JP6964444B2 - 杭穴掘削ヘッド - Google Patents
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Description
また、一の手段では、掘削径を拡大する場合には、可動掘削刃の先端で土圧を受けて、一旦ストッパーの規制を外して、掘削腕をさらに大きく揺動させて拡大径で掘削していた。また、掘削ロッドを逆回転して、可動掘削刃の先端で土圧を受けて、掘削腕を他側に大きく揺動させて、拡大掘削する場合もあった。
また、前記第2のスプライン機構による場合には、装置は大がかりになるももの、掘削軸と駆動軸が第1位置にあるか第2位置にあるかは、杭穴底に止まった掘削軸に対して、駆動軸が下がりそのまま回転されることにより、第2位置への切り替えが行われたことを地上から確認できた。しかし、この機構の場合、固定掘削刃のかなり上方に可動掘削刃を配置せざるを得なく、可動掘削刃の先端高さと固定掘削刃の高さ位置とが大きくならざるを得ず、杭穴の底付近まで可動掘削刃で拡大掘削することはできなかった。
(1) 前記掘削ロッドの下端に連結できる中空の外駆動ロッド内に、内駆動ロッドの上部を挿入して、前記内駆動ロッドの下部を前記外駆動ロッドの下方に突出させた。
(2) 前記外駆動ロッドに、前記外駆動ロッドの上下動にしたがって上下動し、かつ前記外駆動ロッドの回転から独立した支持リングを取り付けた。
(3) 前記支持リングに形成した前記内駆動ロッドの軸から放射方向の操作軸に、支持リングと共に回転してかつ支持リングと共に上下動する直線状の操作部材の上端部を取り付け、前記操作部材はその軸方向に上下動するように形成した。
(4) 前記内駆動ロッドの下端部に、下端に固定掘削刃を設けたヘッド本体を形成し、前記ヘッド本体の側面から放射状でかつ前記内駆動ロッドの軸と直交する揺動軸を設けて、前記揺動軸に、下端に可動掘削刃を有する掘削腕を軸止し、前記可動掘削刃を上下方向で前記固定掘削刃の直上に位置させた。
(5) 前記掘削ヘッドに、前記揺動軸から離れた位置に連結部を有する操作突起を突設し、前記操作突起の連結部に、前記操作部材の下端部を回転自在に連結した。
(6) 前記内駆動ロッドが、第1位置で前記外駆動ロッドの回転と昇降にしたがって回転および昇降し、第2位置で上部が前記外駆動ロッド内に格納されて、かつ前記外駆動ロッドの回転と昇降にしたがって回転および昇降するように、
前記内駆動ロッドの外面と前記外駆動ロッドの内面との間に駆動凹部および駆動凸部を形成した。
(7) 前記ヘッド本体の回転軸に対して、前記掘削腕の可動掘削刃は、前記第1位置で小回転軌跡を取り、第2位置で大回転軌跡を取れるように、構成した。
(1) ヘッド本体を横断面で略長方形に形成し、 前記ヘッド本体の駆動軸の一直径に対して、一直径と平行でかつ水平方向で一側に所定距離だけずらして揺動軸を設け、水平方向で他側に操作突起を設けた。
(2)第1位置において、前記ヘッド本体の固定掘削刃の直上に、掘削腕の可動掘削刃を位置させた。
(1) ガイド部材の下端部に操作連結部材の一端部を回転自在に連結して、操作部材を構成した。
(2) 支持リングに、該支持リングと共に回転してかつ支持リングと共に上下動するように前記ガイド部材の上端部を取り付けた。
(3) 掘削腕の操作突起の連結部に、前記操作連結部材の他端部を回転自在に連結した。
また、外駆動ロッド1の外周の中間部、すなわち連結部10の直下から支持リング7の直上まで、排土用のスパイラル9が突設されている(図1(a))。
「上凹部16の底辺の長さ」>「駆動凸部3の底辺(下縁5)の長さ」×2
となっている。
