最大となると考えられることから、水溶液の場合には、50℃前後が最適であるが、それ以下の温度であっても、蒸気圧の影響を受けないため、上記の範囲内である限り高い効果が得られる。80℃よりも高い温度では、キャビテーションを発生するための圧力容器の耐圧性が著しく低下するため、容器の損壊を生じやすくなるので不適当である。
また、本発明の電子写真用転写紙に使用する原紙中に含有させるキャビテーション処理したパルプとしては、キャビテーション処理による嵩高性および品質向上という効果の観点から、化学パルプ(針葉樹の晒クラフトパルプ(NBKP)または未晒クラフトパルプ(NUKP)、広葉樹の晒クラフトパルプ(LBKP)または未晒クラフトパルプ(LUKP)等)を用いてキャビテーション処理をし、これによって叩解したパルプを使用することが好ましい。
また、脱墨パルプをキャビテーション処理により叩解したパルプは、機械的に叩解したパルプと比較して、上記嵩高効果に加えて強度が向上する。
上記填料の原紙に対する配合率は、1重量%以上30重量%以下であることが好ましく、3重量%以上25重量%以下がより好ましく、5重量%以上25重量%以下が特に好ましい。30重量%を超えると剛度が低下し、複写機等の走行性や作業性に劣る傾向になる。
このスラリーを、アジテータ、ホモミキサー、ミキサー等を用いて攪拌、分散させる。これにより、軽質炭酸カルシウムが水に十分に分散し、軽質炭酸カルシウムの粒子が極端に凝集していなければ問題なく、特に攪拌時間や攪拌の強さ等の制限はない。
なお、この酸の添加を数回に分けて行っても良く、酸の添加後に熟成を行っても良い。熟成とは、酸の添加を一時中止し、攪拌のみを施し放置しておくことを意味する。この熟成中に強攪拌や粉砕を行い、粒子の形態をコントロールすることも可能である。また、上記酸の添加によるスラリーの中和は、pHを7〜9とすることを目標に行う。
さらに、紙力増強剤、染料、pH制御剤、消泡剤、ピッチコントロール剤等の抄紙用内添助剤を、目的に応じて適宜添加することも可能である。
本発明においては、CD方向のクラークこわさが、30cm3/100以上の原紙を使用することが好ましい。原紙の坪量としては、30〜200g/m2程度のものを適宜用いることができるが、特に40〜80g/m2の坪量の原紙を用いることが好ましい。
本発明の塗工層で使用する顔料としては、従来から用いられている、カオリン、クレー、デラミネーテッドクレー、エンジニアードカオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、ケイ酸、ケイ酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイト等の無機顔料、プラスチックピグメント等の有機顔料を挙げることができ、これらは単独で使用しても2種以上を併用しても良い。
尚、本発明で規定する粒径とは、レーザー回折法を用いたものであり、MALVERN Instruments社製のLaser Diffraction粒度分布測定器を用い、体積基準で粒径を測定した値である。
本発明においては、上記した接着剤の中から少なくとも1種を選択し、顔料100重量部あたり5〜50重量部、より好ましくは5〜25重量部程度の範囲で使用される。
本発明においては必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、着色剤、印刷適性向上剤等、通常の塗工紙用塗工組成物に配合する各種の助剤が適宜使用される。
そこで、用紙表面の電気特性を適切に調整するために、本発明においては、導電剤を、顔料100重量部に対して0.1〜1.0重量部使用することが好ましい。
なお、本発明において調整された塗工液の固形分濃度は、画質および塗工適性の点から、45〜70重量%であることが好ましい。
原紙上に設ける顔料塗工層は、原紙の片面あるいは両面に、1層あるいは2層以上設ける。本発明の塗工量は、印字適性および走行性の観点から、片面あたり2〜15g/m2であることが好ましく、特に5〜9g/m2であることが好ましい。
また、本発明の電子写真用転写紙は、図1に示す状態で測定するA4サイズ用紙のハンギングカールで、MD(A4用紙の長手方向)を軸とするカール形状の場合には、その大きさを5mm以下、CD(A4用紙の短手方向)を軸とするカール形状の場合には、その大きさを20mm以下にすることにより、走行性が向上する。
