JP2008038707A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、内燃機関の空燃比学習制御において、空燃比学習の停止期間を極力短くし、早く空燃比学習を行うことのできる内燃機関の空燃比制御装置を提供することにある。
【解決手段】内燃機関の空燃比制御装置は、内燃機関の回転数と吸入空気量に基づいて基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出部404と、空燃比センサの出力信号に基づいて前記基本燃料噴射量を補正する空燃比フィードバック補正係数を算出する空燃比フィードバック補正係数算出部402と、前記空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出し、該学習値により前記基本燃料噴射量を補正する空燃比学習制御手段403と、を備えている。前記空燃比学習制御手段403は、前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が小さいときに学習値を算出する通常学習手段409と前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が大きいときに学習値を算出する急速学習手段410とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、空燃比センサに基づいて、内燃機関に供給する燃料量を制御する内燃機関の空燃比制御装置に関する。
従来、内燃機関の燃料供給装置においては、内燃機関に吸入される空気量と回転数に基づいて基本燃料噴射量を算出し、内燃機関の排気管に設置された空燃比センサで排気ガスの状態を検出し、この排気ガスの状態に基づいてフィードバック制御して空燃比が目標空燃比と一致するように前記基本燃料噴射量を補正する空燃比フィードバック補正係数を算出し、この空燃比フィードバック補正係数に基づいて燃料噴射量を補正し、空燃比が目標空燃比に追従するようにした空燃比制御装置が知られている。
しかし、前記フィードバック制御により算出される空燃比フィードバック補正係数による補正のみでは、内燃機関の運転状態が変化した過渡時に、ベース空燃比に段差が生じるため、空燃比を目標空燃比へ制御する際に、ゲイン設定等に起因するフィードバック制御特有の追従遅れやオーバーシュートが発生してしまうことがある。
ここで、ベース空燃比とは、空燃比を目標空燃比に一致させるための補正を施さない状態で得られる空燃比を示す。
また、内燃機関へ供給された混合気の空燃比を空燃比センサが検出するまでには、混合気が排気ガスとなって空燃比センサに到達するまでの輸送時間と空燃比センサ自体の検出時間が掛かり、応答遅れ時間が発生し、例えば、空燃比センサが内燃機関から比較的離れている場合、前記応答遅れ時間が長くなるために、フィードバック制御による補正が早く反映するように、フィードバック制御のゲインを大きくすると空燃比変動が大きくなり、定常時の安定性が悪化する。
このため、前記ゲインを小さくすると、空燃比変動が小さくなり定常時の安定性は良好になる反面、過渡時のフィードバック制御の追従性が悪化してしまう。
そこで、内燃機関の運転状態を回転数や負荷などにより複数の領域に区分し、前記空燃比フィードバック補正係数と基準値との差分を前記領域毎に学習値としてメモリに記憶し、この学習値により前記フィードバック制御が行えないオープンループ制御中やフィードバック制御中においても、基本燃料噴射量に補正を行いフィードバック制御による追従なしに空燃比センサで検出する空燃比を前記目標空燃比と一致させるようにした空燃比学習制御が行われている。
しかしながら、この空燃比学習制御には、学習開始時期において以下のような問題がある。
運転状態が変化した直後の内燃機関への供給空燃比がリーンでありリッチ方向に補正を行う必要がある場合、このリーン状態の排気を空燃比センサが検出するまでには、前記応答遅れ時間が存在するため、運転状態が変化した直後に学習値の更新を開始してしまうと、運転状態が変化する前の排気の状態がリッチであった場合は、誤ったリーン方向へ補正を行う学習値を設定してしまうなどの問題が発生する場合がある。
このような問題に対応する内燃機関の空燃比学習制御方法及び制御装置としては、特公平4−75383号公報(特許文献1)に開示されているものがある。
前記特許文献1に開示されている内燃機関の空燃比学習制御方法では内燃機関の運転状態が、予め設定されている複数領域の内の1つの領域で継続して留まっている間に、空燃比センサにより検出される空燃比のリッチリーン反転回数を計測し、この回数が所定回数未満の場合は学習を停止し、所定回数以上となって空燃比の状態が安定してから学習を開始するようにしている。
