JP2008038938A - 静圧形ノンコンタクトガスシール - Google Patents

静圧形ノンコンタクトガスシール Download PDF

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Abstract

【目的】密封環側通路がドリル穴開け加工等の機械加工により形成される場合においても、シールガスが密封環側通路を円滑に流動することができ、シールガスとの接触による通路内表面からのパーティクル発生を効果的に防止して、高度のクリーン性が要求される回転機器のシール手段としても好適に使用することができる静圧形ノンコンタクトガスシールを提供する。
【構成】静止密封環10に、機械加工により、軸線が屈曲部を有しない直線をなして回転密封環8との対向端面13へと貫通する密封環側通路37を形成して、この密封環側通路37から両密封環8,10の対向端面12,13間にシールガスGを供給させる。密封環側通路37の少なくとも中間部分には、内周面が平滑でシールガスGとの接触によりパーティクルを発生しないパイプ41が密に嵌挿固着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転機器の回転側部材に回転密封環を設け、当該回転機器の静止側部材に取り付けたシールケースに、静止密封環を回転密封環と対向して軸線方向移動可能に保持し、静止密封環に、機械加工により、外周面から回転密封環との対向端面たる密封端面へと貫通する密封環側通路を形成し、この密封環側通路から両密封環の対向端面である密封端面間にシールガスを供給させることにより、当該密封端面間を非接触状態に保持させるように構成された静圧形ノンコンタクトガスシールに関するものである。
この種の静圧形ノンコンタクトガスシールとして、図8に示す如く、回転機器の静止側部材(機器ハウジング)に取り付けられた筒状のシールケース109と、回転機器の回転側部材(回転軸)105に固定された回転密封環108と、シールケース109に回転密封環108と対向して軸線方向移動可能に保持された静止密封環110と、静止密封環110を回転密封環109へと押圧附勢するスプリング部材146と、シールケース109及び静止密封環110を貫通する一連のシールガス通路111とを具備して、シールガス通路111から両密封環108,110の対向端面である密封端面112,113間にシールガスGを供給することにより、密封端面112,113間を非接触状態に保持させるように構成されたもの(以下「従来シール」という)が周知である(例えば、特許文献1の図1参照)。
従来シールにあっては、シールガス通路111が、図8に示す如く、シールガス通路111が、シールケース109と静止密封環110との対向周面間に形成された環状空間であって当該対向周面間に装填された第一及び第二Oリング121,122によって閉塞された接続空間133と、シールケース109に形成されて接続空間133に開口するケース側通路135と、静止密封環110の密封端面113に形成された静圧発生溝136と、静止密封環110に形成されて接続空間133と静圧発生溝136とを連通接続する密封環側通路137とからなり、静圧発生溝136に導入されたシールガスGにより密封端面112,113間にこれを開く方向に作用する開力(静圧)が発生し、この開力と密封端面112,113間を閉じる方向に作用するスプリング部材146による閉力(スプリング荷重)とがバランスして、密封端面112,113が非接触状態に保持されるのである。
而して、従来シールによれば、シールガスGが密封端面112,113間から密封流体領域A及び非密封流体領域Bへと噴出することから、両領域A,B間が完全に遮蔽されることになり、密封流体領域Aに高度のクリーン性が要求される回転機器(例えば、半導体製造装置や医薬品関連機器等における回転機器)においても良好なシール機能が発揮される。
特開平4−224373号公報
ところで、静止密封環110は、密封環側通路137が形成される等、回転密封環108に比して複雑な形状をなしているため、一般に、加工の容易性等を考慮してカーボンで構成されているが、密封環側通路137がドリル穴開け加工等の機械加工により形成されるために、従来シールでは、高度のクリーン性が要求される回転機器のシール手段としては好適に使用することができないといった問題があった。
