JP2008038696A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関において、ブローバイガスに含まれるオイル成分をミスト状にさせないことで、ブローバイガスのミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着することを抑制しデポジットが生成されることを抑制する技術を提供する。
【解決手段】内燃機関1の吸気通路3におけるブローバイガス導入部と低圧EGRガス導入部とが近接配置された部位にヒータ50を備える。
【選択図】図1
【解決手段】内燃機関1の吸気通路3におけるブローバイガス導入部と低圧EGRガス導入部とが近接配置された部位にヒータ50を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関に関し、特に内燃機関の吸気通路にブローバイガス及びEGRガスを還流させる内燃機関に関する。
内燃機関のクランクケースには、シリンダとピストンとの間隙を通過して未燃ガスや既燃ガスが燃焼室から漏出し、ブローバイガスが発生している。ブローバイガスをクランクケースに放置すると燃費の悪化やエンジンオイルの劣化等の原因となる。このため、ブローバイガスをクランクケースから内燃機関の吸気通路に還流させて、内燃機関で燃焼させることが行われている。
そして、ブローバイガスを吸気通路に還流させるブローバイガス還流通路(以下、PCV(Positive Crankcase Ventilation)通路という)と、吸気通路と、を接続する接続部分が閉塞することを防止するため、PCV通路の吸気通路側の少なくとも先端部に加熱手段を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−64408号公報
特開2004−204720号公報
特開2004−316594号公報
特開2002−371920号公報
ところで、内燃機関は、排気再循環(EGR)によって内燃機関の吸気通路に排気を還流させるために、ターボチャージャのタービンより下流の排気通路を流れる排気の一部をEGRガスとしてターボチャージャのコンプレッサより上流の吸気通路に還流させる低圧EGR通路を備える場合がある。
このような内燃機関では、ブローバイガスとEGRガスとを共に吸気通路に還流させるため、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路内で混ざることになる。このとき、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着してデポジットが生成される場合がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内燃機関において、ブローバイガスに含まれるオイル成分をミスト状にさせないことで、ブローバイガスのミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着することを抑制しデポジットが生成されることを抑制する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
内燃機関の吸気通路におけるブローバイガス導入部とEGRガス導入部とが近接配置された部位に加熱手段を備えたことを特徴とする内燃機関である。
内燃機関の吸気通路におけるブローバイガス導入部とEGRガス導入部とが近接配置された部位に加熱手段を備えたことを特徴とする内燃機関である。
ブローバイガスとEGRガスとを共に吸気通路に還流させる場合には、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路内で混ざることになる。このとき、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着してデポジットが生成される場合がある。
そこで、本発明では、吸気通路におけるブローバイガス導入部とEGRガス導入部とが近接配置された部位に加熱手段を備え、例えば吸気通路を流通する新気やEGRガスが低温である場合に冷えて気体からミスト状に変化しようとするブローバイガスに含まれるオイル成分をEGRガスと混ざる際に温めるようにした。
これによると、ブローバイガスに含まれるオイル成分は吸気通路に導入されEGRガスと混ざる部位で加熱手段によって温められる。このため、例えば吸気通路を流通する新気やEGRガスが低温である場合にブローバイガスに含まれるオイル成分が吸気通路内で冷えて気体からミスト状に変化することが抑制され、ブローバイガスに含まれるオイル成分は温められて気体に維持される。この結果、ブローバイガスに含まれる気体に維持されたオイル成分はEGRガスと混ざっても当該オイル成分にEGRガス中のカーボンが付着せず、デポジットを生成することなく吸気通路を下流へ流れていく。
つまり、ブローバイガスに含まれるオイル成分をミスト状にさせないことで、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着することを抑制しデポジットが生成されることを抑制することができる。
前記ブローバイガス導入部は、前記EGRガス導入部よりも上流側の前記吸気通路に配置されるとよい。
これによると、ブローバイガスはEGRガスと混ざる前に吸気通路内へ導入される。このため、ブローバイガスに含まれるオイル成分はEGRガスと混ざる前に加熱手段で温められ、気体に維持される。よって、ブローバイガスに含まれるオイル成分はより確実に気体に維持された状態でEGRガスと混ざることができる。
前記ブローバイガス導入部は、前記EGRガス導入部と同一周上の前記吸気通路に配置されるとよい。
