JP2008039080A - シーリングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性の向上を図ったシーリングシステムを提供する。
【解決手段】油圧ブレーカのシリンダ31とピストン32との間の環状隙間を密封するシーリングシステム10aであって、油漏れを防止するために設けられるロッドパッキン500と、ロッドパッキン500よりも油Oを密封している側に配置され、油圧を緩衝するために設けられるバッファリング100と、を備え、ロッドパッキン500及びバッファリング100は、いずれもピストン32に対して摺動自在に設けられたシーリングシステム10aにおいて、バッファリング100には、油圧側からロッドパッキン500側に連通する通路を形成する溝111と貫通孔112が、ピストン32との摺動部から離れた位置に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ブレーカに用いられるシーリングシステムに関するものである。
パワーショベルのアタッチメントなどに使用される油圧ブレーカには、油を封じ込めるためにシーリングシステムが備えられている。油圧ブレーカに備えられるシーリングシステムは、極めて過酷な条件下で使用されるため、その寿命は例えば6ヶ月程度であり、頻繁に交換しなければならない。シーリングシステムの劣化の態様としては、摩耗,破損,熱劣化,へたりなど様々である。
かかるシーリングシステムの耐久性を向上させるための方法としては、シーリングシステムを構成するシール部材の素材の耐摩耗性を向上させたり、耐熱性を向上させたりすることが挙げられるがいずれも限界がある。特に、シーリングシステムを構成するシール部材のうち、油圧を直接受けるバッファリングの耐久性を向上させることが、シーリングシステム全体の寿命を延ばすことになる。しかし、バッファリングには、短時間に繰り返し大きな衝撃圧が加わるため、損傷してしまい易い。この点について、図14を参照して説明する。図14は従来例に係るバッファリングの使用状態を示す模式的断面図である。
シーリングシステムは、油圧ブレーカのシリンダ31とピストン32との間の環状隙間に備えられる。図14では、シーリングシステムを構成するシール部材のうち、油圧を直接受けるバッファリング700を示している。また、この従来例では、バッファリング700の外周にOリング701が装着されたものを示している。これらバッファリング700とOリング701はシリンダ31の軸孔内周面に形成された環状溝K1内に備えられる。
油圧ブレーカに用いられるバッファリング700は、衝撃圧力を例えば1秒間に10回程度受ける。また、バッファリング700が受ける圧力は、例えば定格圧力21MPaで、この場合のサージ圧は約40MPaである。さらに、ピストン32は高速で往復移動し、これに伴って、バッファリング700も環状溝K1内において高速で往復移動する。そのため、バッファリング700は、環状溝K1の両側面に対して激しく衝突を繰り返すことになる。従って、最初に環状溝K1の端縁付近に衝突する部分(図中2箇所のX部分)の辺りが損傷し、徐々に損傷が進行していき、バッファリング700の機能が損なわれていくと考えられる。
このようにバッファリング700の機能が損なわれると、メインシールであるロッドパッキンが直接油圧を受けるため、ロッドパッキンも損傷してしまう。そのため、シール性も損なわれ、シーリングシステム全体としての機能が損なわれてしまう。
また、バッファリング700が高いシール機能を発揮してしまうと、ロッドパッキン側に油が十分に供給されずに、ロッドパッキンの摩耗の進行が早まってしまうという問題もある。
なお、関連する技術としては、特許文献1〜3に開示されたものがある。
実開昭58−42453号公報 実開昭62−100309号公報 実開平3−38404号公報
本発明の目的は、耐久性の向上を図ったシーリングシステムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のシーリングシステムは、
油圧ブレーカのシリンダとピストンとの間の環状隙間を密封するシーリングシステムであって、
油漏れを防止するために設けられるメインシールと、
該メインシールよりも油を密封している側に配置され、油圧を緩衝するために設けられるバッファリングと、
を備え、
前記メインシール及びバッファリングは、いずれもピストンに対して摺動自在に設けられたシーリングシステムにおいて、
前記バッファリングには、油圧側から前記メインシール側に連通する通路が、前記ピストンとの摺動部から離れた位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、油圧側からメインシール側に連通する通路を設けたことにより、バッファリングが受ける、油圧による衝撃圧の一部をメインシール側に逃すことができる。そのため、バッファリングが受ける衝撃圧を緩和させることができる。また、メインシール側には通路から油が供給されるため、メインシールの摩耗の進行や発熱を抑制することもできる。更に、この通路を設けたことにより、バッファリングとメインシールとの間に蓄圧が溜まってしまうことも防止できる。そして、この通路は、ピストンとの摺動部から離れた位置に設けられているので、メインシールが直接衝撃圧を受けることもない。また、通路の部分でキャビテーションが発生しても、キャビテーションがメインシールに到達することもない。