また、上凹部16には、水平方向で一側に傾斜側壁16aおよび下壁16cを有し、駆動凸部3の一側の傾斜縁4aおよび下縁5が密接係合して、駆動凸部3が、上凹部16のさらに一側(図6中矢示54a方向)への移動することを規制し、かつ駆動凸部3が上凹部16の下方に移動することも規制しており、この位置を第1位置51とする(図6(a)、図4(a)、図5)。また、第1位置51では、駆動凸部3の一側の傾斜縁4aおよび下縁5が、上凹部16の一側壁16aおよび下壁16cと密接係合しているので、さらに駆動凸部の一側の傾斜縁4aと下縁4cとの成す角が鋭角に形成されているので、駆動凸部3が上方に移動することも規制される。すなわち、第1位置51で、駆動凸部3は上凹部内16で上下両方向への移動および上凹部16のさらなる一側への移動が規制される(図6(a))。
なお、第1位置51で、より確実に駆動凸部3が上凹部16(駆動凹部15)の上方に移動しないように、上段差部19bを設けることもできる(図6(a)鎖線図示19b)。
また、駆動凹部15、上凹部16の他側(水平方向で、矢示54b方向)の下方に連続して下凹部17が形成され、他側では、上凹部16の他側壁16bから下凹部17の他側壁17bが直線状に連続している(図6(a))。したがって、駆動凸部3は、その他側の傾斜縁4bが上凹部16の他側壁16bに密着当接して、さらに他側(図6中矢示54b側)へ水平移動することを規制される(図6(b))。また、駆動凸部3の傾斜壁4bが、上凹部16の他側壁16aに強く押圧されると、上記のように水平方向への移動は記載されるが、上凹部16の他側壁16aが斜めに形成され、さらに駆動凸部の他側の傾斜縁4bと下縁4cとの成す角が鈍角に形成されているので、駆動凸部3を下方に移動させれば、駆動凸部3は他側壁16aに沿ってすべるように下方に移動して、下凹部17の他側の傾斜壁17b、すなわち下凹部17に至る(図6(c))。
「下凹部16の底辺の長さ」>「駆動凸部3の底辺(下縁5)の長さ」
となっている。
駆動凸部3を駆動凹部15の下凹部17内で、一側(矢示54a)側へ移動すると、駆動凸部3の一側の傾斜縁4aが下凹部17の一側壁17aに密着当接して、さらなる一側(矢示54a)への移動が規制される。この位置を第2位置52とする。また、第2位置52では、駆動凸部3の一側の傾斜縁4aが下凹部17の一側壁17aと密接係合しているので、さらに駆動凸部3の一側の傾斜縁4aと下縁4cとの成す角が鋭角に形成されているので、駆動凸部3が上方に移動することも規制される。すなわち、第2位置52で、駆動凸部3は下凹部内17で上方向(上凹部16側)への移動および下凹部17でさらなる一側への移動が規制される(図6(d))。
なお、第2位置52で、より確実に駆動凸部3が下凹部17(駆動凹部15)の下方に移動しないように、下段差部19aを設けることもできる(図6(a)鎖線図示19a)。
ヘッド本体20は、正面視で内駆動ロッド11の外径よりも大きな幅D10で、側面視で内駆動ロッド11の外径より小さな幅D20で形成されている。したがって、ヘッド本体20は、横断面(=平面視、底面視)で略長方形に形成され、長辺側の幅D10の大側面22、22と、短辺側の幅D20の小側面23、23とが形成される(図1(a)、図2)。
ヘッド本体20の下端部は、正面視で横方向に膨出した幅D11(>D10)の膨出部24、24が形成されている。膨出部24は、側面視で幅D21(≒D20)に形成されている。
また、ヘッド本体20の下面(膨出部24の下面)に固定掘削刃26、26がほぼ全幅に亘って、かつ下方に向けて突設されている。固定掘削刃26、26は、正回転時(図1(c)(d)で矢示69方向)に刃先が回転方向前側に位置するような構造で形成(または配置)されている(図1,図2)。
ここで、可動掘削刃32、32は、上下方向で固定掘削刃26、26の直上に位置させてある。これにより、拡底部66を掘削する際に、拡底部66の底の小径部を少なくでき、かつ、掘削腕30が傾斜して形成されているので、固定掘削刃26、26で掘削された排土を直ぐに掘削腕30、30の外面に乗せて、上方に移動させることができる。