これによると、吸気通路におけるブローバイガス導入部とEGRガス導入部とが近接配置された部位の吸気流れ方向の長さが短縮される。このため、当該部位に備えられる加熱手段の吸気流れ方向の長さを短縮することができ、加熱手段をより小型化することができる。これにより、加熱手段にかかる設置コスト及びエネルギコストを削減することができる。
前記ブローバイガス導入部では、ブローバイガスが前記吸気通路の上方から導入されるとよい。
これによると、ブローバイガスに含まれるミスト状や液状のオイル成分は吸気通路内へ流れ落ちる。このため、ブローバイガスに含まれるミスト状や液状のオイル成分は逆流してPCV通路に溜まってしまうことがない。また、EGRガス導入部では、例えばEGRガスが吸気通路の側方から導入されたりする。
前記吸気通路における前記ブローバイガス導入部及び前記EGRガス導入部よりも下流に配置された吸気温度検出手段と、前記吸気温度検出手段が検出する吸気温度が所定温度以下のときに前記加熱手段で加熱を行う加熱制御手段と、を備えるとよい。
ここで、所定温度とは、吸気温度がそれ以下になるとブローバイガスに含まれるオイル成分が冷えて気体からミスト状に変化するおそれがある温度である。
これによると、吸気温度が低温のためにブローバイガスに含まれるオイル成分が冷えて
気体からミスト状に変化するおそれがある場合に限って加熱手段で加熱を行う。このため、吸気温度が高温でありブローバイガスに含まれるオイル成分が気体に維持される場合には加熱手段で加熱を行わず、省エネルギ化を図ることができる。
気体からミスト状に変化するおそれがある場合に限って加熱手段で加熱を行う。このため、吸気温度が高温でありブローバイガスに含まれるオイル成分が気体に維持される場合には加熱手段で加熱を行わず、省エネルギ化を図ることができる。
本発明によると、内燃機関において、ブローバイガスに含まれるオイル成分をミスト状にさせないことで、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着することを抑制しデポジットが生成されることを抑制することができる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンである。
図1は、本実施例に係る内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンである。
内燃機関1には、吸気通路3が接続されている。吸気通路3の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング5aが配置されている。また、コンプレッサハウジング5aよりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量を調節する第1スロットル6が配置されている。第1スロットル6よりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する新気吸入空気(新気)の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ7が配置されている。このエアフローメータ7により、内燃機関1の新気量が測定される。
コンプレッサハウジング5aよりも下流の吸気通路3には、吸気と外気とで熱交換を行うインタークーラ8が配置されている。そして、インタークーラ8よりも下流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量を調整する第2スロットル9が配置されている。
一方、内燃機関1には、排気通路4が接続されている。排気通路4の途中には、ターボチャージャ5のタービンハウジング5bが配置されている。また、タービンハウジング5bよりも下流の排気通路4には、パティキュレートフィルタ(以下、単にフィルタという。)10が配置されている。このフィルタ10には、吸蔵還元型NOx触媒(以下、単にNOx触媒という。)が担持されている。フィルタ10は、排気中の粒子状物質を捕集する。また、NOx触媒は、該NOx触媒に流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中のNOxを吸蔵し、一方、該NOx触媒に流入する排気の酸素濃度が低下したときは吸蔵していたNOxを放出する。その際、排気中に炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)等の還元成分が存在していれば、該NOx触媒から放出されたNOxが還元される。なお、NOx触媒の代わりに、酸化触媒または三元触媒をフィルタ10に担持させてもよい。
さらに、内燃機関1には、排気通路4内を流通する排気の一部を低圧で吸気通路3へ還流させる低圧EGR装置30が備えられている。この低圧EGR装置30は、低圧EGR通路31、低圧EGR弁32、及びEGRクーラ33を備えて構成されている。
低圧EGR通路31は、フィルタ10よりも下流側の排気通路4と、コンプレッサハウジング5aよりも上流且つ第1スロットル6よりも下流側の吸気通路3と、を接続している。この低圧EGR通路31を通って、排気(以下、低圧EGRガスという)が低圧で内燃機関1へ送られる。
低圧EGR弁32は、低圧EGR通路31の通路断面積を調整することにより、該低圧EGR通路31を流れる低圧EGRガスの量を調整する。さらに、EGRクーラ33は、該EGRクーラ33を通過する低圧EGRガスと、内燃機関1の冷却水とで熱交換をして、該低圧EGRガスの温度を低下させる。
また、内燃機関1には、内燃機関1のクランクケースに発生するブローバイガスを吸気通路3へ還流させるPCV通路40が備えられている。
PCV通路40は、内燃機関1のクランクケースと、コンプレッサハウジング5aよりも上流且つ第1スロットル6よりも下流側の吸気通路3と、を接続している。PCV通路40は、コンプレッサの働きによって吸気通路3内に発生する負圧を利用して内燃機関1のクランクケースのブローバイガスを吸気通路3に吸引する。このPCV通路40を通って、ブローバイガスが内燃機関1へ送られる。