密封環側通路137は、静止密封環110の外周面から密封端面113へと貫通する孔であるが、このような貫通孔は、一般に、ドリル穴明け加工により次のように形成される。すなわち、図9に示す如く、静止密封環110の外周面の適当箇所(接続空間133に面する箇所)から軸線に直交する方向に第一キリ穴137aを形成すると共に、静止密封環110の密封端面113の適当箇所(静圧発生溝136が形成された箇所)から軸線に沿う方向に第二キリ穴137bを形成して、両キリ穴137a,137bを合流させるようにする。
しかし、このようなキリ穴137a,137bを合流させて形成された密封環側通路137は、図9に示す如く、両キリ穴137a,137bの終端部同士が円滑に合流する形状をなすものでなく、その合流部分137cにおいては、少なくとも一方のキリ穴137aの終端部137dが当該合流部分137cから食み出すことになる。しかも、密封環側通路137は円滑な一連の貫通孔ではなく、その中間部分(両キリ穴137a,137bの合流部分137c)において折れ曲がっていることから、接続空間133から密封環側通路137に供給されたシールガスGが密封環側通路137を円滑に流動せず乱流を生じることになる。一方、各キリ穴137a,137bの内表面が、その加工上、平滑面でなく微細な毛羽立ちを有する粗面となっている。
したがって、高圧,高速で通過するシールガスGによって合流部分137cで乱流が発生すると、当該内表面からパーティクル(カーボン粉)が発生して、これがシールガスGに同伴されて、密封流体領域Aへと侵入する虞れがある。
また、一般に、密封環側通路137は、その加工後において圧搾空気等により清掃されが、加工屑が食み出し部分137dに滞留する虞れがあり、この滞留パーティクルが運転中にシールガスGに同伴して密封流体領域Aに侵入する虞れもある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、密封環側通路がドリル穴開け加工等の機械加工により形成される場合においても、シールガスが密封環側通路を円滑に流動することができ、シールガスとの接触による通路内表面からのパーティクル発生を効果的に防止して、高度のクリーン性が要求される回転機器のシール手段としても好適に使用することができる静圧形ノンコンタクトガスシールを提供することを目的とするものである。
本発明は、回転機器の回転側部材に回転密封環を設け、当該回転機器の静止側部材に取り付けたシールケースに、静止密封環を回転密封環と対向して軸線方向移動可能に保持し、静止密封環に、機械加工(ドリル穴開け加工等)により、外周面から回転密封環との対向端面たる密封端面へと貫通する密封環側通路を形成し、この密封環側通路から両密封環の対向端面である密封端面間にシールガスを供給させることにより、当該密封端面間を非接触状態に保持させるように構成された静圧形ノンコンタクトガスシールにおいて、上記の目的を達成すべく、特に、密封環側通路を、その軸線が屈曲部を有しない直線をなすものとしておくことを提案するものである。
かかる静圧ノンコンタクトガスシールにあって、静止密封環は一般にカーボン製のものを使用することができる。また、密封環側通路の内表面からのパーティクル発生をより効果的に防止するために、密封環側通路の少なくとも中間部分に、内周面が平滑でシールガスとの接触によりパーティクルを発生しない樹脂製,金属製等のパイプを密に嵌挿固着しておくこと、又は密封環側通路の内表面に、コーティング層を被覆しておくことが好ましい。また、好ましい実施の形態にあって、密封環側通路の下流端は、静止密封環の密封端面に形成した静圧発生溝に開口されている。また、シールケースの内周面と静止密封環の外周面との間に形成された環状空間であって当該内外周面間に装填された第一及び第二Oリングによって閉塞された接続空間に、密封環側通路の上流端及びシールケースに形成したケース側通路の下流端を連通させて、シールガスをケース側通路から接続空間を介して密封環側通路へと供給するようになし、静止密封環の外周面に、第一Oリングが接触する第一密封環側シール面とこれより回転密封環側に位置する第二Oリングが接触する第二密封環側シール面と両密封環側シール面間に位置して密封環側通路の軸線に直交する截頭円錐状のシールガス導入面とを形成して、このシールガス導入面に当該密封環側通路の上流端を開口させておくことが好ましい。この場合、第一密封環側シール面を第二密封環側シール面より小径として、接続空間に作用するシールガス圧力によって静止密封環を回転密封環へと押圧する推力が発生するように構成しておくことができる。