特公平4−75383号公報
図11に従来の空燃比制御装置における空燃比学習制御の状態の1例を示し、目標空燃比14.7で内燃機関を運転し、10secの時に運転領域を変化させた場合における、空燃比センサで検出した検出空燃比の変化がブロック102に示されており、空燃比フィードバック補正係数GAMMA(基準値は1)の変化がブロック103に示されており、学習値KLMNTの変化がブロック104に示されている。
運転領域が変化し、検出空燃比がリーン方向へ変化していることから分かるとおり、変化前の領域に比べてベース空燃比が薄くなり、これを補正するために空燃比フィードバック補正係数GAMMAがブロック103に示すとおり、燃料増量方向に変化し、燃料噴射量が増加される。そして、検出空燃比が目標空燃比と一致したところで、燃比フィードバック補正係数GAMMAの増減方向の反転、つまりリッチリーンの反転が発生し、このリッチリーンの反転の所定回数ごとに空燃比フィードバック補正係数GAMMAの基準値1からの差分を学習値KLMNTとして学習(負担)し、この空燃比フィードバック補正係数GAMMAと学習値KLMNTにより検出空燃比を目標空燃比である14.7に制御している。
このように、従来技術の空燃比学習制御においては、内燃機関の運転状態が1つの領域に継続して留まり、かつ空燃比センサにより検出される空燃比のリッチリーンの反転回数が所定値以上となってから空燃比学習を開始しているため、運転状態が時々刻々変化する内燃機関においては、図11に示した空燃比学習の停止期間のときに運転状態が他の領域に変化してしまい、空燃比学習が十分に進まず未学習領域が発生してしまうなどの問題が発生する。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内燃機関の空燃比学習制御において、空燃比学習の停止期間を極力短くし、誤学習することなく早期に空燃比学習を行うことのできる内燃機関の空燃比制御装置を提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、内燃機関の回転数と吸入空気量に基づいて基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出部と、空燃比センサの出力信号に基づいて前記基本燃料噴射量を補正する空燃比フィードバック補正係数を算出する空燃比フィードバック補正係数算出部と、前記空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出し、該学習値により前記基本燃料噴射量を補正する空燃比学習制御手段と、を備え、前記空燃比学習制御手段は、前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が小さいときに学習値を算出する通常学習手段と前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が大きいときに学習値を算出する急速学習手段とを有することを特徴としている。
空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が、小さい場合と大きい場合とでは、空燃比フィードバック補正係数の挙動が異なっている。本発明は、空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差の大きさによって急速学習手段によって学習値を算出するか通常学習手段によって学習値を算出するかを変えており、空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出する空燃比学習制御手段が、空燃比フィードバック補正係数の状態に適した学習方法で学習値を算出するように構成されている。そして、本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、運転状態が変化して運転領域が変更され、空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が大きくなったときには、急速学習手段によって早期に学習値を更新し、この学習値により燃料噴射量を補正して空燃比を目標空燃比に早く制御でき、また、空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が小さいときには通常学習手段によって安定した空燃比制御を行うことができる。
