JP2008038521A - 掘削装置およびその拡縮翼の拡大方法 - Google Patents

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Abstract

【要 約】
【課 題】 拡縮翼を円滑に拡大させること。
【解決手段】 掘削装置は、オーガ(4)の下端に掘削ヘッド(6)が設けられているとともに、この掘削ヘッドの上方に、外側に開いた拡大位置と、この拡大位置よりも縮んだ縮小位置との間を拡縮する拡縮翼(7)が設けられている。そして、オーガには、吐出口(33)から流体を吐出するための流体供給流路(11)が設けられ、この吐出口の吐出方向が、縮小位置の拡縮翼に向いているとともに、拡縮翼を縮小位置から拡大位置に変位させる方向である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、拡縮される拡縮翼を備えた掘削装置に関する。
従来の掘削装置は、たとえば、特開平10−317867号公報(特許文献1)に記載のように、拡縮翼は、オーガの回転と、この回転に伴う土圧により、拡縮している。しかしながら、オーガを回転させても、必ずしも、拡縮翼が正常に作動して、拡縮するとは限らない。たとえば、拡縮翼を縮小位置から拡大位置に回動させる場合に、拡縮翼の先端部が地盤に引っ掛からず、事前に掘削された孔の内面をなめながら回転し、拡縮翼が変位しないことがある。また、拡縮翼を拡大位置から縮小位置にさせる場合に、拡縮翼とオーガ本体との間に石や土砂などが嵌まっており、拡縮翼が変位しないことがある。
特開平10−317867号公報
解決しようとする問題点は、オーガの回転と、この回転に伴う土圧により、拡縮翼を拡縮させると、円滑に拡縮しないことがある点である。
本発明の掘削装置は、オーガ(4)の下端に掘削ヘッド(6)が設けられているとともに、この掘削ヘッドの上方に、外側に開いた拡大位置と、この拡大位置よりも縮んだ縮小位置との間を拡縮する拡縮翼(7)が設けられている。そして、オーガには、吐出口(33)から流体を吐出するための流体供給流路(11)が設けられ、この吐出口の吐出方向が、縮小位置の拡縮翼に向いているとともに、拡縮翼を縮小位置から拡大位置に変位させる方向である。
また、オーガには、拡縮翼を揺動可能に支持する拡縮翼支持体(26)が回動可能に設けられており、この拡縮翼支持体(4a)には、前記吐出口が設けられているとともに、拡縮翼支持体は、掘削ヘッドが掘削する際の正転時の正転位置と、掘削ヘッドの逆転時の逆転位置との間で、オーガ本体に対して相対的に回動し、正転位置では、前記吐出口とオーガ本体の流体供給流路との間の流れが遮断し、一方、逆転位置では、前記吐出口と、オーガ本体の流体供給流路とが連通し、オーガ本体の流体供給流路から吐出口を介して流体が吐出可能となる場合がある。
さらに、拡縮翼の揺動軸は、オーガの軸と略平行である場合がある。
そして、拡縮翼を拡大位置に付勢するバネなどの付勢手段がなく、オーガの回転力、それに伴う土圧および吐出口から吐出される流体の圧力の三者または、吐出される流体の圧力のみで、拡縮翼が拡大位置に変位する場合がある。
また、本発明の拡縮翼の拡大方法が使用される掘削装置は、オーガの下端に掘削ヘッドが設けられているとともに、この掘削ヘッドの上方に、外側に開いた拡大位置と、この拡大位置よりも縮んだ縮小位置との間を拡縮する拡縮翼が設けられている。そして、拡縮翼を拡大する際には、オーガの吐出口から吐出された流体を、縮小位置の拡縮翼に向けて吐出して、拡縮翼が縮小位置から拡大位置に変位することを助長する。
本発明によれば、拡縮翼を拡大する際には、オーガの吐出口から吐出された流体を、縮小位置の拡縮翼に向けて吐出して、拡縮翼が縮小位置から拡大位置に変位することを助長しているので、オーガの回転および、この回転に伴う土圧とともに、流体圧が加わるため、拡縮翼を円滑に拡大させることができる。しかも、拡縮翼を拡大位置から縮小位置に変位する際には、拡縮翼を縮小位置に変位させるのを妨げる石や土砂などが、吐出口からの流体圧により除去されているため、石や土砂などに妨げられずに、円滑に縮小位置に変位することができる。