また、上記静圧形ノンコンタクトガスシールは、回転テーブルを有する回転機器のシール手段として使用することができ、この場合において、シールケースを取り付ける回転側部材として回転テーブルを選択しておくことができ、回転密封環を当該回転テーブルの一部で構成しておくこともできる。
なお、上記した静圧形ノンコンタクトガスシールの運転方法にあっては、回転テーブルの回転を、密封端面間がこれに導入させたシールガスにより所定の非接触状態に保持された後において開始し、シールガスの密封端面間への供給を、回転テーブルの回転が完全に停止された後において停止するようにすることが好ましい。
本発明の静圧形ノンコンタクトガスシールにあっては、ドリル穴開け加工等の機械加工により静止密封環に形成される密封環側通路が屈曲部のない直線形状をなしており、従来シールのように密封環側通路にシールガスによる乱流が生じる部分(屈曲部分や食み出し部分)が存在しないことから、シールガスが密封環側通路を円滑に流動することができ、密封環側通路の内表面からのパーティクル発生(シールガスの接触によるカーボン粉等のパーティクル発生)を可及的に防止することができる。したがって、本発明の静圧形ノンコンタクトガスシールによれば、高度のクリーン性が要求される回転機器においても良好なシール機能を発揮することができる。
さらに、密封環側通路が上記した如く直線形状をなしていることから、少なくとも中間部分に樹脂製等のパイプを密に嵌挿させて、このパイプ内を密封環側通路の一部又は全部とすることができる。したがって、密封環側通路の少なくとも中間部分をこのようにパイプで構成しておくことにより、密封環側通路の内表面からのパーティクル(カーボン粉等)発生をより効果的に防止することができる。
また、密封環側通路が上記した如く直線形状をなしていることから、従来シールのように密封環側通路の中間に屈曲部分や食み出しが存在する場合と異なって、密封環側通路の内表面を良好且つ容易にコーティングしておくことができるから、かかるコーティングによって密封環側通路の内表面からのパーティクル(カーボン粉等)発生をより確実に防止することができる。
図1は本発明に係る静圧形ノンコンタクトガスシールを装備した回転機器の一例を示す縦断側面図であり、図2は図1の要部を拡大して示す詳細図であり、図3は当該静圧形ノンコンタクトガスシールにおける静止密封環の正面図である。
図1に示す回転機器は、回転テーブル1を使用して基板(半導体ウエハ,電子デバイスの基板,液晶基板,フォトマスク,ガラス基板等)に適宜の処理(例えば、洗浄処理,薬剤処理等)を施すための回転テーブル式処理装置であって、回転テーブル1が配置される処理領域Aに高度のクリーン性が要求されるものであり、回転側部材たる回転テーブル1とその駆動部2を覆う静止側部材たるプラスチック製の筒状カバー体3との間に介設した静圧形ノンコンタクトガスシール4により、当該処理領域Aとカバー体3内の領域(大気領域であり、以下「カバー内領域」という)Bとの間を遮蔽シールするように構成されている。なお、駆動部2は、回転テーブル1に連結されて上下方向に延びる回転軸5、回転軸5を回転自在に軸受支持するベアリング、回転軸5の駆動手段及びこれらをカバー内領域Bにおいて支持する支持機枠6を具備するものであり、回転テーブル1を回転駆動するように構成されている。回転テーブル1はセラミックス(この例では炭化珪素)製のもので、処理領域Aに水平に配置された円板等の回転体形状をなすものである。また、カバー体3は、図1に示す如く、耐薬品性プラスチック(この例ではPTFE(ポリテトラフルオロエチレン))で一体成形された上端開口状の円筒形状をなすもので、回転テーブル1の下面側に配置される駆動部2を覆っている。回転テーブル1の裏面部(下面部)とカバー体3の上端部(開口端部)との間には、必要に応じて、図1に示す如く、適宜のラビリンスシール7を設けておくことができる。このようなラビリンスシール7を設けておくことにより、後述するシールガスGのラビリンスシール7から処理領域Aへの噴出作用と相俟って、処理領域Aからカバー内領域Bへの薬液等の侵入を有効に防止することができる。