ここで、PCV通路40が吸気通路3に接続されたブローバイガス導入部3aと、低圧EGR通路31が吸気通路3に接続された低圧EGRガス導入部3bと、は近接配置されている。そして、本実施例では、図2の上視図に示すようにブローバイガス導入部3aが、低圧EGRガス導入部3bよりも上流側の吸気通路3に配置されている。
また、図3の断面図に示すようにPCV通路40は吸気通路3に対して上方から接続されており、ブローバイガス導入部3aでは、ブローバイガスが吸気通路3の上方から導入される。一方、低圧EGR通路31は吸気通路3に対して側方から接続されており、低圧EGRガス導入部3bでは、低圧EGRガスが吸気通路3の側方から導入される。
そして、吸気通路3におけるこのブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとが近接配置された部位を覆うように電熱線のヒータ50が備えられている。ヒータ50は、電力供給されることにより、吸気通路3におけるブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとが近接配置された部位を流通する吸気を温める。ヒータ50が本発明の加熱手段に相当する。
また、吸気通路3におけるブローバイガス導入部3a及び低圧EGRガス導入部3bよりも下流且つコンプレッサハウジング5aよりも上流には、吸気温度センサ11が配置されている。吸気温度センサ11は、新気、ブローバイガス、及び低圧EGRガスの混合した吸気の温度を検出する。吸気温度センサ11が本発明の吸気温度検出手段に相当する。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU12が併設されている。このECU12は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。
一方、ECU12には、第1スロットル6、第2スロットル9、低圧EGR弁32、及びヒータ50が電気配線を介して接続されており、該ECU12によりこれらの機器が制御される。また、ECU12には、吸気温度センサ11が電気配線を介して接続され、吸気温度センサ11の出力信号がECU12に入力されるようになっている。
ここで、ブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとは近接配置されており、ブローバイガスとEGRガスとが吸気通路3内で混ざることになる。このとき、ブローバイガスに含まれるオイル成分がミスト状であると、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分に低圧EGRガス中のカーボンが付着してデポジットが生成される場合がある。
そこで、本実施例では、吸気通路3におけるブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとが近接配置された部位を覆うようにヒータ50を備え、例えば吸気通路3を流通する新気や低圧EGRガスが低温である場合に冷えて気体からミスト状に変化しようとするブローバイガスに含まれるオイル成分を低圧EGRガスと混ざる際に温めている。
このように構成された本実施例では、ブローバイガスに含まれるオイル成分は吸気通路3に導入され低圧EGRガスと混ざる部位でヒータ50によって温められる。このため、例えば吸気通路3を流通する新気や低圧EGRガスが低温である場合にブローバイガスに含まれるオイル成分が吸気通路3内で冷えて気体からミスト状に変化することが抑制され、ブローバイガスに含まれるオイル成分は温められて気体に維持される。この結果、ブローバイガスに含まれる、気体に維持されたオイル成分は低圧EGRガスと混ざっても当該オイル成分に低圧EGRガス中のカーボンが付着せず、デポジットを生成することなく吸気通路3を下流へ流れていく。
つまり、ブローバイガスに含まれるオイル成分をミスト状にさせないことで、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイル成分に低圧EGRガス中のカーボンが付着することを抑制しデポジットが生成されることを抑制することができる。
ところで、本実施例では、図2に示すようにブローバイガス導入部3aは、低圧EGRガス導入部3bよりも上流側の吸気通路3に配置されている。
このように構成された本実施例では、ブローバイガスは低圧EGRガスと混ざる前に吸気通路3内へ導入される。このため、ブローバイガスに含まれるオイル成分は低圧EGRガスと混ざる前にヒータ50で温められ、気体に維持される。よって、ブローバイガスに含まれるオイル成分はより確実に気体に維持された状態で低圧EGRガス導入部3bに到達して低圧EGRガスと混ざることができる。
また、本実施例においては、図3に示すようにブローバイガス導入部3aでは、ブローバイガスが吸気通路3の上方から導入されている。
このように構成された本実施例では、ブローバイガスに含まれるミスト状や液状のオイル成分はブローバイガス導入部3aから落下して吸気通路3内へ流れ落ちる。このため、ブローバイガスに含まれるミスト状や液状のオイル成分は逆流してPCV通路40に溜まってしまうことがない。
次に、本実施例によるヒータ加熱制御のフローについて説明する。図4は、本実施例によるヒータ加熱制御のフローを示したフローチャートである。本ルーチンは、所定の時間毎に繰り返し実行される。ここで、本フローの制御を行うECU12が、本発明における加熱制御手段に相当する。
ステップS101では、ECU12は、吸気温度センサ11が検出する吸気温度が所定温度以下であるか否かを判別する。
ここで、所定温度とは、吸気温度センサ11が検出する吸気温度がそれ以下になるとブローバイガスに含まれるオイル成分が冷えて気体からミスト状に変化するおそれがある温度であり、予め実験などから求められている。