試料スラリーを分散剤へキサメタリン酸ソーダ0.2重量%を添加した純水中に滴下混合して均一分散体とし、レーザー法粒度測定機(使用機器:マルバーン社製マスターサイザーS型)を使用して測定し、0.4μmから4.2μmの範囲に該当する顔料のパーセントを算出した。尚、体積分布累計の50%点を平均粒子径とした。
(2)クラークこわさ
JIS P 8143に準じて測定した。
富士ゼロックス社製のDocuTech135を使用し、通紙速度135枚/分(A4横通し)で印字した。用紙はA4サイズ縦目に小判断裁した。10,000枚を両面印字連続通紙し、詰まり回数、重送の回数で評価した。絵柄は10ポイントの文字で印字範囲一杯に印字した。
(4)カラー印字濃度測定
富士ゼロックス社製DocuPrintC3530を使用し、以下の印字条件で印字した。絵柄は、黒、シアン、マゼンタ、イエローのベタ印字である。
<印字条件>
カラーモード:カラー(自動判別)
印字モード:標準
画質調整モード:おすすめ
おすすめ画質タイプ:写真
画質自動補正:しない
印字部をグレタグ社のマクベス濃度計RD−19Iにより計測した。
印字部について、村上色彩(株)の光沢度計(商品名:GM26D)を用い、75度光沢度を計測した。
(6)カール
A4用紙を図1のように吊り下げ、図に示す距離を計測し、カールとした。
市販の広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解し、原料A(濾水度CSF666ml)とした。原料Aを任意の濃度に調整した後、図2に示されるキャビテーション噴流式洗浄装置(ノズル径1.5mm)を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、15分間処理し、濾水度を調整した。なお、噴射液として濃度が1.1重量%のパルプ懸濁液を使用し、容器内のパルプ懸濁液(濃度1.1重量%)をキャビテーション処理して、キャビテーションパルプAを得た。
処理したパルプの物性等は次の通りである。
パルプA:処理時間15分、CSF457ml、坪量56.5g/m2、密度0.57g/m2、裂断長4.46km
Aのキャビテーション処理パルプの製造方法における叩解処理を、キャビテーション処理で行う代わりに、原料Aについて、PFIミルを用い、濃度10%、クリアランス0.2mmで、カウント数を変化させて叩解し、濾水度を調整して処理パルプBを得た。
処理したパルプの物性等は次の通りである。
パルプB:カウント数3000、CSF478ml、坪量55.8g/m2、密度0.61g/m2、裂断長5.40km
(製造例1:軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの調製)
反応容器中に、市販のロゼッタ型軽質炭酸カルシウム(商品名 アルバカー5970 SMI社製)11重量部を水に分散し、ここにケイ酸ソーダ溶液(SiO2濃度18.0重量%,Na20濃度6.1重量%)を62重量部加えた後、水を加えて全量を220重量部とした。この混合スラリーをアジテータで十分に攪拌しながら85℃に加熱し、10%硫酸溶液を定量ポンプにより加えた。なお、この硫酸添加口付近が十分攪拌されるように、該添加口をアジテータの攪拌羽根直下とした。
このようにして添加された硫酸が十分に分散される条件のもと、硫酸添加後の最終pHが8.0、全硫酸添加時間が240分間となるように、一定温度、一定速度で硫酸を添加した。このスラリーを100メッシュの篩にかけて粗粒分を分離し、ベルトフィルターでろ過した。さらに約10重量%となるように再分散させ、平均粒径および手抄き分析用サンプルとした。
製造例1において、反応に使用した市販のロゼッタ型軽質炭酸カルシウム(商品名アルバヵー5970SMI社製)を25重量部用いた外は、製造例1と同様に製造した。得られた複合物について物性測定を行ったところ、平均粒子径は4.0μm、吸油量は134ml/100gであった。
製紙用原料パルプとして、キャビテーション処理パルプAを60部、非キャビテーション処理パルプBを40部混合したパルプを用い、添加薬品として、中性ロジンサイズ剤(NT−87:荒川化学社製)およびカチオン化澱粉(cATO304:日本エヌエスシー社製)を、対パルプ当り、それぞれ、1.0重量%および0.8重量%添加し、歩留向上剤としてカチオン性ポリアクリルアミドを対パルプ当り0.02重量%、アニオン性ポリアクリルアミドを対パルプ当り0.01重量%添加したスラリーを用い、オントップツインワイヤー抄紙し、デンプン(日本食品加工:TC−スターチ)を6重量%およびサイズ剤(荒川化学:PM1308)を0.5重量%含有するサイズプレス液を、両面で1.0g/m2となるように片面当り0.5g/m2塗布して乾燥し、坪量56g/m2の電子写真用転写紙用原紙を得た。