また、オーガには、拡縮翼を揺動可能に支持する拡縮翼支持体が回動可能に設けられており、この拡縮翼支持体には、前記吐出口が設けられているとともに、拡縮翼支持体は、掘削ヘッドが掘削する際の正転時の正転位置と、掘削ヘッドの逆転時の逆転位置との間で、オーガ本体に対して相対的に回動し、正転位置では、前記吐出口とオーガ本体の流体供給流路との間の流れが遮断し、一方、逆転位置では、前記吐出口と、オーガ本体の流体供給流路とが連通し、オーガ本体の流体供給流路から吐出口を介して流体が吐出可能となる場合がある。この様な場合には、オーガを正転または逆転することにより、吐出口から流体を吐出したり、また、逆に、その流体の吐出を遮断したりすることができる。
さらに、拡縮翼の揺動軸が、オーガの軸と略平行である場合には、オーガの回転により、その回転力およびそれに伴う土圧で、拡縮翼を拡縮することができる。
拡縮翼を円滑に拡大させるという目的を、拡縮翼を拡大する際には、オーガの吐出口から吐出された流体を、縮小位置の拡縮翼に向けて吐出して、拡縮翼が縮小位置から拡大位置に変位することを助長することで実現した。
次に、本発明における掘削装置およびその拡縮翼の拡大方法の一実施例について、図1ないし図5を用いて説明する。図1は本発明における掘削装置の実施の一形態の側面図である。図2は掘削装置のオーガの下部エレメントの正面図である。図3は拡大位置の拡縮翼の説明図である。図4は縮小位置の拡縮翼の説明図である。図5は掘削ヘッドの底面図である。なお、図3および図4では、流体供給流路や吐出口などが分かり易いように、部分的に断面で図示されている。
まず始めに、掘削装置の全体構成を図1で説明する。
スクリューオーガ掘削装置は、走行車体1と、この走行車体1に立設しているリーダ2と、このリーダ2に上下動可能に取り付けられている電動モータなどの回転駆動装置としての原動機3と、この原動機3に回転駆動されるオーガ4と、このオーガ4の下端に設けられている掘削ヘッド6と、掘削ヘッド6の上方に設けられているとともに、先端に掘削刃を有するレバー状の拡縮翼7とを備えている。
オーガ4は、円筒状をしており、内部に流体供給流路11が形成されている。また、オーガ4の外周には、スクリュー板12が螺旋状に固定して設けられている。オーガ4は軸方向に複数のエレメントに分割可能に構成されており、原動機3に回転駆動される上部エレメント16、掘削ヘッド6を具備する下部エレメント17および延長用エレメント18で構成されている。そして、延長用エレメント18を、上部エレメント16と下部エレメント17との間に、取り付け・取り外しすることにより、オーガ4の長さを適宜変更することができる。上部エレメント16、延長用エレメント18および下部エレメント17は着脱可能に、かつ、一体に回転および上下動するように固定される。
オーガ4の流体供給流路11の上端部は、スイベルやパイプなど(図示しない)を介して、流体供給源(図示しない)に接続されており、加圧空気、水、セメント、掘削液、根固め液などの流体を流体供給流路11に供給することができる。
また、オーガ4の流体供給流路11は、延長用エレメント18にも軸方向に貫通して形成されており、その下端は下部エレメント17に達している。この下部エレメント17には、ヘッド弁21などの流体出口が形成されている。
図2および図5に図示するように、オーガ4の下部エレメント17の下端部には掘削ヘッド6が設けられ、この掘削ヘッド6には複数の掘削ビット23が設けられている。
さらに、下部エレメント17には、掘削ヘッド6の上方に、拡縮翼7を揺動可能に支持する拡縮翼支持体26が、回動可能に設けられている。拡縮翼支持体26は、筒部27と、この筒部27の上部および下部に設けられている板状の張出部28とを備えている。筒部27には、オーガ本体4aが挿入されており、筒部27はオーガ本体4aに対して回転可能となっている。そして、拡縮翼支持体26の上下の張出部28に、拡縮翼7が軸29を中心として揺動可能に取り付けられている。この軸29はオーガ4の軸に略平行となっている。
また、拡縮翼支持体26には、拡縮翼7の回動を拡大位置に規制するストッパー31が設けられている。この実施例の場合には、拡縮翼7は2個設けられているが、各々の拡縮翼7に対応して、吐出口33が拡縮翼支持体26の筒部27に設けられている。吐出口33は、拡縮翼7の付け根部付近に設けられ、吐出口33の吐出方向は、図4の縮小位置にある拡縮翼7に向かっているとともに、この縮小位置にある拡縮翼7を図3に図示する拡大位置に変位させる方向である。