以上のように、バッファリングの負荷を減らし、バッファリングの耐久性を向上させることができ、かつ、メインシールの摩耗の進行を抑制することでメインシールの耐久性を向上させることもできる。
前記バッファリングは樹脂材により構成されているとよい。
これにより、上記の通路を貫通孔により構成する場合においても、その加工を簡単に行うことができ、かつ、機械的強度の低下を抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、シーリングシステムの耐久性の向上を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(油圧ブレーカ)
図1を参照して、本発明の実施例に係るシーリングシステムが適用される油圧ブレーカ
について説明する。図1は油圧ブレーカの模式的断面図である。
油圧ブレーカ30は、軸孔を有する筒状のシリンダ31と、このシリンダ31の軸孔内に、軸孔の内周面に対してクリアランスを有するように挿入されるピストン32とを備えている。ピストン32の先端には、コンクリートや岩盤を粉砕するためのチゼル(ロッド)33が設けられている。
そして、シリンダ31の先端側には筒状のフロントヘッド34が同軸的に固定されている。このフロントヘッド34の内側に、チゼル33が往復移動自在に設けられており、フロントヘッド34の内部には、チゼル33からの衝撃を受けるため、スラストリングやスラストブッシュが組み込まれている。また、シリンダ31の後端側には有底筒状のバックヘッド35が同軸的に固定されている。このバックヘッド35には、油圧の取出口やガスの吸気弁が組み込まれており、内部には窒素ガスGが充填されている。
また、油圧ブレーカ30には、ピストン32の往復移動の制御を行うためのコントロールバルブ36や、シリンダ31内に設けられた油圧回路の圧力補償及び脈動防止を行い、内部には高圧の窒素ガスが充填されたアキュムレータ37も備えられている。
そして、シリンダ31に設けられた軸孔とピストン32との間の環状隙間を封止するために、先端側と後端側にそれぞれ第1シーリングシステム10,第2シーリングシステム20が設けられている。なお、図1においては、これら第1シーリングシステム10及び第2シーリングシステム20は簡略的に示している。そして、これら第1シーリングシステム10と第2シーリングシステム20の間には、油Oが封じ込められている。また、第1シーリングシステム10は、油Oの漏れを防止すると共に、外部からのダストの侵入を防止する役割を担うものである。第2シーリングシステム20は、この油Oの漏れを防止するとともに、上述した窒素ガスGの漏れを防止する役割を担うものである。
以上のように構成された油圧ブレーカ30においては、油圧とガス圧により、ピストン32と共に杭状のチゼル33を軸方向に高速で往復移動させて、チゼル33の先端を破壊対象(コンクリートや岩盤など)に打ち付けることで、破壊対象を粉砕することができる。なお、油圧によりガスを圧縮し、ガスの反発力を利用することによって、ピストン32及びチゼル33を破壊対象に向けて高速で移動させることができる。
本発明の実施例に係るシーリングシステムは、2箇所のシーリングシステムのうち、先端側に設けられる第1シーリングシステム10に関するものである。
また、本実施例に係る油圧ブレーカ30の使用条件について説明する。まず、油Oの定格圧力は21MPaでサージ圧は約40MPaである。作動頻度は500〜600Hz/minである。また、ピストン32の移動速度は、先端側への移動速度が9m/secで、後端側への移動速度が1m/secである。また、環境温度は−20〜100℃である。
これにより、第1シーリングシステム10は、1秒間に10回程度大きな衝撃圧力を受ける。また、ピストン32の往路と復路の速度差が大きいため、密封理論上、第1シーリングシステム10は油Oを掻き出してしまい易い状況下で用いられることになる。
(実施例1)
図2〜図5を参照して、本発明の実施例1に係るシーリングシステムについて説明する。図2は本発明の実施例1に係るシーリングシステムの模式的断面図である。図3は本発明の実施例1に係るバッファリングの平面図である。図4は本発明の実施例1に係るバッ
ファリングの破断斜視図である。なお、図4中の切断面は、図3中のAA断面である。図5は本発明の実施例1に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。
<シーリングシステム>
特に図2を参照して、本発明の実施例に係るシーリングシステム全体の構成について説明する。本実施例に係るシーリングシステム(第1シーリングシステム)10aは、バッファリング100とメインシールであるロッドパッキン500とダストシール600とから構成される。これらバッファリング100,ロッドパッキン500及びダストシール600は、シリンダ31の軸孔内周に設けられた環状溝K1,K2,K3にそれぞれ装着され、いずれもピストン32に対して摺動自在に設けられる。また、本実施例においては、バッファリング100を、ピストン32の表面に対してより確実に接触させるために、バッファリング100の外周にはOリング150が装着されている。