ガイド部材43の下端部と掘削腕30(操作腕35)の先端部の操作連結部36とを、操作連結部材48で連結する。支持リング7の操作軸41とガイド部材43との連結、支持リング7の操作軸41と操作腕35の操作連結部36との連結は、いずれも、内駆動ロッド11の外面から放射状で(ヘッド本体20の大側面22から放射状で)かつ水平方向の軸で回動自在に連結されている。
また、ヘッド本体20の小側面23に、掘削腕30、30の最大揺動角度を規制するブロック状のストッパー38、38を取り付ける。ストッパー38は大側面22に取り付け
ることもでき、要は機械的に掘削腕30の最大揺動角度を規制できれば、構造は任意であり、操作腕30に当たる構造でも可能である(図示していない)。
また、内駆動ロッド11にも軸18に沿って中空の流通路14が形成されており、流通路14内に、流通パイプ8の下部を所定長さ嵌挿する。内駆動ロッド11の流通路14と外駆動ロッド1の流通パイプ8とは、内駆動ロッド11と外駆動ロッド1とが相対距離を変更(伸縮拡張)した場合であっても、常に連通できるように、流通パイプ8の長さが調整されている(図4(a)(b))。
また、ヘッド本体20には、膨出部24で大側面22側に吐出口29、膨出部24で小側面23側に吐出口29aを形成する。内駆動ロッド11の流通路14に連通する流通路が形成され(図示していない)、掘削ロッド60の流通路(図示していない。)、外駆動ロッド1の流通パイプ8を通って供給される掘削液やセメントミルクを、吐出口39、39aから杭穴内に供給できるようになっている。
内径D31(>掘削ヘッド本体の最大幅D11)
外径D32(≧杭穴の軸部65の掘削径D5)
としてある。
この際、駆動凸部3は駆動凹部15の第1位置にあり(図6(a)、図4(a)、図1(a)(c))、支持リング7、案内ロッド43は上昇位置にあり、掘削ヘッド50の掘削腕30、30は非掘削状態にある(図。この状態で、掘削腕30の移動掘削刃32、32は正面視で、ヘッド本体20の幅D10内に納まり、底面視で固定掘削刃26の回転掘削軌跡(すなわち径D5の円)内に納まっている(図1(a)(c))。したがって、可動掘削刃26、26が、固定掘削刃26、26の刃先の上方で杭穴壁を削ぐように掘削でき、径D5の杭穴の軸部65の掘削を補助する。
また、この際、径D5の杭穴の軸部65を掘削しつつ、既製杭61を下方に押し下げて、軸部65の径D5を広げながら、既製杭61の外径D32に応じた杭穴の軸部65aを形成する(図7(a)、図1(a))。
次ぎに、掘削ヘッド50の先端(すなわち固定掘削刃26の下端)が杭穴の軸部65の底67(一般に固い地盤)にある状態で(図7(b))、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を逆回転すれば(図1((c)矢示70方向)、内駆動ロッド11は固定掘削刃26、26が軸部の底67にあり、回転および下降が規制されているので、外駆動ロッド1のみが回転して、外駆動ロッド1の駆動凸部3は、内掘削ロッド11の駆動凹部15の上凹部16内を一側(図6(a))から他側(図6(b))に移動する。続いて、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を下方に押し込めば、駆動凸部3は他側の傾斜縁4bが、駆動凹部15の上凹部16の他側側壁16b、に沿って下降し、駆動凸部3は下凹部17の他側側壁17bに至る(図6(c))。