静圧形ノンコンタクトガスシール4は、図1に示す如く、回転テーブル1にその回転軸線と同心状に固定された回転密封環8と、カバー体3内に配して駆動部2の支持機枠6に取り付けられた円筒状のシールケース9と、回転密封環8と同心状をなし且つ直対向する状態で、シールケース9の内周部に軸線方向移動可能に保持された静止密封環10と、シールケース9及び静止密封環10を貫通する一連のシールガス通路11から両密封環8,10の対向端面である密封端面12,13間にシールガスGを供給することにより、静止密封環10に密封端面12,13間を開く方向に作用する開力を発生させる開力発生手段14と、静止密封環10に密封端面12,13間を閉じる方向に作用する閉力を発生させる閉力発生手段15とを具備して、この開力と閉力とをバランスさせることにより、密封端面12,13間を非接触状態に保持させつつ、前記両領域A,B間を遮蔽シールするように構成されている。
回転密封環8は、後述する静止密封環10の構成材(カーボン)より硬質の材料(例えば、炭化珪素)で成形された円環状体であり、回転テーブル1の下面部に固設されている。この例では、図1に示す如く、炭化珪素製の回転テーブル1の下面部にその回転軸線と同心をなす環状膨出部を一体形成して、この環状膨出部回転密封環8に構成してある。回転密封環8の下端面は、平滑環状面である密封端面(以下「回転密封端面」ともいう)12とされている。
シールケース9は、図1に示す如く、シールケース本体16とその下端部に連結一体化されたシールフランジ17とからなる金属製の円筒構造物である。この例では、シールケース本体16をステンレス鋼(SUS304)で構成すると共に、シールフランジ17をアルミ合金で構成してある。シールケース9は、その下端部(シールフランジ17の下端部)18をカバー体3の内周部に形成した環状のカバー段部19に衝合させると共にその外周部(シールケース本体16の外周部)をカバー体3の上端側内周部(カバー段部19より上方側部分の内周部)にフッ素ゴム製のOリング20を介して密接させた状態で、シールフランジ17を介して支持機枠6に取り付けられている。
静止密封環10は、図1に示す如く、上端面を平滑環状面である密封端面(以下「静止密封端面」ともいう)13としたカーボン製の円環状体であり、上下方向に並列する一対のフッ素ゴム製の第一及び第二Oリング21,22を介してシールケース本体16の内周部に軸線方向移動可能(上下方向移動可能)に嵌合保持されている。静止密封端面13の外径は回転密封端面12の外径より若干小さく設定されており、静止密封端面13の内径は回転密封端面12の内径より若干大きく設定されている。下位の第一Oリング21は静止密封環10の基端側(下端側)の外周面部分である第一密封環側シール面23とこれに対向するシールケース9の内周面部分である第一ケース側シール面24との間に、また第一Oリング21より回転密封環側に位置する上位の第二Oリング22は静止密封環10の先端側(上端側)の外周面部分である第二密封環側シール面25とこれに対向するシールケース9の内周面部分である第二ケース側シール面26との間に、夫々装填されていて、シールケース9と静止密封環10との対向周面間を二次シールしている。両Oリング21,22の近接方向への移動(第一Oリング21の上方への移動及び第二密封環22の下方への移動)は、両密封環側シール面23,25間に位置して静止密封環10の外周部に形成された環状突起(両密封環側シール面23,25より大径の環状部)27によって規制されており、両Oリング21,22に離間方向への移動(第一Oリング21の下方への移動及び第二密封環22の上方への移動)は、シールフランジ17に形成された第一係止段部28及びシールケース本体16に形成された第二係止段部29により規制されている。なお、静止密封環10の基端部(下端部)には軸線方向に延びる円形孔30が形成されており、この円形孔30にシールフランジ17に植設した金属製(例えば、SUS316等のステンレス鋼製)のドライブピン31を係合させることにより、静止密封環10を、その軸線方向移動を所定範囲で許容しつつ、シールケース9に対して相対回転不能ならしめている。この円形孔30及びこれに係合するドライブピン31の数は任意であり、必要に応じて複数個設けられる。