ロッドパッキン500は、主として密封対象である油Oの漏れを防止する機能を発揮するものである。このロッドパッキン500よりも油Oを密封している側に、バッファリング100が配置され、ロッドパッキン500よりも大気A側にダストシール600が配置される。バッファリング100は、主として油Oの圧力(油圧)を緩衝する機能を発揮し、ダストシール600は、主として外部からのダストの侵入を防止する機能を発揮する。
これらバッファリング100とロッドパッキン500とダストシール600により構成されるシーリングシステム10aによって、大気A側への油漏れを防止すると共に、油Oが封止されている側へのダストの侵入を防止する。
<バッファリング>
図2〜図5を参照して、本実施例に係るバッファリング100について更に詳細に説明する。本実施例に係るバッファリング100は断面形状が四角形である角リングである。また、その素材としては、摺動性の高いPTFE(ポリ四フッ化エチレン)が用いられている。
そして、バッファリング100には、両側面に、それぞれ内径側端面から外径側端面に至る溝111と、両側面の溝111の底面同士を連通する貫通孔112が設けられている。これらの溝111と貫通孔112によって、油圧側からロッドパッキン500側に連通する通路が、バッファリング100とピストン32との摺動部から離れた位置に形成される。
なお、貫通孔112はシリンダ31の軸孔の内径(環状溝K1が設けられていない部分の内径)よりも外径側に位置するように構成される。また、本実施例においては、これらの溝111及び貫通孔112は、円周方向に90°毎に4箇所設けられているが、配置位置や配置数は使用環境等に応じて適宜設定すればよい。
以上の構成により、本実施例に係るシーリングシステム10aによれば、バッファリング100が受ける油圧による衝撃圧の一部は、図5中の矢印に示すように、ロッドパッキン500側に逃げることになる。
<本実施例の優れた点>
以上のように、本実施例によれば、バッファリング100に、溝111と貫通孔112を設けたことにより、油圧側からメインシールであるロッドパッキン500側に連通する通路が形成される。これにより、バッファリング100が受ける、油圧による衝撃圧の一部をロッドパッキン500側に逃すことができる。そのため、バッファリング100が受ける衝撃圧を緩和させることができる。
また、ロッドパッキン500側には、上記の通路から油が供給されるため、ロッドパッキン500とピストン32との潤滑性が維持されるので、ロッドパッキン500の摩耗の進行や発熱を抑制することもできる。更に、上記の通路を設けたことにより、バッファリング100とロッドパッキン500との間に蓄圧が溜まってしまうことも防止できる。
そして、上記の通路は、ピストン32との摺動部から離れた位置に設けられているので、ロッドパッキン500が直接衝撃圧を受けることもない。また、通路の部分でキャビテーションが発生しても、キャビテーションがロッドパッキン500に到達することもない。
以上のように、バッファリング100の負荷を減らし、バッファリング100の耐久性を向上させることができ、かつ、ロッドパッキン500の摩耗の進行を抑制することでロッドパッキン500の耐久性を向上させることもできる。
また、バッファリング100は、樹脂材であるPTFEにより構成されているので、貫通孔112を形成する場合においても、その加工を簡単に行うことができ、かつ、機械的強度の低下を抑制することができる。
(実施例2)
図6〜図9には、本発明の実施例2が示されている。本実施例に係るシーリングシステムにおいては、バッファリングに関してのみ、上記実施例1と異なっている。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、適宜、その説明は省略する。
図6は本発明の実施例2に係るシーリングシステムの模式的断面図である。図7は本発明の実施例2に係るバッファリングの平面図である。図8は本発明の実施例2に係るバッファリングの破断斜視図である。なお、図8中の切断面は、図7中のAA断面である。図9は本発明の実施例2に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。
本実施例に係るシーリングシステム(第1シーリングシステム)10bにおいても、バッファリング200とロッドパッキン500とダストシール600から構成される。
ロッドパッキン500とダストシール600に関しては、上記実施例1で説明した通りである。また、本実施例に係るバッファリング200も、上記実施例1の場合と同様に、断面形状が四角形の角リングであり、その素材としては、PTFEが用いられている。
ただし、本実施例においては、バッファリング200の外周側にはOリングが設けられておらず、バッファリング200の外周面と環状溝K1の内周面との間には隙間が設けられる。そのため、本実施例に係るバッファリング200の場合には、上記実施例1の場合のように貫通孔は設けられておらず、両側面に溝211のみが設けられている。このように、本実施例では、溝211のみによって、油圧側からロッドパッキン500側に連通する通路が、バッファリング200とピストン32との摺動部から離れた位置に形成される。
本実施例に係るシーリングシステム10bの場合にも、バッファリング200が受ける、油圧による衝撃圧の一部は、図9中の矢印に示すように、ロッドパッキン500側に逃げることになる。
本実施例の場合にも、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができることは言う