ステップS101において吸気温度が所定温度以下であると肯定判定された場合には、ステップS102へ進む。一方、吸気温度が所定温度よりも高いと否定判定された場合に
は、ステップS103へ進む。
は、ステップS103へ進む。
ステップS102では、ECU12は、ヒータ50へ電力供給しヒータ50で加熱を行い、吸気通路3におけるブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとが近接配置された部位を流通する吸気を温める。本ステップは、ステップS101へ戻るループを形成しており、本ステップの後には、ステップS101へ移行する。
一方、ステップS103では、ECU12は、ヒータ50への電力供給を遮断し、吸気を温めることを停止する。その後、本ルーチンを終了する。
このようなヒータ加熱制御のフローを実施することにより、吸気温度センサ11が検出する吸気温度が低温のためにブローバイガスに含まれるオイル成分が冷えて気体からミスト状に変化するおそれがある場合に限ってヒータ50で加熱を行う。このため、吸気温度センサ11が検出する吸気温度が高温でありブローバイガスに含まれるオイル成分が気体に維持される場合にはヒータ50で加熱を行わず、余計な加熱をしないことにより省エネルギ化を図ることができる。
なお、上記実施例では図2の上視図に示すようにブローバイガス導入部3aが、低圧EGRガス導入部3bよりも上流側の吸気通路3に配置されていた。しかし、図5の上視図に示すようにブローバイガス導入部3aが、低圧EGRガス導入部3bと同一周上の吸気通路3に配置されるようにしてもよい。このような構成であると、吸気通路3におけるブローバイガス導入部3aと低圧EGRガス導入部3bとが近接配置された部位の吸気流れ方向の長さが短縮される。このため、当該部位を覆うように備えられる破線で示すヒータ50の吸気流れ方向の長さを短縮することができ、ヒータ50をより小型化することができる。これにより、ヒータ50にかかる設置コスト及びエネルギコストを削減することができる。
本発明に係る内燃機関は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
3a ブローバイガス導入部
3b 低圧EGRガス導入部
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 第1スロットル
7 エアフローメータ
8 インタークーラ
9 第2スロットル
10 フィルタ
11 吸気温度センサ
12 ECU
30 低圧EGR装置
31 低圧EGR通路
32 低圧EGR弁
33 EGRクーラ
40 PCV通路
50 ヒータ
2 気筒
3 吸気通路
3a ブローバイガス導入部
3b 低圧EGRガス導入部
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 第1スロットル
7 エアフローメータ
8 インタークーラ
9 第2スロットル
10 フィルタ
11 吸気温度センサ
12 ECU
30 低圧EGR装置
31 低圧EGR通路
32 低圧EGR弁
33 EGRクーラ
40 PCV通路
50 ヒータ
Claims (5)
- 内燃機関の吸気通路におけるブローバイガス導入部とEGRガス導入部とが近接配置された部位に加熱手段を備えたことを特徴とする内燃機関。
- 前記ブローバイガス導入部は、前記EGRガス導入部よりも上流側の前記吸気通路に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 前記ブローバイガス導入部は、前記EGRガス導入部と同一周上の前記吸気通路に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 前記ブローバイガス導入部では、ブローバイガスが前記吸気通路の上方から導入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関。
- 前記吸気通路における前記ブローバイガス導入部及び前記EGRガス導入部よりも下流に配置された吸気温度検出手段と、
前記吸気温度検出手段が検出する吸気温度が所定温度以下のときに前記加熱手段で加熱を行う加熱制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006212152A JP2008038696A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006212152A JP2008038696A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008038696A true JP2008038696A (ja) | 2008-02-21 |
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ID=39174028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006212152A Withdrawn JP2008038696A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 内燃機関 |
Country Status (1)
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-
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- 2006-08-03 JP JP2006212152A patent/JP2008038696A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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