また、本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、空燃比センサの出力信号に基づいて空燃比のリッチリーンを判定するリッチリーン判定部を備え、また、空燃比学習制御手段は、リッチリーン切替り後の経過時間を計測する経過時間計測部と、前記通常学習手段による学習値の算出と前記急速学習手段による学習値の算出との切替を行う学習モード切替部と、を有し、該学習モード切替部は、前記経過時間計測部の計測値が所定時間より短いときには前記通常学習手段で学習値を算出し、前記計測値が所定時間以上のときには前記急速学習手段で学習値を算出するように学習モードの切替を行うことを特徴としている。
空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が大きいときには、リッチリーンの切替わる時間が長くなるので、本発明は、経過時間計測部で計測されたリッチリーン切替後の経過時間が所定時間以上のときには、学習モード切替部が、急速学習手段により学習値を算出するように学習モードを切替え、また、前記リッチリーン切替後の経過時間が所定時間より短いときには通常学習手段により学習値を算出するように学習モードを切替えている。
さらに、本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、空燃比センサの出力信号に基づいて空燃比のリッチリーンを判定するリッチリーン判定部を備え、空燃比学習制御手段は、リッチリーン切替り後の経過時間を計測する経過時間計測部と、内燃機関へ供給された混合気が排気ガスとなって空燃比センサに到達するまでの時間と空燃比センサの応答遅れにより生じる応答遅れ時間を算出する応答遅れ時間算出部と、前記通常学習手段による学習値の算出と前記急速学習手段による学習値の算出との切替を行う学習モード切替部と、を有し、前記学習モード切替部は、前記経過時間計測部の計測値が応答遅れ時間算出部で算出された応答遅れ時間より短いときには前記通常学習手段で学習値を算出し、前記計測値が前記応答遅れ時間以上のときには前記急速学習手段で学習値を算出するように学習モードの切替を行うことを特徴としている。
前述した通り、内燃機関に供給された混合気の空燃比の状態を空燃比センサが検出するまでには、燃料供給から空燃比センサに排気ガスが到達するまでの輸送遅れ時間と空燃比センサ自体の検出遅れに基づく応答遅れ時間が存在する。
したがって燃料供給後、前記応答遅れ時間が経過しても空燃比センサで検出した空燃比が空燃比制御装置で設定した目標値に達しない、すなわち、空燃比フィードバック補正係数の増減方向が変化しないということは、応答遅れ時間前に供給した燃料量と目標空燃比に必要な燃料量とに差が生じていることを示している。
応答遅れ時間経過後、空燃比フィードバック補正係数の増減方向が反転するまでの空燃比フィードバック補正係数の増減量は、目標空燃比に対する燃料の過不足分を表している。
そこで、本発明では、リッチリーン切替り後の経過時間の計測値が応答遅れ時間算出部で算出された応答遅れ時間以上に長いとき、すなわち、フィードバック制御開始後もしくはリッチリーン反転後に前記応答遅れ時間が経過してもリッチリーンの反転が発生しないときは、空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比に偏差が発生していると判定し、急速学習手段により学習値を算出して学習値の更新を開始し、リッチリーンの反転が発生するまで、更新を継続する。リッチリーン切替り後の経過時間の計測値が応答遅れ時間算出部で算出された応答遅れ時間より短いときは、空燃比センサで検出される空燃比が目標空燃比の近傍にあると判定し、通常学習手段で学習値を算出する。
さらに、本発明の内燃機関の空燃比制御装置における空燃比学習制御手段は、通常学習手段及び急速学習手段により算出された学習値を内燃機関の運転状態毎に異なるメモリ領域に記憶する学習値記憶部と、該学習値記憶部から内燃機関の運転状態に対応した学習値を、基本燃料噴射量を補正する学習値として読み出す学習値読み出し部と、を備えることを特徴としている。
また、本発明の内燃機関の空燃比制御装置における急速学習手段は、その学習値更新周期を、前記空燃比フィードバック補正係数算出部の空燃比フィードバック補正係数の更新周期と等しくすることを特徴としている。本発明では、急速学習手段による学習値更新周期が、空燃比フィードバック補正係数算出部の空燃比フィードバック補正係数の更新周期と等しくされているので、学習値更新が早く行われ、目標空燃比との偏差を素早く補正することができる。