さらに、拡縮翼支持体26には、オーガ4の本体4aとの相対回動位置を規制する第1係止部36および第2係止部37が設けられている。一方、オーガ4の本体4aには突起39が設けられている。この突起39が、第1係止部36と第2係止部37との間に形成された空間41に嵌まり込んでいる。この空間41は、図3および図4では、外部に開放して図示されているが、実際は、空間41は露出しないように、図示しないカバーで覆われている。この様にして、オーガ本体4aに対する拡縮翼支持体26の相対回動は、突起39が第2係止部37に係止される正転位置(図4に図示する位置)と、突起39が第1係止部36に係止される逆転位置(図3に図示する位置)との間で行われる。
オーガ本体4aには、その中心に、流体供給流路11のメイン流路11aが、オーガ本体4aの軸に沿って形成されている。このメイン流路11aから径方向に、吐出口33に対応して、枝流路11bが形成されている。そして、オーガ本体4aと拡縮翼支持体26との位置関係が逆転位置(図3に図示する位置)の場合には、枝流路11bと吐出口33とが連通して、流体供給流路11から吐出口33を介して流体を吐出することが可能となる。
一方、オーガ本体4aと拡縮翼支持体26との位置関係が正転位置(図4に図示する位置)の場合には、枝流路11bと吐出口33との連通が遮断し、吐出口33からの吐出は不能となる。
この様に構成されている掘削装置で、地面に孔を掘削する際には、原動機3を稼働して、オーガ4を正転させながら、リーダ2に沿って下降させる。オーガ4の回転力は、オーガ本体4aの突起39、拡縮翼支持体26の第2係止部37を介して、拡縮翼支持体26に伝達され、拡縮翼支持体26はオーガ4と一体に回転する。そして、このオーガ4の正転時には、オーガ4の回転に伴う土圧などにより、拡縮翼7は図4に図示する縮小位置になる。また、この掘削時に、オーガ4の流体供給流路11を介してヘッド弁21から、加圧空気、水、セメント、掘削液、根固め液などの流体を地盤に吐出することができる。さらに、流体供給流路11の枝流路11bは、図4に図示するように、吐出口33の位置からズレており、吐出口33から流体が吐出されることはない。
この様にして掘削された孔の下端部を、拡大掘りする際には、掘削ヘッド6が掘削された孔の底部にある状態で、原動機3を稼働して、オーガ4を逆転(図3参照)させる。すると、オーガ本体4aの突起39は、図4に図示する第2係止部37との係合(正転位置)から、図3および図4において左回転し、図3に図示する第1係止部36との係合(逆転位置)となる。この図3に図示する逆転位置では、流体供給流路11の枝流路11bの先端部が、吐出口33の位置と一致し、流体供給流路11を介して吐出口33から流体を吐出することが可能となる。また、オーガ4の回転力は、オーガ本体4aの突起39、拡縮翼支持体26の第1係止部36を介して、拡縮翼支持体26に伝達され、拡縮翼支持体26はオーガ4と一体に回転する。この拡大掘り時に、オーガ4の流体供給流路11を介して吐出口33から、加圧空気、水、セメント、掘削液、根固め液などの流体を、縮小位置にある拡縮翼7に向かって吐出すると、この吐出口33からの流体圧により、拡縮翼7を拡大位置に向かって付勢することができる。この流体の付勢力、拡縮翼支持体26の回転力、および、この回転に伴う土圧などにより、拡縮翼7は円滑に縮小位置から拡大位置へ変位することができる。そして、拡大位置の拡縮翼7が、オーガ4とともに回転することにより、孔の下部が拡大堀りされる。
掘削ヘッド6を、掘削された孔から抜く際には、原動機3を稼働して、オーガ4を正転させる。すると、オーガ本体4aの突起39は、図3に図示する逆転位置から、図3および図4において右回転し、図4に図示する正転位置となる。そして、拡縮翼支持体26はオーガ4と一体に回転する。この回転力および、それに伴う土圧などにより、拡縮翼7は図4に図示する縮小位置になる。拡縮翼7において吐出口33の配置側では、土砂や石などの障害物は、吐出口33からの流体圧により除去されているので、拡縮翼7は拡大位置から縮小位置に円滑に回動することができる。そして、掘削ヘッド6を、従来のものと同様にして、リーダ2に沿って上昇させる。
また、前述の孔の掘削時および拡大堀り時などには、適宜、オーガ4のヘッド弁21から、加圧空気、水、セメント、掘削液、根固め液などの流体を地盤に吐出することができる。
前述の様に、実施の形態においては、オーガ4の正転・逆転により、オーガ4の流体供給流路11と吐出口33との間の流れを遮断または接続することができ、この吐出口33からの流体の吐出により、拡縮翼7の拡大位置へ付勢することができる。その結果、オーガ4の逆転時に、拡縮翼7を拡大位置に円滑に変位させることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)上述の実施例では、拡縮翼7の枚数は2枚であるが、その枚数、材質や構造などは、適宜選択可能である。