開力発生手段14は、図1に示す如く、シールケース9及び静止密封環10を貫通する一連のシールガス通路11と、カバー体3に形成されたシールガス供給路32と、シールガス供給路32を介してシールガス通路11にシールガスGを供給するシールガス供給装置(図示せず)とからなる。
シールガス供給路32は、図1に示す如く、カバー体3を上下方向(カバー体3の軸線方向)に貫通して、その上端(下流端)はカバー段部19に開口されており、その下端部(上流端)は適宜のシールガス供給装置に接続されている。
シールガス通路11は、図1に示す如く、シールケース9と静止密封環10との対向周面間に形成された接続空間33と、シールケース9に形成されて接続空間33に連通するケース側通路34,35と、静止密封端面13に形成された静圧発生溝36と、静止密封環10に形成されて接続空間33と静圧発生溝36とを連通接続するた密封環側通路37とからなる。
接続空間33は、密封環保持部13と静止密封環10との対向周面間に形成された環状空間であって、第一及び第二Oリング21,22によってシールされている。
ケース側通路は、図1に示す如く、シールフランジ17を軸線方向に貫通する第一ケース側通路34と、シールケース本体16をその下端部から内周部へと貫通する第二ケース側通路35とからなる。第一ケース側通路34の上端(下流端)と第二ケース側通路35の下端(下流端)とは、シールケース本体16とシールフランジ17との間に介装したフッ素ゴム製のOリング38によりシールされた状態で、連通接続されている。第二ケース側通路35の上端(下流端)は接続空間33に開口されている。また、第一ケース側通路34の下端(上流端)は、シールガス供給路32の上端開口部(下流端開口部)に直対向してシールケース端部18に開口されており、両路32,34の対向端部間は、シールケース端部18とカバー段部19との間に介装したフッ素ゴム製のOリング39によりシールされた状態で、連通接続されている。なお、シールケース9の表面には、PFA,PTFE等の耐薬品性プラスチックによるコーティング層40が形成されている。
静圧発生溝36は、図2及び図3に示す如く、静止密封端面13の径方向中央部に形成されており、当該密封端面13と同心状の環状をなす浅い凹溝である。
密封環側通路37は、図2に示す如く、静止密封環10にドリル穴加工等の機械加工を施すことにより形成されたものであって、軸線が屈曲部を有しない直線をなす断面円形のキリ穴であり、静止密封環10の環状突起27から静圧発生溝36へと静止密封環10を直線状に貫通している。この例では、図2に示す如く、環状突起27の第一Oリング側の側面を、密封環側通路37の軸線に直交する截頭円錐状のシールガス導入面38に構成して(密封環側通路37とシールガス導入面38との交差角αは90度とされている)、このシールガス導入面38に当該密封環側通路37の上流端42を開口させてあり、密封環側通路37の中間部分にパイプ41を密に嵌挿固着してある。
すなわち、密封環側通路37は、シールガス導入面38に形成された上流側開口部42と、静圧発生溝36に開口された下流側開口部43と、両開口部42,43間を連通する中間部分44とからなり、中間部分44にはパイプ41が密に嵌挿されている。中間部分44の断面径は、上流側開口部42の断面径より小さく且つ下流側開口部43の断面径より大きく設定されていて、パイプ41を上流側開口部42から挿入して中間部分44に密に装填するようになっている。パイプ41の内径は下流側開口部43の断面径と同一に設定されている。なお、パイプ41としては、内周面が平滑でシールガスGとの接触によりパーティクルを発生しないものであって、引き抜き加工等により製作された一般的な金属管や樹脂管等をシール条件等に応じて適宜に選択することができる。内周面が切削加工等によりパーティクルを発生する虞れのある粗面となっているようなパイプは使用されない。また、例えば密封流体領域Aが金属イオンによるコンタミネーションを嫌うようなシール条件下においては、金属イオンを生じる虞れのある金属管は使用せず、非金属の樹脂管等が使用される。