本発明によれば、基本燃料噴射量を補正する学習値を算出する学習モードを空燃比の状態によって切替えることにより、学習停止期間を極力短くすることができ、このため、従来技術では学習値の更新を停止していた期間であっても学習値の更新を行うことができ、内燃機関の運転状態が、短い時間で変化する場合であっても良好な空燃比制御が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置が適用されるエンジンのシステム構成図である。
203は吸入空気の量を制御する絞弁を備えた絞弁組立体すなわちスロットルボディであり、スロットルボディ203を通過した空気はインテークコレクタ(サージタンク)204に入る。
該インテークコレクタ204には、吸入空気の温度を検出する吸気温センサ201、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ205、エンジン216の各気筒に空気を分岐供給する複数の吸気分岐管206が接続されており、吸気分岐管206には電子制御式の燃料噴射弁208が取付けられている。
エンジン216の吸入側には、吸気弁を可変動作する可変動弁機構209と吸気バルブの動作状態を検出する吸気バルブセンサ(図示せず)を備えており、吐出側には排気弁を可変動作できる可変動弁機構211が設けられている。
207はEGRバルブであり、該バルブを開いて排気ガスの一部を吸気系に戻す。223はパージバルブであり、燃料タンク218内の蒸発ガスをキャニスタ220で吸着し、吸着された燃料は該パージバルブ223を通って吸気系に戻される。
212はECU(電子制御装置)であり、吸気温センサ201、吸気管圧力センサ205、空燃比センサ213、水温センサ214、酸素センサ215、クランク角センサ217、スロットルセンサ224、大気圧センサ225等の各出力信号が入力され、スロットルボディ203内のスロットルバルブを動作させるスロットル駆動モータ202、EGRバルブ207、燃料噴射弁208、可変動弁機構209,211、点火コイル210、プレッシャレギュレータ222、パージバルブ223等に対して制御信号を出力する。
燃料は燃料ポンプ219により吸い出され、プレッシャレギュレータ222で調圧された後、燃料配管221を経て燃料噴射弁208に至る。燃料噴射弁208の適正な噴射量は、各種センサからの入力に基づいてECU212により算出されて決定される。
図2はECU212の内部構成を示すものである。
ECU212は、入力回路303、A/D変換部304、CPU(中央演算部)305、ROM307、RAM309、及び出力回路310を含んだコンピュータにより構成された電子制御装置である。入力回路303には、センサ類301から出力された信号が入力信号302として取り込まれる。
入力回路303は、入力信号302がアナログ信号の場合(例えば、スロットルセンサ224、水温センサ214等からの信号)、該信号からノイズ成分の除去等を行い、当該信号をA/D変換部304に出力するためのものである。
CPU305は、該A/D変換結果を取り込み、ROM307等の記憶媒体に記憶された制御ロジック(プログラム)308を実行する事によって、多種多様な制御及び診断等を実行する機能を備えている。
なお、CPU305で演算された演算結果及び前記A/D変換結果は、RAM309に一時的に記憶されるとともに、該演算結果は、出力回路310を通じて制御出力信号311として出力され、アクチュエータ類312(例えば、燃料噴射弁208、点火コイル210等)の制御に用いられる。
一方、入力信号302がデジタル信号の場合(例えば、クランク角センサ217等からの信号)、入力回路303から信号線306を介して直接CPU305に取り込まれ、前記同様CPU305で演算される。
図3は、本発明の空燃比制御装置の構成を示すブロック図である。
空燃比制御装置は、大きく分けると内燃機関の回転数と吸入空気量に基づいて基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出部401と、前記基本燃料噴射量を補正するための空燃比フィードバック補正係数を算出する空燃比制御手段402と、空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出し、内燃機関の運転状態ごとに異なるメモリ領域に前記学習値を記憶し、この学習値により前記基本燃料噴射量の補正を行う空燃比学習制御手段403と、前記基本燃料噴射量と前記空燃比フィードバック補正係数と前記学習値により燃料噴射弁208の開弁時間を設定する燃料噴射制御手段404と、から構成される。
空燃比制御手段402は、空燃比センサ213が活性化状態である、燃料カット状態ではない、負荷が安定している等の空燃比フィードバック補正係数を算出するための条件が満たされているかを判定する制御条件判定部405と、空燃比センサ213からの出力信号により空燃比のリッチリーンを判定するリッチリーン判定部406と、空燃比センサ213からの出力信号に基づいて空燃比フィードバック補正係数を算出する空燃比フィードバック補正係数算出部407とから構成される。