顔料として、カオリン(ミラシーン:エンゲルハード社製,体積分布粒径:0.4〜4.2μm,60.2%)70重量部、粗粒重質炭酸カルシウム(FMT−75:ファイマテック社製,体積分布粒径:0.95μm)30重量部からなる顔料に、分散剤としてポリアクリル酸ナトリウムを0.2重量部添加してセリエミキサーで分散し、固形分濃度が70重量%の顔料スラリーを調整した。この顔料スラリーに、非増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移温度15℃,ゲル分量75%)10重量部、ヒドロキシエチルエーテル化デンプン(PG295:ペンフォード社製)6重量部、および塩化ナトリウムを0.8重量部加え、さらに水を加えて濃度60%の塗工液を得た。
前述した原紙に上記の塗工液を、片面あたりの塗工量が7g/m2になるように、800m/分の塗工速度のブレードコーターで両面塗工を行い、スキャッフドライヤーを通過させた後、シリンダードライヤーにて紙水分が5.5重量%になるように乾燥した。
次いで、ロール相当径400mm、金属ロール温度160℃、弾性ロールのショアー硬度85、通紙速度650m/分、線圧40kg/cmで、カレンダーニップ数2ニップの条件でソフトニップカレンダー処理を行い、塗工タイプの電子写真用転写紙を得た。得られた転写紙のカレンダー処理後のカール形状はMD3mmである。
実施例1で使用したパルプの代わりに、非キャビテーションパルプB100部のみを使用した外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。
[比較例2]
実施例1の原紙の坪量を70g/m2とし、塗工層を設けなかった以外は実施例1と同様に電子写真用転写紙を得た。
2:ノズル
3:キャビテーション噴流セル
4:プランジャポンプ
5:上流側圧力制御弁
6:下流側圧力制御弁
7:上流側圧力計
8:下流側圧力計
9:給水弁
10:循環弁
11:排水弁
12:温度センサー
13:ミキサー
Claims (7)
- キャビテーションによって発生させた気泡をパルプ懸濁液に接触させて処理したパルプを含有する原紙上に、顔料および接着剤を有する塗工層を設けてなる電子写真用転写紙であって、前記塗工層の片面あたりの塗工量が1〜20g/m2であることを特徴とする電子写真用転写紙。
- 前記パルプが、キャビテーション処理による濾水度が、化学パルプの場合には50〜650ml、機械パルプの場合には50〜400ml、脱墨パルプの場合には50〜400mlの範囲となるように調整されてなるパルプである、請求項1に記載された電子写真用転写紙。
- 前記パルプが、化学パルプ、機械パルプおよび脱墨パルプの混合パルプであって、キャビテーション処理の前後における該パルプの全パルプ濾水度差が、100〜500mlの範囲に調製されてなるパルプである、請求項1または2に記載された電子写真用転写紙。
- 前記顔料が、レーザー回折法で測定した体積基準で0.4〜4.2μmの範囲に65%以上含まれる粒度分布を有するカオリン、または、平均粒径3.5〜20μmのデラミネーテッドクレーを含有する、請求項1−3の何れかに記載された電子写真用転写紙。
- 前記原紙が、軽質炭酸カルシウム粒子の表面をシリカで被覆した軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物を填料として含有する、請求項1−4の何れかに記載された電子写真用転写紙。
- 前記原紙中のパルプが、キャビテーション処理したパルプを固形分で60〜100重量%含有する、請求項1−5の何れかに記載された電子写真用転写紙。
- 前記原紙のクラーク剛度が、30cm3/100以上である請求項1−6の何れかに記載された電子写真用転写紙。
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A521 | Written amendment |
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