また、密封環側通路37の適所には絞り器45が配設されている。この例では、図2に示す如く、中心部にパイプ41の内径に比して微小な貫通孔を形成した円板状オリフィス45が上流側開口部42に嵌合固着してある。パイプ41の密封環側通路37からの離脱は、このオリフィス45によって阻止されている。
而して、開力発生手段14によれば、密封流体領域である処理領域Aの圧力P(及びカバー内領域Bの圧力)より高圧P1のシールガスGを、シールガス供給路32からケース側通路34,35、接続空間33、密封環側通路37及びオリフィス(絞り器)45を経て静圧発生溝36に供給することにより、つまりシールガスGを密封端面12,13間に供給することにより、静止密封環10にはこれを回転密封環8から離間させる方向つまり密封端面12,13間が開く方向への開力が発生することになる。なお、シールガスGとしては、各領域A,Bに流出しても無害であり且つ被密封流体(処理領域A内の流体)に悪影響を及ぼさない性状のものを、シール条件に応じて適宜に選定する。この例では、各種物質に対して不活性であり且つ人体に無害である清浄な窒素ガスが使用されている。また、シールガスGの圧力P1は、シール条件にもよるが、一般には、被密封流体圧力Pより2.0〜2.5bar程度高くなるように設定され或いは制御される。
閉力発生手段15は、図2に示す如く、第一密封環側シール面23の径D1を第二密封環側シール面25の径D2より小径として、接続空間33に作用するシールガスGの圧力P1によって静止密封環10を回転密封環8へと押圧する推力つまり閉力が発生するように構成されている。
以上のように構成された静圧形ノンコンタクトガスシール4にあっては、シールガスGを静圧発生溝36に供給すると、静圧発生溝36に導入されたシールガスGにより、密封端面12,13間にこれを開く方向に作用する開力が発生する。また、接続空間33に導入されたシールガスGにより、静止密封環10に密封端面12,13を閉じる方向に作用する閉力であって前記開力とバランスする大きさの閉力が作用する。したがって、密封端面12,13は、この開力と閉力とのバランスにより適正隙間を有した非接触状態に保持される。すなわち、静圧発生溝36に導入されたシールガスGは密封端面12,13間に閉力とバランスする静圧の流体膜を形成し、この流体膜の存在によって、密封端面12,13の内外径側領域A,B間が遮蔽シールされる。
而して、シールガスGは、その圧力P1が処理領域Aの圧力P及びカバー内領域Bの圧力より高いことから、密封端面12,13間から両領域A,Bに噴出する。そして、カーボン製の静止密封環10に形成された密封環側通路37が直線形状をなすものであることから、これが屈曲部分137cや食み出し部分137d(図9参照)を有する場合と異なって、シールガスGが密封環側通路37を円滑に流動し、乱流を生じることがなく、密封環側通路37の内表面とシールガスGとの接触が円滑に行われるため、当該内表面の一部が剥離してパーティクル(カーボン粉)が発生することが殆どない。特に、図2に示す如く、パーティクルが発生し易い中間部分44にパイプ41を嵌挿しておくときは、シールガスGとの接触によるパーティクル発生は極めて効果的に防止される。
したがって、密封端面12,13間からは、パーティクルを同伴しない清浄なシールガスGが両領域A,Bに噴出されることになり、処理領域Aに高度のクリーン性が要求される場合にも、この要求に十分に応えることができる。また、密封環側通路37の上流端39をその軸線に直交するシールガス導入面38に開口させておくと、接続空間33から密封環側通路37へのシールガス導入が円滑に行われて、密封環側通路37におけるシールガス流動の更なる円滑化が実現し、シールガスGによる静圧の流体膜形成及びシールガスGとの接触によるパーティクル発生の防止がより効果的に行われることになる。