空燃比学習制御手段403は、制御条件判定部405の判定結果と各種センサの情報とから学習値の更新を許可/停止するかを判定する学習制御条件判定部408と、リッチリーン反転回数を計測するカウンタを有し、通常学習モードにおける学習値の算出を行う通常学習手段409と、急速学習モードにおける学習値の算出を行う急速学習手段410と、リッチリーン切替り後の経過時間を計測する経過時間計測部としてのタイマ部411と、内燃機関へ供給された混合気の空燃比を空燃比センサが検出するまでの応答遅れ時間を算出する応答遅れ時間算出部412と、前記タイマ部411及び応答遅れ時間算出部412との結果を比較し、通常学習手段409による通常学習モードと急速学習手段410による急速学習モードとの切替を行う学習モード切替部413と、学習値を記憶しておく学習値記憶部414と、学習値読み出し部415とから構成される。
次に空燃比制御手段402、空燃比学習制御手段403、燃料噴射制御手段404の制御についてフローチャートにより詳しく説明する。
図4は、燃料噴射制御において電子制御式燃料噴射弁208の燃料噴射量を決定する開弁時間Tiの算出方法を示したフローチャートであり、クランク角センサ217が出力するREF信号に同期して実行される。
S501では、シリンダ吸入空気量QARと内燃機関回転数NDATAと定数Kから基本燃料パルス幅Tpを算出する。基本燃料パルス幅Tpは、下記(式1)で算出する。
Tp=K×(QAR/NDATA)………………………………………(式1)
S502では、空燃比制御手段402で算出する空燃比フィードバック補正係数GAMMAを読込む。
S503では、空燃比学習制御手段403で算出する学習値KLMNTを読込むが、学習値KLMNTは、図5に示すテーブル601のように回転数、負荷により決定される運転領域によってメモリ領域が異なるように設定されているため、現在の運転領域(n)に対応した学習値KLMNT(n)を読込む。S504では、基本燃料パルス幅Tpを、空燃比フィードバック補正係数GAMMAと学習値KLMNTとで補正して燃料噴射弁208の開弁時間Tiを算出する。燃料噴射弁208の開弁時間Tiは、下記(式2)で算出する。
Ti=Tp×(GAMMA+KLMNT(n))…………………………(式2)
図6は空燃比制御手段402における空燃比フィードバック補正係数の算出方法を示すフローチャートであり、例えば、10msごと等の所定時間ごとに実行される。
S701では、燃料カット状態ではない、負荷が安定している等のフィードバック制御を行うための条件が満たされているかを判定し、フィードバック制御条件が満たされていない場合は、S702に進み空燃比フィードバック補正係数GAMMAを1に設定する。S701でフィードバック制御条件が満たされている場合は、S703で空燃比センサ213の出力が目標値と比較され、検出された空燃比が目標値よりもリーン(大きい)か、リッチ(小さい)かを判定し、リーンであればS704に進む。
S704では、前回検出された空燃比がリーンであるかを判定し、前回リッチであ(リーンでなけ)れば、リッチからリーンに変化しているので、S705に進み前回算出した空燃比フィードバック補正係数GAMMA[z]に所定の比例ステップ値LAMPを増加させて新たな空燃比フィードバック補正係数GAMMAを算出する。
S704で前回リーンの場合はS706に進み、空燃比フィードバック補正係数GAMMA[z]に所定の積分ステップ値LAMIを増加させ新たな空燃比フィードバック補正係数GAMMAを算出する。
S703で空燃比センサ213の出力が目標値よりもリッチ(小さい)と判定した場合はS707に進む。S707では、前回検出された空燃比がリッチであるかを判定し、リッチでなけ(リーンであ)ればS708に進み、リーンからリッチに変化しているので、前回算出した空燃比フィードバック補正係数GAMMA[z]から所定の比例ステップ値LAMPを減少させて新たな空燃比フィードバック補正係数GAMMAを算出する。
S707で前回リッチであると判定された場合は、S709に進み、空燃比フィードバック補正係数GAMMA[z]から所定の積分ステップ値LAMIを減少させて新たな空燃比フィードバック補正係数GAMMAを算出する。
次に空燃比制御手段402で実行される空燃比フィードバック制御と並行して空燃比学習制御手段403で実行される空燃比学習制御について図7により説明する。