この内掘削ロッド11が静止して、外駆動ロッド1が下方に下がる動きにより、掘削ヘッド50の固定掘削刃26、26(内駆動ロッド11、ヘッド本体20)が現位置で、外駆動ロッド1が下降するので、支持リング7およびガイド部材43も下降する(図4(b))。したがって、ガイド部材43に連結された操作連結部材48により、掘削腕30、30の操作腕35を下方に押し下げることになり、掘削腕30、30を揺動軸28の周りに半時計回り(図1(b)中、矢示71方向)に回転する。この状態で、掘削腕30、30は内駆動ロッド11の軸18から放射方向に飛び出し、移動掘削刃32、32は、ヘッド本体30の側面22、23(膨出部24)から大きく外方へ突出する(図1(b)(d))。この状態で、再度、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を正回転すれば(図1(d)矢示69方向)、径D6の杭穴の拡底部66を掘削できる(図7(c))。
また、所定形状の杭穴の拡底部66が形成できたならば、杭穴の拡底部66内に、地面64側のプラント(図示していない)から掘削ロッド60の流通路(図示していない)にセメントミルクを供給して、セメントミルクは上駆動ロッド1の中空部2、流通パイプ8、内駆動ロッド11の流通路14を通って、ヘッド本体20の膨張部24の大側面22側の吐出口39、小側面23側の吐出口39aから、杭穴の拡底部66内に供給される。
この際、一の方法によれば、杭穴の拡底部66の底からセメントミルクを供給して、杭穴の拡底部6内に残っていた掘削泥土(セメントミルクより比重が低い)を上方に浮かせて、セメントミルクと置換する。また、他の方法では、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を正回転しつつ上下動しながら吐出口39、39aからセメントミルクを供給して、杭穴の拡底部66内の掘削泥土とセメントミルクを撹拌混合してソイルセメントを形成する。
掘削ロッド60(掘削ヘッド50)の逆回転により、ヘッド本体20、掘削腕30、30の重みにより内駆動ロッド11はその高さ位置に留まったまま、外駆動ロッド1のみが回転して、上凹部17(駆動凹部15)内で、駆動凸部3は、一側壁17a側(図6(d))から他側壁17b側(図6(c))に移動する。また、ヘッド本体20、掘削腕30、30の重みにより内駆動ロッド11はその高さ位置に留まったまま、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を上昇させるので、外駆動ロッド1のみが上昇する。したがって、駆動凹部15内で、駆動凸部3は、下凹部17内(図6(c))から上凹部16内(図6(b))へ移動する。
この動作(内駆動ロッド11が静止または下降して、外駆動ロッド1が上昇する)により、外駆動ロッド1の上昇にともなって支持リング7、ガイド部材43も上昇して、操作連結部材48が操作腕35を押し上げて、掘削腕30を揺動軸28周りに矢示71a方向に回転させて、当初の第1位置51の状態に戻す(図1(a)(c))。
なお、この際、掘削ロッド60の逆回転は瞬間的であるので、スパイラル60a、スパイラル9の排土に影響は無い。
この状態で、掘削腕30、30はヘッド本体20(膨出部24)の回転半径D11内に納まるので、掘削ロッド60(掘削ヘッド50)を上昇させれば、ヘッド本体20、掘削腕30、30も上昇して、既製杭61の下端62から、中空部63内に入ることができる(図7(f)、図3(a)(b))。
杭穴の拡底部66内のセメントミルク(または、ソイルセメント)が固化発現すれば、杭穴65a、66内に既製杭61が埋設された基礎杭構造72を構築できる(図7(g))。
2 外駆動ロッドの中空部
3 外駆動ロッドの駆動凸部
4a、4b 駆動凸部の傾斜縁
5 駆動凸部の下縁
6 外駆動ロッドの環状溝
7 外駆動ロッドの支持リング
8 外駆動ロッドの流通パイプ
9 外駆動ロッドの排土スパイラル
10 外駆動ロッドの連結部
10a 連結部の流通路
11 内駆動ロッド
12 内駆動ロッドの上端部
13 内駆動ロッドの下端部
14 内駆動ロッドの流通路
15 内駆動ロッドの駆動凹部
16 駆動凹部の上凹部
17 駆動凹部の下凹部
18 内駆動ロッドの軸
20 ヘッド本体
22 ヘッド本体の大側面
23 ヘッド本体の小側面
24 ヘッド本体の膨出部
26 ヘッド本体の固定掘削刃