ところで、回転密封環8が上記した如く回転テーブル1に一体形成されている場合、回転密封環8を回転テーブル1に固着する手段等を必要とせず、処理装置の構成を簡素化できる等のメリットがあるが、その反面、回転テーブル1の極く一部に過ぎない回転密封環8が損傷,破損すると、回転テーブル1全体を交換する必要が生じるデメリットがある。しかし、このようなデメリットは、静圧形ノンコンタクトガスシール4の運転を、次のように行うことによって、回避することができる。
すなわち、回転テーブル1の回転を、密封端面12,13間がこれに導入させたシールガスGにより所定の非接触状態に保持された後において開始し、シールガスGの密封端面12,13間への供給を、回転テーブル1の回転が完全に停止された後において停止するのである。このようにすれば、密封端面12,13が不測に衝突して損傷,破損したりすることがなく、円滑且つ良好なシール機能を発揮させることができる。
なお、本発明に係る静圧形ノンコンタクトガスシール4は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良,変形することが可能である。
例えば、上記した例では、閉力発生手段15をシールガスGによって閉力を発生させる構成となしたが、閉力の一部又は全部をスプリング荷重により得るように構成することも可能である。例えば、図4及び図5に示す静圧形ノンコンタクトガスシール4では、静止密封環10とシールケース9(シールフランジ17)との間にスプリング部材46を介装して、このスプリング部材46によって密封端面12,13を閉じる方向に作用する閉力を発生させるものである。なお、図4及び図5に示す静圧形ノンコンタクトガスシール4の構成は、上記した点を除いて、図1〜図3に示すものと同一であり、これと同一構成部材については、同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
また、密封環側通路37は、シールガスGとの接触によるパーティクル(カーボン粉等)の発生を効果的に防止するために、上記した如く、少なくとも中間部分44にパイプ41を密に嵌挿しておくことが好ましいが、密封流体領域が上記処理領域Aのように極めて高度のクリーン性が要求されるものでない場合には、図6に示す如く、パイプ41を使用せず、密封環側通路37をドリル穴開け加工によるキリ穴としておくことも可能である。また、パイプ41を嵌挿する場合において、オリフィス45等の絞り器を内装したパイプを使用して、これを密封環側通路37全体に嵌挿させておくようにすることも可能である。
また、密封環側通路37が直線形状をなしていることから、その内表面全体にコーティングを施しておくことが容易である。したがって、密封環側通路37(又は密封環側通路37及び静圧発生溝34)の内表面全体を、図7に示す如く、コーティング層47で被覆しておくことも可能である。
また、本発明に係る静圧形ノンコンタクトガスシール4は、上記した回転テーブル1を使用する回転機器に適用される他、回転機器のハウジングと回転軸との間に介装されるシール手段(軸封手段)としても好適に使用することができる。また、本発明は静止密封環10がカーボン製である場合において特に優れた効果を発揮するものであるが、静止密封環10がカーボン以外の材料であって、機械加工(ドリル穴開け加工等)により密封環側通路37を形成した場合においてシールガスGとの接触によりパーティクルが発生するような材料で構成される場合にも、適用することができる。
本発明に係る静圧形ノンコンタクトガスシールの一例を示す縦断正面図である。 図1の要部を拡大して示す詳細図である。 当該静圧形ノンコンタクトガスシールにおける静止密封環の一部切欠平面図である。 本発明に係る静圧形ノンコンタクトガスシールの変形例を示す図1相当の縦断正面図である。 図4の要部を拡大して示す詳細図である。 当該静圧形ノンコンタクトガスシールの他の変形例を示す図2相当の要部の縦断正面図である。 当該静圧形ノンコンタクトガスシールの更に他の変形例を示す図2相当の要部の縦断正面図である。 従来シールを示す縦断正面図である。 図8の要部を拡大して示す詳細図である。