S801では、内燃機関の前回の運転領域と現在の運転領域が同じ領域にあるかを判定し、同一領域にない場合は、S802に進んでタイマ部411のタイマをリセットし、S803でリッチリーン反転回数を計測するカウンタをゼロにクリアする。S801で、内燃機関の前回の運転領域と現在の運転領域が同一の領域にあると判定した場合は、S804に進み、空燃比フィードバック制御中であるか、水温センサ214によるエンジンの水温が所定値内にあるか等の空燃比学習制御を行うための条件が満たされているかを判定し、条件が満たされていない場合は、上述したS802〜S803を実行する。S804で、空燃比学習制御を行うための条件が満たされていると判定された場合は、S805に進み、タイマ部411のタイマ値がゼロであれば、S806に進んで応答遅れ時間算出部412の応答遅れ時間をセットする。応答遅れ時間DETIMEは、下記(式3)で算出する。
DETIME=DESENS+DEAIR………………………………(式3)
ここで、DESENSは、排気ガスが空燃比センサに到達してから、空燃比センサが排気ガスの状態を電気信号によりECU212に入力するまでの時間であり、これはセンサ単体の台上試験により計測することができる。
また、DEAIRは、内燃機関へ供給された混合気が排気ガスとなって空燃比センサに到達するまでの時間であり、排気ガス流量が内燃機関の吸入空気流量と同一であると仮定し、この排気ガス流量で空燃比センサまでの排気管容積が充満されるまでの時間がDEAIRであるとすると、DEAIRは下記(式4)により近似することができる。
DEAIR=(EXDENSITY×EXVOLUME)÷QAR………(式4)
ここで、QAR(kg/s)は内燃機関の吸入空気量であり、EXDENSITY(kg/m)は、排気ガスの密度であり、下記(式5)により算出する。
EXDENSITY=1.293×273.2/(273.2+EXTEMP)×(101.3+EXPRS)……………(式5)
ここで、EXTEMP(℃)は排気温度、EXPRS(kPa)は排気管圧力で、それぞれ内燃機関の吸入空気量QARに基づいた実験データから設定したテーブル等から求めることができる。EXVOLUME(m)は内燃機関の排気ポートから空燃比センサ213までの排気管容積である。また、1.293は標準状態の空気密度であり、101.3は大気圧(kPa)である。
S805でタイマ部411のタイマ値がゼロの場合は、S807に進む。S807では、タイマ部411が計測した、リッチリーンが反転した時からの時間と応答遅れ時間とを比較し、応答遅れ時間の方がタイマの計測値より長い(不等式が成立している)場合は、S808に進んで通常学習手段409による通常学習モードを実行し、S807で、応答遅れ時間の方がタイマの計測値より短い(不等式が不成立の)場合は、S809に進み反転回数カウンタをゼロクリアし、S810で急速学習手段410による急速学習モードを実行する。
次に、S808で通常学習手段409が行う通常学習モードの内容を図8のフローチャートにより説明する。S901でリッチリーン反転が発生したか否かを判断し、リッチリーン反転が発生した場合は、S902に進み反転回数カウンタNを1増加させ、S903に進み反転回数カウンタNに対応した偏差値GAMMABのメモリ領域に空燃比フィードバック補正係数GAMMAの基準値からの偏差(GAMMA−1)をセットしS904に進む。
S904で反転回数カウンタが4に達しているかを判断し、反転回数カウンタが4の場合は、S905に進み、学習値反映量ALPAVを算出する。ここでは学習値反映量ALPAVは、偏差値GAMMAB[1]〜GAMMAB[4]の平均値の50%としている。S906では、学習値KLMNTに学習値反映量ALPAVを加算して新たな学習値KLMNTを算出し、S907では、学習値に負担させた学習値反映量ALPAVを空燃比フィードバック補正係数GAMMAから減算して新たな空燃比フィードバック補正係数GAMMAを算出し、S908で反転回数カウンタNをゼロクリアし、S909に進みタイマ部411のタイマをゼロリセットし通常学習モードを終了する。
S901が不成立の場合は、S910でタイマ部411のタイマを所定値インクリメントして通常学習モードを終了する。
次に、S810で急速学習手段410が行う急速学習モードの内容を図9のフローチャートにより説明する。
S1001でリッチリーン反転が発生したか否かを判断し、リッチリーンの反転が発生した場合は、S1002に進み、タイマ部411のタイマをゼロリセットして、急速学習モードを終了する。S1001でリッチリーンの反転が発生していない場合は、S1003に進み、タイマ部411が計測した、リッチリーンの反転した時からの計測値と応答遅れ時間とを比較し、計測値=応答遅れ時間の場合は、S1004に進み、学習値更新時の空燃比フィードバック補正係数の基準値GAMMATMPに現在の空燃比フィードバック補正係数GAMMAをセットし、S1005に進む。S1005では、同様に学習値更新時の学習値の基準値KLMNTMPに現在の学習値KLMNTをセットし、S1006で、学習値KLMNTを、下記(式6)により算出する。