28 ヘッド本体の掘削腕の揺動軸
30 掘削腕
31 掘削腕の基端部
32 掘削腕の可動掘削刃
35 掘削腕の操作腕(操作突起)
36 操作腕の操作連結部(操作突起の連結部)
38 ヘッド本体のストッパー
39、39a ヘッド本体の吐出口
41 支持リングの操作軸
43 ガイド部材(操作部材)
46 保持部材
48 操作連結部材(操作部材)
50 掘削ヘッド
51 操作凸部の第1位置
52 操作凸部の第2位置
60 掘削ロッド
61 既製杭
62 既製杭の下端
63 既製杭の中空部
64 地面
65、65a 杭穴の軸部
66 杭穴の拡底部
67 杭穴の底
69 正回転方向矢示
70 逆回転方向矢示
72 基礎杭構造
Claims (3)
- オーガに連結した掘削ロッドの下端に連結して使用する掘削ヘッドであって、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削ヘッド。
(1) 前記掘削ロッドの下端に連結できる中空の外駆動ロッド内に、内駆動ロッドの上部を挿入して、前記内駆動ロッドの下部を前記外駆動ロッドの下方に突出させた。
(2) 前記外駆動ロッドに、前記外駆動ロッドの上下動にしたがって上下動し、かつ前記外駆動ロッドの回転から独立した支持リングを取り付けた。
(3) 前記支持リングに形成した前記内駆動ロッドの軸から放射方向の操作軸に、支持リングと共に回転してかつ支持リングと共に上下動する直線状の操作部材の上端部を取り付け、前記操作部材はその軸方向に上下動するように形成した。
(4) 前記内駆動ロッドの下端部に、下端に固定掘削刃を設けたヘッド本体を形成し、前記ヘッド本体の側面から放射状でかつ前記内駆動ロッドの軸と直交する揺動軸を設けて、前記揺動軸に、下端に可動掘削刃を有する掘削腕を軸止し、前記可動掘削刃を上下方向で前記固定掘削刃の直上に位置させた。
(5) 前記掘削ヘッドに、前記揺動軸から離れた位置に連結部を有する操作突起を突設し、前記操作突起の連結部に、前記操作部材の下端部を回転自在に連結した。
(6) 前記内駆動ロッドが、第1位置で前記外駆動ロッドの回転と昇降にしたがって回転および昇降し、第2位置で上部が前記外駆動ロッド内に格納されて、かつ前記外駆動ロッドの回転と昇降にしたがって回転および昇降するように、
前記内駆動ロッドの外面と前記外駆動ロッドの内面との間に駆動凹部および駆動凸部を形成した。
(7) 前記ヘッド本体の回転軸に対して、前記掘削腕の可動掘削刃は、前記第1位置で小回転軌跡を取り、第2位置で大回転軌跡を取れるように、構成した。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項1記載の杭穴掘削ヘッド。
(1) ヘッド本体を横断面で略長方形に形成し、 前記ヘッド本体の駆動軸の一直径に対して、一直径と平行でかつ水平方向で一側に所定距離だけずらして揺動軸を設け、水平方向で他側に操作突起を設けた。
(2) 第1位置において、前記ヘッド本体の固定掘削刃の直上に、掘削腕の可動掘削刃を位置させた。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項1記載の杭穴掘削ヘッド。
(1) ガイド部材の下端部に操作連結部材の一端部を回転自在に連結して、操作部材を構成した。
(2) 支持リングに、該支持リングと共に回転してかつ支持リングと共に上下動するように前記ガイド部材の上端部を取り付けた。
(3) 掘削腕の操作突起の連結部に、前記操作連結部材の他端部を回転自在に連結した。
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JP2019002204A JP2019002204A (ja) | 2019-01-10 |
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