符号の説明
1 回転テーブル(回転機器の回転側部材)
3 カバー体(回転機器の静止側部材)
4 静圧形ノンコンタクトガスシール
6 支持機枠(回転機器の静止側部材)
8 回転密封環
9 シールケース
10 静止密封環
11 シールガス通路
12 回転密封環の密封端面
13 静止密封環の密封端面
14 開力発生手段
15 閉力発生手段
16 シールケース本体
17 シールフランジ
21 第一Oリング
22 第二Oリング
23 第一密封環側シール面
25 第二密封環側シール面
27 環状突起
34 ケース側通路
35 ケース側通路
36 静圧発生溝
37 密封環側通路
38 シールガス導入面
41 パイプ
42 密封環側通路の上流側開口部
43 密封環側通路の下流側開口部
44 密封環側通路の中間部分
A 処理領域
B ケース内領域
D1 第一密封環側シール面の径
D2 第二密封環側シール面の径
G シールガス

Claims (8)

  1. 回転機器の回転側部材に回転密封環を設け、当該回転機器の静止側部材に取り付けたシールケースに、静止密封環を回転密封環と対向して軸線方向移動可能に保持し、静止密封環に、機械加工により、外周面から回転密封環との対向端面たる密封端面へと貫通する密封環側通路を形成し、この密封環側通路から両密封環の対向端面である密封端面間にシールガスを供給させることにより、当該密封端面間を非接触状態に保持させるように構成された静圧形ノンコンタクトガスシールにおいて、
    密封環側通路を、その軸線が屈曲部を有しない直線をなすものとしたことを特徴とする静圧形ノンコンタクトガスシール。
  2. 静止密封環がカーボン製のものであることを特徴とする、請求項1に記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  3. 密封環側通路の少なくとも中間部分に、内周面が平滑でシールガスとの接触によりパーティクルを発生しないパイプを密に嵌挿固着してあることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  4. 密封環側通路の内表面を、コーティング層で被覆してあることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  5. 密封環側通路の下流端が、静止密封環の密封端面に形成した静圧発生溝に開口されていることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  6. シールケースの内周面と静止密封環の外周面との間に形成された環状空間であって当該内外周面間に装填された第一及び第二Oリングによって閉塞された接続空間に、密封環側通路の上流端及びシールケースに形成したケース側通路の下流端を連通させて、シールガスをケース側通路から接続空間を介して密封環側通路へと供給するようになし、静止密封環の外周面に、第一Oリングが接触する第一密封環側シール面とこれより回転密封環側に位置する第二Oリングが接触する第二密封環側シール面と両密封環側シール面間に位置して密封環側通路の軸線に直交する截頭円錐状のシールガス導入面とを形成して、このシールガス導入面に当該密封環側通路の上流端を開口させてあることを特徴とする、請求項1〜請求項5に記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  7. 第一密封環側シール面を第二密封環側シール面より小径として、接続空間に作用するシールガス圧力によって静止密封環を回転密封環へと押圧する推力が発生するように構成したことを特徴とする、請求項6に記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
  8. 回転側部材が回転テーブルであり、回転密封環が当該回転テーブルの一部で構成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項7の何れかに記載する静圧形ノンコンタクトガスシール。
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