KLMNT=KLMNTMP+GAMMA−GAMMATMP……………(式6)
そして、S1007でタイマ部411のタイマを所定値インクリメントして急速学習モードを終了する。
以上説明した本発明の実施形態の内燃機関の空燃比制御装置によって制御したときの検出空燃比、空燃比フィードバック補正係数、学習値を図10に示す。
ブロック1101の運転領域に示されるように、目標空燃比14.7で内燃機関を運転し10secで運転領域を変化させたときの、空燃比センサで検出した検出空燃比1102、前記空燃比フィードバック補正係数であるGAMMA1103(基準値は1)、学習値であるKLMNT1104の変化を示したものであり、実線が本発明の実施形態であり、破線が従来技術の例である。
検出空燃比の挙動をみると、従来の空燃比制御装置と比べ、本発明の実施形態では、目標空燃比への応答性が約1.5秒向上していることが分かる。これは、ブロック1104の学習値KLMNTのグラフに示す通り、応答遅れ時間経過後に急速学習モードが実行され、急速学習モードが実行されている期間は、空燃比フィードバック補正係数GAMMAと学習値KLMNTにより同時に同方向に燃料噴射量に補正を加えているためである。
また、本発明の実施形態では、このような空燃比を目標空燃比に早期に制御するという空燃比の制御の応答性向上の効果だけではない。図10のブロック1104に示されるとおり、従来の空燃比制御装置では、本発明の実施形態の学習値の更新が開始されてから5秒の遅延期間の後に学習値の更新が開始されるので、この遅延期間に運転領域が変化すると、さらに学習値の更新が遅れることになる。本発明の実施形態では、この遅延期間中に運転領域が変化しても、学習値KLMNTの更新が可能であり、運転領域が時々刻々変化する場合であっても学習機会を逃さず良好な空燃比制御を実施することが可能である。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。また、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、タイマ部411が計測した、リッチリーンが反転した時からの計測値と応答遅れ時間とを比較し、応答遅れ時間の方がタイマの計測値より長い場合は、通常学習手段409による通常学習モードを実行し、応答遅れ時間の方がタイマの計測値より短い場合は、急速学習手段410による急速学習モードを実行するように構成している。これは、図11から明らかなように、空燃比センサ213で検出される空燃比と目標空燃比との偏差が、小さい場合と大きい場合とでは、空燃比フィードバック補正係数の挙動が異なっており、空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出する空燃比学習制御手段を、空燃比フィードバック補正係数の状態に適した学習値の学習方法にするためである。この空燃比フィードバック補正係数の状態を判別する方法としては、空燃比センサ213で検出される空燃比と目標空燃比との偏差によって判別するように構成しても良い。
また、タイマ部411が計測した、リッチリーンの反転した時からの計測値を所定の値と比較することにより簡易に空燃比フィードバック補正係数の状態を判別するように構成しても良い。さらに、所定の値を、運転状態に応じて記憶しておき、運転状態に応じて所定の値を読み出してリッチリーンの反転した時からの計測値と比較するようにしてもよい。
本発明の空燃比制御装置が適用されるエンジンのシステム構成図。 ECUの内部構成を示すブロック図。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置の基本的な内部構成を示すブロック図。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置の動作を示すフローチャート。 内燃機関の運転領域の区分方法を示す図。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置における空燃比制御の制御動作を示すフローチャート。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置における空燃比学習制御の制御動作を示すフローチャート。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置における通常学習モードの制御動作を示すフローチャート。 本発明に係る実施形態の空燃比制御装置における急速学習モードの制御動作を示すフローチャート。 本発明の空燃比制御装置による空燃比制御における学習値、空燃比フィードバック補正係数のグラフを示す図。 従来の空燃比制御装置による空燃比制御における学習値、空燃比フィードバック補正係数のグラフを示す図。