(2)拡縮翼7を拡大位置に規制するストッパー31は、拡縮翼7を拡大位置に係止することができるならば、その構造や形式などは適宜選択可能である。
(3)拡縮翼支持体26の回動位置をオーガ本体4aに対して規制する拡縮翼支持体用回動位置規制手段(上記実施例では、第1係止部36、第2係止部37および突起39)は、拡縮翼支持体26の回動位置をオーガ本体4aに対して規制することができるならば、その構造などは適宜変更可能である。
(4)拡縮翼7の回動を付勢するバネなどの付勢手段を設けることも可能である。ただし、付勢手段を設けると構造などが複雑となるので、設けないことが好ましい。
(5)スクリュー板12は、拡縮翼7の変位の妨げにならないように設けられていれば良く、オーガ4の全長にわたって設けることも可能であるし、部分的に設けることも可能である。
(6)掘削ヘッド6の構造や形式などは適宜選択可能である。
(7)流体供給流路と吐出口との接続の遮断・連通は、オーガ本体と拡縮翼支持体との相対的回動により行われているが、他の手段たとえば、他の形式の切換弁や開閉弁などで行うことも可能である。ただし、オーガ本体と拡縮翼支持体との相対的回動により、行うことが好ましい。
(8)拡縮翼の揺動軸は、オーガの軸と略平行であるが、必ずしも平行である必要はない。ただし、平行であることが好ましい。
(9)吐出口33への流体供給流路11は、吐出口33の専用であることも可能であるし、また、他の用途の流体供給流路と兼用であることも可能である。
拡縮翼を拡大する際には、オーガの吐出口から吐出された流体を、縮小位置の拡縮翼に向けて吐出して、拡縮翼が縮小位置から拡大位置に変位することを助長しているので、拡縮翼を円滑に拡縮することができる。したがって、拡縮翼を備えた掘削装置に適用することが最適である。
図1は本発明における掘削装置の実施の一形態の側面図である。 図2は掘削装置のオーガの下部エレメントの正面図である。 図3は拡大位置の拡縮翼の説明図である。 図4は縮小位置の拡縮翼の説明図である。 図5は掘削ヘッドの底面図である。
符号の説明
4 オーガ
4a オーガ本体
6 掘削ヘッド
7 拡縮翼
11 流体供給流路
26 拡縮翼支持体
33 吐出口

Claims (5)

  1. オーガの下端に掘削ヘッドが設けられているとともに、
    この掘削ヘッドの上方に、外側に開いた拡大位置と、この拡大位置よりも縮んだ縮小位置との間を拡縮する拡縮翼が設けられている掘削装置において、
    前記オーガには、吐出口から流体を吐出するための流体供給流路が設けられ、
    この吐出口の吐出方向が、縮小位置の拡縮翼に向いているとともに、拡縮翼を縮小位置から拡大位置に変位させる方向であることを特徴とする掘削装置。
  2. 前記オーガには、拡縮翼を揺動可能に支持する拡縮翼支持体が回動可能に設けられており、
    この拡縮翼支持体には、前記吐出口が設けられているとともに、
    拡縮翼支持体は、掘削ヘッドが掘削する際の正転時の正転位置と、掘削ヘッドの逆転時の逆転位置との間で、オーガ本体に対して相対的に回動し、正転位置では、前記吐出口とオーガ本体の流体供給流路との間の流れが遮断し、一方、逆転位置では、前記吐出口と、オーガ本体の流体供給流路とが連通し、オーガ本体の流体供給流路から吐出口を介して流体が吐出可能となることを特徴としている請求項1記載の掘削装置。
  3. 前記拡縮翼の揺動軸は、オーガの軸と略平行であることを特徴としている請求項1または2記載の掘削装置。
  4. 前記拡縮翼を拡大位置に付勢するバネなどの付勢手段がなく、オーガの回転力、それに伴う土圧および吐出口から吐出される流体の圧力の三者または、吐出される流体の圧力のみで、拡縮翼が拡大位置に変位することを特徴としている請求項1,2または3記載の掘削装置。
  5. オーガの下端に掘削ヘッドが設けられているとともに、
    この掘削ヘッドの上方に、外側に開いた拡大位置と、この拡大位置よりも縮んだ縮小位置との間を拡縮する拡縮翼が設けられている掘削装置の拡縮翼の拡大方法において、
    前記オーガの吐出口から吐出された流体を、縮小位置の拡縮翼に向けて吐出して、拡縮翼が縮小位置から拡大位置に変位することを助長することを特徴とする拡縮翼の拡大方法。
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