までもない。また、本実施例の場合には、バッファリング200に貫通孔を設けないので、バッファリング200の製造が実施例1の場合に比べて容易であるという利点がある。
(実施例3)
図10〜図13には、本発明の実施例3が示されている。本実施例に係るシーリングシステムにおいては、バッファリングに関してのみ、上記実施例1と異なっている。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、適宜、その説明は省略する。
図10は本発明の実施例3係るシーリングシステムの模式的断面図である。図11は本発明の実施例3に係るバッファリングの平面図である。図12は本発明の実施例3に係るバッファリングの破断斜視図である。なお、図12中の切断面は、図11中のAA断面である。図13は本発明の実施例3に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。
本実施例に係るシーリングシステム(第1シーリングシステム)10cにおいても、バッファリング300とロッドパッキン500とダストシール600から構成される。
ロッドパッキン500とダストシール600に関しては、上記実施例1で説明した通りである。また、本実施例に係るバッファリング300も、上記実施例1の場合と同様に、断面形状が四角形の角リングであり、その素材としては、PTFEが用いられている。
そして、本実施例においては、バッファリング300の外周側にはOリングが設けられていない点については、上記実施例2の場合と同様であるが、バッファリング300の外周面と環状溝K1の内周面との間には隙間が設けられていない。そのため、本実施例に係るバッファリング300は、上記実施例1のバッファリング100と同様に、両側面には溝311が設けられ、かつ両側面の溝311の底面同士を連通する貫通孔312も設けられている。
このように、本実施例では、実施例1の場合と同様に、溝311と貫通孔312によって、油圧側からロッドパッキン500側に連通する通路が、バッファリング300とピストン32との摺動部から離れた位置に形成される。
本実施例に係るシーリングシステム10cの場合にも、バッファリング300が受ける、油圧による衝撃圧の一部は、図13中の矢印に示すように、ロッドパッキン500側に逃げることになる。
本実施例の場合にも、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
図1は油圧ブレーカの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係るシーリングシステムの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例1に係るバッファリングの平面図である。 図4は本発明の実施例1に係るバッファリングの破断斜視図である。 図5は本発明の実施例1に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。 図6は本発明の実施例2に係るシーリングシステムの模式的断面図である。 図7は本発明の実施例2に係るバッファリングの平面図である。 図8は本発明の実施例2に係るバッファリングの破断斜視図である。 図9は本発明の実施例2に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。 図10は本発明の実施例3係るシーリングシステムの模式的断面図である。 図11は本発明の実施例3に係るバッファリングの平面図である。 図12は本発明の実施例3に係るバッファリングの破断斜視図である。 図13は本発明の実施例3に係るバッファリングの使用時の様子を示す模式的断面図である。 図14は従来例に係るバッファリングの使用状態を示す模式的断面図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c (第1)シーリングシステム
20 第2シーリングシステム
30 油圧ブレーカ
31 シリンダ
32 ピストン
33 チゼル
34 フロントヘッド
35 バックヘッド
36 コントロールバルブ
37 アキュムレータ
100,200,300 バッファリング
111,211,311 溝
112,312 貫通孔
150 Oリング
500 ロッドパッキン
600 ダストシール
K1,K2,K3 環状溝

Claims (2)

  1. 油圧ブレーカのシリンダとピストンとの間の環状隙間を密封するシーリングシステムであって、
    油漏れを防止するために設けられるメインシールと、
    該メインシールよりも油を密封している側に配置され、油圧を緩衝するために設けられるバッファリングと、
    を備え、
    前記メインシール及びバッファリングは、いずれもピストンに対して摺動自在に設けられたシーリングシステムにおいて、
    前記バッファリングには、油圧側から前記メインシール側に連通する通路が、前記ピストンとの摺動部から離れた位置に設けられていることを特徴とするシーリングシステム。
  2. 前記バッファリングは樹脂材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシーリングシステム。
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