符号の説明
201…吸気温センサ、202…スロットル駆動モータ、203…スロットルボディ、204…インテークコレクタ(サージタンク)、205…吸気管圧力センサ、206…吸気分岐管、207…EGRバルブ、208…燃料噴射弁、209…吸気側可変動弁機構、210…点火コイル、211…排気側可変動弁機構、212…ECU、213…空燃比センサ、214…水温センサ、215…酸素センサ、216…エンジン、217…クランク角センサ、218…燃料タンク、219…燃料ポンプ、220…キャニスタ、221…燃料配管、222…プレッシャレギュレータ、223…パージバルブ、224…スロットルセンサ、225…大気圧センサ、301…センサ類、302…入力信号、311…制御出力信号

Claims (5)

  1. 内燃機関の回転数と吸入空気量に基づいて基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出部と、空燃比センサの出力信号に基づいて前記基本燃料噴射量を補正する空燃比フィードバック補正係数を算出する空燃比フィードバック補正係数算出部と、前記空燃比フィードバック補正係数に基づいて学習値を算出し、該学習値により前記基本燃料噴射量を補正する空燃比学習制御手段と、を備える内燃機関の空燃比制御装置であって、
    前記空燃比学習制御手段は、前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が小さいときに学習値を算出する通常学習手段と前記空燃比センサで検出される空燃比と目標空燃比との偏差が大きいときに学習値を算出する急速学習手段とを有することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
  2. 前記空燃比制御装置は、空燃比センサの出力信号に基づいて空燃比のリッチリーンを判定するリッチリーン判定部を備え、
    前記空燃比学習制御手段は、リッチリーン切替り後の経過時間を計測する経過時間計測部と、前記通常学習手段による学習値の算出と前記急速学習手段による学習値の算出との切替を行う学習モード切替部と、を有し、
    該学習モード切替部は、前記経過時間計測部の計測値が所定時間より短いときには前記通常学習手段で学習値を算出し、前記計測値が所定時間以上のときには前記急速学習手段で学習値を算出するように学習モードの切替を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 前記空燃比制御装置は、空燃比センサの出力信号に基づいて空燃比のリッチリーンを判定するリッチリーン判定部を備え、
    前記空燃比学習制御手段は、リッチリーン切替り後の経過時間を計測する経過時間計測部と、内燃機関へ供給された混合気が排気ガスとなって空燃比センサに到達するまでの時間と空燃比センサの応答遅れにより生じる応答遅れ時間を算出する応答遅れ時間算出部と、前記通常学習手段による学習値の算出と前記急速学習手段による学習値の算出との切替を行う学習モード切替部と、を有し、
    前記学習モード切替部は、前記経過時間計測部の計測値が応答遅れ時間算出部で算出された応答遅れ時間より短いときには前記通常学習手段で学習値を算出し、前記計測値が前記応答遅れ時間以上のときには前記急速学習手段で学習値を算出するように学習モードの切替を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  4. 前記空燃比学習制御手段は、前記通常学習手段及び急速学習手段により算出された学習値を内燃機関の運転状態毎に異なるメモリ領域に記憶する学習値記憶部と、前記学習値記憶部から内燃機関の運転状態に対応した学習値を、前記基本燃料噴射量を補正する学習値として読み出す学習値読み出し部と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  5. 前記急速学習手段は、その学習値更新周期を、前記空燃比フィードバック補正係数算出部の空燃比フィードバック補正係数の更新周期と等しくすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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